JP2652723B2 - 半固定抵抗器の製造方法 - Google Patents

半固定抵抗器の製造方法

Info

Publication number
JP2652723B2
JP2652723B2 JP2149164A JP14916490A JP2652723B2 JP 2652723 B2 JP2652723 B2 JP 2652723B2 JP 2149164 A JP2149164 A JP 2149164A JP 14916490 A JP14916490 A JP 14916490A JP 2652723 B2 JP2652723 B2 JP 2652723B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eyelet
slider
fitting
hoop
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2149164A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0444201A (ja
Inventor
保 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2149164A priority Critical patent/JP2652723B2/ja
Publication of JPH0444201A publication Critical patent/JPH0444201A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2652723B2 publication Critical patent/JP2652723B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は半固定抵抗器の製造方法に関する。
(従来の技術) 半固定抵抗器として、第4図に示すような構成のもの
が知られている。すなわち、セラミックなどの絶縁性の
基板1の表面に、抵抗膜2を円弧状に形成し、その両端
に端子電極3を設けるとともに、基板1には、抵抗膜2
の円弧中心位置に貫通孔4を形成する。
この貫通孔4にハトメ金具5のハトメ6を嵌合させる
とともに、基板1の表面に摺動子金具7の中心部を載
せ、その中心に形成した孔8の周縁を、ハトメ金具5の
ハトメ6で半固定状態とする。
摺動子金具7は摺動子9を備えており、これが抵抗膜
2の表面に接する。したがって摺動子金具7をドライバ
ーなどで回転させることによって、摺動子9は抵抗膜2
の表面を摺接する。
ハトメ金具5に設けた端子10と一方の端子電極3との
間の抵抗値は、摺動子9の回転位置によって任意に設定
される。摺動子9をみだりに回転しないように構成して
おけば、この抵抗値は半固定状態となる。
従来では、このような抵抗器を製造するのに、ハトメ
金具5をフレームと一体に連続して構成し(以下これを
ハトメフープという。)、まずその各ハトメ金具5のハ
トメ6に、予め抵抗膜2を形成した基板1の貫通孔4を
嵌合させる。
別に予め摺動子金具6をフレームと一体に連続して構
成し(以下これを摺動子フープという。)ておき、これ
より摺動子金具7を個々に切り取り、これをハトメフー
プ上の基板1まで搬送し、基板1に嵌合されてあるハト
メ6を孔8に挿入し、カシメ工具を利用してかしめる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしこのような方法によって製造しようとするとき
は、摺動子フープから摺動子金具5を切断分離する際、
およびハトメ6の位置まで搬送する際、僅かではあるが
摺動子金具5が回転してしまうことがある。
このような回転が発生すると、抵抗膜2と摺動子9と
の相対的位置関係が変化され、得ようとする抵抗値にバ
ラツキが生ずるようになる。
もちろん許容範囲内のバラツキは問題ではないが、こ
れを超えるような場合は、摺動子9の回転による調整範
囲が広くなり、品質に対する信頼が損われることがあ
る。
この発明は、摺動子と抵抗膜との相対的位置関係が損
われないように、摺動子金具とハトメ金具とを組み合わ
せるようにして、この種抵抗器を製造することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) この発明は、ハトメフープ上のハトメ金具のピッチ
と、摺動子フープ上の摺動子金具のピッチとを同一と
し、両フープをハトメ金具と摺動子金具とが向かい合う
平行状態のもとに、同一方向に搬送し、その搬送の過程
で順次、ハトメ金具のハトメに、摺動子金具を嵌合し、
かしめることによって一体化し、そのあと各フープから
各ハトメ、摺動子を分離切断し、製品単体を取り出すよ
うにしたことを特徴とする。
(作用) 同じピッチによって各フープにハトメ金具、摺動子金
具が位置づけされているので、両フープがハトメ金具と
摺動子金具とが向かい合う平行状態のもとに一方向に搬
送されてくれば、ハトメと摺動子とは互いに向かい合う
ようになり、したがって両者は互いに嵌合されるように
なる。
このあとハトメをかしめて一体化してから、ハトメ、
摺動子を各フープから分離切断して、抵抗器単体を取り
出す。以上によって組立のための製造は完了する。
(実施例) この発明の実施例方法を図によって説明する。11は前
記したハトメフープで、ここにはハトメ金具5がフレー
ム12に連続してかつ等ピッチで形成されてある。そして
これは直線方向に連続して搬送されてくる。
13は前記した摺動子フープで、ここには摺動子金具7
がフレーム14に連続して、かつフレーム12上のハトメ金
具5と等ピッチで形成されてある。そしてスプロケット
15によって方向を転換したあとは、ハトメフープ11と平
行に搬送されるようにしてある。
最初に位置Aにおいて、ハトメフープ11のハトメ6
に、予め抵抗膜2を設けた基板1の孔4を嵌合すること
によって、その基板1をハトメフープ11上にセットす
る。そのあと必要に応じ、抵抗膜2の内側に絶縁膜(図
示していない。)を形成する。
ハトメフープ11は続いて搬送されるが、スプロケット
15によって方向を転換された摺動子フープ13と平行し、
かつ互いに同方向に搬送される。
このときスプロケット15の直下、すなわち位置Bにお
いて、摺動子金具7の孔8にハトメ6の先端が嵌合され
る。摺動子金具7とハトメ6とは、等ピッチで形成され
てあるので、両者は自動的に嵌合されるようになる。
そのあと位置Cにおいて、カシメ工具(図示しな
い。)によってハトメ6の先端をかしめ、基板1、摺動
子金具7および基板1を一体化する。更にそのあと位置
Dにおいて、摺動子金具7をフレーム14から切り離すよ
うに切断する。
摺動子フープ13はそのあとスプロケット16によって方
向を転換され、ハトメフープ11から分離される。またハ
トメフープ11については、位置Eにおいてフレーム12か
らこれを切り離すように切断する。これによって製品単
体がハトメフープ11から分離され、取り出される。
(発明の効果) 以上詳述したようにこの発明によれば、従来のように
摺動子金具をフレームから切り離してのち、基板の位置
まで搬送する必要はなくなるので、切り離し搬送作業は
不用となって、組立作業が簡単となる。また、基板がハ
トメに挿入されたそのままの状態で摺動子がハトメに挿
入されるので、基板が摺動子のバネ作用で固定されると
ともに、摺動子自体もフープにより押えつけられて跳上
りや斜めになることがなくなり、抵抗膜と摺動子との相
対的位置関係が常に安定し、得ようとする抵抗値にバラ
ツキの少ない信頼性の高い半固定抵抗器が簡単な構成で
得ることができるばかりでなく、両者の搬送精度差がな
くなるので、組立、調整が容易となるといった効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例方法を説明するための正面
図、第2図はハトメフープの斜視図、第3図は摺動子フ
ープの斜視図、第4図は半固定抵抗器の断面図である。 1……基板、2……抵抗膜、4……孔、5……ハトメ金
具、6……ハトメ、7……摺動子金具、9……摺動子、
11……ハトメフープ、13……摺動子フープ、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハトメフープ上のハトメ金具のピッチと、
    摺動子フープ上の摺動子金具のピッチとを同一とし、両
    フープを前記ハトメ金具と前記摺動子金具とが向かい合
    う平行状態のもとに、同一方向に搬送し、その搬送の過
    程で、前記ハトメフープに、表面に抵抗膜を形成した基
    板の孔に、前記ハトメ金具のハトメを嵌合し、前記ハト
    メ金具のハトメに、摺動子金具を嵌合し、ついで前記ハ
    トメをかしめることによって前記ハトメ金具、摺動子フ
    ープ及び基板を一体化し、そのあと前記各フープから各
    ハトメ金具、摺動子金具を分離切断し、製品単体をとり
    だすようにしたことを特徴とする半固体抵抗器の製造方
    法。
JP2149164A 1990-06-07 1990-06-07 半固定抵抗器の製造方法 Expired - Lifetime JP2652723B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2149164A JP2652723B2 (ja) 1990-06-07 1990-06-07 半固定抵抗器の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2149164A JP2652723B2 (ja) 1990-06-07 1990-06-07 半固定抵抗器の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0444201A JPH0444201A (ja) 1992-02-14
JP2652723B2 true JP2652723B2 (ja) 1997-09-10

Family

ID=15469198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2149164A Expired - Lifetime JP2652723B2 (ja) 1990-06-07 1990-06-07 半固定抵抗器の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2652723B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5395287A (en) * 1977-01-31 1978-08-21 Omron Tateisi Electronics Co Method of manufacturing microoswitch
JPS6140003A (ja) * 1984-07-31 1986-02-26 アルプス電気株式会社 可変抵抗器の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0444201A (ja) 1992-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6901655B2 (en) Method for making overlay surface mount resistor
JPS6212642B2 (ja)
JPH0883969A (ja) 電流検出用表面実装型抵抗素子およびその実装基板
JP2652723B2 (ja) 半固定抵抗器の製造方法
US5095298A (en) Surface mount variable resistor with insert-molded slider
JP2997181B2 (ja) 回転形可変抵抗器
JPH02119103A (ja) 半固定型可変抵抗器の製造方法
US4433322A (en) Variable resistor
JPH0231762Y2 (ja)
JPH09223610A (ja) 回転形可変抵抗器
JP2994279B2 (ja) 回転型可変抵抗器
JP2542801Y2 (ja) チップ可変抵抗器
JP2542573Y2 (ja) チップ型可変抵抗器
JPS5855630B2 (ja) 整流子の製造方法
JPS6317205Y2 (ja)
JP4457420B2 (ja) チップ抵抗器の製造方法
JPS6122842B2 (ja)
JP2004022920A (ja) 低い抵抗値を有するチップ抵抗器とその製造方法
JPH0328484Y2 (ja)
JPH0158845B2 (ja)
JPH03217001A (ja) 可変抵抗器
JPS608603B2 (ja) チツプ抵抗器の製造方法
JPH0548922B2 (ja)
JPH03204902A (ja) 可変抵抗器
KR900000636Y1 (ko) 회전용 가변 저항기