JP2640875B2 - シクロデキストリン生成量の増加方法 - Google Patents

シクロデキストリン生成量の増加方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シクロデキストリンに係り、特にBacillus
maceranから得られたシクロデキストリングルコシルト
ランスフェラーゼと呼ばれるアミラーゼを用いてα−お
よびβ−シクロデキストリンの生成量を増加させる方法
に関する。
アミラーゼは、澱粉を構成する2種類のグルコースポ
リマーであるアミロースおよびアミロペクチンにおける
α1、4結合の加水分解作用を触媒することができる酵
素である。アミラーゼは広範な植物、細菌、および動物
により生成されるものである。
シクロデキストリングルコシルトランスフェラーゼ
(CGTase)は、シクロアミロースグルカノトランスフェ
ラーゼとも呼ばれ、1939年にTildenおよびHudsonにより
細菌Bacillus maceransから最初に分離された。この時
点から、CGTaseは、Bacillus megaterium,Bacillus cir
culans,Bacillus stearothermophilus,Klebsiella pneu
moniaeおよびBacillus種(alkalophilic、1974年7月30
日に発行された米国特許第3,826,715号を参照。)から
得られている。CGTaseはシクロデキストリンを形成する
機能があることで知られている。
シクロデキストリンは、シャーデインガ(Schardinge
r)デキストリンともよばれ、α1、4結合によりリン
グ状またはトーラス状に結合された無水グルコース単位
から構成されている。リング中の無水グルコース単位の
個数によりシクロデキストリンの名前が決定される。α
−シクロデキストリンは6個の無水グルコース単位を有
するが、β−シクロデキストリンは7個の無水グルコー
ス単位を有し、またγ−シクロデキストリンは8個の無
水グルコース単位を有する。無水グルコース単位が、α
1、4結合以外の結合によりリングに結合され、またリ
ング自身を構成しないときは、シクロデキストリンは分
岐シクロデキストリンと呼ばれ、これが他の化合物と複
合物を形成する機能を有することから多くの分野で各種
の用途に用いられている。
従来、シクロデキストリンは、澱粉またはDE値が1と
10の間の澱粉水解物などの澱粉基質に対してCGTaseを作
用させることにより生成している。加水分解反応は酵素
に対して最適のpHと温度で行われるのが普通である。B.
maceransから得られたCGTaseの場合は、最適pHは5と7
の間にあり、最適温度は50℃と60℃の間にある。
B.maceransから得られたCGTaseを触媒として用いる
と、α−、β−、γ−シクロデキストリンが生成され
る。通常、α−シクロデキストリンの量は約63重量%で
あり、β−シクロデキストリンの量が30重量%、γ−シ
クロデキストリンの量は生成されたシクロデキストリン
の全量の約7重量%である。
反応媒体にある複合体を付加すると、反応の平衡点
は、α−シクロデキストリンが優勢に、またはβ−シク
ロデキストリンが優勢に生成されるようにシフトされる
ことも知られている。例えば、1972年2月8日発行の米
国特許第3,640,847号には、温度が約50℃、pHが約7の
1−デカノールが存在すると、α−シクロデキストリン
が優勢に生成されるが、トルエンが存在するとβ−シク
ロデキストリンが生成されることを開示している。こ
の′847号特許はさらに、澱粉基質が澱粉水解物のとき
はシクロデキストリンはβ−シクロデキストリンを主と
して生成し、また基質がゲル化澱粉のときはα−および
β−シクロデキストリンの混合物を生成することが開示
され、これらに関してはそれぞれ例IおよびVに示して
ある。
B.maceransから得られたCGTaseと澱粉基質の間の反応
の平衡が、反応が生じる温度を下げかつシクロヘキサン
の存在下で反応を行わせることにより、シフトされてよ
り多くのシクロデキストリンおよび、α−およびβ−シ
クロデキストリンのみを生成し、γ−シクロデキストリ
ンはほぼ生成されないことが見出されている。特に、澱
粉基質をシクロデキストリンの存在中約45℃およびそれ
以下の温度でB.maceransから得られたシクロデキストリ
ングルコシルトランスフェラーゼにより処理すると、生
成されたシクロデキストリンの量は、酵素に対する最適
温度50〜60℃で生成されたシクロデキストリンの量に比
べて増加することも見出されている。
これは、従来の考え方が、反応が行われる温度を下げ
ると、単に加水分解反応速度が減少し、また全てのシク
ロデキストリンの生成量が減少するということであった
ことから驚くことであり、予測されないものである。生
成されたシクロデキストリンの量が実際に増加するとい
うことは予測されないものである。
また、B.maceransはあるγ−シクロデキストリンを通
常生成することが知られているので、実際にはγ−シク
ロデキストリンは生成されないということも驚くことで
ある。
澱粉基質が澱粉水解物であるときα−シクロデキスト
リンが生成されることも見出されている。澱粉水解物シ
クロデキストリンへの転換時にシクロヘキサンが存在す
ると、α−シクロデキストリン産物が得られるという事
実は、従来シクロヘキサンはα−シクロデキストリンの
生成を促進するとは考えられていなかったことから驚く
ことである。
シクロデキストリンの生成を増加させる原因は、低温
であることとシクロヘキサンおよびB.macerans酵素の存
在を組み合わせた結果であることが見出されている。低
温のみあるいはシクロヘキサンのみではシクロデキスト
リンの生成の増加は得られず、また低温とシクロヘキサ
ンの他のCGTaseとの組合せはシクロデキストリンの生成
増加をもたらさない。
温度とシクロヘキサンの組合せによりシクロデキスト
リンの生成が増加する理由は正確には知られていない。
温度とシクロヘキサンは共に、溶液中の酵素の構造に対
して、シクロデキストリンの生成を増加させるように作
用する効果を有することが仮定されている。さらに、生
成された個々のα−およびβ−シクロデキストリンの量
にシフトが存在する理由は理解されていない。現実には
αシクロデキストリンの全体的な増加がある。
適切な澱粉基質はゲル化澱粉と澱粉水解物を含有して
いる。ベースの澱粉はトウモロコシ、麦、ジャガイモ、
米、タピオカ、およびモロコシなどの野菜源から得られ
る。さらに、ワックス状コーン(アミロペクチンを多く
含有)または高アミロースコーン(アミロースを多く含
有)などの異なる多くのソースを用いることができる。
澱粉にはワクス状コーン澱粉が好適に用いられる。澱粉
水解物は、約1と10の間のデキストロース当量(DE)
を、好適には約5のDEを有するべきである。水解物は粒
状澱粉に対する酸または酵素の作用により得られる。好
適には、澱粉水解物は、細菌のα−アミラーゼなどのα
−アミラーゼのゲル化粒状澱粉に対する作用により生成
される。好適な澱粉水解物としては、DE値が約5のワク
ス状コーン澱粉から得られたワックス状澱粉水解物が用
いられる。
本発明に適したシクロデキストリングルコシルトラン
スフェラーゼはBacillus maceransから得られたもので
ある。Bacillus maceransからのシクロデキストリング
ルコシルトランスフェラーゼは市販されている。これら
の酵素は約60℃の温度で最良に作用することが報告され
ている。このような酵素は約45℃以下の温度で良好に機
能してα−シクロデキストリンを生成するということは
驚くことである。
本発明による好適なプロセスにおいては、澱粉水解物
は水中に溶解され、固形分が5重量%と40重量%の間の
澱粉基質の水溶液を形成する。この溶液がその全重量に
対して約35重量%の固形分を有すると好適である。
澱粉基質を転換するために用いられるCGTaseの量は、
Tilden−Hudson手順(J.BacteriolでのE.B.Tildenおよ
びC.S.Hudson,43,527−544,1942)により従来測定され
た酵素活性度に依存して変化する。CGTaseは好適にはミ
リメートル当り約600〜700Tilden−Hudson単位を含有し
ている。
転換時の溶液のpHは、一般に約5〜8の範囲にあり、
好適には約6.0〜6.5の範囲にある。pHの調整には従来の
方法が用いられる。
転換時の温度は約45℃以下に、好適には約15〜約40℃
に維持される。約20℃と約35℃の間の温度で良好な結果
が得られている。
シクロヘキサンは、約5〜約10反応体積%の量で存在
する。好適には、このシクロヘキサンは、シクロヘキサ
ン添加前の全反応体積に対して約5体積%の量で存在す
る。任意のシクロヘキサン源を用いることができる。
転換時間は約1日から約4日である。
シクロデキストリングルコシルトランスフェラーゼに
よる澱粉基質の処理の後、シクロデキストリンが回収さ
れる。シクロデキストリンは、好適には、溶液中の非環
式材料からのシクロデキストリン沈澱物を分離すること
により回収される。非環式材料からの環式材料の分離は
遠心または濾過により適切になされる。
非環式材料から環式材料を分離した後、環式材料の溶
液は約30%固形分に調整され、蒸留されてシクロヘキサ
ンを蒸発させる。これにより、従来の方法で分離される
α−およびβ−シクロデキストリンの溶液が得られる。
このα−およびβ−シクロデキストリンの溶液は従来
の炭素処理を施すと好適である。結晶化によりβ−シク
ロデキストリンの殆どが回収される。これらの炭素処理
および結晶化は従来の方法で行われる。
次に、残る溶液は限定量のシクロヘキサンにより処理
されてα−シクロデキストリンを特異的に複合化する。
得られた複合物は遠心または濾過により溶液から適切に
分離される。
次に、シクロヘキサンとα−シクロデキストリンの複
合物が蒸留により分離される。次に、α−シクロデキス
トリンが炭素処理され、結晶化されて、純粋なα−シク
ロデキストリンが得られる。
本発明の上記の側面およびその他の側面は以下に示す
例によりさらに完全に理解されよう。
例I 本例は、澱粉水解物からのα−シクロデキストリンの
生成に対するB.maceransから得られたシクロデキストリ
ングルコシルトランスフェラーゼの温度依存性を示すも
のである。以下の表Iには得られた結果が示してある。
表I 温度(℃) 全量(gr/100ml) α(%) β(%) 20 11.69 39.8 60.2 30 12.75 26.7 73.3 40 14.42 13 87 50 8.27 23 77 60 8.05 0 100 澱粉基質はDE値が5のワックス状コーン澱粉水解物で
あった。シクロデキストリンを生成するために、30%
(乾量基準)澱粉水解溶液を調整した。pHが6.0±0.2に
調節され、溶液に全反応体積の5%量のシクロヘキサン
が添加された。さらに、溶液には100グラムの澱粉固形
分当たり800Tilden−Hudson単位のレベルでシクロデキ
ストリングルコシルトランスフェラーゼを添加した。反
応生成物が表Iに示した種々の温度で培養された。転換
は3日間撹拌して継続された。生成されたシクロデキス
トリンが収集され、高圧液体クロマトグラフィー(HPL
C)により分析された。上記表Iにリストした全量が生
成されたシクロデキストリンのグラムで表した全重量で
ある。α−およびβ−シクロデキストリンの百分率もリ
ストしてある。他のいかなる測定可能なシクロデキスト
リンも生成されず、例えばγシクロデキストリンは生成
されなかった。このことは、ここで示した全ての例に対
して言えることである。
例II 本例は、他のCGTase源のB.subtilusと比べたときのB.
maceransからのCGTaseの臨界性を示したものである。
例Iに従って2種類の別々の溶液が調整され、以下の
表IIにリストした温度で培養された。シクロデキストリ
ンの量、および転換により生成されたα−、β−、およ
びγ−シクロデキストリンの量は以下の表IIに示してあ
る。
この表IIから明らかなように、CGTaseがB.subtilusか
ら得られたとき反応の温度を下げることにより生成され
るシクロデキストリンの量の増加は存在しない。上記の
ように、両溶液は存在するシクロヘキサンを有した。こ
のようにして、低温およびシクロヘキサンのみではシク
ロヘキサン量の増加は得られなかった。事実、低温で
は、B.subtilusを用いた場合、シクロデキストリンの生
成量は低かった。
例III 本例は、溶液中のシクロヘキサンの存在の臨界性を示
すものであり、通常、低温が反応を遅くし、より少ない
生成物を与えることが予測される。
澱粉水解物の溶液が、シクロヘキサンの無い場合に以
下の表IIIにリストした温度で例Iに従いB.maceransと
共に培養された。
上記から判るように、温度の低下は、従来の考え方が
何を指示するかを正確に示すもの、すなわち、生成され
る生成物の量を単に下げることを示すものである。この
ようにして、低温のみではシクロデキストリンの増加を
もたらさない。
例IV 本例はさらに、シクロヘキサンと低温との組合せの臨
界性を示すものである。
2種類の溶液が調整され、シクロヘキサンまたはトル
エンのいずれかを用いて以下の表IVにリストした温度で
例Iに従って培養された。トルエンの量はシクロヘキサ
ンの量と同じであった。
これらの結果から判るように、低温ではトルエンが複
合物であったとき生成されたシクロデキストリンの量を
増加されなかった。実際、低温はシクロデキストリンの
生成量の減少をもたらした。
本発明は、その精神と範囲を逸脱しない説明のために
選択された上記記載の好適な実施例の全ての変更および
修正を含むことを意図している。
また、次の点を確認する。
請求の範囲1に記載のシクロデキストリン生成量の増
加方法において、 ・存在する前記シクロヘキサンの量は反応体積の約5パ
ーセントから約10パーセントであること ・前記温度が約15℃と約40℃の間であること ・前記澱粉水解物は、1と10の間のDE値を有すると ・前記澱粉水解物は、ワクス状澱粉水解物であること もそれぞれ本発明の好適な実施例である。
請求の範囲2に記載のシクロデキストリン生成量の増
加方法において、 ・存在する前記シクロヘキサンの量は反応体積の約5パ
ーセントから約10パーセントであること ・前記温度は約15℃と約40℃の間であること ・前記澱粉水解物は1と10の間のDE値を有すること ・前記澱粉水解物は、ワックス状澱粉水解物であること もそれぞれ本発明の好適な実施例である。
α−シクロデキストリンを生成するプロセスであっ
て、 (a)シクロヘキサンの存在下約45℃以下の温度で、DE
値が1と10の間の澱粉水解物の水溶性スラリーをBacill
us maceransから得られたシクロデキストリングルコシ
ルトランスフェラーゼにより処理して、γ−シクロデキ
ストリンの生成なしにα−シクロデキストリンおよびβ
−シクロデキストリンを形成するステップと、 (b)得られたα−シクロデキストリンとβ−シクロデ
キストリンの両者を回収するステップからなるプロセス
も本発明の好適な実施例である。
このプロセスにおいて、 ・前記澱粉水解物の処理は約1日から約4日の時間をと
ること ・存在する前記シクロヘキサンの量はスラリーの約5体
積%であること ・前記スラリーは約30重量%から約35重量%の固形分を
有すること ・前記スラリー処理時の温度は約15℃から約40℃の間で
あること ・前記スラリー処理時の温度は約15℃から約40℃の間で
あり、また存在する前記シクロヘキサンの量はスラリー
体積の約5%と約10%の間にあること ・前記スラリー処理時の温度は約15℃から約40℃の間で
あり、また前記澱粉水解物はワクス状澱粉水解物である
こと ・前記スラリー処理時の温度は約15℃から約40℃の間で
あり、また前記スラリーは約30重量%から約35重量%の
固形分を有すること もそれぞれ本発明の好適な実施例である。
α−シクロデキストリンを生成するプロセスであっ
て、 (a)スラリー体積の約5%と約10%の間にあるシクロ
ヘキサンの存在下約15℃と約40℃の温度で、Bacillus m
aceransから得られたシクロデキストリングルコシルト
ランスフェラーゼによりDE値が1と10の間で固形分が約
30重量%から約35重量%であるワックス状澱粉水解物の
スラリーを処理して、γ−シクロデキストリンの生成な
しにα−シクロデキストリンおよびβ−シクロデキスト
リンを形成するステップと、 (b)得られたα−シクロデキストリンとβ−シクロデ
キストリンの両者を回収するステップとからなるプロセ
ス も本発明の好適な実施例である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Bacillus maceransから得られたシクロデ
    キストリングルコシルトランスフェラーゼの触媒による
    澱粉基質の加水分解反応において、シクロデキストリン
    の生成量を増加させ、γ−シクロデキストリンをほぼ生
    成することなくα−およびβ−シクロデキストリンを生
    成するために、シクロヘキサンの存在下約45℃以下の温
    度で澱粉水解物をBacillus maceransから得られたシク
    ロデキストリングルコシルトランスフェラーゼにより処
    理するプロセス。
  2. 【請求項2】澱粉水解物がBacillus maceransからのシ
    クロデキストリングルコシルトランスフェラーゼにより
    シクロデキストリンに転換するα−シクロデキストリン
    の生成量を増加させるプロセスであって、シクロヘキサ
    ンの存在下約45℃以下の温度でγ−シクロデキストリン
    をほぼ生成することなく前記澱粉水解物をα−シクロデ
    キストリンに転換するプロセスからなるプロセス。
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