JP2648709B2 - 高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼板の製造方法 - Google Patents
高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼板の製造方法Info
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- JP2648709B2 JP2648709B2 JP6209395A JP20939594A JP2648709B2 JP 2648709 B2 JP2648709 B2 JP 2648709B2 JP 6209395 A JP6209395 A JP 6209395A JP 20939594 A JP20939594 A JP 20939594A JP 2648709 B2 JP2648709 B2 JP 2648709B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高炭素含有マルテンサ
イト系ステンレス鋼帯の製造方法に関するものである。
0.5重量%以上のCを含有する高炭素含有マルテンサ
イト系ステンレス鋼はJIS規格に規定されたSUS4
20J2鋼に比べて耐食性が良好で焼入れ硬度も高いこ
とから、高級な包丁、カミソリ、ナイフ、カッターなど
の家庭用、工業用あるいは医療用刃物として使用されて
いる。
イト系ステンレス鋼帯の製造方法に関するものである。
0.5重量%以上のCを含有する高炭素含有マルテンサ
イト系ステンレス鋼はJIS規格に規定されたSUS4
20J2鋼に比べて耐食性が良好で焼入れ硬度も高いこ
とから、高級な包丁、カミソリ、ナイフ、カッターなど
の家庭用、工業用あるいは医療用刃物として使用されて
いる。
【0002】
【従来の技術】高炭素含有マルテンサイト系ステンレス
鋼は刃物用として使用されるので、焼入れ硬度の向上お
よび刃こぼれの防止から、できるだけ炭化物サイズを均
一かつ微細にすることが望まれている。
鋼は刃物用として使用されるので、焼入れ硬度の向上お
よび刃こぼれの防止から、できるだけ炭化物サイズを均
一かつ微細にすることが望まれている。
【0003】従ってこのために造塊法で鋳造された鋼塊
だけでなく連続鋳造法で鋳造した鋼片に対してもソーキ
ング処理を施し、さらに鍛造あるいは分塊圧延を行なっ
た上で急冷が可能なシートバー熱延を行なっていた。
だけでなく連続鋳造法で鋳造した鋼片に対してもソーキ
ング処理を施し、さらに鍛造あるいは分塊圧延を行なっ
た上で急冷が可能なシートバー熱延を行なっていた。
【0004】これらの方法でも炭化物サイズが40μm
を越えるものも見られるなど、必ずしも満足の行くレベ
ルでなかった。
を越えるものも見られるなど、必ずしも満足の行くレベ
ルでなかった。
【0005】しかもソーキング処理は1200℃以上で
長時間加熱されるために表面の酸化や脱炭が避けられ
ず、製品歩留まりは低く、しかも表面精整に一層のコス
トが加わる欠点があった。
長時間加熱されるために表面の酸化や脱炭が避けられ
ず、製品歩留まりは低く、しかも表面精整に一層のコス
トが加わる欠点があった。
【0006】これに対して、特開昭58―189322
号には鋳造後鋼片にエレクトロスラグ再溶解を施す溶製
凝固方法が開示されている。
号には鋳造後鋼片にエレクトロスラグ再溶解を施す溶製
凝固方法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】高炭素含有マルテンサ
イト系ステンレス鋼板の製造において、炭化物の巨大生
成を防止する方法として前記の特開昭58―18932
2号公報で開示されているが、これは、エレクトロスラ
グ再溶解プロセスは炭化物サイズに対しては相応の効果
が認められるものの、特殊な溶解設備を必要とするとと
もに工程が付加されるために、コストが高く多量生産に
適さない問題があった。
イト系ステンレス鋼板の製造において、炭化物の巨大生
成を防止する方法として前記の特開昭58―18932
2号公報で開示されているが、これは、エレクトロスラ
グ再溶解プロセスは炭化物サイズに対しては相応の効果
が認められるものの、特殊な溶解設備を必要とするとと
もに工程が付加されるために、コストが高く多量生産に
適さない問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、この様な問題
に鑑がみなされたものであり、その目的とするところは
高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼巨大炭化物を
生成せず、特殊な工程を利用することなく、均一で微細
な炭化物組織を有する製造方法を開示するものである。
に鑑がみなされたものであり、その目的とするところは
高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼巨大炭化物を
生成せず、特殊な工程を利用することなく、均一で微細
な炭化物組織を有する製造方法を開示するものである。
【0009】すなわち、本発明は、C:0.5〜1.2
重量%、Cr:10〜20重量%、P:0.025重量
%以下、S:0.010重量%以下、残りFeおよび不
可避的不純物からなる鋼片の製造工程及び該鋼片をホッ
トストリップミルにより連続熱延する製造工程の全製造
工程におけるγ→α変態回数を2回以下に抑制すること
を特徴とする均一かつ微細な炭化物組織を有する高炭素
含有マルテンサイト系ステンレス鋼板の製造方法。であ
る。
重量%、Cr:10〜20重量%、P:0.025重量
%以下、S:0.010重量%以下、残りFeおよび不
可避的不純物からなる鋼片の製造工程及び該鋼片をホッ
トストリップミルにより連続熱延する製造工程の全製造
工程におけるγ→α変態回数を2回以下に抑制すること
を特徴とする均一かつ微細な炭化物組織を有する高炭素
含有マルテンサイト系ステンレス鋼板の製造方法。であ
る。
【0010】
【作用】本発明に関わる高炭素含有マルテンサイト系ス
テンレス鋼はCr、Cを多量に含有していることから、
鋳造の凝固過程で初晶γの粒界にラメラー状の共晶炭化
物が晶出する。この共晶炭化物は、固相線温度以下の全
温度範囲で完全に固溶することなく常に未固溶のまま残
存する。
テンレス鋼はCr、Cを多量に含有していることから、
鋳造の凝固過程で初晶γの粒界にラメラー状の共晶炭化
物が晶出する。この共晶炭化物は、固相線温度以下の全
温度範囲で完全に固溶することなく常に未固溶のまま残
存する。
【0011】本発明者らは、この炭化物の生成・成長挙
動を詳細に調査した結果、従来の低炭素系ステンレス鋼
および炭素鋼と異なり、高温で長時間加熱後徐冷し、γ
→α変態すると、未固溶の炭化物を核に初析フェライト
が析出し、この核となった炭化物が著しく凝集粗大化す
ることを見出した。
動を詳細に調査した結果、従来の低炭素系ステンレス鋼
および炭素鋼と異なり、高温で長時間加熱後徐冷し、γ
→α変態すると、未固溶の炭化物を核に初析フェライト
が析出し、この核となった炭化物が著しく凝集粗大化す
ることを見出した。
【0012】この知見に基づき、γ→α変態の回数と最
大炭化物粒径の関係を検討した。その結果、第1図に示
すように全製造工程(鋳造から鋼板製造)中のγ→α変
態の回数を2回以下に限定することによって、焼入れ処
理後の粒径が30μm以下の微細な炭化物組織を有する
高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼の製造が可能
であることが明らかとなった。
大炭化物粒径の関係を検討した。その結果、第1図に示
すように全製造工程(鋳造から鋼板製造)中のγ→α変
態の回数を2回以下に限定することによって、焼入れ処
理後の粒径が30μm以下の微細な炭化物組織を有する
高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼の製造が可能
であることが明らかとなった。
【0013】しかしながら、従来より高炭素含有マルテ
ンサイト系ステンレス鋼は、熱間変形抵抗が大きく圧延
負荷が高いことや熱間加工性に著しく劣り熱間圧延中に
割れを生ずることから、熱間加工性向上を目的としたソ
ーキング処理、分塊圧延あるいは鍛造の各工程が必須と
なっている。このため全製造工程におけるγ→α変態の
回数は3回以上にならざるを得ない。
ンサイト系ステンレス鋼は、熱間変形抵抗が大きく圧延
負荷が高いことや熱間加工性に著しく劣り熱間圧延中に
割れを生ずることから、熱間加工性向上を目的としたソ
ーキング処理、分塊圧延あるいは鍛造の各工程が必須と
なっている。このため全製造工程におけるγ→α変態の
回数は3回以上にならざるを得ない。
【0014】この熱間加工性の劣化は初晶γ粒界に偏析
したPおよびSに起因していることから、P含有量を
0.025重量%以下でかつS含有量を0.010重量
%以下に限定することによって熱間割れが回避できる。
したPおよびSに起因していることから、P含有量を
0.025重量%以下でかつS含有量を0.010重量
%以下に限定することによって熱間割れが回避できる。
【0015】よって、ソーキング処理、分塊圧延あるい
は鍛造の各工程を省略し熱間圧延が可能となり、γ→α
変態の回数は2回以下になし得る。
は鍛造の各工程を省略し熱間圧延が可能となり、γ→α
変態の回数は2回以下になし得る。
【0016】次に、本発明の限定範囲を説明する。
【0017】C含有量は、各種刃物類あるいは耐摩耗材
料として必要な硬度、切れ味および耐摩耗性を得るに必
要最小限度の0.5重量%を下限とした。しかし1.2
重量%を越えると耐食性が著しく劣化すると同時に靭性
が著しく低下し使用不能となるため、上限を1.2重量
%とした。
料として必要な硬度、切れ味および耐摩耗性を得るに必
要最小限度の0.5重量%を下限とした。しかし1.2
重量%を越えると耐食性が著しく劣化すると同時に靭性
が著しく低下し使用不能となるため、上限を1.2重量
%とした。
【0018】Cr含有量は、良好な耐食性を得るに必要
最小限度の10重量%を下限とした。
最小限度の10重量%を下限とした。
【0019】しかしCr含有量が20重量%を越えると
巨大な炭化物を生成しやすくなり、靭性劣化の原因とな
るだけではなく充分な硬度を出すことができなくなるた
め、20重量%を上限とした。
巨大な炭化物を生成しやすくなり、靭性劣化の原因とな
るだけではなく充分な硬度を出すことができなくなるた
め、20重量%を上限とした。
【0020】P含有量は、0.025重量%を越える
と、熱間圧延中に表面割れが生じやすくなるため0.0
25重量%以下とした。
と、熱間圧延中に表面割れが生じやすくなるため0.0
25重量%以下とした。
【0021】S含有量は、0.010重量%を越える
と、P含有量と同様、熱間圧延中に表面割れが生じやす
くなるため0.010重量%以下とした。
と、P含有量と同様、熱間圧延中に表面割れが生じやす
くなるため0.010重量%以下とした。
【0022】
【実施例】第1表に示す成分になるよう溶製した後、第
2表に記載する製造工程を経て高炭素含有マルテンサイ
ト系ステンレス鋼板を製造した。
2表に記載する製造工程を経て高炭素含有マルテンサイ
ト系ステンレス鋼板を製造した。
【0023】A工程は、造塊法によってインゴットを鋳
造し室温まで50℃/hr以下の冷却速度で冷却した
後、ソーキング、分塊圧延およびシートバー熱延を行な
ったものである。
造し室温まで50℃/hr以下の冷却速度で冷却した
後、ソーキング、分塊圧延およびシートバー熱延を行な
ったものである。
【0024】ソーキング処理および分塊圧延した後はい
ずれも冷却速度20℃/hrで室温まで徐冷を行なって
いる。熱延後は大気放冷によりγ→α変態せずマルテン
サイト変態となる。
ずれも冷却速度20℃/hrで室温まで徐冷を行なって
いる。熱延後は大気放冷によりγ→α変態せずマルテン
サイト変態となる。
【0025】B工程は、連続鋳造法で鋼片を鋳造し室温
まで50℃/hr以下の冷却速度で冷却した後、ソーキ
ングおよび連続熱延を行なった。
まで50℃/hr以下の冷却速度で冷却した後、ソーキ
ングおよび連続熱延を行なった。
【0026】ソーキング処理した後は冷却速度20℃/
hrで室温まで徐冷を行なっている。また、連続熱延の
捲取り温度は800℃で、捲取り後50℃/hr以下の
冷却速度で室温まで冷却される。
hrで室温まで徐冷を行なっている。また、連続熱延の
捲取り温度は800℃で、捲取り後50℃/hr以下の
冷却速度で室温まで冷却される。
【0027】上記のA工程およびB工程におけるγ→α
変態の回数はいずれも3回である。
変態の回数はいずれも3回である。
【0028】C工程は、連続鋳造法で鋼片を鋳造し室温
まで50℃/hr以下の冷却速度で冷却した後、ソーキ
ング処理を行ない処理後冷却することなく直接連続熱延
を行なった。
まで50℃/hr以下の冷却速度で冷却した後、ソーキ
ング処理を行ない処理後冷却することなく直接連続熱延
を行なった。
【0029】また、D工程は、連続鋳造法で鋼片を鋳造
し室温まで50℃/hr以下の冷却速度で冷却した後、
連続熱延を行なった。
し室温まで50℃/hr以下の冷却速度で冷却した後、
連続熱延を行なった。
【0030】C工程およびD工程における連続熱延の捲
取り温度は800℃で、捲取り後は50℃/hr以下の
冷却速度で室温まで冷却される。
取り温度は800℃で、捲取り後は50℃/hr以下の
冷却速度で室温まで冷却される。
【0031】上記のC工程およびD工程におけるγ→α
変態の回数はいずれも2回である。
変態の回数はいずれも2回である。
【0032】E工程は、連続鋳造法で鋼片を鋳造し室温
まで50℃/hr以下の冷却速度で冷却した後、捲取り
温度を650℃とし連続熱延を行なった。
まで50℃/hr以下の冷却速度で冷却した後、捲取り
温度を650℃とし連続熱延を行なった。
【0033】捲取り温度を650℃とすることにより、
通常の捲取り後冷却速度ではγ→α変態せずマルテンサ
イト変態する。よって、E工程におけるγ→α変態の回
数は1回となる。
通常の捲取り後冷却速度ではγ→α変態せずマルテンサ
イト変態する。よって、E工程におけるγ→α変態の回
数は1回となる。
【0034】第2表のA〜Eの各工程で製造された高炭
素含有マルテンサイト系ステンレス鋼板に球状化熱処理
を行ない1050℃の焼入れ処理を施したものについて
粒径30μm以上の炭化物の存在有無を調べた。
素含有マルテンサイト系ステンレス鋼板に球状化熱処理
を行ない1050℃の焼入れ処理を施したものについて
粒径30μm以上の炭化物の存在有無を調べた。
【0035】第1表において○は30μmを越える炭化
物が存在しなかったことを示し、×は存在したことを示
す。
物が存在しなかったことを示し、×は存在したことを示
す。
【0036】γ→α変態回数が3回以上のA工程および
B工程の場合、いずれも粒径30μmを越える炭化物が
認められる。
B工程の場合、いずれも粒径30μmを越える炭化物が
認められる。
【0037】一方、本発明法に相当するγ→α変態回数
が2回以下のC工程、D工程およびE工程では、粒径3
0μmを越える炭化物は認められずいずれも微細な炭化
物組織を有している。
が2回以下のC工程、D工程およびE工程では、粒径3
0μmを越える炭化物は認められずいずれも微細な炭化
物組織を有している。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により均一か
つ微細な炭化物組織を有する高品質な高炭素含有マルテ
ンサイト系ステンレス鋼を汎用ステンレス並に供給する
ことが可能となり、社会的、工業的利益は計り知れない
ものがある。
つ微細な炭化物組織を有する高品質な高炭素含有マルテ
ンサイト系ステンレス鋼を汎用ステンレス並に供給する
ことが可能となり、社会的、工業的利益は計り知れない
ものがある。
【図1】高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼の全
製造工程におけるγ→α変態の回数と1050℃で焼入
れ処理した後の最大炭化物粒径との関係を示したもので
ある。
製造工程におけるγ→α変態の回数と1050℃で焼入
れ処理した後の最大炭化物粒径との関係を示したもので
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 C:0.5〜1.2重量%、Cr:10
〜20重量%、P:0.025重量%以下、S:0.0
10重量%以下、残りFeおよび不可避的不純物からな
る鋼片の製造工程及び該鋼片をホットストリップミルに
より連続熱延する製造工程の全製造工程におけるγ→α
変態回数を2回以下に抑制することを特徴とする高炭素
含有マルテンサイト系ステンレス鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6209395A JP2648709B2 (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6209395A JP2648709B2 (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼板の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP742188A Division JPH0713256B2 (ja) | 1988-01-19 | 1988-01-19 | 高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07188743A JPH07188743A (ja) | 1995-07-25 |
JP2648709B2 true JP2648709B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=16572194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6209395A Expired - Fee Related JP2648709B2 (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2648709B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52127423A (en) * | 1976-04-19 | 1977-10-26 | Kawasaki Steel Co | Martensitic stainless steel having good machinability and corrosion resistance |
JPS59153832A (ja) * | 1983-02-19 | 1984-09-01 | Nippon Stainless Steel Co Ltd | マルテンサイトステンレス鋼の熱延鋼帯の熱処理方法 |
JPH0617504B2 (ja) * | 1986-02-22 | 1994-03-09 | 新日本製鐵株式会社 | 焼入れ処理に適した高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼の製造方法 |
-
1994
- 1994-08-11 JP JP6209395A patent/JP2648709B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07188743A (ja) | 1995-07-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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