JP2632465B2 - スキー靴 - Google Patents

スキー靴

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JP2632465B2
JP2632465B2 JP3318674A JP31867491A JP2632465B2 JP 2632465 B2 JP2632465 B2 JP 2632465B2 JP 3318674 A JP3318674 A JP 3318674A JP 31867491 A JP31867491 A JP 31867491A JP 2632465 B2 JP2632465 B2 JP 2632465B2
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスキー靴に関する。
【0002】
【従来の技術】公知のスキー靴は一般に甲革に連結され
た少くとも1枚の腰革によって構成される。
【0003】甲革と腰革とは共に、一般には熱可塑性材
料を射出して製造され、脚の作用力をスキーに適正に伝
達することが可能なように高度に剛性に作られる。
【0004】しかしこの剛性は使用者にとって密着性を
損ない快適さが失われる方向に作用する。
【0005】かくして、腰革を甲革に対して下方の側面
端部でピボット結合し、その結果、撓曲作動ならびに延
伸作動中にくるぶしに対する脚の回転に従うことが可能
なように構成することが知られている。
【0006】しかしこの解決法でもこの問題を完全に解
明することはできないのであって、その理由は足も脚も
剛性要素部品において共に相互作用をもち、その結果使
用者にとって不快感を起させる部分的圧力領域を作り出
すためである。
【0007】前記不快感を制限するために数種の装置が
知られているが、これらの装置は、実質的に靴の内側に
設けられて、脛骨もしくはふくらはぎ、あるいは足の上
方中足領域と接触する圧力を分散させるのに適した板か
ら成っている。
【0008】これらの解決法は全て、この問題を部分的
に解くだけであるという事実だけでなく、足の構造上の
複雑さを増し、これらの装置は組立てに対して数種の中
間的製造段階を必要とするからであり、前記靴の全体的
製造原価の上昇を招くことになる。
【0009】この欠点に対する部分的な解決法として、
本出願人によって、1980年7月28日出願されたイ
タリヤ特許出願第23756 A/80号が上方腰革構
造が特にスキー靴用として開示されており、このものの
特色は次のとおりである、すなわち、この構造は少くと
も1個の帯すなわちひも部材を有し、このひも部材は足
の前部上方領域において甲革に重ね合わせられしかもそ
の一端において甲革に固定される。
【0010】上方腰革部分が更に設けられていてこのも
のは前記ひも部材に部分的に重ねられていて、脚の関節
領域において甲革を抱いている、そして上方腰革部分
は、その一端で、ひも部材に対する重ね合わせ領域にお
いて甲革に固定されている。
【0011】閉塞レバーが更に設けられていて、このも
のはひも部材ならびに、前記少くとも1本のひも部材の
甲革固定端の反対端に設けられた上方腰革部分の上に作
用をもつ。
【0012】この解決法は疑いもなく有効だが、この解
決法は、スキーに作用力を最適に伝達するための剛性構
造、ならびにこれと同時に運動家(スキー使用者)に対
する固定のし方を改善するための軟質構造に対してそれ
ぞれその一部分を解決するだけである。上方腰革のもっ
と良い関節構造が実施可能だが、そのような上方腰革は
現実には、なお、脛骨,脚のふくらはぎの領域に対し
て、甲革と共に、そして足の甲ならびに上方中足領域と
共に直接的な相互作用をもつ。
【0013】また、前記欠点に対する部分的な解決法と
して、本出願人と同一の出願人による、公告ずみヨーロ
ッパ特許出願第0353532号があり、その開示する
前方着靴式スキー靴専用の甲革構造では、その特長とす
るところは、靴の上方中足領域に形成された少くとも1
個の横断長穴を有し、この上方中足領域は、甲革上に閉
塞するための手段を保持する少くとも1個のひも部材に
より隠蔽される。
【0014】前記長穴は更に甲革の少くとも内部側方領
域を形成する。
【0015】しかしこの解決法でさえも上述の諸問題を
完全には解決しない。
【0016】
【本発明が解決しようとする課題】本発明のねらいは、
従って公知の種類のスキー靴のもつ上述の諸欠点を除く
ことであり、そのために提供されるスキー靴は、脚から
の作用力をスキーに最適に伝達すると同時に、スキーヤ
ーに対して最適のスポーツの実施ができるような最適な
密接装着性と快適さを与えるスキー靴である。
【0017】上記のねらいの範囲内には、もう1つの重
要な目的があり、それは、工業化の容易化のため、制限
された構成部品点数から成る構造を有し、従って好まし
い製造時間と原価をもつ、そのようなスキー靴を提供す
ることである。
【0018】もう1つの重要な目的は、1個もしくは1
個以上の部品内に置かれたスポイラー(阻害板)もしく
は板のような特殊部品を使わずに最適な密接装着性をう
る、そのようなスキー靴を提供することである。
【0019】もう1つの重要な目的は、部分的に圧力点
が存在するようなことなく、スキーヤーの足と脚とを好
適に抱く構造をもったスキー靴を提供することである。
【0020】他の1つの目的は、足が容易に挿入できる
スキー靴を提供することである。
【0021】少なからぬ目的は、使用上信頼性があり、
安全なスキー靴を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】このねらい、これらの諸
目的、そして今後明白となるであろうその他が全て達成
されるスキー靴とは、その構成は、剛性甲革と連結し、
しかも上方中足領域をもった少くとも1枚の腰革と、脛
骨領域とふくらはぎ領域とを有して成り、しかも、前記
領域の少くとも1つを抱くための少くとも1個の軟質要
素部品と、脚からの作用力をスキーに伝達するための少
くとも1個の強化要素部品とが前記甲革および少くとも
1枚の腰革の何れかと連結され、前記少くとも1個の軟
質要素部品が固定手段用の少くとも1個の座を有してな
ることを特徴とするスキー靴である。
【0023】本発明の特徴ならびに利点については、添
付の図面における非限定的実施例を用いてのみ図解され
た2つの特定するが非排他的な実施態様についての詳細
説明により明白となろう。
【0024】
【実施例】図面を参照すると、参照番号1はスキー靴を
示し、このスキー靴は、足の上方中足領域3と脛骨領域
4とにおいてたて方向の長穴5をもつ剛性甲革2から成
る。
【0025】前記甲革は更に底革6をもち、この底革は
その前方ならびに背後にそれぞれ標準化されたつま先部
品7と、標準化されたかかと8とを有して成り;前記甲
革はまた、くるぶしの領域10の上方に突出して、スキ
ーヤーの脚を側面からそして後方に抱いて成る上方腰革
を有する。
【0026】具合のよい事に、へこみ12がふくらはぎ
領域11に形成され、これは少くとも部分的にたて方向
に伸びている。
【0027】適当な靴内部13を挿入することで甲革2
の内側が自然と形成される。
【0028】剛性甲革2はプラスチック材料を射出して
好都合に製造される。
【0029】第1軟質構成部品は、開口部5において甲
革2と連結ししかもひもすなわち帯部材14で構成さ
れ、これら帯部材は好都合なことに、第1たれ板15及
び第2たれ板16を有しておりこれら双方のたれ板は開
口部5の大体中央軸線のところで相互に重なり合わせる
ことができる。第1帯部材は、図3に示すように使用者
の足を挿脱するための開状態と、図1及び2に示すよう
にスキー靴を使用するための閉状態とをとることができ
る。
【0030】前記帯部材14は、例えば、軟質特性をも
った材料、皮革とかこれと同様の材料、これは多分剛性
皮革であろうが、そのような材料で作られる。
【0031】前記帯部材の周縁17は、縫い合わせもし
くはその他の公知のやり方で、甲革2の領域で連結可能
であり、この甲革2は開口部5に隣接している、かかる
連結により前記開口部は隠蔽され、かくして足の上方中
足領域3ならびに脛骨の下方部分の領域4において、周
縁部分自身を組み合わせる。
【0032】好都合なことに、第1つまみ革18と第2
つまみ革19とは第2たれ板16から突出し、そしてレ
バーアーム20用の適当な内方座が前記つまみ革の端部
に形成され、前記レバーアームは、例えば適当なリベッ
ト21を用いて前記第1つまみ革及び前記第2つまみ革
に連結される。
【0033】前記レバーアーム20は実質的にU字形を
もち、第1ならびに第2のつまみ革に形成された前記座
の外側に突出する翼ももっている;ピボット22は前記
翼の間に設けられ、第1たれ板かあるいは甲革2のとこ
ろで連結される適当なラック23と相互作用をもつ。
部材14を解放自在に閉状態に固定するための手段はこ
のように構成されている。
【0034】従って、帯部材14は中足領域、ならびに
脛骨の最適な抱きかかえをなし、レバーアーム20の存
在により前記足の最適な固定を保証する。
【0035】腰革24は更にスキー靴1を構成し、しか
も上方腰革9の側方に、適当な小柱25を用いて関節連
結される。
【0036】前記腰革24は、好ましく、複合材料から
成り、そのため極めて剛性がつよく、上方腰革を側方に
も後方にも抱きかかえる。
【0037】第3たれ板26と、そして例えば皮革でで
きた第4たれ板27で構成される第2軟質要素部品は腰
革24の前方の領域において、脛骨領域4を覆うように
結合可能である。
【0038】開状態(図4)とすることができるととも
に、相互に重なり合わせて使用のための閉状態(図1及
び2)とすることもできる前記第3ならびに第4のたれ
板は、かくして、脛骨領域4におけると同様に脛骨に対
して軟質保持をなすことを可能とする。
【0039】具合のよいことに、第3つまみ革28と第
4つまみ革29とが第4たれ板27のところで突出し、
適当なレバーアーム20が、第2たれ板16に関して説
明したやり方と同様にして設定された適当な座の中で前
記つまみ革の端に連結される;前記レバーアーム20の
ピボット22は、腰革24かあるいは第3たれ板26の
ところで連結される適当なラック23と連結される。第
3及び第4たれ板を開放自在に閉状態に固定するための
手段もこのように構成される。
【0040】有利なことに、腰革24は、後方領域にお
いて、そして特に、上方腰革9上に形成されたへこみ1
2のところで、開口部30を有し、この開口部は同一の
形状をもっている。
【0041】やはり好ましく皮革でできた挿入物31で
構成される第3の軟質要素部品は前記開口部30におい
て連結される。
【0042】スキー靴1は、更に、強化用要素部品を有
し、この部品は、例えば一対の棒32で構成され、この
棒は底革6のところで挿入され、好ましくは複合材料か
ら成り、そのため、中足領域3ならびに脛骨領域4の上
に形成された開口部5の存在により、甲革2が弱められ
るのを補償する上で好適となっている。
【0043】選択的に言って、図7に示すように、前記
強化要素部品は一枚の板35で構成可能であり、この板
は甲革2の底革6と靴のかかと36ならびにつま先37
の間に介在させることができる。
【0044】底革とは遊離している要素部品で作られる
前記かかとと前記つま先とは公知のやり方で、板35を
保持して、前記底革に連結される。
【0045】ここで分ることは、本発明は意図したねら
い、ならびに諸目的を達成しているということであり、
提供されたスキー靴は、異る剛性をもった領域をもつこ
とにより、足に対する最適な密接装着性と、脚からスキ
ーへの作用力の最適な伝達との双方を達成している。
【0046】従って、軟質要素部品が存在することが、
スキーヤーの脚の脛骨ならびにふくらはぎの最適保持と
同様に、上方中足領域の最適な抱きかかえを許す一方、
強化用要素部品は足の最適な側面保持と、前記足からス
キーへの作用力の最適伝達とを実施可能とする。
【0047】軟質要素部品を使用することは、前記軟質
要素部品上に設けられたつまみ革の中に挿入されたレバ
ーアームの存在と相まって、スキーヤーに痛みを与える
部分的な圧力領域を生ずることなしに最適な固定を達成
することを可能とする。
【0048】スキーヤーの足ならびに脚上に圧力を分布
させる内部装置がないので、迅速なしかも簡単な組みつ
けができるのであって、製造時間も低減する。
【0049】本発明に係るスキー靴は多くの改造ならび
に変更に対して受入れ可能であり、これらの改造ならび
に変更は全て、同一の発明概念の中にある。
【0050】かくして、例えば、図5に示す第2実施態
様では、スキー靴は、やはり剛性甲革102から成り、
この甲革は、上方中足領域103ならびに脛骨領域10
4において1つのたて方向開口部105をもち、この開
口部において、前もって説明した種類の帯部材114で
構成された第1軟質要素部品が連結される。
【0051】また、この場合は、甲革102は、へこみ
112が形成されている後方領域において上方腰革10
9を有する。
【0052】棒132のような強化用要素部品は、同様
に底革106のところで連結される。
【0053】前段にて説明した実施態様とは異って、腰
革124は本体133で構成され、この本体は、スキー
ヤーの脚を側面から、また後方から抱いており、しかも
例えば甲革102を構成する材料と同一の材料でできて
いる。
【0054】挿入物131を、ふくらはぎの後方領域に
形成された開口部130において連結すること、そして
軟質材料で作られた第3ならびに第4のたれ板126と
127とを前記本体133と連結することはやはり可能
である。
【0055】靴の側方の作用力を最適に伝達するため
に、強化要素部品が、腰革124の本体133と少くと
も側方で連結可能となっていて、前記強化要素部品は一
対の板134aと134bにより有利に構成されてお
り、これら板は本体133の側方領域に連結ししかも補
完形状をもっている。
【0056】具合のよいことに、本体133は腰革12
4から成り、一対の板134aと134bと共にくるぶ
し領域110において甲革102に関節結合される。
【0057】前記板は好ましくは複合材料で作る。
【0058】図6には別な解決法が示してあり、この解
決法では、腰革224がやはり本体233から成り、こ
の本体はスキーヤーの脚を後方ならびに側方で抱き、し
かもこの本体は、軟質材料でできた第3たれ板226な
らびに第4たれ板227と連結される。
【0059】強化要素部品234は本体233と連結さ
れ、前記本体を側方ならびに後方で抱きかかえる。
【0060】このスキー靴の個々の構成部品を構成する
材料ならびに寸法は、当然、特定の必要条件に従い最適
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】靴の側面図である。
【図2】靴の第2の側面斜視図である。
【図3】先行の各図の構成部品の拡大図である。
【図4】レバーアームの詳細図である。
【図5】靴の第2実施態様の構成部品の拡大図である。
【図6】本発明の更に別の態様における腰革の部分図で
ある。
【図7】本発明の更に別の態様におけるスキー靴の底革
の部分的断面による側面斜視図である。
【符号の説明】
1 スキー靴 2,102 甲革 3 ,103 上方中足領域 4,104 脛骨領域 5,30,105,130 たて方向開口部 6,106 底革 7,37 つま先部 8,36 かかと部 9.109 上方腰革 10,110 くるぶし領域 11 ふくらはぎ領域 12,112 へこみ 13 靴内部 14,114 帯部材 15 たれ板 16 第2たれ板 17 周縁 18 第1つまみ革 19 第2つまみ革 20 レバーアーム 21 リベット 22 ピボット 23 ラック 24,124,224 腰革 25 小柱 26,126,226 第3たれ板 27,127,227 第4たれ板 28 第3つまみ革 29 第4つまみ革 31,131 挿入物 32,132 棒 35,134a,134b 板 234 強化要素部品
フロントページの続き (72)発明者 アドルフォ ポゼボン イタリア国、31036 サラ ディストラ ナ(プロバンス オブ トレビソ)、ビ ア エフ バラッカ 112 (56)参考文献 特開 昭53−137735(JP,A) 実開 昭47−7042(JP,U) 実公 昭50−20845(JP,Y1) 実公 昭46−17464(JP,Y1) 実公 昭57−45844(JP,Y2)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】剛性甲革(2;102)と該剛性甲革と連
    結される少なくとも一枚の腰革(24;124;22
    4)を備えるスキー靴であって該スキー靴は上部中足
    領域(3;103),くるぶし領域(10;110)
    脛骨領域(4;104)及びふくらはぎ領域(11)を
    有し、さらに、前記剛性甲革は前記くるぶし領域の上方
    に突出する上方腰革(9;109)を有し、また前記
    性甲革は堅い側面部を有し、甲革は、上方中足領域な
    らびに脛骨領域に延びるたて方向開口部(5;105)
    を有し、さらに、前記スキー靴は、前記堅い側面部より
    も剛性が低く、前記甲革に連結されるとともに、使用者
    が足を挿脱するための開状態とスキー靴を使用するため
    の閉状態をとることができ、前記たて方向開口部を覆う
    ために上方中足領域に配設された第1軟質帯部材(1
    4;114)を有し、前記腰革(24;124;22
    4)は2つの側面部を備え、さらに、前記第1軟質要素
    部品を解放自在に閉状態に固定するための手段(20,
    22,23)を備えたスキー靴において、 前記腰革の側面部よりも剛性が低く、使用者が足を挿脱
    するための開状態とスキー靴を使用するための閉状態を
    とることができる第2軟質帯部材(26,27;12
    6,127;226,227)を具備し、該第2軟質帯
    部材は前記腰革(24;124;224)に接続され、
    前記たて方向開口部を覆うために脛骨領域に配設されて
    おり、さらに、第2軟質帯部材を解放自在に閉状態に
    定するための手段(20,22,23)を備えたことを
    特徴とするスキー靴。
  2. 【請求項2】第1軟質帯部材は、前記たて方向開口部の
    ほぼ縦方向中央軸線において相互に重なり合う第1たれ
    板(15)と第2たれ板(16)とを備えていることを
    特徴とする請求項1に記載のスキー靴。
  3. 【請求項3】第2軟質帯部材は、脛骨領域で、前記たて
    方向開口部のほぼ縦方向中央軸線において相互に重なり
    合う第3たれ板(26)と第4たれ板(27)とを備え
    ていることを特徴とする請求項1または2に記載のスキ
    ー靴。
  4. 【請求項4】腰革は甲革と同一の材料で作られた本体を
    備え、本体に少なくとも一つの強化用要素部品が接続さ
    れていることを特徴とする請求項1,2または3に記載
    のスキー靴。
  5. 【請求項5】ふくらはぎ領域(11)において前記上方
    腰革上に1つのへこみ(12,112)が形成され、そ
    して前記上方腰革の縦方向延長を少なくとも部分的に生
    じて成り、前記腰革(24,124)は前記上方腰革に
    設けられたへこみ(12,112)に重なる一つの開口
    部(30)が設けられた後面部を備え、挿入物(31)
    で構成される第3軟質要素部品が腰革(24;124)
    に連結されると共に開口部(30)に配設されているこ
    とを特徴とする請求項1,2,3または4に記載のスキ
    ー靴。
  6. 【請求項6】前記第1軟質帯部材(14,114)は上
    方中足領域並びに下方脛骨領域に延びるように配設され
    ていることを特徴とする請求項1,2,3,4または5
    に記載のスキー靴。
  7. 【請求項7】前記解放自在の固定手段はスキー靴に連結
    されるラック(23)とレバーアーム(20)を備え、
    該レバーアームはラックに解放自在に係合するためのピ
    ボット(22)を備えており、前記レバーアームはつま
    み革(18,19,28,29)に設けられた座におい
    て前記軟質帯部材に連結され、前記ピボットは座の外に
    配設されていることを特徴とする請求項1乃至6の内の
    いずれか一に記載のスキー靴。
  8. 【請求項8】腰革(24,124,224)は前記甲革
    に関節連結されていることを特徴とする請求項1乃至7
    の内のいずれかの一に記載のスキー靴。
  9. 【請求項9】甲革の底を強化するための手段を備えてい
    る請求項1乃至8の内のいずれか一に記載のスキー靴。
  10. 【請求項10】強化手段が甲革の底に挿入される一対の
    棒(32,132)を備えている請求項9に記載のスキ
    ー靴。
  11. 【請求項11】強化手段は甲革の底革(6)と靴のかか
    と(36)並びにつま先(37)の間に介在させる板
    (35)を備えている請求項9に記載のスキー靴。
JP3318674A 1990-11-07 1991-11-07 スキー靴 Expired - Fee Related JP2632465B2 (ja)

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