JP2632559B2 - 食品用トレイ - Google Patents

食品用トレイ

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、食品用トレイに関する。さらに詳しくは、
食品とくに魚介類や畜産肉類から発生するドリップ(肉
汁)や氷解水・結露水を吸収する機能を有したトレイに
関するものである。
[従来の技術] 従来、食品用トレイとしては、ポリスチレン、ポリ塩
化ビニル、ポリオレフィン樹脂などの発泡または非発泡
の熱可塑性樹脂からなるトレイが知られている。
しかしながら、従来の熱可塑性樹脂からなるトレイは
食品(魚介類などの水産物、畜産肉類など)から発生す
るトリップや冷凍およびチルド食品から発生する水分な
どの液体を吸収する能力を持たないことから、トレイの
底に液体が溜って見栄えが悪く商品価値を低下せしめ
る、食品鮮度の低下が早い、持ち運び中に液体がこぼれ
出して衣服を汚すなどの問題点がある。
また上記の問題点を改善する目的で、吸収性樹脂を包
含した紙または不織布製のシート材料をトレイ底部の食
品と接する下面に敷く方法が提案されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながらこの方法においても、吸収した液体によ
るシミが目立ち見栄えが悪い、シート材料から吸水性樹
脂または吸水ゲルがはみ出して食品に触れる可能性が有
り安全性に不安がある、シート材料を敷くという作業が
必要であり手間がかかる等の問題点がある。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、ドリップや氷解水・結露水などの液体
を吸収する機能を有し、かつ一旦吸収された液体を再び
食品と接することなく保持し、安全性面の問題を解消し
たトレイ容器を得るべく鋭意検討した結果、本発明に到
達した。
すなわち本発明は、不透水性基材からなる食品用トレ
イの食品に接する面に液体が通過可能な小孔またはスリ
ットを設け、さらに該トレイの食品と接しない外面の一
部または全部に吸水・保水性層を設けたことを特徴とす
る食品用トレイである。
本発明において、不透水性基材としては食品用トレイ
の素材として通常使用されている熱可塑性樹脂、例えば
ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリブタジエン、ナイロン、ポリアミド、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリ塩化ビニリデンおよびこれらの誘導体などの
発泡および/または非発泡のシートまたはフィルムがあ
げられる。また上記樹脂を積層して多層構造としてもよ
い。
本発明において、食品は調理・未調理などの調理状態
や冷凍・チルド・常温などの保存状態に限定はなく、人
間や動物が食することのできるすべての食物が対象とな
り、たとえば魚類・貝類・エビ類の水産食品や水産加工
食品、豚肉・牛肉・鶏肉などの畜産肉類、リンゴ・桃・
梨などの果実類、みつば・かいわれ・ブロッコリーなど
の野菜類、しめじ・えのきなどのキノコ類などがあげら
れる。また上記の煮物・揚げ物・焼物・刺身などの調理
食品も含まれる。
本発明において食品用トレイとは、上記食品を収納し
うるトレイ状容器の総称であり、食品を収納する機能を
有しておればその大きさ、形状、厚さ、蓋の有無などに
特に限定はない。たとえば長方形、正方形、円形、楕円
形および特定形状の皿状に成形し、必要により凸部を設
けた蓋付あるいは蓋無しのトレイ;食品の形状に適合す
る凹部を設けたトレイなどがあげられる。
トレイの製造方法は通常の方法でよく、たとえば上記
不透水性基材を所定の形状に真空成型、圧空成型または
プレス成型することにより得られる。トレイの厚さは通
常約5mm以下、好ましくは0.05〜3mmである。
トレイの食品と接する面に液体が通過可能な小孔また
はスリットを設けるに際し、小孔またはスリットの大き
さ、形状は収納される食品より小さければ特に限定はな
い。小孔の場合円形、楕円形、星状など任意の形状が可
能であり、その大きさは直径で通常10mm以下、好ましく
は0.001〜5mmである。スリット状の場合、線状、格子
状、波状、ヘリングボーン状などがあげられ、その巾は
通常10mm以下、好ましくは0.001〜5mmである。
トレイの食品と接する面に液体が通過可能な小孔また
はスリットを設ける方法としては、トレイの成型と同時
に設ける方法;あらかじめ打ち抜き、切込み、パターン
溶融、レーザー照射などの方法で小孔またはスリットを
設けた不透水性基材を所定形状のトレイに成型する方
法;トレイに成型した後に打ち抜き、切込み、パターン
溶融、レーザ照射などの方法で小孔またはスリットを設
ける方法があげられる。
トレイの食品と接しない外面の一部または全部に吸水
・保水性層を設ける方法としては、例えば、(1)あら
かじめ吸水性高分子化合物の層を有する積層シートを作
製し、これをトレイの外面に張付ける方法;(2)あら
かじめ該高分子化合物をトレイの外面に接着またはコー
ティングした後、水不透水性基材を張り付ける方法;
(3)上記(1)のシートをトレイの素材である水不透
水性基材に接着した後所定形状のトレイに成型する方法
などがあげられる。
上記(1)および(3)の方法において、吸収性高分
子化合物の層を有する積層シートの作製方法は通常の方
法でよく、例えば(イ)水不溶性透水性基材上に吸収性
高分子化合物を散布し、必要により少量の水あるいは水
溶性樹脂接着剤を溶解した水をスプレーし、更にもう一
枚の水不溶性透水性基材および/または不透水性基材を
重ねてエンボス加工あるいは熱圧着した後、必要により
乾燥する方法;(ロ)吸水性高分子化合物を非水性樹脂
バインダー(例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体、塩
素化ポリオレフィン、ウレタン樹脂、線状熱可塑性ポリ
エステル樹脂、合成あるいは天然ゴムなど)と共に非水
系塗工液とし、この塗工液を水不溶性透水性基材(また
は不透水性基材)上に塗布して固着せしめた後に不透水
性基材(または水不溶性透水性基材)を重ねて乾燥する
方法;(ハ)不透水性基材に接着剤を塗布した後、該高
分子化合物を散布して接着する方法;(ニ)該高分子化
合物を上記非水性バインダーと共に非水系塗工液とし、
この塗工液を不透水性基材に塗布して乾燥・固着する方
法;(ホ)吸水性高分子化合物を熱可塑性樹脂(例えば
エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリオレフィ
ン、ウレタン樹脂、線状熱可塑性ポリエステル樹脂な
ど)または合成あるいは天然ゴムなどと共に溶融混練し
てシート状に成形するか、あるいはこの溶融混練物をト
レイ素材の表面にTダイなどにより押出ラミネートする
方法があげられる。
これらのうち、好ましいものは製造のしやすさから
(イ)、(ロ)および(ホ)の方法である。
上記(イ),(ロ),(ハ)および(ニ)の方法で作
製された積層シートをトレイまたはトレイの素材である
水不透水性基材に接着するに当たっては、水不溶性透水
性基材側あるいは吸水性高分子化合物層の側がトレイの
食品と接しない外面の一部または全部に接着されていな
ければならない。
吸水性高分子化合物としては、水不溶性吸水性樹脂お
よび親水性樹脂があげられる。
水不溶性吸水性樹脂としては、デンプンまたはセルロ
ース(a)とカルボキシル基および/またはスルホン酸
基を含有する水溶性単量体および/または加水分解によ
り水溶性となる単量体(b)と架橋剤(c)とを必須成
分として重合させ必要により加水分解を行うことにより
得られる吸水性樹脂がある。
上記吸水性樹脂の製造に用いられる(a)、(b)お
よび(c)の詳細、(a)、(b)および(c)の割
合、製造法および吸水性樹脂の具体例は特公昭53−4619
9号、特公昭53−46200号、特公昭55−21041号公報など
に記載されている。
上記樹脂以外の吸水性樹脂の例としては、(a)と
(b)を重合させたもの、例えばデンプン−アクリロニ
トリルグラフト重合体の加水分解物など;(a)の架橋
物、例えばカルボキシメチルセルロースの架橋物など;
(b)と(c)との共重合体、例えば架橋ポリアクリル
アミドの部分加水分解物、架橋されたスルホン化ポリス
チレン、特開昭52−14689号、特開昭52−27455号公報等
に記載のビニルエステルと不飽和カルボン酸またはその
誘導体との共重合体ケン化物、水溶液重合または逆相懸
濁重合法等により得られる架橋ポリアクリル酸塩および
アクリル酸−アクリル酸エステル共重合体、特開昭58−
2312号、特開昭61−36309号公報等に記載の架橋された
イソブチレン−無水マレイン酸共重合体、架橋されたカ
ルボン酸変性ポリビニルアルコールなどがあげられる。
さらに自己架橋した(b)の重合体(例えば、特開昭53
−46389号公報に記載の自己架橋型ポリアクリル酸塩な
ど)や架橋ポリエチレンオキシド、架橋ポリビニルアル
コールなども使用できる。
また、上記吸水性樹脂を架橋剤でさらに表面架橋せし
め、架橋勾配をもたせた樹脂も使用できる。これらの吸
水性樹脂は2種以上用いてもよい。
上記水不溶性吸水性樹脂は、イオン交換水に対する吸
水性能として少くとも50ml/gであり、好ましくは100〜
1,000ml/gのものが適している。
親水性樹脂としては、カルボキシアルキル化セルロー
ス、カルボキシルアルキル化デンプン、ヒドロキシアル
キルセルロース、アルキルセルロース、スルホン化セル
ロース、天然物多糖類(アルギン酸ナトリウム、キサン
タンガム、グアガム、マンナンなど)、イソブチレン−
無水マレイン酸共重合体、ポリアクリル酸塩、ポリ無水
マレイン酸塩、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレンのスルホ
ン化物、ビニルアルコール、ポリアクリルアミドおよび
その部分加水分解物、ポリエチレンオキシド、ポリビニ
ルアルコールおよびこれらの誘導体などがあげられる。
これらの親水性樹脂は2種以上用いてもよく、架橋剤を
添加して後架橋せしめてもよい。更に必要により上記吸
水性樹脂と併用使用してもよい。
親水性樹脂としては1%水溶液粘度として1,000cps以
上のものが適している。
これらの内好ましいものは、吸水・保水力の点から水
不溶性吸水性樹脂である。
該吸水性高分子化合物の形状については特に制限はな
く、粉粒状、フレーク状、パール状、繊維状などのいす
れの形状であってもよい。
本発明において吸水性高分子化合物に増量剤、充填剤
として、例えば植物性繊維(パルプ、綿など)、植物性
粉末(例えばパルプ粉末、デンプンおよびその誘導体、
オガクズ、ピートモスなど)、鉱物性多孔質物質(例え
ばパーライト、ゼオライト、シリカ、バーミキュライ
ト、ベントナイト、活性炭など)などを必要により併用
することができる。その他、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、防腐・防カビ剤、脱臭剤、着色剤、界面活性剤、熱
融着性樹脂粉末なども必要により添加することができ
る。これらの添加量は通常使用されている量でよい。
水不溶性透水性基材としては、例えば紙、不織布、織
物、編物などの繊維質シートやセロハン、酢酸セルロー
ス膜、ビニロン、透水性を有する有孔合成樹脂製シート
およびこれらの積層シートなどがあげられる。
本発明において吸水・保水性層に使用される吸水性高
分子化合物の量はトレイの大きさ、吸水・保水性層の面
積、収納する食品の種類、発生するドリップの量などに
より適宜選択できるが、通常5g/m2〜100g/m2、好ましく
は10g/m2〜60g/m2である。高分子化合物の量が5g/m2
満の場合液体吸収能が不充分なものになる。一方100g/m
2を超える場合液体吸収能の点ではさしつかえないが経
済的に不利となる。
[実施例] 以下、実施例により本発明を更に説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。以下において、部は
重量部を示す。
実施例1 ポリエチレンフィルム(30μ)からなる不透水性基材
とポリエステル不織布(30g/m2)からなる水不溶性透水
性基材との間に吸収性樹脂サンウェットIM−1000[デン
プン−ポリアクリル酸ナトリウム共重合体;三洋化成工
業(株)製](10g/m2)およびポリウレタン樹脂バイン
ダー(3g/m2)からなる吸水・保水部を設けた積層シー
トを作製し、このシートを100mm×160mmの大きさに裁断
した。あらかじめ発泡ポリスチレン製トレイ(サイズ:
縦100mm,横160mm,高さ20mm,厚さ1.5mm)の底面に10mm間
隔で直径1mmの細孔を設けた後、上記積層シートの不織
布側をトレイの食品と接しない外面全面にSBRラテック
ス接着剤で張付けて本発明のトレイ(イ)を作製した。
トレイ(イ)に約200gのマグロの刺身を入れ、家庭用
ラップで密封包装した後0〜5℃の冷蔵庫内で保存して
ドリップの溜り量(6日後)および肉色の変化を観察し
た。その結果を第1表に示す。
尚マグロは市場より冷凍のまま入手したものを直ちに
試験に供した。
実施例2 実施例1において、吸収性樹脂サンウェットIM−1000
に代えてアクアキープ10SH[架橋ポリアクリル酸ナトリ
ウム;製鉄化学工業(株)製]を同量使用する以外は実
施例1と同様にして本発明のトレイ(ロ)を作製した。
このトレイ(ロ)について、実施例1と同様の試験を行
った。その結果を第1表に示す。
実施例3 あらかじめポリエチレン製トレイ(サイズ:縦100mm,
横160mm,高さ20mm,厚さ0.5mm)の底面にスリット巾1mm
のヘリングボーン状のスリットを設けた後、実施例1と
同様にして作製した積層シートの不織布側をトレイの食
品と接しない外面全面にSBRラテックス接着剤で張付け
て本発明のトレイ(ハ)を作製した。このトレイ(ハ)
について、実施例1と同様の試験を行った。その結果を
第1表に示す。
実施例4 あらかじめ10mm間隔で直径1mmの細孔を設けたポリエ
チレン製シート(厚さ0。5mm)上に、エチレン・酢酸
ビニル共重合樹脂(VA含量45%)100部と吸水性樹脂ス
ミカゲルSP−510[アクリル酸ナトリウム・ビニルアル
コール系;住友化学工業(株)製;平均粒径20μ]100
部との溶融混練物をインフレーション法により厚さ50μ
にラミネートし、更にポリエチレンシート(厚さ30μ)
を接着した。この積層シートを実施例1と同形状、同サ
イズにプレス成形して本発明のトレイ(ニ)を作製し
た。このトレイ(ニ)について、実施例1と同様の試験
を行った。その結果を第1表に示す。
比較例1 通常の発泡ポリスチレン製トレイ(サイズ:縦100mm,
横160mm,高さ20mm,厚さ1.5mm)を使用し、実施例1と同
様の試験を行った。その結果を第1表に併記する。
比較例2 通常のポリエチレン製トレイ(サイズ:縦100mm,横16
0mm,高さ20mm,厚さ0.5mm)を使用し、実施例1と同様の
試験を行った。その結果を第1表に併記する。
<肉色の変化の判定基準> 解凍直後と同じ鮮紅色を5とし、白っぽく褐色がかっ
た色を1として5段階で評価した。
[発明の効果] 本発明の食品用トレイは、次のような効果を奏する。
(1)鮮魚生肉などの食品から発生するドリップ(肉
汁)を吸収し、再び食品と接することがない。
鮮魚生肉などの氷結点以下の温度で冷凍した後解凍す
ると、通常氷結により破壊されたタンパク組織から遊離
した水分が可溶性成分を含んでドリップを生成し、食品
の外観を極めて見苦しくする。本発明のトレイは、その
外面に設けられた吸水・保水性層がドリップを吸収して
再び食品と接することがないため、食品の外観を損なっ
て商品価値を低下せしめることがない。
(2)氷温あるいはチルド保存された食品から発生する
結露水や氷解水を吸収し、再び食品と接することがな
い。
(3)食品の鮮度を長時間保持することができる。食品
から生成したドリップ、結露水、氷結水をトレイ外で吸
収・保持するため、これらが食品と接してシミを生じさ
せたり、腐らせたりして鮮度を低下させることがない。
特に生鮮肉類の赤身を長時間保持することができる。
(4)持ち運び中にドリップ等の液体がこぼれ出して衣
服を汚すという心配がない。
(5)吸水性高分子化合物からなる吸水・保水性層がト
レイの食品と接しない外側に配置されているため吸水ゲ
ルがはみ出して食品と触れることが全くなく、したがっ
て安全性面での不安がない。
上記効果を奏することから、本発明のトレイは、魚介
類などの水産食品、水産加工食品、畜産肉類、果実類、
野菜類、キノコ類、調理食品など人間や動物が食するこ
とのできるあらゆる食品の保存用、加工用および輸送用
容器として最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図および第4図は本発明のトレイ
断面図の一例、第5図および第6図は本発明のトレイ素
材の断面図の一例である。図中、1,1′は不透水性基材,
2は小孔またはスリット,3は吸水・保水性層,4は吸収性
高分子化合物の層,5は水不溶性透水性基材を示す。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不透水性基材からなる食品用トレイの食品
    に接する面に液体が通過可能な小孔またはスリットを設
    け、さらに該トレイの食品と接しない外面の一部または
    全部に吸水・保水性層を設けたことを特徴とする食品用
    トレイ。
  2. 【請求項2】吸水・保水性層が、小孔またはスリットに
    接する側に吸水性高分子化合物の層を設けさらにその外
    面に不透水性基材層を儲けた積層体である請求項1記載
    のトレイ。
  3. 【請求項3】吸水・保水性層が、小孔またはスリットに
    接する側に水不溶性透水性基材を介して吸水性高分子化
    合物の中間層を設けさらにその外面に不透水性基材層を
    設けた積層体である請求項1記載のトレイ。
  4. 【請求項4】吸水性高分子化合物の層が、吸水性樹脂を
    主体とした層である請求項2または3項記載のトレイ。
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