JP2643974B2 - 船舶のバウスラスタゲート装置 - Google Patents
船舶のバウスラスタゲート装置Info
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- JP2643974B2 JP2643974B2 JP6069288A JP6069288A JP2643974B2 JP 2643974 B2 JP2643974 B2 JP 2643974B2 JP 6069288 A JP6069288 A JP 6069288A JP 6069288 A JP6069288 A JP 6069288A JP 2643974 B2 JP2643974 B2 JP 2643974B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thruster
- gate
- link
- thruster gate
- bow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H25/00—Steering; Slowing-down otherwise than by use of propulsive elements; Dynamic anchoring, i.e. positioning vessels by means of main or auxiliary propulsive elements
- B63H25/42—Steering or dynamic anchoring by propulsive elements; Steering or dynamic anchoring by propellers used therefor only; Steering or dynamic anchoring by rudders carrying propellers
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、船舶の船首を横断方向に貫通するスラスタ
トンネルの開口部に備えるゲート装置の改良に関する。
トンネルの開口部に備えるゲート装置の改良に関する。
（従来の技術） 船舶には港内などでの船首の向きを変えるために、船
首部の水面下にバウスラスタを備えたものがある。これ
は船腹を横断方向に貫通するスラスタトンネルの中にプ
ロペラなどの推進手段を備えたものである。
首部の水面下にバウスラスタを備えたものがある。これ
は船腹を横断方向に貫通するスラスタトンネルの中にプ
ロペラなどの推進手段を備えたものである。
ところでこのようなスラスタトンネルの開口部が航行
中開いたままだと、開口部周辺に発生する渦巻流により
造波抵抗が増加して船の燃費効率の低下を招きやすく、
また航行中の船体のピッチングにより水面上に露出した
開口部が再び水没した時にスラスタトンネル内の残留空
気が気泡となって水中に流れ出し、船底付近に設けたソ
ナーの受信を妨害するもとになる。このため、航行中は
スラスタトンネルの開口部を閉鎖することが望ましく、
このためのゲート装置として例えば特開昭59−18094号
のようにゲートを油圧シリンダなどの駆動手段を介して
上下にスライドさせるものが知られている。
中開いたままだと、開口部周辺に発生する渦巻流により
造波抵抗が増加して船の燃費効率の低下を招きやすく、
また航行中の船体のピッチングにより水面上に露出した
開口部が再び水没した時にスラスタトンネル内の残留空
気が気泡となって水中に流れ出し、船底付近に設けたソ
ナーの受信を妨害するもとになる。このため、航行中は
スラスタトンネルの開口部を閉鎖することが望ましく、
このためのゲート装置として例えば特開昭59−18094号
のようにゲートを油圧シリンダなどの駆動手段を介して
上下にスライドさせるものが知られている。
（発明の課題） ところで、近代的な船舶は一般に船首付近の船体断面
が縦に長く、船腹が切り立っているため、このようなス
ライド式のゲート装置では第８図に示すようにゲート30
がスライドに際して上方の船体外板３と干渉するという
不都合を生じる。しかしながら、第９図のようにゲート
30の上端を船体外板３の内側に構成したのでは、ゲート
30と船体外板３との間に生じる段差が水流に対する抵抗
を増し、気泡を発生させる要因となるため、到底好まし
い結果は得られなかった。
が縦に長く、船腹が切り立っているため、このようなス
ライド式のゲート装置では第８図に示すようにゲート30
がスライドに際して上方の船体外板３と干渉するという
不都合を生じる。しかしながら、第９図のようにゲート
30の上端を船体外板３の内側に構成したのでは、ゲート
30と船体外板３との間に生じる段差が水流に対する抵抗
を増し、気泡を発生させる要因となるため、到底好まし
い結果は得られなかった。
本発明は、スライド式のバウスラスタゲートにおける
上記問題点を解決すべく、切り立った船腹と同一面上に
構成され、かつスムーズに開閉できる簡易な構成のバウ
スラスタゲートを提供することを目的とする。
上記問題点を解決すべく、切り立った船腹と同一面上に
構成され、かつスムーズに開閉できる簡易な構成のバウ
スラスタゲートを提供することを目的とする。
（課題を達成するための手段） 本発明は、船腹を横断方向に貫通するスラスタトンネ
ルの開口部を、昇降装置の駆動により上下にスライドす
るスラスタゲートで閉鎖した船舶のバウスラスタゲート
装置において、スラスタゲートの背後にガイドレールに
案内されて昇降する昇降部材を配設し、この昇降部材と
スラスタゲートの上部とをリンクで連結するとともに、
閉鎖状態のスラスタゲートの下端を船体横断方向に回転
自由に支持するサポートをスラスタトンネルの開口部の
下端に設けている。
ルの開口部を、昇降装置の駆動により上下にスライドす
るスラスタゲートで閉鎖した船舶のバウスラスタゲート
装置において、スラスタゲートの背後にガイドレールに
案内されて昇降する昇降部材を配設し、この昇降部材と
スラスタゲートの上部とをリンクで連結するとともに、
閉鎖状態のスラスタゲートの下端を船体横断方向に回転
自由に支持するサポートをスラスタトンネルの開口部の
下端に設けている。
（作用） ガイドレールに案内されて上昇する昇降部材はリンク
で連結したスラスタゲートの上部を後方へ引き寄せ、ス
ラスタゲートをスラスタトンネルの下端のサポートを支
点に閉鎖位置から後方へ回動した後、上方へ引き上げ
る。また、昇降部材は下降時にはリンクで連結したスラ
スタゲートとともに下降し、スラスタゲートの下端がス
ラスタトンネル開口部の下端のサポートに係合した後も
引き続き下降することで、リンクを介してスラスタゲー
トの上部を前方へ押し出し、スラスタゲートをサポート
を支点に閉鎖位置へ回動する。
で連結したスラスタゲートの上部を後方へ引き寄せ、ス
ラスタゲートをスラスタトンネルの下端のサポートを支
点に閉鎖位置から後方へ回動した後、上方へ引き上げ
る。また、昇降部材は下降時にはリンクで連結したスラ
スタゲートとともに下降し、スラスタゲートの下端がス
ラスタトンネル開口部の下端のサポートに係合した後も
引き続き下降することで、リンクを介してスラスタゲー
トの上部を前方へ押し出し、スラスタゲートをサポート
を支点に閉鎖位置へ回動する。
（実施例） 第１図〜第７図に本発明の実施例を示す。
第１図において、１はスラスタゲート、２はスラスタ
トンネル、３は船体外板である。スラスタトンネル２は
第２図に示すように船首付近の船体を横断方向に貫通し
て船腹に開口し、スラスタゲート１は船体の内側からこ
の開口部を船体外板３と同一面上で閉ざして船腹の一部
を構成する。
トンネル、３は船体外板である。スラスタトンネル２は
第２図に示すように船首付近の船体を横断方向に貫通し
て船腹に開口し、スラスタゲート１は船体の内側からこ
の開口部を船体外板３と同一面上で閉ざして船腹の一部
を構成する。
スラスタゲート１にはスラスタトンネル２の開口部の
下端に敷設した略円形断面のサポート４に上方から着脱
自由に係合する凹部1Aが形成され、閉鎖位置のスラスタ
ゲート１はこのサポート４により船体横断方向に回転自
由に支持される。
下端に敷設した略円形断面のサポート４に上方から着脱
自由に係合する凹部1Aが形成され、閉鎖位置のスラスタ
ゲート１はこのサポート４により船体横断方向に回転自
由に支持される。
また、スラスタゲート１の上端部には後方へ延びるリ
ンク５の先端が鉛直方向に回転自由に連結し、またスラ
スタゲート１の中間部に突設したピン7Aに後方へ延びる
別のリンク６の先端が長孔７を介して連結する。リンク
５の中間部には側方に向けてピン14が突設され、このピ
ン14を案内する垂直のガイド15が船内に立設される。
ンク５の先端が鉛直方向に回転自由に連結し、またスラ
スタゲート１の中間部に突設したピン7Aに後方へ延びる
別のリンク６の先端が長孔７を介して連結する。リンク
５の中間部には側方に向けてピン14が突設され、このピ
ン14を案内する垂直のガイド15が船内に立設される。
船体の内側のスラスタゲート１の後方には昇降部材と
してのバックストラクチャー８が設けられる。バックス
トラクチャー８はフレーム状の部材であり、その側面に
はピン９と10が突設され、これらのピン９と10が前記ガ
イド15の直後方に平行に立設した垂直のガイド11に係合
する。リンク５の端部はこのバックストラクチャー８の
側面に突設したピン12Aに長孔12を介して連結し、リン
ク６の端部も同じ側面の下方に連結する。バックストラ
クチャー８にはスラスタゲート１の後方への回転を規制
するストッパ13が突設され、スラスタゲート１の背面下
部には降下したバックストラクチャー８の下端に当接す
る支持部18が突設される。
してのバックストラクチャー８が設けられる。バックス
トラクチャー８はフレーム状の部材であり、その側面に
はピン９と10が突設され、これらのピン９と10が前記ガ
イド15の直後方に平行に立設した垂直のガイド11に係合
する。リンク５の端部はこのバックストラクチャー８の
側面に突設したピン12Aに長孔12を介して連結し、リン
ク６の端部も同じ側面の下方に連結する。バックストラ
クチャー８にはスラスタゲート１の後方への回転を規制
するストッパ13が突設され、スラスタゲート１の背面下
部には降下したバックストラクチャー８の下端に当接す
る支持部18が突設される。
バックストラクチャー８は船内に備えた図示されない
スクリュージャッキにより昇降駆動される。16はこのス
クリュージャッキから下方へ延びるスピンドルであり、
バックストラクチャー８から前方へ突設したブラケット
17に連結する。
スクリュージャッキにより昇降駆動される。16はこのス
クリュージャッキから下方へ延びるスピンドルであり、
バックストラクチャー８から前方へ突設したブラケット
17に連結する。
次に作用を説明する。
第１図に示す閉鎖状態からスクリュージャッキを駆動
してスピンドル16を引き上げると、バックストラクチャ
ー８がガイド11に案内されて上昇し、下端を支持部18か
ら離間するとともに、バックストラクチャー８に突設し
たピン12Aがリンク５の長孔12内を移動しつつリンク５
の後端を引き上げる。これに伴い、リンク５の中間部に
突設したピン14はガイドレール15に案内されて若干上昇
しつつリンク５を回転変位させ、リンク５の先端を後方
すなわちバックストラクチャー８側へ変位させる。
してスピンドル16を引き上げると、バックストラクチャ
ー８がガイド11に案内されて上昇し、下端を支持部18か
ら離間するとともに、バックストラクチャー８に突設し
たピン12Aがリンク５の長孔12内を移動しつつリンク５
の後端を引き上げる。これに伴い、リンク５の中間部に
突設したピン14はガイドレール15に案内されて若干上昇
しつつリンク５を回転変位させ、リンク５の先端を後方
すなわちバックストラクチャー８側へ変位させる。
この結果、スラスタゲート１は下端の凹部1Aに係合す
るサポート４を支点としてバックストラクチャー８に突
設したストッパ13に当接するまで第６図に示すように後
方へ回動する。また、リンク６もバックストラクチャー
８により後端を引き上げられ、リンク６の先端の長孔７
がスラスタカバー１に突設したピン7Aと相対変位する。
るサポート４を支点としてバックストラクチャー８に突
設したストッパ13に当接するまで第６図に示すように後
方へ回動する。また、リンク６もバックストラクチャー
８により後端を引き上げられ、リンク６の先端の長孔７
がスラスタカバー１に突設したピン7Aと相対変位する。
さて、スラスタゲート１がストッパ13に当接すると、
スラスタゲート１のそれ以上の回動は規制され、リンク
５は回転変位を停止する。そして、リンク５は引き続き
上昇するピン12Aに後端を引き上げられることで、ピン1
4を案内するガイド15に沿って上方へ平行移動する。こ
のため、スラスタゲート１は第６図に示すバックストラ
クチャー８との相対位置を保ったまま船体外板３の内側
に設定された格納位置へ引き上げられ、スラスタトンネ
ル２を開口する。
スラスタゲート１のそれ以上の回動は規制され、リンク
５は回転変位を停止する。そして、リンク５は引き続き
上昇するピン12Aに後端を引き上げられることで、ピン1
4を案内するガイド15に沿って上方へ平行移動する。こ
のため、スラスタゲート１は第６図に示すバックストラ
クチャー８との相対位置を保ったまま船体外板３の内側
に設定された格納位置へ引き上げられ、スラスタトンネ
ル２を開口する。
一方、格納位置のスラスタゲート１を閉鎖するには、
スクリュージャッキを開動時と逆方向に駆動してスピン
ドル16を下げる。これにより、スラスタゲート１はバッ
クストラクチャー８とともに第６図の位置まで下降し、
下端の凹部1Aをサポート４に係合する。リンク５の先端
はこうしてサポート４に着座したスラスタゲート１によ
り下方への変位を規制される。一方、バックストラクチ
ャー８とともに引き続き下降するピン12Aは、長孔12に
対して相対変位しつつリンク５の後端を下方へ駆動す
る。この結果、リンク５はガイドレール15に沿って僅か
に下降するピン４を支点に、先端を前方へと回転させ、
スラスタゲート１はサポート４を支点に上部を前方へ回
動して閉鎖位置に至る。リンク５の後端はバックストラ
クチャー８が下端を支持部18に当接するまで下方へ駆動
され、最終的に先端部と略水平の高さに至る。なお、リ
ンク６も下降するバックストラクチャー８により、長孔
７をピン7Aに対して滑らせつつ後端を下方へ回動する。
スクリュージャッキを開動時と逆方向に駆動してスピン
ドル16を下げる。これにより、スラスタゲート１はバッ
クストラクチャー８とともに第６図の位置まで下降し、
下端の凹部1Aをサポート４に係合する。リンク５の先端
はこうしてサポート４に着座したスラスタゲート１によ
り下方への変位を規制される。一方、バックストラクチ
ャー８とともに引き続き下降するピン12Aは、長孔12に
対して相対変位しつつリンク５の後端を下方へ駆動す
る。この結果、リンク５はガイドレール15に沿って僅か
に下降するピン４を支点に、先端を前方へと回転させ、
スラスタゲート１はサポート４を支点に上部を前方へ回
動して閉鎖位置に至る。リンク５の後端はバックストラ
クチャー８が下端を支持部18に当接するまで下方へ駆動
され、最終的に先端部と略水平の高さに至る。なお、リ
ンク６も下降するバックストラクチャー８により、長孔
７をピン7Aに対して滑らせつつ後端を下方へ回動する。
このようにして閉鎖されたスラスタゲート１は支持部
18に上方から当接するバックストラクチャー８により上
方への変位を規制されるので、航行中の船体の揺れなど
によりがたつく恐れはない。
18に上方から当接するバックストラクチャー８により上
方への変位を規制されるので、航行中の船体の揺れなど
によりがたつく恐れはない。
また、スラスタゲート１の上端に先端を連結したリン
ク５はガイド15により中間部のピン14の水平変位を規制
され、バックストラクチャー８に突設したピン12Aによ
り後端の垂直方向変位も規制される。このようにして、
スラスタゲート１は回転及びスライドのいずれの変位も
規制されたリンク５に上端を支持され、また凹部1Aに係
合するサポート４により下端の後退も阻止されるので、
蛇行中の波浪等の外圧に対して十分な支持力を持つ。
ク５はガイド15により中間部のピン14の水平変位を規制
され、バックストラクチャー８に突設したピン12Aによ
り後端の垂直方向変位も規制される。このようにして、
スラスタゲート１は回転及びスライドのいずれの変位も
規制されたリンク５に上端を支持され、また凹部1Aに係
合するサポート４により下端の後退も阻止されるので、
蛇行中の波浪等の外圧に対して十分な支持力を持つ。
（発明の効果） 以上のように、本発明はガイドレールに案内されて昇
降する昇降部材とスラスタゲートの上部とをリンクで連
結するとともに、閉鎖状態のスラスタゲートを船体横断
方向に回転自由に支持するサポートをスラスタトンネル
開口部の下端に設けたため、昇降部材を上昇させると閉
鎖位置のスラスタゲートはサポートを支点に後方へ回動
した後に上方へ引き上げられる。また、昇降部材を下降
させると下降するスラスタゲートの下端がサポートに係
合した後、引き続き下降する昇降部材がスラスタゲート
をサポートを支点に閉鎖位置へ回動する。
降する昇降部材とスラスタゲートの上部とをリンクで連
結するとともに、閉鎖状態のスラスタゲートを船体横断
方向に回転自由に支持するサポートをスラスタトンネル
開口部の下端に設けたため、昇降部材を上昇させると閉
鎖位置のスラスタゲートはサポートを支点に後方へ回動
した後に上方へ引き上げられる。また、昇降部材を下降
させると下降するスラスタゲートの下端がサポートに係
合した後、引き続き下降する昇降部材がスラスタゲート
をサポートを支点に閉鎖位置へ回動する。
このため、切り立った船腹に設けたスラスタゲートも
上方の船体外板と干渉せずにスムーズに開閉できるとと
もに、閉鎖状態では船体外板との間に段差を生じないの
で、水流抵抗の増加や気泡の発生などの不都合をもたら
す恐れもない。さらに、スラスタゲートを昇降部材とリ
ンクとサポートという簡単な構造で駆動するため、設置
に要するコストも少なく、設置後の作動不良も起きにく
い。
上方の船体外板と干渉せずにスムーズに開閉できるとと
もに、閉鎖状態では船体外板との間に段差を生じないの
で、水流抵抗の増加や気泡の発生などの不都合をもたら
す恐れもない。さらに、スラスタゲートを昇降部材とリ
ンクとサポートという簡単な構造で駆動するため、設置
に要するコストも少なく、設置後の作動不良も起きにく
い。
第１図は本発明の実施例を示すバウスラスタゲート装置
の要部側面図、第２図はスラスタゲートの配置を示す船
舶の船首部付近の側面図、第３図はバウスラスタゲート
装置の平面図、第４図は第３図中のＡ−Ｏ−Ｂ矢視図、
第５図は同じくＣ−Ｃ矢視図、第６図及び第７図は作動
状況を説明するバウスラスタゲート装置の要部側面図で
ある。 また、第８図及び第９図は従来例を示すバウスラスタゲ
ートの概略断面図である。 １……スラスタゲート、1A……凹部、２……スラスタト
ンネル、３……船体外板、４……サポート、5,6……リ
ンク、7A,9,10,12A,14……ピン、８……バックストラク
チャー、11,15……ガイドレール、16……スピンドル。
の要部側面図、第２図はスラスタゲートの配置を示す船
舶の船首部付近の側面図、第３図はバウスラスタゲート
装置の平面図、第４図は第３図中のＡ−Ｏ−Ｂ矢視図、
第５図は同じくＣ−Ｃ矢視図、第６図及び第７図は作動
状況を説明するバウスラスタゲート装置の要部側面図で
ある。 また、第８図及び第９図は従来例を示すバウスラスタゲ
ートの概略断面図である。 １……スラスタゲート、1A……凹部、２……スラスタト
ンネル、３……船体外板、４……サポート、5,6……リ
ンク、7A,9,10,12A,14……ピン、８……バックストラク
チャー、11,15……ガイドレール、16……スピンドル。
Claims (1)
- 【請求項１】船腹を横断方向に貫通するスラスタトンネ
ルの開口部を、昇降装置の駆動により上下にスライドす
るスラスタゲートで閉鎖した船舶のバウスラスタゲート
装置において、スラスタゲートの背後にガイドレールに
案内されて昇降する昇降部材を配設し、この昇降部材と
スラスタゲートの上部とをリンクで連結するとともに、
閉鎖状態のスラスタゲートの下端を船体横断方向に回転
自由に支持するサポートをスラスタトンネルの開口部の
下端に設けたことを特徴とする船舶のバウスラスタゲー
ト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6069288A JP2643974B2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 船舶のバウスラスタゲート装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6069288A JP2643974B2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 船舶のバウスラスタゲート装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01233199A JPH01233199A (ja) | 1989-09-18 |
| JP2643974B2 true JP2643974B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=13149605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6069288A Expired - Lifetime JP2643974B2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 船舶のバウスラスタゲート装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2643974B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109292036A (zh) * | 2018-11-05 | 2019-02-01 | 南京恒兴达机电设备制造有限公司 | 一种外摆式船舶侧推器封盖总成 |
-
1988
- 1988-03-15 JP JP6069288A patent/JP2643974B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01233199A (ja) | 1989-09-18 |
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