JP2636313B2 - クロック発生回路 - Google Patents
クロック発生回路Info
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- JP2636313B2 JP2636313B2 JP63063857A JP6385788A JP2636313B2 JP 2636313 B2 JP2636313 B2 JP 2636313B2 JP 63063857 A JP63063857 A JP 63063857A JP 6385788 A JP6385788 A JP 6385788A JP 2636313 B2 JP2636313 B2 JP 2636313B2
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- Japan
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- circuit
- output
- oscillator
- noise
- oscillation
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はクロック発生回路、特に、1チップ・マイク
ロコンピュータなどに搭載され異なる2つの周波数のク
ロックを発生する2つの発振回路を有しその2つのクロ
ックからいずれか一方のクロックを選択するクロック発
生回路に関する。
ロコンピュータなどに搭載され異なる2つの周波数のク
ロックを発生する2つの発振回路を有しその2つのクロ
ックからいずれか一方のクロックを選択するクロック発
生回路に関する。
従来、この種のクロック発生回路は、第4図に示すよ
うに、2種類の周波数を発生する発振回路1,2および、
この2つのクロックを同期化し選択信号aによって切り
換える選択回路5によって構成されていた。
うに、2種類の周波数を発生する発振回路1,2および、
この2つのクロックを同期化し選択信号aによって切り
換える選択回路5によって構成されていた。
上述した従来のクロック発生回路は、一方の発振回路
1は、低消費電力を目的として低周波数でかつ、駆動能
力の低いバッファ回路によって構成されているため、発
振回路1を構成する発振端子6,7には、外部からノイズ
が重畳しやすく、そのノイズが、そのまま、選択回路5
の出力に重畳するので、クロック出力回路の出力によっ
て動作する他の回路の誤動作を引き起こすと云う欠点が
あった。
1は、低消費電力を目的として低周波数でかつ、駆動能
力の低いバッファ回路によって構成されているため、発
振回路1を構成する発振端子6,7には、外部からノイズ
が重畳しやすく、そのノイズが、そのまま、選択回路5
の出力に重畳するので、クロック出力回路の出力によっ
て動作する他の回路の誤動作を引き起こすと云う欠点が
あった。
本発明のクロック発生回路は、第1の発振器と、発振
を停止できる第2の発振器と、前記第1の発振器の出力
を前記第2の発振器の出力又はその分周出力によってサ
ンプリングしてノイズを除去するノイズ除去回路と、前
記第2の発振器が発振している時は前記ノイズ除去回路
でノイズを除去した信号を選択し前記第2の発振器が発
振を停止している時は前記第1の発振器の出力を選択し
て、クロック信号を出力する第1の選択手段と、前記ク
ロック信号と前記第2の発振器の出力のいずれか一方を
選択する第2の選択手段とを含んで構成される。
を停止できる第2の発振器と、前記第1の発振器の出力
を前記第2の発振器の出力又はその分周出力によってサ
ンプリングしてノイズを除去するノイズ除去回路と、前
記第2の発振器が発振している時は前記ノイズ除去回路
でノイズを除去した信号を選択し前記第2の発振器が発
振を停止している時は前記第1の発振器の出力を選択し
て、クロック信号を出力する第1の選択手段と、前記ク
ロック信号と前記第2の発振器の出力のいずれか一方を
選択する第2の選択手段とを含んで構成される。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
発振回路1は、発振端子6,7を有し、発振子10によっ
てクロックを発生する。
てクロックを発生する。
発振子10は時計用の水晶発振子の32.768kHzで、低周
波数である。また、この発振回路1は低消費電力を目的
として駆動機能の低いバッファによって構成されてい
る。
波数である。また、この発振回路1は低消費電力を目的
として駆動機能の低いバッファによって構成されてい
る。
発振回路2は発振端子8,9を有し、発振子11によって
クロックを発生する。
クロックを発生する。
発振子10は4MHzの高い周波数であり、安定な発振が得
られるように駆動能力の高いバッファによって構成され
ている。発振回路2は信号bによって発振を停止する構
成となっている。
られるように駆動能力の高いバッファによって構成され
ている。発振回路2は信号bによって発振を停止する構
成となっている。
ノイズ除去回路3は、駆動能力が低いため発振端子6,
7から重畳してくる外部ノイズを含むおそれのある発振
回路1の出力を、発振回路2の出力によってサンプリン
グし、ノイズを除去する。
7から重畳してくる外部ノイズを含むおそれのある発振
回路1の出力を、発振回路2の出力によってサンプリン
グし、ノイズを除去する。
選択回路4はノイズ除去回路3の出力と発振回路1の
出力のいずれかを選択し、選択回路5は選択回路4と発
振回路2の出力のいずれかを選択し、クロック発生回路
の出力とする。
出力のいずれかを選択し、選択回路5は選択回路4と発
振回路2の出力のいずれかを選択し、クロック発生回路
の出力とする。
第2図は、第1図に示す発振回路1、ノイズ除去回路
3選択回路4の詳細を示す回路図である。
3選択回路4の詳細を示す回路図である。
フリップ・フロップ12,13,14は発振回路2の出力でシ
フトする3ビットのシフトレジスタを構成している。こ
の3つのフリップ・フロップの出力がすべて0レベルと
なるとNORゲート16によってRSフリップ・フロップ15は
リセットされ0を出力する。3つのフリップ・フロップ
の出力がすべて1レベルとなるとANDゲート17によってR
Sフリップ・フロップ15はセットされ1レベルとなる。
フトする3ビットのシフトレジスタを構成している。こ
の3つのフリップ・フロップの出力がすべて0レベルと
なるとNORゲート16によってRSフリップ・フロップ15は
リセットされ0を出力する。3つのフリップ・フロップ
の出力がすべて1レベルとなるとANDゲート17によってR
Sフリップ・フロップ15はセットされ1レベルとなる。
まず、発振回路2が発振をしている時の動作について
述べる。信号Bが0レベルでNchトランジスタ21がオフ
しているとバッファ20で構成された発振回路2は発振
し、フリップ・フロップ12,13,14にゲート・クロックが
供給され、フリップ・フロップ12,13,14は発振回路2の
クロックに同期してシフト動作を行なう。この場合発振
回路2の1.5クロック幅以下のノイズは除去することが
できる。
述べる。信号Bが0レベルでNchトランジスタ21がオフ
しているとバッファ20で構成された発振回路2は発振
し、フリップ・フロップ12,13,14にゲート・クロックが
供給され、フリップ・フロップ12,13,14は発振回路2の
クロックに同期してシフト動作を行なう。この場合発振
回路2の1.5クロック幅以下のノイズは除去することが
できる。
次に発振回路2が発振を停止している時の動作につい
て述べる。信号bが1レベルでNchトランジスタ21がオ
ンすると発振回路2の発振は停止し、その出力はハイレ
ベルに固定される。この結果フリップ・フロップ12,13,
14のゲートはすべてハイレベルとなり、発振回路1の出
力がそのままフリップ・フロップ12,13,14の出力となっ
て、結局発振回路1の出力がそのまま出力される。
て述べる。信号bが1レベルでNchトランジスタ21がオ
ンすると発振回路2の発振は停止し、その出力はハイレ
ベルに固定される。この結果フリップ・フロップ12,13,
14のゲートはすべてハイレベルとなり、発振回路1の出
力がそのままフリップ・フロップ12,13,14の出力となっ
て、結局発振回路1の出力がそのまま出力される。
このような、構成,動作を有するクロック発生回路に
よれば、発振回路2が動作しており、ノイズ発生の可能
性の高い通動の動作には、その発振回路2のクロックを
使ってサンプリングを実施し発振回路1のノイズを除去
することが可能となり、発振回路2の発振が停止してい
る場合には、低消費電力モード動作時であり、ノイズ発
生の可能性は低いため、発振回路1のクロックをそのま
ま使うことにより、ノイズのない安定なクロックが得ら
れる。
よれば、発振回路2が動作しており、ノイズ発生の可能
性の高い通動の動作には、その発振回路2のクロックを
使ってサンプリングを実施し発振回路1のノイズを除去
することが可能となり、発振回路2の発振が停止してい
る場合には、低消費電力モード動作時であり、ノイズ発
生の可能性は低いため、発振回路1のクロックをそのま
ま使うことにより、ノイズのない安定なクロックが得ら
れる。
第3図は本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
第1図との相違は分周回路22である。この分周回路22
の出力をノイズ除去回路3のサンプリングクロックとす
ることにより、より幅の広いノイズも除去できる。
の出力をノイズ除去回路3のサンプリングクロックとす
ることにより、より幅の広いノイズも除去できる。
以上説明したように本発明は、ノイズが重畳しやすい
第1の発振回路の出力を安定な第2の発振回路の出力に
よってサンプリングし、ノイズを除去することによって
安定なクロックを得られるという効果がある。
第1の発振回路の出力を安定な第2の発振回路の出力に
よってサンプリングし、ノイズを除去することによって
安定なクロックを得られるという効果がある。
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第2
図は第1図に示すノイズ除去回路の詳細を示す回路図、
第3図は本発明の第2の実施例を示すブロック図、第4
図は従来の一例を示すブロック図である。 1,2……発振回路、3……ノイズ除去回路、4,5……選択
回路、6,7,8,9……発振端子、10,11……発振子、12,13,
14……フリップ・フロップ、15……RSフリップ・フロッ
プ、16……NORゲート、7……ANDゲート、18……ORゲー
ト、19……インバータ、20……バッファ、21……Nchト
ランジスタ、22……分周回路。
図は第1図に示すノイズ除去回路の詳細を示す回路図、
第3図は本発明の第2の実施例を示すブロック図、第4
図は従来の一例を示すブロック図である。 1,2……発振回路、3……ノイズ除去回路、4,5……選択
回路、6,7,8,9……発振端子、10,11……発振子、12,13,
14……フリップ・フロップ、15……RSフリップ・フロッ
プ、16……NORゲート、7……ANDゲート、18……ORゲー
ト、19……インバータ、20……バッファ、21……Nchト
ランジスタ、22……分周回路。
Claims (1)
- 【請求項1】第1の発振器と、発振を停止できる第2の
発振器と、前記第1の発振器の出力を前記第2の発振器
の出力又はその分周出力によってサンプリングしてノイ
ズを除去するノイズ除去回路と、前記第2の発振器が発
振している時は前記ノイズ除去回路でノイズを除去した
信号を選択し前記第2の発振器が発振を停止している時
は前記第1の発振器の出力を選択して、クロック信号を
出力する第1の選択手段と、前記クロック信号と前記第
2の発振器の出力のいずれか一方を選択する第2の選択
手段とを含むことを特徴とするクロック発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63063857A JP2636313B2 (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 | クロック発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63063857A JP2636313B2 (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 | クロック発生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01236318A JPH01236318A (ja) | 1989-09-21 |
JP2636313B2 true JP2636313B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=13241428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63063857A Expired - Lifetime JP2636313B2 (ja) | 1988-03-16 | 1988-03-16 | クロック発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2636313B2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-16 JP JP63063857A patent/JP2636313B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01236318A (ja) | 1989-09-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |