JP2652708B2 - 回転式連続プレス加工装置 - Google Patents

回転式連続プレス加工装置

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幸男 犬飼
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、絞り加工や圧入加工等を連続的に行なう回
転式連続プレス加工装置に関する。
〔従来の技術〕
プレス加工装置は、下治具に供給した被加工物を上治
具で押圧することにより、上治具と下治具の間で絞りや
圧入等の加工を行なうもので、防振ゴムブツシユの外筒
金具の絞り加工、ダンパープーリのアウター(プーリ)
とインナー(リブ)の圧入等に使用されている。
従来のプレス加工装置は、1対の下治具と上治具のみ
を具えたものが普通であり、治具の着脱も手作業により
行なつていた。しかし、従来のプレス加工装置では被加
工物の供給や加工後の排出の間はプレス動作が出来ない
ので、常時プレス動作することにより装置の稼働効率を
向上させることが要望されるようになり、本出願人は特
願昭61−100521号において、回転軸の回りに複数の下治
具と上治具を配置した回転式連続絞り加工装置を提案
し、実願昭61−184261号では更に装置を簡単にして、回
転テーブル上の複数の下治具に対し1つの上治具のみを
具えた回転式連続圧入装置を提案した。
上記提案のうち、1つの上治具に対して複数の下治具
を回転テーブル上に配置した後者の提案によれば、常時
プレス動作が可能であるうえ、装置の構造が極めて簡単
になるが、治具の着脱は従来と同様に手作業によつてい
た。その為、下治具の数が増えるほど治具の着脱に要す
る時間が長くなり、更に多品種少量生産の傾向になる現
状では被加工物の変更の頻度が増し、その度に1つの上
治具と複数の下治具の一つ一つを手作業で行なわねばな
らず、極めて煩雑で且つ長時間を要し稼働効率向上のネ
ツクになつていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はかかる従来の事情に鑑み、複数の下治具と一
つの上治具とを機械的に自動着脱することが出来る、回
転テーブル上の複数の下治具に対し1つの上治具のみを
具えた回転式連続プレス加工装置を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明では、回転テーブル
の同一円周上に等間隔に配置した複数の下治具保持部
と、下治具保持部と相対し下治具保持部に対して接離可
能に支持した1つの上治具保持部とを具え、回転テーブ
ルを間欠的に回転させながら下治具保持部に保持した下
治具に被加工物を供給し、上治具保持部に保持した上治
具で被加工物を押圧する回転式連続プレス加工装置にお
いて、回転テーブルの上治具保持部近くに上治具保持部
の下治具保持部に対する接離方向と平行に立設した支柱
と、支柱の両側で支柱と上治具保持部の間隔に等しい距
離に下治具及び上治具の供給又は排出位置を有する2つ
のコンベアと、支柱に沿い移動可能に設けた可動フレー
ムと、可動フレームを支柱に沿い移動させる駆動装置
と、可動フレームより上方にあつて支柱の外周に回動可
能に且つ支柱に沿い移動可能に支持した筒体と、筒体の
外面に支柱と直角方向に固定したガイドに沿い相対的に
接近又は離間可能に設けた1対の把持片と、1対の把持
片を相対的に接近又は離間させる把持片駆動装置と、可
動フレームに固定され1対の把持片を2つのコンベアの
供給又は排出位置と前記上治具保持部に対向した下治具
保持部との間を移動するように筒体を回動させる回動駆
動装置とを具えたことを特徴とする。
〔実施例〕
本発明の一具体例である回転式連続プレス加工装置を
第1図ないし第4図により説明する。
第1図及び第2図に全体の概略を示すように、基台1
に立設した3本の支柱2に固定フレーム3が水平に固定
され、固定フレーム3上の所定位置に1つの受圧部4が
突出した台状に設けてある。固定フレーム3の上方には
固定フレーム3と間隔をあけて上フレーム5が支柱2に
固定してあり、上フレーム5には受圧部4と対向してコ
レツトチヤツクを有する1つの上治具保持部6が上下移
動可能に支持され、その上端が上フレーム5上に固定さ
れた加圧シリンダー等の加圧装置7に接続されている。
上下に相対した上治具保持部6と受圧部4との間でこれ
らを結ぶ線と直交して交わる同一円周上に、3つの下治
具保持部8(第2図では1つのみ図示)が当該円周の中
心を回転軸9とする回転テーブル10に等間隔に設けてあ
る。従つて、上治具保持部6と受圧部4とを結ぶ線と回
