JP2645398B2 - 心なし研削盤用ワーク供給装置 - Google Patents

心なし研削盤用ワーク供給装置

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JP2645398B2
JP2645398B2 JP1067414A JP6741489A JP2645398B2 JP 2645398 B2 JP2645398 B2 JP 2645398B2 JP 1067414 A JP1067414 A JP 1067414A JP 6741489 A JP6741489 A JP 6741489A JP 2645398 B2 JP2645398 B2 JP 2645398B2
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孝 三嶋
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、心なし研削盤(以下単に研削盤という)に
より、たとえばエンジンバルブのように、通し送りの不
可能なワークを研削する際に使用して効果的なワーク供
給装置に関する。
〔従来の技術〕
一端に傘部を有するエンジンバルブのように、大径部
を有するワークは、研削盤により研削した後、通し送り
をすることができないため、研削済みのワークを、研削
盤におけるワーク供給側へ戻して排出する必要がある。
そのため従来は、ワークの搬入ラインと搬出ライン
が、研削盤の同側に設けられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、同じ個所において、ワークの供給と排出を行
なうと、未研削品と研削済品とが混合する恐れがある。
また、工場においては、加工するワークの流れを、一
方より他方に向けて、各工程順に配列することが、生産
能率と管理の面から望ましく、また工場の事情により、
ワークの搬入ラインと排出ラインを、研削盤の両側に分
けて設けたい場合がある。
さらに、研削盤におけるワークの排出側には、研削を
終ったワークを次工程に導くためのシュートと搬出コン
ベヤ等の付帯設備が設置されているので、研削しようと
するワークを搬入するためのコンベヤや供給設備を設け
ることは困難であった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、心なし研削盤において、砥石車の研削面修
整による調整車の移動と同期して、それと同方向にベー
ス上を移動する垂直板と、適宜の駆動装置により垂直板
に沿って昇降させられる昇降板と、適宜の駆動装置によ
り昇降板に沿って砥石車の軸線と平行に移動させられる
アームと、アームの先端に装着され、適宜の駆動装置に
より昇降させられるワーク把持装置とよりなり、心なし
研削盤の後方の未研削ワークを、前記把持装置をもって
把持し、砥石車と調整車の対向面を跨いで、心なし研削
盤の前方におけるワーク供給位置まで搬送するようにし
たワーク把持搬送装置と、 砥石車に対して前記調整車とともに遠近移動する摺動
ベッドに立設された支持板の上部に基端部が枢支され、
かつ前記支持板に設けられた駆動装置により、先端部が
前記ワーク供給位置の前方に位置する押し込み位置と、
先端部が前記ワーク供給位置より側方に退避した退避位
置とに回動させられるようにした回動アームと、前記回
動アームの先端部に設けられた伸縮装置により、前後方
向に進退させられて、ワーク供給位置にあるワークを、
砥石車と調整車との間におけるワーク加工位置まで押動
しうるプッシャーとよりなるワーク押し込み装置とを備
えることを特徴とする心なし研削盤用ワーク供給装置に
より、上述の課題を解決を図ったものである。
〔作用〕
本発明の装置によると、ワーク把持搬送装置において
は、昇降板とともに把持装置を上昇させ、かつアームを
研削盤後方の搬入ラインに向けて移動させて、把持装置
を搬入ラインの未研削ワークの上方とし、ついで、昇降
板と把持装置の両方もしくは一方を下降させて、搬入ラ
イン上の未研削ワークを把持した後、把持装置を上昇さ
せて、アームを前進させれば、未研削ワークは、研削盤
の研削部の上方を通過する。
ついで、昇降板と把持装置を下降させれば、未研削ワ
ークをワーク供給位置に位置させることができる。
ワーク押し込み装置における回動アームは、常時は退
避位置に位置しているが、未研削ワークがワーク供給位
置に達したとき、その駆動装置を作動させることによ
り、押し込み位置に移動させられ、次いでこの状態で伸
縮装置を伸張させると、ワーク供給位置にある未研削ワ
ークは、プッシャーによりワーク加工位置まで押し込ま
れる。
未研削ワークがワーク加工位置に達した後、伸縮装置
を短縮させて、プッシャーを元位置まで復帰させ、つい
で回動アームをその駆動装置の作動により退避位置まで
回動させると、研削済みワークがワーク加工位置より前
方に排出される際に、プッシャーがその排出を妨げるこ
とはなくなる。
上記動作を繰返えすことにより、搬入ライン上の未研
削ワークを、順次研削盤に供給することができる。
ワークを研削したために、研削面が若干偏摩耗した砥
石車は、砥石修整装置により修整されて、次第に縮径
し、それに対応して、調整車が移動し、かつ上記研削部
も次第に移動する。
しかし、本発明装置においては、ワーク把持搬送装置
の垂直板は、調整車の移動と同期して、同方向に移動す
るので、把持装置は、常時研削部の上方に位置すること
となり、またワーク押し込み装置全体も摺動ベッドと一
体となって調整車の移動に追随するので、プッシャーが
ワーク供給位置から位置ずれすることはない。
〔実 施 例〕
第1図〜第3図は、本発明装置を、また第4図と第5
図は、本発明を適用した心なし研削盤を示す。
第4図と第5図において、主ベース(1)には、砥石
車(2)が軸受(3)をもって枢支され、砥石車(2)
は、ベース(1)に取付けたモータ(4)により、無端
ベルト(5)を介して矢印方向に高速回転させられる。
主ベース(1)の上面における砥石車(2)の右方
(以下左右方向は図面についていう)に設けた、左右方
向に移動可能な摺動ベッド(6)上には、砥石車(2)
と近接して平行をなす調整車(7)が、軸受(8)をも
って枢支されている。
調整車(7)は、摺動ベッド(6)に取付けたモータ
(9)により、無端ベルト(10)を介して、矢印方向、
すなわち砥石車(2)と同方向に低速回転させられる。
摺動ベッド(6)の左端における砥石車(2)と調整
車(7)の間には、研削しようとするワーク(第4図と
第5図においては図示省略)の支持板(11)が立設され
ている。
(12)は、摺動ベッド(6)の移動装置で、摺動ベッ
ド(6)の右端に立設した雌ねじ板(13)と、主ベース
(1)における雌ねじ板(13)の右方に立設した軸受
(14)と、軸受(14)に左右移動不能に枢支され、かつ
左部が雌ねじ板(13)に螺合された螺杆(15)と、螺杆
(15)における軸受(14)の右側に固着された傘歯車
(16)と、傘歯車(16)と噛合する傘歯車(17)と、傘
歯車(17)を駆動する減速モータ(18)と、螺杆(15)
の右端に固着された平歯車(19)と、平歯車(19)の回
転角度を検知するセンサ(20)とより構成されている。
主ベース(1)における砥石車(2)の左方には、左
右方向に移動可能な摺動ベッド(21)が設けられ、この
摺動ベッド(21)上には、内部にダイヤモンドドレッサ
(図示省略)を備える、砥石車(2)の研削面の修整装
置(22)が設置されている。
摺動ベッド(21)の左端と主ベース(1)の左端間に
は、上記移動装置(12)と同様の構成の移動装置(23)
が、移動装置(12)と左右対称をなして設置されてい
る。
すなわち、(24)は、(13)と同様の雌ねじ板、(2
5)は、(14)と同様の軸受、(26)は、(15)と同様
の螺杆、(27)は、(16)と同様の傘歯車、(28)は、
(18)と同様の減速モータ、(29)は、(17)と同様の
傘歯車、(30)は、(19)と同様の平歯車、(31)は、
(20)と同様のセンサである。
ワークを研削して偏摩耗した砥石車(2)の研削面を
修整するために、移動装置(23)における減速モータ
(28)により、摺動ベッド(21)とともに修整装置(2
2)を右方へ移動させると、減速モータ(28)により回
転させられる平歯車(30)の回転角度はセンサ(31)に
より検知され、それと同角度、移動装置(12)の平歯車
(19)が回転するまで、摺動ベッド(6)は、減速モー
タ(18)により左進させられる。
従って、調整車(7)と支持板(11)は、砥石車
(2)の縮径量だけ左進し、砥石車(2)と調整車
(7)の間隔は、自動的に常時適正に保たれて、支持板
(11)上のワークは研削される。
以上は、一般的な心なし研削盤に関するものである
が、ワークが、エンジンバルブのように、一般に大径部
例えば傘部を有するものの場合には、通し送りが不可能
である。
そのため、第4図と第5図に示すように、摺動ベッド
(6)の左端で、かつ支持板(11)の後方に、前方を向
くエヤーシリンダ(32)を設け、研削の終った支持板
(11)上のワークを、前方の供給側に押し出すようにな
っている。
従って、心なし研削盤で、エンジンバルブの軸部を研
削する場合は、エンジンバルブの供給と排出が同側とな
ることは止むを得ない。
このことによって生ずる不便や不都合を解消するた
め、第4図と第5図に示す心なし研削盤には、第1図〜
第3図に示すようなワーク把持搬送装置(A)と、ワー
ク押し込み装置(B)とが設けられている。
摺動ベッド(6)における支持板(11)の前方には、
支持板(11)とほぼ等高をなすワーク受(33)が立設さ
れ、同じく砥石車(2)の後方には、主ベース(1)よ
り高位の副ベース(34)が設けられている。
副ベース(34)の上面に固着した固定ベッド(35)の
上面には、左右方向を向き、かつ互に平行をなす前後1
対のレール(36)(36)が敷設されている。
両レール(36)(36)には、水平をなす摺動板(37)
の下面の摺動部(37a)(37a)が嵌合されている。摺動
板(37)の上面左部に立設した垂直板(38)の左面に
は、上下方向を向き、かつ互に平行をなす、前後1対の
レール(39)(39)が敷設されている。
(40)は、摺動板(37)の移動装置で、摺動板(37)
のほぼ中央に立設された雌ねじ板(41)と、固定ベッド
(35)のほぼ中央に立設された軸受(42)と、軸受(4
2)に左右移動不能に枢支され、かつ右部が上記垂直板
(38)の下部の窓孔(38a)を挿通して、雌ねじ板(4
1)に螺合する螺杆(43)と、螺杆(43)における軸受
(42)の左方に固着された傘歯車(44)と、減速モータ
(45)と、減速モータ(45)の出力軸に固定され、かつ
傘歯車(44)と噛合する傘歯車(46)と、螺杆(43)の
左端に固着された平歯車(47)と、平歯車(47)の回転
角度を検知するセンサ(48)とより構成されている。
摺動板(37)は、上記摺動ベッド(6)と同様に、移
動装置(23)による摺動ベッド(21)の移動と同期し
て、減速モータ(45)により、摺動ベッド(6)と同方
向に自動的に移動させられる。
上記垂直板(38)の両レール(39)(39)には、垂直
をなし、かつ前後に長寸の昇降板(49)の左面における
摺動部(49a)(49a)が嵌合している。
昇降板(49)の右面には、前後方向を向き、かつ両端
が昇降板(49)より突出する、互に平行をなす上下1対
のレール(50)(50)が敷設されている。
垂直板(38)の右面中央部と、昇降板(49)の左面上
部の間には、昇降板(49)を昇降させるエヤーシリンダ
(51)が装着されている。
昇降板(49)のレール(50)(50)には、垂直をなす
取付板(52)の左面における摺動部(52a)(52a)が嵌
合している。取付板(52)の右面には、前方に向った
後、右下方に屈曲するアーム(53)の後端が固着されて
いる。
昇降板(49)の右面後部と取付板(52)の後端間に
は、アーム(53)を前後に移動させるエヤーシリンダ
(54)が装着されている。
アーム(53)の前下部に右方より外嵌された、平面形
が左向U字形の取付板(55)の前面には、上方を向くエ
ヤーシリンダ(57)が、ブラケット(56)をもって、装
着されている。
エヤーシリンダ(57)のピストン杆(57a)の上端に
は、取付板(55)内を挿通する、上下方向を向く吊支杆
(59)の上端が、連結金具(58)をもって、連結されて
いる。
吊支杆(59)の下端には、下向きの鋏状をなし、かつ
エヤーシリンダ(57)の伸縮により昇降させられるワー
ク把持装置(60)が垂設されている。
把持装置(60)の左右両把持片(60a)(60a)は、把
持装置(60)と、上記取付板(55)の右面下端に設けた
水平片(55a)との間に設けたエヤーシリンダ(61)の
伸縮により開閉させられる。
かくして、垂直板(38)、昇降板(49)、アーム(5
3)、ワーク把持装置(60)、及びそれらの各駆動装置
である移動装置(40)、エヤーシリンダ(51)(54)
(57)(61)等により、心なし研削盤の後方の未研削ワ
ークであるエンジンバルブ(62)を、砥石車(2)と調
整車(7)の対向面を跨いで、心なし研削盤の前方にお
けるワーク供給位置まで搬送するようにしたワーク把持
搬送装置(A)が形成されている。
第1図〜第3図は、上記エヤーシリンダ(51)(54)
が短縮し、エヤーシリンダ(57)(61)が伸長して、把
持装置(60)が後上方において、閉じている待期状態を
示している。
この状態において、エヤーシリンダ(51)を伸長さ
せ、エヤーシリンダ(61)を伸縮させれば、把持装置
(60)が昇降板(49)とともに中段まで下降し、搬入ラ
イン(図示省略)により研削盤の後方における受取り位
置(X1)まで送られてきたエンジンバルブ(62)を把持
する。
ついで、エヤーシリンダ(51)を短縮させれば、把持
装置(60)が昇降板(49)とともに上段まで上昇し、エ
ンジンバルブ(62)は、想像線で示す上昇位置(X2)ま
で上昇する。
ついで、エヤーシリンダ(54)を伸長させれば、把持
装置(60)が、アーム(53)とともに砥石車(2)の前
上方まで前進し、エンジンバルブ(62)は、想像線で示
す前進位置(X3)まで前進する。
ついで、エヤーシリンダ(51)を伸長させ、エヤーシ
リンダ(57)を短縮させ、かつエヤーシリンダ(61)を
伸縮させれば、昇降板(49)および吊支杆(59)ととも
に、把持装置(60)は下段まで下降し、把持するエンジ
ンバルブ(62)を、想像線で示すワーク供給位置(X4)
において、支持板(11)とワーク受け(33)上に載置す
る。
エンジンバルブ(62)を供給し終った把持装置(60)
は、エヤーシリンダ(51)(54)(57)を上述と逆に動
作させることにより、図示した待機位置へ戻すことがで
きる。
上述の動作を繰返えすことにより、研削盤後方のエン
ジンバルブ(62)を、砥石車(2)と調整車(7)の対
向面を跨いで、心なし研削盤の前方におけるワーク供給
位置(X4)まで前方より研削盤に、自動的に順次供給す
ることができる。
ワーク押し込み装置(B)は、摺動ベッド(6)の左
端部上面に立設した支持板(63)の上部に基端部が枢支
され、かつ支持板(63)の上部に設けられた駆動装置で
ある減速モータ(64)により、先端部がワーク供給位置
(X4)の前方に位置する押し込み位置(Y1)と、先端部
が前記ワーク供給位置(X4)より側方に退避したほぼ真
上を向く退避位置(Y2)とに回動させられるようにした
回動アーム(65)と、この回動アーム(65)の先端部に
設けられた伸縮装置であるエヤーシリンダ(66)より後
方に突出するピストンロッド(66a)の後端に回転自在
に設けられ、かつエヤーシリンダ(66)により前後方向
に進退させられて、ワーク供給位置(X4)にあるエンジ
ンバルブ(62)を、砥石車(2)と調整車(7)との間
におけるワーク加工位置(X5)まで押動しうるプッシャ
ー(67)とからなっている。
(68)は、回動アーム(65)が押し込み位置(Y1)に
位置していることを検知する近接スイッチ等よりなるセ
ンサ、(69)は、回動アーム(65)が退避位置(Y1)に
位置していることを検知するセンサ(68)と同様のセン
サである。
回動アーム(65)は、常時は退避位置(Y2)に位置し
ているが、未研削のエンジンバルブ(62)がワーク供給
位置(X4)に達したとき、減速モータ(64)を作動させ
ることにより、押し込み位置(Y1)に移動させられ、次
いでこの状態でエヤーシリンダ(66)よりピストンロッ
ド(66a)を伸張させると、ワーク供給位置(X4)にあ
るエンジンバルブ(62)は、プッシャー(67)によりワ
ーク加工位置(Y5)まで押し込まれる。
エンジンバルブ(62)がワーク加工位置(X5)に達し
た後、ピストンロッド(66a)が短縮させられることに
より、プッシャー(67)は元位置まで復帰させられ、つ
いで回動アーム(65)は減速モータ(64)により退避位
置(Y2)まで回動させられる。
ワーク加工位置(X5)において研削作業が終了したエ
ンジンバルブ(62)は、押し出し装置であるエヤーシリ
ンダ(32)の作動により、ワーク加工位置(X5)よりワ
ーク供給位置(X4)を通ってさらに前方に押し出され、
摺動ベッド(6)上に設けられたシュート(70)に沿っ
て、次の加工装置(図示略)へと送られる。
このとき、回動アーム(65)は上述のように退避位置
(Y2)まで回動させられているので、プッシャー(67)
がエンジンバルブ(62)の排出を妨げることはない。
上記動作を繰返えすことにより、搬入ライン上の未研
削のエンジンバルブ(62)を、順次研削盤に供給するこ
とができる。
エンジンバルブ(62)を研削したために、研削面が若
干偏摩耗した砥石車(2)は、修整装置(22)により修
整されて、次第に縮径し、それに対応して、調整車
(7)が移動し、かつ上記研削部も次第に移動する。
しかし、本発明装置においては、ワーク把持搬送装置
(A)の垂直板(38)は、調整車(7)の移動と同期し
て、同方向に移動するので、把持装置(60)は、常時研
削部の上方に位置することとなり、またワーク押し込み
装置(B)全体も摺動ベッド(6)と一体となって調整
車(7)の移動に追随するので、プッシャー(67)がワ
ーク供給位置(X4)から位置ずれすることはない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、心なし研削盤で通し送りの不可能な
ワークを研削する場合、前方を搬出ラインとした研削盤
の後方の搬入ライン上の未研削ワークを、研削盤を跨い
で、前方より研削盤に、自動的に順次供給することがで
きる。
従って、未研削ワークと研削済ワークが混合する恐れ
はなく、またワーク全体の流れが円滑になって、生産管
理が容易になるとともに、生産能率が向上し、しかも研
削済ワークの次工程への搬送が容易となる。
また、ワーク押し込み装置の回動アームは、ワークの
排出時には退避位置に位置しているので、ワークの排出
を妨げることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の一実施例の側面図、 第2図は、第1図におけるX−X線矢視図、 第3図は、第1図におけるY−Y線矢視図、 第4図は、本発明を適用した研削盤の正面図、 第5図は、同じく平面図である。 (1)主ベース、(2)砥石車 (3)軸受、(4)モータ (5)無端ベルト、(6)摺動ベッド (7)調整車、(8)軸受 (9)モータ、(10)無端ベルト (11)支持板、(12)移動装置 (13)雌ねじ板、(14)軸受 (15)螺杆、(16)傘歯車 (17)傘歯車、(18)減速モータ (19)平歯車、(20)センサ (21)摺動ベッド、(22)修整装置 (23)移動装置、(24)雌ねじ板 (25)軸受、(26)螺杆 (27)傘歯車、(28)減速モータ (29)傘歯車、(30)平歯車 (31)センサ、(32)エヤーシリンダ (33)ワーク受、(34)副ベース (35)固定ベッド、(36)レール (37)摺動板、(37a)摺動部 (38)垂直板、(38a)窓孔 (39)レール、(40)移動装置 (41)雌ねじ板、(42)軸受 (43)螺杆、(44)傘歯車 (45)減速モータ、(46)傘歯車 (47)平歯車、(48)センサ (49)昇降板、(49a)摺動部 (50)レール、(51)エヤーシリンダ (52)取付板、(52a)摺動部 (53)アーム、(54)エヤーシリンダ (55)取付板、(55a)水平片 (56)ブラケット、(57)エヤーシリンダ (57a)ピストン杆、(58)連結金具 (59)吊支杆、(60)ワーク把持装置 (60a)把持片、(61)エヤーシリンダ (62)エンジンバルブ、(63)支持板 (64)減速モータ、(65)回動アーム (66)エヤーシリンダ、(66a)ピストンロッド (67)プッシャー、(68)(69)センサ (70)シュート (A)ワーク把持搬送装置 (B)ワーク押し込み装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】心なし研削盤において、砥石車の研削面修
    整による調整車の移動と同期して、それと同方向にベー
    ス上を移動する垂直板と、適宜の駆動装置により垂直板
    に沿って昇降させられる昇降板と、適宜の駆動装置によ
    り昇降板に沿って砥石車の軸線と平行に移動させられる
    アームと、アームの先端に装着され、適宜の駆動装置に
    より昇降させられるワーク把持装置とよりなり、心なし
    研削盤の後方の未研削ワークを、前記把持装置をもって
    把持し、砥石車と調整車の対向面を跨いで、心なし研削
    盤の前方におけるワーク供給位置まで搬送するようにし
    たワーク把持搬送装置と、 砥石車に対して前記調整車とともに遠近移動する摺動ベ
    ッドに立設された支持板の上部に基端部が枢支され、か
    つ前記支持板に設けられた駆動装置により、先端部が前
    記ワーク供給位置の前方に位置する押し込み位置と、先
    端部が前記ワーク供給位置より側方に退避した退避位置
    とに回動させられるようにした回動アームと、前記回動
    アームの先端部に設けられた伸縮装置により、前後方向
    に進退させられて、ワーク供給位置にあるワークを、砥
    石車と調整車との間におけるワーク加工位置まで押動し
    うるプッシャーとよりなるワーク押し込み装置 とを備えることを特徴とする心なし研削盤用ワーク供給
    装置。
JP1067414A 1989-03-22 1989-03-22 心なし研削盤用ワーク供給装置 Expired - Lifetime JP2645398B2 (ja)

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