JP2632664B2 - 流体貯溜槽内養生袋 - Google Patents
流体貯溜槽内養生袋Info
- Publication number
- JP2632664B2 JP2632664B2 JP63286560A JP28656088A JP2632664B2 JP 2632664 B2 JP2632664 B2 JP 2632664B2 JP 63286560 A JP63286560 A JP 63286560A JP 28656088 A JP28656088 A JP 28656088A JP 2632664 B2 JP2632664 B2 JP 2632664B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- bag
- storage tank
- outlet
- curing bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ペンキ、ラテックス、接着剤等の粘稠な流
動物(以下、流体と言う。)を貯溜するタンクローリ
ー、コンテナ、貯蔵タンク等の流体貯溜槽19の内壁への
流体の付着を防ぐ養生袋に関するものである。
動物(以下、流体と言う。)を貯溜するタンクローリ
ー、コンテナ、貯蔵タンク等の流体貯溜槽19の内壁への
流体の付着を防ぐ養生袋に関するものである。
通常流体貯溜槽内部は円筒又は箱形になっており、そ
の底部21にはパイプ22が外側に突設され、その先端はコ
ック或は蛇口等の開閉弁23を内蔵した流出口24となって
いる。
の底部21にはパイプ22が外側に突設され、その先端はコ
ック或は蛇口等の開閉弁23を内蔵した流出口24となって
いる。
従来公知の養生袋はプラスチックフイルムを継ぎ合わ
せて作られ、その底部には流体貯溜槽の流出パイプ22に
合わせた流出筒が設けられている。
せて作られ、その底部には流体貯溜槽の流出パイプ22に
合わせた流出筒が設けられている。
この流出筒は先端が開閉弁に当接しない程度の長さに
なっており、養生袋は流体貯溜槽内に入れ流出筒を流出
パイプに挿入して装着される。
なっており、養生袋は流体貯溜槽内に入れ流出筒を流出
パイプに挿入して装着される。
養生袋を使用すると流体が貯溜槽内面に直接触れるこ
とがなく、流体の入れ替え時には開閉弁を開いて先に貯
溜していた流体を完全に排出し養生袋を取り替えてから
新しい別の流体を注入すればよいのであるが、ペンキや
ラテックスの如く粘稠な流体では、開閉弁を開いても完
全には排出されず、その流出筒に僅かに残った流体が養
生袋の取替時に流出口から垂れ落ちて流出パイプに溜る
のでそれを洗浄除去しなければならなくなので養生袋の
効用が半減する。
とがなく、流体の入れ替え時には開閉弁を開いて先に貯
溜していた流体を完全に排出し養生袋を取り替えてから
新しい別の流体を注入すればよいのであるが、ペンキや
ラテックスの如く粘稠な流体では、開閉弁を開いても完
全には排出されず、その流出筒に僅かに残った流体が養
生袋の取替時に流出口から垂れ落ちて流出パイプに溜る
のでそれを洗浄除去しなければならなくなので養生袋の
効用が半減する。
それと共に、流出パイプは貯溜槽の奥深い底部に突設
され上記開口部からは直接内部を覗くことが出来ないの
で、その洗浄に多大の労力を要する。
され上記開口部からは直接内部を覗くことが出来ないの
で、その洗浄に多大の労力を要する。
そこで本発明は、養生袋の取替時に流出筒に溜った流
体の貯溜槽内への垂れ落ちを防ぎ養生袋の効用を高める
ことを目的とする。
体の貯溜槽内への垂れ落ちを防ぎ養生袋の効用を高める
ことを目的とする。
本発明に係る養生袋25は上記の目的を達成するもので
あり、可撓な不透液性シートで形成された袋本体11の底
部12に可撓な流体流出筒13を突設してその先端を流体流
出口14とし、流体流出口14の付近に、端末29を流体流出
筒13と袋本体11の内部を通って袋本体の上部開口部15か
ら引き出せる紐16を取り付けたことを特徴とするもので
ある。
あり、可撓な不透液性シートで形成された袋本体11の底
部12に可撓な流体流出筒13を突設してその先端を流体流
出口14とし、流体流出口14の付近に、端末29を流体流出
筒13と袋本体11の内部を通って袋本体の上部開口部15か
ら引き出せる紐16を取り付けたことを特徴とするもので
ある。
袋本体11と流出筒13は、筒状に射出成形されたプラス
チックフイルムを主とし、ゴム引き布地や樹脂コートを
した布地等を高周波融着その他の方法で縫合して作られ
る。
チックフイルムを主とし、ゴム引き布地や樹脂コートを
した布地等を高周波融着その他の方法で縫合して作られ
る。
紐16は、その先端17を流出口周縁18に沿って摺動可能
に担持させ、流出口周縁18から離脱しない様に取り付け
るとよく、そのためには通常袋に閉じ紐を付ける様に、
例えば、第3図に図示する如く周縁18を折り返して接着
し、その周縁に沿った袋状の紐挿空洞26を形成してそこ
に紐16を通し、その先端17に輪奈28を付けてそこに紐16
を通し、或は、第4図に図示する如く周縁18に沿って付
設した数個の紐挿通孔27に紐16を通し、その先端17を流
出口周縁18に接合し、或は又、第5図に図示する如く周
縁18に付設した紐挿空洞26(第3図)や紐挿通孔27(第
4図)に通した紐16の先端17を再び袋本体11の上部開口
部15まで引き出す。
に担持させ、流出口周縁18から離脱しない様に取り付け
るとよく、そのためには通常袋に閉じ紐を付ける様に、
例えば、第3図に図示する如く周縁18を折り返して接着
し、その周縁に沿った袋状の紐挿空洞26を形成してそこ
に紐16を通し、その先端17に輪奈28を付けてそこに紐16
を通し、或は、第4図に図示する如く周縁18に沿って付
設した数個の紐挿通孔27に紐16を通し、その先端17を流
出口周縁18に接合し、或は又、第5図に図示する如く周
縁18に付設した紐挿空洞26(第3図)や紐挿通孔27(第
4図)に通した紐16の先端17を再び袋本体11の上部開口
部15まで引き出す。
本発明に係る養生袋25は、従来のものと同様に貯溜槽
内に装着して使用されるが、その取替時には上部開口部
15まで続く紐16の端末29を引くことによって、流出筒13
を先にして引き出すことが出来る。
内に装着して使用されるが、その取替時には上部開口部
15まで続く紐16の端末29を引くことによって、流出筒13
を先にして引き出すことが出来る。
そして、その紐16の端末29を引くとき、流出筒周縁18
は紐16に引き締められて流出口14を閉じ、従って、流出
口14から流体20が流出することがなく、そのまま流出筒
13の内部へと引き込まれ、更に袋本体11の内部へと引き
入れられる。
は紐16に引き締められて流出口14を閉じ、従って、流出
口14から流体20が流出することがなく、そのまま流出筒
13の内部へと引き込まれ、更に袋本体11の内部へと引き
入れられる。
その場合、流出口14から流体20が僅かに漏れることが
あっても、その漏れた流体は流出口14と共に袋本体11の
内部へと引き入れられるので貯溜槽19の内部には垂れ落
ちない。
あっても、その漏れた流体は流出口14と共に袋本体11の
内部へと引き入れられるので貯溜槽19の内部には垂れ落
ちない。
この様に本発明に係る養生袋25を使用すると、その取
替時に流体20が流出して貯溜槽を汚すことがなく、而
も、流出筒13を養生袋ないし貯溜槽の上部開口部15から
引き出すとき養生袋25が裏返されるので、その表面に付
着している流体をかき集めて使用することも出来、又、
その引き出した養生袋25を洗浄し再使用することが出
来、その養生袋25はただ流出口14に紐16を付けただけの
もので簡便に作られるものであるから本発明は頗る実用
的である。
替時に流体20が流出して貯溜槽を汚すことがなく、而
も、流出筒13を養生袋ないし貯溜槽の上部開口部15から
引き出すとき養生袋25が裏返されるので、その表面に付
着している流体をかき集めて使用することも出来、又、
その引き出した養生袋25を洗浄し再使用することが出
来、その養生袋25はただ流出口14に紐16を付けただけの
もので簡便に作られるものであるから本発明は頗る実用
的である。
第1図は本発明に係る養生袋の斜視図、第2図は本発明
に係る養生袋を装着した流体貯溜槽の断面図、第3図と
第4図及び第5図はそれぞれ本発明に係る養生袋の流出
口部分の斜視図、第6図と第7図はそれぞれ本発明に係
る養生袋を引き出す過程における流体貯溜槽の断面図、
第8図は第6図に図示する養生袋の流出筒部分の斜視図
である。 11……袋本体、12……底部、13……流出筒、 14……流出口、15……開口部、16……紐、 17……先端、18……周縁、19……流体貯溜槽、 20……流体、21……底部、22……パイプ、 23……開閉弁、24……流出口、25……養生袋、 26……空洞、27……孔、28……輪奈、 29……端末。
に係る養生袋を装着した流体貯溜槽の断面図、第3図と
第4図及び第5図はそれぞれ本発明に係る養生袋の流出
口部分の斜視図、第6図と第7図はそれぞれ本発明に係
る養生袋を引き出す過程における流体貯溜槽の断面図、
第8図は第6図に図示する養生袋の流出筒部分の斜視図
である。 11……袋本体、12……底部、13……流出筒、 14……流出口、15……開口部、16……紐、 17……先端、18……周縁、19……流体貯溜槽、 20……流体、21……底部、22……パイプ、 23……開閉弁、24……流出口、25……養生袋、 26……空洞、27……孔、28……輪奈、 29……端末。
Claims (2)
- 【請求項1】可撓な不透液性シートで形成された袋本体
11の底部12に可撓な流体流出筒13を突設してその先端を
流体流出口14とし、流体流出口14の付近に、端末29を流
体流出筒13と袋本体11の内部を通って袋本体の上部開口
部15から引き出せる紐16を取り付けた流体貯溜槽内養生
袋。 - 【請求項2】可撓な不透液性シートで形成された袋本体
11の底部12に可撓な流体流出筒13を突設してその先端を
流体流出口14とし、先端17が袋本体の上部開口部15から
袋本体11と流体流出筒13の内部を通って流体流出口14へ
と続く紐16を流出口周縁18に沿って摺動可能に担持さ
せ、その紐の先端17の流出口周縁18からの離脱を止めて
成る流体貯溜槽内養生袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63286560A JP2632664B2 (ja) | 1988-11-12 | 1988-11-12 | 流体貯溜槽内養生袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63286560A JP2632664B2 (ja) | 1988-11-12 | 1988-11-12 | 流体貯溜槽内養生袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02139384A JPH02139384A (ja) | 1990-05-29 |
JP2632664B2 true JP2632664B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=17705991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63286560A Expired - Fee Related JP2632664B2 (ja) | 1988-11-12 | 1988-11-12 | 流体貯溜槽内養生袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2632664B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI347294B (en) * | 2004-03-05 | 2011-08-21 | Nisshin Sansho Co Ltd | Inner bag for containers |
JP4589143B2 (ja) * | 2004-03-05 | 2010-12-01 | 日新産商株式会社 | コンテナ容器用内袋 |
EP1719714A1 (de) * | 2005-05-06 | 2006-11-08 | Rudolf Wild GmbH & Co. KG | Transportbehälter für Lebensmittelprodukte und Verfahren zum Transportieren von Lebensmittelprodukten |
JP4904079B2 (ja) * | 2006-05-09 | 2012-03-28 | 日新産商株式会社 | コンテナ容器用内袋とその使用方法 |
-
1988
- 1988-11-12 JP JP63286560A patent/JP2632664B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02139384A (ja) | 1990-05-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5638989A (en) | Bag fluid dispenser | |
US7815618B2 (en) | Colostomy bag cleaning system | |
US2667165A (en) | Disposable syringe | |
KR850004407A (ko) | 분무기 및 분무매체 인세트 | |
JP2632664B2 (ja) | 流体貯溜槽内養生袋 | |
JPH0686952A (ja) | 化学剤吸引システム | |
KR20190137111A (ko) | 액체용 용기 | |
US20200155753A1 (en) | Anti-reflux enema bucket system with pulley restrictor | |
US20210315363A1 (en) | Strap dispenser | |
JPH0653470U (ja) | 押し出し式チューブ用回動カバー付き手持ち型ディスペンサー | |
JP2010538774A (ja) | 肛門洗浄システムのための容器 | |
US4225062A (en) | Expanding syringe with filling valve | |
US2722933A (en) | Syringe | |
CA1185497A (en) | Tap for drainage bag | |
US4817811A (en) | Outlet device for a fluid container | |
JP3108855B2 (ja) | 製氷装置 | |
JP2005224735A (ja) | スプレーガンに使用する液体収容カップ | |
JP2601080Y2 (ja) | 袋状容器 | |
KR101031196B1 (ko) | 컨테이너 용기용 이너백 | |
KR200379905Y1 (ko) | 역류 방지 장치를 구비한 리필 가능한 방향제 용기 | |
DE2804810A1 (de) | Verfahren zur bevorratung und ausgabe einer zumischfluessigkeit bei wasch- oder geschirrspuelmaschinen | |
JP2500490Y2 (ja) | 携帯用ビデ | |
JP3621192B2 (ja) | タップ | |
KR200185614Y1 (ko) | 기낭에 기체 주입용 체크 밸브 | |
KR200422647Y1 (ko) | 공기유입관이 구비된 물탱크 및 이를 구비한 스팀청소기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |