JP2639864B2 - 空液冷式多気筒エンジンの空液冷装置 - Google Patents
空液冷式多気筒エンジンの空液冷装置Info
- Publication number
- JP2639864B2 JP2639864B2 JP19854591A JP19854591A JP2639864B2 JP 2639864 B2 JP2639864 B2 JP 2639864B2 JP 19854591 A JP19854591 A JP 19854591A JP 19854591 A JP19854591 A JP 19854591A JP 2639864 B2 JP2639864 B2 JP 2639864B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- liquid
- liquid cooling
- cooling
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空液冷式多気筒エンジ
ンの空液冷装置に関する。
ンの空液冷装置に関する。
【0002】
【従来技術】空液冷式多気筒エンジンの空液冷装置の従
来技術として、図3に示すものがある。これは、複数の
シリンダ101・102を前後に配置したシリンダブロ
ック103の前側に冷却ファン104を設け、シリンダ
ブロック103の肉壁内で、各シリンダ101・102
間にシリンダ間液冷ジャケット105を設けるととも
に、シリンダ101・102とその横側のプッシュロッ
ド室106・107との間にシリンダ横側液冷ジャケッ
ト108を設け、冷却液を両液冷ジャケット105・1
08と放熱器との相互間で循環させるように構成したも
のである。
来技術として、図3に示すものがある。これは、複数の
シリンダ101・102を前後に配置したシリンダブロ
ック103の前側に冷却ファン104を設け、シリンダ
ブロック103の肉壁内で、各シリンダ101・102
間にシリンダ間液冷ジャケット105を設けるととも
に、シリンダ101・102とその横側のプッシュロッ
ド室106・107との間にシリンダ横側液冷ジャケッ
ト108を設け、冷却液を両液冷ジャケット105・1
08と放熱器との相互間で循環させるように構成したも
のである。
【0003】このような構成によれば、シリンダブロッ
ク103の周囲を空冷で冷却し、シリンダブロック10
3内の各シリンダ101・102間をシリンダ間液冷ジ
ャケット105を通過する冷却液で液冷し、またシリン
ダ101・102とプッシュロッド室106・107と
の間をシリンダ横側液冷ジャケット108を通過する冷
却液で液冷することができる。
ク103の周囲を空冷で冷却し、シリンダブロック10
3内の各シリンダ101・102間をシリンダ間液冷ジ
ャケット105を通過する冷却液で液冷し、またシリン
ダ101・102とプッシュロッド室106・107と
の間をシリンダ横側液冷ジャケット108を通過する冷
却液で液冷することができる。
【0004】この従来技術では、両液冷ジャケット10
5・108内の冷却液の熱をシリンダブロック103か
ら放熱する手段がなく、また、シリンダ間液冷ジャケッ
ト105及びシリンダ横側液冷ジャケット108の各内
底部の下側は、シリンダブロック103の肉溜まりとな
っている。
5・108内の冷却液の熱をシリンダブロック103か
ら放熱する手段がなく、また、シリンダ間液冷ジャケッ
ト105及びシリンダ横側液冷ジャケット108の各内
底部の下側は、シリンダブロック103の肉溜まりとな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、次
の問題がある。 両液冷ジャケット105・108内の冷却液の熱をシ
リンダブロック103から放熱する手段がないので、シ
リンダブロック103外の大形の放熱器で熱を大量に放
熱しなければならず、エンジンが大型化する。
の問題がある。 両液冷ジャケット105・108内の冷却液の熱をシ
リンダブロック103から放熱する手段がないので、シ
リンダブロック103外の大形の放熱器で熱を大量に放
熱しなければならず、エンジンが大型化する。
【0006】シリンダ間液冷ジャケット105及びシ
リンダ横側液冷ジャケット108の各内底部の下側は、
シリンダブロック103の肉溜まりとなっているので、
エンジンが高重量となっていた。また鋳造時にシリンダ
ブロック103にピンホールができ易い。
リンダ横側液冷ジャケット108の各内底部の下側は、
シリンダブロック103の肉溜まりとなっているので、
エンジンが高重量となっていた。また鋳造時にシリンダ
ブロック103にピンホールができ易い。
【0007】本発明では、両ジャケット内の冷却液の熱
をシリンダブロックから放熱できるようにすること、を
その課題とする。
をシリンダブロックから放熱できるようにすること、を
その課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1(A)に
例示するように、複数のシリンダ1・2を前後に配置し
たシリンダブロック3に冷却ファン4を設け、上記シリ
ンダブロック3の肉壁内で、上記各シリンダ1・2間に
シリンダ間液冷ジャケット5を設けるとともに、上記シ
リンダ1・2とその横側のプッシュロッド室6・7との
間にシリンダ横側液冷ジャケット8を設け、図2に例示
するように、冷却液を上記両液冷ジャケット5・8と放
熱器9との相互間で循環させるように構成した、空液冷
多気筒エンジンの空液冷装置において、次のようにした
ことを特徴とする。
例示するように、複数のシリンダ1・2を前後に配置し
たシリンダブロック3に冷却ファン4を設け、上記シリ
ンダブロック3の肉壁内で、上記各シリンダ1・2間に
シリンダ間液冷ジャケット5を設けるとともに、上記シ
リンダ1・2とその横側のプッシュロッド室6・7との
間にシリンダ横側液冷ジャケット8を設け、図2に例示
するように、冷却液を上記両液冷ジャケット5・8と放
熱器9との相互間で循環させるように構成した、空液冷
多気筒エンジンの空液冷装置において、次のようにした
ことを特徴とする。
【0009】すなわち、図1(B)に例示するように、
上記シリンダ間液冷ジャケット5の内底部の下側にシリ
ンダ間冷却風通路10を形成するとともに、上記シリン
ダ横側液冷ジャケット8の内底部の下側にシリンダ横側
冷却風通路11を形成した、ことを特徴とする。
上記シリンダ間液冷ジャケット5の内底部の下側にシリ
ンダ間冷却風通路10を形成するとともに、上記シリン
ダ横側液冷ジャケット8の内底部の下側にシリンダ横側
冷却風通路11を形成した、ことを特徴とする。
【0010】
【発明の作用及び効果】シリンダ間液冷ジャケット5
の内底部の下側にシリンダ間冷却風通路10を形成する
とともに、シリンダ横側液冷ジャケット8の内底部の下
側にシリンダ横側冷却風通路11を形成したので、両液
冷ジャケット5・8内の冷却液の熱が、両液冷ジャケッ
ト5・8の底壁を介して、両冷却風通路10・11を流
れる冷却風に放熱される。このため、放熱器9を小型の
ものにすることができ、エンジンを小型化できる。
の内底部の下側にシリンダ間冷却風通路10を形成する
とともに、シリンダ横側液冷ジャケット8の内底部の下
側にシリンダ横側冷却風通路11を形成したので、両液
冷ジャケット5・8内の冷却液の熱が、両液冷ジャケッ
ト5・8の底壁を介して、両冷却風通路10・11を流
れる冷却風に放熱される。このため、放熱器9を小型の
ものにすることができ、エンジンを小型化できる。
【0011】シリンダ間液冷ジャケット5の内底部の
下側にシリンダ間冷却風通路10を形成するとともに、
シリンダ横側液冷ジャケット8の内底部の下側にシリン
ダ横側冷却風通路11を形成したので、シリンダ間液冷
ジャケット5及びシリンダ横側液冷ジャケット8の各内
底部の下側にあったシリンダブロック3の肉溜まりが除
去され、エンジンを軽量にすることができる。また、鋳
造時にシリンダブロック3にピンホールができるのを防
止できる。
下側にシリンダ間冷却風通路10を形成するとともに、
シリンダ横側液冷ジャケット8の内底部の下側にシリン
ダ横側冷却風通路11を形成したので、シリンダ間液冷
ジャケット5及びシリンダ横側液冷ジャケット8の各内
底部の下側にあったシリンダブロック3の肉溜まりが除
去され、エンジンを軽量にすることができる。また、鋳
造時にシリンダブロック3にピンホールができるのを防
止できる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例に係る空液冷式多気筒エンジンの
