JP2632982B2 - モータ駆動回路 - Google Patents

モータ駆動回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、サーボICのサーボ出力に応じてモータを
駆動するモータ駆動回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、モータサーボ回路には、制御部としてのサーボ
ICとともに、モータに駆動出力を供給するためのドライ
ブICが設置されており、ドライブICにはモータに駆動電
流を流す出力回路に対し駆動出力を供給するためのモー
タ駆動回路が設置されている。
第4図は、従来のモータ駆動回路を示しており、入力
端子2には前記サーボICからサーボ信号VINが加えられ
ている。サーボ信号VINは、モータ回転を表すFG信号、
モータの回転位相を表すPG信号によりサーボICによって
形成され、駆動すべきモータに対するトルク指令信号を
示している。このサーボ信号VINが加えられると、トラ
ンジスタ4のベースには抵抗6を通じてサーボ信号VIN
に応じた電流I1が流れる。この電流I1に応じてトランジ
スタ4および抵抗8には電流I3が流れる。この電流I
3は、カレントミラー回路10のトランジスタ101、102の
入力側のトランジスタ101に流れる。トランジスタ101、
102のエミッタ面積比に対応してトランジスタ102には電
流I2が流れる。出力回路12には、トランジスタ102を通
じて電流I2が供給されるとともに、電源端子13から電源
電圧VCCが加えられている。
また、出力回路12には出力電流IOUTを検出するための
電流検出端子14が設けられ、この電流検出端子14と接地
との間には抵抗16が接続されている。したがって、電流
検出端子14には、トランジスタ4から電流I3が抵抗8を
通じて流れるとともに、出力回路12から電流I10が流
れ、抵抗16には両電流I3、I10が合成された出力電流I
OUTが流れ、電流検出端子14には出力電流IOUTに応じた
電圧VATCが発生する。
そして、トランジスタ4のエミッタには、抵抗16から
なる帰還回路が構成されており、抵抗16に生じた電圧が
トランジスタ4のエミッタに帰還されている。
また、出力回路12にはY結線されたモータ18の界磁コ
イル18a、18b、18cが接続されているとともに、回転制
御端子20a、20b、20cに加えられた駆動角制御信号Va、V
b、Vcに基づいて回転制御部22から制御信号が加えられ
る。したがって、モータ18の各界磁コイル18a〜18cに
は、制御信号に基づいた駆動電流が供給され、モータ18
には駆動角制御信号Va〜Vcに対応した回転出力が得られ
るとともに、その回転信号がサーボ信号VINに応じて制
御される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、このモータ駆動回路では、第5図に示すよ
うな特性を持っており、サーボ信号VINはトランジスタ
4のベース・エミッタ間電圧VBEで決定されるスレッシ
ョルド電圧V1が設定されている。そこで、サーボ信号V
INのレベルがスレッショルド電圧V1を越えない領域d1
は、トランジスタ4が非導通となる。
また、サーボ信号VINのレベルがスレッショルド電圧V
1を越えて電圧V2に至る出力電流IOUTが変動している遷
移領域d2では、抵抗6、8の抵抗値をR1、R2、抵抗16の
抵抗値をRNFとすると、出力電流IOUTは、 となる。
また、モータ駆動回路のインピーダンスが高く、I3
R2≪VATCとすると、式(1)は、 となり、出力電流IOUTは、サーボ信号VINで制御される
ことになる。
そして、遷移領域d2を越えてサーボ信号VINのレベル
が高くなる領域d3では、出力回路12のドライブ能力の限
度で決定され、サーボ信号VINのレベルを増加しても、
出力電流IOUTは一定値を維持する。
したがって、このモータ駆動回路では、電圧入力回路
であり、サーボ信号VINのバイアス動作点の電圧範囲が
決定され、出力電流IOUTの動作点は一義的に決定されて
いる。
そして、このモータ駆動回路では、サーボ信号VIN
よって出力電流IOUTが決定され、出力電流IOUTを制限す
ることができない。このため、過大な出力電流IOUTによ
ってモータ18などの負荷を損傷させるおそれがある。
そこで、この発明は、出力電流をサーボ信号とは別の
制御入力によって制限できるようにしたモータ駆動回路
の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のモータ駆動回路は、第1図に例示するよう
に、モータ(18)に駆動電流を流す出力回路(12)と、
サーボ信号を受け、このサーボ信号に対応した電流を発
生する第1のカレントミラー回路(34)と、前記出力回
路に接続され、前記駆動電流を発生させる電流を供給す
る第2のカレントミラー回路(10)と、前記第1のカレ
ントミラー回路から供給される前記電流を電圧に変換す
る抵抗(36)と、この抵抗に発生させた前記電圧がベー
スに加えられることにより、前記第1のカレントミラー
回路から前記電流を引き込む第1のトランジスタ(40)
と、この第1のトランジスタと並列に接続されてベース
に制御電圧が加えられ、前記第1のカレントミラー回路
から前記第1のトランジスタ側に引き込まれる前記電流
の一部を分流させて引き込む第2のトランジスタ(42)
と、前記制御電圧に前記第1のトランジスタのベース・
エミッタ間電圧を加えた電圧がベースに加えられ、前記
第1のカレントミラー回路及び第2のカレントミラー回
路から電流を引き込むことにより、前記第2のカレント
ミラー回路に前記電流を流す第3のトランジスタ(4)
とを備えて、前記制御電圧によって前記出力回路の前記
出力電流を制御することを特徴とする。
〔作用〕
このように構成されたので、サーボ信号に応じた電流
が第1のカレントミラー回路に流れ、抵抗によって電圧
に変換され、この変換電圧は、第1のトランジスタのベ
ースに加えられる。
そして、第1のトランジスタには第2のトランジスタ
が並列に接続され、第2のトランジスタは第1のトラン
ジスタに対して側路を成し、そのベースに加えられる制
御入力によって導通状態またはカットオフ状態に移行し
て電流が制御されるので、第3のトランジスタに流れる
電流が制御され、第1のトランジスタに流れる電流を制
御することができる。
また、第3のトランジスタのベースには、第1のトラ
ンジスタを通じてバイアス電圧が加えられているととも
に、第1のカレントミラー回路から電流が供給され、制
御入力が零のとき、出力電流を零にして制御性を改善す
ることができ、制御入力に対応した出力電流を設定する
ことができる。したがって、出力電流が制限され、過大
な出力電流からモータなどの負荷を保護することができ
る。
〔実 施 例〕
第1図は、この発明のモータ駆動回路の実施例を示
す。
サーボICの出力部からサーボ出力が加えられる入力部
には電流出力型の差動増幅器30が設置され、その正入力
端子(+)にはサーボICからのサーボ出力としてトルク
信号を表すサーボ信号VINが入力端子32Aを通じて加えら
れ、また、負入力端子(−)には一定のバイアス電圧VB
が入力端子32Bを通じて加えられる。差動増幅器30は電
流出力型であるため、その差動出力にはサーボ信号VIN
に対応した電流I4が生じ、第1のカレントミラー回路34
に流れる。
カレントミラー回路34には、電流入力側にトランジス
タ341および抵抗342が設置されており、トランジスタ34
1は、そのベース・コレクタ間がトランジスタ343のエミ
ッタ・ベース間によって短絡されてダイオード接続され
ている。したがって、トランジスタ341のベースと、ト
ランジスタ344、345、346のベースとが共通に接続され
ているので、トランジスタ341とトランジスタ344とのエ
ミッタ面積比に応じた電流I5がカレントミラー効果によ
って抵抗347およびトランジスタ344に流れる。
電流I5は、電流・電圧変換手段として設置された抵抗
36を通して接地側に流れ、抵抗36の抵抗値をR3とする
と、電流I5と抵抗値R3との積によって電圧V36(=R3・I
5)に変換される。電圧V36は、抵抗38を通して第1のト
ランジスタとして設置されたバッファ回路を成すPNP型
のトランジスタ40のベース・エミッタ間に加えられてい
る。したがって、トランジスタ40の入力インピーダンス
は大きく、トランジスタ40のベース電流IBに比較してそ
のコレクタ電流ICが十分に大きい(IC≫≪IB)の場合、
トランジスタVBE40とすると、第3のトランジスタとし
て設置されたトランジスタ4のベースには、 VB4=V36+VBE40 ・・・(3) からなる電圧VB4がバイアスされる。ここで、抵抗8の
抵抗値をR2、トランジスタ4を流れる電流をI3とする
と、式(3)は、 VB4=VBE4+I3・R2+IOUT・RNF ・・・(4) となり、トランジスタ4にはベース・エミッタ間電圧V
BE4に応じた電流I3が流れる。したがって、サーボ信号V
INが決まると、トランジスタ4のベース・エミッタ間電
圧VBE4が決定されることになる。
トランジスタ4に流れる電流I3は、第2のカレントミ
ラー回路として設置されたカレントミラー回路10のトラ
ンジスタ101に流れる。カレントミラー回路10は、トラ
ンジスタ101、102によって構成されており、トランジス
タ101、102のエミッタ面積比に応じてトランジスタ102
に電流I2が流れる。この電流I2がモータ18を駆動する出
力回路12に駆動出力として供給されており、出力回路12
から電流I10が流れる。したがって、この電流I10は、電
流検出端子14と接地との間に設置された抵抗16には、出
力回路12からの電流I10とトランジスタ4側の電流I3
の合成電流である出力電流IOUTが流れ、電流検出端子14
には出力電流IOUTに応じた電圧VATCが発生する。したが
って、トランジスタ4には、出力電流IOUTを抵抗16を通
して帰還する帰還回路が構成されており、トランジスタ
4のベースに電圧VATCが帰還される。
そこで、抵抗16の抵抗値RNFが一定であるとともに、I
3・R2≪IOUT・RNFに設定すれば、出力電流IOUTが増大し
ようとすると、トランジスタ4のベース・エミッタ間電
圧VBE4が小さくなって出力電流IOUTが減少するように、
また、出力電流IOUTが減少しようとすると、トランジス
タ4のベース・エミッタ電圧VBE4が大きくなって出力電
流IOUTを増大させる帰還動作が行われている。
また、トランジスタ40には、第2のトランジスタとし
て設置されたトランジスタ42のエミッタが共通に接続さ
れ、トランジスタ40、42は差動回路を構成しており、コ
ンパレータ動作を行う。すなわち、制御入力端子44に電
圧源47から加えられた制御入力電圧VTLと、電圧V36との
大小関係がVTL>V36のとき、トランジスタ42はカットオ
フ状態、また、VTL<V36のとき、トランジスタ40はカッ
トオフ状態となる。そして、VTL<V36の場合、トランジ
スタ42のベース・エミッタ間電圧をVBE42とすると、ト
ランジスタ4のベース電圧VB4は、 VB4=VTL+VBE42 ・・・(5) となって、式(5)は式(4)と等しくなり、トランジ
スタ40、42の特性を揃えることにより、VBE40=VBE42
することができる。したがって、VTL>V36の場合も、V
TL<V36のときと同様に電圧VB4に応じた電流が流れ、帰
還が加わっている。この場合、トランジスタ40、42はエ
ミッタが直結されているのでゲインが高く、制御入力電
圧VTLと電圧V36との大小関係がVTL>V36のとき、トラン
ジスタ40には電流I6=I9が流れ、また、VTL<V36のと
き、トランジスタ42には電流I6=I8が流れる。
そして、出力回路12にはY結線されたモータ18の界磁
コイル18a、18b、18cが接続されているとともに、回転
制御端子20a、20b、20cに加えられた駆動角制御信号V
a、Vb、Vcに基づいた制御信号が回転制御部22から加え
られ、この制御信号に基づいてモータ18の界磁コイル18
a〜18cに駆動電流が供給される。したがって、駆動角制
御信号Va〜Vcに対応した回転出力が得られるとともに、
その回転速度はモータ駆動回路の入力端子32Aに加えら
れたサーボ信号VINに応じて制御される。
ところで、トランジスタ341に流れる電流I4と、トラ
ンジスタ344に流れる電流I5とは、トランジスタ341、34
4のエミッタ面積比を等しくすることにより同一値に設
定することができ、電流I5は抵抗36で電圧V36(=I5・R
3)に変換されているが、トランジスタ4の入力インピ
ーダンスが高く、I3・R2≪VATCとすると、出力電流IOUT
は、 となり、出力電流IOUTは、抵抗36の抵抗値R3に比例関係
にあり、抵抗値R3によって制御されることになる。そし
て、トランジスタ40、42のベース・エミッタ間電圧V
BE40、VBE42の各特性を等しく設定するものとすれば、
各エミッタが共通となっているので、トランジスタ40、
42によってトランジスタ4のベース電位を制御すること
が可能である。すなわち、抵抗36に発生した電圧V36
対し、制御入力端子44に加えられた制御入力電圧V
TLが、VTL>V36の場合、トランジスタ40側がトランジス
タ4に影響を与え、サーボ信号VINによって出力電流I
OUTが制御される。
そして、このモータ駆動回路では、差動増幅器30の正
入力(+)側または負入力(−)側の何れを基準にする
かによって特性を反転させることができる。たとえば、
差動増幅器30の負入力(−)側を基準にした場合には、
第2図に示すように、サーボ信号VINのレベルがスレッ
ショルド電圧V1を越えた領域d2から出力電流IOUTが流れ
てサーボ動作が得られる。d1は出力電流IOUTが流れない
領域、d2は出力電流IOUTの遷移領域、d3は出力電流IOUT
の安定領域を表す。
また、差動増幅器30の正入力(+)側を基準にした場
合には、第3図に示すように、サーボ信号VINがスレッ
ショルド電圧V4以下の領域d4、d5から出力電流IOUTが流
れてサーボ動作が得られる。d4は出力電流IOUTの安定領
域、d5は出力電流IOUTの遷移領域、d6は出力電流IOUT
解除領域を表す。
ところで、トランジスタ40、42は差動入力になってお
り、トランジスタ40のベースに対する制御入力と、トラ
ンジスタ42のベースに対する制御入力電圧VTLとの何れ
か小さい方が制御入力となり、その入力に応じた出力が
出力回路12に伝えられる。すなわち、電圧V36と、制御
入力電圧VTLとが、V36>VTLのとき、出力電流IOUTに制
限を加えることができる。
ここで、トランジスタ40に流れる電流をI9とすると、
IOUT≫≪I3の場合、制御入力電圧VTLは、 VTL=−VBE42+VBE4+I3・R2+VATC ・・・(7) となり、VATC≫≪I3・R2、各トランジスタ4、42のベー
ス・エミッタ間電圧VBE4、VBE42が等しいとすると、 VTL≒VATC=IOUT.RNF ・・・(8) となり、ゆえに、出力電流IOUTは、 となり、制御入力端子44に加えられる制御入力電圧VTL
によって出力電流IOUTに制限を加えることができる。
そして、トランジスタ4は、VTL<V36のとき、トラン
ジスタ42を通してバイアスが設定され、また、VTL>V36
のとき、トランジスタ40を通してバイアスが設定され
る。V36=0のとき、電流は、I4=I5=I6=I7=0
(A)となる。トランジスタ341、344、345、346がカッ
トオフ状態となるので、出力電流IOUT=0となり、VTL
<V36において、VTL=0のとき、トランジスタ4に電流
I7=I8が流れ、電流I7=I3となるように設定すれば、電
流I11=0となり、出力電流IOUT=0となる。また、VTL
<V36において、VTL≠0のとき、トランジスタ4に流れ
る電流I7をI7≫I11に設定することにより、オフセット
の少ない特性が得られる。すなわち、電圧VATCと制御入
力電圧VTLとがVATC=VTLとなれば、オフセットは零とな
り、電圧VATCと制御入力電圧VTLとが近づく程制御性が
良好となる。また、VTL>V36の場合も同様に電圧V36
対してオフセットの少ない電圧VATCが得られ、オフセッ
トの少ない出力が得られる。そこで、トランジスタ346
がカレントミラー回路34に設置されたことにより、電流
I7(=I6)が流れ、I11≪I7にする(トランジスタ4、4
2の特性を合わせる)ことにより、オフセットの少ない
特性がVTL≠0のときにも得られる。
そして、制御入力電圧VTLに対し電圧V36がVTL<V36
VTL=0またはそれ以外のとき、オフセットが少なくな
ることは前述したが、VTL>V36の遷移領域でも同様のこ
とが言える。すなわち、V36=0の場合、電流I4が流れ
ないので、出力電圧IOUTは解除状態となる。また、電圧
V36が0V以外のとき、トランジスタ40、42の各特性を同
一に設定するものとすれば、制御入力電圧VTLの制御の
場合と同様に、V36=VATCの近い値が得られ、オフセッ
トの少ない制御性の良い特性が得られる。
また、カレントミラー回路34において、抵抗348、349
の抵抗値R348、R349を等しく設定し、トランジスタ34
5、346の各特性が等しいものとすれば、電流I6、I7は等
しくなり、電流I6がトランジスタ4に供給されることに
なる。また、トランジスタ4、42のエミッタ面積を調整
し、各ベース・エミッタ間電圧VBE4、VBE42は、VBE4=V
BE42とすれば、トランジスタ4、42の各電流I3、I8は、
I3=I8となる。
そして、トランジスタ40、42は、それぞれコンパレー
タとして機能し、制御入力電圧VTLが、VTL=0の場合、
トランジスタ40はカットオフ状態となる。
このため、電流I6、I8は、I6=I8となり、I6=I8=I7
となる。それゆえ、電流I3、I7は、I3=I7となる。
したがって、制御入力電圧VTLが、VTL=0の場合、ト
ランジスタ101、102は動作を停止し、出力回路12に対す
る電流I2が解除され、出力電流IOUTが停止される。この
結果、制御入力端子44に対する制御入力電圧VTLを0Vに
すると、電流検出端子14に発生する電圧VATCは、VATC
0になる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、出力電流の最大値をサーボ信号と
は別の制御入力によって制御することができ、制御入力
電圧が零のとき、確実に出力電流を零にできるので、制
御性が改善され、過大な出力電流による損傷からモータ
などの負荷を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のモータ駆動回路の実施例を示す回路
図、第2図および第3図は第1図に示したモータ駆動回
路の動作特性を示す図、第4図は従来のモータ駆動回路
を示す回路図、第5図は第4図に示したモータ駆動回路
の動作特性を示す図である。 34……第1のカレントミラー回路 36……抵抗 40……第1のトランジスタ 42……第2のトランジスタ 4……第3のトランジスタ 10……第2のカレントミラー回路 12……出力回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータを駆動する出力回路と、 サーボ信号を受け、このサーボ信号に対応した電流を発
    生する第1のカレントミラー回路と、 前記出力回路に出力電流を発生させる第2のカレントミ
    ラー回路と、 前記第1のカレントミラー回路から供給される前記電流
    を電圧に変換する抵抗と、 この抵抗に発生させた前記電圧がベースに加えられるこ
    とにより、前記第1のカレントミラー回路から前記電流
    を引き込む第1のトランジスタと、 この第1のトランジスタと並列に接続されてベースに制
    御電圧が加えられ、前記第1のカレントミラー回路から
    前記第1のトランジスタ側に引き込まれる前記電流の一
    部を分流させて引き込む第2のトランジスタと、 前記制御電圧に前記第1のトランジスタのベース・エミ
    ッタ間電圧を加えた電圧がベースに加えられ、前記第1
    のカレントミラー回路及び第2のカレントミラー回路か
    ら電流を引き込むことにより、前記第2のカレントミラ
    ー回路に前記電流を流す第3のトランジスタと、 を備えて、前記制御電圧により前記出力回路の前記出力
    電流を制御することを特徴とするモータ駆動回路。
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