JP2645977B2 - ランドリーシステム - Google Patents

ランドリーシステム

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JP2645977B2
JP2645977B2 JP6047393A JP4739394A JP2645977B2 JP 2645977 B2 JP2645977 B2 JP 2645977B2 JP 6047393 A JP6047393 A JP 6047393A JP 4739394 A JP4739394 A JP 4739394A JP 2645977 B2 JP2645977 B2 JP 2645977B2
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washing machine
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幸一 森
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯機用ヒータを有す
る洗濯機と乾燥機用ヒータを有する乾燥機とを備えたラ
ンドリーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】脱水洗濯機においては、外槽内にヒータ
を配設し、水を温水化していわゆる湯洗いを可能にした
ものがある(特開平1−308593号:D06F25
/00参照)。
【0003】ところが、このようなヒータ付洗濯機と衣
類乾燥機とでランドリーシステムを構築した場合、ヒー
タ付洗濯機のヒータ使用時に、同時に衣類乾燥機を使用
すると、大電力を要するため、ブレーカが切れる恐れが
ある。
【0004】而して、洗濯機使用後、その洗濯物を乾燥
機で乾燥している最中に、もう一度ヒータを使用した洗
濯動作を行った時にブレーカが落ちると、乾燥機をいち
からスタートさせねばならず、乾燥効率が低下するばか
りでなく、手間がかかる不都合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、洗濯機用ヒ
ータを有する洗濯機と乾燥機用ヒータを有する乾燥機と
で構築したランドリーシステムにおいて、不所望にブレ
ーカが切れるのを抑制しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗濯モータ、
洗濯水を加熱する洗濯機用ヒータ、これら洗濯モータ及
び洗濯機用ヒータを駆動制御する洗濯機用マイコンを有
する洗濯機と、乾燥機用ヒータ、この乾燥機用ヒータを
駆動制御する乾燥機用マイコンを有する乾燥機とを個別
備え、上記洗濯機用ヒータを用いた所定洗濯運転と上
記乾燥機用ヒータを用いた所定乾燥運転とを同時に行っ
たときにブレーカが切れるランドリーシステムにおい
て、上記洗濯機用マイコンは上記所定洗濯運転の実行時
にこの実行を上記乾燥機用マイコンに知らせる第1信号
を出力する手段を有するとともに、上記乾燥機用マイコ
ンは上記所定乾燥運転の実行時にこの実行を上記洗濯機
用マイコンに知らせる第2信号を出力する手段を有し、
且つ、上記洗濯機用マイコンは上記乾燥機用マイコンか
らの上記第2信号の出力を判断する手段を有するととも
に、上記乾燥機用マイコンは上記洗濯機用マイコンから
の上記第1信号の出力を判断する手段を有し、上記洗濯
機用マイコン及び乾燥機用マイコンは互いに、上記所定
洗濯運転と所定乾燥運転の同時実行を禁止するように制
御する、ことを特徴とする。
【0007】
【作用】洗濯機用ヒータを用いた所定洗濯運転と乾燥機
用ヒータを用いた所定乾燥運転とを同時に行ったときは
ブレーカが切れる。
【0008】しかし、洗濯機用マイコンは上記所定洗濯
運転の実行時に第1信号を出力するとともに、乾燥機用
マイコンは上記所定乾燥運転の実行時に第2信号を出力
し、且つ、洗濯機用マイコンは第2信号の出力を判断す
るとともに、乾燥機用マイコンは第1信号の出力を判断
するものである。そして、洗濯機用マイコン及び乾燥機
用マイコンは互いに、上記所定洗濯運転と所定乾燥運転
の同時実行を禁止するように制御するものである。
【0009】従って、ブレーカが切れるのが抑制され、
運転をやり直す必要がない。
【0010】
【実施例】第1図は本発明のランドリーシステムにおけ
る脱水洗濯機の全体構成を示す。1は機枠、2は外槽、
3は洗濯兼脱水用の脱水槽、4はモータ、5は減速機構
であり、モータ4からの回転力がベルト6を介して伝達
され、洗濯時には脱水槽3の底部に配設されたパルセー
タ7を低速回転させ、脱水時には脱水槽3を高速回転さ
せる。8は給水路9に介設された給水弁、10は排水路
11に介設された排水弁である。55は外槽2内の底部
に取付部材54を介して配設され、外槽2内の水を加熱
するヒータ、56は排水口の位置に取り付けられた水温
センサ56である。上記ヒータ55による水の温水化に
より、洗濯物の湯洗いが可能である。
【0011】第2図は、上記減速機構5の詳細を示し、
12は外槽2の底部下面に固定された取付台であり、上
記モータ4、減速機構5、排水弁10や後述する排水弁
駆動用のソレノイド等が取り付けられている。この取付
台12には上部ベアリング13を介してパイプ状の脱水
槽軸14が回転支持されると共に、その内側に回転翼軸
15が回転支持され、それぞれ脱水槽3、パルセータ7
に一体に連結されている。
【0012】16は筒状の軸受ケースであり、上面開口
周縁のフランジが取付台12から垂下された固定部12
´にボルト止めされて支持されており、軸受ケース16
の下部に絞り加工により保持筒部が形成され、これに下
部ベアリング17が圧入固定されている。
【0013】18は上部が脱水槽軸14に一体に取り付
けられた上部ギヤケース、19は上部ギヤケース18の
下面開口を塞ぐように設けられた下部ギヤケース、20
は軸受ケース16に内装され両ギヤケース18、19の
外側を覆うように設けられた円筒状のブレーキドラムで
あり、両ギアケース18、19とブレーキドラム20と
はボルトにより三者一体に共締めされ、ブレーキドラム
20が脱水槽3と一体になって回転できるようになって
いる。
【0014】21は下部ギヤケース19に一体に設けら
れ、下部ベアリング17により回転支持されたパイプ状
の脱水駆動軸、22はこの脱水駆動軸21の内側に回転
支持された洗濯駆動軸であり、この下端に軸着されたプ
−リ23に上記モータ4からのベルト6が巻回されてい
る。
【0015】上記両ギヤケース18、19内には、上部
ギヤケース18の内側に回り止めして嵌合され内歯歯車
24を有する外周ケース25と、洗濯駆動軸22の上端
が接続された太陽歯車26と、内歯歯車24と太陽歯車
26とに噛合した複数個の遊星歯車27と、各遊星歯車
27を連結し回転翼軸15の下端が接続されたキャリア
28とかるなるいわゆる遊星歯車機構が内設され、ギヤ
ケース18、19に対し洗濯駆動軸22のみが回転する
ことにより、遊星歯車機構で減速された回転力が回転翼
軸15に伝達され、パルセータ7が低速回転する。
【0016】29はプーリ23に同軸かつ一体に設けら
れたプーリボス、30はプーリボス29の外周と脱水駆
動軸21の下部外周とに渡って巻装され両者を係脱自在
に連結したクラッチスプリング、31はクラッチスプリ
ング30の周囲に配設されその一端が係着したつめ車で
あり、クラッチ片32がつめ車31に係合すると、つめ
車31が変位すると同時に、クラッチスプリング30の
一端が拡開方向に変位し、プーリボス29と脱水駆動軸
21との連結が解除される。
【0017】すなわち、脱水時には、プーリボス29と
脱水駆動軸21とがクラッチスプリング30により連結
され、モータ4の回転がギヤケース19、20等を介し
て脱水槽軸14に伝達され、脱水槽3が高速回転し、洗
濯時には、クラッチスプリング30による連結が解除さ