転テーブル10が交わる点がプレスの加工位置の中心とな
る。回転軸9は固定フレーム3を貫通して下方に延長
し、基台1に固定したモータ11とインデツクスマシーン
12等からなる回転駆動装置に接続され、回転テーブル10
を間欠的に回転して、下治具保持部8を上治具保持部6
と相対する位置(加工位置)に順次に移動出来るように
なつている。尚、各下治具保持部8は加圧時に下降して
受圧部4に当接するように、通常はバネ等で上下移動可
能に懸架されている。
3本の支柱2のうちの1つ21の両側には、3つの下治
具aと1つの上治具Aを順番に供給する供給コンベア13
と順番に排出する排出コンベア14が回転テーブル10に向
つて平行に設けてあり、各コンベア13、14の支柱21から
の距離が回転テーブル10の加工位置と支柱21との間隔に
等しい位置が、治具A、aの供給位置又は排出位置にな
つている。供給位置及び排出位置の下方には、コンベア
ベルト16より上方に治具A、aを持ち上げて支持するた
めのエアシリンダからなる持上装置15が基台1に固定し
てある。尚、この持上装置15は、治具A、aの形状又は
下記する把持片22の形状によつては、必ずしも必要では
ない。
更に第4図に詳しく示すように、支柱21と固定フレー
ム3に立設した補助柱18との間に、可動フレーム17が支
柱21に沿い移動可能に設けてある。可動フレーム17を移
動するエアシリンダからなる上下駆動装置19が固定フレ
ーム3に取付けてある。可動フレーム17より上方の支柱
21の外周には、筒体20が当該支柱21の回りに回動可能に
且つ支柱21に沿い移動可能に嵌めてあり、筒体20の下端
は可動フレーム17に当接している。筒体20には、支柱21
に対して直角に2本のガイド21が固定してあり、ガイド
21に沿い1対の把持片22が相対的に接近又は離間可能に
取付けてある。又、筒体20は可動フレーム17上に固定さ
れたインデツクスモータ等からなる回動駆動装置23に歯
車24を介して接続され、筒体20を回動させることによ
り、筒体20に取付けた1対の把持片22が第1図に示す2
つのコンベア13又は14の供給位置又は排出位置と、回転
テーブル10上の上治具保持部6に対向する下治具保持部
8(加工位置)との間を移動できるようになつている。
1対の把持片22は、第3図に示すように各接続点で互
いに曲折可能に接続された3つの連接片26の両端に連結
され、中央の連接片26は筒体20に支持ピン25で回動可能
に支持してある。片方の把持片22の上にはエアシリンダ
からなる把持片駆動装置27が固定してあり、その駆動ロ
ツドの端が他方の把持片22に固定されている。尚、保持
片駆動装置27を筒体20に取付けても、把持片22の片方を
駆動出来れば、上記3つの連接片26と支持ピン25により
他方を駆動して治具の把持が可能である。又、上記連接
片26と支持ピン25を用いず、筒体20に取付けた把持片駆
動装置27で直接把持片22の両方又は片方を駆動しても治
具の把持が可能である。
尚、第1図において、30は耐荷重検査装置、31は完成
品排出装置、32は被加工物搬送コンベア、及び33は被加
工物供給装置である。
〔作用〕
第1図に示す如く、一種の被加工物についてプレス加
工が終了した後、他種の被加工物を処理するため次のご
とく治具を交換する。
回転テーブル10の下治具保持部81を上治具保持部6に
対向する加工位置に停止させ、筒体20を回動且つ下降さ
せ、筒体20に取付けた1対の把持片22で下治具保持部81
の下治具b−1を把持する。次に可動フレーム17と共に
筒体20を上昇させ、筒体20を支柱21の回りに回動させて
把持した下治具b−1を排出コンベア14の排出位置上に
停止させる。そこで筒体20を下降させ、上昇している持
上装置15上に下治具b−1を当接させた後に把持片22を
開いて下治具b−1を載せ、持上装置15を下降させて排
出コンベア14に下治具b−1を排出する。次に、筒体20
を再上昇させた後逆に回動し、供給コンベア13の供給位
置上で停止して下降させ、持上装置15により持ち上げら
れた下治具a−1を把持片22で把持する。そこで可動フ
レーム17と共に筒体20を上昇及び回動させ、把持した下
治具a−1を加工位置に停止している空の下治具保持部
81上に停止させ、更に筒体20を下降させて、下治具a−
1を下治具保持部81に当接させた後1対の保持片22を開
いて下治具a−1をセツトする。
このようにして、回転テーブル10と排出コンベア14並
びに供給コンベア13を間欠的に移動させながら、順番に
下治具保持部82の下治具b−2を次の下治具a−2に、
