JP2634872B2 - コールドシール性アルミニウム箔 - Google Patents
コールドシール性アルミニウム箔Info
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- JP2634872B2 JP2634872B2 JP23296988A JP23296988A JP2634872B2 JP 2634872 B2 JP2634872 B2 JP 2634872B2 JP 23296988 A JP23296988 A JP 23296988A JP 23296988 A JP23296988 A JP 23296988A JP 2634872 B2 JP2634872 B2 JP 2634872B2
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- Japan
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- cold
- aluminum foil
- weight
- carboxy
- natural rubber
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主として、チョコレートの包装材料等として
用いられるコールドシール性アルミニウム箔及びこのア
ルミニウム箔を製造する際に用いられるコールドシール
性組成物に関するものである。なお、本発明においてコ
ールドシールという言葉は、ヒートシールに対応する言
葉であり、感圧性接着という意味である。従って、コー
ルドシール性とは感圧接着性という意味であり、コール
ドシール剤とは感圧接着剤という意味である。
用いられるコールドシール性アルミニウム箔及びこのア
ルミニウム箔を製造する際に用いられるコールドシール
性組成物に関するものである。なお、本発明においてコ
ールドシールという言葉は、ヒートシールに対応する言
葉であり、感圧性接着という意味である。従って、コー
ルドシール性とは感圧接着性という意味であり、コール
ドシール剤とは感圧接着剤という意味である。
従来より、チョコレート等の包装にはヒートシール包
装が用いられてきた。ヒートシール包装は、熱と圧力を
作用させて包装材の周縁を密封するものである。 しかし、チョコレート等は熱によって溶融又は軟化し
易いため、ヒートシール包装を行うとチョコレート等が
溶け出し、内容物であるチョコレート等が変質するとい
う欠点があった。また、ヒートシール包装は加熱工程が
必要であるため、生産速度が低下するということやエネ
ルギー量が多くなるということがあり、生産コストが高
価になるという欠点があった。 このため、近年コールドシール性アルミニウム箔を包
装材料として、チョコレート等を包装するいわゆるコー
ルドシール包装が行われている。コールドシール性アル
ミニウム箔としては、アルミニウム箔に天然ゴムを主体
とするコールドシール剤を塗布してなるものが用いられ
ている。コールドシール包装は、熱を使用しないためヒ
ートシール包装における上記の欠点は悉く回避でき、好
ましいものである。 しかしながら、従来のコールドシール性アルミニウム
箔は、コールドシール剤とアルミニウム箔との密着力が
低く、コールドシール剤とアルミニウム箔とが剥離し易
いという欠点があった。この欠点のため、コールドシー
ル包装において接着部の密封性が悪いという欠点を惹起
するに至る。
装が用いられてきた。ヒートシール包装は、熱と圧力を
作用させて包装材の周縁を密封するものである。 しかし、チョコレート等は熱によって溶融又は軟化し
易いため、ヒートシール包装を行うとチョコレート等が
溶け出し、内容物であるチョコレート等が変質するとい
う欠点があった。また、ヒートシール包装は加熱工程が
必要であるため、生産速度が低下するということやエネ
ルギー量が多くなるということがあり、生産コストが高
価になるという欠点があった。 このため、近年コールドシール性アルミニウム箔を包
装材料として、チョコレート等を包装するいわゆるコー
ルドシール包装が行われている。コールドシール性アル
ミニウム箔としては、アルミニウム箔に天然ゴムを主体
とするコールドシール剤を塗布してなるものが用いられ
ている。コールドシール包装は、熱を使用しないためヒ
ートシール包装における上記の欠点は悉く回避でき、好
ましいものである。 しかしながら、従来のコールドシール性アルミニウム
箔は、コールドシール剤とアルミニウム箔との密着力が
低く、コールドシール剤とアルミニウム箔とが剥離し易
いという欠点があった。この欠点のため、コールドシー
ル包装において接着部の密封性が悪いという欠点を惹起
するに至る。
そこで、本発明者等はコールドシール包装における接
着部の密封性を向上させること、即ちアルミニウム箔に
塗布されているコールドシール剤に関して種々研究し、
その結果天然ゴムにある特定の物質を添加することによ
り、アルミニウム箔との密着性に優れたコールドシール
剤が得られることを見出し、本発明に到ったのである。
着部の密封性を向上させること、即ちアルミニウム箔に
塗布されているコールドシール剤に関して種々研究し、
その結果天然ゴムにある特定の物質を添加することによ
り、アルミニウム箔との密着性に優れたコールドシール
剤が得られることを見出し、本発明に到ったのである。
即ち本発明は、天然ゴムとカルボキシ変性ポリエチレ
ン系樹脂とが混合されてなるコールドシール剤をアルミ
ニウム箔に塗布してなるコールドシール性アルミニウム
箔に関するものである。 天然ゴムは天然に産するゴム樹の樹皮から得られ、一
般に市販されているコールドシール剤の主剤として用い
られている。本発明においては、この天然ゴムが用いら
れる。 カルボキシ変性ポリエチレン系樹脂とは、エチレン単
位を含有する高分子鎖であって、その側鎖にカルボキシ
基が存在するものをいう。具体例としては、エチレン−
メタクリル酸共重合体,エチレン−アクリル酸共重合
体,エチレン−エチルアクリル酸共重合体等が用いられ
る。また、カルボキシ基にナトリウムイオン,カルシウ
ムイオン等の金属イオン又はアンモニウムイオンを付与
したカルボキシ変性ポリエチレン系のアイオノマー樹脂
を用いてもよい。 本発明に係るコールドシール性アルミニウム箔は、天
然ゴムとカルボキシ変性ポリエチレン系樹脂とが混合さ
れてなるコールドシール剤をアルミニウム箔に塗布して
なるものである。アルミニウム箔としては厚さ6〜50μ
程度、特に10〜15μ程度のものが好適である。アルミニ
ウム箔上に塗布されるコールドシート剤の塗布量は1〜
5g/m2程度が良好である。 コールドシール剤中の天然ゴムとカルボキシ変性ポリ
エチレン系樹脂との配合割合は、天然ゴム100重量部に
対してカルボキシ変性ポリエチレン系樹脂8〜60重量部
が好ましい。カルボキシ変性ポリエチレン系樹脂の量が
8重量部未満であると、コールドシール剤とアルミニウ
ム箔との密着性が向上しない傾向となる。また、カルボ
キシ変性ポリエチレン系樹脂の量が60重量部を超える
と、コールドシール剤の粘着力が低下し、感圧での接着
がしにくくなる傾向が生じる。 本発明におけるコールドシール剤には、上記の二成分
の他に、ネオプレン,スチレン−ブタジエン共重合体,
ニトリルゴム等の合成ゴムが含有されていてもよい。ま
た、酸化防止剤,充填剤等が含有されていてもよい。 本発明に係るコールドシール性アルミニウム箔を製造
するには、以下の如き方法が採用される。 まず、天然ゴム系ラテックスにカルボキシ変性ポリエ
チレン系樹脂の水性ディスパージョン又は水性エマルジ
ョンを添加してなるコールドシール性組成物を調整す
る。天然ゴム系ラテックスは、一般に市販されているも
のを用いればよく、例えばゴム樹の樹皮から得られたラ
テックスを主体とし、その中にネオプレン,スチレン−
ブタジエン共重合体,ニトリルゴム等の合成ゴムや架橋
剤,酸化防止剤,消泡剤,充填剤,粘度調整剤等が含有
されたものが用いられる。この天然ゴム系ラテックスの
濃度は、一般的には30〜70重量%である。また、カルボ
キシ変性ポリエチレン系樹脂の水性ディスパージョン又
は水性エマルジョンとしては、エチレン−メタクリル酸
共重合体,エチレン−アクリル酸共重合体,エチレン−
エチルアクリル酸共重合体等又はこれらの共重合体をナ
トリウムイオン等の金属イオンで架橋した樹脂であっ
て、平均粒径1μ以下の粒子を分散したものが用いられ
る。エチレン−メタクリル酸共重合体等の樹脂の分子量
は3000〜30000程度が好ましい。このカルボキシ変性ポ
リエチレン系樹脂の水性ディスパージョン又は水性エマ
ルジョンの濃度も、一般的には30〜70重量%である。 このコールドシール性組成物中には、天然ゴム系ラテ
ックス及びカルボキシ変性ポリエチレン系樹脂の水性デ
ィスパージョン又は水性エマルジョンの他に、アルコー
ル系溶剤又は界面活性剤を添加してもよい。これらは、
天然ゴムラテックスの粒子とカルボキシ変性ポリエチレ
ン系樹脂の水性ディスパージョン又は水性エマルジョン
の粒子との親和性を良好にし、均一な混合を促進するた
めに添加されるものである。アルコール系溶剤として
は、メタノール,エタノール,イソプロパノール等が用
いられる。界面活性剤としては、陰イオン性界面活性
剤,陽イオン性界面活性剤,非イオン性界面活性剤,両
性界面活性剤等が用いられるが、ラテックス粒子等がイ
オン性となっていることが多いので、特にポリオキシエ
チレン系の非イオン性界面活性剤を用いるのが好まし
い。 コールドシール性組成物における天然ゴム系ラテック
スとカルボキシ変性ポリエチレン系樹脂の水性ディスパ
ージョン又は水性エマルジョンとの配合割合は、天然ゴ
ム系ラテックス100重量部に対してカルボキシ変性ポリ
エチレン系樹脂の水性ディスパージョン又は水性エマル
ジョン10〜75重量部が好ましい。カルボキシ変性ポリエ
チレン系樹脂の水性ディスパージョン又は水性エマルジ
ョンが10重量部未満であると、コールドシール性組成物
から得られるコールドシール剤とアルミニウム箔との密
着性が向上しない傾向となる。また、カルボキシ変性ポ
リエチレン系樹脂の水性ディスパージョン又は水性エマ
ルジョンが75重量部を超えると、得られたコールドシー
ル剤の粘着力が低下し、感圧での接着がしにくくなる傾
向が生じる。 コールドシール性組成物中にアルコール系溶剤を添加
した場合、これは天然ゴム系ラテックス100重量部に対
して10〜40重量部用いるのが好ましい。アルコール系溶
剤の量が10重量部未満であると、組成物中の粒子間の親
和性が向上しない傾向となる。また、アルコール系溶剤
の量が40重量部を超えると、天然ゴムラテックス等の固
形分濃度が相対的に低下するので、実用的ではない。 コールドシール組成物中に界面活性剤を添加した場合
には、これを0.1〜5重量部用いるのが好ましい。界面
活性剤の量が0.1重量部未満であると、組成物中の粒子
間の親和性が向上しない傾向となる。また、界面活性剤
の量が5重量部を超えると、得られたコールドシール剤
の接着力が低下する傾向となる。 このようにして調整されたコールドシール性組成物を
アルミニウム箔にバーコーターやロールコーターを用い
て所定の厚みに塗布し、乾燥する。これにより、アルミ
ニウム箔上にコールドシール剤の皮膜が形成され、コー
ルドシール性アルミニウム箔が得られる。 本発明に係るコールドシール性組成物やコールドシー
ル剤は、一般的にはアルミニウム箔に適用されるもので
あるが、錫箔,銅箔,鉄箔等のその他の金属箔に適用す
ることも可能である。 また、本発明に係るコールドシール性アルミニウム箔
は巻物の形で取り扱われることが多いので、アルミニウ
ム箔の背面、即ちコールドシール剤が塗布されていない
面にブロッキング防止剤を塗布しておくのが好ましい。
ブロッキング防止剤の量は、1〜5g/m2程度が良好であ
る。
ン系樹脂とが混合されてなるコールドシール剤をアルミ
ニウム箔に塗布してなるコールドシール性アルミニウム
箔に関するものである。 天然ゴムは天然に産するゴム樹の樹皮から得られ、一
般に市販されているコールドシール剤の主剤として用い
られている。本発明においては、この天然ゴムが用いら
れる。 カルボキシ変性ポリエチレン系樹脂とは、エチレン単
位を含有する高分子鎖であって、その側鎖にカルボキシ
基が存在するものをいう。具体例としては、エチレン−
メタクリル酸共重合体,エチレン−アクリル酸共重合
体,エチレン−エチルアクリル酸共重合体等が用いられ
る。また、カルボキシ基にナトリウムイオン,カルシウ
ムイオン等の金属イオン又はアンモニウムイオンを付与
したカルボキシ変性ポリエチレン系のアイオノマー樹脂
を用いてもよい。 本発明に係るコールドシール性アルミニウム箔は、天
然ゴムとカルボキシ変性ポリエチレン系樹脂とが混合さ
れてなるコールドシール剤をアルミニウム箔に塗布して
なるものである。アルミニウム箔としては厚さ6〜50μ
程度、特に10〜15μ程度のものが好適である。アルミニ
ウム箔上に塗布されるコールドシート剤の塗布量は1〜
5g/m2程度が良好である。 コールドシール剤中の天然ゴムとカルボキシ変性ポリ
エチレン系樹脂との配合割合は、天然ゴム100重量部に
対してカルボキシ変性ポリエチレン系樹脂8〜60重量部
が好ましい。カルボキシ変性ポリエチレン系樹脂の量が
8重量部未満であると、コールドシール剤とアルミニウ
ム箔との密着性が向上しない傾向となる。また、カルボ
キシ変性ポリエチレン系樹脂の量が60重量部を超える
と、コールドシール剤の粘着力が低下し、感圧での接着
がしにくくなる傾向が生じる。 本発明におけるコールドシール剤には、上記の二成分
の他に、ネオプレン,スチレン−ブタジエン共重合体,
ニトリルゴム等の合成ゴムが含有されていてもよい。ま
た、酸化防止剤,充填剤等が含有されていてもよい。 本発明に係るコールドシール性アルミニウム箔を製造
するには、以下の如き方法が採用される。 まず、天然ゴム系ラテックスにカルボキシ変性ポリエ
チレン系樹脂の水性ディスパージョン又は水性エマルジ
ョンを添加してなるコールドシール性組成物を調整す
る。天然ゴム系ラテックスは、一般に市販されているも
のを用いればよく、例えばゴム樹の樹皮から得られたラ
テックスを主体とし、その中にネオプレン,スチレン−
ブタジエン共重合体,ニトリルゴム等の合成ゴムや架橋
剤,酸化防止剤,消泡剤,充填剤,粘度調整剤等が含有
されたものが用いられる。この天然ゴム系ラテックスの
濃度は、一般的には30〜70重量%である。また、カルボ
キシ変性ポリエチレン系樹脂の水性ディスパージョン又
は水性エマルジョンとしては、エチレン−メタクリル酸
共重合体,エチレン−アクリル酸共重合体,エチレン−
エチルアクリル酸共重合体等又はこれらの共重合体をナ
トリウムイオン等の金属イオンで架橋した樹脂であっ
て、平均粒径1μ以下の粒子を分散したものが用いられ
る。エチレン−メタクリル酸共重合体等の樹脂の分子量
は3000〜30000程度が好ましい。このカルボキシ変性ポ
リエチレン系樹脂の水性ディスパージョン又は水性エマ
ルジョンの濃度も、一般的には30〜70重量%である。 このコールドシール性組成物中には、天然ゴム系ラテ
ックス及びカルボキシ変性ポリエチレン系樹脂の水性デ
ィスパージョン又は水性エマルジョンの他に、アルコー
ル系溶剤又は界面活性剤を添加してもよい。これらは、
天然ゴムラテックスの粒子とカルボキシ変性ポリエチレ
ン系樹脂の水性ディスパージョン又は水性エマルジョン
の粒子との親和性を良好にし、均一な混合を促進するた
めに添加されるものである。アルコール系溶剤として
は、メタノール,エタノール,イソプロパノール等が用
いられる。界面活性剤としては、陰イオン性界面活性
剤,陽イオン性界面活性剤,非イオン性界面活性剤,両
性界面活性剤等が用いられるが、ラテックス粒子等がイ
オン性となっていることが多いので、特にポリオキシエ
チレン系の非イオン性界面活性剤を用いるのが好まし
い。 コールドシール性組成物における天然ゴム系ラテック
スとカルボキシ変性ポリエチレン系樹脂の水性ディスパ
ージョン又は水性エマルジョンとの配合割合は、天然ゴ
ム系ラテックス100重量部に対してカルボキシ変性ポリ
エチレン系樹脂の水性ディスパージョン又は水性エマル
ジョン10〜75重量部が好ましい。カルボキシ変性ポリエ
チレン系樹脂の水性ディスパージョン又は水性エマルジ
ョンが10重量部未満であると、コールドシール性組成物
から得られるコールドシール剤とアルミニウム箔との密
着性が向上しない傾向となる。また、カルボキシ変性ポ
リエチレン系樹脂の水性ディスパージョン又は水性エマ
ルジョンが75重量部を超えると、得られたコールドシー
ル剤の粘着力が低下し、感圧での接着がしにくくなる傾
向が生じる。 コールドシール性組成物中にアルコール系溶剤を添加
した場合、これは天然ゴム系ラテックス100重量部に対
して10〜40重量部用いるのが好ましい。アルコール系溶
剤の量が10重量部未満であると、組成物中の粒子間の親
和性が向上しない傾向となる。また、アルコール系溶剤
の量が40重量部を超えると、天然ゴムラテックス等の固
形分濃度が相対的に低下するので、実用的ではない。 コールドシール組成物中に界面活性剤を添加した場合
には、これを0.1〜5重量部用いるのが好ましい。界面
活性剤の量が0.1重量部未満であると、組成物中の粒子
間の親和性が向上しない傾向となる。また、界面活性剤
の量が5重量部を超えると、得られたコールドシール剤
の接着力が低下する傾向となる。 このようにして調整されたコールドシール性組成物を
アルミニウム箔にバーコーターやロールコーターを用い
て所定の厚みに塗布し、乾燥する。これにより、アルミ
ニウム箔上にコールドシール剤の皮膜が形成され、コー
ルドシール性アルミニウム箔が得られる。 本発明に係るコールドシール性組成物やコールドシー
ル剤は、一般的にはアルミニウム箔に適用されるもので
あるが、錫箔,銅箔,鉄箔等のその他の金属箔に適用す
ることも可能である。 また、本発明に係るコールドシール性アルミニウム箔
は巻物の形で取り扱われることが多いので、アルミニウ
ム箔の背面、即ちコールドシール剤が塗布されていない
面にブロッキング防止剤を塗布しておくのが好ましい。
ブロッキング防止剤の量は、1〜5g/m2程度が良好であ
る。
実施例1 天然ゴム系ラテックス(新田ゼラチン(株)製、商品
名;ニップウェルドCSX−035、固形分濃度50重量%、第
1表中では「ラテックス」と略記する。)とカルボキシ
変性エチレン系樹脂の水性ディスパージョン(エチレン
−メタクリル酸共重合体をナトリウムイオンで架橋した
アイオノマー樹脂、平均分子量;約15000、平均粒子径;
0.8μ、固形分濃度40重量%、第1表中では「ディスパ
ージョン」と略記する。)とエタノールとを第1表に示
す割合で配合した。 この配合のコールドシール性組成物を、厚み15μの軟
質アルミニウム箔上にバーコーターNo.10で塗布した。
その後、150℃の熱風オーブン中でコールドシール性組
成物を30秒間乾燥して、約5g/m2のコールドシール剤皮
膜を得、コールドシール性アルミニウム箔を作成した。 コールドシール性組成物のアルミニウム箔上への塗布
性、コールドシール剤とアルミニウム箔の密着力、及び
コールドシール剤の接着力を試験した結果を第2表に示
す。 第2表中において、塗布性は、コールドシール性組成
物をアルミニウム箔上に塗布したときのハジキを目視に
より判断し、ハジキが見られないものを○とし、ハジキ
が見られるものを×とした。密着力は、得られたコール
ドシール性アルミニウム箔のコールドシール剤を指圧で
3回こすり、アルミニウム箔からコールドシール剤が剥
離するか否がを目視により判断した。剥離が見られない
ものを○とし、若干の剥離が見られるものを△とし、剥
離の著しいものを×とした。また、接着力は15mm巾で短
冊状の二枚のコールドシール性アルミニウム箔のコール
ドシール剤同士を、常温で圧力2kg/cm2、時間1秒で接
着し、剥離角度180゜、剥離速度200mm/minで剥離したと
きの剥離強度(g/15mm巾)を測定した。 以上の結果より明らかなとおり、本発明の範囲外(配
合例A)である天然ゴムラテックスのみから得られたコ
ールドシール性アルミニウム箔は、コールドシール剤と
アルミニウム箔との密着力が劣り、更にアルミニウム箔
への塗布時においてもハジキが見られた。これに比べて
配合例B〜Hのコールドシール性組成物を用いて得られ
たコールドシール性アルミニウム箔は、密着力及び塗布
性において優れていた。 実施例2 天然ゴム系ラテックス(実施例1で用いたのと同一の
ものを用いた。)とカルボキシ変性エチレン系樹脂の水
性ディスパージョン(エチレン−アクリル酸共重合体樹
脂、平均分子量;約8000、平均粒子系;0.6μ、固形分濃
度40重量%)とエタノールとを第3表に示す割合で配合
した。 この配合のコールドシール性組成物を用いて、実施例
1と同様の方法でコールドシール性アルミニウム箔を作
成した。 コールドシール性組成物のアルミニウム箔上への塗布
性、コールドシール剤とアルミニウム箔の密着力、及び
コールドシール剤の接着力を試験した結果を第4表に示
す。塗布性等の測定条件は実施例1と同様である。 以上の結果より明らかなとおり、実施例1と同様の結
果が得られ、本発明の範囲外(配合例I)である天然ゴ
ムラテックスのみから得られたコールドシール性アルミ
ニウム箔は、他の配合例のものに比べて、コールドシー
ル剤とアルミニウム箔との密着力が劣り、更にアルミニ
ウム箔への塗布時においてもハジキが見られた。
名;ニップウェルドCSX−035、固形分濃度50重量%、第
1表中では「ラテックス」と略記する。)とカルボキシ
変性エチレン系樹脂の水性ディスパージョン(エチレン
−メタクリル酸共重合体をナトリウムイオンで架橋した
アイオノマー樹脂、平均分子量;約15000、平均粒子径;
0.8μ、固形分濃度40重量%、第1表中では「ディスパ
ージョン」と略記する。)とエタノールとを第1表に示
す割合で配合した。 この配合のコールドシール性組成物を、厚み15μの軟
質アルミニウム箔上にバーコーターNo.10で塗布した。
その後、150℃の熱風オーブン中でコールドシール性組
成物を30秒間乾燥して、約5g/m2のコールドシール剤皮
膜を得、コールドシール性アルミニウム箔を作成した。 コールドシール性組成物のアルミニウム箔上への塗布
性、コールドシール剤とアルミニウム箔の密着力、及び
コールドシール剤の接着力を試験した結果を第2表に示
す。 第2表中において、塗布性は、コールドシール性組成
物をアルミニウム箔上に塗布したときのハジキを目視に
より判断し、ハジキが見られないものを○とし、ハジキ
が見られるものを×とした。密着力は、得られたコール
ドシール性アルミニウム箔のコールドシール剤を指圧で
3回こすり、アルミニウム箔からコールドシール剤が剥
離するか否がを目視により判断した。剥離が見られない
ものを○とし、若干の剥離が見られるものを△とし、剥
離の著しいものを×とした。また、接着力は15mm巾で短
冊状の二枚のコールドシール性アルミニウム箔のコール
ドシール剤同士を、常温で圧力2kg/cm2、時間1秒で接
着し、剥離角度180゜、剥離速度200mm/minで剥離したと
きの剥離強度(g/15mm巾)を測定した。 以上の結果より明らかなとおり、本発明の範囲外(配
合例A)である天然ゴムラテックスのみから得られたコ
ールドシール性アルミニウム箔は、コールドシール剤と
アルミニウム箔との密着力が劣り、更にアルミニウム箔
への塗布時においてもハジキが見られた。これに比べて
配合例B〜Hのコールドシール性組成物を用いて得られ
たコールドシール性アルミニウム箔は、密着力及び塗布
性において優れていた。 実施例2 天然ゴム系ラテックス(実施例1で用いたのと同一の
ものを用いた。)とカルボキシ変性エチレン系樹脂の水
性ディスパージョン(エチレン−アクリル酸共重合体樹
脂、平均分子量;約8000、平均粒子系;0.6μ、固形分濃
度40重量%)とエタノールとを第3表に示す割合で配合
した。 この配合のコールドシール性組成物を用いて、実施例
1と同様の方法でコールドシール性アルミニウム箔を作
成した。 コールドシール性組成物のアルミニウム箔上への塗布
性、コールドシール剤とアルミニウム箔の密着力、及び
コールドシール剤の接着力を試験した結果を第4表に示
す。塗布性等の測定条件は実施例1と同様である。 以上の結果より明らかなとおり、実施例1と同様の結
果が得られ、本発明の範囲外(配合例I)である天然ゴ
ムラテックスのみから得られたコールドシール性アルミ
ニウム箔は、他の配合例のものに比べて、コールドシー
ル剤とアルミニウム箔との密着力が劣り、更にアルミニ
ウム箔への塗布時においてもハジキが見られた。
以上説明したように、本発明に係るコールドシール性
アルミニウム箔は、アルミニウム箔上に形成されている
コールドシール剤とアルミニウム箔との密着力に優れて
いるため、コールドシール包装を行った場合、コールド
シール剤とアルミニウム箔とが剥離しにくく、接着部の
密封性が向上するという効果を奏する。
アルミニウム箔は、アルミニウム箔上に形成されている
コールドシール剤とアルミニウム箔との密着力に優れて
いるため、コールドシール包装を行った場合、コールド
シール剤とアルミニウム箔とが剥離しにくく、接着部の
密封性が向上するという効果を奏する。
Claims (8)
- 【請求項1】天然ゴムとカルボキシ変性ポリエチレン系
樹脂とが混合されてなるコールドシール剤をアルミニウ
ム箔に塗布してなるコールドシール性アルミニウム箔。 - 【請求項2】天然ゴム100重量部に対してカルボキシ変
性ポリエチレン系樹脂8〜60重量部が混合されてなるコ
ールドシール剤を用いる請求項(1)記載のコールドシ
ール性アルミニウム箔。 - 【請求項3】天然ゴムとカルボキシ変性ポリエチレン系
樹脂とが混合されてなるコールドシール剤。 - 【請求項4】天然ゴム100重量部に対してカルボキシ変
性ポリエチレン系樹脂8〜60重量部が混合されてなるコ
ールドシール剤。 - 【請求項5】天然ゴム系ラテックスにカルボキシ変性ポ
リエチレン系樹脂の水性ディスパージョン又は水性エマ
ルジョンを添加してなるコールドシール性組成物。 - 【請求項6】天然ゴム系ラテックス100重量部に対して
カルボキシ変性ポリエチレン系樹脂の水性ディスパージ
ョン又は水性エマルジョンを10〜75重量部添加してなる
コールドシール性組成物。 - 【請求項7】天然ゴム系ラテックスに、カルボキシ変性
ポリエチレン系樹脂の水性ディスパージョン又は水性エ
マルジョン、及びアルコール系溶剤又は界面活性剤を添
加してなるコールドシール性組成物。 - 【請求項8】天然ゴム系ラテックス100重量部に対し
て、カルボキシ変性ポリエチレン系樹脂の水性ディスパ
ージョン又は水性エマルジョン10〜75重量部、及び、ア
ルコール系溶剤10〜40重量部又は界面活性剤0.1〜5重
量部を添加してなるコールドシール性組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23296988A JP2634872B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | コールドシール性アルミニウム箔 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23296988A JP2634872B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | コールドシール性アルミニウム箔 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0280239A JPH0280239A (ja) | 1990-03-20 |
| JP2634872B2 true JP2634872B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=16947718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23296988A Expired - Lifetime JP2634872B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | コールドシール性アルミニウム箔 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2634872B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109280511A (zh) * | 2018-09-19 | 2019-01-29 | 嘉兴市海源新材料科技有限公司 | 一种钢桶用密封胶及制备方法 |
-
1988
- 1988-09-16 JP JP23296988A patent/JP2634872B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0280239A (ja) | 1990-03-20 |
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