れ、モータ4の回転が遊星歯車機構等を介して回転翼軸
15に伝達され、パルセータ7が低速回転する。
【0018】33はブレーキドラム20のドラム面に巻
回され内面にドラム面に圧接するブレーキシュー34を
装着した帯状のブレーキバンドであり、平板材の打ち抜
きにより形成され、第4図に示すように、ブレーキバン
ド33の一端に補強用フランジ35を有する固定部36
が打ち抜き時の折曲加工により形成されると共に、可動
側の他端にピン差し込み用の円筒部37が形成されてい
る。
【0019】この円筒部37は、第5図に示すように、
ブレーキバンド33の他端の所定位置においてその中心
線CLを挟んだ両側に中心線CLから等距離かつ平行で
一定長さの2個のスリット38を形成すると共に、この
両スリット38間の部分を裏面側へ、両スリット38の
それぞれの外側の部分を表面側へそれぞれ半円弧状に曲
げることにより形成されており、スリット38の形成及
び曲げはブレーキバンド33の打ち抜き加工時に同時に
行われる。
【0020】このため、第4図に示すように、円筒部3
7は、ブレーキバンド33の一端側の基準点から寸法L
の位置に正確に形成される。
【0021】このようにして形成されたブレーキバンド
33は、第3図に示すように、固定部36が軸受ケース
16の2個の透孔16a、16b間にねじ39で固着さ
れ、一方の透孔16aより軸受ケース16内に挿入され
てブレーキドラム20のドラム面に巻回されると共に、
他方の透孔16bより導出され、この導出されたブレー
キバンド33の他端が、ブレーキレバー軸40に支持さ
れたブレーキレバー41に、円筒部37に差し込まれた
ピン42を固着することにより、連結されている。
【0022】ここで、ブレーキレバー軸40は取付台1
2に支持され、これに巻回されたスプリング43により
ブレーキレバー41がブレーキバンド33の他端を引っ
張る方向、すなわち締める方向に回動付勢されており、
これによりブレーキドラム20に常時制動力が付与され
る。
【0023】44は上記排水弁10に対向して取付台1
2に取り付けられた排水用ソレノイドであり、排水弁1
0が連結体45を介してソレノイド44に連結され、ソ
レノイド44の励磁、非励磁により排水弁10が開、閉
する。
【0024】上記ブレーキレバー41はこの連結体45
に連結されており、ソレノイド44の励磁に伴う連結体
45の移動によりブレーキレバー41がスプリング43
の付勢に抗してブレーキバンド33を緩める方向に回動
し、ブレーキドラム20への制動力が解除される。
【0025】46はブレーキレバー軸40に回動支持さ
れ先端に前記クラッチ片32が取着されたクラッチレバ
ーであり、スプリング47によりクラッチ片32がつめ
車31に係合する方向に回動付勢されており、ソレノイ
ド44の励磁によりブレーキレバー41が回動した時、
この一部がクラッチレバー46に係合してこれをスプリ
ング47の付勢に抗して回動し、クラッチ片32がつめ
車31から離脱する。
【0026】前述したような脱水洗濯機においては、洗
濯時、ソレノイド44が非励磁となるため、排水弁10
は閉となって給水路9からの水が外槽2内に貯められ、
この時、ブレーキレバー41はスプリング43によって
回動付勢されたままとなるため、ブレ−キバンド33が
ブレーキドラム20に圧接して脱水槽3に制動力を付与
すると共に、クラッチレバー46もスプリング47によ
って回動付勢されたままとなるため、そのクラッチ片3
2がつめ車31に係合し、脱水駆動軸21がプーリボス
29から離脱した状態となる。したがって、モータ4の
回転は減速してパルセータ7に伝達され、脱水槽3内に
収納された洗濯物が撹拌されて所定の洗濯動作が行われ
る。
【0027】また、排水のためにソレノイド44を励磁
すると、排水弁10が開口して排水が行われると同時
に、ブレ−キレバ−41が回動されてブレ−キバンド3
3が緩み、脱水槽3への制動力が解除され、さらに、ク
ラッチレバー46も回動するため、クラッチ片32がつ
め車31から外れ、プーリボスと脱水駆動軸21とがク
ラッチスプリング30により連結される。このため、モ
−タ4の駆動により脱水槽3が高速回転し、脱水動作が
行われる。
【0028】さて、このようなヒータ付の脱水洗濯機の
ヒータ使用時に、同時に衣類乾燥機を使用すると、大電
力を要するため、ブレーカが切れる。このため、洗濯機
使用後、その洗濯物を乾燥機で乾燥している最中に、も
う一度ヒータを使用した洗濯動作を行った時にブレーカ
が落ちると、乾燥機をいちからスタートさせねばなら
ず、乾燥効率が低下するばかりでなく、手間がかかる。
【0029】第6図以降の図面は、このような不都合を
解消した、上記洗濯機と乾燥機とから構築した本発明実
施例のランドリーシステムを示す。
【0030】第6図は、同ランドリーシステムの外観構
成を示し、ヒータ付の脱水洗濯機50の上方に架台51
に支持された乾燥機52が配置され、洗濯機50と乾燥
機52とが送受信ケーブル53によって接続されてい
る。
【0031】第7図は、洗濯機50の上面に配置された
操作パネル57のパネル面を示したものであり、スター
ト、ストップ、各種選択用のキースイッチや各種表示用
LED、時計表示部等の従来からのパネル構成部品の他
に、ブレーカの切れる危険のある場合に点灯する電力容
量オーバLED58が特に設けられている。
【0032】第8図は、ランドリーシステムのブロック
構成を示し、59は洗濯機50の制御を司る洗濯機側マ
イコンであり、操作パネル57の各種キースイッチのキ
ー信号を出力する入力キー回路60、上蓋安全スイッチ
61、水温センサ56による水温信号を出力する水温検
知回路62、外槽2内の水位を検知する水位センサ6
3、操作パネル57の各LEDの駆動回路64、洗濯、
脱水の終了報知用ブザー回路65、及びモータ4、給水
弁8、排水弁10、ヒータ55の負荷駆動回路66がそ
れぞれマイコン59に接続されている。
【0033】67は乾燥機52の制御を司る乾燥機側マ
イコンであり、入力キー回路68からのコース選択、ス
タート等のキー信号やドラム出口サーミスタ69及びド
ラム入口サーミスタ70からの温度信号が入力され、マ
イコン67はこれらの入力情報を基にあらかじめ入力さ
れたプログラムに従い、負荷駆動回路71を介してモー
タ72及び5個のヒータ73の駆動を制御する。
【0034】74は洗濯機50の使用状態を乾燥機52
に伝送するための洗濯機用送信線であり、ヒータ55を
使用する所定洗濯工程が実行される時にマイコン59よ
り第1信号即ちハイレベル信号(以下H信号という)が
出力され、それ以外の時にロウレベル信号(以下L信号
という)が出力される。
【0035】75は乾燥機52の使用状態を洗濯機50
に伝送するための乾燥機用送信線であり、ヒータ73を
使用する所定乾燥動作時にマイコン67より第2信号即
ちH信号を出力し、停止時にL信号を出力する。
【0036】第9図及び第10図はそれぞれ洗濯機側マ
イコン59及び乾燥機側マイコン67の制御手順の一例
をフローチャートで示したものである。
【0037】この例は、洗濯機50のヒータ使用による
所定洗濯運転時には乾燥機52のスタートを受け付け
ず、乾燥機52のヒータ73を使用する所定乾燥運転時
には洗濯機50のヒータ55を使用するような洗濯コー
スを受け付けないようにしたものであり、洗濯機50の
ヒータ55と乾燥機52とが同時に作動しないようイン
ターロックを形成したものである。
【0038】すなわち、第9図に示すように、洗濯機5
0において、洗濯工程のスタートが指令されると、ま
ず、ヒータ55を使用する洗濯コースかどうかが判断さ
れ、NOであれば乾燥機52へL信号を送信すると共
に、容量オーバLED58を消灯したままでコースに応
じた洗濯工程を実行する。
【0039】また、ヒータ55を使用する洗濯コースの
場合には、つぎに、乾燥機52からH信号が出力されて
いるかどうか、すなわち乾燥機52が先にスタートして
いるかどうかが判断され、YESの場合には容量オーバ
LED58を点灯して乾燥機52からの信号がLになる
まで待機する。
【0040】乾燥機52からの信号がLである場合に
は、ヒータ使用の洗濯コースがスタートしたことを示す
H信号を乾燥機52へ送信し、さらにLED58を消灯
した後、所定の洗濯工程を実行する。
【0041】この動作時、乾燥機52において乾燥工程
のスタートが指令されると、乾燥機52よりH信号が送
信されるので、その場合にはLED58を点灯する。
【0042】そして、洗濯工程が終了すると、乾燥機5
2へL信号を送信し、LED58を消灯した後、停止す
る。
【0043】一方、乾燥機52においては、乾燥工程の
スタートが指令されると、洗濯機50にH信号を送信し
た後、洗濯機50からH信号が送信されているかどう
か、すなわち洗濯機50においてヒータ使用の洗濯工程
が実行されているかどうかが判断され、YESの場合に
は洗濯機50からの信号がLになるまで待機する。
【0044】洗濯機50からの信号がLである場合に
は、所定の乾燥工程を実行し、終了すれば、洗濯機50
へL信号を送信して停止する。
【0045】ところで、前述した制御では、洗濯機50
のヒータ55と乾燥機52とが同時にオンしないように
しているが、この乾燥機52のように例えば5個のヒー
タ73を並列で使用しているようなものの場合、例えば
5個のうち2個のヒータ73のみを使用したいわゆるパ
ワーダウン運転を行わせることにより、ヒータ使用の洗
濯工程と乾燥工程とを同時に進行させることも可能であ
る。
【0046】第11図及び第12図は、このような制御
を実現する洗濯機側マイコン59及び乾燥機側マイコン
67のそれぞれの制御手順をフローチャートで示したも
のである。
【0047】なお、この制御の場合、乾燥機52より送
信される信号は、乾燥工程スタート時、H信号になる
が、このスタート後にヒータ使用の洗濯工程がスタート
された場合に限り、乾燥機52のヒータ停止時及び5個
のうち2個のヒータ使用時にL信号になるようにしてい
る。
【0048】そして、乾燥機52の停止時において、洗
濯機50でヒータ使用の洗濯コースのスタートが指令さ
れた場合、乾燥機52へH信号を送信し、LED58を
消灯した後、所定の洗濯コースを実行する。
【0049】この動作時、乾燥機52がスタートされた
場合、乾燥機52では、洗濯機50へH信号を送信した
後、洗濯機50からH信号を受信しているので、5個の
ヒータ73のすべてをオンするのではなく、2個のヒー
タ73のみをオンにするようなパワーダウン制御を行
う。
【0050】さらに、洗濯機50がこの乾燥機52から
のH信号を受信すると、前述の洗濯コースにおいて、L
ED58を点灯制御した後、ヒータ56とモータ4とを
同時にオンしないような制御に移行して洗濯動作を継続
し、洗濯が完了すると、洗濯機50は乾燥機52にL信
号を送信して停止する。
【0051】また、ヒータ使用の洗濯コースの指令時、
乾燥機52が先に動作しているような場合は、乾燥機5
2よりH信号が送信されているので、洗濯機50は、L
ED58を点灯した後、乾燥機52からの信号がH信号
のままの時は休止する。
【0052】ここで、乾燥機52では、洗濯機50より
先に動作した場合、H信号を送信していわゆるフルパワ
ーで乾燥動作を行っているが、この動作時に、前述した
ように、洗濯機50よりヒータ使用の洗濯開始を示すH
信号が送信されると、乾燥工程におけるヒータ停止時や
5個のヒータ73のうち2個しか使用しない制御時にな
ると、洗濯機50への信号をL信号に変更する。
【0053】したがって、洗濯機50では、乾燥機52
よりL信号を受信した時のみ、ヒータ55とモータ4と
を同時にオンしないような制御で洗濯工程を進める。
【0054】なお、この制御時、乾燥機52よりL信号
が一定時間以上継続した時、乾燥機52が停止したと判
断して、通常の洗濯工程に移行させるようにすることも
できる。
【0055】また、洗濯機50において、ヒータ55を
使用しない洗濯コースを実行する場合には、洗濯機50
及び乾燥機52は共に通常通りの運転を行う。
【0056】前述した説明では、洗濯機50のヒータ5
5と乾燥機52とを同時にオンした時にブレーカがきれ
る場合であるが、洗濯機50のみの運転において、モー
タ4のオンとヒータ55のオンとを同時に行った場合に
ブレーカが切れる程度の小容量ブレーカの場合には、ヒ
ータ55のオン時にモータ4をオンしないような制御を
行うこともできる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、洗濯モータ、洗濯機用
ヒータ、洗濯機用マイコンを有する洗濯機と、乾燥機用
ヒータ、乾燥機用マイコンを有する乾燥機とを個別に備
え、上記洗濯機用ヒータを用いた所定洗濯運転と上記
燥機用ヒータを用いた所定乾燥運転とを同時に行ったと
きはブレーカが切れるランドリーシステムにおいて、
濯機用ヒータを用いた上記所定洗濯運転と乾燥機用ヒー
タを用いた上記所定乾燥運転の同時実行を禁止するよう
にしたものであり、従って、ブレーカが切れるのを抑制
できて、運転をやり直す煩わしさを解消でき、作業効率
の良いランドリーシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のランドリーシステムにおける脱水洗濯
機の断面図である。
【図2】同洗濯機の減速機構の断面図である。
【図3】同洗濯機のブレーキバンドの取り付け状態を示
す下面図である。
【図4】同洗濯機のブレーキバンドの展開状態を示す正
面図である。
【図5】同洗濯機のブレーキバンドの他端部を示す平面
図である。
【図6】本発明実施例のランドリーシステムの外観斜視
図である。
【図7】同システムにおける脱水洗濯機の操作パネルの
正面図である。
【図8】同システムのブロック回路図である。
【図9】同システムにおける洗濯機側の動作説明用フロ
ーチャートである。
【図10】同システムにおける乾燥機側の動作説明用フ
ローチャートである。
【図11】同システムにおける洗濯機側の他の動作説明
用フローチャートである。
【図12】同システムにおける乾燥機側の他の動作説明
用フローチャートである。
【符号の説明】
4 洗濯機のモータ 55 洗濯機のヒータ 59 洗濯機側マイコン 67 乾燥機側マイコン 73 乾燥機のヒータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯モータ、洗濯水を加熱する洗濯機用
    ヒータ、これら洗濯モータ及び洗濯機用ヒータを駆動制
    御する洗濯機用マイコンを有する洗濯機と、乾燥機用ヒ
    ータ、この乾燥機用ヒータを駆動制御する乾燥機用マイ
    コンを有する乾燥機とを個別に備え、上記洗濯機用ヒー
    タを用いた所定洗濯運転と上記乾燥機用ヒータを用いた
    所定乾燥運転とを同時に行ったときにブレーカが切れる
    ランドリーシステムにおいて、 上記洗濯機用マイコンは上記所定洗濯運転の実行時にこ
    の実行を上記乾燥機用マイコンに知らせる第1信号を出
    力する手段を有するとともに、上記乾燥機用マイコンは
    上記所定乾燥運転の実行時にこの実行を上記洗濯機用マ
    イコンに知らせる第2信号を出力する手段を有し、且
    つ、 上記洗濯機用マイコンは上記乾燥機用マイコンからの上
    記第2信号の出力を判断する手段を有するとともに、上
    記乾燥機用マイコンは上記洗濯機用マイコンからの上記
    第1信号の出力を判断する手段を有し、 上記洗濯機用マイコン及び乾燥機用マイコンは互いに、
    上記所定洗濯運転と所定乾燥運転の同時実行を禁止する
    ように制御する、ことを特徴とするランドリーシステ
    ム。
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