JP2648044B2 - 液体量コントロールセンサ - Google Patents
液体量コントロールセンサInfo
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- JP2648044B2 JP2648044B2 JP14434391A JP14434391A JP2648044B2 JP 2648044 B2 JP2648044 B2 JP 2648044B2 JP 14434391 A JP14434391 A JP 14434391A JP 14434391 A JP14434391 A JP 14434391A JP 2648044 B2 JP2648044 B2 JP 2648044B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- light
- amount control
- control sensor
- liquid amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Level Indicators Using A Float (AREA)
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体量コントロールセン
サに関し、特に使用液体温度が室温以下の温度になり、
かつ液体の比重が1以上の場合の液体の液体量コントロ
ーラセンサに関する。
サに関し、特に使用液体温度が室温以下の温度になり、
かつ液体の比重が1以上の場合の液体の液体量コントロ
ーラセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】図2(a)及び(b)は従来の一例にお
ける液体量コントロールセンサを説明するための図であ
る。従来の液体量コントロールセンサは、例えば、図2
(a)に示すように、発光部2と受光部3からなるフォ
トカプラと、発光部2の光を透過可能な液体6を導く液
体誘導管4とから構成されていた。
ける液体量コントロールセンサを説明するための図であ
る。従来の液体量コントロールセンサは、例えば、図2
(a)に示すように、発光部2と受光部3からなるフォ
トカプラと、発光部2の光を透過可能な液体6を導く液
体誘導管4とから構成されていた。
【0003】このとき液体誘導管4の液体6がフォトカ
プラの発光部2からの光をさえぎらなければ、透過した
光をフォトカプラの受光部3が受け、液体が不足してい
るとして液を供給するための電気信号を出力する。ま
た、液体6がフォトカプラの発光部2から光をさえぎれ
ば、フォトカプラの受光部3にとどかないため、液体が
足りているとして液体を供給するための電気信号を出さ
ない。このように使用液体6の液面がフォトカプラの発
光部2からの光をさえぎるかさえぎらないかで液体の有
無を判断していた。
プラの発光部2からの光をさえぎらなければ、透過した
光をフォトカプラの受光部3が受け、液体が不足してい
るとして液を供給するための電気信号を出力する。ま
た、液体6がフォトカプラの発光部2から光をさえぎれ
ば、フォトカプラの受光部3にとどかないため、液体が
足りているとして液体を供給するための電気信号を出さ
ない。このように使用液体6の液面がフォトカプラの発
光部2からの光をさえぎるかさえぎらないかで液体の有
無を判断していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液体6
の比重が1以上で室温以下の温度で液体6が液体誘導管
4に導入されると、図2(b)に示すように、大気中か
ら露結した水5が混入し、液体誘導管4の液体6の上部
に水の層を形成してしまう。そのため、みかけ上の液体
面が変化し、上部にある水の水面を使用液体の液面とし
て判断してしまい液量は正しくコントロールできない問
題点があった。しかも長時間連続運転が必要な装置の場
合においては大気中からの露決する水の量が多く、その
影響は大きい。
の比重が1以上で室温以下の温度で液体6が液体誘導管
4に導入されると、図2(b)に示すように、大気中か
ら露結した水5が混入し、液体誘導管4の液体6の上部
に水の層を形成してしまう。そのため、みかけ上の液体
面が変化し、上部にある水の水面を使用液体の液面とし
て判断してしまい液量は正しくコントロールできない問
題点があった。しかも長時間連続運転が必要な装置の場
合においては大気中からの露決する水の量が多く、その
影響は大きい。
【0005】本発明の目的は、かかる問題を解消すべ
く、液体温度が変化しても、導入される液体の液面を正
確に測定出来る液体量コントロールセンサを提供するこ
とである。
く、液体温度が変化しても、導入される液体の液面を正
確に測定出来る液体量コントロールセンサを提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の液体量コントロ
ールセンサは、比重1より大きい液体を誘導する液体誘
導管と、この液体誘導管を挾み配置される発光部及び受
光部と、前記液の熱膨張係数と同程度の性質をもつとと
もに前記発光部の水分を透過する光を遮断するフロート
とを備えている。
ールセンサは、比重1より大きい液体を誘導する液体誘
導管と、この液体誘導管を挾み配置される発光部及び受
光部と、前記液の熱膨張係数と同程度の性質をもつとと
もに前記発光部の水分を透過する光を遮断するフロート
とを備えている。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1(a)〜(c)は本発明の液体量コン
トロールセンサの一実施例を説明するための動作順に示
す図である。この液体量コントロールセンサは、同図に
示すように、比重1以上の液体6の熱膨張係数と同程度
の熱膨張係数をもつとともに水の比重より重く液体6の
比重より軽いフロート1を設け、受光部3aの感度を上
げたことである。
トロールセンサの一実施例を説明するための動作順に示
す図である。この液体量コントロールセンサは、同図に
示すように、比重1以上の液体6の熱膨張係数と同程度
の熱膨張係数をもつとともに水の比重より重く液体6の
比重より軽いフロート1を設け、受光部3aの感度を上
げたことである。
【0009】すなわち、フロート1の上面が液面に一致
するように、フロート1の内部に比較的比重の高い部材
を充填して、重量を調整してたことである。また、感光
部2bより発生し、水分を透過する光を受光して電流に
変換する受光部3aの感度を上げ、露結した水5の影響
をなくしたことである。
するように、フロート1の内部に比較的比重の高い部材
を充填して、重量を調整してたことである。また、感光
部2bより発生し、水分を透過する光を受光して電流に
変換する受光部3aの感度を上げ、露結した水5の影響
をなくしたことである。
【0010】次に、液体量コントロールセンサの動作を
説明する。図1(a)は、プロート1のレベルが発光部
2aと受光部3aの光軸と同一であるので、発光部2a
の光はフロートに遮断され、受光部3aは電流を発生せ
ず、電気信号を液体供給制御部に送ることはない。次
に、液体温度が室温以下になり、図1(b)に示すよう
に、露結した水5がフロート1上に溜った場合、受光部
3aは、露決した水5を透過する微弱な光を検知し、微
小電流を発生する。この微小電流で電気信号を発生し、
電気信号は液体供給制御部に送られ、液体を液槽に供給
する。
説明する。図1(a)は、プロート1のレベルが発光部
2aと受光部3aの光軸と同一であるので、発光部2a
の光はフロートに遮断され、受光部3aは電流を発生せ
ず、電気信号を液体供給制御部に送ることはない。次
に、液体温度が室温以下になり、図1(b)に示すよう
に、露結した水5がフロート1上に溜った場合、受光部
3aは、露決した水5を透過する微弱な光を検知し、微
小電流を発生する。この微小電流で電気信号を発生し、
電気信号は液体供給制御部に送られ、液体を液槽に供給
する。
【0011】そして液槽と連結する液体誘導管4の液体
6のレベルが上昇し、フロート1が発光部2aの光を遮
断する。このことにより液体の液槽への供給は停止す
る。このように、液温が変化して、液面レベルが変化し
ても、常にフロート1は液面レベルに滞留し、液面レベ
ルの位置と変らないので正確に液面レベルを測定出来
る。
6のレベルが上昇し、フロート1が発光部2aの光を遮
断する。このことにより液体の液槽への供給は停止す
る。このように、液温が変化して、液面レベルが変化し
ても、常にフロート1は液面レベルに滞留し、液面レベ
ルの位置と変らないので正確に液面レベルを測定出来
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は比重1より
重い液体の熱膨張率と同程度で、発光部の光を遮断する
フロートを設けることによって、液体の温度の変化して
も、正確に液面レベルが測定出来る液体量コントロール
センサが得られるという効果がある。
重い液体の熱膨張率と同程度で、発光部の光を遮断する
フロートを設けることによって、液体の温度の変化して
も、正確に液面レベルが測定出来る液体量コントロール
センサが得られるという効果がある。
【図1】本発明の液体量コントロールセンサの一実施例
を説明するための動作順に示す図である。
を説明するための動作順に示す図である。
【図2】従来の液体量コントロールセンサの一例を説明
するための動作順に示す図である。
するための動作順に示す図である。
1 フロート 2,2a 発光部 3,3a 受光部 4 液体誘導管 5 露結した水 6 液体
Claims (1)
- 【請求項1】 比重1より大きい液体を誘導する液体誘
導管と、この液体誘導管を挾み配置される発光部及び受
光部と、前記液の熱膨張係数と同程度の性質をもつとと
もに前記発光部の水分を透過する光を遮断するフロート
とを備えることを特徴とする液体量コントロールセン
サ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14434391A JP2648044B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 液体量コントロールセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14434391A JP2648044B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 液体量コントロールセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04369436A JPH04369436A (ja) | 1992-12-22 |
JP2648044B2 true JP2648044B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=15359904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14434391A Expired - Fee Related JP2648044B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 液体量コントロールセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2648044B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6162029B2 (ja) * | 2013-11-22 | 2017-07-12 | 古河電池株式会社 | 比重測定装置 |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP14434391A patent/JP2648044B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04369436A (ja) | 1992-12-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970408 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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R250 | Receipt of annual fees |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |