JP2652980B2 - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
- Publication number
- JP2652980B2 JP2652980B2 JP2259497A JP25949790A JP2652980B2 JP 2652980 B2 JP2652980 B2 JP 2652980B2 JP 2259497 A JP2259497 A JP 2259497A JP 25949790 A JP25949790 A JP 25949790A JP 2652980 B2 JP2652980 B2 JP 2652980B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- head
- carrier
- base
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディスク装置に係り、特に、媒体の両面ア
クセスが可能なロード機能を備えたディスク装置に関す
る。
クセスが可能なロード機能を備えたディスク装置に関す
る。
従来、この種の磁気ディスク装置が備えているロード
機構は、第3図に示す様になっている。すなわち、この
第3図においてキャリア9はディスクカートリッジ1を
保持し、ロードフレーム10の側部に設けてある横L字状
のガイド溝10a,10bに沿って水平移動した後、降下運動
する。ディスクカートリッジ1は、キャリア9内のシャ
ッタオープナー機構(図示せず)により第4図に示すよ
うにシャッタ11が開き、ディスクカートリッジ1内部の
媒体2がスピンドルモータ5上にセットされる。ヘッド
6は、媒体2の半径方向にレール11上を移動し、情報の
記録・再生が行われる。
機構は、第3図に示す様になっている。すなわち、この
第3図においてキャリア9はディスクカートリッジ1を
保持し、ロードフレーム10の側部に設けてある横L字状
のガイド溝10a,10bに沿って水平移動した後、降下運動
する。ディスクカートリッジ1は、キャリア9内のシャ
ッタオープナー機構(図示せず)により第4図に示すよ
うにシャッタ11が開き、ディスクカートリッジ1内部の
媒体2がスピンドルモータ5上にセットされる。ヘッド
6は、媒体2の半径方向にレール11上を移動し、情報の
記録・再生が行われる。
上述した従来のディスク装置のロード機構では、媒体
の片面しか情報の記録・再生ができなかった。したがっ
て、媒体の裏面をアクセスする時には、媒体を一度装置
外に排出して表裏反転し、又ロードするという手間がか
かった。
の片面しか情報の記録・再生ができなかった。したがっ
て、媒体の裏面をアクセスする時には、媒体を一度装置
外に排出して表裏反転し、又ロードするという手間がか
かった。
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、と
くに、媒体を外部に取り出して表裏反転操作を行うこと
なく媒体の裏面に対しても容易にアクセスすることので
きる磁気ディスク装置を提供することを、その目的とす
る。
くに、媒体を外部に取り出して表裏反転操作を行うこと
なく媒体の裏面に対しても容易にアクセスすることので
きる磁気ディスク装置を提供することを、その目的とす
る。
本発明では、媒体の一方の面に対向して配設され当該
媒体の半径方向に移動して情報を記録し再生する第1の
ヘッドと、この第1のヘッドを支持すると共にその往復
移動を案内する本体ベースと、媒体の他方の面に対向し
て配設され当該媒体の半径方向に移動して情報を記録し
再生する第2のヘッドと、この第2のヘッドを支持する
と共にその往復移動を案内するサブベースと、媒体を内
部に収納したディスクカートリッジを保持するキャリア
とを備えている。そして、本体ベースの側面に、同一長
さの少なくとも2本のリンクを回転自在に且つ平行に装
備すると共に、この2本のリンクによってサブベースお
よびキャリアをそれぞれ本体ベースに平行に軸支する、
という構成を採っている。これによって前述した目的を
達成しようとするものである。
媒体の半径方向に移動して情報を記録し再生する第1の
ヘッドと、この第1のヘッドを支持すると共にその往復
移動を案内する本体ベースと、媒体の他方の面に対向し
て配設され当該媒体の半径方向に移動して情報を記録し
再生する第2のヘッドと、この第2のヘッドを支持する
と共にその往復移動を案内するサブベースと、媒体を内
部に収納したディスクカートリッジを保持するキャリア
とを備えている。そして、本体ベースの側面に、同一長
さの少なくとも2本のリンクを回転自在に且つ平行に装
備すると共に、この2本のリンクによってサブベースお
よびキャリアをそれぞれ本体ベースに平行に軸支する、
という構成を採っている。これによって前述した目的を
達成しようとするものである。
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第2図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第1図は本発明の一実施例のディスク装置のロード機
構の側面図である。本ロード機構は、媒体2の半径方向
にレール11,11上を移動し、媒体2に情報を記録・再生
するヘッド6及び媒体2を回転駆動させるスピンドルモ
ータ5を上部に設けた本体ベース3と、媒体2の裏面を
同様に記録・再生し、レール11上を移動可能な第2のヘ
ッド6を下部に有するサブベース4と、媒体2を内部に
収納したディスクカートリッジ1を保持するキャリア9
とを備えている。キャリア9には左右側部に2個ずつキ
ャリア支持点8cで回転自在に支持したリンク8が取り付
けてあり、リンク8の両端部付近のサブベース支持点8b
でリンク8は各々サブベース4とベース3に支持されて
いる。ここで、装置後部に設けたリンク8のベース支点
8bは、モータの軸に直結されている。
構の側面図である。本ロード機構は、媒体2の半径方向
にレール11,11上を移動し、媒体2に情報を記録・再生
するヘッド6及び媒体2を回転駆動させるスピンドルモ
ータ5を上部に設けた本体ベース3と、媒体2の裏面を
同様に記録・再生し、レール11上を移動可能な第2のヘ
ッド6を下部に有するサブベース4と、媒体2を内部に
収納したディスクカートリッジ1を保持するキャリア9
とを備えている。キャリア9には左右側部に2個ずつキ
ャリア支持点8cで回転自在に支持したリンク8が取り付
けてあり、リンク8の両端部付近のサブベース支持点8b
でリンク8は各々サブベース4とベース3に支持されて
いる。ここで、装置後部に設けたリンク8のベース支点
8bは、モータの軸に直結されている。
次に、本実施例の動作について説明する。
ディスクカートリッジ1は筐体12前部のドア13より挿
入後、キャリア9内部で保持されるが、この時キャリア
9内部に備えたシャッタオープナー機構(図示せず)に
より第4図に示すようにシャッタ11が開いた状態になっ
ている。
入後、キャリア9内部で保持されるが、この時キャリア
9内部に備えたシャッタオープナー機構(図示せず)に
より第4図に示すようにシャッタ11が開いた状態になっ
ている。
第2図に示すように、モータ7が矢印方向に回転駆動
することにより、リンク8を介してサブベース4及びキ
ャリア9は降下し、ディスクカートリッジ1内の媒体2
はスピンドルモータ5上にセットさせる。ここでリンク
8上でベース支持点8bからみて、サブベース支持点8aの
方がキャリア支持点8cよりも離れた位置に形成されてい
るため、サブベース4の降下量はキャリア9の降下量よ
りも大きいものとなり、ヘッド6は媒体2に微小間隔ま
で接近でき、媒体2の両面を上下のヘッド6によりアク
セス可能となる。
することにより、リンク8を介してサブベース4及びキ
ャリア9は降下し、ディスクカートリッジ1内の媒体2
はスピンドルモータ5上にセットさせる。ここでリンク
8上でベース支持点8bからみて、サブベース支持点8aの
方がキャリア支持点8cよりも離れた位置に形成されてい
るため、サブベース4の降下量はキャリア9の降下量よ
りも大きいものとなり、ヘッド6は媒体2に微小間隔ま
で接近でき、媒体2の両面を上下のヘッド6によりアク
セス可能となる。
尚、リンク8上でキャリア支持点8cからベース支持点
8bまでの距離とキャリア支持点8cからサブベース支持点
8aまでの距離を等しくなるように構成すれば、媒体2に
対しての上下ヘッド6の移動量は等しくなる。
8bまでの距離とキャリア支持点8cからサブベース支持点
8aまでの距離を等しくなるように構成すれば、媒体2に
対しての上下ヘッド6の移動量は等しくなる。
以上説明したように、本発明によると、媒体の両面の
同時アクセスが可能なため、媒体の裏面をアクセスする
時媒体を裏返す必要がないので、アクセスタイムが短く
でき、又、ベースとサブベースを連結するリンク上の中
央に、ディスクカートリッジを保持するキャリアに支持
された点を備えているため、媒体に対する上下のヘッド
の移動量は等しくでき、従ってヘッドは媒体を上下より
微小量でも等間隔ではさみ込めるため、媒体に対するヘ
ッドの位置決めが容易にできるという従来にない優れた
ディスク装置を提供することができる。
同時アクセスが可能なため、媒体の裏面をアクセスする
時媒体を裏返す必要がないので、アクセスタイムが短く
でき、又、ベースとサブベースを連結するリンク上の中
央に、ディスクカートリッジを保持するキャリアに支持
された点を備えているため、媒体に対する上下のヘッド
の移動量は等しくでき、従ってヘッドは媒体を上下より
微小量でも等間隔ではさみ込めるため、媒体に対するヘ
ッドの位置決めが容易にできるという従来にない優れた
ディスク装置を提供することができる。
第1図は本発明の一実施例の磁気ディスク装置内のロー
ド機構部分を示す正面図、第2図は第1図の動作を示す
説明図、第3図は従来のロード機構を示す正面図、第4
図は第1図内に装備したディスクカートリッジを示す斜
視図である。 2……媒体、3……本体ベース、4……サブベース、6
……ヘッド、8……リンク、9……キャリア。
ド機構部分を示す正面図、第2図は第1図の動作を示す
説明図、第3図は従来のロード機構を示す正面図、第4
図は第1図内に装備したディスクカートリッジを示す斜
視図である。 2……媒体、3……本体ベース、4……サブベース、6
……ヘッド、8……リンク、9……キャリア。
Claims (2)
- 【請求項1】媒体の一方の面に対向して配設され当該媒
体の半径方向に移動して情報を記録し再生する第1のヘ
ッドと、この第1のヘッドを支持すると共にその往復移
動を案内する本体ベースと、前記媒体の他方の面に対向
して配設され当該媒体の半径方向に移動して情報を記録
し再生する第2のヘッドと、この第2のヘッドを支持す
ると共にその往復移動を案内するサブベースと、前記媒
体を内部に収納したディスクカートリッジを保持するキ
ャリアとを備え、 前記本体ベースの側面に、同一長さの少なくとも2本の
リンクを回転自在に且つ平行に装備すると共に、この2
本のリンクによって前記サブベースおよびキャリアをそ
れぞれ前記本体ベースに平行に軸支したことを特徴とす
るディスク装置。 - 【請求項2】前記媒体が前記第1のヘッドと第2のヘッ
ドの中間位置に配設されるように前記キャリアを前記2
本のリンクによって軸支したことを特徴とする請求項1
記載のディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2259497A JP2652980B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2259497A JP2652980B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04137283A JPH04137283A (ja) | 1992-05-12 |
JP2652980B2 true JP2652980B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=17334919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2259497A Expired - Lifetime JP2652980B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2652980B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3073114B1 (en) | 2008-06-03 | 2018-07-25 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Piezoelectric micro-blower |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP2259497A patent/JP2652980B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04137283A (ja) | 1992-05-12 |
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