JP2638468B2 - 粉体の空気輸送装置 - Google Patents

粉体の空気輸送装置

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JP2638468B2 JP6700294A JP6700294A JP2638468B2 JP 2638468 B2 JP2638468 B2 JP 2638468B2 JP 6700294 A JP6700294 A JP 6700294A JP 6700294 A JP6700294 A JP 6700294A JP 2638468 B2 JP2638468 B2 JP 2638468B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸化チタン、酸化ケイ
素、酸化亜鉛、フェライト等のような付着性を有する粉
体を空気輸送する装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】図5は粉体の空気輸送装置
の従来例を示す。この装置は、ブロータンク1の粉体送
出口1aに輸送管3aの内径と略同一の内径を有するボ
ール弁2を備えており、ブロータンク1から送出された
粉体は、圧縮空気供給源4に接続された補助用空気によ
り受取タンク5内に輸送されるようになっている。な
お、図5において、図1と同一符号は同じ又は相当する
ものを示している。
【0003】ところが、上記構成の装置では、酸化チタ
ン、酸化ケイ素等のような付着性が特に強い粉体を輸送
する場合において、ブロータンク1下端部の送出口1a
やボール弁2の内部で粉体が閉塞したり、輸送管3の内
壁面に粉体が付着し、そのために輸送管3が閉塞しやす
くなるという問題があった。この問題を解消するため
に、例えば、ブロータンク1の内圧を高くしたり、輸送
管3内の空気の流速を高めたりすることが考えられる
が、これらの方法では、却って送出口1aで閉塞しやす
くなったり、輸送管3の内壁面が摩耗したり、動力費が
増したりするという不具合があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、付着性粉体の空気輸送におい
て、ブロータンク下端部の粉体送出口での粉体の閉塞を
防止でき、ブロータンクからの粉体の排出を確実なもの
にできると共に、輸送管の内壁面への粉体の付着を防止
でき、安定して粉体の空気輸送を行なうことができる空
気輸送装置を提供することを目的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】本発明は、ブロータンク
内の粉体を輸送管を通して受取タンクへ空気輸送する装
置であって、ブロータンクにはブロータンク内に加圧用
空気を供給するための第1空気供給管が接続されてお
り、輸送管途中の少なくとも1箇所には輸送管内に補助
用空気を供給するための第2空気供給管が接続されてい
る空気輸送装置において、第1空気供給管には第1開閉
弁が介設されており、ブロータンク下端部の粉体送出口
にはバタフライ弁が設けられており、ブロータンクには
第2開閉弁を備えた空気抜出手段が設けられており、第
1開閉弁、バタフライ弁及び第2開閉弁の開閉動作を制
御する制御手段を備え、制御手段が、ブロータンク内の
圧力が第1所定値以上第2所定値未満である時には第1
開閉弁を開状態に維持し且つ第2開閉弁を閉状態に維持
すると共にバタフライ弁を断続的に開閉動作させ、ブロ
ータンク内の圧力が第2所定値以上に上昇した時には第
1開閉弁及びバタフライ弁を閉じると共に第2開閉弁を
開き、ブロータンク内の圧力が第1所定値以下に低下す
るまでその動作状態を維持するよう、設定されているこ
とを特徴としている。
【0006】また、上記構成の装置において、次の構成
を採用してもよい。 (1)輸送管が、輸送管内の圧力変動に応じて膨張及び
収縮が可能である弾力性パイプで構成されている。
【0007】(2)空気抜出手段が、ブロータンクと輸
送管とを連結する空気抜出管に、第2開閉弁及び逆止弁
を介設して構成されており、逆止弁は、ブロータンク側
から輸送管側への空気の流れのみを許容するよう設けら
れている。
【0008】
【作用】請求項1記載の空気輸送装置においては、ブロ
ータンク内の圧力が第1所定値以上では、第1空気供給
管から供給された加圧用空気が、ブロータンク内を加圧
おり、バタフライ弁が断続的に開閉動作するので、ブロ
ータンク内の粉体は断続的に輸送管へ送出され、受取タ
ンクへ輸送される。輸送管途中には補助用空気が供給さ
れているので、粉体の輸送管内壁面への付着は防止され
る。それでも、粉体が輸送管内壁面へ付着して、ブロー
タンク内の圧力が第2所定値以上に上昇すると、第1開
閉弁及びバタフライ弁が閉じてブロータンク内の加圧と
輸送管への粉体の送出が止められる。また、同時に第2
開閉弁が開き、しかも輸送管途中には補助用空気が供給
されているので、輸送管内壁面へ付着している粉体が除
去され、輸送管内圧の低下に伴ない、ブロータンク内の
圧力も低下する。この間、第1開閉弁及びバタフライ弁
は閉状態に維持されているが、ブロータンク内の圧力が
第1所定値以下になると、第1開閉弁及びバタフライ弁
が再び開くので、輸送管への粉体の送出が再開する。
【0009】請求項2記載の空気輸送装置においては、
バタフライ弁の断続的な開閉動作に応じてブロータンク
内の圧力が輸送管に繰返し負荷されるので、輸送管が膨
張及び収縮を繰返す。このため、粉体の輸送管内壁面へ
の付着は防止される。
【0010】請求項3記載の空気輸送装置においては、
逆止弁の作用により、第2開閉弁が開いた状態であって
もブロータンク内の圧力を第2所定値以上に昇圧させる
ことがなく、また、ブロータンクから抜出した空気が輸
送管へ供給され、補助用空気として利用される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。 (実施例1)図1は本発明の一実施例の空気輸送装置の
配管図である。ブロータンク1の粉体送出口1aにはバ
タフライ弁6が設けられている。バタフライ弁6にはス
テンレス鋼製の輸送管3の一端が接続されており、輸送
管3の他端は受取タンク5の投入口51に接続されてい
る。ブロータンク1の上面には開閉弁11aを有する粉
体投入管11が接続されている。12は焼結金網であ
る。
【0012】圧縮空気供給源4とブロータンク1とは、
空気供給管7(第1空気供給管)により連結されてお
り、空気供給管7には、上流側から減圧弁71、開閉弁
72(第1開閉弁)が介設されている。
【0013】圧縮空気供給源4には、輸送管3内に補助
空気を送るための空気供給管8(第2空気供給管)の一
端が接続されており、空気供給管8(第2空気供給管)
の他端は複数に分岐して輸送管3の途中に接続されてい
る。ここでは、10本に分岐している。空気供給管8に
は、上流側から減圧弁81、開閉弁82が介設されてい
る。各分岐管83にはエアフィルタ83aが介設されて
いる。
【0014】ブロータンク1の上面には空気抜出口91
が設けられており、空気抜出口91には空気抜出管9の
一端が接続されており、空気抜出管9の他端は最上流側
に位置する分岐管83の、エアフィルタ83aより下流
側に接続されている。空気抜出管9には、ブロータンク
1側から開閉弁92(第2開閉弁)、逆止弁93が介設
されている。逆止弁93は、分岐管83側への空気の流
れのみを許容するよう設けられている。
【0015】バタフライ弁6及び開閉弁72、92は、
制御手段により開閉動作が制御されるようになってい
る。制御手段は、圧力スイッチ100及びブロータンク
1内に設置された圧力センサー101を備えている。制
御手段は、ブロータンク1内の圧力が第1所定値P1以
上である時には開閉弁72を開状態に維持し且つ開閉弁
92を閉状態に維持すると共にバタフライ弁6を断続的
に開閉動作させ、ブロータンク1内の圧力が第2所定値
P2以上に上昇した時には開閉弁72及びバタフライ弁
6を閉じると共に開閉弁92を開き、ブロータンク1内
の圧力が第1所定値P1以下に低下した時には再び開閉
弁72を開状態に維持し且つ開閉弁92を閉状態に維持
すると共にバタフライ弁6を断続的に開閉動作させるよ
う、設定されている。
【0016】受取タンク5には、上面に空気抜出口52
が設けられており、下端部の粉体送出口53には開閉弁
54が設けられている。
【0017】開閉弁11a、54、72、82、92及
びバタフライ弁6は、空気圧式シリンダ機構によって駆
動されるようになっている。また、空気供給管7、8、
空気抜出管9、粉体投入管11は、ステンレス鋼製のも
のである。
【0018】次に、上記構成の装置の作動について説明
する。まず、開閉弁11aを開き、粉体を投入管11を
通してブロータンク1内に投入する。次に、開閉弁72
を開く。これにより、ブロータンク1内には、圧縮空気
供給源4から空気供給管7を通して加圧用空気が供給さ
れ、ブロータンク1内は加圧されていく。なお、供給さ
れる空気は減圧弁71により所定圧に設定されている。
次に、開閉弁82を開く。これにより、輸送管3途中に
は、圧縮空気供給源4から空気供給管8を通して補助用
空気が供給される。なお、供給される空気は減圧弁81
により所定圧に設定されている。
【0019】ブロータンク1内を第1所定値P1以上ま
で昇圧した後、制御手段を作動させると、開閉弁72が
開状態に維持され且つ開閉弁92が閉状態に維持される
と共にバタフライ弁6が断続的に開閉動作される。バタ
フライ弁6は、例えば、3秒間開き、6秒間閉じるとい
うことを繰返す。即ち、バタフライ弁6が開いている3
秒間では粉体を輸送管3内へ送出しながら輸送を行な
い、バタフライ弁6が開いている6秒間では輸送管3内
に付着した粉体を補助用空気により剥離除去しながら輸
送を行なう。図2はバタフライ弁6の開閉動作状態を示
す断面図である。図3はブロータンク1内の圧力Aとバ
タフライ弁6直下の輸送管3内の圧力Bとを示す図であ
る。図3において、期間X1は粉体が安定して輸送され
ている状態を示している。即ち、ブロータンク1内の圧
力Aは第1所定値P1以上第2所定値P2未満の一定圧
力に維持されており、輸送管3内の圧力Bは、バタフラ
イ弁6を開くと圧力Aまで上昇し且つ閉じると圧力Aよ
り若干低い圧力まで下降するというように、繰返し上下
変動している。
【0020】輸送管3途中には、分岐管83及びエアフ
ィルタ83aを通して補助用空気が供給されているの
で、輸送管3内壁面へ付着しようとする粉体は補助用空
気により剥離除去され、粉体の付着は極力防止され、安
定輸送の期間X1は長く維持されることとなる。
【0021】一方、輸送管3内壁面に粉体が厚く付着し
たり、何らかの故障が生じたりして、安定した輸送が阻
害された場合には、次のように作動する。図3中の期間
X2は不安定輸送時の状態を示しており、例えば輸送管
3内壁面に粉体が厚く付着して粉体の流れが悪くなる
と、ブロータンク1内の圧力Aが上昇する。ブロータン
ク1内の圧力Aが第2所定値P2を越えて上昇すると、
制御手段によって、バタフライ弁6及び開閉弁72が閉
じられると共に開閉弁92が開かれる。輸送管3途中に
は補助用空気が供給されているので、輸送管3内壁面に
厚く付着した粉体は補助用空気により除去され、輸送管
3内の圧力Bは徐々に下降する。また、ブロータンク1
内の圧力Aは、開閉弁92が開いているために輸送管3
内の圧力Bの低下に伴ない空気抜出管9を通して空気が
抜けることによって、徐々に下降する。空気抜出管9を
流れる空気は、分岐管83を経て輸送管3内に供給され
て補助用空気として利用される。
【0022】ブロータンク1内の圧力Aが第1所定値P
1以下に下降すると、制御手段によって、開閉弁72が
開かれると共に開閉弁92が閉じられ、バタフライ弁6
が断続的に開閉動作される。これにより、図3中の期間
X3に示すように、再び安定輸送の状態に移行する。
【0023】このように、上記構成の装置では、輸送管
3の途中に補助用空気が供給されると共に、圧力スイッ
チ100及び圧力センサー101を備えた制御手段によ
って開閉弁72、92及びバタフライ弁6の開閉動作が
制御されるので、粉体の安定輸送が維持されると共に、
期間X2のような不安定輸送状態となったとしても安定
輸送状態に戻されて安定輸送が維持される。
【0024】また、上記構成の装置では、ブロータンク
1の粉体送出口1aにバタフライ弁6を用いているの
で、次のような作用効果がある。 (1)バタフライ弁6が閉状態から開状態となる際に、
バタフライ弁6はその上に詰まっている粉体を持ち上げ
るように動かす。また、バタフライ弁6の上下に生じて
いる圧力差が直接粉体に負荷される。このため、ブロー
タンク1内の粉体はバタフライ弁6を通って下方に落下
しやすくなり、付着性の強い粉体であってもブロータン
ク1からの粉体の送出は良好に行なわれる。
【0025】(2)バタフライ弁6が断続的に開閉動作
されるので、輸送管3内にはブロータンク1からの圧力
が断続的に加わり、図3に示すように、輸送管3内の圧
力Bは断続的に変化する。このため、輸送管3内壁面へ
の粉体の付着は困難になると同時に剥離除去も容易とな
り、付着の成長は防止される。
【0026】更に、上記構成の装置では、空気抜出管9
に抜出した空気が輸送管3への補助用空気として利用さ
れるので、補助用空気による輸送管3内壁面への粉体の
付着防止は良好に行なわれることとなる。
【0027】(実施例2)図4は本発明の他の実施例の
空気輸送装置の配管図である。本実施例の装置では、輸
送管3として、輸送管3内の圧力変動に応じて膨張及び
収縮が可能である弾力性パイプで構成されたものを用い
ている。弾力性パイプとしては、例えば合成樹脂製パイ
プ、ホース、チューブ等が用いられる。なお、輸送管3
の上流端部はステンレス鋼製であり、その部分31に空
気供給管8が接続されている。なお、空気供給管8は分
岐していない。その他の構成は実施例1と同じである。
【0028】上記構成の装置では、バタフライ弁6の断
続的な開閉動作に応じた輸送管3内の圧力変動に応じ
て、輸送管3の弾性体の部分が膨張及び収縮を繰返すの
で、輸送管3内壁面への粉体の付着は生じにくくなり、
粉体の安定輸送が維持される。
【0029】(実施例3)本実施例の装置は、実施例2
の輸送管3の弾性体の部分に、輸送管3を振動させるた
めの振動機110(図4)を設けたものである。
【0030】本実施例の装置では、輸送管3の弾性体の
部分が振動するので、膨張及び収縮の繰返しとの相乗作
用により、輸送管3内壁面への粉体の付着はより生じに
くくなり、粉体の安定輸送はより確実に維持されること
となる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明の空気輸送装置に
よれば、次のような効果を奏する。 (1)請求項1記載の空気輸送装置によれば、制御手段
によって、第1開閉弁(開閉弁72)、バタフライ弁6
及び第2開閉弁(開閉弁92)の開閉動作が制御される
と共に、輸送管3途中に補助用空気が供給されるので、
粉体の安定輸送を維持できると共に、不安定輸送状態と
なったとしても安定輸送状態に戻して安定輸送を維持で
きる。
【0032】また、ブロータンク1の粉体送出口1aに
バタフライ弁6を用いているので、次のような効果を奏
する。 バタフライ弁6の開動作により、ブロータンク1内の
下端部の粉体を動かすことができ、また、バタフライ弁
6の上下の圧力差を粉体に直接負荷できるので、ブロー
タンク1からの粉体の送出を良好に行なわせることがで
きる。
【0033】バタフライ弁6の断続的な開閉動作によ
り、輸送管3内の圧力を断続的に変化させることができ
るので、輸送管3内壁面への粉体の付着を困難にでき、
付着を防止できる。
【0034】(2)請求項2記載の空気輸送装置によれ
ば、粉体輸送時に輸送管3が膨張及び収縮を繰返すの
で、輸送管3内壁面への粉体の付着を困難なものにでき
ると共に剥離除去を容易なものにでき、付着の成長を防
止できる。
【0035】(3)請求項3記載の空気輸送装置によれ
ば、ブロータンク1から抜出した空気を輸送管3に供給
して補助用空気として利用できるので、補助用空気によ
る輸送管3内壁面への粉体の付着防止を良好に行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の空気輸送装置の配管図で
ある。
【図2】 実施例1の装置におけるバタフライ弁の開閉
動作状態を示す断面図である。
【図3】 実施例1の装置におけるブロータンク内の圧
力変動とバタフライ弁直下の輸送管内の圧力変動とを示
す図である。
【図4】 本発明の実施例2の空気輸送装置の配管図で
ある。
【図5】 従来の粉体の空気輸送装置を示す配管図であ
る。
【符号の説明】
1 ブロータンク 1a 粉体送出口 3 輸送管 5 受取タンク 6 バタフライ弁 7 (第1)空気供給管 72 (第1)開閉弁 8 (第2)空気供給管 9 空気抜出管 92 (第2)開閉弁 93 逆止弁 100 圧力スイッチ 101 圧力センサー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロータンク内の粉体を輸送管を通して
    受取タンクへ空気輸送する装置であって、 ブロータンクにはブロータンク内に加圧用空気を供給す
    るための第1空気供給管が接続されており、輸送管途中
    の少なくとも1箇所には輸送管内に補助用空気を供給す
    るための第2空気供給管が接続されている空気輸送装置
    において、 第1空気供給管には第1開閉弁が介設されており、ブロ
    ータンク下端部の粉体送出口にはバタフライ弁が設けら
    れており、ブロータンクには第2開閉弁を備えた空気抜
    出手段が設けられており、 第1開閉弁、バタフライ弁及び第2開閉弁の開閉動作を
    制御する制御手段を備え、制御手段が、ブロータンク内
    の圧力が第1所定値以上第2所定値未満である時には第
    1開閉弁を開状態に維持し且つ第2開閉弁を閉状態に維
    持すると共にバタフライ弁を断続的に開閉動作させ、ブ
    ロータンク内の圧力が第2所定値以上に上昇した時には
    第1開閉弁及びバタフライ弁を閉じると共に第2開閉弁
    を開き、ブロータンク内の圧力が第1所定値以下に低下
    するまでその動作状態を維持するよう、設定されている
    ことを特徴とする粉体の空気輸送装置。
  2. 【請求項2】 輸送管が、輸送管内の圧力変動に応じて
    膨張及び収縮が可能である弾力性パイプで構成されてい
    る請求項1記載の粉体の空気輸送装置。
  3. 【請求項3】 空気抜出手段が、ブロータンクと輸送管
    とを連結する空気抜出管に、第2開閉弁及び逆止弁を介
    設して構成されており、逆止弁は、ブロータンク側から
    輸送管側への空気の流れのみを許容するよう設けられて
    いる請求項1記載の粉体の空気輸送装置。
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