JP2645888B2 - 地中アンカー設置方法 - Google Patents
地中アンカー設置方法Info
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- JP2645888B2 JP2645888B2 JP1101277A JP10127789A JP2645888B2 JP 2645888 B2 JP2645888 B2 JP 2645888B2 JP 1101277 A JP1101277 A JP 1101277A JP 10127789 A JP10127789 A JP 10127789A JP 2645888 B2 JP2645888 B2 JP 2645888B2
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- Japan
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- anchor
- hole
- steel pipe
- support plate
- underground
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、主として地中掘削部の土留や山留等に用い
る除去アンカー、あるいは永久アンカーを構築する地中
アンカー設置方法に関する。
る除去アンカー、あるいは永久アンカーを構築する地中
アンカー設置方法に関する。
(従来の技術) 従来の地中アンカーは第4図に示すように、地表より
ボーリングにより穿孔したアンカー孔1内に、先端にア
ンカー支圧金具2を固定したアンカー引張線材3を挿入
し、アンカー孔1内にセメントミルクからなるグラウト
を注入して固化させ、アンカー引張線材3の先端をアン
カー孔1のアンカーコンクリート4内に定着させるよう
にしたものが一般的である。
ボーリングにより穿孔したアンカー孔1内に、先端にア
ンカー支圧金具2を固定したアンカー引張線材3を挿入
し、アンカー孔1内にセメントミルクからなるグラウト
を注入して固化させ、アンカー引張線材3の先端をアン
カー孔1のアンカーコンクリート4内に定着させるよう
にしたものが一般的である。
また、この種の地中アンカーは、第5図に示すように
アンカー孔1の奥部に拡径部1aを設け、アンカーコンク
リート4の地表側からの引抜き荷重に対する耐力を高め
たものが知られている。
アンカー孔1の奥部に拡径部1aを設け、アンカーコンク
リート4の地表側からの引抜き荷重に対する耐力を高め
たものが知られている。
このような従来の地中アンカー、その設置に際し、ア
ンカー孔内に挿入されるアンカー支圧金具は、アンカー
孔の開口部近くの小径部を通過できる大きさのものしか
使用できず、しかも拡径部の口径をあまり大きくできな
いものであるため、大きな耐引抜荷重を得るにはアンカ
ー孔を深くする必要があった。
ンカー孔内に挿入されるアンカー支圧金具は、アンカー
孔の開口部近くの小径部を通過できる大きさのものしか
使用できず、しかも拡径部の口径をあまり大きくできな
いものであるため、大きな耐引抜荷重を得るにはアンカ
ー孔を深くする必要があった。
このため、アンカーの全長が長くなり、その掘削や、
その中へのアンカー挿入作業の困難度が高くなるばかり
でなく、他人の土地の地下にまで至らざるを得なくな
り、除去を可能な構造にしなければならず、高コストと
なる等の問題があった。
その中へのアンカー挿入作業の困難度が高くなるばかり
でなく、他人の土地の地下にまで至らざるを得なくな
り、除去を可能な構造にしなければならず、高コストと
なる等の問題があった。
このような従来の問題を解決するものとして、地表よ
り掘削したアンカー孔内に中心軸の外周にて拡開するア
ンカー羽根を有するアンカー指圧金具をアンカー孔内に
挿入し、これを鋼管の先端に保持させてアンカー孔内に
挿入し、アンカー羽根を開いて旋回させることによりア
ンカー孔の奥を拡径させ、これにアンカー引張材を連結
させて導出しアンカー孔内にアンカーコンクリートを打
設するようにした工法が開発されている。(特公昭50−
615号、同53−3168号、特開昭62−107108号公報) (発明が解決しようとする課題) 上述した従来の拡開するアンカー羽根を有するアンカ
ー支圧金具を使用する地中アンカー設置方法においてコ
ストを上げることなく、耐久性及びアンカー耐圧力を大
きくすることを目的としてなされたものである。
り掘削したアンカー孔内に中心軸の外周にて拡開するア
ンカー羽根を有するアンカー指圧金具をアンカー孔内に
挿入し、これを鋼管の先端に保持させてアンカー孔内に
挿入し、アンカー羽根を開いて旋回させることによりア
ンカー孔の奥を拡径させ、これにアンカー引張材を連結
させて導出しアンカー孔内にアンカーコンクリートを打
設するようにした工法が開発されている。(特公昭50−
615号、同53−3168号、特開昭62−107108号公報) (発明が解決しようとする課題) 上述した従来の拡開するアンカー羽根を有するアンカ
ー支圧金具を使用する地中アンカー設置方法においてコ
ストを上げることなく、耐久性及びアンカー耐圧力を大
きくすることを目的としてなされたものである。
(課題を解決するための手段) 上述の如き従来の目的を達成するための本発明の特徴
は、中心に中空の中心軸を有し、該中心軸の外側に遠隔
操作により拡開自在なアンカー羽根を有する拡径アンカ
ー孔掘削兼用のアンカー支圧金具に操作用の鋼管を取り
外し可能に連結するとともに該鋼管内を通して前記アン
カー支圧金具にアンカー引張線材を定着させておき、前
記アンカー支圧金具を地中の表より掘削したアンカー孔
内に挿入し、該アンカー孔の最奥部にてアンカー羽根を
拡開させるとともに、鋼管を介して該アンカー支圧金具
を回転させて拡径アンカー孔を形成し、該拡径アンカー
孔内にアンカーコンクリートを打設し、前記アンカー羽
根を拡開させた状態でアンカー支圧金具を拡径アンカー
孔内に埋設するとともに前記鋼管を取り外し、アンカー
引張線材の他端側を外部に導出させる地中アンカー設置
方法において、前記アンカー引張線材としてアンボント
ケーブルを使用するとともに前記中心軸の下端外側にフ
ランジを一体に設けるとともに該フランジ下に支軸を介
して支圧板を固定し、該支圧板に形成した貫通孔に前記
各アンカー引張線材の下端を貫通させ、該支圧板下に定
着金具を介して定着させたことを特徴としてなる地中ア
ンカー設置方法にある。
は、中心に中空の中心軸を有し、該中心軸の外側に遠隔
操作により拡開自在なアンカー羽根を有する拡径アンカ
ー孔掘削兼用のアンカー支圧金具に操作用の鋼管を取り
外し可能に連結するとともに該鋼管内を通して前記アン
カー支圧金具にアンカー引張線材を定着させておき、前
記アンカー支圧金具を地中の表より掘削したアンカー孔
内に挿入し、該アンカー孔の最奥部にてアンカー羽根を
拡開させるとともに、鋼管を介して該アンカー支圧金具
を回転させて拡径アンカー孔を形成し、該拡径アンカー
孔内にアンカーコンクリートを打設し、前記アンカー羽
根を拡開させた状態でアンカー支圧金具を拡径アンカー
孔内に埋設するとともに前記鋼管を取り外し、アンカー
引張線材の他端側を外部に導出させる地中アンカー設置
方法において、前記アンカー引張線材としてアンボント
ケーブルを使用するとともに前記中心軸の下端外側にフ
ランジを一体に設けるとともに該フランジ下に支軸を介
して支圧板を固定し、該支圧板に形成した貫通孔に前記
各アンカー引張線材の下端を貫通させ、該支圧板下に定
着金具を介して定着させたことを特徴としてなる地中ア
ンカー設置方法にある。
(作用) この地中アンカー設置方法においては、アンカー羽根
を開いた状態で鋼管を介してアンカー支圧金具を旋回さ
せることにより、アンカー羽根の大きさに応じた拡径部
が形成され、その拡開した状態でアンカーコンクリート
内に埋設されることとなり、アンカー支圧金具にかかる
引き抜き方向の荷重は、アンカー羽根を介してアンカー
コンクリートの広域に直接作用し、アンカーコンクリー
トによって地盤を圧縮する方向に作用することとなる。
を開いた状態で鋼管を介してアンカー支圧金具を旋回さ
せることにより、アンカー羽根の大きさに応じた拡径部
が形成され、その拡開した状態でアンカーコンクリート
内に埋設されることとなり、アンカー支圧金具にかかる
引き抜き方向の荷重は、アンカー羽根を介してアンカー
コンクリートの広域に直接作用し、アンカーコンクリー
トによって地盤を圧縮する方向に作用することとなる。
(実施例) 次に本発明の実施の一例を図面について説明する。
第1図〜第2図はこの方法に使用するアンカー支圧金
具の一例を示している。このアンカー支圧金具10は、中
心に鋼管からなる中心軸11を有し、その下端部外周に放
射状に張り出した三つの羽根支持金具12に、それぞれア
ンカー羽根13の下端側がピン14により枢着されている。
具の一例を示している。このアンカー支圧金具10は、中
心に鋼管からなる中心軸11を有し、その下端部外周に放
射状に張り出した三つの羽根支持金具12に、それぞれア
ンカー羽根13の下端側がピン14により枢着されている。
中心軸11の中央部分には、軸方向に摺動自在に移動リ
ング15が嵌合されている。この移動リング15の下面に突
設した三箇所の突片に、それぞれリンク16の上端側がピ
ン17により枢着され、そのリンク16の下端側がアンカー
羽根13の中央部分にピン18により枢着されている。
ング15が嵌合されている。この移動リング15の下面に突
設した三箇所の突片に、それぞれリンク16の上端側がピ
ン17により枢着され、そのリンク16の下端側がアンカー
羽根13の中央部分にピン18により枢着されている。
中心軸11の上端部外周には補強リブ19が放射状に突設
されており、その下端にフランジ20が一体に設けられて
いる。そのフランジ20と移動リング15との間にコイルス
プリング21が介在され、移動リング15を下向きに附勢さ
せている。
されており、その下端にフランジ20が一体に設けられて
いる。そのフランジ20と移動リング15との間にコイルス
プリング21が介在され、移動リング15を下向きに附勢さ
せている。
中心軸11の上端部には、補強リブ19の内側にジョイン
ト筒22が一体に設けられ、このジョイント筒22の内面の
ねじに操作用の鋼管23を螺嵌させて連結できるようにな
っている。
ト筒22が一体に設けられ、このジョイント筒22の内面の
ねじに操作用の鋼管23を螺嵌させて連結できるようにな
っている。
中心軸11の下端側外周にはフランジ24が一体に設けら
れ、このフランジ24下に支軸25を介して支圧板26が固定
されている。支圧板26には複数の貫通孔が形成され、こ
れに中心軸11内に挿通した複数のアンカー引張線材27の
下端がそれぞれ貫通され、その下面に定着金具28を介し
て定着させるようにしている。
れ、このフランジ24下に支軸25を介して支圧板26が固定
されている。支圧板26には複数の貫通孔が形成され、こ
れに中心軸11内に挿通した複数のアンカー引張線材27の
下端がそれぞれ貫通され、その下面に定着金具28を介し
て定着させるようにしている。
次に上述したアンカー支圧金具を使用した本発明方法
の実施例の工程について説明する。
の実施例の工程について説明する。
まずボーリングマシンやスクリューオーガ等の掘削機
を使用し、第3図(A)に示すように全域にわたって略
等径のアンカー孔30を穿設する。このアンカー孔30内に
第3図(B)に示すように前述した支圧金具10を挿入す
る。この挿入に際しては、コイルスプリング21を圧縮さ
せてアンカー羽根13を中心軸11に沿わせた配置に畳み、
紐31にて開き止めした状態で上端に鋼管23を連結して挿
入するものであり、また、鋼管23及び中心軸11内にはア
ンボンドケーブルからなるアンカー引張線材27を挿通
し、その下端を定着金具28に定着させた状態で挿入す
る。なお、紐31による開き止めは、地上まで紐引の先端
を導出させておき、これを引くことによって容易に外れ
るようにしておく。
を使用し、第3図(A)に示すように全域にわたって略
等径のアンカー孔30を穿設する。このアンカー孔30内に
第3図(B)に示すように前述した支圧金具10を挿入す
る。この挿入に際しては、コイルスプリング21を圧縮さ
せてアンカー羽根13を中心軸11に沿わせた配置に畳み、
紐31にて開き止めした状態で上端に鋼管23を連結して挿
入するものであり、また、鋼管23及び中心軸11内にはア
ンボンドケーブルからなるアンカー引張線材27を挿通
し、その下端を定着金具28に定着させた状態で挿入す
る。なお、紐31による開き止めは、地上まで紐引の先端
を導出させておき、これを引くことによって容易に外れ
るようにしておく。
このようにして支圧金具10、及びアンカー引張線材27
をアンカー孔30の最奥部まで挿入した互、鋼管23の上端
をボーリングマシン32に装着するとともに、紐31の上端
を引いてアンカー羽根13の開き止めを解く。このとき、
アンカー羽根13はコイルスプリング21の弾発力により移
動リング15、リンク16を介して押し開かれる。
をアンカー孔30の最奥部まで挿入した互、鋼管23の上端
をボーリングマシン32に装着するとともに、紐31の上端
を引いてアンカー羽根13の開き止めを解く。このとき、
アンカー羽根13はコイルスプリング21の弾発力により移
動リング15、リンク16を介して押し開かれる。
この状態で鋼間23内を通してジェット水をアンカー孔
30内に送り込みつつ、ボーリングマシン32により支圧金
具10を上下動させつつ旋回させることにより、第3図
(C)に示すようにボーリング孔30の最奥部に拡径アン
カー孔33を形成する。然る後、この拡径アンカー孔33の
最奥に支圧金具10を位置させた状態で鋼管23を抜き取
り、アンカー孔30,33内にセメントミルクを注入してア
ンカーコンクリート34を打設し、その内部に支圧金具10
を埋設し、アンカーとなす。
30内に送り込みつつ、ボーリングマシン32により支圧金
具10を上下動させつつ旋回させることにより、第3図
(C)に示すようにボーリング孔30の最奥部に拡径アン
カー孔33を形成する。然る後、この拡径アンカー孔33の
最奥に支圧金具10を位置させた状態で鋼管23を抜き取
り、アンカー孔30,33内にセメントミルクを注入してア
ンカーコンクリート34を打設し、その内部に支圧金具10
を埋設し、アンカーとなす。
アンカーコンクリート34の硬化後、第3図(D)に示
すようにアンカー引張線材27を引張し、その先端を土留
矢板や山留用のブロック等の構造体(図示せず)に固定
する。
すようにアンカー引張線材27を引張し、その先端を土留
矢板や山留用のブロック等の構造体(図示せず)に固定
する。
(発明の効果) 上述したように本発明の地中アンカー設置方法では、
アンカー孔内で拡開されるアンカー羽根を有する支圧金
具を、全長にわたって等径のアンカー孔内に挿入し、そ
のアンカー孔内でアンカー羽根を聞かせつつ旋開させる
ことにより拡径部を掘削させ、かつ、アンカー羽根を拡
径部内に開いた状態で支圧金具がアンカーコンクリート
内に埋設させるようにしたことにより、浅いアンカー孔
であっても大きな引き抜き荷重に耐える構造の地中アン
カーが簡単な作業で容易に構築でき、また、支圧金具の
最下端部に引張線材の先端が定着されているため、アン
カーコンクリートに対する力は圧縮方向に作用すること
となり、より大きな引抜荷重に耐え得る地中アンカーが
構築される。
アンカー孔内で拡開されるアンカー羽根を有する支圧金
具を、全長にわたって等径のアンカー孔内に挿入し、そ
のアンカー孔内でアンカー羽根を聞かせつつ旋開させる
ことにより拡径部を掘削させ、かつ、アンカー羽根を拡
径部内に開いた状態で支圧金具がアンカーコンクリート
内に埋設させるようにしたことにより、浅いアンカー孔
であっても大きな引き抜き荷重に耐える構造の地中アン
カーが簡単な作業で容易に構築でき、また、支圧金具の
最下端部に引張線材の先端が定着されているため、アン
カーコンクリートに対する力は圧縮方向に作用すること
となり、より大きな引抜荷重に耐え得る地中アンカーが
構築される。
更に、アンカー引張線材としてアンボンドケーブルを
使用していることにより、耐食性が高く、耐久性に富
み、また中心軸の下端にフランジ及び支軸を介して支圧
板を固定し、これにアンカー引張線材を定着させたこと
により、複数のアンカー引張線材の定着が容易となり、
しかも支圧板を介してアンカーコンクリートに引張荷重
が加えられるため、支軸は拡径アンカーの掘削に耐える
耐力があるだけで、アンカーの引張荷重を受け持つ必要
がないため高引張耐力のアンカーが得られることとなっ
たものである。
使用していることにより、耐食性が高く、耐久性に富
み、また中心軸の下端にフランジ及び支軸を介して支圧
板を固定し、これにアンカー引張線材を定着させたこと
により、複数のアンカー引張線材の定着が容易となり、
しかも支圧板を介してアンカーコンクリートに引張荷重
が加えられるため、支軸は拡径アンカーの掘削に耐える
耐力があるだけで、アンカーの引張荷重を受け持つ必要
がないため高引張耐力のアンカーが得られることとなっ
たものである。
第1図は本発明に使用する支圧金具の平面図、第2図は
同部分縦断面図、第3図(A)〜(D)は施工工程を示
す断面図、第4図、第5図はそれぞれ別々の従来のアー
スアンカーの概略を示す断面図である。 10……支圧金具、11……中心軸、12……羽根支持金具、 13……アンカー羽根、15……移動リング、16……リン
ク、 20……フランジ、21……コイルスプリング、22……ジョ
イント筒、 23……鋼管、24……フランジ、26……支圧板、 27……アンカー引張線材、28……定着金具、30……アン
カー孔、 31……紐、32……ボーリングマシン、33……拡径アンカ
ー孔、 34……アンカーコンクリート。
同部分縦断面図、第3図(A)〜(D)は施工工程を示
す断面図、第4図、第5図はそれぞれ別々の従来のアー
スアンカーの概略を示す断面図である。 10……支圧金具、11……中心軸、12……羽根支持金具、 13……アンカー羽根、15……移動リング、16……リン
ク、 20……フランジ、21……コイルスプリング、22……ジョ
イント筒、 23……鋼管、24……フランジ、26……支圧板、 27……アンカー引張線材、28……定着金具、30……アン
カー孔、 31……紐、32……ボーリングマシン、33……拡径アンカ
ー孔、 34……アンカーコンクリート。
Claims (1)
- 【請求項1】中心に中空の中心軸を有し、該中心軸の外
側に遠隔操作により拡開自在なアンカー羽根を有する拡
径アンカー孔掘削兼用のアンカー支圧金具に操作用の鋼
管を取り外し可能に連結するとともに該鋼管内を通して
前記アンカー支圧金具にアンカー引張線材を定着させて
おき、前記アンカー支圧金具を地中の表より掘削したア
ンカー孔内に挿入し、該アンカー孔の最奥部にてアンカ
ー羽根を拡開させるとともに、鋼管を介して該アンカー
支圧金具を回転させて拡径アンカー孔を形成し、該拡径
アンカー孔内にアンカーコンクリートを打設し、前記ア
ンカー羽根を拡開させた状態でアンカー支圧金具を拡径
アンカー孔内に埋設するとともに前記鋼管を取り外し、
