JP2652800B2 - 眼鏡用部品の固定装置及び固定方法 - Google Patents

眼鏡用部品の固定装置及び固定方法

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JP2652800B2 JP27497088A JP27497088A JP2652800B2 JP 2652800 B2 JP2652800 B2 JP 2652800B2 JP 27497088 A JP27497088 A JP 27497088A JP 27497088 A JP27497088 A JP 27497088A JP 2652800 B2 JP2652800 B2 JP 2652800B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、固定方法及び固定装置、特に眼鏡用部品の
固定方法及び固定装置に関係する。
(従来の技術) 従来、このような眼鏡用部品の固定方法及び固定装置
は、第8図及び第9図に示す実開昭63−58213号公報の
ようなものがある。
第8図を参照して説明すると、テンプル108の取り付
けはレンズフレーム101に突設したエンドピース106の先
端をパイプ状の係止筒107とし、係止筒107にピン穴171
を穿孔すると共に、テンプル108の基端側に突設した係
止扞181にもピン穴182を穿孔し、係止筒107内にテンプ
ル108の係止扞181を嵌入し、両部材の一致した両ピン穴
171、182間にピン172を貫通し、必要に応じてこのピン
先端をかしめて固定する。この状態を第8図(A)に示
す。またこのテンプル108は第8図(B)に示すように
係止筒107内にテンプル108の基端側を嵌入した後、この
係止筒107を圧着することによりテンプル108を固着する
こともできる。
これらは、難溶着、難切削材料である(Ti,Ti合金)N
T合金製ブリッジ、ワタリ、テンプル108に使用される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記した従来技術によれば、テンプル
108及び係止筒107への穴開け加工、ネジ切り加工が困難
でありコストが高くなるという問題がある。特にNT(ニ
ッケルチタン合金)材へのネジ切り加工は、実際上量産
不可能である。
特に眼鏡部品をフレームに溶着した場合にパーツ破損
時に修理が困難になる。
また、Ti,Ti合金,NT合金は表面処理方法が他の眼鏡一
般材(洋白etc)とは異なるため、これらと溶着後同一
に表面処理は不可能になるのでマスキングにより眼鏡部
品の表面処理を行なわない方法を施さなければならない
故コスト高となる。
さらにNT材にネジ切り加工、又は穴開け加工等の切削
を行なった場合材料が破損しやすいという問題がある。
本発明は上記諸問題に鑑みてなされたものでその目的
とするところは、組立を容易にして眼鏡フレーム生産を
効率化し、眼鏡部品破損、サイズ変更時の眼鏡部品の交
換を容易化し、フレームを別々にカラーリング可能切点
により多品糧生産に適した眼鏡用部品の固定装置及び固
定方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記諸問題を有する本発明は、側面に中央中空部に連
通するスリットを有する係止筒を眼鏡枠に固定し、該係
止筒に被固定部品を装着し、係止筒の他端からねじを螺
着して、被固定部品を固定する。
他の発明によれば、側面にスリットを有しねじを切ら
れた中空部を有し、一端に細い径を有する孔を備えた係
止筒と、係止筒に一端を装着する被固定部品と、被固定
部品を装着した係止孔の他端からねじ込まれるねじとを
有する。
(作用) 而して、本発明によれば係止筒を眼鏡枠に固定し、該
係止筒に被固定部品を装着する。このとき、被固定部品
は係止筒の一端から延び、係止筒の他端は開いている。
この係止筒の他端からねじを螺着し、被固定部品を係止
筒に固定する。このような係止筒とねじとで被固定部品
を固定することにより、眼鏡部品の取り外しが簡単に行
なえるため、眼鏡部品の破損時の部品の交換が容易にな
る。また眼鏡部品特にNT(ニッケルチタン)材には直接
切削加工を行なわないため破損等が少ない。眼鏡枠と眼
鏡部品が別々に表面処理が可能なためコストが安価にな
る。
(実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第
1図に本発明の眼鏡用部品の固定装置及び固定方法の使
用個所の分解説明図を示す。
本発明によれば、眼鏡1は眼鏡レンズ2を有する。1
対の眼鏡レンズ2は夫々1対のリム3によって保持され
ている。リム3は夫々1対の智(ち)を有する。一方、
リム3と一対の眼鏡レンズ2は被固定部品としてのブリ
ッジ5によって支持される。ブリッジ5は略U字型をな
しており、ブリッジ5の両端には、凸形の固定部として
の外筒11を有しておりまた、ブリッジ5の両端の外筒11
が取り付けられる係止筒6が、リム3の対向する側の部
分に取り付けられている。
さらに、眼鏡1の上方に沿ってブリッジ5を補強する
被固定部品としてのブレースバー7が取り付けられてい
る。ブレースバー7の両端に備えられた固定部7aを固定
するためリム3は、固定部品としての係止筒8が取り付
けられている。
以下に、固定装置及び被固定部品を詳細に説明する。
まず、ブリッジ5の両端部を固定する係止筒6を第2
図を参照して説明すると、係止筒6には中央中空部6aを
有する。中央中空部6aの内周面にはねじ山6bが形成され
ており、段差部6cを境界として一端部の径が小さくなっ
ている。また係止筒6の他端部にねじ込まれるねじ9を
有する。また係止筒6の外周部に後述するブリッジ5を
取り付けるときにブリッジ5を収容する際にブリッジ5
を通すためのスリット12が形成されている。
一方、被固定部品としてのブリッジ5は端部5aを有す
る。端部5aはブリッジ5の中央部の径より大きくなって
おり、外周面にすべり止め用の溝10が形成されている。
溝10を有する端部5aの外周部に外筒11が設けられてい
る。外筒11は好ましくは洋白で形成されている。
このように係止筒6とブリッジ5の両端に設けられた
外筒11とねじ9によって固定装置が構成されている。
このように構成された被固定部品を固定するには係止
筒6を眼鏡枠のリム3に固定し、係止筒6の側面い設け
られたスリット12からブリッジ5のうち小径部(外筒11
以外の部分)を通し、次にブリッジ5を上方(第2図に
おいては右方)に移動させるとスリット12の幅よりも大
きな径を有する外筒11が係止筒6内に納まる。その後、
ねじ9は他端部からねじ込むと、ねじ9の底部が外筒11
の一方の端面側である頭部を押して、外筒11の他方の端
面側である底部が係止筒6の段差部6cに当たりそれ以上
移動しなくなる。さらにねじ9を回して、ブリッジ5を
完全に固定する。
智13にテンプル14を取り付ける方法も同様に、テンプ
ル14を係止筒6のスリット12から内部へ取り付けねじ9
で締めつけることによって行なう。
次にブレースバー7を係止筒8へ取り付ける場合につ
いて説明する。係止筒8は、円筒形で内部中空部にねじ
山8aが設けられている。また係止筒8にねじ込まれるね
じ9を有している。ブレースバー7は、次のように固定
される。ブレースバー7をスリット12から通して、ブレ
ースバー7を移動させてスリット12の幅よりも大きな径
を有する固定部7aを係止筒8内に納め、その後、ねじ9
をねじ込んで、固定部7aをねじ9と段差部8cとにより挟
持して固定する。固定した状況を第3図に示す。
次に固定装置の第2の実施例を示す。第5図を参照す
ると、眼鏡1は眼鏡レンズ2を有する。
1対の眼鏡レンズ2は、夫々1対のリム3によって保
持されている。また眼鏡1は1対のリム3を支持する支
持部15を有し、支持部15は丁番16を介して、テンプル17
と接続されている。ここでテンプル17及び支持部15はNT
材によって形成されている。次に丁番16は次のように形
成される。
第6図を参照して説明すると、一対の係止筒18が設け
られている。係止筒18は円筒体19を有し、円筒体19には
軸方向にスリット20が設けられ、スリット20の幅は、支
持体15及びテンプル17の径よりも若干広くなっている。
一方、支持体15及びテンプル17の頭部15a,17aの直径は
円筒体19の直径とほぼ同じである。また円筒19の内部に
はねじ山が切られ、その円筒体19に螺合するねじ21を有
する。また、係止筒18には取付具としてのねじ固定部21
aが形成されている。
このように構成された固定装置は次のように組み立て
られる。まず、支持体15の頭部15aとテンプル17の頭部1
7aを係止筒19へスリット20を介して挿入する。次にねじ
21を回転させて、テンプル17と支持体15に係止体18を固
定する。係止筒18と係止筒18とを対向させると一対の係
止筒18のねじ固定部21の穴22の軸線が一致する。その
後、穴22にねじをねじ込んで固定する。次にリム3の支
持部23を対向し密着させた係止筒18にハンダ等で固定す
る。
なおねじを使用して固定する場合について説明した
が、径止筒6に被固定体を挿入後外部よりスウェージン
グ加工をして圧着固定してもよい。
(発明の効果) 本発明は上記構成作用を有するために、眼鏡部品の取
りはずしが簡単に行なえるため、眼鏡部品の破損時の交
換が容易となりユーザーの顔に合わせた眼鏡部品の交換
が容易となる。
またNT材は直接切削加工を行なわないため、破損等が
少ない。
さらにフレーム,眼鏡部品が別々に表面処理可能なた
め多品種少ロットに対応することができ、マスキング等
作業が不要のため、コストが安価になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の眼鏡用部品固定装置及び固定方法に
よる分解説明図、第2図、第3図は、係止筒の縦断面
図、第4図は、係止筒の斜視図、第5図は固定装置の第
2実施例の斜視図、第6図は第5図の眼鏡の分解説明
図、第7図は係止筒の分解説明図、第8図は、従来技術
の固定装置の分解説明図を示し、(A)はピンを使用す
る場合の固定装置の分解説明図、(B)は圧着固定する
際の固定装置の分解説明図、第9図は従来技術の眼鏡の
取付状態図である。 符号の説明 1……眼鏡、2……眼鏡レンズ 3……リム、5……ブリッジ 6……係止筒、7……ブレースバー 8……係止筒、9……ねじ 12……スリット、11……外筒

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面に中央中空部に連通するスリットを有
    する係止筒を眼鏡枠に固定し、該係止筒に前記スリット
    を介して被固定部品を装着し、係止筒の一端からねじを
    螺着して、被固定部品を固定することを特徴とする眼鏡
    用部品の固定方法。
  2. 【請求項2】側面にスリットを有し、ねじを切られた中
    空部を有し、一端に細い径を有する孔を備えた係止筒
    と、係止筒に一端を装着する被固定部品と、被固定部品
    を装着した係止孔の他端からねじ込まれるねじとを有す
    る眼鏡用部品の固定装置。
  3. 【請求項3】側面にスリットを有し、ねじを切られた中
    空部を有し、一端に細い径を有する孔を備えた係止筒
    と、係止筒の側面から突出した取付具と、係止筒に一端
    を装着する被固定部品と、被固定部品を装着した係止孔
    の他端からねじ込まれるねじとを有する眼鏡用部品の固
    定装置。
  4. 【請求項4】両端面に開口し、一端側が他端側よりも細
    い径を有する孔と、該孔に連通するスリットと、を備え
    た係止筒と、 該係止筒に備えられたスリットを介して装着され、端部
    に固定部を有した被固定部品と、 前記係止筒の一端側からねじ込まれ、ねじ込みと共に前
    記被固定部品の固定部の一方の端面側を押圧するねじ
    と、を有し、 前記被固定部品が所定量ねじ込まれると、前記固定部の
    他方の端面側が前記孔内の大径から小径への段差部に当
    接し、該段差部とねじとにより前記固定部が挟持される
    ことを特徴とする眼鏡用部品の固定装置。
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