JP2650024C - - Google Patents

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JP2650024C
JP2650024C JP2650024C JP 2650024 C JP2650024 C JP 2650024C JP 2650024 C JP2650024 C JP 2650024C
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microcomputer
display device
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pachinko machine
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】 この発明は、表示装置に各種図柄や文字などの表示態様を表示することのでき
るパチンコ機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】 周知のように、パチンコ機には、遊技者に遊技状態を可視表示するためや装飾
のために多くの表示装置が設けてある。従来の表示装置としては、例えば7セグ
メントの発光ダイオードの発光部位の組合せにより数字または英文字を表示態様
として表示するいわゆるデジタル表示器があり、また回転ドラムの外面に複数の
図柄や文字などを描き、表示窓に上記図柄などの一つを臨ませ、上記ドラムの回
転により図柄などの表示態様を変化させる回転ドラム表示器などがある。更に、
表示素子として発光ダイオードを縦横例えば5×7個配設し、発光部位を選択し
て表示するマトリクス表示器がある。 そして、上記デジタル表示器や回転ドラム表示器あるいはマトリクス表示器を 複数個連設して各表示を組合せるようにしたものもある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 ところで、従来の表示装置は、マイクロコンピュータを備える制御装置によっ
て表示する表示態様を制御している。しかし、従来の制御装置は、表示装置の表
示素子を制御すると共に、センター役物に設けた継続スイッチや10カウントス
イッチ、始動口スイッチ、駆動ソレノイド、或は効果音や表示灯などのパチンコ
機全般に亙る制御を行わなければならず、マイクロコンピュータの作業容量が限
界に近付いている。そこで、表示装置に表示制御を担当するマイクロコンピュー
タを設けることが考えられる。 一方、パチンコ機はノイズに対して劣悪な環境下で使用されている。このため
、従来のパチンコ機において暴走を防ぐための手段としてインターバル割込(周
期的割込)方式を採用したものがある。 そこで、パチンコ機本体の制御を行うマイクロコンピュータ(以下、メインM
PUという)と、表示装置の表示制御を行うマイクロコンピュータ(以下、サブ
MPUという)とを設け、上記インターバル割込方式により制御する場合には、
メインMPUとサブMPUとに夫々電源投入時に初期化するパワーオンリセット
信号を送出するための電源リセット手段を個別に設けなければならない。従って
、構成が複雑になってコスト高を招いてしまう。 しかも、メインMPUからサブMPUへ表示データを転送して表示を行うよう
に構成する場合に、両MPU間で同期が取れずに表示データを取り逃がすことが
ある。例えば、ノンマスカブルイントラプト(NMI)処理で表示データを転送
するように構成しても電源投入時の同期が取れていない状態では、換言すると両
MPUのプログラムが同時にスタートしていない状態では、NMIと共に表示デ
ータをメインMPUが送出したとしても、サブMPU側でデータを適切に受け取
れなかったり、また受け取れたとしても、次のインターバル割込までに適正に処
理しきれない状況が発生する。 本発明は上記に鑑み提案されたもので、メインMPUとサフMPUとを備える
パチンコ機においてメインMPUとサブMPUとを共通のパワーオンリセット信 号により制御するように構成したパチンコ機を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため本発明は、プログラムを記憶したROMを備えてマイ
クロコンピュータによって制御されるパチンコ機において、縦横に配列した複数
の表示素子を有する表示装置にはマイクロコンピュータを備えた表示処理部を設
け、上記表示処理部において各表示素子の制御を行ない、表示装置に所定の図柄
や文字を表示するようにすると共に、外部接続端子を介して互いに接続されてい
パチンコ機の制御を行う制御装置のマイクロコンピュータと、上記表示処理部
のマイクロコンピュータとに対して、パワーオンリセット信号を共通化したもの
である。 【0005】 【発明の実施の形態】 以下、本発明を図面に示した実施の形態について説明する。 【0006】 本発明における表示装置1は、第1基板2と第2基板3とを有し、第1基板2
の前面には表示基板4を添設し、第2基板3にはサブマイクロコンピュータユニ
ット(以下、サブMCUと略記する。)5を有する表示処理部6を形成する。 【0007】 第1基板2の前後表面にはプリント配線を適宜施すと共に、後面にはトランジ
スタ、抵抗などのチップ素子7…を配設して電気回路(主としてドライブ回路)
を形成し、周縁部には例えば雄型コネクタ8を配置する。 【0008】 表示基板4は、例えば20×20mm程度の基板であって、この表示基板4の
表面に縦横10×10個のレンズ部を備えない裸のLED素子9を配列する。尚
、図1の実施の形態では表示基板4の前面に透光性のあるカバー部材10を被着
している。また、このカバー部材10に着色することもできる。 【0009】 一方、第2基板3の前後面にはチップ素子7及びサブMCU5や水晶発振子1 1などを配設して電気回路を形成し、周縁には雌型コネクタ12を配置し、この
雌型コネクタ12と前記第1基板2の雄型コネクタ8とを接続する。尚、図面の
実施の形態によれば、第1基板2と第2基板3とを背中合せに両コネクタ8、1
2を接合し、支柱13を介して固定するようになっているが、ケーブルを介して
接続するようにしてもよい。 【0010】 また、第2基板3の一縁には外部接続端子14を設けて、この外部接続端子1
4を介してパチンコ機15の制御装置16に接続可能とする。 【0011】 上記のような表示装置1は、表示処理部6を含めて例えば90×45×25m
m以内に構成でき、一つの表示基板4について10×10ドットの図柄表示が可
能である。 【0012】 本発明において、表示装置1は、例えば図4のブロック回路にて示すようにメ
インマイクロコンピュータユニット(以下、メインMCUと略記する)17を中
心にして、PROM、入出力制御装置、並びにリセット手段としての電源リセッ
ト、クロック回路、分周回路及びリセット回路などから構成される制御装置16
によって制御される。そして、本発明では、表示装置1にサブMCU5を有する
表示処理部6を形成して、制御装置16のメインMCU17の負担を軽減させる
と共に、共通のパワーオンリセット信号により電源投入時のリセット処理を実行
可能にして回路構成及び配線接続を極めて簡単にしている。 【0013】 即ち、メインMCU17にはセンター役物18などに設けた継続スイッチ19
、10カウントスイッチ20、始動口スイッチ21、駆動ソレノイド22、ある
いは電子音発生回路23、ランプ表示器24などの制御を受け持たせる。一方、
表示装置1に設けた表示処理部6のサブMCU5には制御装置16から受信する
データ及びリセット信号に基づいて、表示基板4に配列した各LED素子9の制
御を受け持たせて、表示装置1に所定の図柄、文字などの表示態様を表示させる
のである。 【0014】 そして、本発明では、電源投入時の不安定状態等による暴走を防ぐため、表示
処理部6のサブMCU5と制御装置16のメインMCU17は共通のパワーオン
リセット信号を受け取るように構成し、回路構成を簡略化している。 【0015】 また、制御装置16において8ビットデータを上下4ビットデータに変換して
、時分割的に2度転送することにより接続本数を減らしている。そして、本実施
の形態においては、データ4本、電源2本、リセット1本、NMI割込1本、制
御信号(4ビットデータの上下、明暗、桁選択)3本の計11本の配線で足りる
。一方、従来のようにメインMCU17に頼る場合には少なくとも40本の配線
が必要である。また、表示装置1の各LED素子9をメインMCU17で制御す
る場合には処理時間が長くなって表示がチラ付き、見難いものになってしまう。 【0016】 そして、表示装置1に内蔵した表示処理部6では図5のフローチャートに示す
ように、I/Oポートを初期化し、今回の割込処理がパワーオンによるリセット
か、それ以降の周期的割込によるものかを判定し、パワーオンリセットの場合は
ラム(RAM)を初期化した後、ノンマスカブルイントラプト(NMI)により
入力された上下4ビットデータを8ビットデータに変換し、フリーランニングカ
ウンタをリセットし、上記8ビットデータを図柄データに変換して、各ポートに
明暗情報として出力し、各表示基板4のLED行をスキャンするためのデータを
更新し、例えば横行を10回スキャンし、フリーランニングカウンタが819よ
り大きい時はジャンプさせて1回の発光時間を819μSとする。一方、NMI
では割込データを対応するメモリに格納して復帰する。 【0017】 尚、LEDスキャン処理を上の行から順番に行なわず、例えば、上段から1−
3−5−7−9−2−4−6−8−10と交互に表示すれは、遊技者の目の残像
現象により全体の図柄が見易くなる。 【0018】 図6ないし図7は上記のような表示装置を組み込んだセンター役物18の一例 である。 【0019】 センター役物18は、取付板25の中程に横に並ぶ3つの表示窓26を有し、
各表示窓26には前記表示基板4が臨む。表示窓26と表示基板4との間には、
表示基板4側を縮径させた遮蔽板27を上記取付板25から連続して設ける。尚
、上記センター役物18の表示窓26の上側には、天入賞口28及び天下入賞口
29を設け、該天入賞口28及び天下入賞口29の前面に透光性のある化粧板3
0を添設し、該化粧板30の裏側にはランプ基板31に取付けたランプ32を臨
ませる。また、上記各入賞口28、29には球通路33、34を夫々連設する。
表示窓26の下側には、発光ダイオードからなる10カウント表示部35、継続
球表示部36、記憶個数表示部37を設ける。 【0020】 上記のようなセンター役物18を配設したパチンコ機15における遊技の一例
は、遊技者が発射装置38で弾発した打球が遊技盤15′に設けた始動口39に
入賞し、始動口スイッチ21をオンして特別遊技が開始し、センター役物18で
表示する図柄が高速で変換し、遊技者がタッチスイッチ40を操作して変換を停
止したときの図柄の組み合せにより大入賞口41を開放する。このように、特別
遊技の表示に本発明における表示装置1を使用すれば、制御装置16のメインM
CU17の負担が軽減されて高速処理が可能になり、従来の表示器に比べきめ細
かな表示が可能になると共に配線や制御が簡単になる。 【0021】 また、本実施の形態によれば、表示素子を制御することによって表示装置が表
示する図柄を流動的に表示することが可能であって、従来にない新鮮な表示が可
能となる。 【0022】 以上、本発明を図示の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施
の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限
り適宜実施できる。例えば、表示素子としてLEDの他にランプや液晶等を使用
することができる。また、表示装置に「打止め」や「大当り」などの文字を表示 させることもできる。 【0023】 【発明の効果】 本発明によれば、パチンコ機の制御装置におけるメインマイクロコンピュータ
の負担を軽減させることができると共に、制御装置のメインマイクロコンピュー
タ及び表示装置に設けた表示処理部のサブマイクロコンピュータに対して、共通
のパワーオンリセット信号を供給して同時にパワーオン処理を実行可能であり、
メインマイクロコンピュータとサブマイクロコンピュータのプログラムが同時に
スタートするので、電源投入時における不安定なタイミングがなくなり画像表示
上のトラブルがなくなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 前面側から見た表示装置の分解斜視図である。 【図2】 後面側から見た表示装置の分解斜視図である。 【図3】 表示装置に設けた回路のブロック図である。 【図4】 制御装置のブロック図である。 【図5】 表示処理部におけるフローチャートである。 【図6】 表示装置を設けたセンター役物の正面図である。 【図7】 表示装置を設けたセンター役物の縦断面図である。 【図8】 表示装置を設けたセンター役物を配設した遊技盤の正面図である。 【図9】 パチンコ機の背面図である。 【符号の説明】 1 表示装置 5 サブMCU 6 表示処理部 9 表示素子 15 パチンコ機 16 制御装置 17 メインMCU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 プログラムを記憶したROMを備えてマイクロコンピュータに
    よって制御されるパチンコ機において、 縦横に配列した複数の表示素子を有する表示装置にはマイクロコンピュータを
    備えた表示処理部を設け、 上記表示処理部において各表示素子の制御を行ない、表示装置に所定の図柄
    文字を表示するようにすると共に、 外部接続端子を介して互いに接続されているパチンコ機の制御を行う制御装置
    のマイクロコンピュータと、上記表示処理部のマイクロコンピュータとに対して
    、パワーオンリセット信号を共通化したこと を特徴とするパチンコ機。

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