JP2650698B2 - 画像信号2値化回路 - Google Patents

画像信号2値化回路

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JP2650698B2 JP62334646A JP33464687A JP2650698B2 JP 2650698 B2 JP2650698 B2 JP 2650698B2 JP 62334646 A JP62334646 A JP 62334646A JP 33464687 A JP33464687 A JP 33464687A JP 2650698 B2 JP2650698 B2 JP 2650698B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像読取センサで読取った画像信号を2値化
画像データに変換する画像信号2値化回路に関する。
[従来の技術] 複写器,ファクシミリ,文字認識装置等に組込まれて
いる画像読取装置は例えば第2図に示すように構成され
ている。すなわち、図示しない紙送りローラにて矢印A
方向に原稿1が移動される。そして、原稿1の上方位置
でかつ移動方向と直交する方向に例えば蛍光灯からなる
棒状の照射ランプ2が配設されており、この照射ランプ
2から出力された光3は原稿1表面で反射され、かつミ
ラー4で反射され、さらにレンズ5で集光されて線状の
画像読取センサ6に入力される。この画像読取センサ6
は第3図に示すように例えばCCDからなるN個の光電素
子7を線状に配設したものである。したがって、照射ラ
ンプ2に照射されている原稿1の幅方向の1ライン分の
画像が画像読取センサ6上に結像する。そして、画像読
取センサ6の各光電素子7で読取られた1ライン分の各
画像データは読取クロックに同期してシリアルのデータ
として時系列的に出力され、アナログの画像信号として
次の画像信号2値化回路8へ入力される。画像信号2値
化回路8は入力したアナログ画像信号をA/D変換器で各
光電素子に対応する各多値化画像データ(デジタルデー
タ)に変換する。そして、各多値化画像データを一定の
スライスレベルと比較して2値化画像データに変換す
る。
しかし、一般に画像読取センサ6を構成する各光電素
子7の感度は各光電素子7毎に異なり、数千個からなる
全部の光電素子7に対して同一感度を持たせることは非
常に困難である。また、第4図に示すように、照射ラン
プ2においても、用紙1の全幅に亘って同一の照度を有
せず、図示するように原稿1幅の両端部で照度が低下す
る。したがって、このような原稿1の画像を読取ると、
読取ったデータに第4図に示すような山形のシエーデイ
ング現象が発生する。
前述した各光電素子7の感度バラツキおよびシェーデ
イング現象を除去するために、実際の原稿1を読取る前
に、白色板および黒色板を基準白レベルおよび基準黒レ
ベルとして読込んで各光電素子7毎に、補正値を算出し
て、この補正値で読取ったデータを補正するようにして
いる。
このような補正機能を有した画像信号2値化回路8は
第6図のように構成されている。すなわち、第2図に示
すように原稿1の幅方向は画像読取センサ6のN個(素
子番号n)の光電素子7の幅に対応し、縦方向は原稿1
が移動する過程で、画像読取センサ6が幅方向に読取る
回数M(読取番号m)に対応する。
しかして、画像読取センサ6から入力されたアナログ
画像信号はA/D変換器9にて前記読出クロックに同期し
て各光電素子7に対応したkビットからなる多値化画像
データf(n,m)に変換されて演算回路10へ送出され
る。演算回路10には白基準値データメモリ11および黒基
準値データメモリ12からそれぞれ各光電素子7に対応し
たkビットの各基準値データW(n),B(n)が入力さ
れる。演算回路10は入力した多値化画像データf(n,
m)を前記各基準値データW(n),B(n)で補正し
て、補正多値化画像データg(n,m)を算出する。そし
て、次の比較器13にてこの補正多値化画像データg(n,
m)と予め設定されたkビットの論理スライスレベルα
と比較して、2値化画像データD(n,m)に変換して2
値画像メモリ14へ格納する。
前記多値化画像データf(n,m),白基準値データW
(n),黒基準値データB(n),補正多値化画像デー
タg(n,m),論理スライスレベルαの相互関係は第5
図に示す通りである。
次に白基準値テータW(n),黒基準値データB
(n),補正多値化画像データg(n,m)および2値化
画像データD(n,m)の算出方法を説明する。
t=1からt=Tまでの一定時間内における時刻tに
おける基準白および基準黒を読取った場合のA/D変換器
9から出力される各光電素子7毎の白データおよび黒デ
ータをWr(n,t),Br(n,t)とすると、各基準値データ
W(n),B(n)は時間平均として、(1)式で示され
る。
そして、補正多値化画像データg(n,m)は(2)式で
求まる。
g(n,m)={f(n,m)−B(n)}×(2k−1)/
{W(n)−B(n)} ……(2) そして、このように正規化された補正多値化画像データ
g(n,m)と予め設定された一つの論理スライスレベル
αとを比較して、(3)式により最終的な2値化画像デ
ータD(n,m)を求める。
g(n,m)≧αのときD(n,m)=1 g(n,m)<αのときD(n,m)=0 ……(3) [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、第6図のように構成された画像信号2
値化回路においても、まだ次のような問題があった。す
なわち、前述した各光電素子7毎の各白基準値データW
(n)および各黒基準値データB(n)は、実際の原稿
1の画像読取開始前に(1)式の処理を実行して、各基
準データメモリ11,12へ格納しておけばよい。しかし、
実際の原稿1の読取り時においては、A/D変換器9から
各光電素子7に対応する各多値化画像データf(n,m)
が入力される毎に、(2)式で補正多値化画像データg
(n,m)を算出して、さらに(3)式で示される比較処
理を実行する必要がある。
しかし、前記(2)式で示される補正多値化画像デー
タg(n,m)を算出する処理はKビットの乗除算を含む
複雑な演算であり、多大の処理時間を必要とする。その
結果、画像読取センサ6からアナログ画像データをA/D
変換器9へ読込む速度が前記(2)式の処理速度に大き
く依存して、原稿1から画像データを読取る速度が低下
する問題がある。したがって、高速に画像を読込む必要
がある際は、演算回路10の高速化が必要となる。
なおかつ、量子化解像度の上昇を図る為には、A/D変
換されたデジタル画像のビット数kを大きくしなければ
ならず、この大きくなったビット数kに合せて上記の演
算を各画素信号毎に行なう為、演算回路が増加し、演算
回路の大型化と高速化が必要となり、装置全体の製造費
が上昇する。
また、白基準値データメモリ11および黒基準値データ
メモリ12はそれぞれ各光電素子7毎にkビットの基準値
データを記憶する必要があるので、必要とする記憶容量
が大きくなる。
本発明はこのような事情に基づいてなされたものであ
り、その目的とするところは、各光電素子毎にその光電
素子に対応する実スライスレベルを予め算出して記憶し
ておくことにより、演算回路等を大型化することなく画
像読取センサから入力された各画像データを高速で処理
でき、原稿の読取速度を大幅に向上できるとともに、必
要とする記憶容量を小さくでき、回路全体を小型にかつ
低価格で製造できる画像信号2値化回路を提供すること
にある。
[問題点を解決するための手段] 本発明の画像信号2値化回路は、複数の光電素子から
なる画像読取センサから順次送出されるアナログ画信号
を各光電素子に対応する各多値化画像データに変換する
A/D変換器と、校正業務時に画像読取センサで読取られ
た基準白および基準黒の各光電素子毎の各多値化画像デ
ータを記憶するとともに読取業務時に画像読取センサで
読取られた原稿の各光電素子毎の2値化画像データを記
憶する画像データメモリと、校正業務時に画像データメ
モリに記憶された基準白および基準黒の各多値化画像デ
ータおよび予め設定された一つの論理スライスレベルを
用いて各光電素子毎の実スライスレベルを算出する演算
部と、この演算部で算出された各実スライスレベルを記
憶するスライスレベルメモリと、読取業務時にA/D変換
器から出力された原稿の各多値化画像データをスライス
レベルメモリに記憶された各実スライスレベルと比較し
て各2値化画像データに変換して画像データメモリへ送
出する比較器とを設けたものである。
[作用] このように構成された画像信号2値化回路であれば、
実際の原稿を読取る前における校正業務時において、基
準白および基準黒を画像読取センサで読取って、各光電
素子に対応する各多値化画像データを前述した一定時間
Tだけ読取って画像データメモリに記憶して、演算部で
前述した各白基準値データW(n),各黒基準値データ
B(n)を(1)式で算出する。その後(2)式で算出
される補正多値化画像データg(n)が前述した論理ス
ライスレベルαに一致すると仮定すると、(4)式が成
立する。なお、この場合、画像読取センサは基準白又は
基準黒の同一画像を読取るのでm項は考慮する必要な
い。
g(n)={f(n)−B(n)}×(2k−1)/{W
(n)−B(n)}=α ……(4) (4)式を多値化画像データf(n)について解くと
(5)式となる。
f(n)=[{W(n)−B(n)}α/(2k−1)]
+B(n) ……(5) そして、このときの多値化画像データf(n)を、
(6)式で示すように、各光電素子に対応する実スライ
スレベルS(n)とする。
S(n)=[{W(n)−B(n)}α/(2k−1)]
+B(n) ……(6) すなわち、白基準値データW(n)および黒基準値デ
ータB(n)で補正された補正多値化画像データg
(n)が論理スライスレベルαに一致する場合における
元の多値化画像データf(n)の値を該当光電素子(素
子番号n)における実スライスレベルS(n)に設定し
ている。したがって、この実スライスレベルS(n)は
補正された場合における論理スライスレベルαに対応す
る。また、当然、この実スライスレベルS(n)は各光
電素子毎に値が異なる。そして、スライスレベルメモリ
に記憶される。
よって、読取業務時において、実際の原稿の画像を読
んで得られた実際の多値化画像データf(n,m)を、比
較器でもって、実スライスレベルS(n)を用いて簡単
に2値化画像データD(n,m)へ変換できる。
したがって、読取業務時においては、A/D変換された
各多値化画像データf(n,m)を予め記憶されている各
実スライスレベルS(n)と比較するのみであるので、
各多値化画像データf(n,m)から各2値化画像データ
D(n,m)を得るまでの処理時間が大幅に短縮される。
また、校正業務時に読取った基準白又は基準黒の多値
化画像データをこの時点で使用されていない画像データ
メモリに一時記憶し、かつスライスレベルメモリは各光
電素子毎に一つの実スライスレベルS(n)を記憶すれ
ばよいので、必要とする記憶容量を減少できる。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は実施例の画像信号2値化回路を示すブロック
図である。第6図と同一部分には同一符号が付してあ
る。また、画像読取装置全体の構成は第2図と同じであ
る。
N個の光電素子7からなる画像読取センサ6から入力
されたアナログ画像信号はA/D変換器9で各光電素子7
に対応したkビットの多値化画像データf(n,m)に変
換されて比較器15およびセレクタ回路16へ入力される。
比較器15には前記多値化画像データf(n,m)の他にス
ライスレベルメモリ17から各光電素子7に対応したkビ
ットの実スライスレベルS(n)が入力される。そし
て、比較器15から出力される各光電素子7に対応した2
値化画像データD(n,m)はセレクタ回路16へ入力され
る。
このセレクタ回路16には図示しない操作パネルから業
務選択信号が入力される。そして、その業務選択信号が
校正業務を示す場合は、A/D変換器9から出力されるk
ビットの多値化画像データf(n)を通過させて画像デ
ータメモリ18へ送出する。一方、業務選択信号が読取業
務を示す場合は、比較器15から出力された1ビット(k
=1)の2値化画像データD(n,m)を通過させて画像
データメモリ18へ送出する。
画像データメモリ18は例えば原稿1枚分の2値化画像
データD(n,m)を記憶可能な(N×M)ビットの記憶
容量を有している。そして、校正業務時にこの画像デー
タメモリ18に記憶されたkビットの多値化画像データは
演算部19へ送出され、読取業務時にこの画像データメモ
リ18に記憶された2値化画像データD(n,m)は出力端
子20へ送出される。
また、演算部19にはkビットの論理スライスレベルα
が設定データとして入力される。そして、この演算部19
は校正業務時において、入力された多値化画像データお
よび論理スライスレベルαから各光電素子7毎にkビッ
トの実スライスレベルS(n)を演算して、スライスレ
ベルメモリ17へ格納する。
このように構成された画像信号2値化回路において、
まず、操作パネルにて業務を校正業務に設定する。する
と、セレクタ回路16において、A/D変換器9からのkビ
ットの多値化画像データが画像データメモリ18へ送出さ
れる。そして、基準白および基準黒を画像読取センサ6
で順番にt=1からt=Tまでの一定時間読取られせ
る。すると、kビットの多値化データf(n)で示され
る各光電素子7毎の白データW(n,t)がセレクタ回路1
6を介して画像データメモリ18へ順次記憶される。続い
て各光電素子7毎の黒データB(n,t)がセレクタ回路1
6を介して画像データメモリ18へ順次記憶される。
画像データメモリ18へ順次格納される各白データW
(n,t)および各黒データB(n,t)は直ちに読出されて
演算部19へ送出される。そして、この演算部19にて、
(1)式にて時間平均され、各基準値データW(n),B
(n)となる。そして、算出された各基準値データW
(n),B(n)と予め設定されている論理スライスレベ
ルαから、前述した(6)式にて、各光電素子7に対応
する実スライスレベルS(n)を算出する。そして、算
出された各実スライスレベルS(n)をスライスレベル
メモリ17へ記憶させる。その後、画像データメモリ18に
一時記憶した白データW(n,t)および黒データB(n,
t)をクリアする。
以上の校正業務が終了すると、操作パネルにて業務を
読取業務に設定する。すると、セレクタ回路16におい
て、比較器15から出力される2値化画像データD(n,
m)が選択されて画像データメモリ18へ送出される。
そして、第2図に示すように読取るべき原稿1を縦方
向に移動すると、画像読取センサ6にて原稿の1ライン
分の画像が一度に読取られ、読取りクロックに同期して
取出されてアナログ画像信号として、画像信号2値化回
路のA/D変換器9へ入力される。そして、各光電素子7
の素子番号nおよび原稿1の縦方向位置を示す読取番号
mを関数とするkビットの多値化画像データf(n,m)
に変換される。
この多値化画像データf(n,m)は比較器15におい
て、スライスレベルメモリ17から読出された該当素子番
号nの実スライスレベルS(n)と比較されて、[1]
又は[0]の2値化画像データD(n,m)に変換され
る。そして、この2値化画像データD(n,m)はセレク
タ回路16を介して画像データメモリ18へ格納される。そ
の後、出力端子20から送出される。よって、原稿1の画
像が2値化された状態で画像データメモリ18へ格納され
る。
このようにな画像信号2値化回路であれば、実際の原
稿を読取る読取業務時においては、画像読取センサ6で
読取られてA/D変換器9で変換された多値化画像データ
f(n,m)を、比較器15にて、スライスレベルメモリ17
に記憶されている実スライスレベルS(n)と比較する
のみで目的とする2値化画像データD(n,m)が得られ
る。したがって、A/D変換器9から一つの多値化画像デ
ータf(n,m)が出力される度に、(2)式で示される
補正多値化画像データg(n,m)を算出して、論理スラ
イスレベルαと比較する必要がある第6図で示した従来
の回路に比較して、一つの多値化画像データf(n,m)
に対する処理が大幅に簡素化されるので、処理に要する
時間が短縮される。よって、原稿1の移動速度を増加す
ることによって、画像読取センサ6による原稿1の読取
速度を大幅に向上できる。
なお、校正業務時に演算部19にて(1)(6)式を演
算して実スライスレベルS(n)を算出するが、この校
正業務は例えば1週間に1度または1日に1度程度実行
すればよいので、演算部19における演算速度を特に上昇
させる必要はない。したがって、演算部19に高性能な部
材を使用する必要はない。
また、校正業務時に読取った基準白又は基準黒の多値
化画像データをこの時点で使用されていない画像データ
メモリ18に一時記憶し、かつスライスレベルメモリ17は
各光電素子7毎にkビットからなる一つの実スライスレ
ベルS(n)を記憶すればよいので、第6図に示す従来
回路に比較して、必要とする記憶容量を減少できる。
具体的には、画像メモリ18は前述したように(N×
M)ビットの記憶容量を有しているが、校正時にkビッ
トの多値化画像データを格納する場合は(NM/k)画素の
多値化画像データが格納でき、(M/k)>2Tであれば十
分である。
このように、回路構成を大型化することなく、読取速
度を向上できる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものでは
ない。上述の実施例においては、画像読取センサ6は複
数の光電素子を一次元に並べた、いわゆるラインセンサ
について説明したが、複数の光電素子を二次元的に並べ
た、いわゆるエリアセンサを利用した画像読取センサで
あっても本発明と同一の方法で同一の効果を得ることが
可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の画像信号2値化回路によ
れば、各光電素子毎にその光電素子に対応する実スライ
スレベルを予め算出して記憶している。したがって、実
際の原稿読取時にkビットの乗除算を含む複雑な演算を
するとなく、また、量子化解像度を上昇させても演算回
路数を増加させることなく、予め算出し記憶している実
スライスレベルとの比較をするだけで2値化画像データ
に変換できる。このため、演算回路等を大型,高速化す
ることなく、画像読取センサから入力された各画像デー
タを高速でかつ高精度に処理でき、原稿の読取速度を大
幅に向上できるとともに、必要とする記憶容量を小さく
でき、かつ回路全体を小型にかつ製造費を低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる画像信号2値化回路
を示す回路図、第2図は一般的な画像読取装置を示す模
式図、第3図は画像読取センサを示す図、第4図はシェ
ーディング現象を示す図、第5図は各データの値相互関
係を示す図、第6図は従来の画像信号2値化回路を示す
回路図である。 1……原稿、2……照射ランプ、6……画像読取セン
サ、7……光電素子、9……A/D変換器、15……比較
器、16……セレクタ回路、17……スライスレベルメモ
リ、18……画像データメモリ、19……演算部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光電素子(7)からなる画像読取セ
    ンサ(6)から順次送出されるアナログ画信号を前記各
    光電素子に対応する各多値化画像データに変換するA/D
    変換器(9)と、校正業務時に前記画像読取センサで読
    取られた基準白および基準黒の各光電素子毎の各多値化
    画像データを記憶するとともに読取業務時に前記画像読
    取センサで読取られた原稿の各光電素子毎の2値化画像
    データを記憶する画像データメモリ(18)と、前記校正
    業務時に前記画像データメモリに記憶された前記基準白
    および基準黒の各多値化画像データおよび予め設定され
    た一つの論理スライスレベルを用いて前記各光電素子毎
    の実スライスレベルを算出する演算部(19)と、この演
    算部で算出された各実スライスレベルを記憶するスライ
    スレベルメモリ(17)と、前記読取業務時に前記A/D変
    換器から出力された原稿の各多値化画像データを前記ス
    ライスレベルメモリに記憶された各実スライスレベルと
    比較して各2値化画像データに変換して前記画像データ
    メモリへ送出する比較器(15)とを備えたことを特徴と
    する画像信号2値化回路。
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