JP2638058B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2638058B2
JP2638058B2 JP63095853A JP9585388A JP2638058B2 JP 2638058 B2 JP2638058 B2 JP 2638058B2 JP 63095853 A JP63095853 A JP 63095853A JP 9585388 A JP9585388 A JP 9585388A JP 2638058 B2 JP2638058 B2 JP 2638058B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、通信装置に関し、詳しくは、ファクシミリ
端末の間に介装され、送信されてきた画情報を一旦メモ
リに蓄積した後に宛先に送信することができる通信装置
に関する。
(従来の技術) 近時、ファクシミリ通信を行なう端末が普及するにつ
れ、ファクシミリ端末の間に介装され、送信されてきた
画情報を送信側からの要求や回線の状況(ビジー、トラ
ブル等)に応じて受信して一旦メモリに蓄積した後、そ
の画情報を宛先に送信することのできる通信装置が実用
化されている。この通信装置は、この蓄積モードを実行
することにより、ファクシミリ装置の便宜性および利用
性を向上させることができる。
また、この通信装置としては、それぞれファクシミリ
端末が接続された複数の回線を接続して、そのファクシ
ミリ端末の間の回線の何れかを相互に接続して交換する
交換機が設けられ、複数のファクシミリ端末をまとめて
管理するもの、所謂、蓄積交換装置も実用化されてい
る。この蓄積交換装置は、前記蓄積モードに加え、各フ
ァクシミリ端末間の回線の接続・切換えを行なう回線交
換モードを実行することにより、複数のファクシミリ端
末を効果的に管理することができるとともに、その便宜
性および利用性をより向上させることができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の通信装置にあって
は、蓄積モード処理時に、通信中のファクシミリ端末の
一方から会話予約が送出されても、相手のファクシミリ
端末にこの会話予約を通知することができず、会話予約
機能を十分に活用することができなかった。したがっ
て、この蓄積モード時、外線のファクシミリ端末から会
話予約があっても、当該宛先の内線ファクシミリ端末か
らの応答はなく、その内線のファクシミリ端末に会話予
約機能があっても当該外線端末のオペレータはその内線
端末に会話予約機能がないものと判断してしまうおそれ
がある。その結果、蓄積モードではなく、回線交換モー
ドにおいても会話予約機能を使用せず、会話予約機能が
十分活用されないおそれがあった。
このことは、蓄積モード時に、内線のファクシミリ端
末から会話予約があった場合にも、同様で、当該外線の
ファクシミリ端末に会話予約機能があっても、内線端末
のオペレータに会話予約機能が無いものと判断されるお
それがある。
(発明の目的) そこで、本発明は、蓄積モード処理時、ファクシミリ
端末からの会話予約があると、当該会話予約を発した端
末に、予め記憶された所定の情報を送出することによ
り、会話予約を発した端末のオペレータに通信装置と通
信中である旨を通知して、オペレータに相手端末が会話
予約機能を有していないとの誤解をいだかせず、会話予
約機能を十分活用できる通信装置を提供することを目的
としている。
(発明の構成) 本発明は、上記目的を達成するため、所定の回線を介
して接続されたファクシミリ端末の間に介装され、送信
されてきた画情報を受信して一旦メモリ内に蓄積した後
に宛先に送信する蓄積モードを有する通信装置であっ
て、前記蓄積モード処理時に、画情報の送信側または受
信側のファクシミリ端末の一方から会話予約があったこ
とを認識する認識手段と、該認識手段が会話予約があっ
たことを認識した場合に、予め記憶された所定の情報を
当該会話予約を行なったファクシミリ端末に通知する通
知手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項1記載の発明において、複数のファクシ
ミリ端末を複数の回線を介してそれぞれ接続し、該ファ
クシミリ端末の回線の何れかを相互に接続して交換する
交換手段を備え、前記蓄積モードおよび回線の接続交換
を行なう交換モードを有することを特徴とするものであ
る。
さらに、請求項1または2記載の発明において、前記
