JP2639941B2 - 衛生用品用積層体 - Google Patents

衛生用品用積層体

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JP2639941B2
JP2639941B2 JP62205824A JP20582487A JP2639941B2 JP 2639941 B2 JP2639941 B2 JP 2639941B2 JP 62205824 A JP62205824 A JP 62205824A JP 20582487 A JP20582487 A JP 20582487A JP 2639941 B2 JP2639941 B2 JP 2639941B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、失禁用等の防漏シーツ、衣料用具の包布
類、ディスポシーツ、枕カバー、オムツカバーなどの衛
生用品用積層体に関するものである。
[従来の技術] 従来、衛生用品としてフイルムと布帛とが一体化され
ている防漏シーツがよく知られており、織物にゴム引き
した重たくて冷たい触覚のものに代ってバルキー性のあ
る不織布、タオル地、ニット地等にポリエチレン、ポリ
プロピレン等のフイルムを積層したものが使用されてい
る。
ポリプロピレンの場合は、ポリプロピレンフイルムを
接着剤で布帛に貼合せたものが使用されている。また、
ポリエチレン積層体で行なわれているように、接着剤を
用いずに、溶融押出ラミネートにより布帛と直接積層す
ることも試みられているが、満足すべきものが得られて
いない。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来のポリプロピレンを用いた場
合には、次のような問題点がある。
(1)使い捨てのものを除けば、必ず洗濯して繰返し、
使用するので、次第にフイルム層にクラックが入った
り、布帛から剥離してくるなど、耐洗濯性が劣る。
(2)洗濯後の濡れたものを乾燥機で乾燥する際に90℃
以上の高温で回転、攪拌などの機械的な力が加えられる
ので、フイルム層が固いために、折りジワが入ったり、
接着力が低下してフイルム層が剥離するなどして、耐高
温乾燥性が劣る。
(3)オートクレーブによる121℃×30分の滅菌あるい
は140℃×10〜20分の急速滅菌時に、フイルム面がブロ
ッキングを起こし、甚だしい場合には融着に至り、耐滅
菌性が悪い。
(4)乾燥後、滅菌に先立ち120℃以上の加熱プレスロ
ールでのアイロン掛けが好ましいが、従来品はフイルム
層の剥離のために、アイロン掛けができなかった。ま
た、布帛との接着力を改良したものは、このアイロン掛
けで加熱ロールに粘着するという欠点があった。
(5)シワ、クラックの発生によって、防漏性がなくな
り、繰返し使用できない。
本発明はかかる問題点を改善し、耐洗濯性、耐高温乾
燥性、耐滅菌性、防漏性などに優れ、かつアイロン掛け
ができる柔軟な衛生用品用積層体を提供することを目的
とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、少なくとも25重量%の親水性繊維を含む布
帛に、示差走査型熱量計(以下、DSCと略称する)によ
り測定された融解曲線において、110℃以上130℃未満の
低温領域と140℃以上の高温領域にそれぞれ1つ以上の
融解ピークの頂点をもち、かつ結晶融解熱が8〜20cal/
gであるα−オレフィン・プロピレンブロックコポリマ
ーが積層されてなることを特徴とする衛生用品用積層体
に関するものである。
本発明における布帛とは、織物、編物、不織布、フエ
ルト等のいずれのものであってもよいが、人体から出る
汗をはじめ排泄液等を吸収できるものであればよく、親
水性繊維を少なくとも25重量%含んでいればよい。親水
性繊維とは、木綿、レーヨン、ビニロン、ナイロン等の
標準水分率(JIS L1015法により測定)が3%以上のも
の、及び、アクリル、ポリエステル等の疎水性繊維であ
っても、化学的あるいは構造的に親水化を図って標準水
分率3%以上を有するものであればよい。本発明の布帛
として親水性繊維が25重量%未満であれば、衛生用品と
しての十分な吸液性が得られていない。また、本衛生用
品の使用にあたっては、親水性繊維が必ず人体と接して
いる必要はなく、布帛の表面層のみが非親水性繊維によ
り形成され、内層が親水性繊維からなる二層構造のもの
であれば、液や体液が内層の親水性繊維の方に吸収さ
れ、表面はいつもさらっとした状態が保たれる効果もあ
るので好ましい。
布帛としては、これらの繊維を接着剤で結合した不織
布状物がシートの端部から繊維のほつれが生じることも
なく好ましく、繊維中にポリエステル系繊維を混合した
り、接着剤中にポリオレフイン系樹脂を用いれば、α−
オレフィン・プロピレンブロックコポリマーフイルムと
の接着性が格段によくなるのでより好ましい。
本発明のα−オレフィン・プロピレンブロックコポリ
マーとはDSCにより測定された融解曲線において110℃以
上130℃未満、好ましくは115℃以上130℃未満の低温領
域と、140℃以上、好ましくは145℃以上の高温領域にそ
れぞれ1つ以上の融解ピークの頂点をもち、かつ結晶融
解熱(ΔHu)が8〜20cal/g、好ましくは10〜18cal/gの
ものである。
低温領域に融解ピークの頂点をもち、高温領域にピー
クの頂点をもたない場合には、乾燥機やアイロン掛け、
滅菌時の高温に耐えられず、ブロッキングが起こり、甚
だしい場合には融着が起こる。逆に低温領域に融解ピー
クの頂点をもたず、高温領域にピークの頂点を有するも
のは、耐洗濯性、防漏性が劣る。また、低温領域と高温
領域の間にのみ、融解ピークの頂点をもつものは、耐洗
濯性が劣るし、滅菌時やアイロン掛けでのブロッキング
や粘着の問題がある。
ΔHuは低温領域の融解ピークの結晶融解熱をΔHu1、高
温領域の融解ピークの結晶融解熱をΔHu2とした時、ΔH
u2/ΔHu1は、10以上のものが好ましくは、より好ましく
は20以上のものである。
ΔHuが8cal/g未満の場合には、乾燥機、滅菌時、アイ
ロン掛けでのブロッキング、融着の問題があり、20cal/
gを超える場合には洗濯時の剥離の問題、乾燥機での折
りジワ、剥離の問題があり、耐洗濯性、耐高温乾燥性が
劣る。
なお、本発明でいう融解ピークの頂点、融解熱は、次
に示す、示差走査熱量測定から得られる。すなわち、Pe
rkin−Elmer社製示差走査熱量計Model DSC−2型を用
い、窒素雰囲気中で5mgの試料を20℃/分の昇温速度で2
80℃まで昇温し、一旦融解させ、5分間保持し、次い
で、冷却して再度昇温した時の、いわゆるセカンドラン
の融解曲線をとる。第1図に示す。低温領域の融解ピー
クの頂点の温度をT1、高温領域の融解ピークの頂点の温
度をT2とする。ΔHuの求め方は、融解曲線の立上り開始
点T3終了点T4、T5とした時、T3とT5を直線(第1図の破
線C)で結び基線とする。ピーク・基線で囲まれた部分
(斜線部分)の面積をΔHuとする。ΔHu1は高温領域の
ピークのなだらかな延長線で結び、これを基線として求
める。
かかるα−オレフィン・プロピレンブロックコポリマ
ーとしてはプロピレンにエチレン、ブテン、ヘキセンな
どのα−オレフインをブロック的に共重合したものが代
表的なものである。特にエチレンを2〜30wt%、好まし
くは3〜20wt%、特に好ましくは5〜15wt%ブロック的
に共重合したプロピレン共重合が好適である。
積層体におけるα−オレフィン・プロピレンブロック
コポリマー層の厚みは20〜100μmが好ましく、より好
ましくは25〜80μm、更に好ましくは30〜70μmであ
る。ここで厚みとは積層体の断面写真から測定される平
均の厚みである。従って、局部的に布帛の繊維間に深く
食い込んでいるような極端な部分は除外されるものであ
る。厚みが20μm未満の場合には、布帛の繊維がフイル
ム層に侵入している部分から漏れが起こり易い。100μ
mを超える場合には積層体が固くなり、取扱いにくくな
る。
本発明に用いられるα−オレフィン・プロピレンブロ
ックコポリマーのメルトインデックス(MI)は0.2〜50g
/10分が好ましく、より好ましくは0.5〜20g/10分であ
る。またα−オレフィン・プロピレンブロックコポリマ
ーには酸化防止剤、耐光性剤、顔料や染料などの着色
剤、高級脂肪酸アミドやワックス類などの有機滑剤及び
シリカ、炭酸カルシウム、水酸化マグネシウムなどの無
機滑剤などが含まれていてもよい。また、特性を損わな
い程度にポリプロピレンホモポリマ及び他のα−オレフ
インとのランダム共重合体、ポリエチレン、ポリブテン
などの熱可塑性ポリマなどが混合されていてもよい。
本発明の積層体は、耐洗濯性、耐高温乾燥性の観点か
ら、α−オレフィン・プロピレンブロックコポリマーを
溶融してフイルム状にTダイから押出し、まだ溶融状態
にあるうちに布帛と積層する溶融押出ラミネート法によ
って作られるのが好ましい。製造方法の一例を次にあげ
る。α−オレフィン・プロピレンブロックコポリマーを
押出機に供給し、250〜350℃で溶融し、Tダイからフイ
ルム状に押出し、一対のキャストドラムとプレスロール
とでまだ溶融状態にあるα−オレフィン・プロピレンブ
ロックコポリマーと布帛とを圧着して積層する。この時
の圧力は0.1〜30kg/cmが好ましく、より好ましくは1〜
10kg/cmである。次いで積層体を冷却して巻き取る。
また予め製膜した薄いα−オレフィン・プロピレンブ
ロックコポリマーフイルムを用意しておき、該フイルム
と布帛との間にポリプロピレンを溶融押出して積層する
こともできる。
布帛に予め製膜しておいたα−オレフィン・プロピレ
ンブロックコポリマーフイルムを接着剤を使って貼合せ
た積層体は、デイスポ用に使用可能である。
[発明の効果] 本発明は、融解ピーク、結晶融解熱を特定化したα−
オレフィン・プロピレンブロックコポリマーを選定した
ので、布帛とフイルム層とが強固に接着しており、耐洗
濯性と耐高温乾燥性、耐滅菌性などをはじめとする耐熱
性や防漏性、柔軟性などの特性を兼ね備えた衛生用品用
積層体とすることができた。また、アイロン掛けができ
るようになったので、繰返し使用の際の外観、使用感の
良いものとすることができた。
本発明の衛生用品用積層体は、失禁用等の防漏シー
ツ、医療用具の包布類、枕カバー、オムツ及びオムツカ
バーなどに用いられる他、デイスポーザブルのシーツ、
カバー類に用いることができる。特に病院などで繰返し
使用される防漏シーツ、オムツカバーなどに用いるのが
特に好ましい。
[測定方法及び評価方法] (1)耐洗濯性:市販の電気洗濯機に45cm角の積層体を
水30lに対して6枚入れ、40℃の水で9時間連続運転を
行なう。次いで脱水機で3分間脱水後、風乾する。フイ
ルム層の剥離状態などを目視判定する。
(2)耐高温乾燥性:業務用乾燥機に濡れた積層体を入
れ、100℃で15分乾燥した後、取り出してフイルム表面
の折れジワ、ブロッキング状態、剥離の状態を観察す
る。
○:深い折れジワ、ブロッキング跡、剥離などが見られ
ず、外観の良好なもの。
△:深い折れジワ、ブロッキング跡が若干見られる。
×:深い折れジワ、ブロッキング跡が甚だしく、剥離も
見られるもの。
(3)耐滅菌性:折りたたんだ積層体をオートクレーブ
で140℃×15分間水蒸気で滅菌した後、フイルム面を観
察し、次の基準で評価する。
○:ブロッキング、融着が見られず、外観が良好なも
の。
△:ブロッキングが若干見られるもの。
×:ブロッキング、融着が激しく、無理に剥がすと、フ
イルム面が損傷ないし剥離するもの。
(4)アイロン掛け:金属ロールとゴムロール(各々直
径15cm)とからなるプレスロールを用い、130℃、圧力2
kg/cmでフイルム面を金属ロール側にしてアイロン掛け
し、フイルム層の粘着度合を観察する。
(5)防漏性:耐洗濯性、耐高温乾燥性テストを終了し
た積層体のフイルム面に赤色のピンホール検知液を一面
に塗布し、風乾する。次いでフイルム面の検知液を拭き
取り、漏れ(ピンホール)状態を観察し、次の基準で判
定する。
◎:漏れ全くなし ○:微小漏れあり、45cm角サンプルに点状漏れが1〜3
点 △:一部漏れあり。45cm角サンプルに点状漏れが10点以
上 ×:全面的な漏れあり (6)柔軟性(ガーレ剛軟度):JIS L1096に準じて、積
層体の長さ方向、幅方向について測定し、その平均値で
表示した。単位はmgfである。
[実施例] 本発明を実施例に基づいて説明する。
実施例1〜3 それぞれ太さ2デニール、長さ51mmのレーヨン繊維及
びポリエステル繊維を各50重量%づつ混合した35g/m2
不織布を得た。
次にエチレンをブロック共重合したα−オレフィン・
プロピレンブロックコポリマー(エチレン含量約8.5wt
%、融解ピークの頂点123℃、163℃に各1つづつ。ΔHu
=14.1cal/g、ΔHu2/ΔHu1=40、MI=2.0g/10分)を口
径65mmの押出機に供給し、300℃で溶融し、Tダイから
厚みを3種類変更して押出し、一対のキャストドラム
(40℃)とプレスロールとの間で上記不織布と圧着(圧
力3kg/cm)し、積層して積層体を作った。α−オレフィ
ン・プロピレンブロックコポリマーフイルム層はそれぞ
れ35μm(実施例1)、45μm(実施例2)、55μm
(実施例3)であった。評価結果を表1に示す。表1か
ら明らかなように実施例1〜3の積層体は耐洗濯性、耐
高温乾燥性、耐滅菌性、防漏性共に良好で、アイロン掛
けができた。またガーレ剛軟度の数値も小さく、柔軟な
積層体であった。
比較例1〜2 ポリプロピレンホモポリマ(融解ピークの頂点165℃
に1つ。ΔHu=21.0cal/g、MI=2.0g/10分)を用いて実
施例1〜3と同様にして不織布に溶融押出ラミネートし
て積層体を作った。ポリプロピレンフイルム層はそれぞ
れ35μm(比較例1)、55μm(比較例2)であった。
表1の評価結果から明らかなように、高温領域にのみ融
解ピークを有し、かつΔHuが大きいポリプロピレンを使
用しているので、洗濯テストでフイルム層が剥離してし
まった。耐高温乾燥テストにおいては、フイルム層のブ
ロッキングはなかったが、フイルム層の剥離シワの発生
が問題であり、防漏性は全くなかった。また、剛軟度も
大きく、柔軟性に欠けるものであった。
実施例4〜5 太さ3デニール、長さ51mmのレーヨン繊維を用いてウ
エブをつくり、針密度150本/cm2のニードルパンチを行
ない130g/m2のパンチマットを得た。このマットの両面
にアクリル酸エステルの接着剤をスプレーし、乾燥して
固形分で15g/m2づつ付着させ、160g/m2の不織布を得
た。
エチレンをブロック的に共重合したα−オレフィン・
プロピレンブロックコポリマー(エチレン含量20wt%、
融解ピークの頂点は低温領域123.8℃に1つ、高温領域
の156℃、148℃に2つ、ΔHu=12.8cal/g、ΔHu2/ΔHu1
=20、MI=2.0g/10分)を実施例1〜3と同様にして、
上記不織布に溶融押出ラミネートして積層体を作った。
α−オレフィン・プロピレンブロックコポリマー層の厚
みは、それぞれ35μm(実施例4)、60μm(実施例
5)であった。評価結果を表1に示す。表1から明らか
なように実施例4,5の積層体は耐洗濯性、耐高温乾燥
性、防漏性共に良好な柔軟な積層体であった。
比較例3〜4 ポリプロピレンとしてエチレンランダム共重合体(エ
チレン含量約6.5wt%、融解ピークの頂点128℃に1つ。
ΔHu=7.0cal/g、MI=7.1g/10分)を実施例4〜5で用
いた不織布に溶融押出ラミネートして積層体を作った。
ポリプロピレン層の厚みはそれぞれ35μm(比較例
3)、60μm(比較例4)であった。評価結果を表1に
示す。
表1から明らかなように、比較例3〜4は低温領域に
のみ融解ピークをもち、ΔHuの小さいポリプロピレンを
使用しているので、柔軟ではあるが、耐高温乾燥性、耐
滅菌性、アイロン掛け、防漏性が不良であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に使用されるα−オレフィン・プロピ
レンブロックコポリマーの示差走査熱量計により測定さ
れた融解曲線の概略図である。 T1は低温領域の融解ピークの頂点の温度。 T2は高温領域の融解ピークの頂点の温度。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 狩野 行雄 茨城県猿島郡総和町北利根7番 日本バ イリーン株式会社東京工場内 (56)参考文献 特開 昭61−215053(JP,A) 実開 昭60−132722(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも25重量%の親水性繊維を含む布
    帛に、示差走査型熱量計により測定された融解曲線にお
    いて、110℃以上130℃未満の低温領域と140℃以上の高
    温領域にそれぞれ1つ以上の融解ピークの頂点をもち、
    かつ結晶融解熱が8〜20cal/gであるα−オレフィン・
    プロピレンブロックコポリマーが積層されてなることを
    特徴とする衛生用品用積層体。
JP62205824A 1987-08-19 1987-08-19 衛生用品用積層体 Expired - Lifetime JP2639941B2 (ja)

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