アンカー引張線材の他端側を外部に導出させる地中アン
カー設置方法において、前記アンカー引張線材としてア
ンボンドケーブルを使用するとともに前記中心軸の下端
外側にフランジを一体に設けるとともに該フランジ下に
支軸を介して支圧板を固定し、該支圧板に形成した貫通
孔に前記各アンカー引張線材の下端を貫通させ、該支圧
板下に定着金具を介して定着させたことを特徴としてな
る地中アンカー設置方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1101277A JP2645888B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 地中アンカー設置方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1101277A JP2645888B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 地中アンカー設置方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02279819A JPH02279819A (ja) | 1990-11-15 |
JP2645888B2 true JP2645888B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=14296381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1101277A Expired - Lifetime JP2645888B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 地中アンカー設置方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2645888B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1298940C (zh) * | 2003-02-25 | 2007-02-07 | 张百全 | 锚固方法及端承载锚杆 |
WO2014011028A1 (en) * | 2012-07-12 | 2014-01-16 | Mediz Bina Enterprise | Method for stabilizing soil |
JP6073146B2 (ja) * | 2013-02-05 | 2017-02-01 | 株式会社日本コムダック | アンカー |
CN104947663B (zh) * | 2015-07-15 | 2017-01-18 | 长江水利委员会长江科学院 | 一种抢险专用击入式伞型锚及应用方法 |
US10801175B2 (en) * | 2017-07-03 | 2020-10-13 | Anadolu Universitesi Rektorlugu | Umbrella anchorage |
JP6505811B1 (ja) * | 2017-11-02 | 2019-04-24 | 徹彦 青木 | 抵抗杭 |
JP6632087B2 (ja) * | 2018-09-20 | 2020-01-15 | 株式会社アクティブ | 孔拡径装置 |
CN111119174A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-08 | 中交路桥建设有限公司 | 一种重复劈裂注浆的预应力锚索结构及其施工方法 |
CN111779195B (zh) * | 2020-07-06 | 2021-05-11 | 青岛市地铁六号线有限公司 | 预应力锚索可扩张式内锚头 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50615A (ja) * | 1973-05-07 | 1975-01-07 | ||
JPS533168A (en) * | 1976-06-30 | 1978-01-12 | Fujitsu Ltd | Semiconductor evaporating apparatus |
JPS62107108A (ja) * | 1985-11-01 | 1987-05-18 | Mitsuo Shibata | 地中アンカ− |
-
1989
- 1989-04-20 JP JP1101277A patent/JP2645888B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02279819A (ja) | 1990-11-15 |
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