JP2639638B2 - 水道管の切換装置 - Google Patents

水道管の切換装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水道管の途中に量水器を
接続するための量水器の接続装置に用いて好適な水道管
の切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水道管の途中に量水器を接続する
ための量水器の接続装置としては、特公平6−7499
2号公報で開示される量水器の着脱装置が知られてい
る。
【0003】同公報で開示される量水器の着脱装置は、
ベース部と量水器ユニット部により構成し、ベース部
は、外面側に水道管側を接続し、かつ内面側に量水器ユ
ニット部側を接続する接続口を設けた一対の対向する接
続プレート部と、各接続プレート部を連結して一体化す
る複数のシャフト部を有し、また、量水器ユニット部
は、量水器を備えるとともに、両端に前記接続口に接続
する接続端を有し、かつ前記シャフト部に位置規制され
る係合部を有するもので、これにより、量水器ユニット
部の着脱をワンタッチで容易に行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した量水
器の着脱装置をはじめ、従来の接続装置は、基本的に、
水道管の途中に接続することにより、量水器を水道管に
対して着脱させる機能を備えるのみであるため、定めら
れた検定有効期限の経過した量水器を新しい量水器に取
り替える際は、接続装置の上流側に設けた止水栓により
上流側水道管を閉じた状態で取替作業を行う必要があ
り、水道利用者にとっては、取替作業中、水道を使用で
きない不便を強いられるとともに、業者にとっては、そ
の都度事前にその旨を連絡して確認を取る必要があるな
どの煩わしさがあった。
【0005】ところで、この問題を解決するため、接続
装置を構成するに際して、基部を介して対峙する一対の
接続部を備え、一方の接続部に、外側に上流側水道管を
接続する上流側外端口を有し、かつ内側に量水器の一端
を接続する上流側内端口を有する上流側接続水路部(本
管部の上流側)を設けるとともに、他方の接続部に、外
側に下流側水道管を接続する下流側外端口を有し、かつ
内側に量水器の他端を接続する下流側内端口を有する下
流側接続水路部(本管部の下流側)を設け、さらに、本
管部の上流側と本管部の下流側間に連通するバイパス管
部と、上流側外端口に対して上流側内端口又はバイパス
管部を選択的に接続する切換弁を設けて構成すれば、水
道水を止めることなく量水器の取替作業を可能にし、こ
れにより、水道利用者の利便性向上及び取替作業の能率
向上を図ることができる。
【0006】しかし、この場合、バイパス管部が本管部
よりも下方に位置すれば、切換弁を量水器側に切換えた
際には、バイパス管部内に水道水が長期間にわたって滞
留したままとなる不具合を生ずる。
【0007】本発明はこのような従来の技術に存在する
不具合を解決したものであり、本管部に水道水が流れて
いる際に、バイパス管部内の水道水を強制的に循環させ
ることにより、バイパス管部内に長期間にわたって水道
水が滞留する不具合を解消できる水道管の切換装置の提
供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、本管部2の上
流側に切換弁4を介してバイパス管部3の流入口3iを
連通させるとともに、バイパス管部3の流出口3oを本
管部2の下流側に合流すべく連通させ、水道水を本管部
2又はバイパス管部3に選択的に流せるようにした水道
管の切換装置1を構成するに際して、特に、バイパス管
部3の内部に、このバイパス管部3よりも細いエジェク
ト管5を配設し、エジェクト管5の下流側開口5rを本
管部2の水路2sに臨ませるとともに、上流側開口5f
をバイパス管部3の上流側に臨ませてなることを特徴と
する。
【0009】この場合、最適な実施形態により、本管部
2の水流方向R1に対するエジェクト管5の下流側開口
5rの開口方向R2の角度Qを鋭角(0°を含む)に設
定する。また、バイパス管部3の流出口3oの近傍には
ストレーナ6を配設する。さらに、水道管の切換装置1
は、本管部2に量水器Mが着脱する量水器の接続装置T
に適用できる。
【0010】
【作用】本発明に係る水道管の切換装置1によれば、接
続装置Tに量水器Mが装着された状態において、量水器
Mを取り替える場合には、切換弁4を切換操作し、本管
部2の上流側にバイパス管部3を接続する。これによ
り、本管部2の水道水は量水器M側を流れることなく、
バイパス管部3を経由して流れる。したがって、水道水
を止めることなく量水器Mの取替作業が可能となり、水
道利用者の利便性向上が図られるとともに、取替作業の
能率向上が図られる。
【0011】一方、量水器Mの取替作業が終了したな
ら、切換弁4を切換操作して本管部2とバイパス管部3
を遮断する。これにより、本管部2の水道水は本管部2
側に接続された量水器Mを経由して流れる。また、この
際、本管部2を流れる水道水により、エジェクト管5の
下流側開口5rに負圧が生じるため、エジェクト管5内
の水道水は水路2s内に吸引排出されるとともに、バイ
パス管部3内の水道水はエジェクト管5の上流側開口5
fからエジェクト管5内に吸入される。この結果、水路
2s内を流れる水道水の一部はバイパス管部3内に入
り、バイパス管部3,上流側開口5f,エジェクト管5
及び下流側開口5rを経て水路2sに至る循環経路を流
れる。
【0012】よって、本管部2に流れる水道水により、
バイパス管部3内の水道水は強制的に循環せしめられ、
バイパス管部3内に長期間にわたって水道水が滞留する
不具合が解消される。
【0013】なお、本管部2の水流方向R1に対するエ
ジェクト管5の下流側開口5rの開口方向R2の角度Q
を鋭角に設定することにより、下流側開口5rに確実か
つ安定した負圧を発生させることができるとともに、バ
イパス管部3の流出口3oの近傍にストレーナ6を配設
することにより、バイパス管部3内へのゴミ類の侵入が
防止される。
【0014】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0015】まず、本実施例に係る水道管の切換装置1
を適用した量水器の接続装置Tの構成について、図1〜
図3を参照して説明する。
【0016】接続装置Tは前後に対峙する一対の接続部
20,30を備え、一方の接続部20は上流側に配し、
他方の接続部30は下流側に配する。一方の接続部20
は接続部プレート20pと、この接続部プレート20p
に取付固定した接続部本体20uを備えるとともに、他
方の接続部30は接続部プレート30pと、この接続部
プレート30pに取付固定した接続部本体30uを備え
る。接続部プレート20pは図4に示すように、上部に
左右両側へ突出したアーム部24,25を有するととも
に、下部に左右両側へ突出した脚部26,27を有す
る。また、接続部プレート30pも接続部プレート20
pと同様に、上部に左右両側へ突出したアーム部34,
35を有するとともに、下部に左右両側へ突出した脚部
36…を有する。そして、図2に示すように、アーム部
24の先端とアーム部34の先端はステー11により連
結するとともに、アーム部25の先端とアーム部35の
先端はステー12により連結して一体化する。これによ
り、ステー11と12は基部10を構成する。
【0017】また、接続部本体20uは内部に上流側接
続水路部23を有する管路状に形成し、外側には上流側
水道管Pf(図6参照)を接続する上流側外端口21を
設けるとともに、内側には量水器Mの一端を接続する上
流側内端口22を設ける。一方、接続部本体20uの下
端には分岐管部28を一体に設ける。分岐管部28は斜
め下方に分岐し、下端開口は上流側内端口22の開口方
向に一致させる。分岐管部28の内部には分岐水路部3
fを有し、上端は上流側接続水路部23に連通可能に構
成する。
【0018】さらにまた、接続部本体20uには切換弁
4を内蔵する。切換弁4は三方切換弁を使用する。この
切換弁4は被操作軸4xの内端に結合し、被操作軸4x
の外端は接続部本体20uから外部に露出させるととも
に、外端には凸状の被係止部4cを設ける。よって、一
端に、被係止部4cに係止する凹状の係止部4sを有す
る操作治具4Lを用いて、被係止部4cを回動操作すれ
ば、切換弁4を外部から切換操作できる。即ち、図1に
示すように、上流側外端口21に対して上流側内端口2
2を接続する第一切換位置、図3に示すように、第一切
換位置から図中反時計方向に90°回動変位させること
により、上流側外端口21に対してバイパス管部3を接
続する第二切換位置、さらに、図5に示すように、第一
切換位置から図中時計方向に90°回動変位させること
により、上流側外端口21に対して上流側内端口22及
びバイパス管部3の双方を遮断する第三切換位置にそれ
ぞれ切換えることができる。
【0019】他方、接続部本体30uは内部に上流側接
続水路部33を有する管路状に形成し、外側には下流側
水道管Pr(図6参照)を接続する下流側外端口31を
設けるとともに、内側には量水器Mの他端を接続する下
流側内端口32を設ける。一方、接続部本体30uの下
端には分岐管部38を一体に設ける。分岐管部38は斜
め下方に分岐し、下端開口は上流側内端口32の開口方
向に一致させる。分岐管部38の内部は分岐水路部3r
となり、上端は下流側接続水路部33に連通する。
【0020】また、接続部本体30uの内部には逆止弁
39を内蔵する。逆止弁39は回動支持部40により回
動自在に支持され、自然状態では自重により下流側内端
口32を閉じるとともに、下流側内端口32から下流側
接続水路部33に水道水が順方向に流入することにより
開き、分岐水路部3rからの逆方向の流入に対して下流
側内端口32を閉じる機能を有する。
【0021】以上の構成により上流側外端口21から後
述する量水器Mを介して下流側外端口31に至る経路は
本管部2を構成し、内部に本管部2における水路2sが
設けられる。
【0022】一方、分岐管部28の下端と分岐管部38
の下端は接続管部13により連結する。この場合、各連
結部分は各接続部プレート20p,30pにそれぞれ固
定する。これにより、接続管部13は接続部20と30
を連結する基部10を兼用する。よって、接続管部13
内部の接続水路部3cは、分岐水路部3fと3rにそれ
ぞれ連通する。なお、分岐管部28,分岐管部38及び
接続管部13はバイパス管部3を構成し、バイパス管部
3の流入口3iは上流側接続水路部23に切換弁4を介
して連通するとともに、バイパス管部3の流出口3oは
下流側接続水路部33に合流すべく連通する。また、1
4は接続管部13に取付けることにより量水器Mの底面
に対して位置規制する位置規制部材である。
【0023】他方、バイパス管部3の内部には、バイパ
ス管部3の内径よりも細い外径を有するエジェクト管5
を配設する。この場合、接続管部13の両端付近におけ
る内周面に、ドーナツ状の固定リング16,17を圧入
固定し、各固定リング16,17によりエジェクト管5
を支持固定する。なお、各固定リング16,17には多
数の通水孔16s…,17s…を設ける。そして、エジ
ェクト管5の下流側開口5rは本管部2の水路2s、即
ち、下流側接続水路部33に臨ませる。この際、図3に
示すように、本管部2の水流方向R1に対するエジェク
ト管5の下流側開口5rの開口方向R2の角度Qは鋭角
となるように設定する。また、バイパス管部3の流出口
3oの近傍には多数のメッシュ孔を有するストレーナ6
を配設し、バイパス管部3内へのゴミ類の侵入を防止す
る。
【0024】次に、本実施例に係る切換装置1を含む接
続装置Tの使用方法及び機能について、図1〜図6を参
照して説明する。
【0025】まず、接続装置Tの設置場所について説明
する。一般に、寒冷地では凍結防止のため、図6に示す
メータボックス60が用いられる。メータボックス60
は深さ1メートル前後の地中に埋設し、通常は中間蓋6
1と上蓋62の二重蓋構造に構成する。そして、メータ
ボックス60の設置面Eに接続装置Tを設置する。この
際、必要に応じて基台63を利用する。また、接続装置
Tの上流側外端口21には上流側水道管Pfを接続する
とともに、下流側外端口31には下流側水道管Prを接
続する。
【0026】一方、量水器Mは図1に示すように、各接
続部20と30間に装着する。即ち、量水器Mの一端を
上流側内端口22に接続するとともに、量水器Mの他端
を下流側内端口32に接続する。この場合、量水器Mは
量水器本体に対して一端に上流側アタッチメント50を
取付け、かつ他端に下流側アタッチメント51を取付け
て構成する。特に、上流側アタッチメント50は軸方向
一定範囲にわたってスライドするシリンダ部52を備え
るとともに、シリンダ部52を伸長する方向に付勢する
スプリング53を内蔵する。これにより、シリンダ部5
2を短縮させた状態で、量水器Mを上流側内端口22と
下流側内端口32間に挿入すれば、量水器Mをワンタッ
チで接続装置Tに装着でき、装着後はスプリング53の
弾発力により上流側アタッチメント50が上流側内端口
22に圧接するとともに、下流側アタッチメント51が
下流側内端口32に圧接する。また、水道水が供給され
た際には水圧によりさらに圧接力が高められる。なお、
54は上流側アタッチメント50に設けた被規制リン
グ、55は下流側アタッチメント51に設けた被規制リ
ングであり、それぞれ左右のステー11,12及び接続
管部13により位置規制される。
【0027】そして、操作治具4Lを使用して切換弁4
を切換操作し、図1に示すように、上流側外端口21に
対して上流側内端口22を連通させるとともに、上流側
外端口21に対してバイパス管部3側を遮断すれば、上
流側水道管Pfから流入する水道水W1は、上流側外端
口21,上流側接続水路部23,上流側内端口22,量
水器M,下流側内端口32,下流側接続水路部33及び
下流側外端口31を経由して下流側水道管Prに流出す
る。この際、逆止弁39は順方向の流入により図1に示
す位置に変位して下流側接続水路部33を開く。
【0028】他方、量水器Mを取り替える際には、操作
治具4Lを使用して切換弁4を切換操作し、図3に示す
ように、上流側外端口21に対してバイパス管部3を連
通させるとともに、上流側外端口21に対して上流側内
端口22を遮断すれば、上流側水道管Pfから流入する
水道水W2は、上流側外端口21,分岐水路部3f,接
続水路部3c,分岐水路部3r及び下流側外端口31を
経由して下流側水道管Prに流出する。即ち、上流側水
道管Pfから流入する水道水W2は、量水器M側を流れ
ることなく、バイパス管部3をバイパスして下流側水道
管Prに流出する。この際、逆止弁39は逆方向の流入
により閉じる。
【0029】このように、水道水を止めることなく量水
器Mの取替作業が可能となり、これにより、水道利用者
の利便性向上が図られるとともに、取替作業の能率向上
が図られる。そして、取替作業が終了したなら、切換弁
4を切換操作し、図1に示すように、上流側外端口21
に対して上流側内端口22を連通させるとともに、上流
側外端口21に対してバイパス管部3側を遮断すればよ
い。
【0030】ところで、この際、バイパス管部3は本管
部2の下流側よりも下方に位置するため、バイパス管部
3のみの場合には、バイパス管部3内に水道水W2が滞
留したままとなる。しかし、本発明に従って、バイパス
管部3の内部に、バイパス管部3よりも細いエジェクト
管5を配設し、かつエジェクト管5の下流側開口5rを
本管部2の水路2sとなる下流側接続水路部33に臨ま
せてなるため、下流側接続水路部33を流れる水道水W
1によりエジェクト管5の下流側開口5rに負圧が生
じ、エジェクト管5内の水道水W3は下流側接続水路部
33内に吸引排出される。また、バイパス管部3内の水
道水W3はエジェクト管5の上流側開口5fからエジェ
クト管5内に吸入される。この結果、下流側接続水路部
33内を流れる水道水W1の一部はエジェクト管5に吸
引される水道水W3としてバイパス管部3内に入り、バ
イパス管部3,上流側開口5f,エジェクト管5及び下
流側開口5rを経て下流側接続水路部33に至る循環経
路を流れる。よって、本管部2に流れる水道水W1によ
り、バイパス管部3内の水道水W3が強制的に循環せし
められ、バイパス管部3内に長期間にわたって水道水W
3が滞留する不具合が解消される。
【0031】他方、切換弁4を切換操作し、図5に示す
ように、上流側外端口21に対してバイパス管部3及び
上流側内端口22の双方を遮断状態にすれば、切換弁4
よりも上流側の水道水W4は、バイパス管部3及び上流
側内端口22のいずれにも供給されない止水状態にする
ことができる。したがって、この止水状態により修理等
を行うことができる。
【0032】以上、実施例について説明したが、本発明
はこのような実施例に限定されるものではない。例え
ば、切換装置1は量水器の接続装置Tに適用した場合を
例示したが、他の用途における同種構造にも同様に適用
できる。その他、細部の構成、形状等において、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
【0033】
【発明の効果】このように、本発明は本管部の上流側に
切換弁を介してバイパス管部の流入口を連通させるとと
もに、バイパス管部の流出口を本管部の下流側に合流す
べく連通させ、本管部又はバイパス管部に水道水を選択
的に流せるようにした水道管の切換装置において、バイ
パス管部の内部に、このバイパス管部よりも細いエジェ
クト管を配設し、エジェクト管の下流側開口を本管部の
水路に臨ませるとともに、上流側開口をバイパス管部の
上流側に臨ませてなるため、次のような顕著な効果を奏
する。
【0034】 本管部に水道水が流れている際に、バ
イパス管部内の水道水を強制的に循環させることができ
るため、バイパス管部内に長期間にわたって水道水が滞
留する不具合を確実に解消できる。
【0035】 本管部に量水器を着脱する量水器の接
続装置に適用することにより、水道水を止めることなく
量水器の取替作業を行うことができ、もって、水道利用
者の利便性向上及び取替作業の能率向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る切換装置を備える量水器の接続装
置における本管部に水道水を流した状態の縦断面図、
【図2】同接続装置の一部断面平面図、
【図3】同接続装置におけるバイパス管部に水道水を流
した状態の縦断面図、
【図4】同接続装置の一部断面左側面図、
【図5】同接続装置における止水状態の縦断面図、
【図6】同接続装置をメータボックスに設置した状態の
一部縦断側面図、
【符号の説明】
1 切換装置 2 本管部 2s 水路 3 バイパス管部 3i 流入口 3o 流出口 4 切換弁 5 エジェクト管 5f 上流側開口 5r 下流側開口 6 ストレーナ R1 水流方向 R2 開口方向 Q 角度 M 量水器 T 接続装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本管部の上流側に切換弁を介してバイパ
    ス管部の流入口を連通させるとともに、バイパス管部の
    流出口を本管部の下流側に合流すべく連通させ、本管部
    又はバイパス管部に水道水を選択的に流せるようにした
    水道管の切換装置において、バイパス管部の内部に、こ
    のバイパス管部よりも細いエジェクト管を配設し、エジ
    ェクト管の下流側開口を本管部の水路に臨ませるととも
    に、上流側開口をバイパス管部の上流側に臨ませてなる
    ことを特徴とする水道管の切換装置。
  2. 【請求項2】 本管部の水流方向に対するエジェクト管
    の下流側開口の開口方向の角度を鋭角に設定してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の水道管の切換装置。
  3. 【請求項3】 バイパス管部の流出口の近傍にはストレ
    ーナを配設することを特徴とする請求項1又は2記載の
    水道管の切換装置。
  4. 【請求項4】 本管部に量水器を着脱する量水器の接続
    装置に適用したことを特徴とする請求項1記載の水道管
    の切換装置。
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