JP2634824B2 - 電子式延時雷管 - Google Patents

電子式延時雷管

Info

Publication number
JP2634824B2
JP2634824B2 JP62259779A JP25977987A JP2634824B2 JP 2634824 B2 JP2634824 B2 JP 2634824B2 JP 62259779 A JP62259779 A JP 62259779A JP 25977987 A JP25977987 A JP 25977987A JP 2634824 B2 JP2634824 B2 JP 2634824B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ignition
resistor
current
delay circuit
legs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62259779A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01102300A (ja
Inventor
弘二 越智
証英 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON YUSHI KK
Harada Electronics Industry Co Ltd
Original Assignee
NIPPON YUSHI KK
Harada Electronics Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON YUSHI KK, Harada Electronics Industry Co Ltd filed Critical NIPPON YUSHI KK
Priority to JP62259779A priority Critical patent/JP2634824B2/ja
Priority to US07/254,811 priority patent/US4899658A/en
Priority to CA000580015A priority patent/CA1311152C/en
Priority to DE3835115A priority patent/DE3835115A1/de
Publication of JPH01102300A publication Critical patent/JPH01102300A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2634824B2 publication Critical patent/JP2634824B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42CAMMUNITION FUZES; ARMING OR SAFETY MEANS THEREFOR
    • F42C21/00Checking fuzes; Testing fuzes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42BEXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B3/00Blasting cartridges, i.e. case and explosive
    • F42B3/10Initiators therefor
    • F42B3/12Bridge initiators
    • F42B3/121Initiators with incorporated integrated circuit
    • F42B3/122Programmable electronic delay initiators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子式延時雷管、特に段発発破を行うのに好
適な電子式延時雷管に関するものである。
(従来の技術) 従来、複数の爆薬を時間をずらせながら爆発させる段
発発破においては電子式延時雷管が一般的に用いられて
いる。この種の電子式延時雷管の1つの形式として、リ
ード線、点火用抵抗および点火薬で構成される電気点火
部と、エネルギー蓄積コンデンサ、電子式延時素子およ
びスイッチ素子からなる電子式延時回路とを有してお
り、前記コンデンサにあらかじめ蓄えておいたエネルギ
ーを、発破器が起動されてから一定時間経過後に、スイ
ッチ素子を通して前記点火用抵抗に供給することによ
り、雷管を点火させるようにしたものがある。
このような電子式延時雷管にあっては、雷管が製品と
して完成した後、すなわち延時回路と点火用抵抗を火薬
と一緒にハウジング内に組込んだ後または延時回路を内
蔵したハウジングを瞬発電気雷管に連結した後、点火用
抵抗の抵抗値を測定して正常に点火するか否かを検査す
る必要がある。その理由は、輸送中や使用中の振動、衝
撃により点火用抵抗が剥離して接触不良を起こしたり断
線したりして抵抗値が大きく変化するときは勿論、点火
用抵抗が伸縮して抵抗値が僅かに変化した場合でも、こ
のような雷管を発破作業に使用すると雷管が不発にな
り、発破を有効に行うことができなくなるとともに危険
も伴うためである。正常な雷管においては、一般に白金
線より成る点火用抵抗の抵抗値は0.6Ω程度であるが、
これが1.7Ω程度以上に増大すると満足に点火されない
場合もあることを実験により確かめた。したがって点火
用抵抗の値の測定には0.1Ω程度の精度が必要である。
(発明が解決しようとする問題点) 上述した延時回路を有する電子式延時雷管において
は、従来点火用抵抗の抵抗値を測定し、その点火用抵抗
の導通確認検査により良品か否かを判定することはでき
なかった。その理由は、脚線と点火用抵抗との間が延時
回路のスイッチング素子により電気的にしゃ断されてい
るためである。すなわち点火用抵抗の抵抗値を測定しよ
うとして延時回路のスイッチング素子が導通するような
高い電圧を印加すると、スイッチング素子が導通してし
まい、点火用抵抗に点火エネルギーが供給され、その結
果雷管は起爆してしまうので、スイッチング素子を導通
させることができず、したがって点火用抵抗の導通を検
査することはできない。この問題を解決するために、点
火用抵抗の抵抗値測定用に別個のチェック端子を設けた
り、導線をもう1本追加することが考えられる。しかし
ながらこのようにした場合、抵抗値測定のメリットより
も誤接続や異種電源の混入等による誤動作のデメリット
のほうが遥かに重大な問題となる。このため、雷管の脚
線数は電源線2本のみとする考え方から、従来の電子式
延時雷管においては上記の回路は採用されず、したがっ
て点火用抵抗の抵抗値を測定することはできなかった。
本発明の目的は、上述した従来装置の欠点を除去し、
雷管が製品として完成した後に、点火用抵抗を点火動作
させることなくその抵抗値を正確に測定することができ
る電子式延時雷管を提供するものである。
(問題点を解決するための手段および作用) 本発明は電気発破器に接続された一対の母線に接続さ
れる一対の脚線と、これら脚線間に接続され、所定のタ
イミングで点火電流を発生する延時回路と、この延時回
路に接続され、前記点火電流を流すことによって点火す
る点火用抵抗とを具える電子式延時雷管において、特許
請求の範囲第1項では、前記脚線および延時回路の高電
位側接続点と前記延時回路および点火用抵抗の高電位側
接続点との間に、前記点火用抵抗に流す測定用電流値を
該点火用抵抗の最小点火電流値に対して一桁以上小さく
して前記延時回路が動作しない電流値にする抵抗値を有
する抵抗性素子を含むバイパス手段を接続するととも
に、前記延時回路および点火用抵抗の高電位側接続点と
前記電子式延時雷管の管体との間に保護抵抗を接続し、
このバイパス手段を経て前記点火用抵抗に測定電流を流
したときに該点火用抵抗の端子間に生ずる端子電圧を前
記保護抵抗を介して雷管の外部から測定できるように構
成したことを特徴とし、特許請求の範囲第2項では、前
記点火用抵抗の端子電圧に応じた周波数を有するパルス
状の電流を前記脚線間に発生するパルス状電流発生手段
を前記脚線間に接続するとともに、前記脚線および延時
回路の高電位側接続点と前記延時回路および点火用抵抗
の高電位側接続点との間に、前記点火用抵抗に流す測定
用電流値を該点火用抵抗の最小点火電流値に対して一桁
以上小さくして前記延時回路が動作しない電流値にする
とともに前記パルス状電流発生手段を動作させる電流値
にする抵抗値を有する抵抗性素子を含むバイパス手段を
接続し、このバイパス手段を経て前記点火用抵抗に測定
電流を流したときに前記脚線間に発生する前記パルス状
の電流の周波数を周波数検出手段を介して雷管の外部か
ら測定できるように構成したことを特徴とするものであ
る。
このような本発明の特許請求の範囲第1項、第2項に
係る電子式延時雷管においては、脚線および延時回路の
高電位側接続点と延時回路および点火用抵抗の高電位側
接続点との間にバイパス手段を設けて、延時回路を通さ
ずに前記点火用抵抗に該点火用抵抗の最小点火電流値に
対して一桁以上小さくして前記延時回路が動作しない電
流値にした測定用電流(この測定用電流の値は、特許請
求の範囲第2項では前記パルス状電流発生手段を動作さ
せる電流値でもある)を流したとき、点火用抵抗の両端
間に発生する端子電圧(第1項)、前記脚線間に発生す
る前記端子電圧に応じた周波数を有するパルス状の電流
の周波数(第2項)を検出して点火用抵抗の抵抗値を測
定するようにしたため、電子式延時雷管が製品として完
成した後に、延時回路および点火用抵抗間の電気的接続
状態を変更せずに、点火用抵抗に点火動作をさせること
なくその点火用抵抗の抵抗値を測定でき、したがって不
良品の雷管を識別することができる。しかも、このバイ
パス手段は通常の点火動作を行うのに必要な点火電流よ
りも遥かに低い測定用電流である前記点火用抵抗の最小
点火電流に対して一桁以上小さくした測定電流を流すの
で、測定中に誤って点火する恐れはない。
(実施例) 第1図は本発明の電子式延時雷管の第1の実施例の全
体構成を示す回路図である。この電子式延時雷管は、管
体1の内部の入力端子P1,P2に絶縁物1aを貫通して接続
された脚線2A,2Bと、これら脚線に並列接続され、所定
のタイミングで点火エネルギーを出力する延時回路3
と、この延時回路の点火エネルギー出力端と脚線2Bとの
間に絶縁物1aを貫通して接続され前記点火エネルギーを
受けて雷管を起爆させる点火用抵抗4と、脚線2Aおよび
延時回路3の高電位側接続点と延時回路3および点火用
抵抗4の高電位側接続点との間をバイパスするバイパス
手段である、例えば470KΩの抵抗値のバイパス抵抗5
と、バイパス抵抗5、延時回路3および点火用抵抗4の
接続点と管体1の金属円筒部1bとの間に接続された保護
抵抗6とを具えている。
いま、雷管の入力端子P1,P2に脚線2A,2Bを介して、延
時回路3を動作させない大きさの測定電圧を直流電源7
から供給すると、バイパス抵抗5を介して点火用抵抗4
に測定電流が流れる。このとき点火用抵抗の高電位側
は、保護抵抗6を介して金属円筒部1bに結合されている
ため、金属円筒部1bと脚線2Bとの間に電圧測定回路8を
接続しておけば、点火用抵抗4の端子電圧が間接的に測
定でき、これにより点火用抵抗4の抵抗値を算出するこ
とができる。
上述した点火用抵抗の測定原理を第2図に示す回路図
を用いて説明する。図中Rをバイパス抵抗5の抵抗値、
RSを保護抵抗6の抵抗値、rを点火用抵抗4の抵抗値、
Eを測定用直流電源7の印加電圧、eを点火用抵抗4の
端子電圧、iを測定電流とする。今測定電流iが点火用
抵抗4を流れることにより電圧降下が生じ、点火用抵抗
4の端子電圧eは、 となる。ここでRおよびEは既知であるから、電圧eを
測定することにより点火用抵抗4の抵抗値rを測定する
ことができる。また点火用抵抗4が断線している場合に
は端子電圧eは、 e=E …(II) となる。ここでバイパス抵抗5の抵抗値Rは、安全性を
考慮して、点火用抵抗4に流す測定用電流iの値を電子
式延時雷管1が発火する最小電流値(点火用抵抗4の最
小点火電流値、本例に用いた回路では約0.3A)に対して
一桁以上小さくして延時回路3が動作しない電流値にす
るようなものが望ましく、例えばi<10mAとなるような
抵抗値Rを選択する。ここで、点火用抵抗4の抵抗値r
は極めて小さい(例えば約0.6Ω)ので測定電流iは となるから、例えば(III)式においてiを10mA、Eを
1.5Vとすると、 となるので、バイパス抵抗5の値Rを150Ω以上とする
ことが必要である。本例ではさらに延時回路3の正規の
動作に対して影響を及ぼさない値とするため、バイパス
抵抗5としてR=470kΩとなるものを選択している。
この場合、第1図の回路において電圧測定回路8の指
示値、すなわち点火用抵抗4の端子電圧eは、点火用抵
抗の抵抗値rが正常な場合は、(I)式により となる。
また、点火用抵抗の値rが1.7Ωのときは、e≒5.4μ
Vとなる。このようにして電圧測定回路8により電圧e
を増幅して測定することにより点火用抵抗の極めて僅か
な値の変化を正確に測定することができる。また点火用
抵抗4が断線している場合は、(II)式により e=E=1.5V となる。したがって雷管が製品として完成した後に点火
用抵抗4の抵抗値rを測定して正常に点火するか否かの
確認検査を行い、その結果に基づき、例えば輸送中や使
用中の振動、衝撃により点火用抵抗が剥離して接触不良
を起こしたり断線した場合は勿論、点火用抵抗が伸縮し
て抵抗値が僅かに増大したような場合でも正確に検出で
き、不良品の雷管を識別して排除することができるた
め、発破作業の信頼性および安全性を向上させることが
できる。
金属円筒内部1bに静電気(例えば8kV)が帯電した場
合、金属円筒部の点火用抵抗4に最も近い点(例えば第
1図の点P3)において電気エネルギーが点火用抵抗4を
経て放電され、誤爆する危険があるが、本例では保護抵
抗6を設けたため、このような放電を防止できるという
効果もある。
この場合、保護抵抗6の抵抗値RSは、放電電流を低い
値に抑えるとともに脚線2Bと雷管の金属円筒部1bとの間
に誤って高電圧が接触した場合に対する安全性を確保す
るためにできるだけ高い値とするのが望ましいが、その
抵抗値RSを余り高くすると電圧測定の精度が低くなるの
で50〜150kΩとするのが好ましく、本例では100kΩとし
ている。
第3図は本発明の電子式延時雷管の第2の実施例の全
体構成を示す回路図であり、第1図と同一の部分には同
一符号を付してある。
この実施例の構成は、第1の実施例のバイパス抵抗5
を、同一抵抗値を有する抵抗性素子である定電流素子
(例えば定電流ダイオード)9に置替えたものであり、
他は第1実施例と同一である。
上述したように点火用抵抗の抵抗値rは正常時は0.6
Ω程度であり、これが1.7Ω以上となると点火しない場
合もある。したがって、抵抗測定の精度は0.1Ω程度必
要である。第1の実施例においてバイパス抵抗5の抵抗
値Rが±10%程度変動すると端子電圧eは0.3μV程度
も変化し、0.1Ωの測定精度は得られない。そこで本例
ではバイパス抵抗5の代わりに定電流素子、例えば定電
流ダイオード9を用いて測定電流iを一定とするように
する。このように構成することにより、例えば白金線よ
り成る点火用抵抗の抵抗値が白金線が温度変化に応じて
伸縮することにより僅かに変動してもその値を高精度で
測定することができる。
第4図は本発明の電子式延時雷管の第3の実施例の構
成を示す回路図であり、第1図と同一の部分には同一符
号を付してある。
この第3実施例の電子式延時雷管は、管体1の内部の
入力端子P1,P2に接続された脚線2A,2Bと、これら脚線に
並列接続され、所定のタイミングで点火エネルギーを出
力する延時回路3と、この延時回路の点火エネルギー出
力端と脚線2Bとの間に接続され前記点火エネルギーを受
けて雷管を起爆させる点火用抵抗4と、脚線2A,2B間に
接続され点火用抵抗4の端子電圧に応じた周波数を有す
るパルス状の電流を脚線2A,2B間に発生するパルス状電
流発生手段と、脚線2Aおよび延時回路3の高電位側接続
点と延時回路3および点火用抵抗4の高電位側接続点と
の間をバイパスするバイパス手段である。例えば470KΩ
の抵抗値を有する抵抗性素子である定電流素子(例えば
定電流ダイオード)9とを具えて成り、上記パルス状電
流発生手段は、定電流ダイオード9、延時回路3および
点火用抵抗4の接続点ならびに脚線2A,2Bに接続され、
入力された点火用抵抗4の端子電圧を増幅する増幅回路
20と、脚線2A,2B間に接続され、増幅回路20からの出力
電圧の振幅に応じた周波数を有するパルスを出力する電
圧制御発振器21と、ベースが電圧制御発振器21の出力端
に接続され、コレクタが抵抗23を介して脚線2Aに結合さ
れ、エミッタが脚線2Bに接続されたNPN形トランジスタ2
2とを具えている。
いま、雷管の入力端子P1,P2に脚線2A,2Bを介して延時
回路3は動作させないが増幅回路20および電圧制御発振
器21を動作させる大きさの測定電圧を直流電源7から印
加すると、バイパス手段である定電流ダイオード9を介
して点火用抵抗4に一定の測定電流、すなわち点火用抵
抗4の最小点火電流値に対して一桁以上小さいため延時
回路3を動作させない電流値であるが上記パルス状電流
発生手段の増幅回路20および電圧制御発振器21を動作さ
せる測定電流が流れる。このときの点火用抵抗4の端子
電圧を増幅回路20で増幅した後、電圧制御発振器21に出
力する。これを受けて電圧制御発振器21は、点火用抵抗
4の端子電圧、したがって点火用抵抗の抵抗値に応じた
周波数を有するパルス状の電圧をトランジスタ22のベー
スに出力する。その結果、トランジスタ22のコレクタ−
エミッタ間、したがって脚線2A,2B間に点火用抵抗4の
抵抗値に応じた周波数のパルス状の電流が流れる。した
がって、直流電源7の高電位側と脚線2Aとの間にフィル
タ等を具える周波数検出回路24を設け、検出した周波数
を抵抗値に換算することにより、点火用抵抗4の抵抗値
が求まる。
なお、この第3実施例の電子式延時雷管は、雷管を実
際に使用する際に、雷管を直列接続した場合でも並列接
続した場合でも脚線2A,2B間で抵抗値を測定できるた
め、発破直前においても測定した抵抗値から雷管の点火
用抵抗の良否が確認できるという効果もある。
本発明は上述した例にのみ限定されるものではなく、
幾多の変更を加え得ることもちろんである。例えば第1
実施例の抵抗5および6の抵抗値を470kΩ,100kΩとし
たが、これに限定されるものではなく、前述した条件に
適合する抵抗値を任意に選択することができる。また第
3実施例において、点火用抵抗4が断線していれば発振
し、点火用抵抗4に導通があれば発振しないように電圧
制御発振器21の発振条件を設定することにより、点火用
抵抗4の良否を直ちに識別することもできる。前述の発
破直前に確認する場合、多数の雷管が接続された状態で
はこの方法を用いる。
さらに各実施例の回路を時限式信管に適用してもよ
い。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の特許請求の範囲第1項、
第2項の電子式延時雷管によれば、脚線および延時回路
の高電位側接続点と延時回路および点火用抵抗の高電位
側接続点との間にバイパス手段を設けて、延時回路を通
さずに前記点火用抵抗に該点火用抵抗の最小点火電流値
に対して一桁以上小さくして前記延時回路が動作しない
電流値にした測定用電流(この測定用電流の値は、特許
請求の範囲第2項では前記パルス状電流発生手段を動作
させる電流値でもある)を流したとき、点火用抵抗の両
端間に発生する端子電圧(第1項)、前記脚線間に発生
する前記端子電圧に応じた周波数を有するパルス状の電
流の周波数(第2項)を検出して点火用抵抗の抵抗値を
測定するようにしたため、雷管が製品として完成した後
に点火用抵抗の抵抗値の異常を確認検査することがで
き、その結果に基づき不良品の雷管を識別して排除する
ことができ、したがって発破作業の信頼性および安全性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子式延時雷管の第1の実施例の構成
を示す回路図、 第2図は第1実施例における点火用抵抗の抵抗値測定原
理を説明するための回路図、 第3図は本発明の電子式延時雷管の第2の実施例の構成
を示す回路図、 第4図は本発明の電子式延時雷管の第3の実施例の構成
を示す回路図である。 1……雷管の管体、1a……絶縁物 1b……金属円筒部、2A,2B……脚線 3……延時回路、4……点火用抵抗 5……バイパス抵抗、6……保護抵抗 7……直流電源、8……電圧測定回路 9……定電流ダイオード、20……増幅回路 21……電圧制御増幅器、22……トランジスタ 23……抵抗、24……周波数検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−17375(JP,A) 実開 昭59−64935(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気発破器に接続された一対の母線に接続
    される一対の脚線と、これら脚線間に接続され、所定の
    タイミングで点火電流を発生する延時回路と、この延時
    回路に接続され、前記点火電流を流すことによって点火
    する点火用抵抗とを具える電子式延時雷管において、 前記脚線および延時回路の高電位側接続点と前記延時回
    路および点火用抵抗の高電位側接続点との間に、前記点
    火用抵抗に流す測定用電流値を該点火用抵抗の最小点火
    電流値に対して一桁以上小さくして前記延時回路が動作
    しない電流値にする抵抗値を有する抵抗性素子を含むバ
    イパス手段を接続するとともに、前記延時回路および点
    火用抵抗の高電位側接続点と前記電子式延時雷管の管体
    との間に保護抵抗を接続し、このバイパス手段を経て前
    記点火用抵抗に測定電流を流したときに該点火用抵抗の
    端子間に生ずる端子電圧を前記保護抵抗を介して雷管の
    外部から測定できるように構成したことを特徴とする電
    子式延時雷管。
  2. 【請求項2】電気発破器に接続された一対の母線に接続
    される一対の脚線と、これら脚線間に接続され、所定の
    タイミングで点火電流を発生する延時回路と、この延時
    回路に接続され、前記点火電流を流すことによって点火
    する点火用抵抗とを具える電子式延時雷管において、 前記点火用抵抗の端子電圧に応じた周波数を有するパル
    ス状の電流を前記脚線間に発生するパルス状電流発生手
    段を前記脚線間に接続するとともに、前記脚線および延
    時回路の高電位側接続点と前記延時回路および点火用抵
    抗の高電位側接続点との間に、前記点火用抵抗に流す測
    定用電流値を該点火用抵抗の最小点火電流値に対して一
    桁以上小さくして前記延時回路が動作しない電流値にす
    るとともに前記パルス状電流発生手段を動作させる電流
    値にする抵抗値を有する抵抗性素子を含むバイパス手段
    を接続し、このバイパス手段を経て前記点火用抵抗に測
    定電流を流したときに前記脚線間に発生する前記パルス
    状の電流の周波数を周波数検出手段を介して雷管の外部
    から測定できるように構成したことを特徴とする電子式
    延時雷管。
JP62259779A 1987-10-16 1987-10-16 電子式延時雷管 Expired - Lifetime JP2634824B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62259779A JP2634824B2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16 電子式延時雷管
US07/254,811 US4899658A (en) 1987-10-16 1988-10-07 Delay type electric detonator
CA000580015A CA1311152C (en) 1987-10-16 1988-10-13 Delay type electric detonator
DE3835115A DE3835115A1 (de) 1987-10-16 1988-10-14 Elektrischer verzoegerungszuender

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62259779A JP2634824B2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16 電子式延時雷管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01102300A JPH01102300A (ja) 1989-04-19
JP2634824B2 true JP2634824B2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=17338857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62259779A Expired - Lifetime JP2634824B2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16 電子式延時雷管

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4899658A (ja)
JP (1) JP2634824B2 (ja)
CA (1) CA1311152C (ja)
DE (1) DE3835115A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05509436A (ja) * 1991-04-01 1993-12-22 ウォルドック、ケビン、ハンター 電気コネクタ
CA2427147C (en) * 2000-11-09 2008-12-30 Orica Explosives Technology Pty Ltd Sensor for monitoring electronic detonation circuits
US7107908B2 (en) * 2003-07-15 2006-09-19 Special Devices, Inc. Firing-readiness diagnostic of a pyrotechnic device such as an electronic detonator
US7054131B1 (en) 2003-07-15 2006-05-30 Special Devices, Inc. Pre-fire countdown in an electronic detonator and electronic blasting system
US7577756B2 (en) 2003-07-15 2009-08-18 Special Devices, Inc. Dynamically-and continuously-variable rate, asynchronous data transfer
US20050190525A1 (en) * 2003-07-15 2005-09-01 Special Devices, Inc. Status flags in a system of electronic pyrotechnic devices such as electronic detonators
KR101143389B1 (ko) * 2010-02-10 2012-05-22 원화코퍼레이션 주식회사 전자식 지연 뇌관 장치 및 전자식 뇌관 발파 시스템
CN103185489B (zh) * 2011-12-31 2016-04-13 贵州久联民爆器材发展股份有限公司 电子雷管药头焊接质量的检测方法及装置
EP3517882A3 (en) * 2016-08-02 2019-12-04 Detnet South Africa (Pty) Ltd Detonator identifier assignment
CN106990292B (zh) * 2017-05-26 2024-03-29 北京新风航天装备有限公司 一种火工品测试电路
AT524354B1 (de) * 2020-10-19 2022-04-15 Juergen Hoff Zündvorrichtung

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2976485A (en) * 1959-03-30 1961-03-21 Bendix Corp Continuity testing device for explosive igniting circuits
US3675578A (en) * 1970-01-28 1972-07-11 Phillips Petroleum Co Apparatus for testing and detonating blasting caps
US3762331A (en) * 1972-03-29 1973-10-02 Motion Picture And Television Firing circuit for blasting caps
GB1526634A (en) * 1976-03-30 1978-09-27 Tri Electronics Ab Electric detonator cap
JPS5317375A (en) * 1976-07-31 1978-02-17 Nippon Oils & Fats Co Ltd Resistance meter for electric blasting
AU518851B2 (en) * 1978-04-26 1981-10-22 Aeci Limited Explosives
DD205742A1 (de) * 1982-07-05 1984-01-04 Helmar Gruchmann Schaltungsanordnung zum zuenden von zuendvorrichtungen
JPS5964935U (ja) * 1982-10-25 1984-04-28 旭化成株式会社 電気的延時電気雷管
US4649821A (en) * 1986-01-03 1987-03-17 Quantic Industries, Inc. Electrical circuit continuity test apparatus for firing unit

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01102300A (ja) 1989-04-19
US4899658A (en) 1990-02-13
CA1311152C (en) 1992-12-08
DE3835115C2 (ja) 1990-03-22
DE3835115A1 (de) 1989-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2634824B2 (ja) 電子式延時雷管
US4712477A (en) Electronic delay detonator
US4769734A (en) Safety circuit for electric detonator element
JP2568828B2 (ja) 火花点火装置の作用監視方法およびその装置
US4893564A (en) Electric detonator of delay type
US4068556A (en) Ammunition identification and firing system having electrical identification means
US9243877B2 (en) Detonator ignition protection and detection circuit
US3754508A (en) Sensor employing a resistance variation detecting system
US4527125A (en) Flame detecting apparatus
JP3312740B2 (ja) 電気雷管導通チェッカ
US3343366A (en) Spark discharge monitoring device
US6220165B1 (en) Pyrotechnic bridgewire circuit
KR102634773B1 (ko) Mcu로 제어되는 비전기 뇌관용 기폭장치, 이를 이용한 비전기 뇌관 기폭방법 및 기폭시스템
JP2640749B2 (ja) 流体導電率検知負荷作動装置
US3274580A (en) Radiation detection device circuits for use in flame sensing
US5440991A (en) Miniature self contained firing system
CN114895107A (zh) 一种用于电子雷管的电阻检测系统及方法
JP3653811B2 (ja) 電気雷管およびそれを起爆させる起爆装置
US4047482A (en) Electronic igniter circuit for detonating an electric primer
KR101971693B1 (ko) 검사 가능한 스파크 점화장치 및 전용 검사기기와 이를 이용한 발파방법
US3562639A (en) Method and apparatus for testing exploding bridgewire ordnance devices
US3828677A (en) Electric ignition element with secondary ignition capability
US4062006A (en) Combustion monitoring system
JPS5824297B2 (ja) ジヨウインホゴヨウガスハツセイキカイロノ コシヨウケンシユツカイロ
CN217637012U (zh) 提高电子雷管起爆器可靠性的二总线双电阻电路及起爆器