JP2635902B2 - 天井裏照明システム - Google Patents
天井裏照明システムInfo
- Publication number
- JP2635902B2 JP2635902B2 JP5023811A JP2381193A JP2635902B2 JP 2635902 B2 JP2635902 B2 JP 2635902B2 JP 5023811 A JP5023811 A JP 5023811A JP 2381193 A JP2381193 A JP 2381193A JP 2635902 B2 JP2635902 B2 JP 2635902B2
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- JP
- Japan
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- ceiling
- lighting
- work
- inspection
- limit switch
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、天井隠蔽型の空調装置
等が設けられた天井裏に用いる天井裏照明システムに関
する。
等が設けられた天井裏に用いる天井裏照明システムに関
する。
【０００２】
【従来の技術】近年、オフィスビル等では、事務室面積
を少しでも大きく確保するため、天井隠蔽型の空調機が
使用される傾向にある。天井隠蔽型の空調機が取り付け
られた場合、空調機近傍の天井面にはフィルター交換等
のメンテナンスを行うための天井点検口が設けられる。
メンテナンス作業を行う際には、先ず、天井点検口の下
に脚立を置き、室内コンセント等に接続した作業用照明
器具を携えて脚立を上り、点検蓋を開けた後、適宜な位
置を選んでこの作業用照明器具を設置又は掛止する。そ
して、所要のメンテナンスが終了した後、今度は作業用
照明器具を携えながら天井点検口から脚立に乗り移り、
点検蓋を閉めた後作業用照明器具を携えながら脚立を下
り、作業用照明器具をコンセントから外して一連の作業
が終了する。
を少しでも大きく確保するため、天井隠蔽型の空調機が
使用される傾向にある。天井隠蔽型の空調機が取り付け
られた場合、空調機近傍の天井面にはフィルター交換等
のメンテナンスを行うための天井点検口が設けられる。
メンテナンス作業を行う際には、先ず、天井点検口の下
に脚立を置き、室内コンセント等に接続した作業用照明
器具を携えて脚立を上り、点検蓋を開けた後、適宜な位
置を選んでこの作業用照明器具を設置又は掛止する。そ
して、所要のメンテナンスが終了した後、今度は作業用
照明器具を携えながら天井点検口から脚立に乗り移り、
点検蓋を閉めた後作業用照明器具を携えながら脚立を下
り、作業用照明器具をコンセントから外して一連の作業
が終了する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、天井裏
作業の度に作業用照明器具を携えながら脚立を昇降し、
天井裏に運び込むことは、極めて煩雑であるとともに、
高所作業における安全性を損ねることにもなる。また、
作業用照明器具では、照度が小さかったり、照明範囲が
狭い場合があるとともに、作業場所を照明する最適な場
所に設置することができない場合もあり（適当な置き場
所、又は掛止場所がない場合）、作業性が低下すること
があった。さらに、作業用照明器具を接続するコンセン
トが天井点検口の近傍にない場合のため、常に延長コー
ドを持ち運ばなければならないという煩雑さもあった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、天井裏での
作業に際し、照明を確保するための一切の手間がかから
ないとともに、常に最適な照明が得られる天井裏照明シ
ステムを提供し、安全性、作業性の向上を図ることを目
的とする。
作業の度に作業用照明器具を携えながら脚立を昇降し、
天井裏に運び込むことは、極めて煩雑であるとともに、
高所作業における安全性を損ねることにもなる。また、
作業用照明器具では、照度が小さかったり、照明範囲が
狭い場合があるとともに、作業場所を照明する最適な場
所に設置することができない場合もあり（適当な置き場
所、又は掛止場所がない場合）、作業性が低下すること
があった。さらに、作業用照明器具を接続するコンセン
トが天井点検口の近傍にない場合のため、常に延長コー
ドを持ち運ばなければならないという煩雑さもあった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、天井裏での
作業に際し、照明を確保するための一切の手間がかから
ないとともに、常に最適な照明が得られる天井裏照明シ
ステムを提供し、安全性、作業性の向上を図ることを目
的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る天井裏照明システムの構成は、天井裏作
業用の照明器具を天井裏の最適照明位置に取り付け、リ
ミットスイッチを点検蓋の開閉に伴い接点が開閉される
ように天井点検口に取り付け、このリミットスイッチを
介して電源線を照明器具に接続したことを特徴とするも
のである。
の本発明に係る天井裏照明システムの構成は、天井裏作
業用の照明器具を天井裏の最適照明位置に取り付け、リ
ミットスイッチを点検蓋の開閉に伴い接点が開閉される
ように天井点検口に取り付け、このリミットスイッチを
介して電源線を照明器具に接続したことを特徴とするも
のである。
【０００５】
【作用】点検蓋が開かれると、リミットスイッチの接点
が閉じ、照明器具が点検蓋の開放と同時に点灯され、照
明器具がメンテナンスを行うに際し、最適な照明位置に
配置されていることから、良好な照明状態となる。作業
終了後、点検蓋が閉められると、リミットスイッチの接
点が開き、照明器具が同時に消灯され、照明を確保する
ための一切の手間がなくなる。
が閉じ、照明器具が点検蓋の開放と同時に点灯され、照
明器具がメンテナンスを行うに際し、最適な照明位置に
配置されていることから、良好な照明状態となる。作業
終了後、点検蓋が閉められると、リミットスイッチの接
点が開き、照明器具が同時に消灯され、照明を確保する
ための一切の手間がなくなる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明に係る天井裏照明システムの好
適な実施例を図面を参照して詳細に説明する。図１は本
発明天井裏照明システムの概略図である。天井材１と上
階のスラブ３との間の天井裏には、天井隠蔽型の空調機
５がスラブ３からのスタッド（空調機吊り材）７を介し
て取り付けられている。空調機５の直下の天井材１には
天井点検口９が設けられ、天井点検口９は空調機５のメ
ンテナンスを容易に行えるようになっている。空調機５
の上方には、空調機５のメンテナンスを行うに際し、最
適な照明位置で照明器具１１が取り付けられ、照明器具
１１はスタッド７等を利用して固定されている。また、
照明器具１１は、日常点検に必要な照度が十分に確保で
きるものとなっている。一方、天井点検口９にはリミッ
トスイッチ１３が設けられ、リミットスイッチ１３は点
検蓋１５が開けられると接点が閉じ、点検蓋１５が閉じ
られると接点が開くようになっている。図示しない電灯
盤からは天井裏を通り電源線１７が配線され、電源線１
７はリミットスイッチ１３を介して照明器具１１に接続
されている。また、同一天井に複数の空調機５が設けら
れるときは、電源線１７はこれら該当する全ての天井点
検口９に配線されることとなる。天井点検口９、照明器
具１１、リミットスイッチ１３を主な部材として、天井
裏照明システム１９が構成されている。
適な実施例を図面を参照して詳細に説明する。図１は本
発明天井裏照明システムの概略図である。天井材１と上
階のスラブ３との間の天井裏には、天井隠蔽型の空調機
５がスラブ３からのスタッド（空調機吊り材）７を介し
て取り付けられている。空調機５の直下の天井材１には
天井点検口９が設けられ、天井点検口９は空調機５のメ
ンテナンスを容易に行えるようになっている。空調機５
の上方には、空調機５のメンテナンスを行うに際し、最
適な照明位置で照明器具１１が取り付けられ、照明器具
１１はスタッド７等を利用して固定されている。また、
照明器具１１は、日常点検に必要な照度が十分に確保で
きるものとなっている。一方、天井点検口９にはリミッ
トスイッチ１３が設けられ、リミットスイッチ１３は点
検蓋１５が開けられると接点が閉じ、点検蓋１５が閉じ
られると接点が開くようになっている。図示しない電灯
盤からは天井裏を通り電源線１７が配線され、電源線１
７はリミットスイッチ１３を介して照明器具１１に接続
されている。また、同一天井に複数の空調機５が設けら
れるときは、電源線１７はこれら該当する全ての天井点
検口９に配線されることとなる。天井点検口９、照明器
具１１、リミットスイッチ１３を主な部材として、天井
裏照明システム１９が構成されている。
【０００７】このように構成される天井裏照明システム
１９において、空調機５にメンテナンスの必要が生じ、
天井点検口９の点検蓋１５が開かれると、リミットスイ
ッチ１３の接点が閉じ、照明器具１１が点検蓋１５の開
放と同時に点灯される。照明器具１１はメンテナンスを
行うに際し、最適な照明位置に配置されていることか
ら、良好な作業性が得られる。作業終了後、点検蓋１５
が閉められると、リミットスイッチ１３の接点が開き、
照明器具１１が同時に消灯されることとなる。
１９において、空調機５にメンテナンスの必要が生じ、
天井点検口９の点検蓋１５が開かれると、リミットスイ
ッチ１３の接点が閉じ、照明器具１１が点検蓋１５の開
放と同時に点灯される。照明器具１１はメンテナンスを
行うに際し、最適な照明位置に配置されていることか
ら、良好な作業性が得られる。作業終了後、点検蓋１５
が閉められると、リミットスイッチ１３の接点が開き、
照明器具１１が同時に消灯されることとなる。
【０００８】上述の天井裏照明システム１９によれば、
予め最適位置で照明器具１１が取り付けられているの
で、良好な作業性が確保できるとともに、メンテナンス
の都度、作業用照明器具を携え脚立を昇降する必要がな
く、また、作業用照明器具の置き場所に苦慮する必要も
ない。また、作業の都度、電源コンセントを探す煩わし
さもなく、電源コンセントが近傍に無い場合のために常
時延長コードを持ち運ぶ必要もなくなる。さらに、作業
用照明器具を天井裏に運び込む必要がないため、天井内
コンセントが存在した場合にありがちな、作業用照明器
具の置き忘れもなくなる。
予め最適位置で照明器具１１が取り付けられているの
で、良好な作業性が確保できるとともに、メンテナンス
の都度、作業用照明器具を携え脚立を昇降する必要がな
く、また、作業用照明器具の置き場所に苦慮する必要も
ない。また、作業の都度、電源コンセントを探す煩わし
さもなく、電源コンセントが近傍に無い場合のために常
時延長コードを持ち運ぶ必要もなくなる。さらに、作業
用照明器具を天井裏に運び込む必要がないため、天井内
コンセントが存在した場合にありがちな、作業用照明器
具の置き忘れもなくなる。
【０００９】なお、リミットスイッチ１３は、天井点検
口９と別体のもの、或いは天井点検口９に組み込まれた
ものでもよく、天井点検口組込型とすれば、動作の信頼
性、施工性等を向上させることができる。また、照明器
具１１の数は単数でも複数でもよく、発光体は電球式、
蛍光灯式、その他のものであっても勿論よい。
口９と別体のもの、或いは天井点検口９に組み込まれた
ものでもよく、天井点検口組込型とすれば、動作の信頼
性、施工性等を向上させることができる。また、照明器
具１１の数は単数でも複数でもよく、発光体は電球式、
蛍光灯式、その他のものであっても勿論よい。
【００１０】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る天井裏照明システムによれば、予め最適位置で照明器
具が取り付けられ、点検蓋の開閉のみで照明器具が点
灯、消灯されるので、メンテナンスの都度、作業用照明
器具を携え脚立を昇降する必要がなく、常に良好な照明
状態が確保でき、安全性、作業性を著しく向上させるこ
とができる。
る天井裏照明システムによれば、予め最適位置で照明器
具が取り付けられ、点検蓋の開閉のみで照明器具が点
灯、消灯されるので、メンテナンスの都度、作業用照明
器具を携え脚立を昇降する必要がなく、常に良好な照明
状態が確保でき、安全性、作業性を著しく向上させるこ
とができる。
【図１】本発明天井裏照明システムの概略図である。
９ 天井点検口 １１ 照明器具 １３ リミットスイッチ １５ 点検蓋 １７ 電源線 １９ 天井裏照明システム
Claims (1)
- 【請求項１】 天井裏作業用の照明器具を天井裏の最適
照明位置に取り付け、リミットスイッチを点検蓋の開閉
に伴い接点が開閉されるように天井点検口に取り付け、
該リミットスイッチを介して電源線を前記照明器具に接
続したことを特徴とする天井裏照明システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5023811A JP2635902B2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 天井裏照明システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5023811A JP2635902B2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 天井裏照明システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06212729A JPH06212729A (ja) | 1994-08-02 |
| JP2635902B2 true JP2635902B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=12120728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5023811A Expired - Lifetime JP2635902B2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 天井裏照明システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2635902B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2724001B2 (ja) * | 1989-01-17 | 1998-03-09 | 三井化学株式会社 | イソプロパノールの製造方法 |
| CN102766025A (zh) * | 2012-08-09 | 2012-11-07 | 西安近代化学研究所 | 一种3，3，3-三氟丙醇的制备方法 |
-
1993
- 1993-01-19 JP JP5023811A patent/JP2635902B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06212729A (ja) | 1994-08-02 |
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