通知手段が通信装置によって蓄積モード処理がなされて
いる旨の音声メッセージを出力する音声出力手段である
ことを特徴とするものである。
以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図〜第7図は本発明の通信装置の一実施例を示す
図であり、通信装置として蓄積交換装置の一例を示す図
である。
第1図はファクシミリ通信システム1を示す図であ
り、ファクシミリ通信システム1は、蓄積交換装置(通
信装置)2と、蓄積交換装置2に接続された内線(回
線)LI1〜LInおよび外線(回線)LO1〜LOmと、内線LI1
〜LInに接続されたファクシミリ端末FI1〜FInと、外線L
O1〜LOmに接続されたファクシミリ端末FO1〜FOmと、を
備えている。
蓄積交換装置2はI/F部21、交換機22、通信制御部2
3、システム制御部24、メモリ25、音声通信制御部26お
よび音声記憶部27を備えている。
I/F部21は内線LI1〜LInおよび外線LO1〜LOmに接続さ
れ、アナログ信号の入出力を行う。
交換機(交換手段)22は内線LI1〜LInおよび外線LO1
〜LOmに接続され、内線LI1〜LIn相互および内線LI1〜LI
nと外線LO1〜LOmとの接続を行う。
通信制御部23は変・復調器、圧縮/再生器および2KBy
teのダブルバッファメモリ等を備え、端末より送信され
てきた画情報の復調、冗長度抑圧符号化を行ないながら
ダブルバッファメモリの片方に貯めこみ、一杯になる
と、メモリ25に転送するという入力動作およびメモリ25
から転送されてきた画情報をダブルバッファメモリの片
方に貯めた後変調して端末に送出するという出力動作を
行う。
システム制御部24はI/F部21、交換機22、通信制御部2
3およびメモリ25を制御して蓄積交換装置2としてのシ
ーケンスを実行するとともに、本発明に係る会話予約処
理を行う。すなわち、システム制御部24は認識手段を構
成している。
メモリ25は端末から送信されてきた画情報を蓄積し、
指定宛先毎にファイル管理されるとともに、指定宛先名
や電話番号の各種管理情報を記憶する。
一方、内線LI1〜LInに接続されたファクシミリ端末FI
1〜FInおみび外線LO1〜LOmに接続されたファクシミリ端
末FO1〜FOmは、会話予約機能を備えており、オペレータ
が所定の操作を行うと、会話予約を表示する制御信号を
送出する。
音声通信制御部26は音声LSIや音声増幅器等を備えて
おり、システム制御部24から音声送出信号が入力される
と、音声記憶部27から音声データ(音声メッセージ)を
読み出し、音声LSIで合成して回線に送出する。音声記
憶部27は例えばRAMで構成され、所定の音声メッセージ
をディジタルデータ(音声データ)の形で記憶する。例
えば、「現在通信しております相手は蓄積交換装置で
す。」あるいは、「蓄積交換装置と通信中ですので、会
話予約機能は利用できません。」等の音声メッセージが
あらかじめ記憶される。上述した音声通信制御部26およ
び音声記憶部27は音声出力手段を構成するとともに、シ
ステム制御部24と共に通知手段を構成する。
次に、作用を説明する。
この蓄積交換装置2は、内線LI1〜LIn相互を接続した
り、内線LI1〜LInと外線LO1〜LOmを接続するとともに、
ファクシミリ通信において、相手ファクシミリ端末がビ
ジーであったり、故障であったりした場合やファクシミ
リ端末FI1〜FInが蓄積モードを指定したり、時刻指定
(送信時刻の指定)したりすると、蓄積交換装置2は送
信されてきた画情報をメモリ25に一旦蓄積し、所定の時
期にメモリ25から読み出して送信先のファクシミリ端末
FI1〜FIn、FO1〜FOmに送信する。
ところが、この蓄積モードにおいては、ファクシミリ
端末FI1〜FIn、FO〜FOm同志が直接送受信しているので
はなく、蓄積交換装置2との間で送受信が行われてい
る。したがって、この蓄積モード処理時に蓄積交換装置
2と通信している相手が会話予約を発してきても、蓄積
交換装置2は直接その会話予約に答えることはできな
い。そのため、会話予約を発したファクシミリ端末FI1
〜FIn、FO〜FOmのオペレータは相手端末に会話予約機能
がないものと、誤解する場合がある。
そこで、本実施例では、蓄積モード処理時、通信相手
から会話予約があると、蓄積交換装置2と通信中である
旨の音声メッセージを出力して、上記誤解が生じないよ
うにし、会話予約機能の活用を図っている。以下、この
蓄積モード処理時に会話予約があった場合の作用を説明
する。なお、ここで、会話予約とは、画情報の送信終了
後に、例えば、その画情報についての確認の打ち合せを
行いたい旨を相手に知らせておくことをいう。
まず、第2図に示すように、外線LO2に接続されたフ
ァクシミリ端末FO2が送信されてきた画情報をメモリ25
に蓄積し、内線LI2に接続されたファクシミリ端末FI2
送信する蓄積モードにおいて、ファクシミリ端末FO2
の交信中にファクシミリ端末FO2から会話予約を受けた
場合について説明する。ファクシミリ端末FO2は、第3
図に示すように、蓄積交換装置2との交信中、オペレー
タから会話予約指示を受けると、現在送信中の画情報の
送信が終了した時点で、PRI−Q信号(手順中断信号)
を送出する。蓄積交換装置2はこのPRI−Q信号を受信
すると、PIP/PIN信号(手順中断肯定/否定信号)を送
出し、ファクシミリ端末FO2はPIP/PIN信号を受信すると
オペレータコールを鳴らす。ファクシミリ端末FO2のオ
ペレータがオペレータコールに答えて、電話器の送受話
器をオフフックし、ストップボタンを押すと、ファクシ
ミリ端末FO2はPRI−Q信号を出力する。蓄積交換装置2
はこのPRI−Q信号を受信すると、システム制御部24が
音声記憶部27から音声データを読み出して音声通信制御
部26に出力し、音声通信制御部26に音声メッセージの出
力を指示する。音声通信制御部26はシステム制御部24か
らの指示に従って、音声を合成し、交信中のファクシミ
リ端末FO2に音声メッセージを送出する。ファクシミリ
端末FO2のオペレータはこの音声メッセージにより現在
蓄積交換装置2と交信中である旨を知り、会話予約によ
り送信先であるファクシミリ端末FI2のオペレータと会
話できない旨を知る。したがって、ファクシミリ端末FO
2のオペレータは、送信先に会話予約機能がないと誤解
することがなく、次にファクシミリ端末FI2に送信する
際にも必要があれば会話予約機能を使用できる旨知るこ
ととなる。その結果、蓄積交換装置2を利用したファク
シミリ通信システムにおいても、ファクシミリ端末FO1
〜FOnやファクシミリ端末FI1〜FInに備えられている会
話予約機能を十分活用することができる。
なお、交信中、蓄積交換装置2がPIP/PIN信号を送信
しても、ファクシミリ端末FO2のオペレータが所定時間
(例えば、22秒)内にオペレータコールに答えて、スト
ップボタンを押さないと、第4図に示すように、ファク
シミリ端末FO2はDCN信号(切断命令信号)を出力し、蓄
積交換装置2はこのDCN信号を検出すると回線を切る。
次に、第5図に示すように、内線LI2のファクシミリ
端末FI2からの画情報をメモリ25に蓄積した後、外線LO2
のファクシミリ端末FO2に送信する蓄積モードにおい
て、蓄積交換装置2がファクシミリ端末FO2に送信中、
ファクシミリ端末FO2から会話予約があった場合の作用
について説明する。ファクシミリ端末FO2は、受信中、
オペレータから会話予約指示を受けると、蓄積交換装置
2からEOP信号(手順終了信号)が送信されてくるのを
待ち、EOP信号が送信されてくると、PIP/PIN信号を送出
する。蓄積交換装置2はPIP/PIN信号を受信すると、PRI
−EOP信号を送出し、ファクシミリ端末FO2からのPIP/PI
N信号が再度送られてくるのを待つ。PRI−EOP信号を受
信したファクシミリ端末FO2はオペレータコールを鳴ら
し、このオペレータコールに答えてオペレータがオフフ
ックしてストップボタンを押すと、PIP/PIN信号をファ
クシミリ端末FO2に送出する。ファクシミリ端末FO2はこ
のPIP/PIN信号を受信すると、音声通信制御部26を駆動
して音声メッセージをファクシミリ端末FO2に出力す
る。したがって、上記の場合と同様に、オペレータは蓄
積交換装置2と交信中であることを知り、会話予約機能
を以後も有効に活用することとなる。
なお、上記交信中、蓄積交換装置2がPRI−EOP信号を
出力して、ファクシミリ端末FO2のオペレータコールが
鳴っても、所定時間内に、オペレータがストップボタン
を押さないと、第7図に示すように、蓄積交換装置2は
DCN信号を出力して回線を開放する。
このように、蓄積交換装置2の蓄積モード処理時、交
信相手から会話予約を受けとると、蓄積交換装置2と交
信中である旨の音声メッセージを会話予約を発した相手
に出力することができ、相手オペレータに交信先に会話
予約機能が無いとの誤解を与えることを防ぐことができ
る。したがって、会話予約機能を十分活用することがで
