JP2646801B2 - コージェネレーション装置 - Google Patents

コージェネレーション装置

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JP2646801B2
JP2646801B2 JP2101625A JP10162590A JP2646801B2 JP 2646801 B2 JP2646801 B2 JP 2646801B2 JP 2101625 A JP2101625 A JP 2101625A JP 10162590 A JP10162590 A JP 10162590A JP 2646801 B2 JP2646801 B2 JP 2646801B2
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和夫 村野
養二 雨宮
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/14Combined heat and power generation [CHP]

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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 ≪産業上の利用分野≫ 本発明は移動可能な冷温熱および電力を供給する熱電
併給装置(コージェネレーション装置)に関する。
≪従来の技術≫ 最近では建物の廃熱および発電機の廃熱などを利用
し、熱効率よく電力および冷温熱を供給できるようなコ
ージェネレーション装置が脚光を浴びている。
この装置は発電機の廃熱および建物などの廃熱を水の
中に逃がして温水を確保し、この温水を暖房の熱源に利
用していた。また熱吸収式の冷凍機などを備え、建物の
内部などで利用する冷水をさらに冷やした時に発生する
熱を先に説明した温水槽へ移動させる一方で冷凍機によ
って得た冷水を冷房装置や冷蔵庫に利用している。
従ってコージェネレーション装置は発電機および冷凍
機あるいは温水槽や冷水槽のほか冷却塔などが一体とな
って大規模化するために一定の場所に設置する固定式で
あった。
≪発明が解決しようとする課題≫ コージェネレーション装置は固定式であるために災害
救助,地方博覧会などの比較的小規模な仮設設備のエネ
ルギー源として使用できなかった。すなわち仮設設備用
としてはコージェネレーション装置が保有している省エ
ネルギー能力を考えてみても、かえって不経済になる点
が否めず、不適当であった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は災害救助や地方博覧会などの比較的小規模な仮
設設備のエネルギー源として容易に移動設置可能なコー
ジェネレーション装置を提供することにある。
≪課題を解決するための手段≫ 上記目的を達成するために、本発明のコージェネレー
ション装置は冷温熱および電力を供給する熱電併給装置
について幾つかの単位に分離構成し、これら単位毎を別
々の移動トレーラに設置するとともに、該トレーラ間の
配管や配線は相互に接続,分離自在に構成したのであ
る。
ここで望ましくは、前記移動トレーラは、発電機で発
電した電力を受電端子に供給する発電要素を搭載した発
電トレーラと、冷凍要素を搭載した冷凍機トレーラと、
該発電要素と該冷凍要素とから排出される熱を循環水で
回収して温水槽に貯留するとともに温水受渡し口に供給
する温水循環要素を搭載した温水トレーラと、該冷凍要
素で冷却した冷水を冷水槽に貯留するとともに冷水受渡
し口に供給する冷水循環要素を搭載した冷水槽トレーラ
と、該温水循環要素で回収しきれなかった該冷凍要素か
らの熱を吸収した冷却水を冷却塔で冷却して循環させる
冷却要素を搭載した冷却塔トレーラとから構成すると良
い。
≪作 用≫ コージェネレーション装置を構成する所要単位を設置
した移動トレーラは電気および冷温熱を必要とする場所
にそれぞれ牽引して移動させ、これら移動トレーラの所
要単位毎の設備相互を電気的,機械的に接続する。こう
して目的の場所にコージェネレーション装置を設置する
ことができると同時に、移動に際しては移動トレーラ相
互の接続を解除すればよい。
≪実 施 例≫ 以下本発明の好適な実施例について図面を参照にして
詳細に説明する。
実施例に係るコージェネレーション装置を第1図に示
している。
このコージェネレーション装置は発電機で発電した電
力を受電端子に供給する発電要素を搭載した発電トレー
ラ1と、冷凍要素を搭載した冷凍機トレーラ3と、上記
発電要素と該冷凍要素とから排出される熱を循環水で回
収して温水槽に貯留するとともに温水受渡し口に供給す
る温水循環要素を搭載した温水トレーラ2と、この冷凍
要素で冷却した冷水を冷水槽に貯留するとともに冷水受
渡し口に供給する冷水循環要素を搭載した冷水槽トレー
ラ4と、上記温水循環要素で回収しきれなかった冷凍要
素からの熱を吸収した冷却水を冷却塔で冷却して循環さ
せる冷却要素を搭載した冷却塔トレーラ5とからなる。
また、コージェネレーション装置を必要とする場所に
は温水受渡し口6,冷水受渡し口7および受電端子8を予
め設けておく。また発電トレーラ1に必要とする燃料は
コージェネレーション装置を必要とする移動目的場所に
燃料タンク9を設けておくかあるいは発電トレーラ1自
体に燃料タンク9を設けておいてもよいが、この実施例
では燃料タンク9はコージェネレーション装置を必要と
する移動目的場所に予め設置している。発電トレーラ1,
温水トレーラ2,冷凍機トレーラ3,冷水槽トレーラ4,冷却
塔トレーラ5からなるコージェネレーション装置は現場
の冷水受渡し口7,受電端子8および温水受渡し口6へ温
水および冷水並びに電気を供給するものであって、この
ように各トレーラ毎に分離構成したユニット単位からな
り、各トレーラを所定の位置に固定し、トレーラ間の配
管および配線を接続するだけでよく、短時間でしかも容
易に設置が可能となり、特に災害援助等の緊急な場合に
も使用できる。
発電トレーラ1に搭載された発電要素はガスエンジン
10にて減速器11を介し発電機12を駆動している。発電機
12の発電電力は受電端子8に接続供給している。
また、発電トレーラ1にはオイルクーラー13を設置し
ており、このオイルクーラーで発電機12および減速器1
1,ガスエンジン10の冷却を行っている。オイルクーラー
13は冷却用のラジエータ14を備え、ラジエータ14にはポ
ンプで冷却水を強制的に循環させている。
さらにまた、発電トレーラ1には廃熱ボイラ15を設
け、ガスエンジン10の排気ガスを排気ダクトへ捨てる前
に廃熱ボイラ15で排ガス中の熱を拾い、温水トレーラ2
に積んだ温水槽16に同じく温水トレーラ2に積んだ温水
循環ポンプ17によって戻すようにしている。すなわち、
温水槽内の温水は温水循環ポンプ17によって廃熱ボイラ
15の回りを通りガスエンジン10の廃熱を拾いながら温水
槽16へ戻る。
他方において温水トレーラ2には高温水ポンプ18を積
んでおり、冷凍機トレーラ3に積んである熱吸収式冷凍
機19の発生した熱を高温水ポンプ18にて温水槽16から高
温水ポンプ18にて吸収式冷凍機19へ温水を循環させなが
ら温水槽16へ回収している。温水受渡し口6は温水トレ
ーラ2の温水槽16に接続する。また燃料9は発電トレー
ラ1のガスエンジン10に接続している。一方、冷水受渡
し口7は冷水槽トレーラ4に積んだ冷水槽20に接続して
いるが冷水トレーラ4は温水トレーラ2が温水槽16の中
の温水を廃熱ボイラ15の方へ送って戻す循環ポンプ17を
備えているのと同じように、また高温水ポンプ18を備え
高温水ポンプ18が温水受渡し口6および吸収式冷凍機19
へ温水槽16内の温水を供給回収するのと同じように、冷
水ポンプ21を備え、この冷水ポンプ21によって冷水槽20
内の冷水を冷水受渡し口7へ送ると同時に余剰供給冷却
水および冷水受渡し口から戻ってくる冷水を回収するよ
うにしているとともに、冷水循環ポンプ22によって冷凍
機トレーラ3の吸収式冷凍機19へ冷水槽20内の冷水を送
り回収させている。
冷水循環ポンプ22で冷水槽20から送り出した冷水は冷
凍機トレーラ3の熱吸収式冷凍機19において更に温度を
下げるように冷却されながら冷水槽トレーラ4の冷水槽
20へ戻るものである。その際に吸収式冷凍機19が冷水槽
20から冷水循環ポンプ22によって送り出された冷水を冷
やす際に得られた冷水中の熱は高温水ポンプ18によって
温水槽16へ戻される。
冷却塔トレーラ5は給水口23を持ち、頂部にクーリン
グファンを備えた冷却塔24を積んでおり、冷却塔24に付
属させた冷却水ポンプ25にて冷却塔24の水を冷凍機トレ
ーラの3の吸収式冷凍機19へ循環させ、吸収式冷凍機19
から回収できなかった熱を奪っている。
このようにして各構成単位毎に分けたトレーラを順次
にコージェネレーション装置を必要とする現場に移動さ
せ、現場において各トレーラ間の配管や配線を接続して
装置全体の構成が成立する。
≪効 果≫ 以上詳細に説明したように本発明のコージェネレーシ
ョン装置によれば、現場が必要とする温水および冷水,
電気等を供給するために必要な幾つかの単位に分離構成
し、これら単位毎を別々の移動トレーラに設置するとと
もに、トレーラ間の配管や配線は相互に接続,分離自在
にしているので、各構成単位ごとに移動設置し、移動先
の地形に合わせて分離配置することが可能であり、他方
博やイベント,災害援助,僻地等の仮設電源あるいは温
冷熱源として使用することができる。
しかも、移動トレーラによって移動可能なので移動ト
レーラ相互間の配線や配管を接続解除するだけで他の場
所での再使用が可能であり、小エネルギー効果を充分に
確保したコージェネレーション装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコージェネレーション装置の実施例を
示す系統図である。 1……発電トレーラ、2……温水トレーラ 3……冷凍機トレーラ 4……冷水槽トレーラ 5……冷却塔トレーラ、6……温水受渡し口 7……冷水受渡し口、8……受電端子 9……燃料、10……ガスエンジン 11……減速器、12……発電機 13……オイルクーラー、14……ラジエータ 15……廃熱ボイラ、16……温水槽 17……温水循環ポンプ、18……高温水ポンプ 19……吸収式冷凍機、20……冷水槽 21……冷水ポンプ 22……冷水循環ポンプ、23……給水口 24……冷却塔、25……冷却水ポンプ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−24124(JP,A) 特開 昭59−37242(JP,A) 実開 昭64−2506(JP,U) 実開 平2−40957(JP,U) 実開 平2−17434(JP,U) 実開 昭63−149336(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷温熱および電力を供給する熱電併給装置
    について幾つかの単位に分離構成し、これら単位毎を別
    々の移動トレーラに設置するとともに、該トレーラ間の
    配管や配線は相互に接続,分離自在に構成したことを特
    徴とするコージェネレーション装置。
  2. 【請求項2】前記移動トレーラが、発電機で発電した電
    力を受電端子に供給する発電要素を搭載した発電トレー
    ラと、冷凍要素を搭載した冷凍機トレーラと、該発電要
    素と該冷凍要素とから排出される熱を循環水で回収して
    温水槽に貯留するとともに温水受渡し口に供給する温水
    循環要素を搭載した温水トレーラと、該冷凍要素で冷却
    した冷水を冷水槽に貯留するとともに冷水受渡し口に供
    給する冷水循環要素を搭載した冷水槽トレーラと、該温
    水循環要素で回収しきれなかった該冷凍要素からの熱を
    吸収した冷却水を冷却塔で冷却して循環させる冷却要素
    を搭載した冷却塔トレーラとからなることを特徴とする
    請求項1記載のコージェネレーション装置。
JP2101625A 1990-04-19 1990-04-19 コージェネレーション装置 Expired - Lifetime JP2646801B2 (ja)

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