JP2647957B2 - エアフィルタ - Google Patents

エアフィルタ

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JP2647957B2
JP2647957B2 JP1080139A JP8013989A JP2647957B2 JP 2647957 B2 JP2647957 B2 JP 2647957B2 JP 1080139 A JP1080139 A JP 1080139A JP 8013989 A JP8013989 A JP 8013989A JP 2647957 B2 JP2647957 B2 JP 2647957B2
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敏男 中山
益征 橋本
順一 松岡
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Sanyo Denki Co Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は空気調和機等に組み込まれるエアフィルタに
関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、空気調和機に組み込まれるエアフィルタとして
は、実開昭60−74719号公報がある。この公報では、枠
に網を固着した第1のエアフィルタと、電荷を帯びた帯
電網を固着した第2のエアフィルタとを重ねて空気調和
機へ組み込むようにしたものである。そして室内の比較
的大きな繊維状のほこり(わたぼこり)を第1のエアフ
ィルタで、室内の小さなほこりを第2のエアフィルタを
取り除いて、空気調和機の空気清浄能力を向上させるよ
うにしている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 この第2のエアフィルタでは除去された室内の小さな
ほこりが確実に付着するため、この第2のエアフィルタ
では目詰りが起こりやすく、この第2のエアフィルタの
清掃をひんぱんに行なわないと、空気調和機の冷暖房能
力が低下することがあった。
本発明は、目詰りが起こりにくく通風抵抗の増加を抑
えたエアフィルタを提供することを目的としたものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は、電荷を帯びた
素材で波板状の部材を成形し、この部材を積層してフィ
ルタエレメントを構成し、この積層によって形成された
孔を通風路とするようにしたものである。
又このフィルタエレメントの孔の入口及び出口に相反
する電極を臨ませたり、このフィルタエレメント内に相
反する電極を埋め込むようにしたものである。
(ホ)作用 電荷を帯びた素材でフィルタエレメントを構成したこ
とにより、このエレメントの孔に流れ込んだ空気中の塵
埃はこの孔の内側壁に付着し、塵埃の除去された空気が
孔から流出する。
又、フィルタエレメントの孔の出口および入口もしく
はこのフィルタエレメント内に相反する電極を設けたこ
とにより、このフィルタエレメントのまわりに電場を作
って、このフィルタエレメントに流れ込む空気中の塵埃
が電荷を帯びてこのエレメントにこの塵埃が付着しやす
くなる。
(ヘ)実施例 第1図において、1は分離型空気調和機の室内ユニッ
トで、本体2と、この本体2の前面に取り付けられた前
カバー3とから筐体が形成されている。4は熱交換器、
5は送風機、6は風向変更板、7は前カバー3の裏面に
取り付けられたプレフィルタ、8は熱交換器4の前面に
設けられたエアフィルタである。そしてこの送風機5の
回転によって室内空気は実線矢印のように流れる。すな
わち、前カバー3の吸込口9から吸込まれた空気中の比
較的大きな繊維状のほこり(わたぼこり)をプレフィル
タ7で、小さなほこりをエアフィルタ8で夫々除去す
る。このようにしてほこりが除去された空気は熱交換器
4で加熱もしくは冷却され、吐出口10から吹き出され
る。
前記前カバー3はヒンジ11を支点にして一点鎖線矢印
のように斜め上方へ回動し、エアフィルタ8が本体2か
ら取り外せるようになる。
ここでエアフィルタ8は第2図に示すような構造とな
っている。この第2図において、12は主枠で下部に把手
13が形成されている。14はこの主枠に取り付けられた金
網状のマイナス電極、15はこのマイナス電極14の電極端
子である。16はこの主枠12内に収納される脱臭フィルタ
で、網状ウレタンフォームに粒状活性炭を固着させたも
のである。17はこの脱臭フィルタ16の上に載置される帯
電フィルタ(フィルタエレメント)である。
この帯電フィルタ17は平板状部材18と、波板状部材19
とを貼り合せたものを積み重ねて、表面及び裏面に多数
の小孔20を設けたものである。
ここで平板状部材18とは貼着テープであり、又、波板
状部材19とは平板状の補強ネットの上に、電荷が付与さ
れたポリプロピレン製不織布(商品名:シンテックスE
L.三井石油化学工業株式会社)を熱融着した後、このも
のを波形に折り曲げたものである。21は補助枠、22はこ
の補助枠21に取り付けられた金網状のプラス電極、23は
このプラス電極22の電極端子である。そしてこの補助枠
21を主枠12に組み合すこにより、両枠12,21で脱臭フィ
ルタ16と帯電フィルタ17とがサンドイッチ状に挟まれる
(第1図参照)。第3図において、24は整流高圧装置
で、両電極端子15,23に数KVの電圧をかけるものであ
る。これによって両電極14,22間には電場が形成され、
この両電極間の空気のほこりを帯電させて、このほこり
が帯電フィルタ17に付着しやすいようにしている。
このようなエアフィルタ8を室内ユニット1に組み込
むと、このエアフィルタ8に対して室内空気は実線矢印
(第2図参照)のような流れる。従って、室内空気は帯
電フィルタ17の孔20内を流れる。この時、この室内空気
中の小さなほこりは孔20の内外壁に付着する。そして小
さなほこりの除去された空気が帯電フィルタ17の孔から
流れ出て、脱臭フィルタ16で臭気が捕集され、その後室
内熱交換器4で、加熱もしくは冷却され吐出口10から吹
き出される。
このような構造のエアフィルタ8においては、脱臭フ
ィルタ16の網状ウレタンフォームに固着された粒状活性
炭には導電性があるため、マイナス電極14にこの粒状活
性炭が接触すると、この粒状活性炭も炭もマイナス電極
として作用し、結果的に帯電フィルタ17間に数KVの電圧
がかけられる。尚、このマイナス電極14は脱臭フィルタ
16と帯電フィルタ17との間に設けても良い。更に帯電フ
ィルタ17の平板状部材18も波板状部材19と同様に網目状
の補強ネットの上に電荷が付与されたポリプロピレン製
不織布を熱融着したものでも良い。この場合波板状部材
18と平板状部材19とは接着剤もしくは熱融着によって貼
り合せられる。
又、帯電フィルタは第4図に示すように、平板状部材
19と波板状部材18とを貼り合せたものを楕円状に巻いて
も良い。このように楕円状に巻いて成型した帯電フィル
タ40においても、波板状部材18によって通風路となる孔
25が多数形成される。
次に、上述したプラス電極22及びマイナス電極14は第
5図及び第6図に示すように設けても良い。すなわち、
26は帯電フィルタで、19は上述の一実施例と同様な波板
状部材で、網目状の補強ネットに電荷が付与されたポリ
プロピレン製不織布が組み合せられている。27は一方の
平板状部材で、左端28が帯電フィルタ26の左側面より突
出している。29は他方の平板状部材で、右端30が帯電フ
ィルタ26の右側面より突出している。そしてこの一方の
平板状部材27と他方の平板状部材29とは波板状部材19を
はさんで交互に配置されている。ここで、一方並びに他
方の平板状部材27,29は第6図で示すよう樹脂フィルタ3
0にアルミ箔31を接着したものであり、このアルミ箔31
の幅寸法Aは樹脂フィルム30の幅寸法Bよりも小さく設
定されている。尚、この両者の幅寸法A,Bは一致させて
も良い。そして、この一方の平板状部材27においては左
端部28の寸法Cが帯電フィルタ26の左側面から突出し、
他方の平板状部材29においては右端部30の寸法Dが帯電
フィルタ26の右側面から突出するようにしている。
従って、この帯電フィルタ26がフィルタケース32に収
納されると、このケース32に設けた一方の電極端子33に
一方の平板状部材27の左端28が、他方の電極端子34に他
方の平板状部材29の右端30がL字状に変形しながら接触
し、これによって両平板状部材27,29のアルミ箔31が電
極となって帯電フィルタ26内に電場を形成する。このよ
うにして、帯電フィルタ26内に電極を組み込んでも良
い。
第7図は第6図で示した部材(平板状部材27と波板状
部材18とを重ね合せたもの)を2つ重ね合せて巻いて帯
電フィルタ41を形成したものであり、このような帯電フ
ィルタ41は第5図に示した帯電フィルタ26と比較して電
極端子33,34とアルミ箔31との接触部分を減少させるこ
とができる。
(ト)発明の効果 以上述べたように、本発明は電荷を帯びた素材で波板
状の部材を成型し、この部材を積層してフィルタエレメ
ントを構成し、この積層によって形成された孔へ空気を
流すようにしたので、エアフィルタにおける空気の通路
面積が大きくとれてこの空気の塵埃はこの孔の内壁に付
着しやすくなり、エアフィルタの目詰りが起りにくくな
り通風抵抗の増加を抑えることができる。
又このフィルタエレメントの孔の入口及び出口に相反
する電極を臨ませたり、このフィルタエレメント内に相
反する電極を埋め込むようにして、このエレメントのま
わり及びエレメントの内部に電場を形成するようにした
ので、エレメントの孔内を流れる空気中の塵埃を確実に
捕集することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示すもの
で、第1図はエアフィルタが組み込まれた分離型空気調
和機の室内ユニットの断面図、第2図はこのエアフィル
タの分解斜視図、第3図はエアフィルタの斜視図、第4
図は本発明の第2の実施例を示すエアフィルタの斜視
図、第5図は本発明の第3の実施例を示すエアフィルタ
の説明図、第6図は第5図に示したエアフィルタの要部
を示す拡大斜視図、第7図は第4図の実施例を示すエア
フィルタの斜視図である。 8,40,41……フィルタエレメント(帯電フィルタ)、14,
22……電極、31……アルミ箔(電極)、18……波板状部
材、20,25……孔。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】波板状部材を積層してフィルタエレメント
    を構成し、この波板状部材の積層によって形成された孔
    を通風路としたエアフィルタにおいて、前記波板状部材
    を電荷を帯びた素材で成形したことを特徴とするエアフ
    ィルタ。
  2. 【請求項2】波板状部材を積層してフィルタエレメント
    を構成し、この波板状部材の積層によって形成された孔
    を通風路としたエアフィルタにおいて、前記波板状部材
    を電荷を帯びた素材で成形すると共に、前記孔の入口及
    び出口に夫々相反する電極を臨ませたことを特徴とする
    エアフィルタ。
  3. 【請求項3】波板状部材を積層したフィルタエレメント
    を構成し、この波板状部材の積層によって形成された孔
    を通風路としたエアフィルタにおいて、前記波板状部材
    を電荷を帯びた素材で成形すると共に、前記フィルタエ
    レメント内に夫々相反する電極を組み込んだことを特徴
    とするエアフィルタ。
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FI20075226L (fi) 2007-04-03 2008-10-04 Valtion Teknillinen Tuloilmalaite ja menetelmä ilman puhdistamiseksi tuloilmalaitteessa

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