JP2639453B2 - スロットル開度センサ - Google Patents

スロットル開度センサ

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JP2639453B2
JP2639453B2 JP10460491A JP10460491A JP2639453B2 JP 2639453 B2 JP2639453 B2 JP 2639453B2 JP 10460491 A JP10460491 A JP 10460491A JP 10460491 A JP10460491 A JP 10460491A JP 2639453 B2 JP2639453 B2 JP 2639453B2
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JP
Japan
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throttle opening
output
port
opening sensor
slider
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哲朗 連
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Mikuni Corp
Kagaku Gijutsu Shinko Jigyodan
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Mikuni Corp
Kagaku Gijutsu Shinko Jigyodan
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Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファジィ推論によるエン
ジン制御のためのスロットル開度情報を、メンバーシッ
プ関数として発生するスロットル開度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】ファジィコンピュータで処理する場合、
スロットル開度などの入力情報はメンバーシップ関数で
扱う。周知のようにファジィ推論では、入力が大きいと
か中ぐらいと表現される情報を扱う。例えばスロットル
開度が20°であるとき、どの程度中ぐらいかが情報量と
して必要である。図6は前記した程度を表現するために
利用される関数出力図であり、この関数をメンバーシッ
プ関数と言う。なお、「大きい」,「中ぐらい」などを
ラベル、それらの「程度」をグレードと表現する。図に
よれば、スロットル開度20°の「中ぐらい」のグレード
は0.7 となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在使用されているス
ロットル開度センサは、例えばポテンショメータであ
り、スロットルシャフトに連動して動作するポテンショ
メータにより、スロットル開度に比例した電圧を出力す
る。したがって、この出力電圧を利用するにはグレード
を出力するために、メンバーシップ関数発生回路を用い
なければならない。この場合、メンバーシップ関数発生
回路は複雑な回路であることに加えて、各ラベル毎に必
要とする欠点を有している。本発明は上記事情に鑑みて
なされたものであり、メンバーシップ関数を必要とせず
にファジィコンピュータ用のスロットル開度情報を出力
することの可能なスロットル開度センサを提供すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はスロットル弁に連動して抵抗体上を摺動移
動するスライダから、スロットル開度に応じた出力を取
り出す構成のスロットル開度センサにおいて、スライダ
には所定の電圧を印加すると共に、抵抗体からは少なく
とも1つ以上の出力ポートを導出し、かつ出力ポートの
少なくとも1つ以上に定電流源を接続する構成とした。
【0005】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明によるスロットル開度センサの一実施例の構成
図である。図1において1は抵抗体で、この抵抗体に出
力ポートA,B,C,Dを設け、両端のA,Dに定電流
源2,3が接続され、各ポートA,B,C,Dは等間隔
とする。4はスライダで電源5に接続され、抵抗体1上
を摺動移動する構成を有している。
【0006】次に作用について図2を用いて説明する。
スライダ4は抵抗体1上を摺動するが、スライダ4が各
ポート位置にくると、電源5によって各ポートに電圧V
が印加される。又、ポート位置からスライダが離れるに
したがって、定電流に応じた電圧降下が増大して出力電
圧は低下する。なお、上記作用は各ポート毎に行なわ
れ、結果として図2に示す特性が得られる。図2は横軸
にスロットル開度をとり、縦軸にグレードをとってい
る。ここで図2のポートAのメンバーシップ関数は線分
AP2 だけであり、出力電圧が0以下のときはグレード
を0とする(以下、同じである)。同様にポートBのそ
れは線分BP1 と線分BP3 の三角形だけであり、同様
にポートCのそれは線分C0と線分CP2 の三角形だけ
であり、同様にポートDのそれは線分DP1 だけであ
る。そして前記した各ポートA,B,C,Dに対応する
各メンバーシップ関数を合成したものが図2であり、ポ
ートの数に対応したメンバーシップ関数が示されてい
る。
【0007】図3は他の実施例の構成図である。本実施
例ではポートA,Cに定電流源2,3を接続している。
その他の構成は図1と同様である。したがってポート
A,B,Cの出力は図1と同様である。そしてスライダ
4がポートA,C間のときは、ポートDの出力はポート
Cと同じであるが、スライダ4がポートC,D間のとき
は、スライダとポートD間で電流が流れないため、印加
電圧VがそのままポートDに出力される。したがって図
4に示される出力特性が得られる。なお、図4におい
て、ポートAのメンバーシップ関数線分AP2 だけであ
り、出力電圧が0以下のときはグレードを0とすること
は既に述べた通りである。同様にポートBのそれは線分
BP1 を線分BP3 の三角形だけであり、同様にポート
Cのそれは線分C0と線分CP2 だけである。なお、ポ
ートDのそれは線CP2 と線分CDとである。これはC
点,D点において電位が等しいからである。
【0008】なお、上記実施例では出力電圧がマイナス
の場合もあり得る。この場合、ファジィコンピュータ側
でマイナス出力を0として扱うものでは何ら問題はな
い。しかし、そうでない場合もあり得る。この場合は図
5に示す回路を出力ポートに付加すればよい。図5の回
路は出力がマイナスであるものは0として扱う回路であ
る。
【0009】図5の概要を説明するが、トランジスタ7
(以下トランジスタをTRと略記する)のベースは接地
されているため0V、このときTR7がオンしていれば
TRのベース,エミッタ間の特性からエミッタは−0.7
Vになっている。したがってTR6のエミッタも−0.7
Vである。この場合、もしポートから例えば−3V等が
印加されると、前記した通り、TR6のベース電位の方
がエミッタ電位よりも低くなる。その結果TR6はオフ
となり、TR8のベース電位は−0.7 Vとなる。この場
合、TR8のエミッタは前記同様+0.7 V(オン)とな
っており、ベース電位を打消して出力端子は0Vとな
る。即ち、出力ポートよりマイナスの所定値が入ると出
力は0Vとして扱う。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればス
ロットル弁に連動して摺動するスライダに所定の電圧を
印加すると共に、抵抗体から少なくとも1つ以上の出力
ポートを導出し、かつ出力ポートの少なくとも1以上に
定電流源を接続する構成としたので、メンバーシップ関
数発生回路がなくてもファジィコンピュータ用のスロッ
トル開度情報を出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスロットル開度センサの一実施例
の構成図。
【図2】図1の各出力ポートの特性図。
【図3】他の実施例の構成図。
【図4】図3の各出力ポートの特性図。
【図5】出力ポートからのマイナス出力を処理する回路
図。
【図6】ラベルのグレードを示す図。
【符号の説明】 1 抵抗体 2,3 定電流源 4 スライダ 5 電源 6,7,8 トランジスタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットル弁に連動して抵抗体上を摺動
    移動するスライダから、スロットル開度に応じた出力を
    取り出す構成のスロットル開度センサにおいて、スライ
    ダには所定の電圧を印加すると共に、抵抗体からは少な
    くとも1つ以上の出力ポートを導出し、かつ出力ポート
    の少なくとも1つ以上に定電流源を接続したことを特徴
    とするスロットル開度センサ。。
  2. 【請求項2】 抵抗体の端部の出力ポートは定電流源に
    接続したことを特徴とする請求項1記載のスロットル開
    度センサ。
JP10460491A 1991-04-10 1991-04-10 スロットル開度センサ Expired - Fee Related JP2639453B2 (ja)

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