JP2637395B2 - 図形変換方法 - Google Patents

図形変換方法

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JP2637395B2
JP2637395B2 JP60007213A JP721385A JP2637395B2 JP 2637395 B2 JP2637395 B2 JP 2637395B2 JP 60007213 A JP60007213 A JP 60007213A JP 721385 A JP721385 A JP 721385A JP 2637395 B2 JP2637395 B2 JP 2637395B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、描かれた図形を光学的に画像スキヤナによ
り走査しランレングスデータとして定義する場合の図形
変換方式に関するものである。
〔従来の技術〕
最初に画像処理技術において一般的に行われているラ
ンレングスベクトルについて説明する。第2図は紙面上
に描かれた図形“A"のランレングスベクトルを示す図
で、図において、1は読取対象となる白地の図面、2は
図面1に黒で描かれた図形、3はスキヤンの軌跡、4は
スキヤン内で図形2の黒がどの始点から終点まで連続し
ているかを示すランレングスベクトル、5はそのランレ
ングスベクトル4の始点、6はランレングスベクトルの
終点で、XとYは座標軸である。
ここで、スキヤンは、X軸上を一定間隔で行い、図面
全体についてランレングスデータを得るものである。
次に、従来の図形変換方式におけるランレングスベク
トルデータの演算アルゴリズムについて以下に説明す
る。(1)式は図形のゆがみ補正を行う場合に適用され
る変換式で、a〜hは定数である。
ここで、(1)式におけるx,yはランレングスベクト
ルの始点又は終点を表わし、X,Y軸上の座標値で、xt,yt
は、前記座標値(x,y)に対応する変換後のX,Y軸上の点
の座標値である。
また、第3図のフローチヤートにおけるステツプ7は
「スキヤン行初期設定」、8は「スキヤン行終点」を示
す判定ステツプ、9は「スキヤン内ランレングス終了」
の判定ステツプ、10は上記「(1)式の演算」ステツ
プ、11は「スキヤン行カウントアツプ」のステツプであ
る。更に、一般の画像処理システム(例,画像情報フア
イル装置)の構成例を第4図に示す。
すなわち、(A)は画像入出力装置で(B)画像メモ
リ装置と共にイメージバス(C)を介してイメージプロ
セシングデバイス(D)に接続されている。(E)は登
録検索処理デバイスでデータプロセツサ、CRT、キーボ
ード等より構成されデータバス(F)を介してフロツピ
デイスクや磁気デイスク等のインデツクス管理デバイス
(G)に接続され所定の演算を行なうものである。
次に第3図の動作について説明する。まずステツプ7
の「スキヤン行初期設定」で対象とするスキヤン行の初
期設定を実行した後に、ステツプ8の「スキヤン行終
了」の判定で対象とするスキヤン行がない場合にはその
動作を終了し、また、対象とすべきスキヤン行が存在す
る場合にはステツプ9に移行する。そしてステツプ9の
「スキヤン内ランレングス終了」の判定で、対象とする
スキヤン行内の変換演算を実施していないランレングス
データが存在していない場合にはステツプ11の「スキヤ
ン行カウントアツプ」に移り、存在する場合にはステツ
プ10の「(1)式の演算」に移る。そして、前記ステツ
プ10では「(1)式の演算」を、ランレングスベクトル
の始点と終点の座標値について行い、対応するランレン
グスベクトルの座標値を得る。ステツプ10の「(1)式
の演算」後はステツプ9に再度戻る。ステツプ11の「ス
キヤン行カウントアツプ」では演算を実施したスキヤン
行をカウントアツプし、その後ステツプ8の「スキヤン
行終了」に移る。そして、ステツプ10で得られた変換後
のベクトルデータに基いて線画を描けば変換された図形
を描くことができる。
すなわち、全ランレングスベクトルの始点・終点の座
標値x,yに対して(1)式の演算を実行し変換図形を得
るようにしていた。つまり、従来の図形変換方式では例
えば、総スキヤン数が1000行で、一スキヤン内にランレ
ングスベクトルが平均10本ある場合には、図面全体では 加算,10ベクトル/行×1000行×12回/ベクトル=12000
0回 乗算,10ベクトル/行×1000行×16回/ベクトル=16000
0回 となる。ただし、1ベクトル当りの演算回数は、ベクト
ルの始点と終点について演算を行うので、(1)式を2
回演算した回数となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の図形変換方式では、同一スキヤン
内のランレングスデータの座標値x(又はy)は常に同
一であるという性質を採用せずに、全ランレングスベク
トルについてその始点・終点座標値をそのまま前記
(1)式に当てはめ演算するようにしていた為、演算式
が大変複雑となり加算・乗算の回数が多く演算に時間が
かかるという問題点があつた。
本発明はかかる問題点を解決する為になされたもの
で、同一スキヤン内のランレングスデータの座標値x
(又はy)は同一であることから、一スキヤン内のデー
タに対して共通に適用できる部分については一スキヤン
毎に予め要素別分割演算によつて計算し、同一スキヤン
内では、その結果を共通的に用いることによつて、演算
の効率化を計るようにした図形変換方式を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る図形変換方式は入力デバイスである画
像スキヤナにより紙面上の図形をスキヤンニングし、そ
の操作によつて得られた図形のランレングスデータをイ
メージプロセシングデバイス等によつて変換演算する場
合に、一スキヤン内ではX・Y座標値が不変であるパラ
メータをスキヤン毎に予め演算式によつて求めておき、
同一スキヤン内のランレングスデータに対しては要素別
分割演算により既に求めた一定値パラメータを用いて演
算を実行するようにしている。
〔作 用〕
この発明においては図形変換方式でのランレングスベ
クトルデータ演算式に変形を施し、一スキヤン内のラン
レングスデータとして共通な座標値は変換式によつて予
め求めておき繰り返えしパラメータとして取り込む図形
変換方式の演算アルゴリズムを採用し高速図形変換処理
を実現している。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示すフローチヤートで、
図中第3図と同一の機能は同一の符号をもつて図示し
た。図において12は後述の「(2)式の演算」を行うス
テツプ、13は「(3)式の演算」を行うステツプであ
る。また、演算式(1)式は次の(2)式と(3)式の
如く要素別分割演算を行うことにする。すなわち、 上記(2)式はスキヤン行が変わる毎に一度だけ最初
に計算し、(3)式は同一スキヤン行内のランレングス
データに対して適用する。ただし、ここでは、x座標値
が一定である各列ごとにスキヤンする場合を示している
が、y座標値が一定である各行ごとにスキヤンする場合
にも本発明は適用可能である。その場合には、P,Q,R,S
はy座標値を含むものとなり、xt,ytはx座標値を含む
ものとなる。
従って、その場の演算式(2),(3)は以下のとお
りとなる。
次に動作について説明する。ステツプ7の「スキヤン
行初期設定」において対象となるスキヤン行を初期設定
する。次にステツプ8の「スキヤン行終了」の判定によ
り、対象とすべきスキヤン行が存在しない場合は動作を
終了し、存在する場合にはステツプ12の「(2)式の演
算」に移る。ステツプ12では、対象スキヤン行に対応す
る座標値xをもとに(2)式の演算を実行する。前記の
演算が終了すると次はステツプ9に移る。ステツプ9は
「スキヤン内ランレングス終了」の判定で、対象スキヤ
ン行内の変換演算を行い、ランレングスデータが存在し
ない場合はステツプ11の「スキヤン行カウントアツプ」
に移り、存在する場合にはステツプ13の「(3)式の演
算」に移る。ステツプ13ではランレングスベクトル始点
・終点の座標値yをもとに(3)式の演算を行う。テツ
プ13の演算が終るとステツプ9に戻る。ステツプ11では
スキヤン行をカウントアツプし、ステツプ8に戻る。
ステツプ13で得られた変換後のベクトルデータに基い
て線画を描けば変換された図形を描くことができる。
すなわち、スキヤン行が変わる毎に(2)式の演算を
1度だけ行い、同一スキヤン行内では(3)式の演算を
行つている。
このような、図形変換方式を採用すると例えば総スキ
ヤン数1000行で、一スキヤン内にランレングスベクトル
が平均10本ある場合、図面全体では となり、従来例と比較して約3割の演算回数ですむこと
になる。ただし、(3)式の1ベクトル当りの演算回数
は、ベクトルの始点と終点について演算を行うので、
(3)式を2回演算した回数となつている。
なお、上記の実施例では、変換式として(1)式を例
にとつて説明したがスキヤン行の関数として決定される
パラメータがあり、これを同一スキヤン内のランレング
スデータに共通に使える変換演算であれば上記実施例と
同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したように、一スキヤン内のラン
レングスデータに対して共通に適用できる座標値の変換
演算部分については要素別分割演算により一スキヤン毎
に予め計算し、同一スキヤン内では、その結果を共通的
に用い演算するようにしたので演算の無駄が省け処理時
間が短縮される等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図形変換方式のフロー
チヤート、第2図はランレングスベクトルの一般説明
図、第3図は従来の図形変換方式のフローチヤート、第
4図は画像処理システム図である。 図において、12は(2)式の演算、13は(3)式の演
算、(A)は画像入出力装置、(B)は画像メモリ装
置、(D)はイメージプロセシングデバイス、である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−211543(JP,A) 特開 昭57−89171(JP,A) 日本リモートセンシング研究会編「リ モートセンシング実用講座 画像の処理 と解析」(昭和56−5−1)共立出版 P.179−181

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各点が(x,y)座標値で表される二次元図
    形を各列(x座標値一定)を単位として走査し、その走
    査の結果得られた始点のx座標値及びy座標値、終点の
    x座標値及びy座標値で表現されたランレングスデータ
    に対して、それら始点及び終点のそれぞれについてその
    x座標値、y座標値およびx座標値とy座標値との積に
    それぞれ変換係数を掛けてから和をとって変換x座標値
    を算出するとともに、ランレングスデータのy座標値、
    x座標値およびy座標値とx座標値との積にそれぞれ変
    換係数を掛けてから和をとって変換y座標値を算出する
    変換演算式による変換を施す図形変換方法において、前
    記変換演算式における変換後のx座標値を算出するため
    の変換係数をa〜dとし、変換後のy座標値を算出する
    ための変換係数をe〜hとしたとき、同一走査列に対し
    て、P〜Sを算出する(A)式を一度だけ計算し、変換
    後のx座標値,y座標値をxt,ytとしたとき、前記同一走
    査列に対して、それらxt,ytを算出する(B)式を各y
    座標値について前記算出されたP〜Sを用いて繰り返し
    計算することを特徴とする図形変換方法。
  2. 【請求項2】各点が(x,y)座標値で表される二次元図
    形を各行(y座標値一定)を単位として走査し、その走
    査の結果得られた始点のx座標値及びy座標値、終点の
    x座標値及びy座標値で表現されたランレングスデータ
    に対して、それら始点及び終点のそれぞれについてその
    x座標値、y座標値およびx座標値とy座標値との積に
    それぞれ変換係数を掛けてから和をとって変換x座標値
    を算出するとともに、ランレングスデータのy座標値、
    x座標値およびy座標値とx座標値との積にそれぞれ変
    換係数を掛けてから和をとって変換y座標値を算出する
    変換演算式による変換を施す図形変換方法において、前
    記変換演算式における変換後のx座標値を算出するため
    の変換係数をa〜dとし、変換後のy座標値を算出する
    ための変換係数をe〜hとしたとき、同一走査行に対し
    て、P〜Sを算出する(A)式を一度だけ計算し、変換
    後のx座標値,y座標値をxt,ytとしたとき、前記同一走
    査行に対して、それらxt,ytを算出する(B)式を各x
    座標値について前記算出されたP〜Sを用いて繰り返し
    計算することを特徴とする図形変換方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5789171A (en) * 1980-11-25 1982-06-03 Mitsubishi Electric Corp Picture processor
JPS60211543A (ja) * 1984-04-05 1985-10-23 Nec Corp 座標変換方式

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
日本リモートセンシング研究会編「リモートセンシング実用講座 画像の処理と解析」(昭和56−5−1)共立出版P.179−181

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