JP2647772B2 - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
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Landscapes
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体撮像装置、特に被写
体像を赤、緑および青の3原色像に分解してそれぞれ固
体撮像素子によって受光して赤、緑および青色信号を取
り出すようにしたカラー固体撮像装置に関するものであ
る。
体像を赤、緑および青の3原色像に分解してそれぞれ固
体撮像素子によって受光して赤、緑および青色信号を取
り出すようにしたカラー固体撮像装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】固体撮像装置に使用される固体撮像素子
としては主としてCCDが用いられており、家庭用ビデ
オカメラは勿論、テレビ放送用のカメラとしてもCCD
カメラが採用されるようになってきた。このようなCC
Dカメラの解像度を向上するために、CCDの受光素子
の個数を増大することに多くの努力が払われてきたが、
微細化技術にも限界があるとともに受光素子数を多くす
ると、1画素当たりの開口面積は減少することになり、
S/Nの低下、感度の低下、ダイナミックレンジの低下
を招くので画素数を増大させることにも限界がある。
としては主としてCCDが用いられており、家庭用ビデ
オカメラは勿論、テレビ放送用のカメラとしてもCCD
カメラが採用されるようになってきた。このようなCC
Dカメラの解像度を向上するために、CCDの受光素子
の個数を増大することに多くの努力が払われてきたが、
微細化技術にも限界があるとともに受光素子数を多くす
ると、1画素当たりの開口面積は減少することになり、
S/Nの低下、感度の低下、ダイナミックレンジの低下
を招くので画素数を増大させることにも限界がある。
【0003】このような欠点を解消するために、いわゆ
る画素ずらし法が採用されている。図1は画素ずらしを
行った従来のカラーテレビカメラの構成を示すものであ
る。被写体の像を対物レンズ10によって形成し、これ
を色分解光学系11によって赤、緑および青色像に分解
し、これらの色画像をそれぞれCCD12R,12Gお
よび12Bによって撮像する。図2Aに示すように、赤
および青色画像を撮像するCCD12Rおよび12Bの
受光素子は、緑色画像を撮像するCCD12Gの受光素
子に対して主走査方向、すなわち水平方向に、受光素子
の配列間隔Pのほぼ半分の距離だけずらして配置されて
いる。
る画素ずらし法が採用されている。図1は画素ずらしを
行った従来のカラーテレビカメラの構成を示すものであ
る。被写体の像を対物レンズ10によって形成し、これ
を色分解光学系11によって赤、緑および青色像に分解
し、これらの色画像をそれぞれCCD12R,12Gお
よび12Bによって撮像する。図2Aに示すように、赤
および青色画像を撮像するCCD12Rおよび12Bの
受光素子は、緑色画像を撮像するCCD12Gの受光素
子に対して主走査方向、すなわち水平方向に、受光素子
の配列間隔Pのほぼ半分の距離だけずらして配置されて
いる。
【0004】CCD12R,12Gおよび12Bから得
られる赤、緑および青色信号をそれぞれ相関二重サンプ
リング回路13R,13Gおよび13Bによってサンプ
リングして映像信号を取り出し、これらの映像信号の位
相を合わせるために、緑色信号を受光素子の配列ピッチ
Pに半分の距離を走査するに要する時間に等しい遅延時
間τを有する遅延回路14に通す。このようにして位相
を整合させた赤、緑および青色信号をそれぞれ低域通過
フィルタ15R,15Gおよび15Bに通して高域成分
のサンプリングノイズを除去した後、映像処理回路16
R,16Gおよび16Bに通して処理し、さらに各映像
信号間の僅かな時間差を補償するために可変遅延回路1
7R,17Gおよび17Bにそれぞれ通す。
られる赤、緑および青色信号をそれぞれ相関二重サンプ
リング回路13R,13Gおよび13Bによってサンプ
リングして映像信号を取り出し、これらの映像信号の位
相を合わせるために、緑色信号を受光素子の配列ピッチ
Pに半分の距離を走査するに要する時間に等しい遅延時
間τを有する遅延回路14に通す。このようにして位相
を整合させた赤、緑および青色信号をそれぞれ低域通過
フィルタ15R,15Gおよび15Bに通して高域成分
のサンプリングノイズを除去した後、映像処理回路16
R,16Gおよび16Bに通して処理し、さらに各映像
信号間の僅かな時間差を補償するために可変遅延回路1
7R,17Gおよび17Bにそれぞれ通す。
【0005】さらに、これらの映像信号を輝度マトリッ
クス回路18に供給し、ここで予め決められた比率、例
えばNTSC方式においては0.30:0.59:0.11の比率で混
合して輝度信号Yを作成する。このようにして得られる
輝度信号を増幅器19で増幅する。このように画素ずら
しを行ったカラーテレビカメラにおいては、図2Bに示
すように緑色の画素G間に赤および青色の画素Rおよび
Bが配置される位置関係で空間的にサンプリングされる
ことになり、したがって、これらの映像信号を混合して
得られる輝度信号の解像度は見掛け上2倍となるととも
に画質を劣化させる原因となる折り返し偽信号成分も低
減されることになることは公知である。
クス回路18に供給し、ここで予め決められた比率、例
えばNTSC方式においては0.30:0.59:0.11の比率で混
合して輝度信号Yを作成する。このようにして得られる
輝度信号を増幅器19で増幅する。このように画素ずら
しを行ったカラーテレビカメラにおいては、図2Bに示
すように緑色の画素G間に赤および青色の画素Rおよび
Bが配置される位置関係で空間的にサンプリングされる
ことになり、したがって、これらの映像信号を混合して
得られる輝度信号の解像度は見掛け上2倍となるととも
に画質を劣化させる原因となる折り返し偽信号成分も低
減されることになることは公知である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の画素ず
らしを行ったカラーテレビカメラにおいては、赤、緑お
よび青色信号をそれぞれ単独で見た場合には、見掛けの
画素数が増大しておらず、したがって解像度も増加せ
ず、折り返し偽信号成分も減少していない。その理由
は、対物レンズとCCDとの間に配置された空間ローパ
スフィルタが、画素ずらしを行って得られた輝度信号Y
において最大の効果が得られるように設計されているた
めである。このことについてさらに詳細に説明する。
らしを行ったカラーテレビカメラにおいては、赤、緑お
よび青色信号をそれぞれ単独で見た場合には、見掛けの
画素数が増大しておらず、したがって解像度も増加せ
ず、折り返し偽信号成分も減少していない。その理由
は、対物レンズとCCDとの間に配置された空間ローパ
スフィルタが、画素ずらしを行って得られた輝度信号Y
において最大の効果が得られるように設計されているた
めである。このことについてさらに詳細に説明する。
【0007】例えば、40万画素のCCDを用いる場
合、1枚のCCDのサンプリング周波数は約14MHz
である。このCCDを利用して画素ずらしを行った場合
の見掛け上のサンプリング周波数は2倍となり、約28
MHzとなる。したがって、ナイキストのサンプリング
定理により、サンプリング周波数の半分の周波数のロー
パスフィルタをサンプリング回路の前後に入れれば、偽
信号は発生しないことになる。従来の3板式テレビカメ
ラの空間ローパスフィルタは、これに基づき約14MH
z以上の空間周波数をカットして画素ずらしを行って得
られる輝度信号において偽信号が発生されるのを阻止す
るように設計されている。この様子を図3に付いてさら
に説明する。
合、1枚のCCDのサンプリング周波数は約14MHz
である。このCCDを利用して画素ずらしを行った場合
の見掛け上のサンプリング周波数は2倍となり、約28
MHzとなる。したがって、ナイキストのサンプリング
定理により、サンプリング周波数の半分の周波数のロー
パスフィルタをサンプリング回路の前後に入れれば、偽
信号は発生しないことになる。従来の3板式テレビカメ
ラの空間ローパスフィルタは、これに基づき約14MH
z以上の空間周波数をカットして画素ずらしを行って得
られる輝度信号において偽信号が発生されるのを阻止す
るように設計されている。この様子を図3に付いてさら
に説明する。
【0008】輝度信号は、画素ずらしにより見掛け上1
枚のCCDの場合の2倍のサンプリング周波数となる。
40万画素の場合、14MHz の2倍の28MHz までレス
ポンスがある。図3Aは空間ローパスフィルタが無い場
合の輝度信号および偽信号の周波数レスポンスを示すも
のであり、折り返し偽信号が低域側に大きく現れてい
る。図3Bは14MHz以上の周波数をカットする空間
ローパスフィルタの周波数レスポンスを示すものであ
り、図3Cは図3Aの信号に空間ローパスフィルタを入
れたときの輝度信号および偽信号の周波数レスポンスを
示すものであり、偽信号は非常に小さくなっている。し
かしながら、各色チャネル単独で見た場合、そのサンプ
リング周波数はCCD1枚と変わらず、14MHzのま
まであり、色信号および偽信号の周波数レスポンスは図
4Aに示すようになる。したがって、図3Bに示すよう
に14MHz以上をカットする空間ローパスフィルタを
挿入したときの色信号および偽信号の周波数レスポンス
は図4Bに示すようになり、偽信号は殆ど低減されない
ことになる。各色チャネルにおいて偽信号を除去するに
は7MHz以上をカットする空間ローパスフィルタとす
る必要があるが、この7MHzは560TVラインに相
当するものであるので、このように遮断周波数の低い空
間ローパスフィルタを使用すると解像度が560TVラ
イン以下に低下してしまうことになり、好ましくない。
枚のCCDの場合の2倍のサンプリング周波数となる。
40万画素の場合、14MHz の2倍の28MHz までレス
ポンスがある。図3Aは空間ローパスフィルタが無い場
合の輝度信号および偽信号の周波数レスポンスを示すも
のであり、折り返し偽信号が低域側に大きく現れてい
る。図3Bは14MHz以上の周波数をカットする空間
ローパスフィルタの周波数レスポンスを示すものであ
り、図3Cは図3Aの信号に空間ローパスフィルタを入
れたときの輝度信号および偽信号の周波数レスポンスを
示すものであり、偽信号は非常に小さくなっている。し
かしながら、各色チャネル単独で見た場合、そのサンプ
リング周波数はCCD1枚と変わらず、14MHzのま
まであり、色信号および偽信号の周波数レスポンスは図
4Aに示すようになる。したがって、図3Bに示すよう
に14MHz以上をカットする空間ローパスフィルタを
挿入したときの色信号および偽信号の周波数レスポンス
は図4Bに示すようになり、偽信号は殆ど低減されない
ことになる。各色チャネルにおいて偽信号を除去するに
は7MHz以上をカットする空間ローパスフィルタとす
る必要があるが、この7MHzは560TVラインに相
当するものであるので、このように遮断周波数の低い空
間ローパスフィルタを使用すると解像度が560TVラ
イン以下に低下してしまうことになり、好ましくない。
【0009】さらに、従来の画素ずらしを行ったカラー
テレビカメラにおいては、例えばNTSC方式で規定さ
れている輝度信号Yを得るために赤、緑および青色信号
を0.30:0.59:0.11の比率で混合しており、画素ずらしし
た映像信号の混合比率は0.59:0.41 となる。このように
混合比率が1:1からずれると、画素ずらしが1:1か
らずれた分成立しなくなり、所望の解像度が得られない
欠点がある。
テレビカメラにおいては、例えばNTSC方式で規定さ
れている輝度信号Yを得るために赤、緑および青色信号
を0.30:0.59:0.11の比率で混合しており、画素ずらしし
た映像信号の混合比率は0.59:0.41 となる。このように
混合比率が1:1からずれると、画素ずらしが1:1か
らずれた分成立しなくなり、所望の解像度が得られない
欠点がある。
【0010】また、図1に示すようにCCDから輝度マ
トリックス回路に到る間に低域通過フィルタや映像処理
回路が設けられているため、空間画素ずらし効果を損な
う原因となる周波数特性の劣化や各色信号間の遅延時間
誤差の影響を受け易く、例えば40万画素のCCDを用
いた場合、約700TVラインの解像度しか得られない
欠点がある。特に、CCDと信号処理回路部分との間の
距離が長い場合には、この間の伝送による周波数特性の
劣化や遅延時間の誤差も加わるため、空間画素ずらしの
効果がさらに損なわれることになる。このように従来の
画素ずらしを行ったテレビカメラにおいては、CCDか
ら輝度マトリックス回路までの間で厳密な時間の管理を
行う必要があり、例えば40万画素のCCDを用いる場
合に、各色信号の間で10nsの時間差があると、画素ず
らしが最早成立しなくなってしまう。したがって、各色
信号間の時間差をこの範囲以下に抑える必要があるが、
このためにはテレビカメラの信号処理や伝送系において
かなりの手数が必要となる。
トリックス回路に到る間に低域通過フィルタや映像処理
回路が設けられているため、空間画素ずらし効果を損な
う原因となる周波数特性の劣化や各色信号間の遅延時間
誤差の影響を受け易く、例えば40万画素のCCDを用
いた場合、約700TVラインの解像度しか得られない
欠点がある。特に、CCDと信号処理回路部分との間の
距離が長い場合には、この間の伝送による周波数特性の
劣化や遅延時間の誤差も加わるため、空間画素ずらしの
効果がさらに損なわれることになる。このように従来の
画素ずらしを行ったテレビカメラにおいては、CCDか
ら輝度マトリックス回路までの間で厳密な時間の管理を
行う必要があり、例えば40万画素のCCDを用いる場
合に、各色信号の間で10nsの時間差があると、画素ず
らしが最早成立しなくなってしまう。したがって、各色
信号間の時間差をこの範囲以下に抑える必要があるが、
このためにはテレビカメラの信号処理や伝送系において
かなりの手数が必要となる。
【0011】さらに、被写体像を形成する対物レンズの
収差や歪曲により赤、緑および青色像間でレジストレー
ションエラーが生じ、これによっても画素ずらし効果が
損なわれることになる。テレビカメラ用の対物レンズと
しては現在ズームレンズが一般に用いられているが、ズ
ームレンズではズーム比によって各色の像の結像位置が
変化する軸上の色収差や画面の周辺での各色の像の結像
倍率が変化する倍率の色収差などの影響によってレジス
トレーションエラーが大きく発生し易く、画素ずらし効
果が著しく損なわれる欠点がある。このような欠点は、
対物レンズのピントずれによるレジストレーションエラ
ーによっても生ずるものである。
収差や歪曲により赤、緑および青色像間でレジストレー
ションエラーが生じ、これによっても画素ずらし効果が
損なわれることになる。テレビカメラ用の対物レンズと
しては現在ズームレンズが一般に用いられているが、ズ
ームレンズではズーム比によって各色の像の結像位置が
変化する軸上の色収差や画面の周辺での各色の像の結像
倍率が変化する倍率の色収差などの影響によってレジス
トレーションエラーが大きく発生し易く、画素ずらし効
果が著しく損なわれる欠点がある。このような欠点は、
対物レンズのピントずれによるレジストレーションエラ
ーによっても生ずるものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像装置
は、上述した従来の欠点を解消するために、被写体の像
を赤、緑および青の3原色の像に分解する色分解光学系
と、赤色像をさらに2分割する赤色用2分割光学系と、
緑色像をさらに2分割する緑色用2分割光学系と、青色
像をさらに2分割する青色用2分割光学系と、2分割さ
れた赤色像をそれぞれ受光し、受光素子の配列間隔のほ
ぼ半分だけ主走査方向に互いにずらして配置された第1
および第2の赤色用固体撮像素子と、2分割された緑色
像をそれぞれ受光し、受光素子の配列間隔のほぼ半分だ
け主走査方向に互いにずらして配置された第1および第
2の緑色用固体撮像素子と、2分割された青色像をそれ
ぞれ受光し、受光素子の配列間隔のほぼ半分だけ主走査
方向に互いにずらして配置された第1および第2の青色
用固体撮像素子と、前記赤色用の第1および第2の固体
撮像素子から出力される信号を合成して赤色画像信号を
出力する赤色用合成回路と、前記緑色用の第1および第
2の固体撮像素子から出力される信号を合成して緑色画
像信号を出力する緑色用合成回路と、前記青色用の第1
および第2の固体撮像素子から出力される信号を合成し
て青色画像信号を出力する青色用合成回路と、これらの
合成回路から出力される赤、緑および青色画像信号を処
理する信号処理回路とを具えることを特徴とするもので
ある。
は、上述した従来の欠点を解消するために、被写体の像
を赤、緑および青の3原色の像に分解する色分解光学系
と、赤色像をさらに2分割する赤色用2分割光学系と、
緑色像をさらに2分割する緑色用2分割光学系と、青色
像をさらに2分割する青色用2分割光学系と、2分割さ
れた赤色像をそれぞれ受光し、受光素子の配列間隔のほ
ぼ半分だけ主走査方向に互いにずらして配置された第1
および第2の赤色用固体撮像素子と、2分割された緑色
像をそれぞれ受光し、受光素子の配列間隔のほぼ半分だ
け主走査方向に互いにずらして配置された第1および第
2の緑色用固体撮像素子と、2分割された青色像をそれ
ぞれ受光し、受光素子の配列間隔のほぼ半分だけ主走査
方向に互いにずらして配置された第1および第2の青色
用固体撮像素子と、前記赤色用の第1および第2の固体
撮像素子から出力される信号を合成して赤色画像信号を
出力する赤色用合成回路と、前記緑色用の第1および第
2の固体撮像素子から出力される信号を合成して緑色画
像信号を出力する緑色用合成回路と、前記青色用の第1
および第2の固体撮像素子から出力される信号を合成し
て青色画像信号を出力する青色用合成回路と、これらの
合成回路から出力される赤、緑および青色画像信号を処
理する信号処理回路とを具えることを特徴とするもので
ある。
【0013】
【作用】このような本発明の固体撮像装置においては、
各色の画像に対して空間画素ずらしを行うことになると
ともに輝度信号を得るための信号処理を施す前に画素ず
らしを行った固体撮像素子からの映像信号を合成して信
号を得るようにしているため、40万画素のCCDを例
にとると、各色チャネルのサンプリング周波数は28M
Hzとなり、図3Aに示す輝度信号の周波数レスポンス
と同じ周波数レスポンスを有するものとなり、したがっ
て14MHz以上をカットする空間ローパスフィルタを
用いても偽信号を大幅に減少させることができる。
各色の画像に対して空間画素ずらしを行うことになると
ともに輝度信号を得るための信号処理を施す前に画素ず
らしを行った固体撮像素子からの映像信号を合成して信
号を得るようにしているため、40万画素のCCDを例
にとると、各色チャネルのサンプリング周波数は28M
Hzとなり、図3Aに示す輝度信号の周波数レスポンス
と同じ周波数レスポンスを有するものとなり、したがっ
て14MHz以上をカットする空間ローパスフィルタを
用いても偽信号を大幅に減少させることができる。
【0014】また、各色チャネルにおいては、画素ずら
しを行った2つの画像信号は1:1の理想的な比率で加
算されるため、常に画素ずらしが成立し、解像度を改善
することができる。さらに、各色チャネルで画素ずらし
を行っているので対物レンズの収差やピントのずれによ
って色画像間にレジストレーションエラーが生じても、
画素ずらし効果が損なわれるようなことはない。また、
固体撮像素子の出力側であって、信号処理部の前段で混
合を行っているので、撮像部と信号処理部との間の伝送
路が長い場合であっても、映像信号処理回路系で周波数
特性の劣化や遅延時間誤差があっても画素ずらし効果が
損なわれることはなく、常に高い解像度が得られること
になるとともにダイナミックレンジも2倍となる。
しを行った2つの画像信号は1:1の理想的な比率で加
算されるため、常に画素ずらしが成立し、解像度を改善
することができる。さらに、各色チャネルで画素ずらし
を行っているので対物レンズの収差やピントのずれによ
って色画像間にレジストレーションエラーが生じても、
画素ずらし効果が損なわれるようなことはない。また、
固体撮像素子の出力側であって、信号処理部の前段で混
合を行っているので、撮像部と信号処理部との間の伝送
路が長い場合であっても、映像信号処理回路系で周波数
特性の劣化や遅延時間誤差があっても画素ずらし効果が
損なわれることはなく、常に高い解像度が得られること
になるとともにダイナミックレンジも2倍となる。
【0015】
【実施例】図5は本発明による固体撮像装置の一実施例
の構成を示す図である。本例においては、被写体の像を
先ず3原色像に分解し、さらに各色像を2個の画像に分
解するようにしたものである。すなわち、対物レンズ2
0によって形成される被写体の像を、24MHz以上を
カットする空間ローパスフィルタ21に通し、さらに色
分解プリズム22によって赤、緑および青色画像に分解
する。これらの3原色画像の各々を、さらにそれぞれ2
分割プリズム23R,23Gおよび23Bによって分割
する。このようにして被写体像を2個の赤色画像、2個
の緑色画像および2個の青色画像に分解する。2個の赤
色画像を第1および第2の赤色用CCD24R−1およ
び24R−2で受光し、2個の緑色画像を緑色用の2個
のCCD24G−1および24G−2で受光し、2個の
青色画像を青色用の2個のCCD24B−1および24
B−2で受光する。本例ではこれらのCCDの画素数は
40万画素とする。
の構成を示す図である。本例においては、被写体の像を
先ず3原色像に分解し、さらに各色像を2個の画像に分
解するようにしたものである。すなわち、対物レンズ2
0によって形成される被写体の像を、24MHz以上を
カットする空間ローパスフィルタ21に通し、さらに色
分解プリズム22によって赤、緑および青色画像に分解
する。これらの3原色画像の各々を、さらにそれぞれ2
分割プリズム23R,23Gおよび23Bによって分割
する。このようにして被写体像を2個の赤色画像、2個
の緑色画像および2個の青色画像に分解する。2個の赤
色画像を第1および第2の赤色用CCD24R−1およ
び24R−2で受光し、2個の緑色画像を緑色用の2個
のCCD24G−1および24G−2で受光し、2個の
青色画像を青色用の2個のCCD24B−1および24
B−2で受光する。本例ではこれらのCCDの画素数は
40万画素とする。
【0016】これらのCCDから出力される各色の画像
信号をそれぞれ相関二重サンプリング回路25R−1,
25R−2;25G−1,25G−2;25B−1,2
5B−2に通して相関二重サンプリングを行う。このよ
うにして得られる各色について2つの色信号の一方、す
なわち相関二重サンプリング回路25R−2,25G−
2および25B−2から出力される赤、緑および青色信
号を、CCDの受光素子の配列ピッチのほぼ半分に相当
する遅延時間を有する遅延回路26R,26Gおよび2
6Bにそれぞれ通す。相関二重サンプリング回路25R
−1,25G−1および25B−1から得られる遅延し
ていない赤、緑および青色信号と、遅延回路26R,2
6Gおよび26Bを通して得られるそれぞれ遅延された
赤、緑および青色信号とをそれぞれ混合回路27R,2
7Gおよび27Bで混合して画素ずらしを行った赤、緑
および青色信号を導出する。本発明においては、このよ
うに画素ずらしを行った2つのCCDから得られる2つ
の映像信号を1:1の比率で混合するので、理想的な画
素ずらし効果が得られることになる。また、2つの色信
号の混合は、周波数特性の劣化や遅延時間差など画素ず
らしの成立を阻害する要因が導入される以前に行われる
ので、高い解像度が得られることになる。
信号をそれぞれ相関二重サンプリング回路25R−1,
25R−2;25G−1,25G−2;25B−1,2
5B−2に通して相関二重サンプリングを行う。このよ
うにして得られる各色について2つの色信号の一方、す
なわち相関二重サンプリング回路25R−2,25G−
2および25B−2から出力される赤、緑および青色信
号を、CCDの受光素子の配列ピッチのほぼ半分に相当
する遅延時間を有する遅延回路26R,26Gおよび2
6Bにそれぞれ通す。相関二重サンプリング回路25R
−1,25G−1および25B−1から得られる遅延し
ていない赤、緑および青色信号と、遅延回路26R,2
6Gおよび26Bを通して得られるそれぞれ遅延された
赤、緑および青色信号とをそれぞれ混合回路27R,2
7Gおよび27Bで混合して画素ずらしを行った赤、緑
および青色信号を導出する。本発明においては、このよ
うに画素ずらしを行った2つのCCDから得られる2つ
の映像信号を1:1の比率で混合するので、理想的な画
素ずらし効果が得られることになる。また、2つの色信
号の混合は、周波数特性の劣化や遅延時間差など画素ず
らしの成立を阻害する要因が導入される以前に行われる
ので、高い解像度が得られることになる。
【0017】このようにして得られる赤、緑および青色
信号をそれぞれ低域通過フィルタや各種補正回路を有す
る画像信号処理回路28R,28Gおよび28Bに通し
て所定の処理を施した後、輝度マトリックス回路29に
供給して所定の比率で加算して輝度信号Yを作成し、こ
れを増幅器30で増幅して出力する。このように本発明
の固体撮像装置においては、赤、緑および青の各色チャ
ネルにおいてそれぞれ2枚のCCDを設けて画素ずらし
を行っているので、サンプリング周波数は28MHzと
なり、14MHz以上をカットする空間ローパスフィル
タ21と相俟って偽信号成分をきわめて小さく抑えるこ
とができ、解像度の高い画像信号を得ることができる。
また、周波数特性を劣化させたり遅延時間誤差を与える
恐れのある信号処理を行う以前に信号合成を行っている
とともに1:1の比率で混合しているので、画素ずらし
効果を常に最大限に得ることができる。また、対物レン
ズ20の収差によって3原色像にレジストレーションエ
ラーが発生しても、画素ずらしは各色チャネルで独立し
て行っているので、画素ずらしの効果が損なわれるよう
なことはない。
信号をそれぞれ低域通過フィルタや各種補正回路を有す
る画像信号処理回路28R,28Gおよび28Bに通し
て所定の処理を施した後、輝度マトリックス回路29に
供給して所定の比率で加算して輝度信号Yを作成し、こ
れを増幅器30で増幅して出力する。このように本発明
の固体撮像装置においては、赤、緑および青の各色チャ
ネルにおいてそれぞれ2枚のCCDを設けて画素ずらし
を行っているので、サンプリング周波数は28MHzと
なり、14MHz以上をカットする空間ローパスフィル
タ21と相俟って偽信号成分をきわめて小さく抑えるこ
とができ、解像度の高い画像信号を得ることができる。
また、周波数特性を劣化させたり遅延時間誤差を与える
恐れのある信号処理を行う以前に信号合成を行っている
とともに1:1の比率で混合しているので、画素ずらし
効果を常に最大限に得ることができる。また、対物レン
ズ20の収差によって3原色像にレジストレーションエ
ラーが発生しても、画素ずらしは各色チャネルで独立し
て行っているので、画素ずらしの効果が損なわれるよう
なことはない。
【0018】図6は本発明による固体撮像装置の他の実
施例の構成を示すものである。本例において、前例と同
様の素子には同一の符号付けて示した。本例では、対物
レンズ20により形成される被写体像を先ず、2分割プ
リズム31によって2分割し、その後それぞれの光路中
に配置した3色分解プリズム32および33によって
赤、緑および青色画像に分解する。第1の3色分解プリ
ズム32によって分解した赤、緑および青色画像をそれ
ぞれの第1のCCD24R−1,24G−1,24B−
1で撮像し、第2の3色分解プリズム33によって分解
した赤、緑および青色画像をそれぞれの第2のCCD2
4R−2,24G−2,24B−2で撮像する。第1お
よび第2の赤色用CCD24R−1および24R−2か
ら出力される赤色信号を相関二重サンプリング回路25
R−1および25R−2でサンプリングし、一方の相関
二重サンプリング回路25R−2から出力される赤色信
号を。画素ピッチのほぼ半分に相当する遅延時間を有す
る遅延回路26Rに通して他方の相関二重サンプリング
回路25R−1から出力される赤色信号と位相を合わせ
る。緑色信号および青色信号についても同様の処理を施
す。
施例の構成を示すものである。本例において、前例と同
様の素子には同一の符号付けて示した。本例では、対物
レンズ20により形成される被写体像を先ず、2分割プ
リズム31によって2分割し、その後それぞれの光路中
に配置した3色分解プリズム32および33によって
赤、緑および青色画像に分解する。第1の3色分解プリ
ズム32によって分解した赤、緑および青色画像をそれ
ぞれの第1のCCD24R−1,24G−1,24B−
1で撮像し、第2の3色分解プリズム33によって分解
した赤、緑および青色画像をそれぞれの第2のCCD2
4R−2,24G−2,24B−2で撮像する。第1お
よび第2の赤色用CCD24R−1および24R−2か
ら出力される赤色信号を相関二重サンプリング回路25
R−1および25R−2でサンプリングし、一方の相関
二重サンプリング回路25R−2から出力される赤色信
号を。画素ピッチのほぼ半分に相当する遅延時間を有す
る遅延回路26Rに通して他方の相関二重サンプリング
回路25R−1から出力される赤色信号と位相を合わせ
る。緑色信号および青色信号についても同様の処理を施
す。
【0019】このようにして得られる2つの赤色信号、
2つの緑色信号および2つの青色信号をそれぞれ加算回
路27R,27Gおよび27Bにおいて合成し、空間画
素ずらしによる見掛け上の解像度を向上した赤、緑およ
び青色信号を導出する。これらの色信号をさらに、画像
信号処理回路28R,28Gおよび28Bに通して処理
した後、輝度マトリックス回路29に供給して所定の比
率で混合して輝度信号Yを作成し、これを増幅器30で
増幅する。
2つの緑色信号および2つの青色信号をそれぞれ加算回
路27R,27Gおよび27Bにおいて合成し、空間画
素ずらしによる見掛け上の解像度を向上した赤、緑およ
び青色信号を導出する。これらの色信号をさらに、画像
信号処理回路28R,28Gおよび28Bに通して処理
した後、輝度マトリックス回路29に供給して所定の比
率で混合して輝度信号Yを作成し、これを増幅器30で
増幅する。
【0020】本発明においては上述したように、各色チ
ャネルにおいて空間画素ずらしを行うが、今、図7Aに
示すように開口率50%の固体撮像素子を考えると、1
枚の固体撮像素子の周波数レスポンスは、放送技術 Vo
l.41, No.12, 1988, pp1-12に記載されているように、 Rf =sin(πf/2fs )/( πf/2fs ) で与えられ、その周波数レスポンスは図7Bに示すよう
になる。これに対し画素ずらしを行うと、図7Cに示す
ように一方のCCDの開口していない部分を他方のCC
Dの開口部分で補間するため、見掛け上開口率が100 %
で、画素数が2倍になったと考えることができるので、
周波数レスポンスおよび折り返し偽信号はそれぞれ図7
Dの実線および破線で示すようになり、画素ずらしによ
り折り返し偽信号は大幅に減少し、したがって解像度が
改善されることがわかる。例えば、40万画素のCCD
を用いる場合、従来のテレビカメラでは約700TVラ
インの解像度しか得られないが、本発明によれば各色チ
ャネルにおいて1000TVラインの解像度を得ること
ができる。
ャネルにおいて空間画素ずらしを行うが、今、図7Aに
示すように開口率50%の固体撮像素子を考えると、1
枚の固体撮像素子の周波数レスポンスは、放送技術 Vo
l.41, No.12, 1988, pp1-12に記載されているように、 Rf =sin(πf/2fs )/( πf/2fs ) で与えられ、その周波数レスポンスは図7Bに示すよう
になる。これに対し画素ずらしを行うと、図7Cに示す
ように一方のCCDの開口していない部分を他方のCC
Dの開口部分で補間するため、見掛け上開口率が100 %
で、画素数が2倍になったと考えることができるので、
周波数レスポンスおよび折り返し偽信号はそれぞれ図7
Dの実線および破線で示すようになり、画素ずらしによ
り折り返し偽信号は大幅に減少し、したがって解像度が
改善されることがわかる。例えば、40万画素のCCD
を用いる場合、従来のテレビカメラでは約700TVラ
インの解像度しか得られないが、本発明によれば各色チ
ャネルにおいて1000TVラインの解像度を得ること
ができる。
【0021】
【発明の効果】上述したように本発明による固体撮像装
置においては、各色チャネルにおいて画素ずらしを行う
ようにしたので、空間ローパスフィルタの遮断周波数を
低くすることなく折り返し偽信号を減少させることがで
き、したがって解像度を大幅に向上することができる。
また、画素ずらしを行うに当たり2つの同一の色信号を
1:1の比率で混合するので理想的な画素ずらしを行う
ことができる。さらに、周波数特性の劣化や遅延時間誤
差が導入される以前に画素ずらしを完了するので画素ず
らしの効果が損なわれるようなことはないとともに時間
の管理を厳密に行う必要もない。また、対物レンズの収
差やズーム比やピントずれによって色画像間にレジスト
レーションエラーが生じてもこれが画素ずらしに影響を
及ぼすことはない。勿論、従来の画素ずらしの効果であ
るS/Nの改善およびダイナミックレンジの拡大の効果
はそのまま得られることになる。
置においては、各色チャネルにおいて画素ずらしを行う
ようにしたので、空間ローパスフィルタの遮断周波数を
低くすることなく折り返し偽信号を減少させることがで
き、したがって解像度を大幅に向上することができる。
また、画素ずらしを行うに当たり2つの同一の色信号を
1:1の比率で混合するので理想的な画素ずらしを行う
ことができる。さらに、周波数特性の劣化や遅延時間誤
差が導入される以前に画素ずらしを完了するので画素ず
らしの効果が損なわれるようなことはないとともに時間
の管理を厳密に行う必要もない。また、対物レンズの収
差やズーム比やピントずれによって色画像間にレジスト
レーションエラーが生じてもこれが画素ずらしに影響を
及ぼすことはない。勿論、従来の画素ずらしの効果であ
るS/Nの改善およびダイナミックレンジの拡大の効果
はそのまま得られることになる。
【図1】図1は従来の空間画素ずらしを行ったCCDカ
ラーテレビカメラの構成を示す図である。
ラーテレビカメラの構成を示す図である。
【図2】図2AおよびBは同じく画素ずらしを行ったC
CDの画素の配列を示す平面図である。
CDの画素の配列を示す平面図である。
【図3】図3Aは空間ローパスフィルタを入れないとき
の輝度信号および偽信号の周波数レスポンスを示すグラ
フ、図3Bは空間ローパスフィルタの周波数レスポンス
を示すグラフ、図3Cは空間ローパスフィルタを入れた
ときの輝度信号および偽信号の周波数レスポンスを示す
グラフである。
の輝度信号および偽信号の周波数レスポンスを示すグラ
フ、図3Bは空間ローパスフィルタの周波数レスポンス
を示すグラフ、図3Cは空間ローパスフィルタを入れた
ときの輝度信号および偽信号の周波数レスポンスを示す
グラフである。
【図4】図4Aは従来の固体撮像装置における色信号お
よび偽信号の周波数レスポンスを示すグラフ、図4Bは
空間ローパスフィルタを入れたときの色信号および偽信
号の周波数レスポンスを示すグラフである。
よび偽信号の周波数レスポンスを示すグラフ、図4Bは
空間ローパスフィルタを入れたときの色信号および偽信
号の周波数レスポンスを示すグラフである。
【図5】図5は本発明による固体撮像装置の一実施例の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図6】図6は本発明による固体撮像装置の他の実施例
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図7】図7は本発明による画素ずらしの効果を説明す
る図である。
る図である。
20 対物レンズ 21 空間ローパスフィルタ 22 3色分解プリズム 23R,23G,23B 2分割プリズム 24R−1,24R−2 赤色用CCD 24G−1,24G−2 緑色用CCD 24B−1,24B−2 青色用CCD 25R−1,25R−2 赤色用相関二重サンプリング
回路 25G−1,25G−2 緑色用相関二重サンプリング
回路 25B−1,25B−2 青色用相関二重サンプリング
回路 26R,26G,26B 遅延回路 27R,27G,27B 混合回路 28R,28G,28B 画像信号処理回路 29 輝度マトリックス回路 30 増幅器 31 2分割プリズム 32,33 3色分解プリズム
回路 25G−1,25G−2 緑色用相関二重サンプリング
回路 25B−1,25B−2 青色用相関二重サンプリング
回路 26R,26G,26B 遅延回路 27R,27G,27B 混合回路 28R,28G,28B 画像信号処理回路 29 輝度マトリックス回路 30 増幅器 31 2分割プリズム 32,33 3色分解プリズム
Claims (1)
- 【請求項1】 被写体の像を2個の赤色像、2個の緑色
像および2個の青色像に分解する光学系と、 2個の赤色像をそれぞれ受光し、受光素子の配列間隔の
ほぼ半分だけ主走査方向に互いにずらして配置された第
1および第2の赤色用固体撮像素子と、 2個の緑色像をそれぞれ受光し、受光素子の配列間隔の
ほぼ半分だけ主走査方向に互いにずらして配置された第
1および第2の緑色用固体撮像素子と、 2個の青色像をそれぞれ受光し、受光素子の配列間隔の
ほぼ半分だけ主走査方向に互いにずらして配置された第
1および第2の青色用固体撮像素子と、 前記赤色用の第1および第2の固体撮像素子から出力さ
れる信号を1:1の比率で混合して赤色画像信号を出力
する赤色用混合回路と、 前記緑色用の第1および第2の固体撮像素子から出力さ
れる信号を1:1の比率で混合して緑色画像信号を出力
する緑色用混合回路と、 前記青色用の第1および第2の固体撮像素子から出力さ
れる信号を1:1の比率で混合して青色画像信号を出力
する青色用混合回路と、 これらの混合回路から出力される赤、緑および青色画像
信号を処理する信号処理回路とを具えることを特徴とす
る固体撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3297225A JP2647772B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 固体撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3297225A JP2647772B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 固体撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05137148A JPH05137148A (ja) | 1993-06-01 |
JP2647772B2 true JP2647772B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=17843793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3297225A Expired - Fee Related JP2647772B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 固体撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2647772B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP3297225A patent/JP2647772B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05137148A (ja) | 1993-06-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509 Year of fee payment: 14 |
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