JP2636262B2 - ゴム状ポリマー及びその製造法 - Google Patents

ゴム状ポリマー及びその製造法

Info

Publication number
JP2636262B2
JP2636262B2 JP24569087A JP24569087A JP2636262B2 JP 2636262 B2 JP2636262 B2 JP 2636262B2 JP 24569087 A JP24569087 A JP 24569087A JP 24569087 A JP24569087 A JP 24569087A JP 2636262 B2 JP2636262 B2 JP 2636262B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass transition
transition temperature
polymer
butadiene
reactor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24569087A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6390522A (ja
Inventor
アデル・ファーハン・ハラサ
ビル・バド・グロス
ジョエル・リン・コックス
ジョージ・フランク・バロー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Goodyear Tire and Rubber Co filed Critical Goodyear Tire and Rubber Co
Publication of JPS6390522A publication Critical patent/JPS6390522A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2636262B2 publication Critical patent/JP2636262B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L9/00Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C1/00Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
    • B60C1/0016Compositions of the tread
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S525/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
    • Y10S525/914Polymer from conjugated diene hydrocarbon or halohydrocarbons having more than 50 per cent 1,2-microstructure
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T152/00Resilient tires and wheels
    • Y10T152/10Tires, resilient
    • Y10T152/10495Pneumatic tire or inner tube
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31826Of natural rubber
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31855Of addition polymer from unsaturated monomers
    • Y10T428/31931Polyene monomer-containing

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 タイヤは良好なウエツトスキツド抵抗性(wet skid r
esistance)、低い転り抵抗性及び良好な摩耗特性を有
することが極めて望ましい。タイヤのウエツトスキツド
抵抗性とけん引特性を犠牲にしないでタイヤの転り抵抗
性を改良することは従来非常に困難であつた。これらの
性質はタイヤを製造する際に用いられるゴムの動的粘弾
特性に大きく左右される。
タイヤの転り抵抗性を低下させるために、タイヤのト
レツドを製造する際に従来から高い弾性反撥力を有する
ゴムが用いられてきた。他方、タイヤのウエツトスキツ
ド抵抗性を高めるために、大きなエネルギー損失を受け
るゴムがタイヤトレツドにおいて一般に用いられた。こ
れら2つの粘弾性的に矛盾した性質をバランスさせるた
めに各種タイプの合成及び天然ゴムの混合物がタイヤト
レツドにおいて通常用いられる。例えば、スチレン−ブ
タジエンゴムとポリブタジエンゴムの様々の混合物が自
動車用タイヤのトレツド用ゴム材料として一般に用いら
れる。しかし、この種ブレンドは全ての目的に対して完
全には満足できるものではない。
発明の概要 予想外にも、複数のガラス転移温度を示すある種のゴ
ム状ポリマーがタイヤトレツドへの配合用に優れた性質
を有することが見い出された。これらのゴムは−110℃
〜−20℃の間の第一ガラス転移温度と−50℃〜0℃の間
の第二ガラス転移温度を示すものである。これらのゴム
は一般に−20℃〜20℃の間の第三のガラス転移温度も検
出することができる。斯るゴムは少なくとも1種の共役
ジオレインモノマーから誘導され、また一般に1種又は
2種以上のビニル芳香族モノマーを含有する。例えば、
これらのゴムはポリブタジエン、ポリピペリレン、ポリ
イソプレン、ポリジメチルブタジエン、ブタジエン−ス
チレンゴム、ブタジエン−イソプレンコポリマー等であ
ることができる。斯る本発明のゴムは一般に100,000〜4
00,000,好ましくは250,000〜350,000の範囲内の数平均
分子量を有する。
本発明のゴムは必要な複数のガラス転移温度をもたら
す微細構造を与えるように“特注生産”される。これら
のゴム状ポリマーの微細構造はポリマー鎖の一方の端か
ら他方の端に向つて変化している。言い換えると、それ
らポリマー鎖は微細構造が異なるポリマーセグメントを
含有している。例えば、ポリマー鎖の一端側における繰
返単位は1,2−構造が優勢な(predominant)微細構造を
有し、他端側(反対側)における繰返単位は3,4−結合
が優勢な微細構造を有する。これらゴム状ポリマーはま
たそれらのポリマー鎖の一端側において1,4−結合が優
勢な微細構造を有する繰返単位を持ち、他端側において
3,4−結合が優勢な微細構造を有する繰返単位を持つの
が適当である。更に、斯るゴム状ポリマーはそれらのポ
リマー鎖の一端側に1,2−結合が優勢な微細構造を有す
る繰返単位を持ち、他端側に1,4−結合が優勢な微細構
造を有する繰返単位を持つのが適当である。
本発明は、更に具体的に述べると、少なくとも1種の
共役ジオレフインモノマーから誘導される繰返単位から
成る、第一のガラス転移温度が−110℃〜−0℃の間に
あり、第二のガラス転移温度が−50℃〜0℃の間にあ
る、タイヤのトレツドを製造する際の使用に対して優れ
た性質の組み合わせを有する、数平均分子量が100,000
〜400,000,好ましくは250,000〜350,000の範囲内にある
ゴム状重合体に関する。典型的には、このようなゴム状
コポリマーはまた−20℃〜20℃の間にあるガラス転移温
度を更に有する。
本発明はまた第一反応帯において少なくとも1種の共
役ジオレフインモノマーをガラス転移温度が−110℃〜
−20℃の第一ポリマーセグメントを生成させるのに十分
な温度と条件下で重合させ、続いて第二反応帯において
その重合をガラス転移温度が−20℃〜20℃の第二ポリマ
ーセグメントを生成させるのに十分な温度と条件下で続
けることから成るタイヤのトレツドを製造する際の使用
に対して優れた性質の組み合わせを有するゴム状ポリマ
ーの製造法に関する。このような重合は普通有機リチウ
ム触媒により触媒され、また通常不活性な有機溶媒の中
で行われる。
発明の詳しい記述 本発明のゴム状ポリマーは少なくとも1種の共役ジオ
レフインモノマーから誘導される繰返単位より成る。こ
れらのゴム状ポリマーは任意成分として1種又は2種以
上のビニル芳香族モノマーから誘導される繰返単位を含
有していることができる。従つて、本発明のゴム状ポリ
マーは少なくとも1種の共役ジオレフインモノマーを重
合させるか、又は1種又は2種以上の共役ジオレフイン
モノマーと1種又は2種以上のビニル芳香族モノマーと
を共重合させることによつて製造される。
本発明に従つて重合することができる共役ジオレフイ
ンは一般に構造式 を有する。ただし、Rは水素原子、又は1〜8個の炭素
原子を有するアルキル基であり、そしてY1及びY2は同一
であつてもよいし、あるいは異つていてもよく、そして
水素原子及び1〜4個の炭素原子を有するアルキル基よ
り成る群から選ばれる。適当な共役ジオレフインの幾つ
かの代表例を示すと、1,3−ブタジエン、イソプレン、
2−エチルブタジエン、ピペリレン(1,3−ペンタジエ
ン)、2−メチル−1,3−ペンタジエン、4−ブチル−
1,3−ペンタジエン、2,3−ジメチル−1,3−ペンタジエ
ン、1,3−ヘキサジエン、1,3−オクタジエン、2,3−ジ
ブチル−1,3−ペンタジエン、2−エチル−1,3−ペンタ
ジエン、2−エチル−1,3−ブタジエン等がある。4〜
8個の炭素原子を有する共役ジオレフインモノマーが通
常商業目的には好ましい。同様の理由から、1,3−ブタ
ジエンとイソプレンが最も一般的に用いられる共役ジオ
レフインモノマーである。
1種又は2種以上の共役ジオレフインモノマーを他の
低分子量炭化水素と混合して成る供給原料が用い得る。
斯る混合物は、低濃度ジエン流とも称されるが、様々の
精油所製品流れ、例えばナフサクラツキング操作の流れ
から得ることができ、あるいは意図的に配合組成物とな
すことができる。重合原料として共役ジオレフインモノ
マーと混合することができる低分子量炭化水素の幾つか
の典形的な例を挙げると、プロパン、プロピレン、イソ
ブタン、n−ブタン、1−ブテン、イソブチレン、トラ
ンス−2−ブテン、シス−2−ブテン、ビニルアセチレ
ン、シクロヘキサン、エチレン、プロピレン等がある。
任意に使用することができるビニル芳香族モノマーは
使用される共役ジオレフインモノマーと共重合すること
ができるように選ぶ。一般的に言つて、有機リチウム開
始剤により重合することが知られているビニル芳香族モ
ノマーがどれも用いることができる。この種ビニル芳香
族モノマーは典形的には8〜20個の炭素原子を含有す
る。通常、ビニル芳香族モノマーは8〜14個の炭素原子
を含有している。最も広く用いられるビニル芳香族モノ
マーはスチレンである。本発明のゴム状ポリマーにおい
て用いることができるビニル芳香族モノマーの幾つかの
例を示すと、1−ビニルナフタレン、2−ビニルナフタ
レン、3−メチルスチレン、4−プロピルスチレン、4
−シクロヘキシルスチレン、4−ドデシルスチレン、2
−エチル−4−ベンジルスチレン、4−(フエニルブチ
ル)スチレン等がある。
本発明のゴム状ポリマーにおいて用いられる共役ジオ
レフインモノマーとビニル芳香族モノマーとの相対量は
広範囲にわたつて変化することができる。このようなゴ
ム状ポリマーを製造するに際し、共役ジオレフインモノ
マー対ビニル芳香族モノマーの比は実質的にゴム状の、
すなわちエラストマー性のコポリマー生成物が生成する
ように十分な比率となすべきである。得られるコポリマ
ーがゴムの、すなわちエラストマーの諸性質を明らかに
示す共役ジオレフインモノマー対ビニル芳香族モノマー
の量に関してはつきりした区切り点はない。しかし、一
般に少なくとも50モル%の共役ジオレフインがゴム状コ
ポリマーを生成させるために典形的基準で必要とされ
る。かくして、ゴム状コポリマーについて、モノマー仕
込み物における共役ジオレフインモノマー対ビニル芳香
族モノマーのモル比は役50:50〜99:1の範囲にある。更
に典形的には、共役ジオレフインモノマー対ビニル芳香
族モノマーのモル比は65:35〜95:5の範囲にある。各種
の共役ジオレフインモノマーの混合物、またビニル芳香
族モノマーの混合物が用いることができる。
本発明のゴム状ポリマーを合成する際に用いられる重
合開始剤は有機リチウム化合物である。これらの有機リ
チウム開始剤は多官能性のタイプか、または一官能性の
タイプのものである。多官能性有機リチウム開始剤は特
定の有機リチウム化合物であつても、あるいは必ずしも
特定の化合物ではなくて、調節可能な官能価を持つ再生
可能な組成物である多官能性タイプのもののどちらであ
つてもよい。
開始剤をどのように選択するかはポリマーに所望とさ
れる分枝度と弾性率、供給原料の性状等によつて支配さ
れる。共役ジエン源として用いられる供給原料に関して
言えば、低濃度ジエン流が供給原料の少なくとも一部分
である場合は、例えば多官能性開始剤タイプが一般に好
ましい、と言うのは未精製の低濃度ジエン流の中に存在
する若干の成分は炭素−リチウム結合と反応して開始剤
の活性を奪活してしまう傾向があり、従つてそのような
影響を乗り越えるように開始剤には十分なリチウム官能
価が存在することを必要とするからである。
多官能性開始剤の中には、必ずしも特定の化合物であ
る必要はないが、有機モノリチウム化合物を炭化水素又
は炭化水素と極性有機化合物との混合物のような稀釈剤
中でマルチビニルホスフインと、又はマルチビニルシラ
ンと反応させることによつて製造されるものがある。マ
ルチビニルシラン又はマルチビニルホスフインと有機モ
ノリチウム化合物との間の反応は、主成分の反応後に共
役ジエン又はモノビニル芳香族化合物のような可溶化用
モノマーを添加することによつて、所望ならば、可溶化
することができる沈殿をもたらす。別法として、この反
応は少量の可溶化用モノマーの存在下で行うことができ
る。有機モノリチウム化合物とマルチビニルシラン又は
マルチビニルホスフインとの相対的な量は好ましくは使
用されるマルチビニルシラン又はマルチビニルホスフイ
ン中に存在するビニル基のモル当り有機モノリチウム化
合物役0.33〜4モルの範囲とすべきである。
典形的な有機一官能性リチウム化合物としては、エチ
ルリチウム、イソプロピルリチウム、n−ブチルリチウ
ム、sec−ブチルリチウム、tert−オクチルリチウム、
n−エイコシルリチウム、フエニルリチウム、2−ナフ
チルリチウム、4−ブチルフエニルリチウム、4−トリ
ルリチウム、4−フエニルブチルリチウム、シクロヘキ
シルリチウム等がある。
典形的なマルチビニルシラン化合物にはテトラビニル
シラン、メチルトリビニルシラン、ジエチルジビニルシ
ラン、ジ−n−ドデシルジビニルシラン、シクロヘキシ
ルトリビニルシラン、フエニルトリビニルシラン、ベン
ジルトリビニルシラン、(3−エチルシクロヘキシル)
(3−n−ブチルフエニル)ジビニルシラン等がある。
典形的なマルチビニルホスフイン化合物にはトリビニ
ルホスフイン、メチルジビニルホスフイン、ドデシルジ
ビニルホスフイン、フエニルジビニルホスフイン、シク
ロオクチルジビニルホスフイン等がある。
上記のもののような有機モノリチウム化合物をマルチ
ビニル芳香族化合物及び共役ジエンか若しくはモノビニ
ル芳香族化合物のどちらか又は両者と一緒に用いること
によつて他の多官能性重合開始剤を製造することができ
る。これらの成分は炭化水素又は炭化水素と稀釈剤とし
ての極性有機化合物との混合物の中で一緒に接触させる
ことができる。別法として、多官能性の重合開始剤は、
有機モノリチウム化合物を共役ジエン又はモノビニル芳
香族化合物と反応させ、次いでマルチビニル芳香族化合
物を添加することによる二段階で製造することができ
る。使用される共役ジエン又はモノビニル芳香族化合物
添加剤の比率は有機リチウム化合物のモル当り重合性化
合物約2〜15モルの範囲内とすべきである。マルチビニ
ル芳香族化合物の使用量は有機モノリチウム化合物のモ
ル当り約0.05〜2モルの範囲内とすべきである。
代表的なマルチビニル芳香族化合物として1,2−ジビ
ニルベンゼン、1,3−ジビニルベンゼン、1,4−ジビニル
ベンゼン、1,2,4−トリビニルベンゼン、1,3−ジビニル
ナフタレン、1,8−ジビニルナフタレン、1,3,5−トリビ
ニルナフタレン、2,4−ジビニルビフエニル、3,5,4′−
トリビニルビフエニル、1,3−ジビニル−4,5,8−トリブ
チルナフタレン等がある。分子当り18個以下の炭素原子
を含有するジビニル芳香族炭化水素が特に好ましく、そ
してオルト−、メタ−又はパラ−異性体のいずれでもよ
いがジビニルベンゼンが、また異性体の混合物であるこ
とができる市販のジビニルベンゼンが極めて満足すべき
ものである。
他のタイプの多官能性開始剤、例えばsec−又はtert
−有機モノリチウム化合物を1,3−ブタジエンと、1,3−
ブタジエンのモル当りに対して有機モノリチウム化合物
約2〜4モルのような比率で、本例では添加極性物質の
不存在下で接触させることによつて製造されるものを用
いることができる。この反応においてその接触は不活性
な炭化水素稀釈剤中で行うのが好ましいが、ただし稀釈
剤なしでの接触方法をもし所望ならば採用することもで
きる。
また、容易に加工できるポリマーを製造する本発明に
よるポリマーの製造において開始剤として特定の有機リ
チウム化合物も所望によつて用いることができる。これ
らリチウム化合物はR(Li)xで表わすことができる。ただ
し、Rは、例えばR基当りの炭素原子数が1〜20個のよ
うなヒドロカルビル基を表わし、そしてxは1〜4の整
数である。
代表的なこの種有機リチウム化合物はメチルリチウ
ム、イソプロピルリチウム、n−ブチルリチウム、sec
−ブチルリチウム、tert−オクチルリチウム、n−デシ
ルリチウム、フエニルリチウム、ナフチルリチウム、4
−ブチルフエニルリチウム、p−トリルリチウム、4−
フエニルブチルリチウム、シクロヘキシルリチウム、4
−ブチル−シクロヘキシルリチウム、4−シクロヘキシ
ルブチルリチウム、1,4−ジリチオブタン、1,10−ジリ
チオデカン、1,20−ジリチオエイコサン、1,4−ジリチ
オベンゼン、1,4−ジリチオナフタレン、9,10−ジリチ
オアントラセン、1,2−ジリチオ−1,2−ジフエニルエタ
ン、1,3,5−トリリチオペンタン、1,5,15−トリリチオ
エイコサン、1,3,5−トリリチオシクロヘキサン、1,3,
5,8−テトラリチオデカン、1,5,10,20−テトラリチオエ
ンコサン、1,2,4,6−テトラリチオシクロヘキサン、4,
4′−ジリチオビフエニル等である。
本発明のゴム状ポリマーは極く特定の必要温度範囲内
にある複数のガラス転移温度を有するように特注製造さ
れる。これらのゴム状ポリマーは−110℃〜−20℃の間
にある第一ガラス転移温度を持つ。これらポリマーはま
た−50℃〜0℃の間にある第二ガラス転移温度を持つ。
ほとんどの場合、このようなゴム状ポリマーには−20℃
〜20℃の間にある第三ガラス転移温度を検出することが
可能である。本発明のゴム状ポリマーは−100℃〜−65
℃の範囲内に第一ガラス転移温度を、また−35℃〜−10
℃の範囲内に第二ガラス転移温度を有するのが一般的に
は好ましい。斯るポリマーは−90℃〜−70℃の範囲内に
第一ガラス転移温度を、また−20℃〜−10℃の範囲内に
第二ガラス転移温度を有するのが最も好ましい。
これらポリマーの複数のガラス転移温度はそのポリマ
ー内の微細構造が異なるポリマーセグメントに基因す
る。例えば、ポリマーはそのポリマー鎖の一方の端にお
いて1,2−結合が優勢に存在する微細構造を有する繰返
単位を持ち、そのポリマー鎖の他方の端において3,4−
結合が優勢に存在する微細構造を有する繰返単位を持
つ。ブタジエンとイソプレンとのこのようなゴム状コポ
リマーにおいて、1,2−結合を優勢に含むポリマーセグ
メントは−110℃〜−20℃の間にあるガラス転移温度を
有する。1,2−結合を優勢に含有するこのようなポリマ
ーセグメントが存在すると、そのゴム状ポリマーは−11
0℃〜−20℃という必要範囲内に第一ガラス転移温度を
持つようになる。ブタジエンとイソプレンとのこのよう
なコポリマーはまた3,4−結合が優勢に存在するポリマ
ーセグメントも含有することができる。ブタジエン−イ
ソプレンコポリマー中の斯るポリマーセグメントの存在
はそのポリマーに−20℃〜20℃の間にあるガラス転移温
度を更に有せしめる。これは通常このようなゴム状コポ
リマー中で第三のガラス転移温度として観察される。こ
のようなコポリマーの場合、各セグメント内のモノマー
の順序(sequence)は不規則であるが、違うセグメント
内のモノマー比は異なることができる。例えば、ブタジ
エンとイソプレンのコポリマーにおいて、1,2−結合を
優勢に含むポリマーセグメントはほとんどブタジエンか
ら誘導される鎖結合を含有する。そのポリマー鎖の他方
の端において、34−結合を優勢に含むポリマーセグメン
トはほとんどイソプレンから誘導される繰返単位を含有
する。これら2つの異なるポリマーセグメント間の領域
には転移帯域が存在し得る。斯る転移帯域はポリマーの
対向両端部の2種のポリマーセグメントに対して中間の
微細構造とモノマー含量を有する。実際において、この
転移帯域におけるポリマーのモノマー構成と微細構造は
傾斜配置(tapered)となつている。
斯るポリマーにおいて必要とされるこの複数のガラス
転移温度を得るために、これらは通常少なくとも2つの
異なる反応帯が存在する方法を用いて合成される。これ
らの反応帯は異なる温度に保持される。2つの異なる温
度で実施される2工程重合法を用いることによつて合成
されているポリマーの微細構造をコントロールすること
が可能となる。例えば、低い方の温度ではより高い1,2
−結合含量が得られる。従つて、高い方の温度は大量の
3,4−結合を形成させる。望まれる微細構造はそれに対
応するガラス転移温度を達成するために必要とされる特
定の温度は重合されているモノマーに依存する。
約10〜50%のイソプロピレンと約50〜90%のブタジエ
ンを含有するブタジエン/イソプレンのゴム状コポリマ
ーの合成において、第一反応帯で用いられる温度は通常
約49〜88℃(約120〜190゜F)であり、一方第二反応帯で
用いられる温度は約88〜99℃(約190〜210゜F)である。
第一反応帯において低い方の温度はより高いビニル含量
とそれに対応してより高いガラス転移温度をもたらす。
例えば、第一反応帯で温度49℃(120゜F)、帯留時間2
時間を用いると、第一ガラス転移温度が−30℃、第二転
移温度が−18℃及び第三ガラス転移温度が−10℃のコポ
リマーが生成する。第二反応帯に維持される温度がより
高いと、3,4−結合が優勢に存在し、ガラス転移温度が
より低いポリマーセグメントが生成する。
目的とする複数のガラス転移温度を有するブタジエン
とスチレンとのゴム状コポリマーは2個の反応器を用い
る方法で製造することができる。これらのスチレン−ブ
タジエンゴムは通常全モノマー基準で約1〜約40モル%
のスチレンを含有する。約8〜約12重量%のスチレンを
用いるこのような重合において、第一反応器の温度は通
常約49〜88℃(約120〜約190゜F)の範囲内に保たれる。
通常第一反応器における滞留時間は約0.5〜約1時間で
ある。この滞留時間で約30〜80%の転化率が達成され、
その際生成ポリマーセグメントのビニル含量はブタジエ
ンの繰返単位を基準にして約80%である。第一反応器で
形成されるポリマーセグメントは一般に約8%のスチレ
ン由来繰返単位を含有する。第二反応器に維持される温
度は通常約82〜99℃(約180〜210゜F)である。第二反応
器における滞留時間は通常約1〜約2時間である。この
ような滞留時間で通常実際上100%の転化率が達成され
る。第二反応器においてより高い側の重合温度で製造さ
れるポリマーセグメントは通常40%未満のビニル含量を
有する。
極性改質剤、例えば開鎖若しくは環状タイプのエーテ
ル類、キレート形成用エーテル類、アミン類、又はジア
ミン類がブタジエンとスチレンのゴム状コポリマーを製
造するためのこのような重合で用いることができる。使
用できる若干の一般的な改質剤の代表的な例を示すと、
ジピペリジノエタン、ジピロリジノエタン、テトラメチ
ルエチレンジアミン、ジエチレングリコールジメチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン等がある。一般に約0.03〜
約0.12phm(モノマー100部当りの部数)の極性改質剤が
用いられる。使用される極性改質剤対有機リチウム開始
剤のモル比は普通1:1〜4:1の範囲内にある。ほとんどの
場合、約2:1の極性改質剤対有機リチウム開始剤モル比
が好ましい。極性改質剤は第一反応帯に、若しくは第二
反応帯に、又は第一及び第二反応帯の両方に添加するこ
とができる。改質剤を添加する形態はポリマーの微細構
造とそのガラス転移温度を制御するものである。斯る極
性改質剤は製造されているポリマー中の1,2−結合の存
在量を増加させる。従つて、このより高いビニル含量を
補償するために、ポリマーに導入されるスチレンの量を
通常増加させる。必要とされるガラス転移温度を維持
し、ビニル含量の低下を補償するためにコポリマー中の
スチレン量を多くすることが必要である。例えば、コポ
リマーが約50〜約55%のビニル含量を有する場合、約5
%のスチレンがコポリマー中に導入されていることが必
要である。他方、コポリマーが約20〜約25%のビニル含
量を有する場合は、約30%のスチレンがポリマー中に導
入されている必要がある。
タイヤトレツド用コンパウンドを製造する際に他のゴ
ムとのブレンドに本発明のゴム状ポリマーを用いるのが
通常有利である。このタイプのタイヤトレツドは通常、
トレツドの総ゴム量基準で約35〜90重量%の、−110℃
〜−20℃の範囲内の第一ガラス転移温度と−50℃〜0℃
の範囲内の第二ガラス転移温度を有する本発明のゴム状
ポリマーを含む。例えば、本発明のブタジエンとイソプ
レンとのゴム状コポリマーは天然ゴムと配合して顕著な
転り抵抗性、けん引力及びトレツド摩耗特性を示す乗用
車用タイヤのトレツドコンパウドを製造することができ
る。このようなブレンドは通常約35〜65重量%の本発明
のブタジエン−イソプレンコポリマー及び約35〜65重量
%の天然ゴムから成る。極めて顕著なけん引特性を示す
が、トレツドの摩耗性に関しては若干妥協した高性能タ
イヤは約60〜80重量%のブタジエン−イソプレンコポリ
マーを約20〜約40重量%の標準的な溶液又はエマルジヨ
ン重合スチレン−ブタジエンゴムと配合することによつ
て製造することができる。摩耗がけん引力より重要性が
大きい場合は、エマルジヨン重合スチレン−ブタジエン
ゴムの代りに高シス−1,4−ポリブタジエン又は高トラ
ンス−1,4−ポリブタジエンを用いればよい。高シス−
1,4−ポリブタジエン及び/又は高トランス−1,4−ポリ
ブタジエンを含有する斯るゴムブレンドを用いて製造し
たタイヤトレツドは極めて顕著なトレツド摩耗性と転り
抵抗性を適当なけん引特性と共に有する。
性質のバランスがよいトラツク用タイヤは20〜40重量
%の本発明のイソプレン−ブタジエンコポリマー、約25
〜45重量%の天然ゴム及び約25〜約45重量%の溶液重合
スチレン−ブタジエンゴムをブレンドにおいて使用する
ことによつて製造できることが確認された。勿論、本発
明のゴム状ポリマーの利点を得る更に他の無数のブレン
ドを調製することが可能である。例えば、本発明のスチ
レン−ブタジエンゴムはイソプレン−ブタジエンコポリ
マーに代えてタイヤトレツドにおいて用いることができ
る。改良されたけん引力、トレツド摩耗性及び転り抵抗
性を有するこのようなタイヤトレツドは約50〜約80重量
部のスチレン−ブタジエンゴム、約10〜約40重量部のポ
リブタジエン及び約10〜約40重量部の天然ゴムから成る
ことができる。
本発明を以下の実施例により更に説明、例証する。し
かし、これらの実施例は単に本発明を例証するためのも
のであつて、本発明の範囲あるいは本発明の実施可能な
方法を限定するものとは見なすべきでない。特に明記さ
れない限り、部及び百分率は全て重量で与えられるもの
とする。
実施例1. ブタジエンを50%、イソプレンを50%含有するコポリ
マーを2個の重合反応器から成る連続系で製造した。こ
の重合は第一反応器に0.03phm(モノマー100部当りの部
数)のn−ブチルリチウムを仕込み、触媒作用を奏せし
めて実施した。第一反応器には予めモノマー類、溶媒及
び0.06phmのN,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミ
ン(TMEDA)を仕込んでおいた。第一反応器は温度85℃
(185゜F)に保持した。第一反応器中の滞留時間は約0.5
時間で、この間に約60%のモノマー転化率が達成され
た。第一反応器の内容物を88〜91℃(190〜195゜F)の範
囲内の温度に保持された第二反応器に連続的に移送し
た。第二反応器における滞留時間は1時間で、この間に
約100%の転化率が達成された。
生成ポリマーを赤外分光分析及び核磁気共鳴分光分析
で定量すると、コポリマーはイソプレンを50%、ブタジ
エンを50%含有していることが確認された。生成コポリ
マーは3つのガラス転移温度(Tg)を有していることが
示差走査熱量計分析で確認された。これらのガラス転移
温度は−47℃、−24℃及び−10℃にあることが確認され
た。−47℃に現われるガラス転移温度は50%より多いビ
ニル構造を含有するポリマーセグメントの吸収と結び付
いたポリマーの第一ガラス転移温度であつた。−24℃に
観察されたガラス転移温度は高ビニル単位と3,4−ポリ
イソプレン単位の両者を含有するポリマーセグメントと
結び付いたポリマーの第二ガラス転移温度であり、そし
て−10℃に現われたガラス転移温度は実際上純粋の3,4
−ポリイソプレン単位を含有するポリマーセグメントと
結び付いたポリマーの第三ガラス転移温度であつた。
得られたコポリマーをその複数のガラス転移の性状を
調べるべく3種の異なる装置により試験した。デュポン
熱分析器(DuPont Thermal Analyzer)をDSC試験におい
て用いた。実験は色々な試料サイズを用いて色々な加熱
速度で行つた。最良の結果は試料サイズ8mg及び加熱速
度50℃/分を用いることによつて得られた。DSCは−30
℃、−12℃及び0℃に3つのガラス転移温度が存在する
ことを説明している。
同じコポリマーをまたオートレオバイブロン(Auto R
heovibron)で分析した。オートレオバイブロンは110Hz
において−80〜20℃の温度範囲にわたつて運転した。原
料ゴム試料を加熱速度1℃/分における引張試験で用い
た。このオートレオバイブロンによつてもDSC分析で観
察された3つのガラス転移温度が検出された。
同様に、デュポンDTMAを同じコポリマーについて−10
0℃〜20℃の温度スパンにわたつて加熱速度10℃/分で
分析するために用いた。デュポンDTMAはまた同ゴム試料
を20℃/分の加熱速度を用いて−50℃〜60℃の温度範囲
にわたつて分析するために用いた。このDTMA試験結果で
製造されたこの独特のコポリマーは3つのガラス転移温
度を有すること、またその独特の微細構造及び巨視的構
造が確認された。
実施例2. 第一反応器の使用温度を66℃(150゜F)とした点を除
いて実施例1に記載の手順をこの実験で繰り返した。こ
の実験で製造されたコポリマーは−47℃の第一ガラス転
移温度を有していた。このガラス転移温度はビニル単位
を70%より多く含有しているポリマーセグメントの特徴
である。コポリマーの第二ガラス転移温度は−18℃であ
ることが確認された。このブタジエン/イソプレンコポ
リマーの第三ガラス転移温度は−5℃にあることが確認
された。
実施例3. この実験では第一反応器で用いる温度を77℃(170゜
F)とした点を除き実施例1に記載の手順を繰り返し
た。生成コポリマーは第一ガラス転移温度として−55
℃、第二ガラス転移温度として−24℃、第三ガラス転移
温度として−8℃を有していた。
実施例4. この実験ではモノマーの仕込み物を1,3−ブタジエン8
0%及びイソプレン20%から成るものとした点を除き、
実施例1で用いた手順を繰り返した。生成ブタジエン/
イソプレンコポリマーは第一ガラス転移温度が−47℃、
第二ガラス転移温度が−24℃及び第三ガラス転移温度が
−10℃であつた。
実施例5. この実験ではモノマー仕込み物をブタジエン80%及び
イソプレン20%から成るものとした点を除き、実施例2
に記載の手順を繰り返した。生成ポリマーは−44℃に第
一ガラス転移温度を、−18℃に第二ガラス転移温度を、
及び−7℃に第三ガラス転移温度を有していた。
実施例6. ポリブタジエンの合成に連続2反応器系を用いた。第
一反応器に導入したモノマー仕込み物はブタジエン100
%から成つていた。使用有機溶媒はヘキサンで、0.03ph
mのn−ブチルリチウムを用いて重合を開始した。第一
反応器における滞留時間は1時間で、この間に40%の転
化率が達成された。
第一反応器の内容物を温度91℃(195゜F)に保持され
た第二反応器に連続移送した。第二反応器には0.06phm
のTMEDAを加えた。製造されたポリブタジエンの第一ガ
ラス転移温度は−90℃、第二ガラス転移温度は−18℃、
第三ガラス転移温度は−24℃であつた。第一反応器で製
造された鎖セグメントは90%を越える1,4−ブタジエン
単位(シス及びトランス)から成る微細構造を有してい
た。第二反応器で造られた鎖セグメントの大部分は1,2
−単位から成る微細構造を有していた。
実施例7. 実施例1に記載の手順を用いてブタジエンとイソプレ
ンのコポリマーを合成した。ブタジエン対イソプレンの
比は40/60であつた。得られたコポリマーはDSC分析で独
特の微細及び巨視的構造組織を証明している複数のガラ
ス転移ピークを示した。この独特の組織は原料割合と触
媒調節でポリマーに導入されたものである。
実施例8. この実験では改質剤対リチウムの比をイソプレンの導
入率を変化させるように変えた点を除いて実施例6に記
載の手順を繰り返した。第一反応器の温度は66℃(150゜
F)に下げ、第二反応器の温度は88℃(190゜F)に上げ
た。製造されたコポリマーは−30℃、−18℃及び−44℃
に複数のガラス転移温度を示した。第一反応器の温度を
下げることによつてコポリマーのポリブタジエン部にお
けるビニル含量が高まり、一方第二反応器の温度を上げ
ることによつてコポリマーのポリイソプレン部における
3,4−含量が低下した。生成ポリブタジエン−ポリイソ
プレンはそのポリマー鎖の初めの方でポリブタジエンに
富み、ポリマー鎖の末端の方でポリイソプレンに富み、
そしてポリマー鎖の初めと末端との間の中間相は1,4−
ポリイソプレンと1,4−ポリブタジエンの双方を実質的
量で含有するものであつた。ブタジエン/イソプレン比
は60/40から20/80に調節された。この実験は独特の構造
と約−60℃、−30℃及び−8℃に3つのガラス転移温度
を有する一連のコポリマーを製造できることを示してい
る。
実施例9. この実験では実施例6で重合した1,3−ブタジエンモ
ノマーの代りにイソプレンモノマーを用いた点を除いて
実施例6に記載の手順を繰り返した。生成イソプレンは
−65℃に第一ガラス転移温度を、−10℃に第二ガラス転
移温度を、及び−24℃に第三ガラス転移温度を有するこ
とが確認された。
実施例10. この実験では1,3−ブタジエン30%及びイソプレン70
%から成るモノマー仕込み物を用いた点を除き実施例6
に記載の手順を繰り返した。生成ポリマーは第一ガラス
転移温度−80℃、第二ガラス転移温度−24℃及び第三ガ
ラス転移温度−10℃を有していた。
実施例11. この実験ではモノマー仕込み物をブタジエン80%及び
イソプレン20%より成るものとした点を除き実施例10に
記載の手順を繰り返した。生成したブタジエン/イソプ
レンコポリマは第一ガラス転移温度−80℃、第二ガラス
転移温度−24℃、第三ガラス転移温度−10℃を有してい
た。
実施例12. この実験ではモノマー仕込み物をブタジエン90%及び
イソプレン10%より成るものとした点を除き実施例10に
記載の手順を繰り返した。生成スチレン−ブタジエンゴ
ムは−90℃に第一ガラス転移温度を、及び−21℃に第二
ガラス転移温度を有していた。
実施例13. この実験ではブタジエンモノマーとイソプレンモノマ
ーを共に第一反応器に仕込んで実施例1に記載の手順を
繰り返した。反応器の仕込み物は溶媒としてヘキサン
を、また触媒としてn−ブチルリチウムを含有してい
た。第一反応器における重合は79℃(175゜F)で進行さ
せた。第一反応器で得られたコポリマーは1,4−構造が
優勢な構造を有し、−85℃にガラス転移温度を持つ構造
を有していた。第二反応器に追加のヘキサン溶媒とキレ
ート形成用改質剤(N,N,N′,N′−テトラメチルエチレ
ンジアミン)を第一反応器から移送される溶媒とコポリ
マーと共に加え、そして重合を88℃(190゜F)で続行さ
せた。最終生成物は50/50のブタジエン/イソプレン含
量と−85℃、−40℃及び−12℃に3つのガラス転移温度
を有するコポリマーであつた。
実施例14. 1,3−ブタジエンを70%、イソプレンを30%含有して
いるモノマー仕込み物を用いた点を除き実施例13に記載
の手順を繰り返した。第一反応器の温度は79℃(175゜
F)に保持し、転化率は50%に制限した。第一反応器で
製造されたブタジエン/イソプレンのコポリマーは−85
℃にTgを有していた。これを66℃(150゜F)の重合温度
に保たれた第二反応器にポンプで移送した。改質剤を全
て第二反応器に加えると最終生成物の微細構造とモノマ
ー順序の分布に変化が生じた。重合を100%転化率まで
完結させた後、最終生成物は−85℃、−30℃及び−12℃
に3つのガラス転移温度を有していた。
実施例15. ヘキサン中にブタジエン50%及びスチレン50%を含有
するモノマー仕込み物を18.9l(5ガロン)の反応器に
加えた。n−ブチルリチウムを加えて重合を開始した。
重合温度は66℃(150゜F)に保持した。モノマーをガス
クロマトグラフ分析で定量して転化率30%が達成された
後、稀釈用ジアミン改質剤を重合系に加えた。改質剤添
加前に得られたコポリマー試料は−90℃にガラス転移温
度を持つことが確認された。重合を100%転化率まで進
行させた後、得られたコポリマーは−90℃、−40℃及び
−18℃に3つのガラス転移温度を示した。改質剤の重合
への添加はゆつくりした錯体化ステツプであるので、こ
のステツプは−40℃にガラス転移温度を持つ中間相を与
える。改質剤のリビングリチウム末端との完全錯体化
後、−18℃の高Tgの相を与えた。この実施例は複数のガ
ラス転移温度を持つ独特のコポリマーを製造する本発明
の方法の多様性を証明している。
実施例16. この実験では改質剤の添加を転化率50%が達成される
まで遅らせた点を除いて実施例15に記載のものと同じ手
順を行つた。得られたコポリマーは−80℃、−47℃及び
−12℃に同様のガラス転移温度を示した。
実施例17. この実験では改質剤の添加を70%転化率が達成される
まで遅らせたことを除き、実施例15に記載のものと同じ
手順を行つた。得られたコポリマーは−90℃と−20℃に
2つのはつきり異なるガラス転移温度を持つていた。−
50℃にポリマーの中間相によつてもたらされた弱いガラ
ス転移温度が観察された。
バツチ式方法において改質剤の添加を遅らせる方法、
又は2つの反応器系の第二反応器に改質剤を添加する方
法を用いることによつて共重合では独特のモノマー順序
の分布が達成され、また単独重合では独特の微細構造の
変化がもたらされている複数のガラス転移温度を持つ独
特のポリマー及びコポリマーが製造される。実施例18及
び19はこれらの点を説明するものである。
実施例18 この実験では改質剤を全部第二反応器に加えたことを
除き実施例1に記載の手順を行つた。得られたコポリマ
ーは−90℃と−12℃に2つのガラス転移温度を有してい
た。−30℃に弱いガラス転移温度も観察された。
実施例19. この実験では改質剤を全部30%の転化率において加え
たことを除き実施例15に記載の手順を用いた。生成した
スチレン−ブタジエンゴムは−90℃及び−30℃にガラス
転移温度を持つていた。また、−12℃に弱いガラス転移
温度が観察された。
実施例20. 常用のタイヤモールドで普通の構造(溝付きトレツ
ド、側壁、離間したビード及び布帛強化支持カーカス)
を持つ空気入りタイヤを組み立て、造形し、硬化させ
た。トレツドは未硬化カーカスの上に予備押出素子とし
て組み立てた。製造されたタイヤはベルト付きラジアル
プライ(belted radial ply)の乗用車用タイヤであつ
た。
これらのタイヤを製造する際に用いたトレツド組成物
は実施例1に記載の方法で造つたブタジエン/イソプレ
ンコポリマー70部、高シス−1,4−ポリブタジエン20
部、天然ゴム10部、カーボンブラツク45部、プロセス油
類10部、酸化防止剤類3部、ワツクス1部、硫黄3部、
ステアリン酸1部、促進剤類1.25部及び酸化亜鉛1.25部
から成るものであつた。
製造したタイヤをリムに取り付け、空気を入れて膨張
させ、そして転り抵抗性及びトレツド摩耗性を試験、測
定するために供した。転り抵抗性及びトレツド摩耗性は
対照のタイヤの転り抵抗性とトレツド摩耗性の値を100
に標準化してそれに対する比較値として求めた。対照の
タイヤは前記のブタジエン/イソプレンコポリマーの代
りに70部のスチレン−ブタジエンを用いて組み立てたも
のであつた。けん引力は対照タイヤのASTME501値を100
に標準化し、これに対する値として求めた。転り抵抗性
の測定は車のスピード80km/時間(50マイル/時間)に
相当する速度においてタイヤに加わる定格荷重(rated
load)の60%、80%及び100%の下で170cm(67インチ)
の力量計(dynamometer)上でタイヤを回転させ、抗力
(drag force)を測定して行つた。けん引力は標準的な
試験法を用いて測定した。この試験において、試験タイ
ヤと対照のタイヤを秤量されたトレーラーの対向両側に
取り付けた。トレーラーは、ブレーキをかけることがで
き、滑り力(skid force)(ピークとスライド)を測定
する濡れた表面上を引張られた。トレツド摩耗性は標準
のテキサストレツド摩耗試験法(Texas treadwear tes
t)を用いて測定した。以上の試験の結果によると、試
験タイヤは100%の荷重における転り抵抗性112、80%の
荷重における転り抵抗性114及び60%の荷重における転
り抵抗性115を有することが確認された。試験タイヤは
また32km/時間(20マイル/時間)における濡れけん引
力等級(wet traction rating)106及び97km/時間(60
マイル/時間)における濡れけん力等級133を有するこ
とが確認された。試験タイヤのトレツド摩耗性は137と
測定された。
本実施例は本実施例のブタジエン/イソプレンコポリ
マーは顕著な特性を有するタイヤトレツドを製造する際
に用いることができることを明確に示している。つま
り、これらのコポリマーはタイヤのけん引力、トレツド
摩耗性及び転り抵抗性を改良するのに用いることができ
る。従来、タイヤの転り抵抗性をそのウエツトスキツド
抵抗性を犠牲にしないで改良することは非常に困難であ
つた。しかし、本発明のブタジエン/イソプレンコポリ
マーをタイヤトレツドにおいて用いることによつてけん
引力、トレツド摩耗性及び転り抵抗性は全て改良するこ
とができる。
実施例21. ブタジエン/イソプレンコポリマーの代りに実施例15
に記載の方法で製造したスチレン/ブタジエンゴムを用
いたことを除いて実施例20に記載の手順を使用して空気
入り試験タイヤを造り、試験した。製造した試験タイヤ
は荷重100%の転り抵抗性が119、荷重80%の転り抵抗性
が120、荷重60%の転り抵抗性が121であることが確認さ
れた。試験タイヤはまた32km/時間(20マイル/時間)
における濡れけん引力等級が106、97km/時間(60マイル
/時間)における濡れけん引力等級が136であることが
確認された。試験タイヤのトレツド摩耗性は141と測定
された。
本実施例は本発明のスチレン−ブタジエンゴムは優れ
た性質の組み合せを有するタイヤトレツドを製造する際
に用いることができることを明白に示している。つま
り、タイヤトレツドに斯るスチレン/ブタジエンゴムを
用いることによつて改良されたけん引力、トレツド摩耗
性及びウエツトスキツド抵抗性がもたらされるのであ
る。
実施例22. ブタジエン45%、イソプレン45%及びスチレン10%を
含有するターポリマーを2つの重合反応器から成る連続
系で製造した。この重合は第一反応器に0.03phmのn−
ブチルリチウムを仕込むことによつて開始させた。第一
反応器には予めモノマー類、溶媒及び0.06phmのN,N,
N′,N′−テトラメチルエチレンジアミンを仕込んでお
いた。
第一反応器は85℃(185゜F)の温度に保持した。第一
反応器の滞留時間は約0.5時間で、その間に約60%の転
化率が達成された。第一反応器の内容物を88〜91℃(19
0〜195゜F)の範囲内の温度に保持された第二反応器に連
続的に移送した。第二反応器の滞留時間は1時間で、そ
れにより約100%の転化率が達成された。
合成されたターポリマーは−73℃に第一ガラス転移温
度を、−23℃に第二ガラス転移温度を有していた。ま
た、生成ターポリマーは0℃におけるtanδが0.49、60
℃におけtanδが0.070であることが確認された。
実施例23. この実験ではブタジエンを40%、イソプレンを40%及
びスチレンを20%含有するターポリマーを製造したこと
を除き実施例22に記載の手順を繰り返した。このターポ
リマーは−78℃に第一ガラス転移温度を、また−19℃に
第二ガラス転移温度を有することが確認された。生成タ
ーポリマーはまた0℃におけるtanδが0.64、60℃にお
けるtanδが0.091であることが確認された。
実施例24. 本実験ではイソプレンを35%、ブタジエンを35%及び
スチレンを30%含有するターポリマーを合成した点を除
き実施例22に記載の手順を繰り返した。製造されたター
ポリマーは0℃におけるtanδが0.098、60℃におけるta
nδが0.134であることが確認された。
本明細書に与えた記載に徴して本発明には様々の変化
が可能なことが分るだろう。従つて、以上記載の特定の
態様には様々の変更を加えることができ、それらも前記
特許請求の範囲に規定される本発明の範囲内に入るもの
であることを理解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョエル・リン・コックス アメリカ合衆国オハイオ州44721,ノー ス・キャントン,ノース・イースト,リ ンクス・アベニュー 7582 (72)発明者 ジョージ・フランク・バロー アメリカ合衆国オハイオ州44720,ノー ス・キャントン,ノース・ウエスト,ウ ィンターウッド・アベニュー 8200 (56)参考文献 特開 昭61−18504(JP,A) 特開 昭60−252642(JP,A) 特開 昭60−192739(JP,A) 特開 昭57−108142(JP,A) 特開 昭57−53507(JP,A) 特開 昭57−53511(JP,A) 特開 昭59−45341(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1,3−ブタジエンから誘導される繰返単位5
    0〜90モル%及びイソプレンから誘導される繰返単位10
    〜50モル%から成る、第一のガラス転移温度が−110℃
    〜−20℃の間にあり、そして第二のガラス転移温度が−
    50℃〜0℃の間にあることを特徴とする、タイヤトレッ
    ドを製造する際の使用に対して優れた性質の組み合わせ
    を有する数平均分子量が100,000〜400,000の範囲内にあ
    るゴム状ポリマー。
  2. 【請求項2】−20℃〜20℃の間にあるガラス転移温度を
    更に有する特許請求の範囲第1項記載のゴム状ポリマ
    ー。
  3. 【請求項3】ポリマーの一方の端における繰返単位が1,
    4−結合の優勢な微細構造を有している特許請求の範囲
    第1項記載のゴム状ポリマー。
  4. 【請求項4】ポリマーの一方の端における繰返単位が1,
    2−結合の優勢な微細構造を有し、ポリマーの他の端に
    おける繰返単位が3,4−結合の優勢な微細構造を有して
    いる特許請求の範囲第2項記載のゴム状ポリマー。
  5. 【請求項5】第一ガラス転移温度が−100℃〜−65℃の
    範囲内にあり、第二ガラス転移温度が−35℃〜−10℃の
    範囲内にある特許請求の範囲第1項記載のゴム状ポリマ
    ー。
  6. 【請求項6】第一ガラス転移温度が−90℃〜−70℃の範
    囲内にあり、第二ガラス転移温度が−20℃〜−10℃の範
    囲内にある特許請求の範囲第1項記載のゴム状ポリマ
    ー。
  7. 【請求項7】1,3−ブタジエン50〜90モル%及びイソプ
    レン10〜50モル%を第一反応帯において49〜88℃で重合
    させ、続いて第二反応帯において重合を88〜99℃で続け
    ることから成る、第一のガラス転移温度が−110℃〜−2
    0℃の間にあり、そして第二のガラス転移温度が−50℃
    〜0℃の間にある、タイヤトレッドを製造する際の使用
    に対して優れた性質の組み合わせを有するゴム状ポリマ
    ーの製造方法。
  8. 【請求項8】第一ガラス転移温度が−100℃〜−65℃の
    間にあり、そして第二ガラス転移温度が−35℃〜−10℃
    の間にある、特許請求の範囲第7項記載のゴム状ポリマ
    ーの製造方法。
JP24569087A 1986-09-29 1987-09-29 ゴム状ポリマー及びその製造法 Expired - Fee Related JP2636262B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/912,489 US4843120A (en) 1986-09-29 1986-09-29 Rubber composition
US912489 1986-09-29

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP367697A Division JP2781791B2 (ja) 1986-09-29 1997-01-13 複数のガラス転移温度を有するゴム状ポリマーを含むゴムブレンドから成るトレッドを有するタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6390522A JPS6390522A (ja) 1988-04-21
JP2636262B2 true JP2636262B2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=25432010

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24569087A Expired - Fee Related JP2636262B2 (ja) 1986-09-29 1987-09-29 ゴム状ポリマー及びその製造法
JP367697A Expired - Fee Related JP2781791B2 (ja) 1986-09-29 1997-01-13 複数のガラス転移温度を有するゴム状ポリマーを含むゴムブレンドから成るトレッドを有するタイヤ

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP367697A Expired - Fee Related JP2781791B2 (ja) 1986-09-29 1997-01-13 複数のガラス転移温度を有するゴム状ポリマーを含むゴムブレンドから成るトレッドを有するタイヤ

Country Status (11)

Country Link
US (1) US4843120A (ja)
EP (1) EP0263054B1 (ja)
JP (2) JP2636262B2 (ja)
KR (1) KR960002977B1 (ja)
AU (1) AU597204B2 (ja)
BR (1) BR8704853A (ja)
CA (1) CA1296479C (ja)
DE (1) DE3751163T2 (ja)
ES (1) ES2069531T3 (ja)
MX (1) MX171640B (ja)
ZA (1) ZA876926B (ja)

Families Citing this family (107)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2200123B (en) * 1986-12-02 1990-06-13 Shell Int Research Elastomers and tyres containing them
US5232987A (en) * 1988-02-01 1993-08-03 Japan Synthetic Rubber Co., Ltd. Rubber compositions
US5191021A (en) * 1988-06-29 1993-03-02 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire with tread containing styrene, isoprene, butadiene terpolymer rubber
US5047483A (en) * 1988-06-29 1991-09-10 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tire with tread of styrene, isoprene, butadiene rubber
CA2007058A1 (en) * 1989-06-09 1990-12-09 Adel Farhan Halasa Pneumatic tires
US5159020A (en) * 1989-12-28 1992-10-27 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire with tread comprising styrene, isoprene, butadiene terpolymer rubber
US5254653A (en) * 1989-12-28 1993-10-19 The Goodyear Tire & Rubber Company Terpolymer rubber of styrene, isoprene and butadiene
US5268427A (en) * 1990-01-16 1993-12-07 Mobil Oil Corporation Solid block and random elastomeric copolymers
US5187236A (en) * 1990-01-16 1993-02-16 Mobil Oil Corporation Solid block and random elastomeric copolymers
US5780540A (en) * 1990-01-16 1998-07-14 Mobil Oil Corporation Dispersants and dispersant viscosity index improvers from selectively hydrogenated polymers
US5633415A (en) * 1990-01-16 1997-05-27 Mobil Oil Corporation Dispersants and dispersant viscosity index improvers from selectively hydrogenated polymers
US5210359A (en) * 1990-01-16 1993-05-11 Mobil Oil Corporation Vulcanizable liquid compositions
US5637783A (en) * 1990-01-16 1997-06-10 Mobil Oil Corporation Dispersants and dispersant viscosity index improvers from selectively hydrogenated polymers
US5149895A (en) * 1990-01-16 1992-09-22 Mobil Oil Corporation Vulcanizable liquid compositions
US5153159A (en) * 1990-04-09 1992-10-06 Bridgestone/Firestone, Inc. Elastomers and products having reduced hysteresis
US5268413A (en) * 1990-04-09 1993-12-07 Bridgestone/Firestone, Inc. Elastomers and products having reduced hysteresis
DE4016079A1 (de) * 1990-05-18 1991-11-21 Huels Chemische Werke Ag 3,4-polyisopren enthaltende kautschukverschnitt-mischungen fuer reifenlaufflaechen
SE466692B (sv) * 1990-06-05 1992-03-23 Trelleborg Ab Pneumatiskt daeck och daerav bildad hjulkonstruktion eller fordonsdrivanordning
US5082901A (en) * 1990-09-24 1992-01-21 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire with tread
CA2035229A1 (en) * 1990-10-22 1992-04-23 Wen-Liang Hsu Process for preparing a rubbery terpolymer of styrene, isoprene and butadiene
US5173550A (en) * 1991-04-05 1992-12-22 The Goodyear Tire & Rubber Company Synthesis of random styrene-isoprene rubbers
US5219944A (en) * 1991-07-10 1993-06-15 Pirelli Armstrong Tire Corporation Tire tread rubber
US5241008A (en) * 1991-09-03 1993-08-31 Bridgestone/Firestone, Inc. Process for producing continuously tapered polymers and copolymers and products produced thereby
US5239009A (en) * 1991-10-16 1993-08-24 The Goodyear Tire & Rubber Company High performance segmented elastomer
US5523371A (en) * 1991-12-30 1996-06-04 Bridgestone Corporation Functionalized polymer of improved hysteresis properties prepared using amino-substituted aryllithium polymerization initiators
US5519086A (en) * 1991-12-30 1996-05-21 Bridgestone Corporation Low-hysteresis elastomer compositions using amino-substituted aryllithium polymerization initiators
US5253691A (en) * 1992-01-13 1993-10-19 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire having specified belt rubber composition
EP0570715B1 (en) * 1992-05-22 1996-06-12 Bridgestone Corporation Pneumatic tires having reduced rolling resistance
US5262213A (en) * 1992-09-14 1993-11-16 The Goodyear Tire & Rubber Company Styrene-butadiene rubber for truck tires
US5272220A (en) * 1992-09-14 1993-12-21 The Goodyear Tire & Rubber Company Process for preparing styrene-isoprene-butadiene rubber
US6025450A (en) * 1992-10-02 2000-02-15 Bridgestone Corporation Amine containing polymers and products therefrom
US5552473A (en) * 1992-10-02 1996-09-03 Bridgestone Corporation Functionalized polymer and rubber compositions produced from solubilized anionic polymerization initiators
US5674798A (en) * 1992-10-16 1997-10-07 Bridgestone Corporation Hydrocarbon soluble anionic polymerization initiators
US5643848A (en) * 1992-10-30 1997-07-01 Bridgestone Corporation Soluble anionic polymerization initiators and products therefrom
ES2110557T3 (es) * 1992-10-30 1998-02-16 Bridgestone Corp Iniciadores de polimerizacion anionica solubles y productos de aquellos.
US5296547A (en) * 1993-01-28 1994-03-22 Minnesota Mining And Manufacturing Company Block copolymer having mixed molecular weight endblocks
US5470929A (en) * 1993-03-29 1995-11-28 The Goodyear Tire & Rubber Company Process for synthesizing styrene-isoprene rubber
ES2119008T3 (es) * 1993-04-30 1998-10-01 Bridgestone Corp Iniciadores de polimerizacion anionica y productos de histeresis reducida de los mismos.
US5405927A (en) * 1993-09-22 1995-04-11 The Goodyear Tire & Rubber Company Isoprene-butadiene rubber
CA2125379A1 (en) * 1993-11-24 1995-05-25 Ghislain Adolphe Leon Thise Tire with tread
US5491230A (en) * 1993-12-29 1996-02-13 Bridgestone Corporation Anionic polymerization initiators containing adducts of cyclic secondary amines and conjugated dienes, and products therefrom
DE4401935A1 (de) * 1994-01-24 1995-07-27 Sp Reifenwerke Gmbh Kautschukmischung, daraus hergestellte Reifenlauffläche und Reifen mit dieser Reifenlauffläche
US5422403A (en) * 1994-08-11 1995-06-06 The Goodyear Tire & Rubber Company Coupled styrene-isoprene-butadiene rubber
US5521309A (en) * 1994-12-23 1996-05-28 Bridgestone Corporation Tertiary-amino allyl-or xylyl-lithium initiators and method of preparing same
US6080835A (en) * 1995-02-01 2000-06-27 Bridgestone Corporation Aminoalkyllithium compounds containing cyclic amines and polymers therefrom
US5496940A (en) * 1995-02-01 1996-03-05 Bridgestone Corporation Alkyllithium compounds containing cyclic amines and their use in polymerization
US5785778A (en) * 1995-02-01 1998-07-28 Bridgestone Corporation Aminoalkyllithium compounds containing cyclic amines and polymers therefrom
US5574109A (en) * 1995-02-01 1996-11-12 Bridgestone Corporation Aminoalkyllithium compounds containing cyclic amines and polymers therefrom
US5510548A (en) * 1995-02-03 1996-04-23 Mobil Oil Corporation Vulcanizable liquid compositions
US5612436A (en) * 1995-09-08 1997-03-18 The Goodyear Tire & Rubber Company Isoprene-butadiene diblock rubber
US5534592A (en) 1995-09-22 1996-07-09 The Goodyear Tire & Rubber Company High performance blend for tire treads
US5605991A (en) * 1996-03-21 1997-02-25 Shell Oil Company Multifunctional initiator from divinyl dislane
US5723530A (en) * 1996-09-23 1998-03-03 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire with tread of elastomer composition
US5922153A (en) * 1998-01-23 1999-07-13 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire innerliner composition
CA2282955A1 (en) 1998-10-13 2000-04-13 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire tread compound
KR100290438B1 (ko) 1998-12-19 2001-10-26 박찬구 양쪽말단변성랜덤공중합체의제조방법
US6140434A (en) * 1999-01-08 2000-10-31 The Goodyear Tire & Rubber Company Synthesis of high vinyl rubber
US6204320B1 (en) 1999-02-12 2001-03-20 The Goodyear Tire & Rubber Company Liquid isoprene-butadiene rubber
US6391409B1 (en) 1999-02-12 2002-05-21 Allegiance Corporation Powder-free nitrile-coated gloves with an intermediate rubber-nitrile layer between the glove and the coating and method of making same
US6670416B1 (en) 1999-08-18 2003-12-30 The Goodyear Tire & Rubber Company Tread rubber for high traction tires
US6489403B1 (en) * 1999-12-14 2002-12-03 The Goodyear Tire & Rubber Company Process for improved coupling of rubbery polymers
US6262178B1 (en) 1999-12-28 2001-07-17 The Goodyear Tire & Rubber Company Rubber blend containing cyclized polyisoprene
US6378582B1 (en) 2000-09-20 2002-04-30 The Goodyear Tire & Rubber Company Silica-reinforced tire tread rubber
US6559240B2 (en) 2000-11-22 2003-05-06 The Goodyear Tire & Rubber Company Process for tin/silicon coupling functionalized rubbers
DE10105401A1 (de) * 2001-02-07 2002-08-22 Bayer Ag Kontinuierliches Verfahren zur Herstellung von Elastomeren
US6583244B1 (en) 2001-10-31 2003-06-24 The Goodyear Tire & Rubber Company Synthesis of rubber having a low vinyl content
US6576728B1 (en) 2001-10-31 2003-06-10 The Goodyear Tire & Rubber Company Process for preparing styrene-isoprene rubber
US6566478B1 (en) 2002-04-30 2003-05-20 The Goodyear Tire & Rubber Company Synthesis of high vinyl rubber
US7074869B2 (en) * 2002-12-27 2006-07-11 The Goodyear Tire & Rubber Company Synthesis of functionalized high vinyl rubber
US7441572B2 (en) 2004-09-17 2008-10-28 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tire having a tread containing immiscible rubber blend and silica
US20060287428A1 (en) * 2005-06-15 2006-12-21 Marc Weydert Oil extended rubber and composition containing low PCA oil
US7064171B1 (en) 2005-09-22 2006-06-20 The Goodyear Tire & Rubber Company Non-random styrene-butadiene rubber
JP2008231208A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Bridgestone Corp ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
JP5259106B2 (ja) * 2007-03-19 2013-08-07 株式会社ブリヂストン ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
KR100970767B1 (ko) * 2007-12-12 2010-07-16 금호석유화학 주식회사 방향족 유기황화합물로 기능화된 1,4-시스 폴리부타디엔
US20100144946A1 (en) 2008-12-04 2010-06-10 Nicola Costantini Pneumatic tire with tread
US7884168B2 (en) * 2009-02-13 2011-02-08 The Goodyear Tire & Rubber Company Heterogeneous rubbery polymers having random, tapered, and block portions therein and methods of making same
WO2010107555A1 (en) * 2009-03-19 2010-09-23 Dow Global Technologies Inc. Styrene butadiene rubber with novel styrene incorporation
US8312905B2 (en) 2010-09-24 2012-11-20 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tire
US20120083559A1 (en) 2010-09-30 2012-04-05 Nicola Costantini Pneumatic tire with thread
US9126457B2 (en) 2010-12-06 2015-09-08 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tire having first tread cap zone and second tread cap zone
US20130289183A1 (en) 2012-04-26 2013-10-31 Michael Lester Kerns Triglyceride containing solution polymerization prepared styrene/butadiene elastomer and tire with component
US10435545B2 (en) 2012-04-26 2019-10-08 The Goodyear Tire & Rubber Company Triglyceride containing solution polymerization prepared styrene/butadiene elastomer and tire with component
US20130338256A1 (en) 2012-06-13 2013-12-19 Pascal Patrick Steiner Pneumatic tire
US20150343843A1 (en) * 2012-12-31 2015-12-03 Michelin Recherche Et Technique S.A. Tire tread with incompatible rubbers
US20140256858A1 (en) 2013-03-11 2014-09-11 Robert Anthony Bethea Solution polymerization prepared styrene/butadiene elastomer containing liquid styrene/butadiene polymer and tire with component
EP2803683B1 (en) 2013-05-15 2017-02-22 The Goodyear Tire & Rubber Company Functionalized elastomer and method of making such an elastomer
TWI522378B (zh) * 2013-12-13 2016-02-21 奇美實業股份有限公司 改質的高順式丁二烯-異戊二烯系共聚物、其製造方法及含有前述聚合物的輪胎
FR3053001B1 (fr) 2016-06-28 2018-07-27 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Pneumatique cloute
FR3053003B1 (fr) 2016-06-28 2018-07-27 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Pneumatique cloute
WO2018089635A1 (en) 2016-11-09 2018-05-17 Bridgestone Corporation High cis-1,4 block copolymers of polybutadiene and polyisoprene
US20180148567A1 (en) 2016-11-28 2018-05-31 The Goodyear Tire & Rubber Company Styrene/butadiene rubber extended with low unsaturated soybean oil and tire with component
FR3060578A1 (fr) * 2016-12-21 2018-06-22 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Procede de synthese en continu d'elastomere dienique avec initiateur amidure de lithium
TWI674278B (zh) 2017-02-08 2019-10-11 日商日本彈性體股份有限公司 共軛二烯系聚合物、共軛二烯系聚合物組合物、及輪胎
US20190061425A1 (en) 2017-08-30 2019-02-28 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tire
US10570275B2 (en) 2017-08-30 2020-02-25 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tire having tread with alkoxysilane-terminated polybutadiene
US10457798B2 (en) 2017-08-30 2019-10-29 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tire having tread with hydroxy-terminated polybutadiene
EP3450206B1 (en) 2017-08-30 2020-04-29 The Goodyear Tire & Rubber Company Rubber composition and pneumatic tire having tread with hydroxy-terminated polybutadiene
US10618352B2 (en) 2017-08-30 2020-04-14 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tire having tread with hydroxy-terminated polybutadiene
KR102154046B1 (ko) * 2017-10-26 2020-09-09 주식회사 엘지화학 연속식 중합에 의한 공액디엔계 중합체의 제조방법
US20190225778A1 (en) 2018-01-22 2019-07-25 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire with tread containing vegetable oil extended high tg styrene/butadiene elastomer and traction resin
US10626254B1 (en) 2019-01-31 2020-04-21 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tire
US10947368B2 (en) 2019-03-04 2021-03-16 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tire
US11440350B2 (en) 2020-05-13 2022-09-13 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tire
US11723430B2 (en) 2020-09-18 2023-08-15 The Goodyear Tire & Rubber Company Shoe with outsole containing vegetable oil extended high TG styrene/butadiene elastomer
US20220145063A1 (en) 2020-11-12 2022-05-12 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire with tread containing vegetable oil extended high tg styrene/butadiene elastomer and traction resin
US20220402299A1 (en) 2021-06-10 2022-12-22 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tire

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3301840A (en) * 1964-09-17 1967-01-31 Phillips Petroleum Co Preparation of polymers of conjugated dienes using organolithium/polar compound catalyst systems
GB1271265A (en) * 1968-06-08 1972-04-19 Bridgestone Tire Co Ltd Method of preparing conjugated diene polymers using catalysts based on organolithium compounds
US3624057A (en) * 1969-01-30 1971-11-30 Phillips Petroleum Co Polymerization with multifunctional iniators prepared from vinylsilanes or vinylphosphines and organomonolithium compounds
US4022959A (en) * 1969-11-22 1977-05-10 Chemische Werke Huels Aktiengesellschaft Organolithium-Lewis base polymerization of 1,3-butadiene and novel polybutadienes thus produced
US3631015A (en) * 1970-03-06 1971-12-28 Phillips Petroleum Co Triarylphosphine alkyllithium and 1 3 - dihalobenzene polymerization initiator for conjugated diene polymerization
US3830880A (en) * 1971-04-02 1974-08-20 Shell Oil Co Diene block copolymers
US4048427A (en) * 1975-07-07 1977-09-13 The General Tire & Rubber Company Preparation of solution polymers
US4111867A (en) * 1976-04-05 1978-09-05 Nippon Zeon Co., Ltd. Rubber composition for tire treads
GB1604395A (en) * 1977-10-08 1981-12-09 Dunlop Ltd Elastomer compositions and tyre treads comprising them
US4525560A (en) * 1979-05-18 1985-06-25 Smith Richard L Solution polymerization of conjugated dienes
JPS5753511A (en) * 1980-09-17 1982-03-30 Asahi Chem Ind Co Ltd Styrene-butadiene copolymer rubber having novel styrene distribution and its preparation
JPS5753507A (en) * 1980-09-17 1982-03-30 Asahi Chem Ind Co Ltd Butadiene polymer and its preparation
JPS5792014A (en) * 1980-11-27 1982-06-08 Sumitomo Rubber Ind Ltd Conjugated diene block polymer
US4385151A (en) * 1980-12-05 1983-05-24 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Composition containing isoprene polymer
JPS57108142A (en) * 1980-12-26 1982-07-06 Bridgestone Corp Rubber composition for tire
JPS5945341A (ja) * 1982-09-09 1984-03-14 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤトレツド用ゴム組成物
JPS60192739A (ja) * 1984-03-15 1985-10-01 Japan Synthetic Rubber Co Ltd ブロック共重合体
DE3561735D1 (en) * 1984-04-18 1988-04-07 Huels Chemische Werke Ag Rubber mixture
DE3424732C1 (de) * 1984-07-05 1985-11-21 Hüls AG, 4370 Marl In der Waerme vulkanisierbare Laufstreifen fuer die Herstellung der Laufflaechen von Kraftfahrzeug-Luftreifen
GB2200123B (en) * 1986-12-02 1990-06-13 Shell Int Research Elastomers and tyres containing them
DE3724871A1 (de) * 1987-07-28 1989-02-09 Huels Chemische Werke Ag Ab-blockcopolymerisate auf basis von butadien, isopren und styrol, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung
DE3804547A1 (de) * 1988-02-13 1989-08-24 Huels Chemische Werke Ag Abc-blockcopolymerisate auf basis von butadien, isopren und styrol, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung

Also Published As

Publication number Publication date
KR880004017A (ko) 1988-06-01
JPH09188784A (ja) 1997-07-22
JPS6390522A (ja) 1988-04-21
AU597204B2 (en) 1990-05-24
EP0263054A2 (en) 1988-04-06
ES2069531T3 (es) 1995-05-16
AU7903487A (en) 1988-03-31
KR960002977B1 (en) 1996-03-02
ZA876926B (en) 1988-03-21
DE3751163D1 (de) 1995-04-20
EP0263054A3 (en) 1989-12-27
EP0263054B1 (en) 1995-03-15
MX171640B (es) 1993-11-10
DE3751163T2 (de) 1995-08-31
BR8704853A (pt) 1988-05-17
CA1296479C (en) 1992-02-25
JP2781791B2 (ja) 1998-07-30
US4843120A (en) 1989-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2636262B2 (ja) ゴム状ポリマー及びその製造法
US5137998A (en) Process for preparing a rubbery terpolymer of styrene, isoprene and butadiene
JP3477228B2 (ja) トラックタイヤトレッド製造に有用なスチレン−ブタジエンゴム
AU670209B2 (en) Isoprene-butadiene rubber
AU649204B2 (en) High performance segmented elastomer
EP0282437B1 (en) Polymerization process
GB2355985A (en) Synthesis of styrene butadiene rubber
JPH10306114A (ja) 低いビニル微細構造を有するランダムトランスsbr
JPH04252242A (ja) 高性能タイヤ踏み面およびタイヤ
US6204320B1 (en) Liquid isoprene-butadiene rubber
EP0064400B1 (en) Diene rubber composition
US6566478B1 (en) Synthesis of high vinyl rubber
EP0128607B1 (en) Elastomeric copolymers, their preparation and their use
EP1191045B1 (en) Synthesis of styrene-isoprene rubber
US7825202B2 (en) Potassium based catalyst systems for synthesizing rubbery polymers
US7279531B1 (en) Rubbery polymers containing tin coupling agents and rubber compounds including the same
EP1939245A1 (en) Rubbery block polymers containing polylactone and rubber compounds including the same
GB2392162A (en) Styrene-butadiene rubber cement

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees