JP2640897B2 - 板状材梱包用の段ボール製パッキン - Google Patents

板状材梱包用の段ボール製パッキン

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JP2640897B2
JP2640897B2 JP4330930A JP33093092A JP2640897B2 JP 2640897 B2 JP2640897 B2 JP 2640897B2 JP 4330930 A JP4330930 A JP 4330930A JP 33093092 A JP33093092 A JP 33093092A JP 2640897 B2 JP2640897 B2 JP 2640897B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、乗用自動車の
フロント及びリアガラスや、自動車のボンネット、トラ
ンクリドその他のパネル状ボテー部材等の様に、傷付き
易くて高価な板状材の複数枚を、梱包箱内に適宜の隙間
を隔てて並列状に収容する為に用いる、板状材梱包用の
段ボール製パッキンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のフロント(リア)ガラス
を、梱包箱を使って複数枚づつ梱包するには、発泡スチ
ロール又は積層段ボールから成る方形ブロック状体の一
面に複数条のスリットを櫛歯状に設けたパッキンを用い
ていた。そして、このパッキンを、梱包箱内の底面、天
井面及び側面に夫々に宛てがい、フロント(リア)ガラ
スの上下・左右の各縁辺部を、各パッキンの夫々のスリ
ットに挿嵌させる様にしていた。これによって、複数枚
のガラス板は、相互間に適当な隙間が設けられた状態で
梱包箱内に緩衝的に保持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記発泡ス
チロール製のものは、有限で貴重な天然資源である石油
を原料にして作られるので、使用1回限りで捨てられて
しまう梱包目的に使うのは極力避けることが望まれる。
然も、廃棄処分する際に、軽くて腐り難いので埋め立て
に向かず、燃やせば、高熱を発して焼却炉を痛めるとい
った、極めて厄介な存在であった。一方、積層段ボール
製のものは、再生産が可能な木材から作られ、廃棄処理
問題も少ない利点はあるものの、耐圧強度が不足し、
又、製作に手間が掛かる難点があった。そこで、本発明
の目的は、必要とする耐圧強度を十分に備えており、然
も、梱包すべき板状材の寸法や梱包枚数に応じて、その
構成を簡単に変更出来る様にした板状材梱包用の段ボー
ル製パッキンを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
の、本発明による板状材梱包用の段ボール製パッキン
は、ガラス板等の傷付き易い板状材の複数枚を、梱包箱
内に適宜の隙間を隔てて並列状に、緩衝支持する為に用
いるものであって、矩形段ボール2を、その長手方向中
央に設けた2つ折用折り目aに沿って折曲重合してスペ
ーサー片4を形成させ、該スペーサー片4の両側先端
(下端)部を更に外向きに夫々2つ折状に折曲重合させ
て、前記スペーサー片4の下方部の両外側に板状材受片
5,5Aを添着させた形態とした緩衝支持ユニット1,
1Aと、複数の前記緩衝支持ユニット1,1Aを互いに
重ね合わせて形成させた支持ユニット積層体10,10
Aの下方部分に外嵌させて、その積層形態を固定させる
固定用カバー20,20Aとから成り、前記板状材は、
相隣る前記各緩衝支持ユニット1,1Aの相互間に生じ
た有底のスリット9に挟み込むと共に、板状材の端面を
前記スリット9の底部に当接させる様に構成した。又、
前記固定用カバー20,20Aに外嵌させて、前記積層
形態をより強固に固定させる外ケース30,30Aを付
属させるとよい。そして、前記スペーサー片4には、左
右両縁部に所定長さの嵌合用スリット3,3を対向状に
設け、前記固定用カバー20は蓋なしの箱状に形成し、
その上縁の複数箇所に、前記嵌合用スリット3に挿嵌さ
せる挿嵌片7,8を、折り目を介して連設するとよい。
或は、前記スペーサー片4の片面に、コ字乃至円弧状の
切起用切れ目11を、切れ目の両端が前記2つ折用折り
目aに接する様に設けると共に、前記切起用切れ目11
の両端間に於いて前記2つ折用折り目aを欠如させて、
該折り目aを折曲させると、前記切起用切れ目11に囲
まれた部分が起立片12となって、前記スペーサー片4
の上方に突出する様にしてもよい。更に、前記スペーサ
ー片4の両側先端の両隅角部を、夫々三角片状に外向き
に折返すことにより、前記スペーサー片4の下端部を尖
頭状に形成すると共に、前記固定用カバー20A及び前
記外ケース30Aは、前記尖頭状部分に外嵌させ得る形
状に形成してもよい。
【0005】
【作用】段ボール製パッキン101を組上げるには、先
ず、矩形段ボール2を、その長手方向中央から2つ折し
てスペーサー片4を形成させ、更に、スペーサー片4の
両側先端(下端)部を外向きに夫々2つ折して、スペー
サー片4の下方部の両外側に板状材受片5が添着された
形態の、緩衝支持ユニット1を折上げる。そして、複数
の緩衝支持ユニット1を互いに重ね合わせて、略直方体
状の支持ユニット積層体10を形成させ、その下方部分
に固定用カバー20を外嵌させれば、支持ユニット積層
体10の積層形態が固定される。更に、固定用カバー2
0の外ケース30を外嵌させれば、この固定状態はより
強固になる。梱包すべき板状材は、その周縁部の複数箇
所に夫々宛てがった段ボール製パッキン101の各スリ
ット9に挿嵌させれば、複数枚の板状材を、梱包箱内に
所定間隔を隔てて並列状に緩衝支持することが出来る。
そして、スペーサー片4の左右両縁部に設けた嵌合用ス
リット3に、固定用カバー20の縁端に連設した挿嵌片
7,8を挿嵌させれば、支持ユニット積層体10の積層
形態をより強固に固定させることが出来る。又、スペー
サー片4の片面にコ字乃至円弧状の切起用切れ目11を
設けた場合には、スペーサー片4の上方に起立片12が
突出した状態になって、そのスペーサー機能が増大す
る。更に、前記スペーサー片4の下端部を尖頭状に形成
すると共に、固定用カバー20A及び外ケース30A
は、この尖頭状部分に外嵌させ得る形状にすれば、段ボ
ール製パッキン103を梱包箱の隅角部に宛てがうこと
が出来る。
【0006】
【実施例】以下に、本発明を自動車のフロントガラスを
複数枚づつまとめて梱包する場合に適用した第1実施例
に就いて、図1乃至図8を参照し乍ら説明する。図1に
示したこの実施例の段ボール製パッキン101の概略の
構成は、図7に示した矩形段ボール2を、その長手方向
の幾箇所かで折曲重合させて作られた、図2に示した略
矩形厚板状をした緩衝支持ユニット1と、外形が略矩形
厚板状をしたこの緩衝支持ユニット1を複数枚重ね合わ
せて略直方体状に形成させた支持ユニット積層体10
(図5参照)の積層形態を固定させる為に、この支持ユ
ニット積層体10の下半部に外嵌させる固定用カバー2
0(図4参照)とで構成されている。そして更に、積層
形態を補強する外ケース30(図6参照)を、固定用カ
バー20に外嵌させている。
【0007】次に、段ボール製パッキン101の細部の
構成を順次説明する。図7に示した矩形段ボール2は、
その長手方向中央に2つ折用折り目aを設け、更に、両
端から夫々所定距離隔たった箇所に、折り目b,bを折
り目aと平行状に設けている。更に、両折り目a,b間
の中間部には、矩形段ボール2の幅方向の両縁部から夫
々対向状に伸びる所定長さの嵌合用スリット3を設けて
いる。嵌合用スリット3から外側の部分は、矩形段ボー
ル2の横幅を幾分狭めている。
【0008】矩形段ボール2は、図2に示した様に2つ
折用折り目aに沿って折重合させることにより、スペー
サー片4を形成させる。そして、スペーサー片4の両側
先端(図では下端)部を、折り目b,bに沿って更に外
向きに2つ折状に折曲重合させて、スペーサー片4の下
方部の両外側に矩形状をした板状材受片5を添着させる
ことによって、図2に示した緩衝支持ユニット1が折上
がる。
【0009】固定用カバー20は、図8に示した1枚の
段ボール6から成り、図4に示した様に折曲させながら
支持ユニット積層体10の下半部に嵌着される。段ボー
ル6は、支持ユニット積層体10を載置し得る広さの底
面片6aの四辺に、側面片6b〜6eを夫々折り目を介
して連設し、更に、側面片6b,6cの上縁の全長に亙
って挿嵌片7を夫々折り目を介して連設し、側面片6
d,6eの上縁の両側端部に、帯板状の挿嵌片8を折り
目を介して夫々連設した形態を備えている。
【0010】図6に示した外ケース30は、極く普通の
蓋なしの折畳式段ボール箱の形態を備えており、その底
面は4枚の折曲片を折り重ねて形成される。
【0011】次に、段ボール製パッキン101の組立方
を説明する。先ず、固定用カバー20を、図4に示した
様に各側面片6b〜6eを夫々内向きに折曲させた状態
にして、底面片6aの上に、この実施例では6枚の緩衝
支持ユニット1を、縦向きに重ね合わせた状態にした支
持ユニット積層体10を載せる。続いて、対向する側面
片6d,6eを支持ユニット積層体10の長手方向の対
向側面に夫々宛てがうが、その際に、計4枚の挿嵌片8
の夫々を、各緩衝支持ユニット1の嵌合用スリット3に
跨がらせて図5に示した様に挿嵌する。更に、残る対向
側面片6b,6cを支持ユニット積層体10の幅方向の
対向側面に夫々宛てがうが、その際に、2枚の挿嵌片
7,7を挿嵌片8,8の上に重ねる様にして、各嵌合用
スリット3に挿嵌さる。この様にして、支持ユニット積
層体10は、その下半部に嵌着させた固定用カバー20
によって積層形態を固定される。そして最後に、固定用
カバー20に外ケース30を外嵌させれば、支持ユニッ
ト積層体10の積層構造はより強固に固定されて、段ボ
ール製パッキン101の組上げが完了する。
【0012】完成した段ボール製パッキン101の上半
部分には、図1に示した様に緩衝支持ユニット1を構成
するスペーサー片4の相互間に、板状材受片5の2枚分
の厚さに等しい幅のスリット9が形成される。そして、
このスリット9の底面となる板状材受片5の上端面5a
(挿嵌片7,8)が受圧面となって、梱包物品としての
板状材の端面を受け支えるか、又は当接させる。
【0013】次に、段ボール製パッキン101の作用
を、複数枚の自動車用フロントガラスを梱包する場合に
例を採って、図3を参照し乍ら説明する。Bは、積層段
ボール製の梱包箱で、箱内底面の所定間隔を隔てた2箇
所に、段ボール製パッキン101をスリット9を上向き
に固設している。又、箱内の長手方向の両側面には、段
ボール製パッキン101をスリット9を横向きにして1
個づつ固着させている。フロントガラスAは、1枚づ
つ、その左右の側縁部を箱内側面の段ボール製パッキン
101のスリット9に夫々嵌合させて位置決めしなが
ら、その底縁部を箱底面の2個の段ボール製パッキン1
01,101に跨がらせる様にして、夫々のパッキンの
スリット9に落とし込み、スリット9の底の受圧面5a
に受支えさせる。 受圧面5aは、図5から理解される
様に、挿嵌片7,8が二枚重ね状に覆い被さった状態に
あるので、この受圧面5aに必要にして十分な耐屈橈強
度を備えている。
【0014】総てのフロントガラスAを、上記同様にし
て夫々の段ボール製パッキン101の各スリット9に嵌
合させ終えると、複数枚のフロントガラスAは、梱包箱
B内に所定間隔を隔てて縦向に並列状に収容され、夫々
のフロントガラスAはその底縁部と左右の縁部を緩衝的
に支持された状態になる。そこで、この並列されたフロ
ントガラスAの夫々の上縁部の所定間隔を隔てた2箇所
に、スリット9を下向きにした段ボール製パッキン10
1を、各スリット9にフロントガラスAの上縁部が挿嵌
される様に嵌め込む。そして、最後に梱包箱Bの蓋を閉
じれば、一連の梱包作業は、極めて簡単に且つ確実に完
了する。尤も、段ボール製パッキン101の配置の仕方
や梱包手順は、上記に限られない。
【0015】図9乃至図11は第2実施例の段ボール製
パッキン102を示している。第1実施例の段ボール製
パッキン101との相異点は、緩衝支持ユニット1の構
成にある。即ち、この実施例の緩衝支持ユニット1を構
成する矩形段ボール2は、図11に示した様にスペーサ
ー片4の片面にコ字状の切起用切れ目11を、コ字の両
脚先端が2つ折用折り目aに接する様に設けると共に、
切起用切れ目11の両端間に於いて折り目aを欠如させ
ている。その為、矩形段ボール片2を折り目aに沿って
2つ折りすると、図9,10に示した様に切起用切れ目
11に囲まれた部分が起立片12となってスペーサー片
4の上方に突出し、その分、スペーサー片4の高さ寸法
を高めることが出来る。従って、スペーサー片4のスペ
ーサーとしての機能が増大される。
【0016】図12乃至図16は、第3実施例の段ボー
ル製パッキン103を示している。段ボール製パッキン
103は、図3に示した様に梱包箱Bの隅角部に宛てが
って使う様に、緩衝支持ユニット1Aの下端部を尖頭状
に形成している。この尖頭形状に形成する為に、図14
に示した様に、矩形段ボール2の長手方向両側部の夫々
の両隅角部を夫々三角片状に外側向きに折り返す為の、
45度に傾斜した折り目c,cを直交状に設けている。
これによって、緩衝支持ユニット1Aの下端部は頂角が
45度の尖頭形状に形成され、又、この下端部の両外側
に下向三角片状の板状材受片5Aが夫々添わされた状態
になる。
【0017】一方、固定用カバー20Aは、その下方部
分を尖頭状に形成された支持ユニット積層体10Aの尖
頭状下端部に覆い被せられる形状にしている。固定用カ
バー20Aを折曲形成させる図15に示した矩形段ボー
ル13には、中央に2つ折用折り目aを設け、その両折
曲端に挿嵌片14を折り目dを介して夫々連設し、各挿
嵌片14を夫々嵌合用スリット3に挿嵌させる様にして
いる。
【0018】又、固定用カバー20Aに外嵌させる外ケ
ース30Aは、図16に示した様にその本体部分15を
三角樋状に形成して両解放側端は三角形の端面片で封鎖
した形態にしている。そして、本体部分15の対向側縁
部には、挿嵌片16を折り目eを介して夫々連設してい
る。
【0019】段ボール製パッキン103を組立てるに
は、複数の緩衝支持ユニット1Aを重ね合わせて支持ユ
ニット積層体10Aとし、その尖頭状をした下端部に固
定用カバー20Aを宛てがいながら、その両挿嵌片1
4,14を各緩衝支持ユニット1Aの嵌合用スリット3
に挿嵌させれば、支持ユニット積層体10Aの積層構造
が固定される。更に、固定用カバー20Aに外ケース3
0Aを外嵌させながら、両挿嵌片16,16を挿嵌片1
4の上に重ねた状態で各嵌合用スリット3に挿嵌させれ
ば、その組立強度がより高められた状態で段ボール製パ
ッキン103が折上がる。
【0020】段ボール製パッキン103の使い方は、例
えば、図3に示した様に板状材の梱包箱B内の隅角部に
宛てがって、例えば、自動車のボンネット等の板状材の
隅角部をスリット9に挿嵌させればよい。
【0021】尚、上記各実施例に於いて、段ボール製パ
ッキンの素材となる段ボールは、紙製の他に必要に応じ
てプラスチック製段ボールを使ってもよいし、中芯紙の
ピッチの幅や高さが相異する複数種類の段ボールを積層
した複層段ボールを使う等してもよい。又、スペーサー
片4の下方部を折曲重合して形成させる板状材受片5,
5Aの厚さを、板状材の厚さに応じてより6厚くしたい
場合には、折り目bを複数条設けて、板状材受片5,5
Aを積層状にすることも出来る。或は、切起用切れ目1
1はコ字形に限られず、円弧状等に形成してもよい。そ
して、板状材は、勿論自動車の車体用部材に限られな
い。
【0022】
【発明の効果】以上の説明によって明らかな様に、本発
明による板状材梱包用の段ボール製パッキンは、以下に
列挙した如き実用上の様々の優れた効果を奏する。 (a) 従来の段ボール製パッキンに比べて、遥かに優
れた耐屈撓強度が得られる。 (b) 従来の発泡スチロール製のパッキンとは異なっ
て、貴重な石油資源を浪費しなくて済むし、廃棄処理問
題も顕著に軽減される。 (c) 緩衝支持ユニットの形状を任意に変えることに
よって、段ボール製パッキンに形成されるスリットの寸
法や数を容易に変えられる。 (d) 素材となる段ボールの材質や種類を変えること
によって、様々の板状材の夫々に最も適した緩衝特性が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す、斜視図である。
【図2】同上、折上途中の緩衝支持ユニットの斜視図で
ある。
【図3】同上、段ボール製パッキンの使用事例を示した
縦断面図である。
【図4】同上、段ボール製パッキンを折上始めた状態を
示す斜視図である。
【図5】同上、段ボール製パッキンの折上途中の状態を
示す斜視図である。
【図6】同上、外ケースの構造を説明した斜視図であ
る。
【図7】同上、矩形段ボールの平面図である。
【図8】同上、固定用ケースの展開平面図である。
【図9】本発明の第2実施例を示す、斜視図である。
【図10】同上、折上途中の緩衝支持ユニットの斜視図
である。
【図11】同上、矩形段ボールの部分斜視図である。
【図12】本発明の第3実施例を示す、斜視図である。
【図13】同上、緩衝支持ユニットの斜視図である。
【図14】同上、緩衝支持ユニットの構造を説明した斜
視図である。
【図15】同上、固定用ケースの構造を説明した斜視図
である。
【図16】同上、外ケースの斜視図である。
【符号の説明】
101〜103 段ボール製パッキン 1,1A 緩衝支持ユニット 2,13 矩形段ボール 3 嵌合用スリット 4 スペーサー片 5,5A 板状材受片 5a 受圧面 6 段ボール 7,8,14,16 挿嵌片 9 スリット 10,10A 支持ユニット積層体 11 切起用切れ目 12 起立片 20,20A 固定用カバー 30,30A 外ケース a 2つ折用折り目 b〜e 折り目 A フロントガラス(板状材) B 梱包箱

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス板等の傷付き易い板状材の複数枚
    を、梱包用箱内に適宜の隙間を隔てて並列状に、緩衝支
    持する為に用いるものであって、 矩形段ボール2を、その長手方向中央に設けた2つ折用
    折り目aに沿って折曲重合してスペーサー片4を形成さ
    せ、該スペーサー片4の両側先端(下端)部を更に外向
    きに夫々2つ折状に折曲重合させて、前記スペーサー片
    4の下方部の両外側に板状材受片5,5Aを添着させた
    形態とした緩衝支持ユニット1,1Aと、 複数の前記緩衝支持ユニット1,1Aを互いに重ね合わ
    せて形成させた支持ユニット積層体10,10Aの下方
    部分に外嵌させて、その積層形態を固定させる固定用カ
    バー20,20Aとから成り、 前記板状材は、相隣る前記各緩衝支持ユニット1,1A
    の相互間に生じた有底のスリット9に挟み込むと共に、
    板状材の端面を前記スリット9の底部に当接させる様に
    したことを特徴とする板状材梱包用の段ボール製パッキ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記固定用カバー20,20Aに外嵌さ
    せて、前記積層形態をより強固に固定させる外ケース3
    0,30Aを付属させたことを特徴とする請求項1記載
    の板状材梱包用の段ボール製パッキン。
  3. 【請求項3】 前記スペーサー片4には、左右両縁部に
    所定長さの嵌合用スリット3,3を対向状に設け、 前記固定用カバー20は蓋なしの箱状に形成し、その上
    縁の複数箇所に、前記嵌合用スリット3に挿嵌させる挿
    嵌片7,8を、折り目を介して連設したことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の板状材梱包用の段ボール製パッ
    キン。
  4. 【請求項4】 前記スペーサー片4の片面には、コ字乃
    至円弧状の切起用切れ目11を、切れ目の両端が前記2
    つ折用折り目aに接する様に設けると共に、前記切起用
    切れ目11の両端間に於いて前記2つ折用折り目aを欠
    如させて、該折り目aを折曲させると、前記切起用切れ
    目11に囲まれた部分が起立片12となって、前記スペ
    ーサー片4の上方に突出する様にしたことを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載の板状材梱包用の段ボ
    ール製パッキン。
  5. 【請求項5】 前記スペーサー片4の両側先端の両隅角
    部を、夫々三角片状に外向きに折り返すことにより、前
    記スペーサー片4の下端部を尖頭状に形成すると共に、
    前記固定用カバー20A及び前記外ケース30Aは、前
    記尖頭状部分に外嵌させ得る形状に形成したことを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれかに記載の板状材梱包用
    の段ボール製パッキン。
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