シリンダブロックを説明する図で、図1(A)は平面
図、図1(B)は横断面平面図である。図2は図1
(A)のII-II線断面図である。
図1は本発明の実施例に係る空液冷式多気筒エンジンの
シリンダブロックを説明する図で、図1(A)は平面
図、図1(B)は横断面平面図である。図2は図1
(A)のII-II線断面図である。
【0013】図1(A)において、符号3は二気筒エン
ジンのシリンダブロックを示しており、これは次のよう
になっている。このシリンダブロック3はアルミダイカ
スト製で、2本のシリンダ1・2を前後に隣接して配置
し、各シリンダ1・2の横側に各気筒毎のプッシュロッ
ド室6・7を設けている。各シリンダ1・2内にはそれ
ぞれシリンダライナ12を内嵌させている。シリンダブ
ロック3の周囲には水平な複数の冷却フィン13を上下
並設状に突出させている。図1(B)に示すように、シ
リンダブロック3の右壁14と後壁15とに沿って導風
板16を設け、この導風板16の内側に形成されるブロ
ック周囲側冷却風通路17にシリンダブロック3の右壁
14と後壁15とを臨ませている。
ジンのシリンダブロックを示しており、これは次のよう
になっている。このシリンダブロック3はアルミダイカ
スト製で、2本のシリンダ1・2を前後に隣接して配置
し、各シリンダ1・2の横側に各気筒毎のプッシュロッ
ド室6・7を設けている。各シリンダ1・2内にはそれ
ぞれシリンダライナ12を内嵌させている。シリンダブ
ロック3の周囲には水平な複数の冷却フィン13を上下
並設状に突出させている。図1(B)に示すように、シ
リンダブロック3の右壁14と後壁15とに沿って導風
板16を設け、この導風板16の内側に形成されるブロ
ック周囲側冷却風通路17にシリンダブロック3の右壁
14と後壁15とを臨ませている。
【0014】また、図1(A)に示すように、シリンダ
ブロック3の前側には冷却ファン4を設け、この冷却フ
ァン4をファンケース18で覆っている。このファンケ
ース18内に図1(B)に示すブロック周囲側冷却風通
路17の通路始端部を臨ませている。冷却ファン4で起
こされた冷却風は、矢印19のように、ブロック周囲側
冷却風通路17を通過し、この過程でシリンダブロック
3の右壁14と後壁15とを冷却することになる。
ブロック3の前側には冷却ファン4を設け、この冷却フ
ァン4をファンケース18で覆っている。このファンケ
ース18内に図1(B)に示すブロック周囲側冷却風通
路17の通路始端部を臨ませている。冷却ファン4で起
こされた冷却風は、矢印19のように、ブロック周囲側
冷却風通路17を通過し、この過程でシリンダブロック
3の右壁14と後壁15とを冷却することになる。
【0015】また、図1(A)に示すように、このシリ
ンダブロック3には、その肉壁内で、両シリンダ1・2
間にシリンダ間液冷ジャケット5を設けている。また、
両シリンダ1・2とその横側のプッシュロッド室6・7
との間に前後に長い一連のシリンダ横側液冷ジャケット
8を設けている。シリンダ横側液冷ジャケット8は、図
2に示すように、シリンダブロック3の後壁15にあけ
た冷却液流入孔20、潤滑油供給通路21のリリーフバ
ルブ22の吐出口23、潤滑油ポンプ24を順に介して
オイルパン25内に連通させている。両液冷ジャケット
5・8は、その両内底部にわたって形成した連通孔26
で連通させている。この連通孔26は、シリンダブロッ
ク3の右壁14からヘッドボルト27を避けてキリ加工
し、その開口部はプラグ28で封止している。両液冷ジ
ャケット5・8は、シリンダヘッドのヘッドジャケット
29、放熱器9、冷却液戻し通路30を順に介してオイ
ルパン25内に連通させている。
ンダブロック3には、その肉壁内で、両シリンダ1・2
間にシリンダ間液冷ジャケット5を設けている。また、
両シリンダ1・2とその横側のプッシュロッド室6・7
との間に前後に長い一連のシリンダ横側液冷ジャケット
8を設けている。シリンダ横側液冷ジャケット8は、図
2に示すように、シリンダブロック3の後壁15にあけ
た冷却液流入孔20、潤滑油供給通路21のリリーフバ
ルブ22の吐出口23、潤滑油ポンプ24を順に介して
オイルパン25内に連通させている。両液冷ジャケット
5・8は、その両内底部にわたって形成した連通孔26
で連通させている。この連通孔26は、シリンダブロッ
ク3の右壁14からヘッドボルト27を避けてキリ加工
し、その開口部はプラグ28で封止している。両液冷ジ
ャケット5・8は、シリンダヘッドのヘッドジャケット
29、放熱器9、冷却液戻し通路30を順に介してオイ
ルパン25内に連通させている。
【0016】このエンジンでは、オイルパン25内の潤
滑油は潤滑油ポンプ24の圧送力で潤滑油供給通路21
を圧送されてクランク軸の軸受部等の滑動部31に供給
される。また、リリーフバルブ22の吐出口23から溢
れた潤滑油は矢印32のように冷却液としてシリンダ横
側液冷ジャケット8に流入し、ここから連通孔26を介
してシリンダ間液冷ジャケット5にも流入する。両液冷
ジャケット5・8に流入した冷却液は、ヘッドジャケッ
ト29、放熱器9、冷却液戻し通路30を順に介してオ
イルパン25内に循環復帰する。
滑油は潤滑油ポンプ24の圧送力で潤滑油供給通路21
を圧送されてクランク軸の軸受部等の滑動部31に供給
される。また、リリーフバルブ22の吐出口23から溢
れた潤滑油は矢印32のように冷却液としてシリンダ横
側液冷ジャケット8に流入し、ここから連通孔26を介
してシリンダ間液冷ジャケット5にも流入する。両液冷
ジャケット5・8に流入した冷却液は、ヘッドジャケッ
ト29、放熱器9、冷却液戻し通路30を順に介してオ
イルパン25内に循環復帰する。
【0017】このエンジンでは、シリンダ間液冷ジャケ
ット5とシリンダ横側液冷ジャケット8内の冷却液の熱
をシリンダブロック3から放熱できるようにするため、
次のような工夫がなされている。図1(B)に示すよう
に、シリンダ間液冷ジャケット5の内底部の下側にシリ
ンダ間冷却風通路10を形成している。また、シリンダ
横側液冷ジャケット8の内底部の下側にシリンダ横側冷
却風通路11を形成している。このシリンダ横側冷却風
通路11は、前側のシリンダ1と前側のプッシュロッド
室6との間にのみ形成している。
ット5とシリンダ横側液冷ジャケット8内の冷却液の熱
をシリンダブロック3から放熱できるようにするため、
次のような工夫がなされている。図1(B)に示すよう
に、シリンダ間液冷ジャケット5の内底部の下側にシリ
ンダ間冷却風通路10を形成している。また、シリンダ
横側液冷ジャケット8の内底部の下側にシリンダ横側冷
却風通路11を形成している。このシリンダ横側冷却風
通路11は、前側のシリンダ1と前側のプッシュロッド
室6との間にのみ形成している。
【0018】シリンダ間冷却風通路10の通路始端部は
ブロック周囲側冷却風通路17の途中に連通させてい
る。シリンダ横側冷却風通路11の通路始端部はファン
ケース18内に連通させている。シリンダ間冷却風通路
10とシリンダ横側冷却風通路11とはシリンダブロッ
ク3のほぼ中央部で合流させ、この合流箇所33からプ
ッシュロッド室6・7間を経る出口側通路34を設け、
この出口側通路34の通路終端部をシリンダブロック3
の左壁35にあけている。図2に示すように、出口側通
路34はシリンダ横側液冷ジャケット8の中途高さ位置
にまで縦長に形成している。
ブロック周囲側冷却風通路17の途中に連通させてい
る。シリンダ横側冷却風通路11の通路始端部はファン
ケース18内に連通させている。シリンダ間冷却風通路
10とシリンダ横側冷却風通路11とはシリンダブロッ
ク3のほぼ中央部で合流させ、この合流箇所33からプ
ッシュロッド室6・7間を経る出口側通路34を設け、
この出口側通路34の通路終端部をシリンダブロック3
の左壁35にあけている。図2に示すように、出口側通
路34はシリンダ横側液冷ジャケット8の中途高さ位置
にまで縦長に形成している。
【0019】また、シリンダ間液冷ジャケット5の底壁
36から下向きにシリンダ間冷却風通路10の通路方向
に沿うシリンダ間冷却フィン37を設けている。また、
シリンダ間液冷ジャケット5の左壁38から横向きに出
口側通路34の通路方向に沿う出口側冷却フィン39を
設けている。また、図1(B)に示すように、シリンダ
横側冷却風通路11の通路方向に沿ってシリンダ横側冷
却フィン40を設けている。このシリンダ横側冷却フィ
ン40は、シリンダ横側液冷ジャケット8の底壁から下
向きに設けている。
36から下向きにシリンダ間冷却風通路10の通路方向
