JP2650126B2 - 池水浄化設備 - Google Patents

池水浄化設備

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JP2650126B2 JP20550590A JP20550590A JP2650126B2 JP 2650126 B2 JP2650126 B2 JP 2650126B2 JP 20550590 A JP20550590 A JP 20550590A JP 20550590 A JP20550590 A JP 20550590A JP 2650126 B2 JP2650126 B2 JP 2650126B2
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、貯水池、かんがい用溜池等における池水浄
化設備に関するものである。
(従来の技術) 一般に、貯水池、かんがい用溜池などには、池水に生
活廃水等が流入するなどして、アオコが発生したり、有
機物の堆積とメタンガスの発生等により汚濁が進行し、
悪臭を発するという問題があった。
従来、上記問題を解消するために、池の適所に1又は
2台の水車又は噴水式爆気装置等が浮設され、池水と大
気の接触を増大させて池水の爆気による浄化が行われて
いる。
(発明が解決しようとする課題) ところで従来の噴水式爆気装置では、池水に上下層間
の水流を生起させることができるが、部分的な浄化に止
まり、池水全体を爆気させるには多数の爆気装置の設置
が必要となり、多額の設備投資を要するという問題があ
り、池が大きくなる程深刻な問題となっている。
本発明は、上述のような実状に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、池水の浄化を効率的に低
コストで行ないうる池水浄化設備を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的
手段を講じた。
すなわち、本発明は、水流入口に除塵機を配設し、該
除塵機に続いて砂礫等からなる接触酸化ゾーンを池内周
辺に沿って設け、池内周辺部の適所に池水を大気中に放
出すると共に水中に噴出するように曝気兼水流発生装置
を配設して水流方向と同じ方向に流れを発生させ、池中
央部に前記水流方向に旋回する移動式エアレータを設け
た点に特徴がある。
(作用) 本発明によれば、池への流入水は、まず除塵機を通っ
てごみ類が除かれた後、接触酸化ゾーンに至り、該ゾー
ンで浄化され溶存酸素量が増やされて池水中に混入す
る。池内周辺部の水は爆気兼水流発生装置により一定の
方向すなわち流入水の水流方向に動かされ回流し爆気が
行われる。また池内中央部では、池内周辺部の水流方向
と同じ方向に、移動式エアレータが移動しながら爆気を
行なう。したがって、池中に堆積する有機物等の量が減
少し、溶存酸素量の多い水の流入により池中の水を活性
化でき、池水の回流によって、池水全域の爆気による浄
化が効率的に行なわれる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
図面において、(1)は溜池で、水流入水路(2)、
水流出水路(3)が設けられ、前記水流入水路(2)の
水流即ち水流入口(4)には、除塵機(5)が設置さ
れ、比較的大きいごみ類が除去され、池(1)内へのご
み類流入量を減少させ、池底に堆積する有機物等の量が
少なくなるようにしてある。
(6)は砂礫等からなる接触酸化ゾーンで、流入水案
内壁(7)が該ゾーン(6)に沿って設けられ、流入水
を浄化し、溶存酸素量の多い水を池水に混入し、池水全
体の溶存酸素量の増大が図られている。
(8)(9)は固定式の爆気兼水流発生装置で、水流
入口(4)と水流出水路(3)の中間と、その反対側の
池水周辺部に設置されている。
(10)は移動式エアレータで、池(1)内中央部に池
内水流動方向に移動可能に設置されている。
前記爆気兼水流発生装置(8)(9)は同じ構造で、
第2図に例示するように、池(1)底に沈座するコンク
リート製のアンカーベース(11)と、該ベース(11)上
に立設された支持架構(12)と、該架構(12)上に載設
された噴水付親水器具(13)と、支持架構(12)の下部
に配設した水中ポンプ(14)と、水中ポンプ(14)の吐
出口に接続された出口管(15)と、該出口管(15)に開
閉弁(16)を介して接続された水流発生管(17)、及び
噴水調整弁(18)を介して前記親水器具(13)に接続さ
れた噴水爆気管(19)から成っている。(20)はカモフ
ラージフードで、岩や海草等の図柄が設けられ、池水水
位が下がった際に景観を損ねないようにしてある。
前記移動式エアレータ(10)は、第3図に例示してい
るように、池(1)底中央に沈座するコンクリート製の
アンカーベース(21)と、該ベース(21)上に設置され
たポンプ架台(22)と、該架台(22)に取付けられた水
中ポンプ(23)と該ポンプ(23)の吐出口に接続された
スイベルジョイント(24)と、アヒル、白鳥などの形を
し水面に浮遊する親水器具(25)と、親水器具(25)内
に設けた放水管(26)の基部に速度調整用の開閉弁(2
7)及び接手管(28)を介して接続されたゴムホース(2
9)とからなり、ゴムホース(29)の他端がスイベルジ
ョイント(24)に接続されている。なお、前記親水器具
(25)の放水管(26)出口近傍には、大気吸込み管(3
0)が設けられ、エアレーションが効果的に行ないうる
ようになっている。
(31)(32)は、水中ポンプ(14)(23)駆動電源供
給用のキヤプタイヤケーブルである。
そして、前記エアレータ(10)の親水器具(25)は、
放水管(26)からのジェット噴流によって水面上を前進
し、アンカーベース(21)を中心として図中矢印(イ)
で示す水流方向と同方向に回転しながらエアレーション
を行なう。
上記実施例によれば、池(1)内への流入水は、ごみ
類が除塵機(5)によって除去された後、接触酸化ゾー
ン(6)で一時浄化され池水に混入される。他方、池水
は爆気兼水流発生装置(8)、(9)によって流入水の
流れ方向の水流(イ)が生起し、噴水によって曝気が行
なわれ、池(1)内中央部では移動式エアレータ(10)
が水流(イ)方向に旋回してエアレーションが行なわ
れ、池水全体にわたって浄化が行なわれる。このように
して、池水は浄化され、必要に応じて水流出水路(3)
から放流される。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、例
えば、移動式エアレータ(10)は、水ジェット推進に代
えて、圧縮空気によるエアジェット推進とすることがで
きる。
(発明の効果) 本発明にかかる池水浄化設備は、上述のように、水流
入口に除塵機を配設し、該除塵機に続いて接触酸化ゾー
ンを池内周辺に沿って設け、池内周辺部の適所に池水を
大気中に放出すると共に水中に噴出するようにした曝気
兼水流発生装置を配設して水流入方向と同じ方向に流れ
を発生させ、池中央に前記水流方向に遊回する移動式エ
アレータを設けたものであるから、池内へのごみ類の流
入をなくして、有機物等の堆積量を減少させることがで
き、他方池水を回流させながら爆気を行ない池水全体に
わたって浄化を効率的に行なうことができ、比較的設備
コストを安価にすることが可能であり、景観を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は全体平面
図、第2図は爆気兼水流発生装置の正面図、第3図は移
動式エアレータの正面図である。 (1)……溜池、(4)……水流入口、(5)……除塵
機、(6)……接触酸化ゾーン、(8)(9)……爆気
兼水流発生装置、(10)……移動式エアレータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】池(1)の水流入口(4)に除塵機(5)
    を配設し、該除塵機(5)に続いて砂礫等からなる接触
    酸化ゾーン(6)を池内周辺に沿って設け、池内周辺部
    の適所に池水を大気中に放出すると共に水中に噴出する
    ようにした曝気兼水流発生装置(8),(9)を配設し
    て水流入方向と同じ方向に流れを発生させ、池中央部に
    前記水流方向に旋回する移動式エアレータ(10)を設け
    たことを特徴とする池水浄化設備。
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