JP2639259B2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JP2639259B2
JP2639259B2 JP3325496A JP32549691A JP2639259B2 JP 2639259 B2 JP2639259 B2 JP 2639259B2 JP 3325496 A JP3325496 A JP 3325496A JP 32549691 A JP32549691 A JP 32549691A JP 2639259 B2 JP2639259 B2 JP 2639259B2
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JP
Japan
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door body
door
opened
heating chamber
opening
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JP3325496A
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茂樹 植田
和美 岩崎
昌弘 新田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は独立した複数の加熱室と
扉体とを有する加熱装置の扉開閉機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】省スペース、省資源の観点から、複数の
独立した加熱室および扉体を有する一体型の加熱装置が
すでに商品化されている。
【0003】例えば、三菱製″トースターレンジ″RR
−22MTは下部に電子レンジ、上部に電気トースター
を備えており、独立した2つの扉体を有する。上部の扉
体は縦方向に開閉し、扉体に連動して内部の焼網が慴動
して加熱室から出入する。下部の扉体は横方向に開閉す
る。それらは互いに独立して開閉が可能である。
【0004】トースターと電子レンジの消費電力は各々
750Wであり、上下を同時に使用することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】トースターと電子レン
ジは同時使用が可能なので、例えば一度にパンと牛乳を
上下の加熱室に搬入する可能性は高い。ところが、上下
の扉体を同時に開扉すると、扉体が近接して小さな間隙
に手や指を挟む恐れがある。また、上の扉体の把手が開
扉途中の下の扉体に衝突して把手を破損したり、下の電
子レンジの扉体を損傷して電波漏洩量が増大したりする
危険を孕んでいる。
【0006】そこで、本発明は独立した複数の扉体の同
時開閉によるトラブルを防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は各々の扉体の開
閉軌跡をオーバーラップさせ、一方の扉体が開扉される
と他方の扉体の開扉軌跡が塞がれるよう形成する。
【0008】
【作用】本発明の加熱装置は、複数の扉体の開閉軌跡が
オーバーラップし、一方の扉体が開扉さると他方の扉体
の開扉軌跡が塞がれるため、複数の扉体を同時に開扉で
きない。このため、扉体と扉体の隙間に指を挟んだり、
扉体の把手や扉本体が衝突によって壊れたりすることが
未然に防げる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例における加熱装置に
ついて図面とともに説明する。
【0010】図2は本発明の一実施例である加熱装置の
正面斜視図であり、本体1の前面には第一の扉体2が把
手3により縦方向(垂直方向)に開閉自在に軸支され、
さらに第二の扉体4が扉体開閉釦5によって横方向(水
平方向)に開閉自在に軸支されている。扉体開閉釦5は
レバーの作動により第二の扉体を係止する係止片(図示
せず)の係止を解除することで、第二の扉体4を開放す
る。
【0011】6は操作盤であり、上記の扉体開閉釦5や
さまざまな加熱指令を入力する加熱指令キーが配され
る。
【0012】図1は本発明の一実施例である加熱装置の
構成を示す要部断面図である。第一の加熱室7には被加
熱物8が焼網9の上に収容され、縦方向に開閉する第一
の扉体2によって閉塞される。第一の扉体2はアーム1
0およびバネ11によって閉扉方向に付勢されており、
支点12を中心に回動する。13はアーム10のガイド
ローラーである。第一の加熱室7はグリル室であり、魚
や肉などの被加熱物8を加熱源たる電気ヒーター14お
よび15によって焼成調理する。
【0013】第二の加熱室16には被加熱物17が回転
載置台18の上に収容され、横方向に開閉する第二の扉
体4によって閉塞される。第二の加熱室16は電子レン
ジであり、調理済みの食品や冷凍食品などの被加熱物1
7を加熱源たるマグネトロン19によって加熱調理す
る。20は回転載置台を回転駆動するモータである。
【0014】図3a)は第一の扉体2の開扉状態を示し、
その下端の凹み21によって第二の扉体3の上端に覆い
かぶさっている。このため、第二の扉体3を開扉しよう
としても、第一の扉体2によってその開閉軌跡が塞がれ
ているために、閉じたままである。
【0015】図4は第二の扉体3の開扉状態を示し、こ
の状態で第一の扉体2を開扉しようとしても、その下端
が第二の扉体4の上端に当たるため開扉できない。第一
の扉体2はアーム10とバネ11によって閉扉方向に常
に付勢されているため、第一の扉体2は第二の扉体4と
軽く接触するだけであり、しかもバネ11によって閉扉
位置へと戻される。
【0016】さて、第3図b)は従来の構成における第二
の扉体の開扉状態を示しでおり、上下の扉体の間隙g
は、扉体の厚みdおよび支点12までの距離pに応じて
上下の扉体が衝突しないように十分な寸法を取らざるを
えない。すなわち、間隙gは寸法〔d−p〕より大きく
せざるをえない。これは製品の全高hを大きくせしめ、
製品を少し高い位置に設置した際には上部のオーブンを
使いにくくする。
【0017】ところが、本発明によれば、扉体2の下端
に凹み21が設けられているため、凹みの深さqだけ従
来より扉体間の間隙gを小さく抑えられる。よって、製
品の全高hをその分だけ小さくできるので、製品を少し
高い位置に設置した際にも上部のオーブンが使いやす
い。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の加熱装置において
は、複数の扉体が同時に開扉できないので、扉体と扉体
の隙間に指を挟んだり、扉体の把手や扉本体が衝突によ
って壊れたりすることが未然に防げる。
【0019】また、上下の扉体の緩衝のための間隙を大
きく取る必要がなく、製品の全高を低く抑えることがで
きるので、使い勝手の良い複合型の加熱装置を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である加熱装置の要部断面図
【図2】本発明の一実施例である加熱装置の正面斜視図
【図3】a)本発明の一実施例である加熱装置の第一の扉
体の開扉状態を示す要部断面図 b)従来例を示す加熱装置の第一の扉体の開扉状態を示す
要部断面図
【図4】本発明の一実施例である加熱装置の第二の扉体
の開扉状態を示す要部断面図
【符号の説明】
2 第一の扉体 4 第二の扉体 7 第一の加熱室 10 アーム 11 バネ 16 第二の加熱室 21 凹み

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱物を収容する第一の加熱室と、被
    加熱物を収容する第二の加熱室と、前記第一の加熱室の
    開口に開閉自在に装着された第一の扉体と、前記第二の
    加熱室の開口に開閉自在に装着された第二の扉体とより
    成り、前記第一の扉体が開扉されている際には前記第二
    の扉体の開扉ができないよう、また前記第二の扉体が開
    扉されている際には前記第一の扉体の開扉ができないよ
    う構成した加熱装置。
  2. 【請求項2】 被加熱物を収容する第一の加熱室と、前
    記第一の加熱室の下部に配された被加熱物を収容する第
    二の加熱室と、前記第一の加熱室の開口に開閉自在に装
    着された縦方向に開閉する第一の扉体と、前記第二の加
    熱室の開口に開閉自在に装着された横方向に開閉する第
    二の扉体とより成り、前記第一の扉体の下端を凹ませて
    これが開扉されている際には前記第二の扉体の上端に重
    なるよう形成し、前記第二の扉体の開扉ができないよう
    構成した加熱装置。
  3. 【請求項3】 被加熱物を収容する第一の加熱室と、前
    記第一の加熱室の下部に配された被加熱物を収容する第
    二の加熱室と、前記第一の加熱室の開口に開閉自在にバ
    ネで閉扉方向に付勢された縦方向に開閉する第一の扉体
    と、前記第二の加熱室の開口に開閉自在に装着された横
    方向に開閉する第二の扉体とより成り、前記第一の扉体
    の開閉軌跡と前記第二の扉体の開閉軌跡とを重ね合わ
    せ、前記第二の扉体が開扉されている際には前記第一の
    扉体が前記第二の扉体と当接して正規の開扉位置まで移
    動せず、前記バネによって閉扉方向に付勢されるよう構
    成した加熱装置。
JP3325496A 1991-12-10 1991-12-10 加熱装置 Expired - Lifetime JP2639259B2 (ja)

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JPH05157245A JPH05157245A (ja) 1993-06-22
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JP4925190B2 (ja) * 2007-02-21 2012-04-25 ネッツエスアイ東洋株式会社 複数機器の同時引出し阻止機構、及び筐体
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