に沿うシリンダ間冷却フィン37を設けている。また、
シリンダ間液冷ジャケット5の左壁38から横向きに出
口側通路34の通路方向に沿う出口側冷却フィン39を
設けている。また、図1(B)に示すように、シリンダ
横側冷却風通路11の通路方向に沿ってシリンダ横側冷
却フィン40を設けている。このシリンダ横側冷却フィ
ン40は、シリンダ横側液冷ジャケット8の底壁から下
向きに設けている。
【0020】このエンジンでは、図1(B)に示すよう
に、冷却ファン4で起こされた冷却風の一部が、矢印4
1のようにブロック周囲側冷却風通路17からシリンダ
間冷却風通路10に流入し、他の一部が矢印42のよう
に、ファンケース18から直接にシリンダ横側冷却風通
路11に流入し、これらが合流箇所33で合流し、出口
側通路34を経てシリンダブロック3から流出する。こ
の際、シリンダ間液冷ジャケット5内とシリンダ横側液
冷ジャケット8内の冷却液の熱が各冷却フィン37・3
9・40を介して冷却風に放熱される。
に、冷却ファン4で起こされた冷却風の一部が、矢印4
1のようにブロック周囲側冷却風通路17からシリンダ
間冷却風通路10に流入し、他の一部が矢印42のよう
に、ファンケース18から直接にシリンダ横側冷却風通
路11に流入し、これらが合流箇所33で合流し、出口
側通路34を経てシリンダブロック3から流出する。こ
の際、シリンダ間液冷ジャケット5内とシリンダ横側液
冷ジャケット8内の冷却液の熱が各冷却フィン37・3
9・40を介して冷却風に放熱される。
【図1】図1は本発明の実施例に係る空液冷式多気筒エ
ンジンのシリンダブロックを説明する図で、図1(A)
は平面図、図1(B)は横断面平面図である。図2は図
1(A)のII-II線断面図である。
ンジンのシリンダブロックを説明する図で、図1(A)
は平面図、図1(B)は横断面平面図である。図2は図
1(A)のII-II線断面図である。
【図2】図1(A)のII-II線断面図である。
【図3】従来技術に係る空液冷式多気筒エンジンのシリ
ンダブロックの平面図である。
ンダブロックの平面図である。
1・2…シリンダ、3…シリンダブロック、4…冷却フ
ァン、5…シリンダ間液冷ジャケット、6・7…プッシ
ュロッド室、8…シリンダ横側液冷ジャケット、9…放
熱器、10…シリンダ間冷却風通路、11…シリンダ横
側冷却風通路。
ァン、5…シリンダ間液冷ジャケット、6・7…プッシ
ュロッド室、8…シリンダ横側液冷ジャケット、9…放
熱器、10…シリンダ間冷却風通路、11…シリンダ横
側冷却風通路。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のシリンダ(1)・(2)を前後に配置
したシリンダブロック(3)に冷却ファン(4)を設け、上
記シリンダブロック(3)の肉壁内で、上記各シリンダ
(1)・(2)間にシリンダ間液冷ジャケット(5)を設ける
とともに、上記シリンダ(1)・(2)とその横側のプッシ
ュロッド室(6)・(7)との間にシリンダ横側液冷ジャケ
ット(8)を設け、冷却液を上記両液冷ジャケット(5)・
(8)と放熱器(9)との相互間で循環させるように構成し
た、空液冷多気筒エンジンの空液冷装置において、 上記シリンダ間液冷ジャケット(5)の内底部の下側にシ
リンダ間冷却風通路(10)を形成するとともに、上記シ
リンダ横側液冷ジャケット(8)の内底部の下側にシリン
ダ横側冷却風通路(11)を形成した、ことを特徴とする
空液冷式多気筒エンジンの空液冷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19854591A JP2639864B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 空液冷式多気筒エンジンの空液冷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19854591A JP2639864B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 空液冷式多気筒エンジンの空液冷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518240A JPH0518240A (ja) | 1993-01-26 |
JP2639864B2 true JP2639864B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=16392949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19854591A Expired - Fee Related JP2639864B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 空液冷式多気筒エンジンの空液冷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2639864B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7206833B2 (ja) * | 2018-11-19 | 2023-01-18 | 株式会社アイシン | ポンプ装置および洗浄便座装置 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP19854591A patent/JP2639864B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0518240A (ja) | 1993-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3983852A (en) | Internal combustion engine disposition | |
US4984539A (en) | Liquid cooled internal combustion engine | |
EP1445447B1 (en) | Cylinder head of an internal combustion engine | |
JP2005315118A (ja) | シリンダブロックの冷却構造 | |
JPS62279256A (ja) | エンジンのブロツク構造 | |
JP2639864B2 (ja) | 空液冷式多気筒エンジンの空液冷装置 | |
JP3417832B2 (ja) | 内燃機関の冷却構造 | |
EP1462626B1 (en) | A multi-cylinder engine and a method for alternatively producing multi-cylinder engines | |
JP7172629B2 (ja) | エンジンの冷却構造 | |
US6530348B2 (en) | Internal combustion engine | |
JP2020033973A (ja) | 内燃機関のシリンダヘッド | |
JP3030923B2 (ja) | 内燃機関の冷却構造 | |
JP3885260B2 (ja) | エンジンの冷却装置 | |
JP2537043B2 (ja) | 車両用2サイクル水冷エンジンの冷却装置 | |
JP2532554Y2 (ja) | 多気筒エンジンのエンジンブロック | |
JP2683967B2 (ja) | 副燃焼室式多気筒エンジンの一部液冷装置 | |
JPS5896121A (ja) | 自動二輪車用水冷内燃機関 | |
JPS6332359Y2 (ja) | ||
JP2514165Y2 (ja) | エンジンのシリンダブロック | |
JP2523541Y2 (ja) | 頭上弁多気筒エンジンの一部液冷装置 | |
JPH0337360A (ja) | シリンダブロック | |
JPS6215466Y2 (ja) | ||
JP2566838B2 (ja) | 液冷多気筒エンジンのサイアミーズ形シリンダ冷却装置 | |
JPH0346174Y2 (ja) | ||
SU1255723A2 (ru) | Двухтактный карбюраторный двигатель жидкостного охлаждени |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 14 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |