JP2636517B2 - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
- Publication number
- JP2636517B2 JP2636517B2 JP3010498A JP1049891A JP2636517B2 JP 2636517 B2 JP2636517 B2 JP 2636517B2 JP 3010498 A JP3010498 A JP 3010498A JP 1049891 A JP1049891 A JP 1049891A JP 2636517 B2 JP2636517 B2 JP 2636517B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detection
- image data
- image
- line
- mark
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- Expired - Lifetime
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- Facsimile Transmission Control (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、特
にファックスで伝送された画像から文字を抽出し認識す
る画像処理装置に関する。
にファックスで伝送された画像から文字を抽出し認識す
る画像処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の、この種の画像認識装置において
は、画像データの記憶手段を持ち、受信した画像データ
を順次前記記憶手段に記憶し、画像１枚分のデータの受
信及び記憶が完了した後、記憶手段に記憶された画像デ
ータを読み出し、伝送される帳票に予め印刷されている
確認マークの検出及び文字の認識を行なっていた。
は、画像データの記憶手段を持ち、受信した画像データ
を順次前記記憶手段に記憶し、画像１枚分のデータの受
信及び記憶が完了した後、記憶手段に記憶された画像デ
ータを読み出し、伝送される帳票に予め印刷されている
確認マークの検出及び文字の認識を行なっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の画像認
識装置では、受信が完了した後に受信画像内のあらかじ
め帳票に印刷されている確認マークを検出しているた
め、伝送されたデータの受信が正常に完了した場合でも
確認マークの検出ができない場合があった。たとえば、
ファックスの送信側にて、帳票を誤って上下逆にセット
したり、裏返しにセットして送信した場合、送信側も受
信側も画像データの伝送は正常に終了するが確認マーク
は検出できないことになる。この場合の確認マークの不
検知は、画像認識装置で確認マークの検出を行なった時
点ではじめて判明するため、画像の伝送中に検出するこ
とはできないという欠点がある。
識装置では、受信が完了した後に受信画像内のあらかじ
め帳票に印刷されている確認マークを検出しているた
め、伝送されたデータの受信が正常に完了した場合でも
確認マークの検出ができない場合があった。たとえば、
ファックスの送信側にて、帳票を誤って上下逆にセット
したり、裏返しにセットして送信した場合、送信側も受
信側も画像データの伝送は正常に終了するが確認マーク
は検出できないことになる。この場合の確認マークの不
検知は、画像認識装置で確認マークの検出を行なった時
点ではじめて判明するため、画像の伝送中に検出するこ
とはできないという欠点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、ファッ
クスで伝送された帳票の画像から文字パターンを抽出し
て認識する画像処理装置において、伝送された画像デー
タをラインごとに順次２値画像データに変換する変換手
段と、前記２値画像データをラインごとに順次探索し前
記帳票にあらかじめ印刷されている確認マークを検知し
て検知情報を出力する検知手段と、前記２値画像データ
と前記検知情報を監視つつあらかじめ設定した前記確認
マークの検知範囲内に前記確認マークが検知されない場
合には異常信号を発生し画像伝送中の前記確認マークの
検知および不検知に関する上表を提供する監視手段とを
備えて構成される。
クスで伝送された帳票の画像から文字パターンを抽出し
て認識する画像処理装置において、伝送された画像デー
タをラインごとに順次２値画像データに変換する変換手
段と、前記２値画像データをラインごとに順次探索し前
記帳票にあらかじめ印刷されている確認マークを検知し
て検知情報を出力する検知手段と、前記２値画像データ
と前記検知情報を監視つつあらかじめ設定した前記確認
マークの検知範囲内に前記確認マークが検知されない場
合には異常信号を発生し画像伝送中の前記確認マークの
検知および不検知に関する上表を提供する監視手段とを
備えて構成される。
【０００５】また本発明の装置は、前記確認マークが、
帳票の所定数のラインにまたがって左右対称に１対印刷
されたものを対象とする構成を有する。
帳票の所定数のラインにまたがって左右対称に１対印刷
されたものを対象とする構成を有する。
【０００６】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００７】図１は、本発明の一実施例の構成図であ
る。図１に示す実施例は、伝送された画像データを１ラ
インごとに順次２値画像データに変換する変換手段とし
ての変換部１と、変換部１で得られた２値画像データを
画像を形成するラインごとに順次探索して確認マークを
検出する検出手段としての検出部２と、変換部１の出力
する２値画像データを検出部２の検出情報を監視しつつ
確認マークが検出されないときは確認マークの不検知信
号を出力する監視手段としての監視部３をとを備えて成
る。
る。図１に示す実施例は、伝送された画像データを１ラ
インごとに順次２値画像データに変換する変換手段とし
ての変換部１と、変換部１で得られた２値画像データを
画像を形成するラインごとに順次探索して確認マークを
検出する検出手段としての検出部２と、変換部１の出力
する２値画像データを検出部２の検出情報を監視しつつ
確認マークが検出されないときは確認マークの不検知信
号を出力する監視手段としての監視部３をとを備えて成
る。
【０００８】次に、図１の実施例の動作について説明す
る。
る。
【０００９】変換部１は、信号線４１から入力される画
像信号を順次変換し、画像を形成する１ラインごとに画
像データをデータライン１１に出力する。
像信号を順次変換し、画像を形成する１ラインごとに画
像データをデータライン１１に出力する。
【００１０】検出部２は、データライン１１に送出され
た画像データを入力し、画像１ラインに入力されるごと
に順次画像中の確認マークパターンを探索し、確認マー
クを検出した場合に信号線２１に検知信号を発生する。
た画像データを入力し、画像１ラインに入力されるごと
に順次画像中の確認マークパターンを探索し、確認マー
クを検出した場合に信号線２１に検知信号を発生する。
【００１１】監視部３はデータライン１１と信号線２１
を監視し、データライン１１に送出された、あらかじめ
設定した範囲の画像データに含まれるはずの確認マーク
が検知できなかった場合、すなわち、データライン１１
に一定ライン数の画像データが送出されるうちに信号線
２１から検知信号が得られない場合に、信号線３１にア
ラーム信号を発生する。これにより、データライン１１
に一定ライン数の画像が入力され、かつ画像データから
確認マークが検知できなかった場合に信号線２１にアラ
ーム信号を発生される。
を監視し、データライン１１に送出された、あらかじめ
設定した範囲の画像データに含まれるはずの確認マーク
が検知できなかった場合、すなわち、データライン１１
に一定ライン数の画像データが送出されるうちに信号線
２１から検知信号が得られない場合に、信号線３１にア
ラーム信号を発生する。これにより、データライン１１
に一定ライン数の画像が入力され、かつ画像データから
確認マークが検知できなかった場合に信号線２１にアラ
ーム信号を発生される。
【００１２】ここで、検出部２の内部の構成についてさ
らに詳細に説明する。図２は検出部２を詳細に示す構成
図である、検出部２は、パタン抽出部５，パタン処理部
６，７、カウンタ８，９、判定部１０、データライン１
１，５１，５２、信号線６１，６２，７１，７２，８
１，９１，２１から構成される。
らに詳細に説明する。図２は検出部２を詳細に示す構成
図である、検出部２は、パタン抽出部５，パタン処理部
６，７、カウンタ８，９、判定部１０、データライン１
１，５１，５２、信号線６１，６２，７１，７２，８
１，９１，２１から構成される。
【００１３】本実施例では、図３（ａ）に示すように、
確認マーク１０１が帳票の左右対称に２つ印刷された帳
票１０３の画像が入力される。
確認マーク１０１が帳票の左右対称に２つ印刷された帳
票１０３の画像が入力される。
【００１４】パタン抽出部５は、データライン１１に画
像データが送出されると、画像データから帳票の確認マ
ーク１０１の部分を検知対象とする２つの部分パタンを
それぞれ所定のライン数にわたってデータライン５１，
５２に出力する。例えば、図３（ａ）のライン１０２の
画像パタンを入力した場合、すなわち図３（ｂ）に示す
ような画像データを入力した場合は、図３（ｂ）の部分
パタンＰ１，Ｐ２に示す部分パタンをそれぞれデータラ
イン５１，５２に出力する。
像データが送出されると、画像データから帳票の確認マ
ーク１０１の部分を検知対象とする２つの部分パタンを
それぞれ所定のライン数にわたってデータライン５１，
５２に出力する。例えば、図３（ａ）のライン１０２の
画像パタンを入力した場合、すなわち図３（ｂ）に示す
ような画像データを入力した場合は、図３（ｂ）の部分
パタンＰ１，Ｐ２に示す部分パタンをそれぞれデータラ
イン５１，５２に出力する。
【００１５】パタン処理部６，７はそれぞれ、データラ
イン５１，５２に送出された部分パタンが１ライン入力
されるごとに動作し、すべてが白の画素から構成される
部分パタンが入力された場合には、カウンタ８，９に信
号線６１，７１を介してリセット信号を送出する。ま
た、すべてが白でない部分パタンが入力された場合に
は、すなわち確認マーク１０１の黒を含む場合には、カ
ウンタ８，９に信号線６２，７２を介してカウントアッ
プ信号を送出する。
イン５１，５２に送出された部分パタンが１ライン入力
されるごとに動作し、すべてが白の画素から構成される
部分パタンが入力された場合には、カウンタ８，９に信
号線６１，７１を介してリセット信号を送出する。ま
た、すべてが白でない部分パタンが入力された場合に
は、すなわち確認マーク１０１の黒を含む場合には、カ
ウンタ８，９に信号線６２，７２を介してカウントアッ
プ信号を送出する。
【００１６】カウンタ８，９は上述したリセット信号と
カウントアップ信号によりカウントのリセットとカウン
トアップを行なうカウンタで、確認マークを形成する一
定値以上のカウントを行なった場合にはキャリー信号を
信号線８１，９１に出力する。
カウントアップ信号によりカウントのリセットとカウン
トアップを行なうカウンタで、確認マークを形成する一
定値以上のカウントを行なった場合にはキャリー信号を
信号線８１，９１に出力する。
【００１７】判定部１０は、信号線８１及び９１の両方
からキャリー信号を入力した場合に、信号線２１に検知
信号を出力する。
からキャリー信号を入力した場合に、信号線２１に検知
信号を出力する。
【００１８】このようにして、検出部２はデータライン
１１に送出された図３（ａ）に示すような帳票１０３の
画像データから確認マーク１０１の部分に対応する部分
パタンを順次検索し、一定値以上の大きさを持つ黒ブロ
ックイメージ２つを検知し、２つとも見つかった場合の
み検知信号を発生する。
１１に送出された図３（ａ）に示すような帳票１０３の
画像データから確認マーク１０１の部分に対応する部分
パタンを順次検索し、一定値以上の大きさを持つ黒ブロ
ックイメージ２つを検知し、２つとも見つかった場合の
み検知信号を発生する。
【００１９】以上説明したように、本実施例では図３
（ａ）に示すような帳票の画像データを伝送信号線に接
続した場合、画像伝送中にあっても、帳票に印刷されて
いる２つの確認マークの一方および両方の不検知を検出
し、これを通知することができる。
（ａ）に示すような帳票の画像データを伝送信号線に接
続した場合、画像伝送中にあっても、帳票に印刷されて
いる２つの確認マークの一方および両方の不検知を検出
し、これを通知することができる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、帳票の画
像を電送中にあっても、確認マークの不検知を検知する
ことにより、ただちに送信オペレータに異常通知が可能
となり、確認マークの不検知を検出した時点で画像デー
タの受信を中断して通信を異常終了させるなどして画像
伝送後の確認マーク検知異常の有無検出やこのための帳
票再送を不用とし、オペレータの作業負荷を著しく軽減
できるという効果がある。
像を電送中にあっても、確認マークの不検知を検知する
ことにより、ただちに送信オペレータに異常通知が可能
となり、確認マークの不検知を検出した時点で画像デー
タの受信を中断して通信を異常終了させるなどして画像
伝送後の確認マーク検知異常の有無検出やこのための帳
票再送を不用とし、オペレータの作業負荷を著しく軽減
できるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例の構成図である。
【図２】図１の検出部２を詳細に示す構成図である。
【図３】本発明の対象とする帳票の確認マークを示す図
（ａ）および確認マークの検出対象とする部分パタンを
示す図（ｂ）である。
（ａ）および確認マークの検出対象とする部分パタンを
示す図（ｂ）である。
１ 変換部 ２ 検出部 ３ 監視部 ５ パタン抽出部 ６，７ パタン処理部 ８，９ カウンタ １０ 判定部
Claims (2)
- 【請求項１】 ファックスで伝送された帳票の画像から
文字パターンを抽出して認識する画像処理装置におい
て、伝送された画像データをラインごとに順次２値画像
データに変換する変換手段と、前記２値画像データをラ
インごとに順次探索し前記帳票にあらかじめ印刷されて
いる確認マークを検知して検知情報を出力する検知手段
と、前記２値画像データと前記検知情報を監視つつあら
かじめ設定した前記確認マークの検知範囲内に前記確認
マークが検知されない場合には異常信号を発生し画像伝
送中の前記確認マークの検知および不検知に関する情報
を提供する監視手段とを備えて成ることを特徴とする画
像処理装置。 - 【請求項２】 前記確認マークが、帳票の所定数のライ
ンにまたがって左右対称に１対印刷されたものであるこ
とを特徴とする請求項１記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3010498A JP2636517B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3010498A JP2636517B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 画像処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04245772A JPH04245772A (ja) | 1992-09-02 |
| JP2636517B2 true JP2636517B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=11751861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3010498A Expired - Lifetime JP2636517B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2636517B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP3010498A patent/JP2636517B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04245772A (ja) | 1992-09-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970311 |
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