JP2640996B2 - ブラインドの開閉制御装置 - Google Patents
ブラインドの開閉制御装置Info
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- JP2640996B2 JP2640996B2 JP3167823A JP16782391A JP2640996B2 JP 2640996 B2 JP2640996 B2 JP 2640996B2 JP 3167823 A JP3167823 A JP 3167823A JP 16782391 A JP16782391 A JP 16782391A JP 2640996 B2 JP2640996 B2 JP 2640996B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B80/00—Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光センサによりブライ
ンドを自動的に開閉可能としたブラインドの開閉制御装
置に関する。
ンドを自動的に開閉可能としたブラインドの開閉制御装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ブラインドは、窓部分に設置され、直射
日光が室内に入らないようにするための装置であり、一
般的な使用状態では間接光（輻射光）をできるだけ室内
に取り入れ、かつ外部への視線をできるだけ妨げないよ
うにすることが望ましい。ところで、現在、太陽光を検
知してブラインドを自動的に開閉する装置が種々提供さ
れている。このブラインドの開閉制御装置は、ブライン
ドを開閉動する開閉機構と、屋外の太陽光を検出する光
センサと、この光センサからの検出信号に応じて前記開
閉機構にブラインドの開閉制御信号を与える制御回路と
を備えたものが一般的である。このブラインドの開閉制
御装置によれば、光センサにより直射日光が検出される
と、制御回路は、開閉機構に全閉指令を出してブライン
ドを全閉してしまうことになる。
日光が室内に入らないようにするための装置であり、一
般的な使用状態では間接光（輻射光）をできるだけ室内
に取り入れ、かつ外部への視線をできるだけ妨げないよ
うにすることが望ましい。ところで、現在、太陽光を検
知してブラインドを自動的に開閉する装置が種々提供さ
れている。このブラインドの開閉制御装置は、ブライン
ドを開閉動する開閉機構と、屋外の太陽光を検出する光
センサと、この光センサからの検出信号に応じて前記開
閉機構にブラインドの開閉制御信号を与える制御回路と
を備えたものが一般的である。このブラインドの開閉制
御装置によれば、光センサにより直射日光が検出される
と、制御回路は、開閉機構に全閉指令を出してブライン
ドを全閉してしまうことになる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなブラインドの開閉制御装置にあっては、光セン
サにより直射日光が検出されると、太陽の位置状態に係
わらず常にブラインドを全閉としてしまっているので、
例えば太陽高度が高い場合などのように室内に直射日光
が入射しないようなときでもブラインドを閉じてしまっ
ていることから、外部への視線が妨げられ、また間接光
も取り入れることができないという欠点があった。本発
明は、上述した欠点を解消し、外部の状況に応じてブラ
インドを自動開閉できるようにしたブラインドの開閉制
御装置を提供することを目的とする。
たようなブラインドの開閉制御装置にあっては、光セン
サにより直射日光が検出されると、太陽の位置状態に係
わらず常にブラインドを全閉としてしまっているので、
例えば太陽高度が高い場合などのように室内に直射日光
が入射しないようなときでもブラインドを閉じてしまっ
ていることから、外部への視線が妨げられ、また間接光
も取り入れることができないという欠点があった。本発
明は、上述した欠点を解消し、外部の状況に応じてブラ
インドを自動開閉できるようにしたブラインドの開閉制
御装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のブラインドの開閉制御装置は、窓部分に設
置され、かつ開閉可能となっていて屋外から室内へ取り
入れる光の調整が可能なブランイドと、前記ブラインド
を開閉動する開閉機構と、前記窓の周囲の屋外に設けら
れ、かつ屋外の太陽光を検出する第一の光センサと、こ
の第一の光センサからの検出信号に応じて前記開閉機構
にブラインドの開閉制御信号を与える制御回路とを備え
たブラインドの開閉制御装置において、前記ブラインド
を通して室内に入射する屋外からの光の強さを検出でき
る第二の光センサと、前記ブラインドより室内側に設け
られ、かつ前記第二の光センサが取り付けられていて、
この第二の光センサの光検出位置を変化させるセンサ移
動機構とを備え、前記制御回路は、前記第一の光センサ
からの検出信号が第一の規準値より大きい場合に、前記
第二の光センサからの検出信号が所定の第二の基準値幅
内に入るブラインド角度にする制御信号を形成して出力
する手段を具備し、前記制御信号を前記開閉機構に与え
ることを特徴とするものである。
に、本発明のブラインドの開閉制御装置は、窓部分に設
置され、かつ開閉可能となっていて屋外から室内へ取り
入れる光の調整が可能なブランイドと、前記ブラインド
を開閉動する開閉機構と、前記窓の周囲の屋外に設けら
れ、かつ屋外の太陽光を検出する第一の光センサと、こ
の第一の光センサからの検出信号に応じて前記開閉機構
にブラインドの開閉制御信号を与える制御回路とを備え
たブラインドの開閉制御装置において、前記ブラインド
を通して室内に入射する屋外からの光の強さを検出でき
る第二の光センサと、前記ブラインドより室内側に設け
られ、かつ前記第二の光センサが取り付けられていて、
この第二の光センサの光検出位置を変化させるセンサ移
動機構とを備え、前記制御回路は、前記第一の光センサ
からの検出信号が第一の規準値より大きい場合に、前記
第二の光センサからの検出信号が所定の第二の基準値幅
内に入るブラインド角度にする制御信号を形成して出力
する手段を具備し、前記制御信号を前記開閉機構に与え
ることを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】本発明では、窓の屋外周辺、例えば窓の屋外上
部に第一の光センサが設置されているため、第一の光セ
ンサは屋外の太陽光を検出できる。この第一の光センサ
からの検出信号は制御回路に入力される。前記制御回路
では、第一の光センサからの検出信号と第一の規準値と
を比較し、この検出信号が第一の規準値より大きいとき
に、第二の光センサからの検出信号が所定の第二の規準
値幅内に入るように前記ブラインドの角度を設定し、か
つその角度に応じて前記センサ移動機構に制御信号を与
える。ここで、前記第二の光センサは、前記ブラインド
で遮蔽された後の光を検出しており、この検出信号を制
御回路に入力する。制御回路では、この第二の光センサ
からの検出信号が、所定の第二の規準値幅内より小さい
ときにはブラインドを開く開制御信号を前記開閉機構に
出力し、第二の規準値幅内より大きいときにはブライン
ドを閉じる閉制御信号を前記開閉機構に出第二の規準値
幅内に入ったときには前記開閉制御信号を前記開閉機構
に出力しない。これにより、直射日光が検出されてもブ
ラインドが全閉となることを防止できる。
部に第一の光センサが設置されているため、第一の光セ
ンサは屋外の太陽光を検出できる。この第一の光センサ
からの検出信号は制御回路に入力される。前記制御回路
では、第一の光センサからの検出信号と第一の規準値と
を比較し、この検出信号が第一の規準値より大きいとき
に、第二の光センサからの検出信号が所定の第二の規準
値幅内に入るように前記ブラインドの角度を設定し、か
つその角度に応じて前記センサ移動機構に制御信号を与
える。ここで、前記第二の光センサは、前記ブラインド
で遮蔽された後の光を検出しており、この検出信号を制
御回路に入力する。制御回路では、この第二の光センサ
からの検出信号が、所定の第二の規準値幅内より小さい
ときにはブラインドを開く開制御信号を前記開閉機構に
出力し、第二の規準値幅内より大きいときにはブライン
ドを閉じる閉制御信号を前記開閉機構に出第二の規準値
幅内に入ったときには前記開閉制御信号を前記開閉機構
に出力しない。これにより、直射日光が検出されてもブ
ラインドが全閉となることを防止できる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明について図示の実施例に基づい
て説明する。図２は、本発明のブラインドの開閉制御装
置の実施例が適用されるブラインド回りを示す図であ
る。図３は、同実施例のセンサ及びブラインドの関係を
説明するための図である。
て説明する。図２は、本発明のブラインドの開閉制御装
置の実施例が適用されるブラインド回りを示す図であ
る。図３は、同実施例のセンサ及びブラインドの関係を
説明するための図である。
【０００７】図２及び図３に示すように、本実施例では
窓１には、ガラスＧの屋外側にブラインド２が設けられ
ている。前記ブラインド２は、窓枠内等に設置された開
閉機構３により開閉できるようになっている。窓１の屋
外上部には直射日光を検出する第一の光センサ４が設置
してある。なお、第一の光センサ４は窓の周囲に設けて
おけばよい。例えば、窓１の屋外側面あるいは屋外下部
に第一の光センサ４を 設けてもよい。窓１の図示左側で
あってプラインド２より屋内側には、ブラインドの角度
の効果判定をするために使用される第二の光センサ５が
センサ移動機構６に取付けられている。この第二の光セ
ンサ５は、本実施例ではセンサ移動機構６により前記開
閉機構３の動作に同期して上下動するようにしてある。
窓１には、ガラスＧの屋外側にブラインド２が設けられ
ている。前記ブラインド２は、窓枠内等に設置された開
閉機構３により開閉できるようになっている。窓１の屋
外上部には直射日光を検出する第一の光センサ４が設置
してある。なお、第一の光センサ４は窓の周囲に設けて
おけばよい。例えば、窓１の屋外側面あるいは屋外下部
に第一の光センサ４を 設けてもよい。窓１の図示左側で
あってプラインド２より屋内側には、ブラインドの角度
の効果判定をするために使用される第二の光センサ５が
センサ移動機構６に取付けられている。この第二の光セ
ンサ５は、本実施例ではセンサ移動機構６により前記開
閉機構３の動作に同期して上下動するようにしてある。
【０００８】図１は、本発明に係るブラインドの開閉制
御装置の実施例の原理的構成を示すブロック図である。
図１において、第一の光センサ４は、直射日光を検出
し、その日光の強さに応じた検出信号を出力する。第二
の光センサ５は、ブラインド２の裏面の室内側に設置さ
れており、ブラインド２の角度の効果判断を行うために
ブラインド２で遮蔽された後の光を検出し、その光の強
さに応じた検出信号を出力する。
御装置の実施例の原理的構成を示すブロック図である。
図１において、第一の光センサ４は、直射日光を検出
し、その日光の強さに応じた検出信号を出力する。第二
の光センサ５は、ブラインド２の裏面の室内側に設置さ
れており、ブラインド２の角度の効果判断を行うために
ブラインド２で遮蔽された後の光を検出し、その光の強
さに応じた検出信号を出力する。
【０００９】このように第一の光センサ４と第二の光セ
ンサ５は、制御回路７にそれぞれ接続されており、それ
ら検出信号を制御回路７に入力するようにしてある。制
御回路７は、図示しないが、例えば前記各検出信号の増
幅、フイルタリング等の処理をする前処理回路、ＡＤ変
換器、ワンチップＣＰＵ等からなる。この制御回路７
は、また、開閉機構３及びセンサ移動機構６に接続され
ており、制御回路７により開閉機構３及びセンサ移動機
構６を駆動制御する。この制御回路７は、光センサ４で
太陽光を検出して閉制御信号を形成していても、光セン
サ５からの信号が一定の基準値幅内となるようなブライ
ンド角度にする制御信号を形成し開閉機構３に与える。
ンサ５は、制御回路７にそれぞれ接続されており、それ
ら検出信号を制御回路７に入力するようにしてある。制
御回路７は、図示しないが、例えば前記各検出信号の増
幅、フイルタリング等の処理をする前処理回路、ＡＤ変
換器、ワンチップＣＰＵ等からなる。この制御回路７
は、また、開閉機構３及びセンサ移動機構６に接続され
ており、制御回路７により開閉機構３及びセンサ移動機
構６を駆動制御する。この制御回路７は、光センサ４で
太陽光を検出して閉制御信号を形成していても、光セン
サ５からの信号が一定の基準値幅内となるようなブライ
ンド角度にする制御信号を形成し開閉機構３に与える。
【００１０】上述した実施例の作用を説明する。図４
は、本発明の実施例の作用を説明するためのフローチャ
ートである。図４に示すフローチャートの動作は、制御
回路７のワンチップＣＰＵで一定時間毎に実行される。
まず、第一の光センサ４からの第一の検出信号を制御回
路７に取り込む（図４のステップＳ１０１）。この光セ
ンサ４が直射日光を検出すると、光センサ４からその直
射日光に応じた第一の検出信号が出力されるので、この
検出信号を（直射日光を検出するための）第一の基準値
と比較し（ステップＳ１０２）、この検出信号が第一の
基準値より大きい場合には、制御回路７は第二の光セン
サ５からの第二の検出信号を取り込む（ステップＳ１０
３）。
は、本発明の実施例の作用を説明するためのフローチャ
ートである。図４に示すフローチャートの動作は、制御
回路７のワンチップＣＰＵで一定時間毎に実行される。
まず、第一の光センサ４からの第一の検出信号を制御回
路７に取り込む（図４のステップＳ１０１）。この光セ
ンサ４が直射日光を検出すると、光センサ４からその直
射日光に応じた第一の検出信号が出力されるので、この
検出信号を（直射日光を検出するための）第一の基準値
と比較し（ステップＳ１０２）、この検出信号が第一の
基準値より大きい場合には、制御回路７は第二の光セン
サ５からの第二の検出信号を取り込む（ステップＳ１０
３）。
【００１１】この制御回路７は、その第二の検出信号を
予め決定しておいた第二の基準値幅と比較し（ステップ
Ｓ１０４）、その検出信号が基準値幅より大きいときに
は閉駆動制御信号を出して（ステップＳ１０５）、その
閉駆動制御信号に応じて光センサ５を下降させるために
センサ移動機構６に下降移動指令を出力する（ステップ
Ｓ１０６）。
予め決定しておいた第二の基準値幅と比較し（ステップ
Ｓ１０４）、その検出信号が基準値幅より大きいときに
は閉駆動制御信号を出して（ステップＳ１０５）、その
閉駆動制御信号に応じて光センサ５を下降させるために
センサ移動機構６に下降移動指令を出力する（ステップ
Ｓ１０６）。
【００１２】また、制御回路７は、その第二の検出信号
を予め決定しておいた第二の基準値幅と比較し（ステッ
プＳ１０４）、その検出信号が基準値幅より小さいとき
には開駆動信号を出して（ステップＳ１０７）、その開
駆動制御信号に応じて光センサ５を上昇させるためにセ
ンサ移動機構６に上昇移動指令を出力する（ステップＳ
１０８）。さらに、制御回路７は、その第二の検出信号
を予め決定しておいた第二の基準値幅と比較し（ステッ
プＳ１０４）、その検出信号が基準値幅内に入ったとき
には停止制御信号を開閉機構３及びセンサ移動機構６に
出力する（ステップＳ１０９）。
を予め決定しておいた第二の基準値幅と比較し（ステッ
プＳ１０４）、その検出信号が基準値幅より小さいとき
には開駆動信号を出して（ステップＳ１０７）、その開
駆動制御信号に応じて光センサ５を上昇させるためにセ
ンサ移動機構６に上昇移動指令を出力する（ステップＳ
１０８）。さらに、制御回路７は、その第二の検出信号
を予め決定しておいた第二の基準値幅と比較し（ステッ
プＳ１０４）、その検出信号が基準値幅内に入ったとき
には停止制御信号を開閉機構３及びセンサ移動機構６に
出力する（ステップＳ１０９）。
【００１３】このように動作するので、図５（ａ）に示
すように、例えば曇っていたときから直射日光が入射す
るようになったときに、光センサ４からの第一の検出信
号を制御回路７に取り込み、制御回路７により全閉制御
信号が形成されて開閉機構３がブラインド２を閉じる
が、図５（ｂ）に示すように光センサ５からの第二の検
出信号を制御回路７に取り込み、制御回路７からの制御
信号によりブラインド２が一定の角度になった時点で開
閉機構３にブラインド２の閉じる動作を停止させてい
る。したがって、直射日光が当たると、ブラインド２が
全閉となるうっとおしさがなくなり、かつブラインド２
の角度の調整を外部の光の強さではなくて、光の遮蔽の
程度で行うという調整方法となり、より現実的である。
すように、例えば曇っていたときから直射日光が入射す
るようになったときに、光センサ４からの第一の検出信
号を制御回路７に取り込み、制御回路７により全閉制御
信号が形成されて開閉機構３がブラインド２を閉じる
が、図５（ｂ）に示すように光センサ５からの第二の検
出信号を制御回路７に取り込み、制御回路７からの制御
信号によりブラインド２が一定の角度になった時点で開
閉機構３にブラインド２の閉じる動作を停止させてい
る。したがって、直射日光が当たると、ブラインド２が
全閉となるうっとおしさがなくなり、かつブラインド２
の角度の調整を外部の光の強さではなくて、光の遮蔽の
程度で行うという調整方法となり、より現実的である。
【００１４】一方、直射日光がなくなると光センサ４か
らは小さな第一の検出信号が送られてくるので、制御回
路７は、その第一の検出信号を予め決定されている第一
の基準値と比較し（ステップＳ１０２）、検出信号の方
が小さいときには全開制御信号を出力し（ステップＳ１
１０）、ブラインド２を全開状態にして処理を終了す
る。上記動作は、一定時間間隔（例えば３０分〜１時
間）毎に実行されることになる。
らは小さな第一の検出信号が送られてくるので、制御回
路７は、その第一の検出信号を予め決定されている第一
の基準値と比較し（ステップＳ１０２）、検出信号の方
が小さいときには全開制御信号を出力し（ステップＳ１
１０）、ブラインド２を全開状態にして処理を終了す
る。上記動作は、一定時間間隔（例えば３０分〜１時
間）毎に実行されることになる。
【００１５】なお、上記実施例では、上下方向に開閉す
るブラインドで説明したが、左右に開閉するブラインド
では上記センサ移動機構６を横向きに設置し、第二の光
センサ５が横方向に移動しうるように構成すればよい。
また、上記実施例では、第二の光センサ５がセンサ移動
機構６により前記開閉機構３の動作に同期して上下動す
るようにしてある旨説明したが、必ずしもこのようにす
る必要はなく、単に第二の光センサ５の光検出位置をセ
ンサ移動機構６により変化させるようにしてもよい。な
ぜならば、第二の光センサ５は、ブラインド２で遮光さ
れた屋外から屋内に入射する光の強さを検出すればよい
ので、第二の光センサ５が最適な状態で検出できるよう
にすればよいからである。また、上記実施例では、第二
の光センサ５及びセンサ移動機構６を室外側に設置した
例を示したが、この第二の光センサ５及びセンサ移動機
構６を室内側の所定位置に設置してもよく、さらには、
ブラインド２も室内側に配置し、その後方の所定位置に
第二の光センサ５及びセンサ移動機構６を設置するよう
にしても同様の作用効果を奏し得る等、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内で種々の変形例が可能なことは云うま
でもない。
るブラインドで説明したが、左右に開閉するブラインド
では上記センサ移動機構６を横向きに設置し、第二の光
センサ５が横方向に移動しうるように構成すればよい。
また、上記実施例では、第二の光センサ５がセンサ移動
機構６により前記開閉機構３の動作に同期して上下動す
るようにしてある旨説明したが、必ずしもこのようにす
る必要はなく、単に第二の光センサ５の光検出位置をセ
ンサ移動機構６により変化させるようにしてもよい。な
ぜならば、第二の光センサ５は、ブラインド２で遮光さ
れた屋外から屋内に入射する光の強さを検出すればよい
ので、第二の光センサ５が最適な状態で検出できるよう
にすればよいからである。また、上記実施例では、第二
の光センサ５及びセンサ移動機構６を室外側に設置した
例を示したが、この第二の光センサ５及びセンサ移動機
構６を室内側の所定位置に設置してもよく、さらには、
ブラインド２も室内側に配置し、その後方の所定位置に
第二の光センサ５及びセンサ移動機構６を設置するよう
にしても同様の作用効果を奏し得る等、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内で種々の変形例が可能なことは云うま
でもない。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明のブラインド
の開閉制御装置によれば、晴れの状態になっても直射日
光が室内に入射する状態でない限りは、ブラインドは全
閉とはならず、太陽の位置に応じて少なくとも採光が可
能な程度には維持され、外部へ の視線が妨げられること
がなくなって、うっとうしさがなくなり、しかも間接光
を室内に取り入れることができる。また、本発明では、
光の遮蔽の程度を第二の光センサで検出することにより
ブラインドの角度の調整を行うので、ブラインドの角度
調整が外部光の強さに応じて常に適性なものとなる。
の開閉制御装置によれば、晴れの状態になっても直射日
光が室内に入射する状態でない限りは、ブラインドは全
閉とはならず、太陽の位置に応じて少なくとも採光が可
能な程度には維持され、外部へ の視線が妨げられること
がなくなって、うっとうしさがなくなり、しかも間接光
を室内に取り入れることができる。また、本発明では、
光の遮蔽の程度を第二の光センサで検出することにより
ブラインドの角度の調整を行うので、ブラインドの角度
調整が外部光の強さに応じて常に適性なものとなる。
【図１】本発明のブラインドの開閉制御装置を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】本発明の実施例が適用されるブラインドを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図３】本発明のブラインドと光センサの関係を示す図
である。
である。
【図４】本発明の実施例の動作を説明するために示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図５】本発明の実施例と動作の説明図である。
１ 窓 ２ ブラインド ３ 開閉機構 ４ 第一の光センサ ５ 第二の光センサ ６ センサ移動機構 ７ 制御回路
Claims (1)
- 【請求項１】 窓部分に設置され、かつ開閉可能となっ
ていて屋外から室内への光の調整が可能なブランイド
と、前記ブラインドを開閉動する開閉機構と、前記窓の
周囲の屋外に設けられ、かつ屋外の太陽光を検出する第
一の光センサと、この第一の光センサからの検出信号に
応じて前記開閉機構にブラインドの開閉制御信号を与え
る制御回路とを備えたブラインドの開閉制御装置におい
て、 前記ブラインドを通して室内に入射する屋外からの光の
強さを検出できる第二の光センサと、前記ブラインドより室内側に設けられ、かつ前記第二の
光センサが取り付けられ、かつ 前記第二の光センサの光
検出位置を変化させるセンサ移動機構とを備え、 前記制御回路は、前記第一の光センサからの検出信号が
第一の規準値より大きい場合に、前記第二の光センサか
らの検出信号が所定の第二の基準値幅内に入るブライン
ド角度にする制御信号を形成して出力する手段を具備
し、前記制御信号を前記開閉機構に与えることを特徴と
するブラインドの開閉制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3167823A JP2640996B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | ブラインドの開閉制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3167823A JP2640996B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | ブラインドの開閉制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04363494A JPH04363494A (ja) | 1992-12-16 |
| JP2640996B2 true JP2640996B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=15856759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3167823A Expired - Lifetime JP2640996B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | ブラインドの開閉制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2640996B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104278941B (zh) * | 2014-09-18 | 2016-03-30 | 昆明理工大学 | 一种可遥控的百叶窗 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6395341A (ja) * | 1986-10-13 | 1988-04-26 | Kowa Co | 液中微粒子測定装置 |
-
1991
- 1991-06-11 JP JP3167823A patent/JP2640996B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04363494A (ja) | 1992-12-16 |
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