JP2640749B2 - 流体導電率検知負荷作動装置 - Google Patents

流体導電率検知負荷作動装置

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JP2640749B2
JP2640749B2 JP63027395A JP2739588A JP2640749B2 JP 2640749 B2 JP2640749 B2 JP 2640749B2 JP 63027395 A JP63027395 A JP 63027395A JP 2739588 A JP2739588 A JP 2739588A JP 2640749 B2 JP2640749 B2 JP 2640749B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流体の導電率を検知する技術、より詳しくは
予め定められた導電率を有する流体の存在を検知して信
号を発生する新規で改良された装置に関する。
本発明を使用する一つの分野としては、着水時にパラ
シュートのキャノピー(傘体)を切離する機構の電気的
爆破装置を爆発させる場合があるが、本発明はこのほか
にも種々利用可能である。
この種の切離し機構の設計において重要な考慮点は、
例えば検知器が雨にぬれた場合などに不慮の爆発を阻止
することである。他方、一度爆発のための条件が満たさ
れると、すなわち、着水すると、できる限り迅速に爆発
が生じることが望ましい。このことを実現するための特
定の手段を提供することに加えて、上述のような切離し
機構に使用される導電率検知装置であって、可能な最少
数の部品で可能な最高の信頼性を達成することができる
装置を提供することも極めて望ましい。さらに、負荷例
えば電気爆破装置の電気的完全性を標準的機器と方法で
試験することができる上述のような導電率検知装置を提
供することは極めて有利である。
従って、本発明の主たる目的は、流体の導電率を検知
する新規で改良された装置を提供することである。
本発明の他の目的は、予め定められた導電率条件を有
する流体に応答して動作するが、予め定められた導電率
条件を有しない流体に応答して不用意ないし不慮の動作
を行なわない高い信頼性を備えた上述のような装置を提
供することである。
本発明の他の目的は、単一構成要素の故障特に開ない
し短絡回路条件によって非動作入力条件として規定され
ている条件下で回路が動作しないようにした上述のよう
な装置を提供することである。
本発明の他の目的は、予め定められた導電率の条件を
有する流体を検知したことに比較的に迅速に応答して動
作する上述のような装置を提供することである。
本発明の他の目的は、信頼性の高い動作を行なうため
に可能な最少数の構成要素を有する上述のような装置を
提供することである。
本発明の特定の目的は、予め定められた導電率の条件
を有する流体に応答して負荷を動作させる上述のような
装置であって、その負荷の電気的完全性を基準的機器と
方法を用いて試験することができる装置を提供すること
である。
本発明のさらに他の目的は、構造が比較的簡単で製造
が比較的経済的なこの種の装置を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、着水時にパラシュートの
キャノピーをその負荷から切離す機構の電気爆破装置に
使用されるこの種の装置を提供することである。
本発明による流体の導電率を検知する装置では、電極
手段が流体に露呈されたとき、コンデンサの形態のエネ
ルギ貯蔵手段に電圧が発生され、この電圧は電極が露呈
された流体の導電率条件によって決定された大きさを有
している。発生された電圧の一部はエネルギ貯蔵手段に
またがって接続された例えば分圧器によって取り出さ
れ、この電圧が基準電圧と比較される。その比較値が発
生された電圧の一部と基準電圧との間の予め定められた
関係、例えば同一であることを示したときに、信号が発
生され、これが負荷を作動させるのに用いられる。すな
わち、この信号が半導体スイッチング手段を作動させ、
エネルギ貯蔵手段から負荷に至る放電路を形成する。負
荷は、例えば着水時にパラシュートキャノピーをその負
荷から切離すための切離し機構に含まれた電気爆破装置
でる。この負荷は電極手段、分圧器および電源を含む直
列ループに接続されており、負荷の電気的完全性を標準
的機器と方法を用いて試験することができる。
本発明の装置は、流体の導電率を検知し、この流体の
導電率の予め定められた条件に応答して負荷を作動させ
るものである。図示例はパラシュートキャノピーを着水
時にその負荷から切離す切離し機構に使用される例であ
る。
要約すれば、この切離し機構は二つの接続リンク部材
からなる集合体をなし、リンク部材の一つはヨーク状を
なし、もう一つはヨークのアームの間に支受されてい
る。これらのリンク部材は他方のリンク部材においてロ
ック位置と非ロック位置の間で可動な少なくとも一つの
ピストンを含む機構によって一緒に保持ないしロックさ
れるようになっている。検知電極、回路、電気爆破装置
および電源はリンク部材の一方によって担われたハウジ
ング中に収容されている。
電源が予め定められた導電率条件を有する水のような
流体に露呈されると、回路が機能して点火電流を電気爆
破装置に供給しこれを爆発させる。その結果発生した爆
発力がピストンに作用し、これを非ロック位置に駆動
し、この非ロック位置で二つのリンク部材を解放して負
荷をパラシュートキャノピーから切離す。
爆発作動キャノピー切離し機構の構造と動作について
は本出願人による米国特許第4307858号(1981年12月29
日)「キャノピー切離し機構」および同第4447084号(1
984年5月8日)「爆破切離し可能リンク」を援用する
ので、詳細は上記特許を参照されたい。また、この種の
切離し機構を動作させるための流体同電率センサについ
ては米国特許第4382231(1983年5月3日)「流体導電
率センサ」および同第4513248号(1985年4月23日)
「流体導電率センサ」を援用するので、詳細は同特許を
参照されたい。
第1図は流体の導電率の予め定められた条件に応答し
て負荷を動作させるための本発明の装置10を詳しく示
す。この装置は流体に露呈される一対の電極12、14の形
態の検知電極手段を含んでいる。典型的には電極12、14
は前述の回路を収容しているハウジングに設けられてい
る。この装置はさらに、一対の端子を有する電源を有
し、端子の一方が前述の電極の一方に接続されている。
図示回路において、電源は電池16からなり、その負端子
が電極12に接続されている。
本発明の装置はさらに、検知電極に作用接続された検
知回路を有し、この回路は電極が露呈された流体の導電
率の条件によって決定された大きさの電圧を発生する。
すなわち、一対の端子を有するコンデンサ18の形態のエ
ネルギ貯蔵手段が設けられ、このコンデンサの一方の端
子が電池16の正端子に接続され、他方の端子が電極14に
接続されている。さらに、一対の抵抗器20、22からなる
分圧器の形態の導電率検知回路が設けられ、これらの抵
抗器の一方の端子は接続点24で互いに接続され、抵抗器
20の他方の端子はコンデンサ18の一方の端子および電池
16の正端子に接続されている。
本発明の装置はさらに、一対の端子を有する負荷26を
備え、その一方の端子が電極14に、また他方の端子が分
圧器を抵抗器22の他方の端子にそれぞれ接続されてい
る。図示例の装置において、負荷26は電気爆破装置のブ
リッジの抵抗器からなる。
本発明の装置はさらに、基準電圧を提供する基準電圧
源30を有する。図示回路において、この基準電圧源はパ
ワ入力端と出力端とを有するバンド・ギャップ(band−
gap)基準電圧源を備えた演算増幅器のような積分回路
からなる。そのパワ入力端は線32によって電池16の正端
子に、および、コンデンサ18と抵抗器20の接続点に接続
されている。基準電圧源30の接地基準電位点は線34によ
って抵抗器22と負荷26の接続点に接続されている。電圧
源30の出力端は線36に接続されている。
本発明の装置はさらに、比較器40を備えている。この
比較器40は出力端を有するとともに、検知回路に接続さ
れた第1入力端と基準電圧源に接続された第2入力端と
を有している。この比較器40は検知回路によって発生さ
れた電圧と基準電圧との間の予め定められた関係に応答
して出力信号を発生する。図示回路において、比較器40
は分圧器の抵抗器20と22の接続点24に線42によって接続
された負入力端と、基準電圧源30の出力端に線36によっ
て接続された正入力端と、出力端44とを有する電圧比較
器からなる。比較器40の作動電圧ないしバイアス電圧は
電池16の正端子に接続された線46と、抵抗器22と負荷26
の接続点に接続された線48とによって与えられる。
本発明の装置はさらに、比較器の出力端に接続され、
この比較器からの出力信号に応答して負荷を作動させる
回路からなる。すなわち、比較器40の出力端に被制御関
係に接続されるとともに、エネルギ貯蔵手段18の一方の
端子と負荷26の他方の端子との間に接続された制御スイ
ッチング回路が設けられている。このスイッチング回路
は、比較器40からの出力信号に応答してエネルギ貯蔵手
段18から負荷26への放電路を規定している。
このスイッチング回路はベース端子52、エミッタ端子
54およびコレクタ端子56を有するPNPトランジスタ50の
形態の第1半導体スイッチング手段からなる。トランジ
スタ50のベース端子52は抵抗器58を介して比較器40の出
力端44に接続されている。このスイッチング回路はさら
にアノード端子62、ゲート端子64およびカーソド端子66
を有する制御整流器60の形態の第2半導体スイッチング
手段からなる。アノード端子62は電池16の正端子に接続
されたコンデンサ18の端子に線68を介して接続されてい
る。制御整流器60のゲート端子64はトランジスタ50のコ
レクタ端子56に線70を介して接続されている。制御整流
器60のカソード端子66は抵抗器22に接続されている負荷
26の端子に線72を介して接続されている。
保護ダイオード74がトランジスタ50と作用関係に設け
られている。この保護ダイオード74はツェナーダイオー
ドの形態の制御ダイオードからなり、そのアノード端子
はトランジスタ50のエミッタ端子54に接続され、そのカ
ソード端子は電池16の正端子に接続されているコンデン
サ18の端子に接続されている。基準電圧源30は、電池16
が回路に接続されても直ちに基準電圧の大きさには達し
ないので、やがて詳述するように、抵抗器20、22上の電
圧の確立が始る後まではツェナーダイオード74がトラン
ジスタ50の導通を阻止する。
静電放電に対する保護のための直列接続されたバリス
タ80、82が電池16の正端子と電極14の間に設けられてい
る。バリスタ80と82の接続点は線84によって回路の基準
電位に接続ないし接地されている。この基準電位ないし
接地点としてはこの回路を収容している金属ハウジング
を用いることができる。
第1図の回路は次のように動作する。
キャノピー切離し機構にこの装置を用いた図示例にお
いて、点火条件は10,000μまたはそれ以上の導電率を
有する水、すなわち、海水である。電極12、14がこの種
の水に露呈される前は、比較器40の抵抗値は非常に高
く、この比較器の出力端44に出力信号はない。この結
果、トランジスタ50と制御整流器60はともにオフ状態で
あり、これによってコンデンサ18、制御整流器60および
負荷26を含む回路は開回路となっている。さらに、両電
極12、14間および電池16を通して電流路は形成されてい
ない。電極12、14が前述のような導電率を有する水に露
呈されると、直ちに電池16から電流が両電極12、14間の
水を介してコンデンサ18に流れ、これを急速に充電す
る。これによって抵抗器20と22からなる分圧器の両端に
電圧を発生させる。抵抗器20、22の大きさは、上記電圧
が確立される間は負荷26の両端の電圧、従って負荷に流
れる電流がこれを作動させる、すなわち、電気爆破装置
を点火させるのに充分な大きさにならないことを保証す
る値に選定される。
本発明の好ましい形態では、抵抗器22にまたがる電
圧、すなわち、接続点24の電圧が電源30の基準電圧に等
しくなると、比較器40の入力端に接続された線36、42上
の等しい電圧が比較器40をしてその出力端44に信号を発
生せしめる。図示の回路において、比較器40の出力端44
は高い抵抗から零抵抗近く、すなわち、回路の接地レベ
ルないし基準レベルにまで変化する。そうすると、直ち
にトランジスタ50が導通し、これによってゲート信号を
制御整流器60に加えてこれを導通させる。その結果、コ
ンデンサ18、線86、線68、制御整流器60、線72および負
荷26を含む回路が完成される。この回路はコンデンサ18
から負荷26を通る放電路となる。コンデンサ18から負荷
26を通る放電は負荷を動作、すなわち、点火爆発させる
のに充分である。この点に関し、コンデンサ18および抵
抗器20、22の大きさ並びに電池16および基準電源30の電
圧は、コンデンサ18が負荷26を通して放電されたとき
に、電気爆破装置を点火させるのに充分な電流が流れる
ことを保証するように選定される。図示例では、典型的
な電気爆破装置はこれを爆発させるのに5〜6アンペア
の電流を必要とする。コンデンサ18が放電する前、すな
わち、接続点24の電圧が基準電源30の電圧に等しくなる
まで、コンデンサ18が充電され、抵抗器20、22の電圧が
確立される間は、数ミリアンペアの電流が負荷26に流れ
るにすぎない。この微小電流は必要な動作電流レベルよ
りずっと小さい値である。
上述したところは本発明の装置が動作して電気爆破装
置26の制御された点火爆発を生ぜしめる点火モードにつ
いての説明である。既述のように、キャノピー切離し機
構に本発明の装置を使用した例において、特定の点火条
件は導電率が10,000μまたはそれ以上の水、すなわ
ち、海水である。非点火モードの間、第1図の回路の機
能は電気爆破装置26の点火爆発を阻止することである。
これは、もちろん、普通の乾燥した大気条件を含みこの
条件下では回路は完全に休止している。これは乾燥した
大気に露呈された検知電極12、14が互いに絶縁され、そ
のため電池16の負端子が検知電極12、14によって第1図
の回路から切り離されているからである。このような状
態は環境が僅かに導電性になったとき、例えば電極12、
14が雨にぬれたときにも生じる。雨の条件は典型的には
海上の船舶上で静止している飛行機において生じる。こ
の状態はパラシュートおよびこれを着用している人間が
雨中に海中に降下する際にも生じる。
すなわち、雨の条件においては、電極12、14は1000μ
またはこれ以下の導電率を有する水に露呈されるが、
電極12、14がこのように僅か導電性を有する環境に露呈
されても両電極12、14間、従って第1図の抵抗器20、22
および負荷26を含む回路部分には小さい電流しか流れな
い。しかし、このような電流レベル、すなわち、数ミリ
アンペアの電流では電気爆破装置26を点火爆発させるに
は相当に不十分である。すなわち、このような条件では
コンデンサ18に確立された電圧は接続点24に現われる電
圧を基準電源30の電圧と等しいレベルに達せしめるのに
充分高いレベルには決して達しない。
第1図の回路の動作を第2図第3図の波形によりさら
に説明する。第2図には電極12、14間の異なる抵抗値に
よる点火条件と非点火条件の両方においてコンデンサ18
に確立される電圧波形を時間に対して示す。すなわち、
波形90、92は点火条件のものであり、波形92に対する電
極抵抗値は波形90に対する電極抵抗値よりも大きい。波
形90、92は同じ最小点火導電率(最大電極抵抗値)で異
なる電池状態によって発生したものであり、波形90は波
形92よりも高い電池電圧によるものである。各波形90、
92は接続点24の電圧が基準電源30に等しい値に達するま
でのコンデンサ18、従って抵抗器20、22の両端の電圧を
示す。接続点24の電圧が電源30の電圧に達したとき、コ
ンデンサ18が負荷26を介して放電され、コンデンサ18の
電圧が極めて低いレベルまで急激に降下する。
波形94、96は非点火条件のものを示し、波形96に対す
る電極抵抗値と電池電圧は波形94に対する電極抵抗値と
電池電圧よりも大きい。各波形94、96はコンデンサ18に
確立される電圧、従って、抵抗器20、22の両端の電圧を
示す。この電圧レベルは接続点24の電圧が基準電源30の
電圧に等しくなるのに必要なレベルよりも低い。換言す
れば、非点火条件下でコンデンサ18に確立される電圧、
従って、抵抗器20、22の両端の電圧は、点火条件下でコ
ンデンサ18に確立される電圧、従って、抵抗器20、22の
両端の電圧よりも低い。この電圧の差を第2図の破線98
と波形94、96の最大値との間の間隙によって示す。
第3図の波形100は、制御整流器60が導通して放電路
を完成してコンデンサ18が放電したときに負荷26の両端
に加えられる出力電圧パルスである。このパルスの最大
値は電池16の電圧とは無関係である。何故ならその値は
コンデンサ18の電圧が接続点24と基準電源30の電圧が等
しくなるレベルに達したことによってのみ決定されるか
らである。
本発明の装置は多くの利点を有している。本発明の装
置は動作が極めて速く、一度電極12、14が予め定められ
た導電率を有する流体に露呈されると、直ちに動作す
る。
比較器40を用いて接続点24の電圧と基準電源30の電圧
とを比較する方法は非常に速く直接的であり、比較器40
自体は急速動作装置である。回路は電圧を監視し、上述
の比較が行なわれると、他の付加的ないし中間的動作を
介さないで直ちに直接動作する。この装置がパラシュー
トキャノピー切離し機構に用いられると、この急速動作
は着水したときに人間をキャノピーから迅速に切り離す
ことができる利点がある。
第1図の回路は比較的少数の構成要素で足る利点があ
り、この回路にはただ一つのコンデンサしか含まれてい
ない。回路が簡単であり構成要素の数が少ないことで、
可能な最高の信頼性を達成することができる。回路が簡
単であるとによる他の利点は分圧器の抵抗器20、22の大
きさを単に変えるだけで、種々異なる流体の導電率条件
に応じて回路を点火、すなわち、コンデンサ18を負荷を
介して放電させることができる点である。
本発明の装置の他の重要な利点は、負荷26の電気的完
全性を標準機器と標準的方法で試験できることである。
負荷26は電極12、14、電池16および抵抗器20、22を含む
回路網に接続される。この結果、負荷の電気的特性は電
極12、14間の電圧測定によって簡単に試験できる。すな
わち、この試験は電極12、14間に電圧計のみを、あるい
はこれと抵抗器を一緒に接続する標準的な方法によって
行なうことができる。この試験を第4図第5図の波形で
示す。第4図の電圧波形はブリッジの辺および(また
は)雷管が非動作状態であることを示す。波形104、10
6、108は異なる電池電圧と異なる負荷抵抗値について電
極12、14において測定された電圧を示す。各場合におい
て、非零値で安定しているのは雷管および(または)ブ
リッジの辺が非動作状態での完全な回路を示す。他方、
開ないし同様の不完全な雷管は、電極12、14において測
定された電圧である第5図の電圧波形110の連続的降下
ないし傾斜によって示される。
本発明の装置の他の重要な利点は、電極12、14が雨に
ぬれても点火を完全に阻止できることである。雨の導電
率は1000μ以下であり、この値は10,000μの導電率
を有する流体の点火条件よりもはるかに低い。基準電源
30は極めて正確であり、1000μ以下の導電率の雨では
コンデンサ18の電圧は接続点24と基準電源30の電圧が等
しくなるのに必要なレベルに近い値には決して達しな
い。
図示回路において、例えば、電池16の電圧は25ボルト
であり、コンデンサ18の容量は820μFであり、抵抗器2
0の抵抗値は2610Ωであり、抵抗器22の抵抗値は383Ωで
あり、基準電源30は2.5ボルトの出力を発生するアナロ
グデバイス(Analog Device)AD580THであり、比較器40
はナショナルセミコンダクタ(National Semiconducto
r)電圧比較器LM193であり、抵抗器58の抵抗値は1800Ω
であり、トランジスタ50は2N3485タイプであり、制御整
流器60はSCRタイプMCR22−2であり、ツェナーダイオー
ド74は定格が18ボルトである。負荷26は米国、フロリダ
州、セント ピーターズバーグのコンアクスコーポレイ
ションから品番CC−131で入手できるものである。
以下本発明の諸態様を要約する。
(1)a)流体に露呈される一対の検知電極と; b)一対の端子を有し、その一方が前記電極の一方に接
続されている電源と; c)一対の端子を有し、その一方が前記電極の他方に接
続されている負荷と; d)一対の端子を有し、その一方が前記電源の他方の端
子に接続され、他方が前記他方の電極に接続されている
エネルギ貯蔵手段と; e)前記エネルギ貯蔵手段の前記一方の端子と前記負荷
の他方の端子との間に接続された分圧手段からなる導電
率検知回路手段と; f)基準電圧を提供する手段と; g)出力端と、前記分圧手段の一点に接続された第1入
力端と、前記基準電圧手段に接続された第2入力端とを
有し、前記分圧手段の電圧と前記基準電圧との間の予め
定められた関係に応答して出力信号を発生する比較手段
と; h)前記比較手段の前記出力端に被制御関係に接続され
るとともに、前記エネルギ貯蔵手段の前記一方の端子と
前記負荷の前記他方の端子との間に接続され、かつ、前
記比較手段からの前記出力信号に応答して前記エネルギ
貯蔵手段から前記負荷に至る放電路を規定する制御スイ
ッチング回路手段と; からなる流体導電率検知負荷作動装置。
(2)前記エネルギ貯蔵手段がコンデンサからなる
(1)項の装置。
(3)前記基準電圧手段が演算増幅器と基準電圧手段と
からなる(1)項の装置。
(4)前記比較手段が電圧比較器からなる(1)項の装
置。
(5)前記制御スイッチング回路手段が、 a)前記エネルギ貯蔵手段と前記負荷の間に接続され前
記放電路を規定するアノード端子とカソード端子とを有
するとともに、制御端子を有する半導体制御整流器と; b)前記比較手段の前記出力端に被制御関係に接続され
るとともに、前記半導体制御整流器の前記制御端子に制
御関係に接続された半導体スイッチング手段と; からなる(1)項の装置。
(6)前記半導体スイッチング手段に接続され、前記分
圧器手段に電圧の確立が始まるまで、前記スイッチング
手段の動作を阻止する保護ダイオード手段をさらに含む
(5)項の装置。
(7)前記負荷が、予め定められた大きさの電気エネル
ギが加えられたとき爆発する電気爆破装置である(1)
項の装置。
(8)前記電気爆破装置が着水時にパラシュートキャノ
ピーをその負荷から切り離す切離し機構に含まれてお
り、前記検出電極が予め定められた導電率条件を有する
水に露呈されたときに前記電気爆破装置が爆発させら
れ、前記電気爆破装置が爆発させられたとき前記キャノ
ピーが切り離されるようにした(7)項の装置。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の装置の電気回路図、 第2図は点火および非点火条件下における本発明の装置
の動作説明用波形図、 第3図は負荷に加えられるパルスの波形図、 第4図第5図は負荷の試験結果を示す波形図である。 12、14……検知電極、26……負荷、 30……基準電圧源、40……比較器、 50……トランジスタ、 60……制御整流器、 74……保護ダイオード、 80、82……バリスタ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)流体に露呈される一対の検知電極と; b)一対の端子を有し、その一方が前記電極の一方に接
    続されている電源と; c)一対の端子を有し、その一方が前記電極の他方に接
    続されている負荷と; d)一対の端子を有し、その一方が前記電源の他方の端
    子に接続され、その他方が前記他方の電極に接続されて
    いるエネルギ貯蔵手段と; e)前記エネルギ貯蔵手段の前記一方の端子と前記負荷
    の他方の端子との間に接続された分圧手段からなる導電
    率検知回路手段と; f)基準電圧を提供する手段と; g)出力端と、前記分圧手段の一点に接続された第1入
    力端と、前記基準電圧手段に接続された第2入力端とを
    有し、前記分圧手段の電圧と前記基準電圧との間の予め
    定められた関係に応答して出力信号を発生する比較手段
    と; h)前記比較手段の前記出端に被制御関係に接続される
    とともに、前記エネルギ貯蔵手段の前記一方の端子と前
    記負荷の前記他方の端子との間に接続され、かつ、前記
    比較手段からの前記出力信号に応答して前記エネルギ貯
    蔵手段から前記負荷に至る放電路を規定する制御スイッ
    チング回路手段と; からなる流体導電率検知負荷作動装置。
  2. 【請求項2】前記負荷が、予め定められた大きさの電気
    エネルギが加えられたとき爆発する電気爆破装置である
    請求項(1)に記載の流体導電率検知負荷作動装置。
  3. 【請求項3】前記電気爆破装置が着水時にパラシュート
    キャノピーをその負荷から切り離す切離し機構に含まれ
    ており、前記検出電極が予め定められた導電率条件を有
    する水に露呈されたときに前記電気爆破装置が爆発させ
    られ、前記電気爆破装置が、爆発させられたとき前記キ
    ャノピーが切り離されるようにした請求項(2)に記載
    の流体導電率検知負荷作動装置。
JP63027395A 1987-02-11 1988-02-08 流体導電率検知負荷作動装置 Expired - Lifetime JP2640749B2 (ja)

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