JP2645541B2 - エアマット - Google Patents

エアマット

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JP2645541B2
JP2645541B2 JP27557494A JP27557494A JP2645541B2 JP 2645541 B2 JP2645541 B2 JP 2645541B2 JP 27557494 A JP27557494 A JP 27557494A JP 27557494 A JP27557494 A JP 27557494A JP 2645541 B2 JP2645541 B2 JP 2645541B2
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JP
Japan
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air
mat
air mat
corrugated
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茂樹 柴田
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DAISAN SHOJI KK
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャンプ等に使用され
るエアマットに関する。
【0002】
【従来の技術】キャンプにおいては、断熱のためや寝心
地を良くするためにマットが不可欠である。マットの種
類は多いが、そのなかでもエアマットは、軽量であるこ
と、小さく畳み込めることなどから、今でもマット類の
主流を占めている。従来の典型的なエアマットを図3に
示す。
【0003】エアマットは、気密性を有する長方形の薄
い袋体10からなる。袋体10の厚みを長辺方向および
短辺方向に均一にするために、袋体10の表側のシート
と裏側のシートが、短辺方向の両端部を除き、長辺方向
に等ピッチで並列するシーム部12により線接合されて
いる。シーム部12は、短辺に平行な直線シーム部であ
る。これにより、空気室20が長辺方向に等間隔で並列
形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなエアマット
では、個々の空気室20の厚みが短辺方向で同一のた
め、空気の移動が大きく、本質的に体の沈み込みが大き
い。そのため、ある程度の厚みが必要となり、注入する
空気の量が多くなる。また、背中が当たる部分の通気性
も良くない。
【0005】体の沈み込みを小さくし、また背中が当た
る部分の通気性を良くするためには、袋体を碁盤の目の
ようにシームするのが良いが、そうすると、空気の注入
や排出が困難になる。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みて創案されたも
のであり、寝心地を悪化させることなく空気の注入量を
すくなくでき、しかも背中が当たる部分の通気性が良
く、更には空気の注入や排出も容易なエアマットを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるエアマッ
トは、気密性を有する長方形の薄い袋体からなり、当該
袋体の長辺方向に複数の空気室を並列形成するため、表
側のシートと裏側のシートを、袋体の長辺方向に並列し
それぞれが短辺に沿って波形に形成された複数の波形シ
ーム部により線接合したものである。
【0008】請求項2に記載のエアマットは、波形シー
ム部の配列ピッチを密にしたものでる。
【0009】請求項3に記載のエアマットは、波形シー
ム部の位相を不揃いにしたものである。
【0010】
【作用】波形シーム部により形成される空気室は短辺方
向で同じ厚みにならず、厚いところと薄いところが交互
に繰り返される。つまり、見掛け上は、袋体を碁盤目状
にシームしたようになる。そのため、空気の移動が少な
く、体の沈み込みが少なくなるため、寝心地が良くな
る。従って、波形シーム部の配列ピッチを密にして厚み
を薄くでき、空気の注入量を少なくできる。また、個々
の空気室の短辺方向の厚みが変化することから、背中が
当たる部分の通気性が良くなる。そして個々の空気室
は、碁盤目状にシームした場合と異なり、基本的には短
辺方向に連通連続しているので、空気の注入や排出は容
易である。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明にかかるエアマットの1例を示す平
面図および断面図、図2は同エアマットの枕付きマット
としての使用方法を示す断面図である。
【0012】本エアマットは、気密性を有する長方形の
薄い袋体10からなる。袋体10は、空気を通さない2
枚の長方形のシートを重ね、周囲を高周波溶着したもの
である。
【0013】表側のシートと裏側のシートは、袋体10
の長辺方向に並ぶ複数の空気室20を形成するため、長
辺方向に等ピッチで並列する複数のシーム部11により
線接合されている。このシーム部11は、短辺に沿って
波形に連続形成された波形シーム部11であり、高周波
溶着により形成されている。なお、複数の空気室20を
連通させるために、袋体10の短辺方向両端部にはこの
シーム部11は形成されていない。
【0014】波形シーム部11の並列ピッチは、直線シ
ームを採用する従来のエアマットに比べて密である。従
って、エアマットの厚みは薄く、空気の注入量は少な
い。波形シーム部11の位相は、ここでは揃っている。
【0015】袋体10のコーナ部には、空気の注入・排
出を行うためのエアバルブ30が取付けられている。エ
アバルブ30としては、開操作をするだけて空気を自動
的に取り込むタイプのものが望ましい。
【0016】本エアマットでは、袋体10の短辺方向に
延びる空気室20が長辺方向に等ピッチで並列するが、
個々の空気室20は、短辺に沿って波形に蛇行している
ため、短辺方向で同じ厚みにはならず、あたかも碁盤目
状にシームを行ったようになる。そのため、空気の移動
が少なく、体の沈み込みが少ないので、マット厚を薄く
したにもかかわらず、寝心地が良い。
【0017】また、背中が当たる部分の通気性が良い。
そのため、キャンプ用のみならず、長期にわたって就床
を必要とする人の床ずれ防止マットとしても、本エアマ
ットを使用することができる。
【0018】また、波形シーム部11の配列ピッチが小
さく、空気を注入した状態でのマット厚が薄いので、空
気を注入した状態でも巻き取りやすい。ここで、エアマ
ットを長辺に平行な線で切断してその断面形状を見た場
合、本エアマットでは波形シーム部11の位相が揃って
いるので、複数の空気室20の大きさは同じになる。し
かし、長辺方向から少しでも切断線がずれると、複数の
空気室20の大きさは異なるものになる。エアマットを
巻き取る場合、その方向が長辺方向からずれるのが通例
であるので、その巻き取り部では凹凸が噛み合い、ずれ
が生じにくい。そのため、図2に示すように、エアマッ
トの一端部を巻き込むことで、枕付きマットとしての使
用が可能になる。
【0019】波形シーム部11の位相を不揃いにしたエ
アマットでは、巻き取り方向が長辺方向に一致した場合
も、巻き取り部で凹凸が噛み合い、ずれが生じにくい。
従って、枕付きマットとして特に使いやすい。また、空
気室20の断面積が短辺方向で異なり、空気の移動がよ
り抑えられる。
【0020】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明にかかるエア
マットは、波形シーム部により空気室を形成したので、
直線シーム部により空気室を形成した従来のエアマット
より、空気の移動が少なく、体の沈み込みが少ないの
で、寝心地が良い。寝心地が良いので、厚みを薄くで
き、空気の注入量を少なくできる。更には、背中が当た
る部分の通気性がよく、この点からも寝心地の良いもの
となる。
【0021】請求項2に記載のエアマットは、波形シー
ム部の配列ピッチを密にしたので、厚みが薄く、空気の
注入量が少ない。空気を注入した状態でも巻き取りやす
く、また、その巻き取り部がずれにくいので、一部を巻
き込むことにより枕付きマットとして使用できる。
【0022】請求項3に記載のエアマットは、波形シー
ム部の位相を不揃いにしたので、巻き取り部でのずれが
特に生じにくく、枕付きマットとして特に使いやすい。
また、空気の移動が特に少なく、寝心地が特に良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるエアマットの1例を示す平面図
および断面図である。
【図2】同エアマットの枕付きマットとしての使用方法
を示す断面図である。
【図3】従来のエアマットを示す平面図および断面図で
ある。
【符号の説明】
10 袋体 11 波形シーム部 12 直線シーム部 20 空気室 30 エアバルブ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密性を有する長方形の薄い袋体からな
    り、当該袋体の長辺方向に複数の空気室を並列形成する
    ために、表側のシートと裏側のシートを、袋体の長辺方
    向に並びそれぞれが短辺に沿って波形に形成された複数
    の波形シーム部により線接合したことを特徴とするエア
    マット。
  2. 【請求項2】 波形シーム部の配列ピッチが密であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のエアマット。
  3. 【請求項3】 波形シーム部の位相が不揃いであること
    を特徴とする請求項1または2に記載のエアマット。
JP27557494A 1994-10-14 1994-10-14 エアマット Expired - Lifetime JP2645541B2 (ja)

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JPH08112167A (ja) 1996-05-07

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