JP2649442B2 - グラフィックモード環境におけるテキストモードソフトウエアの操作方法 - Google Patents
グラフィックモード環境におけるテキストモードソフトウエアの操作方法Info
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- G09G5/00—Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
- G09G5/40—Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the way in which both a pattern determined by character code and another pattern are displayed simultaneously, or either pattern is displayed selectively, e.g. with character code memory and APA, i.e. all-points-addressable, memory
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は、コンピュータシステムにおけるソフトウエ
アの互換性に関し、特に真性グラフィックモードの動作
環境において、テキストモード基準のソフトウエアを好
ましく動作させることができる方法に関する。
アの互換性に関し、特に真性グラフィックモードの動作
環境において、テキストモード基準のソフトウエアを好
ましく動作させることができる方法に関する。
先行技術の記述 インターナショナルビジネスマシン(IBM)社によっ
て最初に開発されたものと互換性をとったパーソナルコ
ンピュータシステムは、2つのモード即ちテキストモー
ド及びグラフィックモードで動作する標準ビデオ制御器
を含んでいる。テキストモードにおいては、コンピュー
タのビデオ画面が256種類のキャラクタ(文字)を含む
アスキー文字セットのみを表示できる。コンピュータ画
面は、特定の文字位置に分割され、1つの標準様式が画
面の幅方向に沿って80文字及び上から下に25行の文字列
(80字25行)で表示される。グラフィックモードにおい
ては、画面がピクセル(画素)の2次元配列として処理
され、画面上に現われるイメージがピクセルの集合体で
表示される。IBM互換コンピュータシステムにおいて
は、アドレスA0000HからBFFFFHまでのメモリブロック
(領域)がビデオメモリ用に予約されている。即ち、メ
モリ領域は、白黒テキストモード用のバッファがアドレ
スB0000Hから始まり、カラーテキストモード用のバッフ
ァがアドレスB8000Hから始まり、グラフィックモード用
のバッファがアドレスA0000Hから始まるようにマッピン
グされている。
て最初に開発されたものと互換性をとったパーソナルコ
ンピュータシステムは、2つのモード即ちテキストモー
ド及びグラフィックモードで動作する標準ビデオ制御器
を含んでいる。テキストモードにおいては、コンピュー
タのビデオ画面が256種類のキャラクタ(文字)を含む
アスキー文字セットのみを表示できる。コンピュータ画
面は、特定の文字位置に分割され、1つの標準様式が画
面の幅方向に沿って80文字及び上から下に25行の文字列
(80字25行)で表示される。グラフィックモードにおい
ては、画面がピクセル(画素)の2次元配列として処理
され、画面上に現われるイメージがピクセルの集合体で
表示される。IBM互換コンピュータシステムにおいて
は、アドレスA0000HからBFFFFHまでのメモリブロック
(領域)がビデオメモリ用に予約されている。即ち、メ
モリ領域は、白黒テキストモード用のバッファがアドレ
スB0000Hから始まり、カラーテキストモード用のバッフ
ァがアドレスB8000Hから始まり、グラフィックモード用
のバッファがアドレスA0000Hから始まるようにマッピン
グされている。
IBM互換パーソナルコンピュータは、ROM−BIOSサービ
スとして参照される組込サービスを含んでいる。このRO
M−BIOSによって形成されるサービスは、アプリケーシ
ョン(応用)ソフトと、ビデオ制御器及びビデオRAMと
の間のインターフェイスである。このビデオROM−BIOS
サービスは、コンピュータシステム内のROM(読出専用
メモリ)に記憶され、INT10(割込10)命令を通してア
クセスできる。しかしながら、殆どの米国(英語版)応
用ソフトは、このROM−BIOSサービスを用いず、代わり
に、ビデオテキストRAM領域に直接書込んでいる。これ
は、既に8ビットのROMチップに記憶されたR0M−BIOSサ
ービスを用いることがビデオRAMに直接書き込むことよ
り相当遅いので、自然の成り行きである。ROMからBIOS
の内容をより高速なRAMにコピーする技術が近年開発さ
れたが、大部分の現行の英語版応用ソフトは、ROM−BIO
Sサービスをバイパスする仕様になっており、ビデオRAM
に直接書込んでいる。
スとして参照される組込サービスを含んでいる。このRO
M−BIOSによって形成されるサービスは、アプリケーシ
ョン(応用)ソフトと、ビデオ制御器及びビデオRAMと
の間のインターフェイスである。このビデオROM−BIOS
サービスは、コンピュータシステム内のROM(読出専用
メモリ)に記憶され、INT10(割込10)命令を通してア
クセスできる。しかしながら、殆どの米国(英語版)応
用ソフトは、このROM−BIOSサービスを用いず、代わり
に、ビデオテキストRAM領域に直接書込んでいる。これ
は、既に8ビットのROMチップに記憶されたR0M−BIOSサ
ービスを用いることがビデオRAMに直接書き込むことよ
り相当遅いので、自然の成り行きである。ROMからBIOS
の内容をより高速なRAMにコピーする技術が近年開発さ
れたが、大部分の現行の英語版応用ソフトは、ROM−BIO
Sサービスをバイパスする仕様になっており、ビデオRAM
に直接書込んでいる。
日本語コンピュータシステムは、DOS/V(ビデオDOS)
として参照されるDOSのバージョンを用いている。このD
OS/Vは、日本語文字セットの複雑さ及び煩雑さによっ
て、2つのOSモード、即ち英語モードと日本語モードと
を含んでいる。英語モードにおいては、DOS/Vが英語版D
OSと同様にテキストモードとグラフィックモードとを含
み、従って英語版応用ソフトが英語モードのDOS/V上で
動作できる。日本語モードのDOS/Vは、グラフィックモ
ードのみを動作させ、テキストモードを含むことができ
ない。これは、日本語文字セットの種々のキャラクタが
グラフィックモードで現実的に発生する恐れがあるから
である。例えば、日本語漢字セットは7000及び8000種間
の文字を含み、従ってこれらの文字の各々を発生させる
テキストモードを用いることが実務的でない。日本語モ
ードのDOS/Vは、テキストモードを含まないので、テキ
ストモードで動作する英語版応用ソフトを動作させる
(走らせる)ことができない。
として参照されるDOSのバージョンを用いている。このD
OS/Vは、日本語文字セットの複雑さ及び煩雑さによっ
て、2つのOSモード、即ち英語モードと日本語モードと
を含んでいる。英語モードにおいては、DOS/Vが英語版D
OSと同様にテキストモードとグラフィックモードとを含
み、従って英語版応用ソフトが英語モードのDOS/V上で
動作できる。日本語モードのDOS/Vは、グラフィックモ
ードのみを動作させ、テキストモードを含むことができ
ない。これは、日本語文字セットの種々のキャラクタが
グラフィックモードで現実的に発生する恐れがあるから
である。例えば、日本語漢字セットは7000及び8000種間
の文字を含み、従ってこれらの文字の各々を発生させる
テキストモードを用いることが実務的でない。日本語モ
ードのDOS/Vは、テキストモードを含まないので、テキ
ストモードで動作する英語版応用ソフトを動作させる
(走らせる)ことができない。
もし、全部の英語版応用ソフトがROM−BIOSサービス
を経由してビデオRAMにアクセスしていたならば、INT10
命令をトラップするかなり単純な手順になり、所望のテ
キストデータをグラフィックモードの画面に表示するソ
フトウエアルーチンを持てる。しかしながら、既に述べ
たように、大多数の英語版応用ソフトがビデオBIOSサー
ビスを用いていない。かくして、膨大な英語版応用ソフ
トは、日本語モードのDOS/V下で実行できず、英語モー
ドで実行しなければならない。
を経由してビデオRAMにアクセスしていたならば、INT10
命令をトラップするかなり単純な手順になり、所望のテ
キストデータをグラフィックモードの画面に表示するソ
フトウエアルーチンを持てる。しかしながら、既に述べ
たように、大多数の英語版応用ソフトがビデオBIOSサー
ビスを用いていない。かくして、膨大な英語版応用ソフ
トは、日本語モードのDOS/V下で実行できず、英語モー
ドで実行しなければならない。
日本語モードから英語モードへのDOS/Vの切換手順
は、通常やっかいで好ましくない。これは、もし使用者
が応用ソフトを終了してモードの切換えが要求されてTS
Rを実行するならば、TSR(terminate and stay residen
t)のホットキーの利点を損なうので、TSRプログラムに
とって特に真である。それゆえ、ビデオRAMテキスト領
域に直接書込む応用ソフトをDOS/Vの日本語モードで好
ましく動作させられる方法が望まれる。
は、通常やっかいで好ましくない。これは、もし使用者
が応用ソフトを終了してモードの切換えが要求されてTS
Rを実行するならば、TSR(terminate and stay residen
t)のホットキーの利点を損なうので、TSRプログラムに
とって特に真である。それゆえ、ビデオRAMテキスト領
域に直接書込む応用ソフトをDOS/Vの日本語モードで好
ましく動作させられる方法が望まれる。
インテル社の80386プロセッサ及びメモリ管理ソフト
上の背景は好ましいとみなされる。この80386プロセッ
サは、セグメント及びオフセット或はセグメント記述子
テーブルによって定義される論理アドレスを線形(連
続)アドレスに変換し、これは線形アドレスを物理アド
レスにマッピングするメモリページング・ハードウエア
を含むメモリ管理ユニット(MMU)を含む。メモリペー
ジングは、2種類のテーブル即ちページデイレクトリ及
びページテーブルを含む。これらのテーブルは32ビット
の記述子から作られる。ページテーブル記述子はダーテ
イビットと参照されるビットを含む。このダーテイビッ
トは、各記述子がカバーしたページフレームに書込まれ
るときはいつもプロセッサによって自動的に設定され
る。80386及びページ化メモリシステムの更なる情報
は、参考文献として「James L.Turley氏のAdvanced 803
86 Programming Techniques」著作権1988年マグローヒ
ル社117−163頁を参照されたし。
上の背景は好ましいとみなされる。この80386プロセッ
サは、セグメント及びオフセット或はセグメント記述子
テーブルによって定義される論理アドレスを線形(連
続)アドレスに変換し、これは線形アドレスを物理アド
レスにマッピングするメモリページング・ハードウエア
を含むメモリ管理ユニット(MMU)を含む。メモリペー
ジングは、2種類のテーブル即ちページデイレクトリ及
びページテーブルを含む。これらのテーブルは32ビット
の記述子から作られる。ページテーブル記述子はダーテ
イビットと参照されるビットを含む。このダーテイビッ
トは、各記述子がカバーしたページフレームに書込まれ
るときはいつもプロセッサによって自動的に設定され
る。80386及びページ化メモリシステムの更なる情報
は、参考文献として「James L.Turley氏のAdvanced 803
86 Programming Techniques」著作権1988年マグローヒ
ル社117−163頁を参照されたし。
発明の要約 本発明は、ビデオRAMテキスト領域に直接書込む英語
版応用ソフトをDOS/Vの日本語モードのような真性グラ
フィックモードOS環境において動作させることができる
操作方法を備える。好ましい実施例は、メモリ管理ソフ
トと協働するテキスト/グラフィック変換ドライバソフ
トを備える。このメモリ管理ソフトは、テキストRAM領
域として使用できるメモリをシステム初期化で確保する
ユーザ選択オプションを含む。従って、コンピュータシ
ステムがDOS/Vの日本語モードで動作し、このオプショ
ンが選択されていたときには、メモリ管理ソフトが英語
版テキスト基準の応用ソフト用のテキストRAM領域を主
メモリに配置変えを行なう。
版応用ソフトをDOS/Vの日本語モードのような真性グラ
フィックモードOS環境において動作させることができる
操作方法を備える。好ましい実施例は、メモリ管理ソフ
トと協働するテキスト/グラフィック変換ドライバソフ
トを備える。このメモリ管理ソフトは、テキストRAM領
域として使用できるメモリをシステム初期化で確保する
ユーザ選択オプションを含む。従って、コンピュータシ
ステムがDOS/Vの日本語モードで動作し、このオプショ
ンが選択されていたときには、メモリ管理ソフトが英語
版テキスト基準の応用ソフト用のテキストRAM領域を主
メモリに配置変えを行なう。
また、テキスト/グラフィック変換ドライバソフト
は、タイマー割込にフックされる。このドライバソフト
は、周期的即ち割込毎に、最新の割込から何かが新しく
確保したテキストRAM領域に書込まれたか否かをメモリ
管理ソフトに尋ねる。発明の背景で議論したように、38
6ページング機構は、ビットがクリアされた最近の時刻
から今までに何かがそのページに書込まれたか否かを指
示するダーテイビットを4k(キロバイト)のページ毎に
形成する。このメモリ管理ソフトはこれらページテーブ
ルを維持するために応答できる。従ってメモリ管理ソフ
トは、ビデオテキストRAM領域毎に最配置されたページ
に対応したダーテイビットをチェックし、これらのビッ
トを各割込毎にクリアすることによって、新規データが
テキストRAM領域に書込まれたか否かを迅速に決定する
ことができる。
は、タイマー割込にフックされる。このドライバソフト
は、周期的即ち割込毎に、最新の割込から何かが新しく
確保したテキストRAM領域に書込まれたか否かをメモリ
管理ソフトに尋ねる。発明の背景で議論したように、38
6ページング機構は、ビットがクリアされた最近の時刻
から今までに何かがそのページに書込まれたか否かを指
示するダーテイビットを4k(キロバイト)のページ毎に
形成する。このメモリ管理ソフトはこれらページテーブ
ルを維持するために応答できる。従ってメモリ管理ソフ
トは、ビデオテキストRAM領域毎に最配置されたページ
に対応したダーテイビットをチェックし、これらのビッ
トを各割込毎にクリアすることによって、新規データが
テキストRAM領域に書込まれたか否かを迅速に決定する
ことができる。
もし、新規データがテキストRAM領域に書込まれてい
たならば、ドライバソフトは、ASCII(アスキー)文字
をこの領域に書込み、これら文字を複数の画素からなる
グラフィック基準の文字に変換して、その後コンピュー
タ画面上に表示される。もし、全或は各ダーテイビット
がクリアされて、テキストRAM領域にアスキー文字が書
込まれていないことを指示したならば、上記書込、変換
表示が実施されない。ドライバソフトは、この動作を各
タイマー割込時に繰り返している。
たならば、ドライバソフトは、ASCII(アスキー)文字
をこの領域に書込み、これら文字を複数の画素からなる
グラフィック基準の文字に変換して、その後コンピュー
タ画面上に表示される。もし、全或は各ダーテイビット
がクリアされて、テキストRAM領域にアスキー文字が書
込まれていないことを指示したならば、上記書込、変換
表示が実施されない。ドライバソフトは、この動作を各
タイマー割込時に繰り返している。
ユーザが英語モードに切り換えた時には、ビデオテキ
ストRAM領域が本来のビデオテキストRAMに占有され、こ
のドライバソフトがメモリ管理ソフトに命令して、この
位置にマップされたRAMをデセーブルさせる。
ストRAM領域が本来のビデオテキストRAMに占有され、こ
のドライバソフトがメモリ管理ソフトに命令して、この
位置にマップされたRAMをデセーブルさせる。
本発明のより良い理解は、好ましい実施例の以下の詳
細な記述を添付図面と関連して考慮したときに得られ
る。
細な記述を添付図面と関連して考慮したときに得られ
る。
図面の簡単な説明 第1図は本発明と協働するコンピュータシステムの概
略図である。
略図である。
第2A図、第2B図及び第3図は、本発明の動作を説明す
るフローチャート図である。
るフローチャート図である。
好ましい実施例の説明 今第1図を参照して、符号Cは、本発明と協働するコ
ンピュータシステムを示している。ここに開示されたコ
ンピュータシステムは例示のみであり、本発明が種々の
形式のコンピュータシステムに協働できることが注目さ
れる。このコンピュータシステムCには種々の領域が使
用されている。使用されたマイクロプロセッサ20は、イ
ンテル社によって製造された80386型マイクロプロセッ
サが好ましい。このマイクロプロセッサ20は、アドレス
バスPAと、データバスPDと、制御バスPCとを持ち、これ
らバスPA、PD及びPCがローカルバスとして参照される。
このローカルバスには、算術演算処理ユニット即ち好ま
しくはインテル社で製造された80387型の演算コプロセ
ッサ22と、好ましくはインテル社で製造された82385型
のキャッシュ制御器24と、キャッシュメモリ(RAM)26
と、アドレスラッチ28とが結合されている。このキャッ
シュ制御器24は、キャッシュメモリ26と協働して、コン
ピュータCにおけるキャッシュシステムを取り扱うのに
必要な制御を提供する。このローカルバスは、ローカル
アドレスバスPAを中間アドレスバスHAに接続するラッチ
30によって中間バスに接続される。ラッチ付きトランシ
ーバ32はローカルデータバスPDを中間データバスHDに接
続する。トランシーバ33は、ローカル制御バスPCを中間
制御バスHCに接続する。これの代りに、インテル社製の
80486プロセッサを用いて、80386CPU20、80387数値演算
共プロセッサ22及び可能なら82385キャッシュ制御器24
及びキャッシュRAM26と置換しても良い。
ンピュータシステムを示している。ここに開示されたコ
ンピュータシステムは例示のみであり、本発明が種々の
形式のコンピュータシステムに協働できることが注目さ
れる。このコンピュータシステムCには種々の領域が使
用されている。使用されたマイクロプロセッサ20は、イ
ンテル社によって製造された80386型マイクロプロセッ
サが好ましい。このマイクロプロセッサ20は、アドレス
バスPAと、データバスPDと、制御バスPCとを持ち、これ
らバスPA、PD及びPCがローカルバスとして参照される。
このローカルバスには、算術演算処理ユニット即ち好ま
しくはインテル社で製造された80387型の演算コプロセ
ッサ22と、好ましくはインテル社で製造された82385型
のキャッシュ制御器24と、キャッシュメモリ(RAM)26
と、アドレスラッチ28とが結合されている。このキャッ
シュ制御器24は、キャッシュメモリ26と協働して、コン
ピュータCにおけるキャッシュシステムを取り扱うのに
必要な制御を提供する。このローカルバスは、ローカル
アドレスバスPAを中間アドレスバスHAに接続するラッチ
30によって中間バスに接続される。ラッチ付きトランシ
ーバ32はローカルデータバスPDを中間データバスHDに接
続する。トランシーバ33は、ローカル制御バスPCを中間
制御バスHCに接続する。これの代りに、インテル社製の
80486プロセッサを用いて、80386CPU20、80387数値演算
共プロセッサ22及び可能なら82385キャッシュ制御器24
及びキャッシュRAM26と置換しても良い。
この中間バスには、主メモリ34及びメモリインタフェ
ース36が接続されている。この主メモリ34は、ビデオ制
御器64がグラフィックモードのみを動作させ、即ちテキ
ストモードを含まないモードを備えたOSが含まれる。好
ましくは、このOSが日本語モードで動作するDOS/V(日
本語DOS)である。勿論、主メモリ34は、メモリ管理ソ
フトと、ビデオRAMテキスト領域に直接書込む応用ソフ
トを、グラフィックモードのみで単独で動作しテキスト
モードを含まないコンピュータシステムで操作できる、
本発明によるテキスト/グラフィック変換ドライバソフ
トとを含む。
ース36が接続されている。この主メモリ34は、ビデオ制
御器64がグラフィックモードのみを動作させ、即ちテキ
ストモードを含まないモードを備えたOSが含まれる。好
ましくは、このOSが日本語モードで動作するDOS/V(日
本語DOS)である。勿論、主メモリ34は、メモリ管理ソ
フトと、ビデオRAMテキスト領域に直接書込む応用ソフ
トを、グラフィックモードのみで単独で動作しテキスト
モードを含まないコンピュータシステムで操作できる、
本発明によるテキスト/グラフィック変換ドライバソフ
トとを含む。
この中間バスからは、種々の他のバスが接続される。
例えば中間アドレスバスHAは、トランシーバ38によって
拡張前のシステムアドレスバスLAと結合され、またラッ
チ40によってラッチ型システムアドレスバスSAに結合さ
れる。中間データバスHDは、ラッチ42及びトランシーバ
44によってシステムデータバスSDに結合されている。中
間制御バスHCは、トランシーバ45によってシステム制御
バスSCに結合される。これらのシステムバスLA、SA、SD
及びSCには、一連のスロット70を経て種々の装置が結合
され、各スロット70がコンピュータCにおいて使用でき
る追加の機能を含む着脱自在のプリント回路基板を収容
するために使用される。直列インタフェース46は、シス
テムデータバスSD、ラッチ型システムアドレスバスSA及
びシステム制御バスSCに接続される。勿論、これらのシ
ステムデータバスSD、ラッチ型システムアドレスバスSA
及びシステム制御バスSCには、プリンタインタフェース
48が接続され、このプリンタインタフェース48にプリン
タ50が付加される。これらシステムデータバスSD、ラッ
チ型システムアドレスバスSA及びシステム制御バスSCに
は、コンピュータCの基本操作ソフトウェア(OS)或は
その部分を含む読出専用メモリ(ROM)52が接続され
る。これらのシステムデータバスSD、ラッチ型システム
アドレスバスSA及びシステム制御バスSCには、フロッピ
ーディスク制御器54が接続される。このフロッピーディ
スク制御器54には、コンピュータC用の記憶を形成する
ために使用されるフロッピーディスクユニット56が接続
される。これらシステムデータバスSD、ラッチ型システ
ムアドレスバスSA及びシステム制御バスSCには、固定デ
ィスク制御器58が接続され、この固定ディスク制御器58
に固定ディスクユニット60が付加される。
例えば中間アドレスバスHAは、トランシーバ38によって
拡張前のシステムアドレスバスLAと結合され、またラッ
チ40によってラッチ型システムアドレスバスSAに結合さ
れる。中間データバスHDは、ラッチ42及びトランシーバ
44によってシステムデータバスSDに結合されている。中
間制御バスHCは、トランシーバ45によってシステム制御
バスSCに結合される。これらのシステムバスLA、SA、SD
及びSCには、一連のスロット70を経て種々の装置が結合
され、各スロット70がコンピュータCにおいて使用でき
る追加の機能を含む着脱自在のプリント回路基板を収容
するために使用される。直列インタフェース46は、シス
テムデータバスSD、ラッチ型システムアドレスバスSA及
びシステム制御バスSCに接続される。勿論、これらのシ
ステムデータバスSD、ラッチ型システムアドレスバスSA
及びシステム制御バスSCには、プリンタインタフェース
48が接続され、このプリンタインタフェース48にプリン
タ50が付加される。これらシステムデータバスSD、ラッ
チ型システムアドレスバスSA及びシステム制御バスSCに
は、コンピュータCの基本操作ソフトウェア(OS)或は
その部分を含む読出専用メモリ(ROM)52が接続され
る。これらのシステムデータバスSD、ラッチ型システム
アドレスバスSA及びシステム制御バスSCには、フロッピ
ーディスク制御器54が接続される。このフロッピーディ
スク制御器54には、コンピュータC用の記憶を形成する
ために使用されるフロッピーディスクユニット56が接続
される。これらシステムデータバスSD、ラッチ型システ
ムアドレスバスSA及びシステム制御バスSCには、固定デ
ィスク制御器58が接続され、この固定ディスク制御器58
に固定ディスクユニット60が付加される。
使用者へのデータ提供を制御するビデオシステム64
は、拡張前のアドレスバスLA、ラッチ型システムアドレ
スバスSA及びシステム制御バスSCに接続されると共に、
トランシーバ62によってシステムデータバスSDに結合さ
れる。このビデオ制御器は、好ましくは2つの動作モー
ド即ちテキストモード及びグラフィックモードを持って
いる。DOS/Vが日本語モードで動作している時には、ビ
デオ制御器64がグラフィックモードでのみ動作する。こ
のビデオシステム64には、ビデオメモリを形成するため
に使用されるランダムアクセスメモリ(RAM)66と、使
用者に所望の表示を提供するモニタ68とが接続される。
は、拡張前のアドレスバスLA、ラッチ型システムアドレ
スバスSA及びシステム制御バスSCに接続されると共に、
トランシーバ62によってシステムデータバスSDに結合さ
れる。このビデオ制御器は、好ましくは2つの動作モー
ド即ちテキストモード及びグラフィックモードを持って
いる。DOS/Vが日本語モードで動作している時には、ビ
デオ制御器64がグラフィックモードでのみ動作する。こ
のビデオシステム64には、ビデオメモリを形成するため
に使用されるランダムアクセスメモリ(RAM)66と、使
用者に所望の表示を提供するモニタ68とが接続される。
種々の他のサブシステムは、中間データ、アドレス及
び制御バスHD、HA及びHCに各々結合される。トランシー
バ72は、中間アドレスバスHAと、拡張アドレスバスXAと
に接続される。トランシーバ73は、中間制御バスHCと、
拡張制御バスXCとに接続される。トランシーバ74は、中
間データバスHDと、入力/出力(I/O)データバスIODと
の間に接続される。拡張アドレスバスXAと、データバス
IODと、拡張制御バスXCとには、コンピュータCのため
のDMA制御器、一連のタイマー及び割込制御器を含む組
み合せユニット76が接続される。勿論、拡張アドレスバ
スXAと、I/OデータバスIODと、拡張制御バスXCとには、
キーボードインタフェース78が接続される。このキーボ
ードインタフェース78には、キーボード80が接続され
て、使用者が所望の文字列及び命令を入力できる。
び制御バスHD、HA及びHCに各々結合される。トランシー
バ72は、中間アドレスバスHAと、拡張アドレスバスXAと
に接続される。トランシーバ73は、中間制御バスHCと、
拡張制御バスXCとに接続される。トランシーバ74は、中
間データバスHDと、入力/出力(I/O)データバスIODと
の間に接続される。拡張アドレスバスXAと、データバス
IODと、拡張制御バスXCとには、コンピュータCのため
のDMA制御器、一連のタイマー及び割込制御器を含む組
み合せユニット76が接続される。勿論、拡張アドレスバ
スXAと、I/OデータバスIODと、拡張制御バスXCとには、
キーボードインタフェース78が接続される。このキーボ
ードインタフェース78には、キーボード80が接続され
て、使用者が所望の文字列及び命令を入力できる。
これは、例示的コンピュータシステムであり、数多く
の他のシステムデザインが本発明に使用できる。
の他のシステムデザインが本発明に使用できる。
コンピュータシステムCのメモリ体系は、IBMによっ
て製造販売されたパーソナルコンピュータのメモリ体系
と好ましく互換性をとっている。しかしながら、他のメ
モリ体系を持つコンピュータシステムとの本発明の協働
も考慮している。アドレス0A0000Hからアドレス0BFFFFH
までの128キロバイトのメモリ領域は、ビデオRAM用に予
約されている。DOS/Vが英語モードで使用中である時に
は、アドレス0A0000Hからアドレス0AFFFFHまでのメモリ
領域がグラフィックモード用のバッファに予約され、ア
ドレス0B0000Hからアドレス0BFFFFHまでのメモリ領域が
白黒テキストバッファ用に予約されている。日本語モー
ドにおいては、アドレス0A0000Hからアドレス0AFFFFHま
での64キロバイトのメモリ領域がグラフィックモード用
のバッファに予約され、テキストバッファが用意されな
い。
て製造販売されたパーソナルコンピュータのメモリ体系
と好ましく互換性をとっている。しかしながら、他のメ
モリ体系を持つコンピュータシステムとの本発明の協働
も考慮している。アドレス0A0000Hからアドレス0BFFFFH
までの128キロバイトのメモリ領域は、ビデオRAM用に予
約されている。DOS/Vが英語モードで使用中である時に
は、アドレス0A0000Hからアドレス0AFFFFHまでのメモリ
領域がグラフィックモード用のバッファに予約され、ア
ドレス0B0000Hからアドレス0BFFFFHまでのメモリ領域が
白黒テキストバッファ用に予約されている。日本語モー
ドにおいては、アドレス0A0000Hからアドレス0AFFFFHま
での64キロバイトのメモリ領域がグラフィックモード用
のバッファに予約され、テキストバッファが用意されな
い。
発明の背景で述べたように、テキストモードを用い、
ビデオメモリに直接書込む英語版応用ソフトは、以前は
ビデオ制御器64がグラフィックモードのみを構成し、テ
キストバッファを確保しないので、日本語モードで動作
できない。それゆえ、これら応用ソフトは、以前は英語
モードで実行することが要求された。これは、使用者が
英語版応用ソフトを実行する前に、日本語モードを終了
し、英語モードに強制的に入らなければならないので、
不便さと応答の遅さを誘発する。これは、使用者が日本
語モードでホットケーキを実行即ちTSR(現状維持して
終了)プログラムを呼び出す時のTSRで特に問題であ
る。もし、TSRがテキストRAMバッファに直接書込んでモ
ニタ68にアスキー文字を書込もうとしたならば、アスキ
ーデータが曲解したピクセルデータとして現われるか、
全く表示されないかである。それゆえ、TSRを呼び出す
ためには、使用者が実行中の応用ソフトを終了し、日本
語モードを終了し、その後英語モードに入ってTSRを実
行することが要求される。これは必須的にTSRのどの利
点も除外する。以下に開示した方法は、これらの問題を
克服して、全部の英語版応用ソフトを日本語モードで動
作させることができる。
ビデオメモリに直接書込む英語版応用ソフトは、以前は
ビデオ制御器64がグラフィックモードのみを構成し、テ
キストバッファを確保しないので、日本語モードで動作
できない。それゆえ、これら応用ソフトは、以前は英語
モードで実行することが要求された。これは、使用者が
英語版応用ソフトを実行する前に、日本語モードを終了
し、英語モードに強制的に入らなければならないので、
不便さと応答の遅さを誘発する。これは、使用者が日本
語モードでホットケーキを実行即ちTSR(現状維持して
終了)プログラムを呼び出す時のTSRで特に問題であ
る。もし、TSRがテキストRAMバッファに直接書込んでモ
ニタ68にアスキー文字を書込もうとしたならば、アスキ
ーデータが曲解したピクセルデータとして現われるか、
全く表示されないかである。それゆえ、TSRを呼び出す
ためには、使用者が実行中の応用ソフトを終了し、日本
語モードを終了し、その後英語モードに入ってTSRを実
行することが要求される。これは必須的にTSRのどの利
点も除外する。以下に開示した方法は、これらの問題を
克服して、全部の英語版応用ソフトを日本語モードで動
作させることができる。
第2A図を参照すると、初期化でメモリ管理ソフトの動
作を説明するフローチャート図が示される。システムの
初期化中には、早期(拡張前の)バージョンが参考文献
として引用する米国特許第4、926、322号に記載され、
最適に見直されたバージョンがコンパックコンピュータ
社から提供されたCEMM.EXEのようなメモリ管理ソフトが
ステップ102において、ビデオテキストオプションとし
て参照するオプションが使用者によって選択されたかど
うかを決定する。もしそうならば、メモリ管理ソフトは
ステップ104において仮想テキストRAMバッファ用に主メ
モリ34に32キロバイトを予約(確保)する。メモリ管理
ソフトは、好ましくはこの予約した主メモリ34に0B8000
Hから0BFFFFHまでのプロセッサ内部アドレス、即ちカラ
ーテキストバッファをマッピングする。もし、応用ソフ
トが白黒テキストモードを用いたならば、予約した32キ
ロバイトのメモリも0B0000Hから0B7FFFHまでのプロセッ
サ内部アドレスをマッピングすることが注目される。そ
の後、応用ソフトがテキストデータをテキストバッファ
に書込んだ時には、メモリ管理ソフトによって形成され
たマップがこのデータを32キロバイトの予約した主メモ
リに書込む。この方法において、応用ソフトがテキスト
モードで実行しているものと信じ込まされている。も
し、ビデオテキストオプションが使用者によって選択さ
れていないならば、この目的用のメモリが予約されな
い。更に、ビデオテキストオプションが選択されて、使
用者が日本語モードから英語モードに切り換えたなら
ば、ビデオRAM66内の本来のテキストRAMが英語モードで
確保されているので、メモリ管理ソフトが予約した主メ
モリ領域にプロセッサアドレスをマッピングすることを
デセーブル(禁止)する。
作を説明するフローチャート図が示される。システムの
初期化中には、早期(拡張前の)バージョンが参考文献
として引用する米国特許第4、926、322号に記載され、
最適に見直されたバージョンがコンパックコンピュータ
社から提供されたCEMM.EXEのようなメモリ管理ソフトが
ステップ102において、ビデオテキストオプションとし
て参照するオプションが使用者によって選択されたかど
うかを決定する。もしそうならば、メモリ管理ソフトは
ステップ104において仮想テキストRAMバッファ用に主メ
モリ34に32キロバイトを予約(確保)する。メモリ管理
ソフトは、好ましくはこの予約した主メモリ34に0B8000
Hから0BFFFFHまでのプロセッサ内部アドレス、即ちカラ
ーテキストバッファをマッピングする。もし、応用ソフ
トが白黒テキストモードを用いたならば、予約した32キ
ロバイトのメモリも0B0000Hから0B7FFFHまでのプロセッ
サ内部アドレスをマッピングすることが注目される。そ
の後、応用ソフトがテキストデータをテキストバッファ
に書込んだ時には、メモリ管理ソフトによって形成され
たマップがこのデータを32キロバイトの予約した主メモ
リに書込む。この方法において、応用ソフトがテキスト
モードで実行しているものと信じ込まされている。も
し、ビデオテキストオプションが使用者によって選択さ
れていないならば、この目的用のメモリが予約されな
い。更に、ビデオテキストオプションが選択されて、使
用者が日本語モードから英語モードに切り換えたなら
ば、ビデオRAM66内の本来のテキストRAMが英語モードで
確保されているので、メモリ管理ソフトが予約した主メ
モリ領域にプロセッサアドレスをマッピングすることを
デセーブル(禁止)する。
第3図を参照すると、テキスト/グラフィック変換ド
ライバソフトの動作を説明するフローチャート図が示さ
れる。既に述べたように、ドライバソフトはステップ12
2に示すように、各タイマー割込中に実行される。タイ
マー割込が発生した時には、ステップ124においてメモ
リ管理ソフトを検査して、前のタイマー割込からビデオ
RAM領域に変化があったか、即ちこの領域への書込が発
生したか否かを決定する。
ライバソフトの動作を説明するフローチャート図が示さ
れる。既に述べたように、ドライバソフトはステップ12
2に示すように、各タイマー割込中に実行される。タイ
マー割込が発生した時には、ステップ124においてメモ
リ管理ソフトを検査して、前のタイマー割込からビデオ
RAM領域に変化があったか、即ちこの領域への書込が発
生したか否かを決定する。
第2B図を参照すると、ドライバソフトがビデオテキス
トRAM領域に書込みが発生したかどうかを検査すること
をメモリ管理ソフトに要求したときには、メモリ管理ソ
フトがステップ142においてテキストRAM領域に対応する
ページ用のダーテイビットを検査する。もし、どれかの
ダーテイビットがセットされていたならば、メモリ管理
ソフトがステップ144において、ビデオテキストRAMが変
化したことをドライバソフトに知らせる。ステップ146
において、メモリ管理ソフトは、これらのページのダー
テイビットをクリアして、次の決定ができるようにす
る。もし、いずれのダーテイビットもセットされていな
いならば、メモリ管理ソフトがステップ148において、
ビデオテキストRAMが変化しなかったことをドライバソ
フトに知らせる。
トRAM領域に書込みが発生したかどうかを検査すること
をメモリ管理ソフトに要求したときには、メモリ管理ソ
フトがステップ142においてテキストRAM領域に対応する
ページ用のダーテイビットを検査する。もし、どれかの
ダーテイビットがセットされていたならば、メモリ管理
ソフトがステップ144において、ビデオテキストRAMが変
化したことをドライバソフトに知らせる。ステップ146
において、メモリ管理ソフトは、これらのページのダー
テイビットをクリアして、次の決定ができるようにす
る。もし、いずれのダーテイビットもセットされていな
いならば、メモリ管理ソフトがステップ148において、
ビデオテキストRAMが変化しなかったことをドライバソ
フトに知らせる。
再度第3図を参照すると、もし、メモリ管理ソフトが
ステップ126において、ビデオテキストRAMが最前のタイ
マー割込から変化しなかったことをドライバソフトに知
らせたならば、ドライバソフトはステップ134に進み、
各タイマー割込で形成しなければならない他の機能を実
行する。もし、メモリ管理ソフトがステップ126におい
て、ビデオテキストRAMが最前のタイマー割込から変化
したことをドライバソフトに知らせたならば、ドライバ
ソフトはステップ128においてビデオテキストRAMから新
規なテキストデータ或はアスキーデータを回収する。こ
の内部4kページからの回収は種々の異なった方法で実施
される。1つの方法は、前のテキストRAM領域データの
写しを他の位置に保持して、これらの領域を比較するこ
とである。如何なる変化も、新規テキストデータであ
り、その影の位置に転写されて、次のパスで比較ができ
るようにする。これの代わりに、テキストRAM領域は、
非合法量でのセットを保持し、その後いかなる差異量の
ために走査される。これら差異量が新規データである。
その後、ドライバソフトは、その量及び位置を注目し、
テキストRAM領域位置をプリセット値にリセットし、書
込み動作がリセットされたのでダーテイビットセットを
クリアすることをメモリ管理ソフトに命令する。第3の
変形例では、ドライバソフトが新規データである全部の
非プリセット値を単純に考慮する。ドライバソフトは、
ステップ130においてテキストデータをアスキー様式か
らグラフィックモード即ちピクセル様式に変換する。ド
ライバソフトは、ステップ132において文字をビデオ画
面68に表示して、ステップ134に進行してタイマー割込
機能に続行する。このサイクルは、各タイマー割込毎に
繰り返され、好ましくは16.67ミリ秒毎である。
ステップ126において、ビデオテキストRAMが最前のタイ
マー割込から変化しなかったことをドライバソフトに知
らせたならば、ドライバソフトはステップ134に進み、
各タイマー割込で形成しなければならない他の機能を実
行する。もし、メモリ管理ソフトがステップ126におい
て、ビデオテキストRAMが最前のタイマー割込から変化
したことをドライバソフトに知らせたならば、ドライバ
ソフトはステップ128においてビデオテキストRAMから新
規なテキストデータ或はアスキーデータを回収する。こ
の内部4kページからの回収は種々の異なった方法で実施
される。1つの方法は、前のテキストRAM領域データの
写しを他の位置に保持して、これらの領域を比較するこ
とである。如何なる変化も、新規テキストデータであ
り、その影の位置に転写されて、次のパスで比較ができ
るようにする。これの代わりに、テキストRAM領域は、
非合法量でのセットを保持し、その後いかなる差異量の
ために走査される。これら差異量が新規データである。
その後、ドライバソフトは、その量及び位置を注目し、
テキストRAM領域位置をプリセット値にリセットし、書
込み動作がリセットされたのでダーテイビットセットを
クリアすることをメモリ管理ソフトに命令する。第3の
変形例では、ドライバソフトが新規データである全部の
非プリセット値を単純に考慮する。ドライバソフトは、
ステップ130においてテキストデータをアスキー様式か
らグラフィックモード即ちピクセル様式に変換する。ド
ライバソフトは、ステップ132において文字をビデオ画
面68に表示して、ステップ134に進行してタイマー割込
機能に続行する。このサイクルは、各タイマー割込毎に
繰り返され、好ましくは16.67ミリ秒毎である。
それゆえ、全英語版応用ソフト及び種々のTSRが日本
語モードで動作するDOS/V下で実行できる。更に、英語
版応用ソフトが日本語モードで実行できるようになった
ので、使用者は、英語版応用ソフトを実行しながら、キ
ーボードから片仮名或は平仮名の表音言語或は英字即ち
ローマ字を用いて漢字(日本語文字)が入力できる。こ
れら漢字が英語版応用ソフトを通り抜けて、同応用ソフ
トは、たとえ漢字に関連する2バイトコードを扱ってい
ても、アスキーコードを扱っているものと思わさせられ
る。日本語コンピュータは、これら2バイトコードを漢
字に変換するフロントエンドプロセッサ(FEP)として
参照されるソフトウエアルーチンを含んでいる。2バイ
トコードが漢字としてモニタ画面68にプリント(表示)
されるので、使用者は、英語版応用ソフトを実行しなが
ら、画面上に漢字を入力及び目視することができる。
語モードで動作するDOS/V下で実行できる。更に、英語
版応用ソフトが日本語モードで実行できるようになった
ので、使用者は、英語版応用ソフトを実行しながら、キ
ーボードから片仮名或は平仮名の表音言語或は英字即ち
ローマ字を用いて漢字(日本語文字)が入力できる。こ
れら漢字が英語版応用ソフトを通り抜けて、同応用ソフ
トは、たとえ漢字に関連する2バイトコードを扱ってい
ても、アスキーコードを扱っているものと思わさせられ
る。日本語コンピュータは、これら2バイトコードを漢
字に変換するフロントエンドプロセッサ(FEP)として
参照されるソフトウエアルーチンを含んでいる。2バイ
トコードが漢字としてモニタ画面68にプリント(表示)
されるので、使用者は、英語版応用ソフトを実行しなが
ら、画面上に漢字を入力及び目視することができる。
従って、英語版応用ソフトのために日本語モード内で
テキストモードをエミュレートする方法を開示した。ビ
デオテキストRAM領域に直接書込む英語版応用ソフトが
日本語モードで今や動作できる。使用者は、もはや英語
版応用ソフトを実行する前に日本語モードを終了して英
語モードに入る必要がない。
テキストモードをエミュレートする方法を開示した。ビ
デオテキストRAM領域に直接書込む英語版応用ソフトが
日本語モードで今や動作できる。使用者は、もはや英語
版応用ソフトを実行する前に日本語モードを終了して英
語モードに入る必要がない。
本発明の以上の開示及び説明は記述的及び説明的であ
り、方法、アルゴリズム或はステップの種々の変形が本
発明の精神を逸脱しないでなされてもよい。
り、方法、アルゴリズム或はステップの種々の変形が本
発明の精神を逸脱しないでなされてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−156794(JP,A) 特開 平2−201674(JP,A) 特開 平1−136234(JP,A) 特開 平4−213119(JP,A) 月刊スーパーアスキー,1991.8 株 式会社アスキー P.73〜P.88 日経バイト,1990.12 日経BP社 P.180〜P.184
Claims (9)
- 【請求項1】グラフィックモードのみで動作するビデオ
制御器と、主メモリと、ビデオモニタとを含む第1のコ
ンピュータシステムにおいて、 テキストモードで動作する標準ビデオ制御器によってア
クセスされるが、前記ビデオ制御器によってアクセスさ
れないビデオテキスト領域を前記主メモリにマッピング
するマップステップと、 テキストデータが前記ビデオテキスト領域に書込まれた
かどうかを周期的に決定する決定ステップと、 もし前記テキストデータが前記ビデオテキスト領域に書
込まれたならば、前記書込まれたテキストデータに基づ
いて前記ビデオモニタにグラフィックモードの文字を生
成する生成ステップとを備えた、 前記テキストモードで動作する標準ビデオ制御器を持つ
第2のコンピュータシステムに要求されるソフトウエア
の動作を第1のコンピュータシステムで可能にする方
法。 - 【請求項2】ページ機構を導入したプロセッサを含み、
このページ機構は、データがページに書込まれたかどう
かを指示するビットを対応のページ毎に含み、 前記決定ステップは、前記ビデオテキスト領域に対応す
るページ毎にビットを検査する請求の範囲第1項に記載
の方法。 - 【請求項3】前記決定ステップの後に、前記ビデオテキ
スト領域に対応するページ毎のビットをクリアするステ
ップを備えた請求の範囲第2項に記載の方法。 - 【請求項4】前記決定ステップがタイマーによる各周期
割込毎に実行される請求の範囲第1項に記載の方法。 - 【請求項5】前記マップステップは、32キロバイトのメ
モリを予約し、アドレスB8000Hで始まるプロセッサアド
レスを前記予約した32キロバイトのメモリにマッピング
するステップを含む請求の範囲第1項に記載の方法。 - 【請求項6】前記ビデオ制御器がテキストモード或はグ
ラフィックモードで動作できるテキスト/グラフィック
モードを含み、使用者がグラフィックモード及び前記テ
キスト/グラフィックモードの間でスイッチでき、 前記ビデオ制御器が前記テキスト/グラフィックモード
に入る時に、前記ビデオテキスト領域のメモリをデセー
ブルするステップを備えた請求の範囲第1項に記載の方
法。 - 【請求項7】前記ビデオ制御器が前記グラフィックモー
ドにある時に日本語モードのDOS/Vを実行し、前記ビデ
オ制御器が前記テキスト/グラフィックモードにある時
に英語モードのDOS/Vを実行する請求の範囲第6項に記
載の方法。 - 【請求項8】前記テキストデータがアスキーデータを備
える請求の範囲第7項に記載の方法。 - 【請求項9】使用者の選択し得るテキスト変換オプショ
ンが前記マップステップに先立って選択されたかどうか
を決定し、前記テキスト変換オプションが選択されたな
らば、前記マップ、決定及び生成ステップを実行するス
テップを備えた請求の範囲第1項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US846,004 | 1992-03-03 | ||
US07/846,004 US5404438A (en) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | Method and apparatus for operating text mode software in a graphics mode environment |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06502504A JPH06502504A (ja) | 1994-03-17 |
JP2649442B2 true JP2649442B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=25296676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5515789A Expired - Fee Related JP2649442B2 (ja) | 1992-03-03 | 1993-02-26 | グラフィックモード環境におけるテキストモードソフトウエアの操作方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5404438A (ja) |
JP (1) | JP2649442B2 (ja) |
RU (1) | RU2120660C1 (ja) |
WO (1) | WO1993018502A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6049316A (en) * | 1997-06-12 | 2000-04-11 | Neomagic Corp. | PC with multiple video-display refresh-rate configurations using active and default registers |
DE102006023174A1 (de) * | 2006-05-17 | 2007-11-22 | Fujitsu Siemens Computers Gmbh | Verfahren zur Darstellung von Textausgaben in einer grafischen Oberfläche während einer Ausführung von BIOS-Routinen |
US20150018089A1 (en) * | 2013-07-15 | 2015-01-15 | Cadillac Jack | Electronic gaming system with codeguard |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4651146A (en) * | 1983-10-17 | 1987-03-17 | International Business Machines Corporation | Display of multiple data windows in a multi-tasking system |
US4622546A (en) * | 1983-12-23 | 1986-11-11 | Advanced Micro Devices, Inc. | Apparatus and method for displaying characters in a bit mapped graphics system |
US4823108A (en) * | 1984-05-02 | 1989-04-18 | Quarterdeck Office Systems | Display system and memory architecture and method for displaying images in windows on a video display |
US4926322A (en) * | 1987-08-03 | 1990-05-15 | Compag Computer Corporation | Software emulation of bank-switched memory using a virtual DOS monitor and paged memory management |
JPH01156794A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-20 | Minolta Camera Co Ltd | ディスプレイモード切換装置 |
JPH023099A (ja) * | 1988-06-17 | 1990-01-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 表示装置 |
US5237669A (en) * | 1991-07-15 | 1993-08-17 | Quarterdeck Office Systems, Inc. | Memory management method |
-
1992
- 1992-03-03 US US07/846,004 patent/US5404438A/en not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-02-26 JP JP5515789A patent/JP2649442B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1993-02-26 RU RU93058348A patent/RU2120660C1/ru active
- 1993-02-26 WO PCT/US1993/001772 patent/WO1993018502A1/en active Application Filing
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
日経バイト,1990.12 日経BP社 P.180〜P.184 |
月刊スーパーアスキー,1991.8 株式会社アスキー P.73〜P.88 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1993018502A1 (en) | 1993-09-16 |
RU2120660C1 (ru) | 1998-10-20 |
JPH06502504A (ja) | 1994-03-17 |
US5404438A (en) | 1995-04-04 |
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