JP2632091B2 - 自動二輪車用警告灯における取付構造 - Google Patents

自動二輪車用警告灯における取付構造

Info

Publication number
JP2632091B2
JP2632091B2 JP5346091A JP5346091A JP2632091B2 JP 2632091 B2 JP2632091 B2 JP 2632091B2 JP 5346091 A JP5346091 A JP 5346091A JP 5346091 A JP5346091 A JP 5346091A JP 2632091 B2 JP2632091 B2 JP 2632091B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting structure
base member
motorcycle
lamp
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5346091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04271981A (ja
Inventor
雅文 大石
東壱 上村
茂行 曽我
誠 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP5346091A priority Critical patent/JP2632091B2/ja
Publication of JPH04271981A publication Critical patent/JPH04271981A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2632091B2 publication Critical patent/JP2632091B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車に搭載し、
点滅又は連続点灯して使用する自動二輪車用警告灯にお
ける取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より交通警察の巡回用として「白バ
イ」と称される自動二輪車が使用されており、この種の
車両には緊急時に点滅又は連続点灯して使用する警告灯
が取り付けられており、一般に該警告灯は自動二輪車の
桿状のバンパーにパイプブラケット状の取付構造を構成
し、図6に示すように、灯具本体50の底面に固着した
受けブラケット51と押さえブラケット52間にバンパ
ー53を挟持してねじ54によって緊締固設した構造に
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記警告灯の
取付構造によれば、灯具本体50とバンパー53との間
に緩衝構造がないために自動二輪車側の震動が、直接灯
具の点灯用のバルブやリフレクタの回転駆動機構等に悪
影響を及ぼす問題を有するものであった。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、バンパーからの震動伝達を吸収し、灯具本体
を震動から保護し、長寿命化を図ることができる自動二
輪車用警告灯における取付構造を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動二輪車
用警告灯における取付構造は、バルブと該バルブの外周
にリフレクタを旋回自在に軸設し、これらをレンズグロ
ーブによって覆った灯具のベース部材の下面、該灯具
を車体側へ取り付けるために被取付部を挟持固定する受
けブラケットと押さえブラケットとを配置し、前記ベー
ス部材の下面と前記受けブラケットとの間に、複数の横
コンプレッションスプリングを水平方向に架設し、複数
の縦コンプレッションスプリングを鉛直方向に架設し、
前記受けブラケットを三次元方向に浮遊するように弾性
付勢したことを要旨とするものであり、該受けブラケッ
ト及び押さえブラケットは前記ベース部材の下面の略中
央部に設けることが望ましい。例えば、前記ベース部材
の下面において4個の横コンプレッションスプリングを
放射状に架設し、かつ、前記ベース部材下面と前記受け
ブラケットとの上下間に、4個の縦コンプレッションス
プリングを架設するという手段を講じたものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、車体側への被取付部に取り
付けるための受けブラケットと押さえブラケットとが灯
具のベース部材の下面に架設した横コンプレッションス
プリングと縦コンプレッションスプリングを介して取り
付けられており、三次元方向の緩衝構造を構成してい
る。従って、灯具本体に伝播する水平方向と縦方向との
両方の外部震動を吸収するようになり、灯具自体の震動
を抑制することができる。また、前記受けブラケットと
押さえブラケットとを自動二輪車のバンパー等に挟持す
るように取り付けて、警告灯を構成する回転灯等の灯具
の中心部(重心)にて支持するものであるため、灯具を
安定した状態で支持することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る自動二輪車用警告灯にお
ける取付構造の好ましい実施例を図面に従って説明す
る。
【0008】図1乃至図3は、本発明の第一の実施例を
示すものである。図1は底面に自動二輪車の桿状バンパ
ーaに固設するための本発明の取付構造を構成した自動
二輪車用警告灯であり、ベース部材1の底面に取付構造
2を構成したものである。このベース部材1の上面中央
に固設したバルブソケット3には、点灯用のバルブ4が
交換可能に取り付けてあり、該点灯バルブ4の外周には
旋回自在に軸設したリフレクタ5を枢設すると共に、上
記ベース部材1の上面に構成した回転駆動機構6によっ
て点灯用のバルブ4の周りを旋回駆動するようになって
いる。また、上記ベース部材1にはバルブ4等を覆うよ
うに透光性合成樹脂からなる釣鐘型のレンズグローブ7
を覆設し、気密的な灯室8を構成してある。
【0009】前記取付構造2は、図2及び図3に示すよ
うに、ベース部材1下面の四箇所に支持ブラケット9,
9…を突設すると共に、中央に半円断面状の凹溝からな
る嵌合溝11を形成した受けブラケット10の外縁に突
設した折曲縁12,12…間にそれぞれ水平方向に横コ
ンプレッションスプリング13,13…を引っ張り弾性
付勢してなるとともに、該受けブラケット10とベース
部材1に突設した突起14,14…間鉛直方向に縦コン
プレッションスプリング15,15…を架設してある。
この受けブラケット10は、後述する押さえブラケット
17と共に自動二輪車の桿状バンパーaをその嵌合溝1
1部分で挟持し得る取付用部材を構成するものである。
【0010】また、16,16…はカラー部が上記縦コ
ンプレッションスプリング15の端部に嵌挿するように
構成した螺子ポートであり、半円断面状の凹溝からなる
嵌合溝を形成した押さえブラケット17の透孔から挿入
した締結螺子18,18…をそれぞれ螺合し、図1に示
すように例えば自動二輪車のバンパーaの横桿部を挟持
して灯具を固設する。
【0011】そして上記横コンプレッションスプリング
13と縦コンプレッションスプリング15によって弾性
的に取付構造2を浮上支承した緩衝構造を構成してあ
る。
【0012】上記構成になる自動二輪車用警告灯におけ
る取付構造2は、自動二輪車のバンパーaやアクセサリ
ーブラケットに固設して使用するもので、回転駆動機構
6によってリフレクタ5を旋回させてバルブ5からの光
束を旋回し、いわゆるビーコンランプを構成するもので
ある。バンパーaに取り付けられた灯具は、受けブラケ
ット10と押さえブラケット17が横コンプレッション
スプリング13と縦コンプレッションスプリング15に
よって弾性的に浮遊支承されているため、これらのスプ
リングが三次元方向の震動を吸収し、ベース部材1に伝
播する震動を抑制して灯具本体の微震動を減少させるよ
うに作用する。
【0013】図4及び図5は、取付構造2の他の実施例
を示すものであり、前記第一の実施例と異なる構造につ
いて説明する。即ち本実施例は横コンプレッションスプ
リング13,13…のブラケットとの擦れ音を解消する
ものであり、前記実施例の支持ブラケット9に合成樹脂
カラー19をそれぞれボルト20によって固着すると共
に、受けブラケット10の折曲縁12に突設した突軸2
0に合成樹脂カラー21を外挿し、該両合成樹脂カラー
19,21間にそれぞれ横コンプレッションスプリング
13の各端部を外挿嵌着して弾性付勢してある。
【0014】上記構成により横コンプレッションスプリ
ング13とブラケット9,10間に合成樹脂カラー1
9,21を介在しているため、直接金属相互が摺擦する
ことがなく、従って使用中における摺擦音を解消するこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る自動二輪車用警告灯におけ
る取付構造は、以上のように構成したから、灯具下面に
おける取付構造に横コンプレッションスプリングと縦コ
ンプレッションスプリングとにより三次元方向の緩衝構
造を構成したことにより、灯具本体に伝播する外部震動
を吸収するようになり、回転灯等の灯具の寿命を長大に
する効果を奏するものであり、本発明実施後の効果は極
めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車用警告灯における取付
構造の第一の実施例を示す一部切欠した正面図である。
【図2】第一の実施例を示す底面図である。
【図3】第一の実施例における取付構造の分解斜視図で
ある。
【図4】本発明の他の実施例を示す取付構造部の一部切
欠した正面図である。
【図5】同要部の分解斜視図である。
【図6】従来の取付構造を示す自動二輪車用警告灯の一
部を切欠した正面図である。
【符号の説明】
1 ベース部材 4 点灯バルブ 5 リフレクタ 7 レンズグローブ 9 支持ブラケット 10 受けブラケット 12 折曲縁 13 横コンプレッションスプリング 15 縦コンプレッションスプリング 17 押さえブラケット 18 締結螺子 19,21 合成樹脂カラー 20 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 誠 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小 糸製作所静岡工場内 (56)参考文献 実開 昭54−178356(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブと該バルブの外周にリフレクタを
    旋回自在に軸設し、これらをレンズグローブによって覆
    った灯具のベース部材の下面、該灯具を車体側へ取り
    付けるために被取付部を挟持固定する受けブラケットと
    押さえブラケットとを配置し、 前記ベース部材の下面と前記受けブラケット との間に、
    複数の横コンプレッションスプリングを水平方向に架設
    し、複数の縦コンプレッションスプリングを鉛直方向に
    架設し、前記受けブラケットを三次元方向に浮遊するよ
    うに弾性付勢したことを特徴とする自動二輪車用警告灯
    における取付構造。
  2. 【請求項2】 前記受けブラケット及び押さえブラケッ
    を前記ベース部材の下面の略中央部に設けたことを特
    徴とする請求項1の自動二輪車用警告灯における取付構
    造。
  3. 【請求項3】 前記ベース部材の下面において4個の横
    コンプレッションスプリングを放射状に架設し、 かつ、前記ベース部材下面と前記受けブラケットとの上
    下間に、4個の縦コンプレッションスプリングを架設し
    たことを特徴とする請求項1又は2の自動二輪車用警告
    灯における取付構造。
JP5346091A 1991-02-25 1991-02-25 自動二輪車用警告灯における取付構造 Expired - Lifetime JP2632091B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5346091A JP2632091B2 (ja) 1991-02-25 1991-02-25 自動二輪車用警告灯における取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5346091A JP2632091B2 (ja) 1991-02-25 1991-02-25 自動二輪車用警告灯における取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04271981A JPH04271981A (ja) 1992-09-28
JP2632091B2 true JP2632091B2 (ja) 1997-07-16

Family

ID=12943472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5346091A Expired - Lifetime JP2632091B2 (ja) 1991-02-25 1991-02-25 自動二輪車用警告灯における取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2632091B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100538148B1 (ko) * 2002-11-16 2005-12-22 김재영 완충수단이 구비된 조명장치

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54178356U (ja) * 1978-06-06 1979-12-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04271981A (ja) 1992-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002197918A (ja) 車両用ランプ・アセンブリ
US2724770A (en) Resilient headlight mounting
WO2009076902A1 (zh) 具进一步减震功能的汽车灯
JP2632091B2 (ja) 自動二輪車用警告灯における取付構造
JP3288871B2 (ja) 車輌用前照灯
JP2007149536A (ja) 車両用灯火装置
KR100536566B1 (ko) 완충기능을 갖는 조명기구
CN115140191A (zh) 一种挡泥板支架及车辆
WO2004065846A1 (fr) Lampe pour vehicule comportant un amortisseur de choc
CN209744271U (zh) 一种led远近光可切换模组
JP3969624B2 (ja) プロジェクタ型車両用灯具
CN215489255U (zh) 一种防水反射型自行车灯罩
JP7435538B2 (ja) 車載装置
JP2573481Y2 (ja) 車両用ランプ
CN215216062U (zh) 一种具有减震功能的工程车前大灯
JPH0896605A (ja) 車輌用前照灯
CN115388381A (zh) 高防护和缓冲性能的汽车车灯
CN217684755U (zh) 挡板结构及前照灯结构
KR200497190Y1 (ko) 차량용 램프의 제습 장치
KR890004388Y1 (ko) 전구의 내충격 구조를 갖는 차량용 전등
JP2015011798A (ja) 回転灯ユニット及び車載用警告灯
US20030058648A1 (en) Vehicular lamp
SU1155480A1 (ru) Фонарь транспортного средства
JP4304177B2 (ja) 照明器具
JPH0728070Y2 (ja) 自動二輪車の照明器具取付け構造