JP2649327B2 - 浮上油自動回収装置 - Google Patents

浮上油自動回収装置

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JP2649327B2
JP2649327B2 JP6284342A JP28434294A JP2649327B2 JP 2649327 B2 JP2649327 B2 JP 2649327B2 JP 6284342 A JP6284342 A JP 6284342A JP 28434294 A JP28434294 A JP 28434294A JP 2649327 B2 JP2649327 B2 JP 2649327B2
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JP
Japan
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bellows
base
suction pipe
floating oil
oil
Prior art date
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JP6284342A
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JPH08117743A (ja
Inventor
賢一 坂井田
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Toyota Yuki Co Ltd
Original Assignee
Toyota Yuki Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/20Controlling water pollution; Waste water treatment
    • Y02A20/204Keeping clear the surface of open water from oil spills

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浮上油自動回収装置、よ
り詳細には、各種洗浄機、溶剤タンク等の洗浄工程や油
水分離層での浮上油の回収、冷却水等へ混入した油分の
回収、その他各種流出油分の回収のために用いる浮上油
自動回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来上記目的のための装置として、図4
に示すようなフロ−ト31を用いたものが知られてい
る。これは、槽壁32に固定された槽内に延びるサクシ
ョン管33の下端に一対のフロ−ト31を配し、このフ
ロ−ト31の動きに追随して上下動するゲ−トパイプ3
4を、サクション管33に対し摺動可能に嵌め付けて成
る。この装置においては、水位に応じてフロ−ト31が
上下動し、その動きに伴ってゲ−トパイプ34が昇降
し、以て浮上油をゲ−トパイプ34の上端からサクショ
ン管33内に吸引して回収する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置の場
合、フロ−ト31の占めるスペ−スが大きいために設置
に場所を取り、取扱いにくいだけでなく、フィルタがな
いために油中に混入している異物をも吸引してしまい、
ポンプのメンテナンス及び寿命に悪影響を及ぼす。そこ
で本発明は、コンパクトな構成で異物吸引の虞がなく、
長期使用が可能な浮上油自動回収装置を提供することを
課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下面を開口し
たネットカバ−を設け、その上面中央部に、下半部が前
記下面開口部から下方に延出するサクション管を取付
け、前記サクション管の下半部に管内に通じる吸込口を
形成し、ベ−スと、前記ベ−ス上に設置された伸縮自在
なジャバラ胴と、前記ジャバラ胴内上部に固定された中
央部に油流入孔を有するフロ−トとから成るジャバラタ
ンクを設け、前記サクション管を前記油流入孔に遊挿
し、その下端部を前記ベ−スに固定することによって前
記ジャバラタンクを前記サクション管に取付けて成る浮
上油自動回収装置、を以て上記課題を解決した。
【0005】
【作 用】ネットカバ−があるために異物が遮止され、
異物がジャバラタンク内に混入することが阻止される。
浮上油は、一旦ジャバラタンク内に貯められた後、常に
水面下にあるサクション管の吸込口から吸引回収される
ため、浮上油の回収能力が高い。
【0006】
【実施例】本発明の好ましい実施例を添付図面に依拠し
て説明する。図1は本装置の縦断面図で、図中1は下面
を開口した円筒状の金網等のネットカバ−であって、本
装置設置時液面がその周面の、好ましくは中程にくるよ
うに配置される。このネットカバ−1は、その内側に浮
上固形物が流入することを防止するためのものであり、
目詰りしたときは、適宜取外して洗浄する。
【0007】ネットカバ−1の上面中心部には円筒状の
立上り部2が形成され、そこに、鍔を有するブシュ継手
3が嵌合されてネジ止めされる。ブシュ継手3には、下
方からサクション管4がネジ付けられる。サクション管
4の下半部はネットカバ−1の下面から突出しており、
その部分及びそれから少し上の部分を覆うようにジャバ
ラタンク5が配備される。即ち、ジャバラタンク5は、
中心にメネジを切ったベ−ス6を有しており、そのメネ
ジ部にサクション管4の下端部に設けたオネジ部7をネ
ジ込むことにより、ベ−ス6とサクション管4とが一体
化される。サクション管4の下半部、換言すれば、サク
ション管4のジャバラタンク5内にある部分に、管内に
通じる吸込口8が形成される。
【0008】ジャバラタンク5は、ベ−ス6上に耐油性
素材製の伸縮可能なジャバラ胴9が、締結バンド10等
を介して固定され、上面に回収口9aが形成される。ジ
ャバラ胴9の内側上部にはフロ−ト11が配設される。
フロ−ト11は、例えば硬質発泡スチロ−ル製で、表面
にアクリル樹脂のコ−ティングを厚めに施したものを用
いる。フロ−ト11の上面は中心に向かって少し下り傾
斜しており、その中心部に油流入孔12が貫設され、油
流入孔12内にサクション管4が遊挿状態に挿通され
る。ジャバラ胴9の内側には、保型用のスチ−ルワイヤ
−13が配備される。14はポンプ15から延びるパイ
プで、サクション管4と連通状態にてブシュ継手3にネ
ジ付けられる。
【0009】図3は本装置を組み込んだ基本回路図の一
例を示すもので、本装置はク−ラントタンク16内に設
置されている。ク−ラントタンク16内には、油17と
水18が分離した状態で貯溜されている。ポンプ15の
吐出ポンプ15a側のパイプ19は、分離層20に導か
れる。21は水抜きドレンである。ポンプ15の空気圧
モ−タ15b側のエアパイプ22は、タイマ−23によ
って制御される切換弁24に接続される。25は圧力
計、26はリリ−フ付き減圧弁、27、28はフィルタ
である。
【0010】上記構成の本装置の動作について説明する
と、ポンプ15作動に先立ち、予めジャバラタンク5内
を油と水で満たし、回収口9aの上端部が少し水面から
出るようにする。その際ジャバラ胴9は、フロ−ト11
の上昇動作に伴って引き延ばされ(図1の想像線及び図
2(A)参照)、その状態でバランス状態を維持する。
そこでポンプ15が動作を開始すると、先ずサクション
管4内が負圧となり、ジャバラタンク5内を満たしてい
た油及び水が、吸込口8からサクション管4内に強制的
に吸い込まれる。
【0011】かくしてジャバラタンク5内が負圧状態と
なり、外部水圧の作用と相俟って、ジャバラ胴9がフロ
−ト11の浮力に抗して縮まる。その結果、ジャバラタ
ンク5の回収口9aが水面下に没し、以て浮上油が回収
口9aからジャバラタンク5内に流入する(図2
(B))。上記スチ−ルワイヤ−13は、このようにジ
ャバラタンク5内が負圧状態となったときに、ジャバラ
胴9が変形することを防止する役目を果たす。
【0012】また、浮上油は必ずネットカバ−1を通過
してからジャバラタンク5内に流入するため、ネットカ
バ−1通過時に、混入している異物が捕捉される。ジャ
バラタンク5内に流入した浮上油は、吸込口8からサク
ション管4内に吸い込まれ、分離層20内に回収され
る。このようにして浮上油17が回収された時点(図2
(C))で、ポンプ15の動作を停止させる。ポンプ1
5の動作は、例えばタイマ−によって制御する。その
後、油水の増加に伴い、フロ−ト11の作用で、ジャバ
ラ胴9が引き伸ばされ、図2(A)の状態に戻る。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、簡易且
つコンパクトな構成で設置に場所を取らず、浮上油回収
に伴って異物が混入する虞がなく、長期使用が可能なる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の縦断面図である。
【図2】 本発明の実施例の動作を示す図である。
【図3】 本発明に係る装置を組込んだ基本回路の一例
を示す図である。
【図4】 従来の浮上油回収装置の一例を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 ネットカバ− 4 サクション管 5 ジャバラタンク 6 ベ−ス 8 吸込口 9 ジャバラ胴 11 フロ−ト 12 油流入孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面を開口したネットカバ−を設け、そ
    の上面中央部に、下半部が前記下面開口部から下方に延
    出するサクション管を取付け、前記サクション管の下半
    部に管内に通じる吸込口を形成し、ベ−スと、前記ベ−
    ス上に設置された伸縮自在なジャバラ胴と、前記ジャバ
    ラ胴内上部に固定された中央部に油流入孔を有するフロ
    −トとから成るジャバラタンクを設け、前記サクション
    管を前記油流入孔に遊挿し、その下端部を前記ベ−スに
    固定することによって前記ジャバラタンクを前記サクシ
    ョン管に取付けて成る浮上油自動回収装置。
JP6284342A 1994-10-24 1994-10-24 浮上油自動回収装置 Expired - Lifetime JP2649327B2 (ja)

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JPH08117743A JPH08117743A (ja) 1996-05-14
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