JP2652943B2 - 大根の水洗い兼ひげ根除去装置 - Google Patents

大根の水洗い兼ひげ根除去装置

Info

Publication number
JP2652943B2
JP2652943B2 JP3774195A JP3774195A JP2652943B2 JP 2652943 B2 JP2652943 B2 JP 2652943B2 JP 3774195 A JP3774195 A JP 3774195A JP 3774195 A JP3774195 A JP 3774195A JP 2652943 B2 JP2652943 B2 JP 2652943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radish
cleaning brush
rollers
roller
washing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3774195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08205841A (ja
Inventor
芳雄 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP3774195A priority Critical patent/JP2652943B2/ja
Publication of JPH08205841A publication Critical patent/JPH08205841A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2652943B2 publication Critical patent/JP2652943B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大根の水洗いと同時にひ
げ根を除去する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】代表的根菜類である大根は、商品価値の
面から最近は殆んどを水洗いすると共に表面のひげ根を
除去して出荷しているのが実状であり、その洗滌は回転
洗滌ブラシ間を通過させて自動的に行っているが、ひげ
根は洗滌ブラシでは除去することができず、これを洗滌
ブラシで無理に除去しようとすると洗滌ブラシが大根の
表面を傷付け却って商品価値を低下せしめることになる
ので、止むを得ず洗滌後に手作業でむしり取っているの
が現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように大根の洗滌
は自動的にできてもひげ根の除去を手作業で行っている
現状では労力を要することに変りがなく省力化の面では
未だ極めて不充分である。本発明はこれらの現状に鑑
み、大根の水洗いとひげ根の除去を同時に自動的に行い
省力化を図るようにした大根の水洗い兼ひげ根除去装置
を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、複数の同一方向に回動しかつ大根を先端に
向け移送できるように表面にロープを螺旋状に捲着した
ローラーを所定間隔をおいて先端が低くなるように並設
すると共に該ローラー間に前記ローラーより小径でかつ
反対方向に回動する表面に螺子を刻設したひげ根切りロ
ーラーを摺接するように設け、前記複数のローラーの上
方には散水パイプとローラーと直交する方向に回転する
洗滌ブラシを架設したことを特徴とするものである。
【0005】前記並設した複数のローラーは、各ローラ
ーの上部に塩化ビニールパイプその他の合成樹脂からな
る案内杆を軸方向に沿設してローラー間上を移送する大
根の横流れ移動を防止するのが好ましく、また複数のロ
ーラーの上方にこれと直交する方向に架設した回転する
洗滌ブラシは大径のものと小径のものとを隣接して設
け、大径の洗滌ブラシは大根の進行方向に逆らう方向
に、小径の洗滌ブラシは大根を移送する方向に夫々回転
するように形成することにより洗滌作用とひげ根除去を
一層確実に行うことができる。
【0006】
【作用】複数のローラー間の始端部に供給された大根
は、ローラー間をその傾斜とローラーの回転による螺旋
状に捲着したロープの移送作用とによって下方に移送回
動されながら洗滌プラシによって水洗い洗滌されると共
にひげ根はローラーの螺旋状の捲着ロープとひげ根切り
ローラーの螺子部との摺接引込み作用でむしり取られた
後取り出されるものであり、ローラー上部の案内杆は移
送中の大根の横移動を防止するものである。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
区分突条1′を設けた移送コンベヤ1の先端部には適宜
機構で同一方向に回動する複数のローラー2・2…が前
端が低くなるように並設支持されると共に該ローラー2
・2…の表面には径10mm程度の合成樹脂ロープ2′
が密接して螺旋状に捲着され、移送コンベヤ1からロー
ラー2・2間上に供給された大根をローラーの回転作用
とその傾斜によって前端に向けゆっくり回転しながら移
送できるように構成され、更に各ローラー2の上部には
塩化ビニールパイプからなる案内杆3が取付金具3′を
介して軸方向に沿設され、移送される大根Aが側方に横
流れ移動するのを防止している。
【0008】また前記複数のローラー2・2間には前記
ローラーの回転方向と反対方向に回動しかつ表面に螺子
を刻設したゴム又は合成樹脂等からなるローラー2より
小径の高速回転するひげ根切りローラー4が略同周速で
周接回動するように設けられ、ひげ根切りローラー4の
螺子溝とローラー2の捲着ロープの摺接による引込み作
用で大根のひげ根をむしり取るように形成されている。
【0009】前記ローラー2・2…の上方には散水パイ
プ5とローラー2と直交する大径洗滌ブラシ6とこれに
隣接した小径の反対方向に回転する洗滌ブラシ6′とが
複数架設され、特に大径の洗滌ブラシ6は大根Aの移送
方向に対して逆らう方向に回転するように設けられ、移
送される大根Aをソフトに押えながら水洗いすると同時
にそのひげ根の除去作用にも適するように形成されてい
る。なお図中7は大根受け水槽、8は排水槽である。
【0010】本発明の実施例は上記のように構成されて
いるから、移送コンベヤ1でローラー2・2の始端部に
葉部を後側にして供給された大根Aは、ローラー2・2
…が図2、図4の矢印方向に回動することによりゆっく
りとローラー2と反対方向に回動されると共に案内杆3
で横移動を防止されながら下側方に移動され、散水パイ
プ5から噴出水と大径洗滌ブラシ6及び小径洗滌ブラシ
6′とによって洗滌水洗されると同時にひげ根はひげ根
切りローラー4の螺子溝とローラー2の螺旋状の捲着ロ
ープによる摺接引込み作用でむしり取られた後大根受け
水槽7に送り出されるものである。
【0011】
【発明の効果】本発明は大根をロープを螺旋状に捲着し
たローラー間で回動移送しながら洗滌ブラシによって周
囲を万遍なく水洗洗滌すると同時にそのひげ根はローラ
ーの螺旋状の捲着ロープとひげ根切りローラーの螺子部
との摺接引込み作用でむしり取るようにしたので、大根
の水洗いとひげ根の除去を同時に自動的に行うことがで
き、商品価値のある大根を労力を要することなく能率よ
く出荷することができる。
【0012】また本発明は複数のロールの上部に案内杆
を軸方向に沿設したことによって回動するロール間を回
動して移送される大根の横流れ移動を確実に防止して各
ローラー間で大根の水洗い及びひげ根の除去作業を円滑
迅速かつ順序よく連続して効率的に行うことができる。
【0013】更に本発明は複数のローラーと直交して設
けた洗滌作用をする洗滌ブラシは大根をひげ根切りロー
ラーに押し付けてロープを捲着したローラーとひげ根切
りローラーとの摺接部に近付けひげ根の引込み除去作用
を一層確実に行うようにして大根の水洗いとひげ根の除
去作業を一層能率よくかつ確実に容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縦断正面図。
【図2】同縦断側面図。
【図3】同要部の平面図。
【図4】同要部の斜視図。
【符号の説明】
1 移送コンベヤ 2 ローラー 2′ ロープ 3 案内杆 4 ひげ根切りローラー 5 散水パイプ 6 大径洗滌ブラシ 6′ 小径洗滌ブラシ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の同一方向に回動しかつ大根を先端
    に向け移送できるように表面にロープを螺旋状に捲着し
    たローラーを所定間隔をおいて先端が低くなるように並
    設すると共に該ローラー間に前記ローラーより小径でか
    つ反対方向に回動する表面に螺子を刻設したひげ根切り
    ローラーを摺接するように設け、前記複数のローラーの
    上方には散水パイプとローラーと直交する方向に回転す
    る洗滌ブラシを架設したことを特徴とする大根の水洗い
    兼ひげ根除去装置。
  2. 【請求項2】 複数のローラーの上部に案内杆を沿設し
    た請求項1記載の大根の水洗い兼ひげ根除去装置。
  3. 【請求項3】 洗滌ブラシの回転方向を大根の移送方向
    に逆らうように形成すると共に該洗滌ブラシに隣接して
    これと逆方向に回転する小径の洗滌ブラシを並設した請
    求項1又は2記載の大根の水洗い兼ひげ根除去装置。
JP3774195A 1995-02-03 1995-02-03 大根の水洗い兼ひげ根除去装置 Expired - Fee Related JP2652943B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3774195A JP2652943B2 (ja) 1995-02-03 1995-02-03 大根の水洗い兼ひげ根除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3774195A JP2652943B2 (ja) 1995-02-03 1995-02-03 大根の水洗い兼ひげ根除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08205841A JPH08205841A (ja) 1996-08-13
JP2652943B2 true JP2652943B2 (ja) 1997-09-10

Family

ID=12505918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3774195A Expired - Fee Related JP2652943B2 (ja) 1995-02-03 1995-02-03 大根の水洗い兼ひげ根除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2652943B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW403635B (en) * 1998-07-07 2000-09-01 Harutoshi Inoue Apparatus for food treatment and process for food treatment
CN105831777B (zh) * 2016-03-24 2017-12-22 盐城市白桦林园林设计有限公司 一种用于桔果类水果的自动清洗装置
CN108851138A (zh) * 2018-07-04 2018-11-23 贵州伊诺生物科技有限公司 一种萝卜类农作物根茎切除装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08205841A (ja) 1996-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070277565A1 (en) Apparatus and Method for Processing Fur
KR101727571B1 (ko) 구근류 세척기
JP2652943B2 (ja) 大根の水洗い兼ひげ根除去装置
CN108372373A (zh) 一种焊丝高速镀铜生产工艺及生产线
CN113354274B (zh) 预制棒的加工方法
CN113770189A (zh) 一种张力可控有自动润滑功能的拉丝机
KR20090101676A (ko) 금속 테이프의 표면 연마를 위한 시스템 및 방법
KR200187317Y1 (ko) 대파 탈피기
US3175244A (en) Method of processing gizzards of fowls
JP2018514384A (ja) 可撓性材料の印刷済みバンドの洗浄方法及びそのための機器
KR100971973B1 (ko) 탈탄판 Mg0 파우더 제거장치
CN212312100U (zh) 一种用于白及加工的去须根装置
JPH01301874A (ja) 金属条材の洗浄方法及び装置
CN108043772B (zh) 一种气缸套清洗装置
US2275563A (en) Apparatus for continuously processing wire
JPH0838136A (ja) 根菜類の連続洗浄機
CN206576242U (zh) 一种淮山削皮设备
JPS6363368A (ja) 長尺根菜類の洗浄又は剥皮洗浄する方法
CN215075361U (zh) 一种水果清洗输送装置
CN217250882U (zh) 一种硅棒清洗设备
CN219032584U (zh) 一种面料整理装置
CN212545452U (zh) 一种用于南瓜的高效去皮装置
JP2637535B2 (ja) ボウドロール装置
US2780933A (en) Liquid treating apparatus
JPH1072688A (ja) 線材束の洗浄方法とその装置

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees