JP2637618B2 - 定電流回路及び該回路を含む半導体集積回路装置及び該装置を搭載した装置 - Google Patents

定電流回路及び該回路を含む半導体集積回路装置及び該装置を搭載した装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、定電流回路及び該回路を含む半導体集積回
路装置及び該装置を搭載した装置に関する。
[従来技術及び発明が解決しようとする課題] 従来、半導体集積回路において使用される定電流回路
としては、第1図(a)に示したものが知られている。
第1図(a)において、T1〜TnはNPNトランジスタ、T
a,TbはトランジスタT1〜Tnに定電流を供給するためのNP
Nトランジスタ、R0〜Rnは抵抗、1は電源に接続される
配線である電源ライン、2は接地電位に保持される配線
であるGNDライン、3は定流電源、6はトランジスタT1
〜Tnに定電流を与えるためのベースラインである。
第1図(a)に示した定電流回路は、回路1,2に対し
て接続される各トランジスタT1〜Tnに定電流を流すため
にNPNトランジスタT1〜Tnのベース・ラインが共通化さ
れ、同バイアスされているという特徴を有している。
しかしながら、第1図(a)に示した定電流回路に
は、回路ブロック1と回路ブロック2とが干渉してしま
うという改善すべき技術課題があった。これは、NPNト
ランジスタT1〜Tnのベースラインが共通化されているた
めである。
また、この課題を解決するために、干渉させたくない
回路同士をPNPトランジスタの定電流源によって分離し
た定電流源回路も、従来より知られている。このような
定電流回路の一例を第1図(b)に示す。第1図(b)
において、7および7′はPNPトランジスタである。
本発明者の知見によれば、第1図(b)に示した定電
流回路といえども、数10〜数100kHZ程度の周波数では問
題とならなかったものも、数MHZ以上の高周波となる
と、回路ブロック1と回路ブロック2とが干渉してしま
い、その干渉の影響により正確な回路動作を保証するこ
とはできなかった。本発明者の数多くの実験と検討の結
果、これは、PNPトランジスタ7.7′/コレクタ・ベース
間の寄生容量CBCによるものであると思われる。このよ
うに、干渉の影響が大きい数MHZ以上の高周波領域で
は、この課題を解決する技術手段が必要であることが判
明したのである。
[課題を解決するための手段] 本発明の定電流回路は、複数の駆動回路により複数の
回路ブロックを駆動する為の定電流を供給する定電流回
路において、 ベースが共通に接続され、前記複数の駆動回路に電流
を供給する為の複数のトランジスタと、 前記複数のトランジスタのベースに所定の電圧を供給
する為のバイアス回路と、 を有し、前記複数のトランジスタのエミッタが前記複数
の駆動回路に接続されていることを特徴とする。
また、本発明の定電流回路は、前記駆動回路がカレン
トミラー回路であることを特徴とする。
さらに、本発明の定電流回路は、前記バイアス手段
と、前記複数のトランジスタとが、前記カレントミラー
回路とは別のカレントミラー回路を構成していることを
特徴とする。
さらに、本発明の定電流回路は、前記バイアス回路が
ベース・コレクタ間の短絡されたトランジスタの複数を
含むことを特徴とする。
さらに、本発明の定電流回路は、前記バイアス回路が
ベース・コレクタ間の短絡された第1のトランジスタ
と、該第1のトランジスタのエミッタにコレクタが接続
された第2のトランジスタ及び該第1のトランジスタの
エミッタにベースが接続された第3のトランジスタと、
を含むことを特徴とする。
本発明の半導体集積回路装置は、前記定電流回路がシ
リコン基板上に形成されていることを特徴とする。
本発明の装置は、前記半導体集積回路装置を含む信号
処理手段と、 記録媒体を保持する保持手段と、 該記録媒体に対して情報の記録動作及び/又は情報の
再生動作を行う為のヘッドと、 を有することを特徴とする。
[作用] 本発明によれば、GNDを基準とした定電圧回路を設
け、コレクタ・ベース接合よりも寄生容量の小さいエミ
ッタ・ベース接合を介在させて定電圧化したバイアスラ
インを構成したので、回路相互間の干渉を現象させるこ
とができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について、図を用いて説明す
る。
(実施例1) 本発明の第1の実施例について、第2図(a),
(b)を用いて説明する。
第2図(a)は基本的な回路構成を示し、第2図
(b)は本実施例の特徴を理解し易いように、駆動すべ
き回路1,2を含めて示した図であり、前述した第1図
(b)と対応させている。
第2図において、1は電源ライン、2はGNDライン、
3は定電流源である。CBEはベースエミッタ内の寄生容
量である。
Q11〜Qn1は、光学ヘッドや磁気ヘッドの駆動回路など
を干渉させたくない回路を互いに分離するためのNPNト
ランジスタである。NPNトランジスタQ11〜Qn1のベース
は、それぞれ、バイアス電圧を与えるNPNトランジスタQ
3のコレクタ、ベースおよび定電流源3の一端に接続さ
れている。また、NPNトランジスタQ11〜Qn1のコレクタ
は、それぞれ電源ライン1に接続されている。
R11〜Rn1は抵抗であり、それぞれ、一端がNPNトラン
ジスタQ11〜Qn1のエミッタに接続され、他端はそれぞれ
NPNトランジスタQ12〜Qn2のベースおよびQ13〜Qn3のコ
レクタに接続されている。
NPNトランジスタQ13〜Qn3のエミッタはそれぞれ抵抗R
12〜Rn2の一端に接続され、抵抗R12〜Rn2の他端はそれ
ぞれGNDライン2に接続されている。
定電流源3、トランジスタQ0〜Q3および抵抗R0は定電
圧回路を形成し、トランジスタQ11〜Qn1のベースとGND
ライン2との電位差を一定に保つためのものである。ト
ランジスタQ3のエミッタはトランジスタQ2のコレクタお
よびベースに接続され、トランジスタQ2のエミッタはト
ランジスタQ1のコレクタおよびベースに接続され、トラ
ンジスタQ1のエミッタはトランジスタQ0のコレクタおよ
びベースに接続され、さらに、トランジスタQ0のエミッ
タは抵抗R0の一端に接続され、抵抗R0の他端は接地され
ている。
6は回路ブロック1,2等を駆動するための定電流を与
えるために設けられたバイアス・ラインであり、第1図
(a)のT1〜Tn及び第1図(b)のT11〜T1n,T21〜T2n
に相当する駆動回路をQ13,Q23とカレント・ミラーを構
成する複数のNPNトランジスタ(第2図(b)におけるT
11〜T1n,T21〜T2n)のベースと接続されている。
第2図に示した定電流回路において、定電流源3の電
流をI[mA]とし、NPNトランジスタQ11〜Qn1のエミッ
タ電流をI1〜In[mA]とすると、ダイオード接続された
NPNトランジスタQ1,Q2,Q3の順方向電圧と、NPNトランジ
スタQ11、Q12,Q13〜Qn1,Qn2,Qn3の順方向電圧が打ち消
し合うため、次式が成立する。
R0・I0+VBE(Q0)=(R11+R12)I1=(R21+R22)I2
・・・=(Rn1+Rn2)In ここで、R0、I0を適当な値に選ぶことによって、上記
左辺の値をバンドギャップ電圧値とすることができる。
すなわち、バンドギャップ電圧をVBGとすると、 (Rn1+Rn2)In=VBG [VBG=1.2〜1.3V(単結晶Siのバンドギャップ電圧)] 従って、 In=VBG/Rn1+Rn2 (但し、R0=R12=R22=・・・Rn2) となり、定電流値を決定することができる。
このように、本実施例では、定電流源3、トランジス
タQ0〜Q3および抵抗R0により、GNDライン2を基準とし
た定電圧回路を形成し、バイアス・ラインにカレント・
ミラーを構成する複数のNPNトランジスタのエミッタ・
ベース間容量が介在するよう構成した。従って、エミッ
タ・ベース間容量がコレクタ・ベース間容量より通常1
桁以上小さいので、従来の定電流回路よりも格段に、ノ
イズの影響を小さくことができた。
例えば回路ブロック1,2を駆動信号のピークtoピーク
が4V,10MH2の駆動信号を扱う回路とした場合にも、その
信号に干渉の影響は見られなかった。
なお、本実施例ではNPNトランジスタを用いて定電流
回路を構成した場合について説明したが、PNトPランジ
スタを用いて対称の回路を構成した場合にも同様の効果
が得られることは明らかである。
(実施例2) 次に、本発明の第2の実施例について、第3図
(a),(b)を用いて説明する。第3図(a)におい
て、第2図と同じ符号を付したものは、それぞれ同じも
のを示す。第3図(b)は第3図(a)で示す回路に駆
動すべき回路としての回路1及び回路2を付加したもの
であり、第1図(b)に対応させて本実施例の特徴を理
解し易くする為の回路図である。第3図に示した定電流
回路においては、NPNトランジスタQ1,Q2,Q3および抵抗R
1,R2により、定電流Iが定電圧に交換される。すなわ
ち、NPNトランジスタQ3の短絡されているベース・コレ
クタの電位VBは、 VB=R1I+VBE(Q1)+VBE(Q2)+VBE(Q3) によって与えられる。なお、抵抗R2はNPNトランジスタQ
2の動作保障のためのものである。
このような回路構成により、Q13、Q23・・・Qn3のベ
ース電位は一定電位となり、次式が成立する。
VB=R1I1+VBE(Q1)+VBE(Q2)+VBE(Q3) =Rn1In+VBE(Qn1)+VBE(n2)+VBE(n3) ここで、NPNトランジスタの電流増幅率が充分大き
く、したがって、バイアス電流を供給するQ2,Q12,Qn2
VBEが同じであり、かつ、Q1,Q3のコレクタ電流、・・・
Qn1,Qn3のコレクタ電流がそれぞれ同じであるとする
と、上式は、 R1I1+2VBE(Q1)=Rn1In+2VBE(Qn1) となり、定電流値Inは、次式で求められる。
RnIn+kT/q・ln・In/I1=R1I1 以上のように定電流回路を構成した場合も、従来の定
電流回路ようにカレント・ミラーを構成する複数のNPN
トランジスタのコレクタ・ベース間容量が介在せず、エ
ミッタ・ベース間容量CBEが介在することになるので、
実施例1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施例ではNPNトランジスタを用いて定電流
回路を構成した場合について説明したが、PNPトランジ
スタを用いて対称の回路を構成した場合にも同様の効果
が得られることは明らかである。
第4図は、上述した定電流回路を含む半導体集積回路
装置である。該装置は半導体プロセス技術により単結晶
シリコン基板上に回路を形成し、該回路と、外部回路と
接続する為のリード端子31と、をワイヤボンディングに
より金の細線で結線してセラミックパッケージ32に収納
したものである。
第5図は、上述した定電流回路を含む半導体集積回路
装置を搭載した装置を示す模式図である。ここでは光デ
ィスクを利用する記録再生装置を例に挙げて説明する。
第5図において、121は記録媒体としての光ディスク
を示す。この光ディスク121は、記録媒体を保持する保
持手段としてのターンテーブル上に載置され、スピンド
ルモータ122によって回転される。回転した光ディスク1
21に対して、その半径方向に移動可能に光ヘッド123が
設けられている。光ヘッド123は、内蔵した半導体レー
ザ124より、光ディスクに向けて光ビームを出射する。
出射された光ビームはコリメータレンズ125で平行光と
され、ビームスプリッタ126を透過して、対物レンズ127
で光ディスク上に微小なスポットとして結像される。こ
の光ビームによって、光ディスク121に、情報の記録及
び/又は再生が行われる。
一方、光ディスク121によって反射された光は、再び
対物レンズ127を通り、ビームスプリッタ126で人射光ビ
ームを分離される。分離された反射光は、直交する2方
向で結像位置の異なるアナモフィック光学系129を通っ
て、光電変換素子130で受光される。光電変換素子130
は、複数の光センサ部から成り、この光センサ部の出力
電流を、信号処理回路131で電流−電圧変換し、変換さ
れた電圧からエラー信号検出回路140によって、フォー
カシングエラー信号およびトラッキングエラー信号が生
成される。
ここで、フォーカシングエラー信号は、光ディスクに
照射される光ビームを正確にディスク上に合焦させるた
めのものである。光ヘッド123内に設けられたアクチュ
エータ128は、このフォーカシングエラー信号に従って
対物レンズ127をその光軸方向に駆動し、フォーカシン
グ制御を行う。トラッキングエラー信号は、光ディスク
121に同心円状或いはスパイラル状に形成された情報ト
ラックを、光ビームが正確にトレースするように制御す
るためのものである。このトラッキングエラー信号も、
アクチュエータ128にフィードバックされ、対物レンズ1
27を情報トラックを横切る方向に駆動するのに用いられ
る。以下、このようなエラー信号を検出する方法を説明
する。
第6図(a)〜第6図(c)は、第5図々示の光電変
換素子130の正面図である。光電変換素子は、4つの光
センサ部106,107,108,109から構成され、その受光部に
は、斜線部で示すように光ディスクからの反射光がスポ
ット110として入射する。このスポット110の形状は、光
ディスクに照射される光ビームの合焦状態に応じて変化
する。光ビームが正確にディスク上に結像されている場
合には、第6図(a)のように円形のスポット110が形
成され、光センサ部106〜109からは互いに等しい電流が
出力される。光ビームが、ディスクの手前で結像した場
合およびディスクの後側で結像した場合には、スポット
110は夫々第6図(b)および第6図(c)に示すよう
に楕円状となる。従って、光センサ部107および108の出
力の和と、光センサ部106および109の出力の和との差信
号からフォーカシングエラー信号を得ることが出来る。
一方、スポット110には、ディスクに照射される光ビ
ームと情報トラックとの位置関係に応じた明暗パターン
が形成されている。また、光センサ部106,107と光セン
サ部108,109との境界線は、反射光による情報トラック
の像の長手方向に対し、平行に設けられている。従っ
て、光センサ部106および107の出力の和信号と、光セン
サ部108および109の出力の和信号とを差分することによ
って、トラッキングエラー信号が検出される。
第7図は、上記光電変換素子の出力電流を電圧に変換
する、従来の信号処理回路中の一回路構成を示す図であ
る。第7図において、111,112,113,114は、夫々差動増
幅器、115,116,117,118は、夫々同一の抵抗値Rを持つ
抵抗である。フォトダイオード等から成る光センサ部10
6,107,108,109を流れる電流i6,i7,i8,i9は、この回路に
よって、各々の電流量に対応した電圧に変換される。演
算増幅器111,112,113,114の出力電力を夫々V9,V8,V7,V6
とすると、V6=R・i6,V7=R・i7,V8=R・i8,V9=R
・i9の関係を満足する。
第8図は、第7図々示の信号処理回路の出力電圧か
ら、前述のフォーカシングエラー信号およびトラッキン
グエラー信号を検出する為のエラー信号検出回路であ
る。この回路は、加算増幅器132,133,134,135,138と、
差動増幅器136,137とから構成されている。フォーカシ
ングエラー信号SAFは、差動増幅器137より、(V7+V8
−(V6+V9)の出力として得られる。一方、トラッキン
グエラー信号SATは、(V6+V7)−(V8+V9)として、
差動増幅器136より出力される。また、加算増幅器138か
らは、V6+V7+V8+V9の和信号SRFが出力される。この
和信号SRFは、4つの光センサ部の総受光光量に比例す
る信号である。和信号SRFは、例えばフォーカシング制
御を引き込む際に、ディスク面が合焦位置近傍に来たこ
とを検出するのに用いられる。また、ディスクに照射さ
れた光ビームが、情報トラック上に位置するのか、情報
トラックの間の領域に位置するのかを判断(所謂オン・
ランドかオン・グループかの判定)するのに用いられ
る。更に、再生モード、即ち、光ディスクにすでに記録
された情報を再生する場合には、この和信号SRFから情
報信号を再生することも出来る。
本実施例1,2で示した定電流回路を含む半導体集積回
路装置は信号のピーク検出器として前述した信号処理回
路131の一部を構成する。
[発明の効果] 以上、詳細に説明したように、本実施例によれば、ト
ランジスタのベース・エミッタの順方向電圧を用いるこ
とによって独立させたい回路ブロックの定電流源を分離
させることにより、回路ブロック間の干渉を減少させる
ことができる。
従って、本発明によれば、正確な動作を保証し得る定
電流回路を提供することができる。
そして、記録再生装置に搭載されて良好な信号処理を
行わしめる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および第1図(b)は従来の定電流回路の
構成を示す回路図、 第2図(a),(b)は本発明の1実施例に係る定電流
回路の構成を示す回路図、 第3図(a),(b)は本発明の第2の実施例に係る定
電流回路の構成を示す回路図、 第4図は本発明による半導体集積回路装置を示す模式
図、 第5図は本発明による装置の一例としての記録再生装置
を示す模式図、 第6図(a)〜(c)は第5図における光電変換素子の
模式的正面図、 第7図は第5図における信号処理回路の一部分を示す模
式図、 第8図は第5図におけるエラー信号検出回路を示す模式
図である。 (符号の説明) 1……電源ライン、2……GNDライン、3……定電流
源、6……バイアスライン、7,7′……PNPトランジス
タ、31……リード端子、32……セラミックパッケージ、
106〜109……光センサ部、110……スポット、111〜114
……差動増幅器、115〜118……抵抗、121……光ディス
ク、122……スピンドルモータ、123……光ヘッド、124
……半導体レーザ、125……コリメータレンズ、126……
ビームスプリッタ、127……対物レンズ、128……アクチ
ュエータ、129……アナモフィック光学系、130……光電
変換素子、131……信号処理回路、132〜135,138……加
算増幅器、136,137差動増幅器、140……エラー信号検出
回路。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の駆動回路により複数の回路ブロック
    を駆動する為の定電流を供給する定電流回路において、 ベースが共通に接続され、前記複数の駆動回路に電流を
    供給する為の複数のトランジスタと、 前記複数のトランジスタのベースに所定の電圧を供給す
    る為のバイアス回路と、 を有し、前記複数のトランジスタのエミッタが前記複数
    の駆動回路に接続されていることを特徴とする定電流回
    路。
  2. 【請求項2】前記駆動回路はカレントミラー回路である
    請求項1記載の定電流回路。
  3. 【請求項3】前記バイアス手段と、前記複数のトランジ
    スタとは、前記カレントミラー回路とは別のカレントミ
    ラー回路を構成していることを特徴とする請求項2記載
    の定電流回路。
  4. 【請求項4】前記バイアス回路はベース・コレクタ間の
    短絡されたトランジスタの複数を含む請求項1記載の定
    電流回路。
  5. 【請求項5】前記バイアス回路はベース・コレクタ間の
    短絡された第1のトランジスタと、該第1のトランジス
    タのエミッタにコレクタが接続された第2のトランジス
    タ及び該第1のトランジスタのエミッタにベースが接続
    された第3のトランジスタと、を含む請求項1記載の定
    電流回路。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の定電流回路がシリコン基
    体上に形成されていることを特徴とする半導体集積回路
    装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の半導体集積回路装置を含
    む信号処理回路と、 記録媒体を保持する保持手段と、 該記録媒体に対して情報の記録動作及び/又は情報の再
    生動作を行う為のヘッドと、 を有する装置。
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