下治具保持部83の下治具b−3を下治具a−3に夫々交
換する。
かくして一回転し加工位置に戻つた下治具保持部81
の下治具a−1上に、上治具保持部6を下降させて使用
済みの上治具Bを載せ、コレツトチヤツクを開き上治具
Bを残して上治具保持部6を上昇させる。以後は上記下
治具の交換と同様の動作により、把持片22で上治具Bを
把持してコンベア14に排出し、次の上治具Aを把持片22
で把持して供給コンベア13から下治具保持部81上の下治
具a−1に載せ、上治具保持部6を下降させてコレツト
チヤツクで上治具Aを把持し、上昇して上治具Aを下治
具a−1から分離する。以上の動作により、全ての治具
の交換が完了する。
勿論、治具を交換した後の回転式連続プレス加工装置
は、回転テーブル10を間欠的に回転させながら、加工位
置の手前(第1図の下治具保持部82の位置)で被加工物
供給装置33により下治具aに被加工物を供給し、加工位
置(同じく下治具保持部81の位置)で上治具Aにより被
加工物をプレス加工し、加工位置の次(同じく下治具保
持部83の位置)で耐荷重検査装置30により検査を行な
い、加工位置の手前で完成品排出装置31により完成品を
排出した後、再度次の被加工物を供給する。従つて、加
工位置の手前で1つの下治具a−3に被加工物を供給し
ている間も、加工位置の下治具a−1では上治具Aと協
同してプレス加工が行なわれるので、加圧装置7を連続
して稼働させることが出来る。
尚、本発明装置は、治具を選択することによつて、絞
り加工又は圧入加工、その他のプレス加工の装置として
使用することが可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、回転テーブル上の複数の下治具に対
して1つの上治具のみを具えた回転式連続プレス加工装
置に、複数の下治具と1つの上治具とを機械的に自動着
脱することが可能となり、従来は手作業により約20分か
かつていた治具の着脱交換に要する時間を約1分に短縮
出来るため、同一治具による回転式連続プレス加工と相
俟つて装置の稼働能率が大幅に向上し、絞りや圧入等の
プレス加工の加工コストを大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一具体例の概略平面図、第2図は
同じく概略側面図、第3図は同じく把持片の正面図、及
び第4図は同じく把持片を含む治具交換装置部分の一部
切欠側面図である。 2……支柱、3……固定フレーム 4……受圧部、6……上治具保持部 7……加圧装置、9……回転軸 10……回転テーブル、11……モータ 13……供給コンベア、14……排出コンベア 15……持上装置、17……可動フレーム 19……上下駆動装置、20……筒体 21……ガイド、22……把持片 23……回動駆動装置、24……歯車 25……支持ピン、26……連接片 27……把持片駆動装置 A、B……上治具 a、b……下治具

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転テーブルの同一円周上に等間隔に配置
    した複数の下治具保持部と、下治具保持部と相対し下治
    具保持部に対して接離可能に支持した1つの上治具保持
    部とを具え、回転テーブルを間欠的に回転させながら下
    治具保持部に保持した下治具に被加工物を供給し、上治
    具保持部に保持した上治具で被加工物を押圧する回転式
    連続プレス加工装置において、回転テーブルの上治具保
    持部近くに上治具保持部の下治具保持部に対する接離方
    向と平行に立設した支柱と、支柱の両側で支柱と上治具
    保持部の間隔に等しい距離に下治具及び上治具の供給又
    は排出位置を有する2つのコンベアと、支柱に沿い移動
    可能に設けた可動フレームと、可動フレームを支柱に沿
    い移動させる駆動装置と、可動フレームより上方にあつ
    て支柱の外周に回動可能に且つ支柱に沿い移動可能に支
    持した筒体と、筒体の外面に支柱と直角方向に固定した
    ガイドに沿い相対的に接近又は離間可能に設けた1対の
    把持片と、1対の把持片を相対的に接近又は離間させる
    把持片駆動装置と、可動フレームに固定され1対の把持
    片を2つのコンベアの供給又は排出位置と前記上治具保
    持部に対向した下治具保持部との間を移動するように筒
    体を回動させる回動駆動装置とを具えたことを特徴とす
    る前記回転式連続プレス加工装置。
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