きる。また、本実施例では、複数のファクシミリ端末FI
1〜FIn、FO1〜FOnを複数の内線LI1〜LInおよび外線LO1
〜LOmを介してそれぞれ接続し、該ファクシミリ端末FI1
〜FIn、FO1〜FOmの内線LI1〜LInおよび外線LO1〜LOmの
何れかを相互に接続して交換する交換機22を備え、蓄積
モードおよび回線の接続交換を行なう交換モードを有す
るので、複数のファクシミリ端末FI1〜FIn、FO1〜FOnを
効果的に管理することができるとともに、その便宜性お
よび利用性をより向上させることができる。
第8図〜第12図は本発明の通信装置の他の実施例を示
す図であり、本実施例は会話予約を受け付けて伝言を記
録し、相手先に伝達するものである。なお、本実施例で
も通信装置を蓄積交換装置に適用した例を示しており、
上記実施例と同一機構部分には同一符号を付してその説
明を省略する。
第8図は本実施例のファクシミリ通信システム31を示
す図であり、ファクシミリ通信システム31は蓄積交換装
置(通信装置)32と、蓄積交換装置32に接続された内線
LI1〜LInおよび外線LO1〜LOmと、内線LI1〜LInに接続さ
れたファクシミリ端末FI1〜FInと、外線LO1〜LOmに接続
されたファクシミリ端末FO1〜FOnと、を備えている。
蓄積交換装置32は、I/F部21、交換機22、通信制御部2
3、システム制御部24、メモリ25、音声通信制御部33お
よび音声記憶部34等を備えている。
I/F部21、交換機22、通信制御部23、システム制御部2
4およびメモリ25は前記実施例と同様のものであるが、
システム制御部24はその内部メモリに蓄積されたプログ
ラムが本実施例の会話予約処理を実行するためのもので
あり、このプログラムに従って会話予約処理を実行す
る。
音声通信制御部33は音声LSIや音声増幅器等を備えて
おり、音声記憶部34にディジタルデータの形で記憶され
ている音声データ(音声メッセージや伝言)を合成して
音声として回線LI1〜LIn、LO1〜LOmに出力したり、回線
LI1〜LIn、LO1〜LOmから入力される音声をディジタルデ
ータに交換して音声記憶部34に蓄積する。
音声記憶部34は、例えばRAMで構成され、ディジタル
データに変換された音声データを記憶する。音声記憶部
34は回線LI1〜LIn、LO1〜LOmから送られてきた伝言を記
憶するとともに、会話予約があった場合に、当該会話予
約を要求してきた相手先に送出する音声メッセージ、例
えば「現在交信している相手は蓄積交換装置です。あな
たの音声を録音する機能があり、録音した伝言は受信し
た画情報を送信した後自動的に相手方に送信致しま
す。」等もあらかじめ記憶される。上述した音声通信制
御部33および音声記録部34は音声出力手段を構成すると
ともに、システム制御部24と共に通知手段を構成する。
次に、作用を説明する。
まず、ファクシミリ蓄積モード処理時に通信相手から
会話予約があった場合の処理について第9、10図に示す
フローチャートに基づいて説明する。
システム制御部24はファクシミリ通信手順が終了する
と、ファクシミリ通信中にLO1〜LOmから会話予約がある
かどうかチェックし(ステップP1,P2)、会話予約がな
いと、回線を切断する(ステップP3)。ファクシミリ通
信中に会話予約があると、システム制御部24は当該LO1
〜LOmを通信制御部23から音声通信制御部33に切り換え
(ステップP4)、音声通信制御部33を駆動して上記音声
メッセージを送出させる(ステップP5)。この音声メッ
セージに答えて、相手オペレータから伝言が送られてく
ると、その伝言を音声通信制御部33でディジタルデータ
に変換し、音声記憶部34に蓄積する(ステップP6)。こ
のとき、音声記憶部34に蓄積した伝言に対してIDを付与
し、秘密性を確保する。
回線が断するのを待って(ステップP7)、送信指定さ
れた内線LI1〜LInが空くのを待つ(ステップP8)。指定
内線LI1〜LInが空くと、当該指定の内線LI1〜LInを発呼
し(ステップP9)、ファクシミリ交信により手順を踏ん
だ後(ステップP10)、メモリ25に蓄積した画情報を送
出する(ステップP11)。画情報の送信が終了すると、
会話要求を示すファクシミリ信号を送出して相手ファク
シミリ装置のオペレータコールを鳴らし(ステップ
P12)、相手オペレータがオフフックすると(ステップP
13)、内線LI1〜LInを通信制御部23から音声通信制御部
33に切り換えて音声記憶部34に蓄積した伝言を合成して
内線LI1〜LInに送出する(ステップP14)。その後、該
伝言用のIDを消去して回線を切断する(ステップP15、P
16)。
一方、ステップP13で、オペレータコールを所定時間
鳴らしてもオフフックされないときは、「伝言有り」と
のレポートをIDを添付して送出し(ステップP17)、回
線を切る(ステップP16)。
その後、第10図に示すように、内線LI1〜LInから着呼
があると(ステップP21)、発呼してきた内線LI1〜LIn
が指定内線かどうか、およびPB信号(IDを示すPB信号
で、相手先がプッシュボタンを押すことにより送信され
てくる信号)を受信したかどうかチェックし(ステップ
P22、P23)、指定内線でないか、PB信号を受信しない
と、通常のファクシミリ手順を実行する(ステップ
P24)、相手先が指定内線でPB信号を送ってきたときに
は、PB信号により送ってきたIDを照合し(ステップ
P25)、IDが一致すると、音声記憶部34から当該IDの伝
言を読み出し、音声通信制御部33で音声に合成して内線
LI1〜LInに送出する(ステップP27)。伝言の送出が終
了すると、IDをて消去して(ステップP28)、回線を切
断する(ステップP29)。
また、ステップP26でIDが一致しないときには、ステ
ップP29に移行して回線を切る。
したがって、蓄積モード時、外線から会話予約がある
と、蓄積交換装置32と交信中であるが伝言を受信し、録
音して指定内線に伝達する旨の音声メッセージを送出す
ることができ、これに答えて伝言を送出してくると、録
音して確実に指定内線のオペレータに音声として伝達す
ることができる。
次に、蓄積交換装置32から外線LO1〜LOmのファクシミ
リ端末FO1〜FOmに送信しているとき、当該ファクシミリ
端末FO1〜FOmから会話予約があった場合の会話予約処理
について、第11、12図に示すフローチャートに基づいて
説明する。
蓄積交換装置32は、内線LI1〜LInのファクシミリ端末
FI1〜FInから受信してメモリ25に蓄積した画情報を指定
された時刻に指定された外線LO1〜LOmのファクシミリ端
末FO1〜FOmに送信する。このファクシミリ通信手順が終
了すると、システム制御部24は送信相手先から会話予約
があるかどうかチェックし(ステップS10、S2)、会話
予約がないと回線を断として送信を終了する(ステップ
S3)。
会話予約があると、システム制御部24は交換機22に指
示して当該外線LO1〜LOmの接続を通信制御部23から音声
通信制御部33に切り換え(ステップS4)、音声記憶部34
に記憶されている音声メッセージを合成して音声として
出力する(ステップS5)。この音声メッセージに応じて
相手オペレータが伝言を送ってくると、音声通信制御部
33でディジタルデータに変換して音声記憶部34に蓄積す
る(ステップS6)。このとき蓄積した伝言に対してIDを
付与して管理し、秘密性を確保する。
その後、回線が断となり、蓄積交換装置32に送信依頼
をしてきた内線LI1〜LInが空くのを待って(ステップ
S7、S8)、当該内線LI1〜LInのファクシミリ端末FI1〜F
Inを発呼し、送信結果レポートを送信する(ステップ
S9)。この送信結果レポートには伝言が有る旨およびID
を付記する。当該内線LI1〜LInのファクシミリ端末FI1
〜FInへの送信結果レポートの送信が終了すると回線を
断とする(ステップS10)。
その後、第12図に示すように、内線LI1〜LInより着呼
があると(ステップS21)、発呼してきた内線LI1〜LIn
が前記送信結果レポートを出力した指定の内線LI1〜LIn
であるか(ステップS22)、また、PB信号(IDを示すPB
信号)を送信してきたかどうかチェックし(ステップS
23)、指定内線でなく、また、PB信号を送信してこない
ときは通常のファクシミリ手順を実行する(ステップS
24)。
相手先が指定内線でPB信号を送ってきたときには、PB
信号により送ってきたIDを照合し(ステップS25)、一
致するIDがあれば、そのIDのもとで管理されている音声
記憶部34の伝言を読み出す。音声記憶部34から読み出し
た伝言を音声通信制御部33で合成して音声として送出す
る(ステップS26、S27)。伝言の送出が終了すると、そ
のIDを消去し(ステップS28)、回線を切って本フロー
を終了する(ステップS29)。
したがって、送信モード時、相手先から会話予約があ
ると、蓄積交換装置32と交信中であるが伝言を受信し、
録音して指定の宛先に伝達する旨の音声メッセージを送
出することができ、この音声メッセージに答えて伝言を
送出してくると、録音して確実に指定内線のオペレータ
に音声として伝達することができる。
このように、本実施例においては、音声メッセージを
送出することにより会話予約機能がある旨および伝言機
能をも備えている旨を知らせることができ、会話予約機
能をより一層活用することができる。
なお、上記各実施例では、音声メッセージを蓄積交換
装置2と交信中である旨の音声メッセージとしたがこれ
に限るものではない。また、音声通信制御部や音声記憶
部も上記各例のものに限るものではなく、例えば、磁気
テープ等に肉声を録音させるのものでもよい。
(効果) 本発明によれば、通信装置が蓄積モード処理時、会話
予約を発した端末オペレータに通信装置と通信中である
旨を通知することができ、オペレータに内線端末が会話
予約機能を有していないとの誤解をいだかせず、会話予
約機能を十分活用することができる。また、複数のファ
クシミリ端末を複数の回線を介してそれぞれ接続し、該
ファクシミリ端末の回線の何れかを相互に接続して交換
する交換手段を備え、蓄積モードおよび回線の接続交換
を行なう交換モードを有するので、複数のファクシミリ
端末を効果的に管理することができるとともに、その便
宜性および利用性をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の通信装置の一実施例を示す図
であり、通信装置としての蓄積交換装置の一例を示す図
であり、第1図はその蓄積交換装置を利用したファクシ
ミリ通信システムの構成図、第2図〜第4図は外線ファ
クシミリ端末から内線ファクシミリ端末へ蓄積モードで
送信する場合の作用説明図であり、第2図はそのファク
シミリ通信システム図、第3、4図はその作用を示すタ
イムチャート、第5図〜第7図は内線ファクシミリ端末
から外線ファクシミリ端末へ蓄積モードで送信する場合
の作用説明図であり、第5図はそのファクシミリ通信シ
ステム図、第6、7図はその作用を示すタイムチャート
である。 第8図〜第12図は本発明の通信装置の他の実施例を示す
図であり、通信装置としての蓄積交換装置の他の例を示
す図であり、第8図はその蓄積交換装置を利用したファ
クシミリ通信システムの構成図、第9図はその蓄積モー
ドでの会話予約処理を示すフローチャート、第10図は蓄
積モードにおける会話予約で蓄積した伝言の送出処理を
示すフローチャート、第11図は送信モードでの会話予約
処理を示すフローチャート、第12図は送信モードにおけ
る会話予約で蓄積した伝言の送出処理を示すフローチャ
ートである。 2、32……蓄積交換装置(通信装置)、 23……通信制御部、 24……システム制御部(認識手段、通知手段)、 25……メモリ、 26、33……音声通信制御部(音声出力手段、通知手
段)、 27、34……音声記憶部(音声出力手段、通知手段)、 LI1〜LIn……内線(回線)、 LO1〜LOm……外線(回線)、 FI1〜FIn……ファクシミリ端末、 FO1〜FOm……ファクシミリ端末。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の回線を介して接続されたファクシミ
    リ端末の間に介装され、送信されてきた画情報を受信し
    て一旦メモリ内に蓄積した後に宛先に送信する蓄積モー
    ドを有する通信装置であって、 前記蓄積モード処理時に、画情報の送信側または受信側
    のファクシミリ端末の一方から会話予約があったことを
    認識する認識手段と、該認識手段が会話予約があったこ
    とを認識した場合に、予め記憶された所定の情報を当該
    会話予約を行なったファクシミリ端末に通知する通知手
    段と、を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】複数のファクシミリ端末を複数の回線を介
    してそれぞれ接続し、該ファクシミリ端末の回線の何れ
    かを相互に接続して交換する交換手段を備え、 前記蓄積モードおよび回線の接続交換を行なう交換モー
    ドを有することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】前記通知手段が通信装置によって蓄積モー
    ド処理がなされている旨の音声メッセージを出力する音
    声出力手段であることを特徴とする請求項1または2記
    載の通信装置。
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