JP2640242B2 - 自動販売機等における硬貨払出し装置 - Google Patents

自動販売機等における硬貨払出し装置

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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は特に小型で、かつ、硬貨の的確な払出しが出来
るように構成した自動販売機、両替機等における硬貨払
出し装置に関する。
従来の技術 従来、二つの硬貨収納筒を左右方向に並列に備え、こ
の二つの硬貨収納筒の下部に、硬貨を受容する一つの落
し込み孔を有した水平回動自在の扇形状の排出板を配設
し、この排出板をソレノイドの作動により水平回動し
て、二つの硬貨収納筒に収納した硬貨を交互に落し込み
孔に受容して払出す機構を備えて成る硬貨払出し装置は
例えば特公昭57−19833号公報等により公知である。
発明が解決しようとする問題点 ところが上記した公知の硬貨払出し機によれば、左右
方向に並列する二つの硬貨収納筒に跨がって扇形状の排
出板を水平回動する構成であるので、大きなスペースを
必要とし、装置が大型化するという不都合があった。
問題点を解決するための手段 そこで本願は、上記した公知のものの不都合を改善す
るために、前後の硬貨収納筒を密に並設した硬貨収納体
と、硬貨を嵌合する落し込み孔を有し、かつ、前後方向
に往復移動して前後の硬貨収納筒に収納されている硬貨
を前記落し込み孔に選択的に受容するスライド板と、落
し込み孔と合致したとき、硬貨を払出し部に導く貫通孔
を有した排出部と、モータを有し、このモータの駆動に
より垂直回転する回転板に扁心ピンを設け、この扁心ピ
ンを、垂直状に延びて下端が回転自在に枢着され、上端
がスライド板に係合された傾動レバーの中間部に儲けた
摺動孔に係合して成る運動変換機構とから構成され、硬
貨払出しの待機状態において、密に並設した硬貨収納筒
の中間位置で前後の硬貨収納筒を跨ぐようにスライド板
の落し込み孔と案内部材の貫通孔とを合致させ、かつ、
運動変換機構を硬貨の払出し部とを硬貨収納体の直下に
並列に配設したことを特徴とするものであり、上記にお
いて、モータが、可逆回転可能なモータにより成り、か
つ、モータの駆動を、スライド板が前位の硬貨収納筒に
収納している硬貨を受容する位置に移動したとき、検出
スイッチにより前記モータの回転を反転切換えして硬貨
を落し込み孔より払い出したとき確認スイッチによりモ
ータの回転を停止する第1作動状態と、スライド板が後
位の硬貨収納筒に収納している硬貨を受容する位置に移
動したとき、検出スイッチにより前記モータの回転を反
転切換えして硬貨を落し込み孔より払い出したとき確認
スイッチによりモータの回転を停止する第2作動状態と
に切換え可能としたものである。
作用 しかして、傾動レバーがほぼ垂直状態にあり、かつ、
落し込み孔が前後の硬貨収納筒の中間に位置して硬貨が
スライド板の上面に載置した硬貨払出しの待機状態から
硬貨収納筒に収納した硬貨を払出す場合には、払出し指
令信号によりモータが回転し、傾動レバーが前後に傾動
してスライド板が前後に水平移動する。そしてスライド
板の前方への移動によりその落し込み孔が前位の硬貨収
納筒と一致したときその落し込み孔に前位の硬貨収納筒
の一枚の硬貨が嵌合し、この硬貨はスライド板が後退し
て落し込み孔が両硬貨収納筒の中間位置に復帰したと
き、貫通孔より排出されて払出し部に導かれ、次いでス
ライド板が後方に移動して落し込み孔と後位の硬貨収納
筒が一致したとき、後位の硬貨収納筒の一枚の硬貨が落
し込み孔に嵌合し、この硬貨はスライド板が前進して落
し込み孔が両硬貨収納筒の中間位置に復帰したとき、貫
通孔により払出し部に導かれる。このようにしてスライ
ド板の一前後往復毎に、前後の硬貨収納筒からそれぞれ
一枚の硬貨が排出される。
そしてモータにより垂直回転する回転板の回転によ
り、前後の硬貨収納筒からそれぞれ一枚の硬貨が払出さ
れる。
上記においてモータが可逆回転可能なモータによりな
り、かつ、スライド板が前位の硬貨収納筒に収納してい
る硬貨を受容する位置に前方移動したとき、前記モータ
の回路を反転切換する検出スイッチと、スライド板が後
位の硬貨収納筒に収納している硬貨を受容する位置に後
方移動をしたとき、モータの回路を反転切換する検出ス
イッチを備えて成るときは、スライド板が前方ないしは
後方に移動してその落し込み孔に前位ないしは後位の硬
貨収納筒の一枚の硬貨を嵌合したときそれぞれ検出スイ
ッチが作動してモータを反転し、スライド板の前方往復
移動により前位の硬貨収納筒の一枚の硬貨が、また後方
往復移動により、後位の硬貨収納筒の一枚の硬貨がそれ
ぞれ排出される。
実施例 以下図面と共に本願実施例を詳述すると、第1図は硬
貨払出し装置(1)の総体を示しており、該装置(1)
は前後に硬貨収納筒(2)a,(2)bを有した硬貨収納
体(3)と、その下部に配設され、スライド板(4)を
前後方向に往復運動して硬貨収納筒(2)a及び(2)
bに収納されている硬貨をその落し込み孔(5)に選択
的に受容して払出し部(6)に導く排出部(7)と、垂
直回転運動を水平往復運動に変換してその往復運動を傾
動レバー(8)を介して前記スライド板(4)に伝達す
る運動変換機構(9)と、前記スライド板(4)の往復
運動を前記運動変換機構(9)の駆動により制御する制
御部(10)とから構成されている。前記硬貨収納体
(3)は高さ方向に長尺で横断面が前後方向に長い方形
状の筐体(11)の内部を仕切板(12)により前後に分割
して硬貨収納筒(2)a,(2)bを形成すると共に筐体
(11)の前面上部位置に第9図で示すようにT字状の硬
貨投入口(13)を開設してあり、この硬貨投入口(13)
の頂辺に相当する横長口(13)bは前記後位の硬貨収納
筒(2)bに積層収納する硬貨を水平状態で投入可能な
大きさに形成されると共に、前記前位の硬貨収納筒
(2)aの上面を閉じるように後方下向きに傾斜した誘
導板(14)を介して後位の硬貨収納筒(2)bと連通
し、また、硬貨投入口(13)の脚辺に相当する縦長口
(13)aは前記前位の硬貨収納筒(2)aに積層収納す
る硬貨を垂直状態で投入可能な大きさに形成されると共
に、前記前位の硬貨収納筒(2)aの上面を閉じる前記
誘導板(14)に設けた縦スリット(15)を介して前位の
硬貨収納筒(2)aと連通してある。
前記排出部(7)は、前記硬貨収納体(3)の下面を
閉じるように固着される方形状の板片(16)の中央部に
第8図で示すように、硬貨を一枚受容する大きさの貫通
孔(17)を有すると共に、その貫通孔(17)と板片(1
6)の中央位置で連通して板片(16)の後端縁で開口す
る細幅の案内スリット(21)を有し、かつ、後部の上方
位置に前記案内スリット(21)を跨ぐように後部連結片
(22)を一体に設けた平板状の案内部材(18)と、中央
部に硬貨を受容する大きさの落し込み孔(5)を設けた
広幅の前部(23)aの後縁に、後方に延び、かつ、前記
案内部材(18)の板片(16)の上面と、その後方に設け
た後部連結片(22)との間に摺動自在に介入する狭幅の
後部(23)bを一体に延設した硬貨の厚さとほぼ等しい
厚みを有する板片の前記後部(23)bの下面中央部に前
記案内部材(18)の案内スリット(21)に摺動自在に嵌
合する前後方向に細長い係合片(24)を一体に設けた前
記スライド板(4)とから成り、この係合片(24)は、
案内部材(18)の板厚よりも厚い材厚を有すると共に、
先端が前記落し込み孔(5)の下方に若干臨むように突
出しており、この突出部(25)の上面には、前記落し込
み孔(5)の周縁から段部(25)bを介して前方に下向
きに傾斜する傾斜面(25)aが形成してあり、この係合
片(24)の左右側面には、スライド板(4)の下面との
間で前記案内部材(18)の板片(16)を摺動自在に挟み
込む細長い受片(26),(26)を一体に設けてあり、さ
らに前記係合片(24)の後部には、下面で開口して傾動
レバー(8)の上端と傾動可能に係合する係合孔(27)
が穿設してある、また前記運動変換機構(9)は前記排
出部(7)の下部に設けられるケーシング(29)の後方
下部に下端部が傾動可能に枢着(30)されて上下方向に
延びて、上端に円板状の係合部(31)を有すると共に、
中間部に長さ方向に延びる摺動孔(32)を設けた前記傾
動レバー(8)と、前記摺動孔(32)に摺動自在に係合
する扁心ピン(33)を側面に突出し、モータ(37)の作
動により所要の角度範囲で垂直回転する回転板(34)と
により構成されている。さらに前記制御部(10)は、前
記傾動レバー(8)が前方及び後方にそれぞれ所要の角
度で対称に傾斜した時に、検出信号をそれぞれ出力して
モータ(37)を反転切換する検出スイッチS1,S2と、機
器本体より払出し金額の情報を受けてモータ(37)の正
逆回転及び払出し確認スイッチS3によりその回転の停止
を制御する制御装置(35)と、この制御装置(35)より
の制御信号を受けて回転し、その回転を歯車機構(36)
を介して前記回転板(34)に付与する前記モータ(37)
とで構成されている。本例においては硬貨収納体(3)
の上方左半部(11)aが枢軸(38)を介して第9図仮想
線で示すように開閉自在に取り付けてあり、この上方左
半部(11)aの開披によって前位及び後位の硬貨収納筒
(2)a及び(2)bの上部は側面で開披される。(3
9)は手持ち用リング、(40)は確認用窓孔である。
しかして、硬貨払出しの待機状態においては、第1図
で示すように、傾動レバー(8)がほぼ垂直状態である
と共に、スライド板(4)の落し込み孔(5)が前後の
硬貨収納筒(2)a,(2)bを跨ぐようにその中間位置
で開口する貫通孔(17)と合致し、かつ、硬貨収納筒
(2)a,(2)b内の硬貨がスライド板(4)の上面に
載置している。この状態から例えば前位の硬貨収納筒
(2)aに収納した硬貨C1を払出す場合には、硬貨払出
し指令信号によりモータ(37)が正回転し、歯車機構
(36)を介して回転板(34)は図において反時計方向に
所要の角度回転し、これにより傾動レバー(8)は摺動
孔(32)と扁心ピン(33)との係合を介して第2図で示
すように前方に傾動する。すると傾動レバー(8)の上
端係合部(31)と係合片(24)の係合孔(27)との係合
により、スライド板(4)が前進してその落し込み孔
(5)と前位の硬貨収納筒(2)aとが一致した第3図
の状態で、落し込み孔(5)に一枚の硬貨が嵌合し、こ
の位置で検出スイッチS1が例えば回転板(34)と作用し
てモータ(37)の反転切換回路を切換え、モータ(37)
は逆回転して回転板(34)を時計方向に所要角度反転
し、スライド板(4)が後退して元の位置に復帰したと
き払出し確認スイッチS3の信号により停止する。一方回
転板(34)の時計方向の回転により傾動レバー(8)は
第4図で示すように垂直状態に復元すると共に、スライ
ド板(4)の後退する過程で落し込み孔(5)に嵌合し
た硬貨C1が案内部材(18)の貫通孔(17)に落下し、該
硬貨C1は同図仮想線で示すように係合片(24)の先端突
出部(25)の傾斜面(25)aに案内されながら貫通孔
(17)より払出し部(6)に導かれ、この動作を繰り返
すことにより前位の硬貨収納筒(2)aに収納されてい
る硬貨C1が順次払出される。
次に、後位の硬貨収納筒(2)bに収納した硬貨C2
払出す場合には、第1図で示す硬貨払出しの待機状態か
ら硬貨払出し指令信号によりモータ(37)を逆回転させ
て回転板(34)を時計方向に所要の角度回転すると、こ
れに伴い傾動レバー(8)は第5図で示すように後方に
傾動すると共に、スライド板(4)が後退してその落し
込み孔(5)が後位の硬貨収納筒(2)bに一致した第
6図において、落し込み孔(5)に後位の硬貨C2が嵌合
し、この位置で検出スイッチS2が例えば回転板(34)と
作用してモータ(37)の反転切換回路を切換え、モータ
(37)は正回転し回転板(34)も反時計方向に所要角度
回転し、スライド板(4)が前進して元の位置に復帰し
たとき、払出し確認スイッチS3の信号により停止する。
一方回転板(34)の反時計方向の回転により傾動レバー
(8)は垂直状態に復元すると共に、スライド板(4)
の前進する過程で落し込み孔(5)に嵌合した硬貨C2
案内部材(18)の貫通孔(17)に落下し、該硬貨C2は第
7図仮想線で示すように係合片(24)の段部(25)bに
押圧されながら先端突出部(25)の傾斜面(25)aに案
内されて貫通孔(17)より払出し孔(19)に導かれ、第
1図の状態に復元する。この動作を繰り返すことにより
後位の硬貨収納筒(2)bに収納されている硬貨C2が順
次払出される。
このようにして制御部(10)によりモータ(37)の正
回転及び逆回転を制御することにより前位の硬貨収納筒
(2)aに収納した硬貨C1をスライド板(4)の前半往
復作動により、また後位の硬貨収納筒(2)bに収納し
た硬貨C2をスライド板(4)の後半往復作動により選択
的に払出すことができ、このことは払出し硬貨の金種を
複数にするために前述の硬貨収納筒(2)aと(2)b
にそれぞれ収納する硬貨C1とC2とを異種の硬貨とする場
合或いは硬貨C1,C2を同種として前位乃至後位の硬貨収
納筒(2)a乃至(2)bのいづれか一方に収納した硬
貨を先行して払出し、次いでそのいづれか他方に収納し
た硬貨の払出しに切換えて、該硬貨の払出し中に、前記
一方の硬貨収納筒に、硬貨を補給する場合などに有効で
ある。また、上記においてスライド板(4)を、前半と
後半の往復運動とを区別することなく全ストロークの範
囲を往復移動するようにモータ(37)を駆動制御するこ
とも可能であり、この場合は、前後の硬貨収納筒(2)
a,(2)bにそれぞれ収納した硬貨が交互に払出され
る。
このように前後の硬貨収納筒(2)a,(2)bにそれ
ぞれ収納した硬貨を交互に払出す場合の他の手段とし
て、一方向回転のモータを用いて回転板(34)を一方向
にのみ回転することによっても行なうことができる。即
ち第1図に示す硬貨払出しの待機状態から例えば回転板
(34)を反時計方向に回転すると、スライド板(4)が
第2図の状態から第3図、第4図の状態に順次移行して
先ず前位の硬貨収納筒(2)aに収納した一枚の硬貨C1
が払出され、続いてスライド板(4)の状態から第5
図,第6図,第7図の状態に順次移行して再び第1図の
状態に復元し、このように回転板(34)の一回転により
スライド板(4)を全ストロークの範囲で一往復作動す
る毎に二枚の硬貨を払出すことができる。
発明の効果 以上のように本願によれば、前後の硬貨収納筒を密に
並設してその下部にスライド板と排出部とを設け、か
つ、スライド板に水平運動を付与する運動変換機構と、
硬貨の払出し部とを硬貨収納筒の直下に並列に配設した
ので、前後幅を大きく短縮できて、少ない取り付けスペ
ースで充分であり、従って装置の小形化に有効であり、
また特許請求の範囲(2)記載の構成によれば、一方の
硬貨収納筒により硬貨の払出しを行なっている間に、他
方の硬貨収納筒に硬貨を補給する操作を行なうことがで
きて便利であるなどの利点を有する
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示し、第1図は一部を切欠した縦
断面図、第2図乃至第7図は往復駆動機構の動作を示す
要部の縦断面図、第8図は水平移動片及び案内部材の斜
視図、第9図は一部を切欠した側面図である。 図中、(1)は硬貨払出し装置、(2)a,(2)bは硬
貨収納筒、(3)は硬貨収納体、(4)はスライド板、
(5)は落し込み孔、(6)は払出し部、(7)は排出
部、(8)は傾動レバー、(9)は運動変換装置、(1
0)は制御部、(11)は筐体、(12)は仕切板、(13)
は硬貨投入口、(14)は誘導板、(32)は摺動孔、(3
3)は扁心ピン、(34)は回転板、(37)はモータ、C1,
C2は硬貨、S1,S2は検出スイッチである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭52−114092(JP,U) 特公 昭47−50760(JP,B1) 特公 昭49−23800(JP,B1) 実公 昭50−7891(JP,Y1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後の硬貨収納筒を密に並設した硬貨収納
    体と、硬貨を嵌合する落し込み孔を有し、かつ、前後方
    向に往復移動して前後の硬貨収納筒に収納されている硬
    貨を前記落し込み孔に選択的に受容するスライド板と、
    落し込み孔と合致したとき、硬貨を払出し部に導く貫通
    孔を有した排出部と、モータを有し、このモータの駆動
    により垂直回転する回転板に扁心ピンを設け、この扁心
    ピンを、垂直状に延びて下端が回転自在に枢着され、上
    端がスライド板に係合された傾動レバーの中間部に儲け
    た摺動孔に係合して成る運動変換機構とから構成され、
    硬貨払出しの待機状態において、密に並設した硬貨収納
    筒の中間位置で前後の硬貨収納筒を跨ぐようにスライド
    板の落し込み孔と案内部材の貫通孔とを合致させ、か
    つ、運動変換機構を硬貨の払出し部とを硬貨収納体の直
    下に並列に配設したことを特徴とする自動販売機等にお
    ける硬貨払出し装置。
  2. 【請求項2】モータが、可逆回転可能なモータにより成
    り、かつ、モータの駆動を、スライド板が前位の硬貨収
    納筒に収納している硬貨を受容する位置に移動したと
    き、検出スイッチにより前記モータの回転を反転切換え
    して硬貨を落し込み孔より払い出したとき確認スイッチ
    によりモータの回転を停止する第1作動状態と、スライ
    ド板が後位の硬貨収納筒に収納している硬貨を受容する
    位置に移動したとき、検出スイッチにより前記モータの
    回転を反転切換えして硬貨を落し込み孔より払い出した
    とき確認スイッチによりモータの回転を停止する第2作
    動状態とに切換え可能とした請求項1記載の自動販売機
    等における硬貨払出し装置。
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