JP2651598B2 - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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JP2651598B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属素材、窯業系素材からなる基材の被塗装
面に任意パターンの模様を転写することのできる塗装装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に金属素材、窯業系素材等からなる基材の意匠性
を向上するためにスプレー、フローコータ、ロールコー
タ等による塗装、印刷が行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、スプレー、フローコータ、ロールコー
タ等による塗装は基材の被塗装面に一律に塗装するか、
あるいは一定模様のパターンでの塗装を行うものであっ
た。このため、塗装のパターンを別のものにしようとす
ると、装置全体を交換しなければならず、大掛かりとな
ってしまう不利があった。また印刷においても版胴の交
換を伴うものであり、容易に印刷パターンを変えること
ができなかった。しかも印刷では基材の被塗装面が平坦
でなければならず、凹凸模様がある場合は印刷できない
不利があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような点に鑑み、塗料が含浸した転写ベ
ルトをワイヤーの先端で基材の被塗装面に接触させて転
写させ、かつ、このワイヤーを基材の幅方向に複数本配
設し、ワイヤーのピストン運動を1本1本に対して制御
することにより、複数のパターンを同一装置を用いて塗
装できるようにし、かつ、ワイヤーのストローク長を制
御することにより、基材の被塗装面に凹凸があっても塗
装可能とした塗装装置を提案するものである。
〔実施例〕
以下に図面を用いて本発明に係る塗装装置について詳
細に説明する。第1図は上記塗装装置1を説明する概略
構成図であり、2は塗料供給部、7は転写ベルト、11は
転写部、13は制御部である。さらに説明を加えると、塗
料供給部2はドクターロール3、コーティングロール
4、バックアップロール5、塗料受け6からなり、塗料
受け6中の塗料A、あるいはインクをドクターロール
3、コーティングロール4を介して転写ベルト7に供給
し、含浸させるものである。なお、転写ベルト7への塗
料Aの供給量はドクターロール3とコーティングロール
4のクリアランス、およびコーティングロール4とバッ
クアップロール5とのクリアランスによって決まるもの
である。また、バックアップロール5は後述するテンシ
ョンロール8〜10と共に、転写ベルト7が弛まないよう
に張力を付加する機能も果たすものである。なお、塗料
Aとしては、例えば合成樹脂分としてフッ素樹脂、アク
リル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン
樹脂、アルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、フラン樹
脂、ビニル樹脂、尿素樹脂、マレイン酸樹脂、スチレン
樹脂、フェノール樹脂、オイルフリーポリエステル、ス
チレン化アルキッド樹脂、アルミニウムペイント、チリ
メンエナメル、ビニル共重合体、ポリビニルブチラル、
エチルセルロース等を用い、これに各種顔料を加えた常
温硬化型、加温、加熱硬化型塗料、あるいは紫外線硬化
型塗料、あるいは釉薬等であり、粘度は約20〜2000セン
チポアズ位のものである。転写ベルト7はスポンジベル
ト、軟質ゴム、布、不織布、あるいはこれらとプラスチ
ックシート、ゴムシート等をラミネートしたベルト状物
で、塗料Aを含浸、保持するものであり、弾性変形を行
うものである。その幅は少なくとも基材Bの被塗装面C
に施す塗装範囲より大きいものである。さらに説明を加
えると転写ベルト7は、第1図に示すように無端帯状、
あるいは少なくとも基材Aより長い長尺ベルト状であ
り、テンションロール8〜10、バックアップロール5に
巻回され、コーティングロール4の回転と同調して移動
しており、転写部11において、塗料Aの含浸面を基材B
の被塗装面Cに対峙させ、裏面側よりワイヤー12の先端
部で押圧され、被塗装面Cに塗料Aを転写させるもので
ある。8〜10はテンションロールで、バックアップロー
ル5と共に転写ベルト7に張力を付加し、転写部11以外
で転写ベルト7が基材Bに接触しないようにするための
ものである。特にテンションロール9、10は転写ベルト
7を基材Bに対しほぼ平行に保つためのものであり、転
写部11による転写を一定条件で行うことのできるように
するためのものである。転写部11は基材Bに対してほぼ
垂直にピストン運動を行うワイヤー12を複数本、基材B
の幅方向に少なくとも1条並べ、ワイヤー12の先端で転
写ベルト7を押圧することにより、基材Bの被塗装面C
に塗料Aを転写するものである。このワイヤー12は1本
1本について独立した動きをするものであり、制御部13
にてピストン運動を制御され、被塗装面Cに点状に塗料
Aを転写するものである。なお、ワイヤー12の並び方は
例えば第2図(a)〜(c)に示すようなものであり、
特に(b)、(c)に示すように複数条に配列し、かつ
千鳥状に配列した場合は、高速に面状の模様を現出する
ことができる。すなわち転写部11は第3図(a)、
(b)に示すように基材B、転写ベルト7上に位置し、
ワイヤー12が突出することによってほぼワイヤー12の先
端部形状に塗料Aを被塗装面Cに転写するものである。
また転写部11は第4図に示すように、各々1本ずつが独
立的に突出を繰り返すため、ワイヤー12の連続的ピスト
ン運動と基材Bの移送との組み合わせによって各種パタ
ーンの模様を現出することができるものである。なお、
転写部11によって現出される模様パターンは多くの点の
集まりによって成されるものであるため、ワイヤー12の
径と配列により微細な模様を高速に転写できるものであ
る。さらに基材Bに凹凸が存在しても、第5図に示すよ
うにワイヤー12のストロークが大きくなることで、平坦
面と同様に転写することができるものである。13は制御
部で転写模様パターンのデータに基づいて転写部11を制
御するものであり、主にコンピュータと模様パターンの
データが入った記憶部とからなるものである。すなわ
ち、この制御部13の転写模様パターンのデータを交換す
るだけで、基材Bに対し、各種模様を転写することがで
きることとなる。なお、基材Bとしては表面処理鋼板、
フッ素樹脂塗装鋼板、亜鉛・ニッケル合金メッキ鋼板、
アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板(商品名ガルファン、ガル
バリウム鋼板、スーパージンク)、アルミニウム板、ア
ルミニウム合金板、鋼板、クラッド鋼板、制振鋼板等の
1種からなる金属板(リシン塗装板、ホウロウ加工板も
含む)、あるいは図示しないが石膏ボード、ストレート
板、炭酸カルシウム板、珪酸カルシウム板、セメントと
カルシウムとアルミネート、サルフェート、ハイドレー
トを主原料とし、これにパルブ、ガラス繊維、パーライ
トを混入したもの、石綿セメント珪酸カルシウム板、発
泡コンクリート板、セメントの中に高強度の耐アルカリ
ガラス繊維を混入したセメント板、石綿セメントにパル
プ、パーライトを混入したもの等を材料とする窯業系の
板材、またはセラミック板、木製品の一種よりなるもの
である。
以上説明したのは本発明に係る塗装装置1の一実施例
にすぎず、第6図に示すように洗浄部14を設け、転写部
11を通過した転写ベルト7を洗浄し、塗料供給部2によ
る転写ベルト7への塗料Aの含浸をよりムラなく行うこ
ともできる。また第7図に示すように塗料供給部2をド
クターロール4とバックアップロール5のみから構成
し、バックアップロール5とドクターロール4間に塗料
Aを供給、貯留させることも可能である。さらに第8図
に示すように、転写部11において、ワイヤー12近傍以外
の部分で基材Bと転写ベルト7間に受け皿15を配設し、
万一転写ベルト7が弛んでも基材Bと接触しないように
することも可能である。また、図示しないが、転写部11
のワイヤー12を第2図(a)のように一条とした場合は
転写部11を基材Bの幅方向に往復動させることにより、
複数条配列した場合と同様の模様を形成することができ
る。
〔発明の効果〕 以上説明したように本発明に係る塗装装置によれば、
基材の被塗装面に任意のパターンの塗装を行うことがで
き、かつ、パターンが変わっても同一の装置を用いて塗
装を行うことができる特徴がある。また、被塗装面に凹
凸があっても平坦面と同様の塗装を行うことができる。
等の効果、特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る塗装装置の代表例を示す概略構成
図、第2図(a)〜(c)は転写部におけるワイヤーの
配列例を示す説明図、第3図(a)、(b)、第4図お
よび第5図は転写部の機能を説明する説明図、第6図、
第7図、第8図はその他の実施例を示す説明図である。 1……塗装装置、2……塗料供給部、7……転写ベル
ト、11……転写部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材の被塗装面を塗装する装置において、
    塗料を含浸させた転写ベルトと、該転写ベルトに塗料を
    含浸させる塗料供給部と、複数本のワイヤーをピストン
    運動させ、該転写ベルトを基材の被塗装面に部分的に接
    触させて塗料を転写させる転写部と、該転写部のワイヤ
    ーの動きを制御する制御部とから構成したことを特徴と
    する塗装装置。
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