JP2651025B2 - 空気調和機の室温制御方法 - Google Patents

空気調和機の室温制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、夜間の就寝中の空気調和機の運転制御方法
に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、タイマを利用したOFF方式、即ち、設
定時間後、もしくは、設定時刻に空気調和機をとめる方
式や、設定室温に就寝中を通して制御する一般の制御方
法があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の制御技術においては、人体の適正温度は、
起きている間すなわち活動期間中と、就寝している間す
なわち不活動期間中とでは、かなり差があるというポイ
ントを無視した制御であり、タイマである設定時間後に
OFF制御する場合には、そのOFF時に室温が急激に変化す
る訳で、夏場においては、この為、急に蒸し暑くなり寝
苦しい状態となり、冬場においては、急に室温が下がる
為、風邪をひくなど色々と不快な環境となった。また、
連続して通常の空調制御を施す場合には、設定室温に制
御される訳であるが、就寝中と起きている間の適温の差
から、いくら就寝中の適温に設定温度を設定しても、寝
始めの室温変化が大きく、これ又、不快でもありかつ、
省エネの観点からも不経済であった。
本発明の目的は、就寝中の快適空調を実現することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、室内温度、室
外温度の各データを予め決められた時間毎に計測し、演
算装置を有し、かつ運転周波数の可変制御により容量制
御可能な空気調和機において、予め決められた時間毎の
各目標時刻における目標室温の制御パターンを予め室温
モードとして設定し、計測された室内温度及び室外温度
の各データと、目標時刻での目標室温とにより各データ
が計測された時刻での部屋内外の熱収支バランスを求
め、この熱収支バランスに基づき予め設定した運転周波
数制御表から運転周波数を選定し、選定された運転周波
数で空気調和機を運転制御するものである。
室温モードとして各目標時刻における目標室温を設定
するので、一定時間連続して空調制御を施す場合、その
室温の変化も含めて快適となるように室温を制御でき
る。例えば、夜間などの就寝前から就寝中、起床に至る
までの室内空調を行う場合、寝始めの室温変化を小さく
し、就寝中の室温を適温に設定することなどが可能とな
る。
また、予め決められた時間毎に室内温度及び室外温度
を計測し、部屋内外の熱収支バランスを求め、この熱収
支バランスに基づき運転周波数を選定し、この運転周波
数で空気調和機を運転制御する。これにより、空気調和
機の運転周波数を各目標時刻で見直すこととなり、室外
温度などの外部因子の変化に対応したきめ細かい制御を
実現できる。
よって、目標室温変化と実際の室温変化のズレを小さ
くできるなど、スムーズな室温変化が得られ、快適性を
向上することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図から第3図により説
明する。
本室温制御方法は、夜間などの就寝中の室内空調制御
や、昼間、不在中の室の空調制御などに有効である。例
えば、冬場、就寝前の室温は21℃以上であるのに対し、
就寝中の適温は10〜14℃とされている。この就寝前の室
温を、体調に室温変化が影響を及ぼさない範囲にゆるや
かに下げること、そして起床迄、上記就寝中の適室温に
室内を空調制御することが望ましい室温制御方法であ
る。
本発明は、この様なきめ細かな制御を実現するもので
ある。すなわち、就寝時に、就寝モードに空調機をセッ
トすれば、そのときの室内温度、室外温度及び、空調し
ている部屋内外の熱収支バランスによりあらかじめCPU
内に設定入力されている能力表により適当な運転周波数
を選定し、その選定周波数で運転することにより、一定
時間(t)後に、室温を上記就寝中の最適室温(T1)に
制御できる様にするものである。この一定時間(t)到
達時刻近傍においては、例えば室温(T)と目標室温
(T1)との差の判別から周波数見直しタイミングを設定
することにより、この時点で、空調する部屋より室外に
逃げる熱量を補給することで室温(T)は目標室温
(T1)を保持することができる訳であり、このタイミン
グで、室外に逃げる熱量と等価な空調能力をもつ運転周
波数を、あらかじめ設定してある表ないし式より選定す
ることで、それ以降の空調制御を行うことで就寝中快適
な空調制御が実現できるものである。
又、この制御を応用すれば、次の様な、制御も可能と
なる。すなわち、住宅の場合、その寿命を延す為にも室
温、湿度の変動は、少ないことが望ましい、梅雨時期で
外出中の住宅空調の場合、室温は、27〜30℃で、湿度が
あがるのはおさえることが、食品衛生上からも必要であ
り、快適性面からも必要である。
この様なときは、梅雨モードを選定することにより、
外出時の室温を極度にあげることなく、目標時刻に適正
室温(T1)に制御することで、制御できる。すなわち、
室内外の熱収支バランスよりいかなる周波数による運転
が良いかを選定し、CPUにより演算もしくは、選定した
周波数により空調機を制御するものである。
又、就寝中の室温モードを予め設定することにより、
目標就寝中定温、起床時刻を入力すれば、部屋内外の熱
収支バランスのシミュレートにより予めこれも選定され
た運転周波数表より運転周波数を時間の関数で制御する
ことにより室温モードに沿った制御も可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば就寝中の室温を除々に変えることで、
就寝時の寝苦しさなども解消できる。また、室温を就寝
中に望ましい温度に始めてからセットしておけば、寝始
めにおける室温変化が大きく、たとえば、急に部屋が冷
えて寝られず困るとかの不快感もなくなる。更に、就寝
中、自然に省エネ状態に空調制御できることで、省エネ
となる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図,第3図は、本発明の一実施例をブロックチャー
トに表わしたもの、第3図は他の実施例をブロックチャ
ートに表わしたものである。 第2図,第4図は、従来制御と本発明の制御での室温変
化の差を較べている細図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内温度、室外温度の各データを予め決め
    られた時間毎に計測し、演算装置を有し、かつ運転周波
    数の可変制御により容量制御可能な空気調和機におい
    て、 前記予め決められた時間毎の各目標時刻における目標室
    温の制御パターンを予め室温モードとして設定し、 前記計測された前記室内温度及び室外温度の各データ
    と、前記目標時刻での目標室温とにより前記各データが
    計測された時刻での部屋内外の熱収支バランスを求め、
    この熱収支バランスに基づき予め設定した運転周波数制
    御表から運転周波数を選定し、 選定された前記運転周波数で前記空気調和機を運転制御
    することを特徴とする空気調和機の運転制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のものにおいて、前記室温
    モードを少なくとも就寝前から起床後に相当する時間と
    して設定し、 就寝前に相当する前記目標時刻での前記目標室温を21℃
    以上とし、就寝中に相当する前記目標時刻での前記目標
    室温を10〜14℃として、 前記就寝前から前記就寝中に至る前記目標室温の変化を
    ゆるやかに下げるように設定することを特徴とする空気
    調和機の運転制御方法。
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