JP4304177B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP4304177B2
JP4304177B2 JP2005262028A JP2005262028A JP4304177B2 JP 4304177 B2 JP4304177 B2 JP 4304177B2 JP 2005262028 A JP2005262028 A JP 2005262028A JP 2005262028 A JP2005262028 A JP 2005262028A JP 4304177 B2 JP4304177 B2 JP 4304177B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
socket holder
fitting
peripheral surface
lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005262028A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006269401A (ja
Inventor
英煥 金
Original Assignee
英煥 金
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR20-2005-0017051U external-priority patent/KR200394239Y1/ko
Application filed by 英煥 金 filed Critical 英煥 金
Publication of JP2006269401A publication Critical patent/JP2006269401A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4304177B2 publication Critical patent/JP4304177B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、耐振動用ソケット体を備える照明器具に関するもので、さらに詳細には、ランプの口金部を弾性的に支持する耐振動用ソケット体を備える照明器具に関するものである。
各種工場施設の産業用照明や、高速道路、街路等の道路用照明に用いる照明器具は、支柱等に取り付けた灯具本体内のソケットに口金部を嵌め込んで、そのソケットに保持されたランプに、機械の作動や車の走行などによって生ずる振動が伝わって、該ランプが振動したり、あるいは灯具本体が地震や強風の影響で大きく揺れ動いてランプが振れるなどして、そのランプが破損するおそれがある。
このため、従来は、灯具本体内部の周側面の一つの面にはランプ保持用のソケットを備え、前記周側面と逆側の周側面には前記ソケットと中心軸を同軸になるように取付けられた伸縮可能なランプ支持機構、又はソケットに対して着脱可能なランプ支持機構を備えたものが提案されている。(特許文献1参照)
特開平6−181004号公報
前記従来の技術によれば、ランプの先端部を伸縮可能なランプ支持機構(コイルスプリング)によって支持することにより、外部からの振動等によるランプの振れを抑制してランプの破損を防止することができるものである。
しかし、かかる従来のものにおいては、ランプの口金部に嵌め込まれるソケットが、灯具本体に対して弾性的に支持されていないため、即ち、ソケットの振動を吸収緩和することができないため、外部からの振動等によるランプの振れを抑制するために十分な緩衝効果が得られないものであった。
そこで本発明は、このような従来技術の問題点を解決すべく提案されたものであり、その主な目的は、ランプの口金部を耐振動用ソケット体によって支持することにより、外部からの振動等によるランプの振れを抑制して、ランプの破損を防止することができる照明器具を提供することにある。
このような本発明の目的は請求項1に記載の照明器具によって達成され、本発明による照明器具は、
灯具本体と、前記灯具本体内に固設される耐振動用ソケット体とを備え、
前記耐振動用ソケット体が、ソケットホルダーと、このソケットホルダー内に保持されるソケットと、前記ソケットホルダーと前記ソケットとの間に介在される緩衝部材とから成り、
前記ソケットホルダーが、ランプの挿通側の一端に、内側に向かって形成されたフランジを有するソケットホルダー本体と、前記ソケットホルダー本体の他端を閉塞し、開口部に外側に向かって形成されたフランジを有する蓋体とを備え、
前記緩衝部材が、ソケットホルダー本体の一端側の内周面とソケットの開口端側の外周面との間に介在して、中央にランプが挿通する挿通孔と、下面に前記挿通孔の孔縁に沿って凹設されて、前記ソケットの開口端を嵌合するための嵌合溝とを有する上方緩衝部材と、ソケットホルダー本体の下端側の内周面とソケットの底部側の外周面との間に介在し、上面に前記ソケットの底部を嵌合するための嵌合凹部を有した下方緩衝部材とから成ること
を特徴としている。
このような構成によれば、ランプの口金部を耐振動用ソケット体によって支持することにより、外部からの振動等によるランプの振れを抑制し得て、ランプの破損を防止することができる。
また、請求項1に記載の構成によれば、ソケットはソケットホルダー本体内に上方と下方緩衝部材によって弾性的に保持されているので、外部からの振動等によってソケットがソケットホルダー本体に対して上方及び下左右に振れろうとした場合に、この振れが上方及び下方緩衝部材の弾性効力により吸収され、それによってランプへの振動伝達を少なくすることができる。つまり、ランプの振動を抑制することができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1に記載の照明器具に関連して、前記ソケットホルダー本体の内壁に、このソケットホルダー本体の長手方向の全長に亙って突設される嵌合突起が当該ソケットホルダー本体の内周面に沿って複数形成され、前記上方緩衝部材の外周面に、前記ソケットホルダー本体の複数の嵌合突起を各々嵌合するための複数の切欠部が形成され、前記下方緩衝部材の外周面に、前記ソケットホルダー本体の複数の嵌合突起を各々嵌合するための複数の切欠部が形成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、上方及び下方緩衝部材はソケットホルダー本体内に、嵌合突起と切欠部との嵌合によって回転不能に保持されているので、外部からの振動等によってソケットを保持する上方及び下方緩衝部材が、ソケットホルダー本体に対して周回方向に回転しようとした場合に、この回転が嵌合突起と切欠部との嵌合により阻止され、これによりランプへの振動伝達をより少なくすることができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1に記載の照明器具に関連して、前記ソケットホルダー本体の内壁に、このソケットホルダー本体の長手方向の全長に亙って突設される嵌合突起が当該ソケットホルダー本体の内周面に沿って複数形成され、前記上方緩衝部材の外周面に、前記ソケットホルダー本体の嵌合突起を嵌合するために隙間あけて配置した多数の外側弾性突起が突設され、前記下方緩衝部材の外周面に、前記ソケットホルダー本体の嵌合突起を嵌合するために隙間をあけて配置した多数の外側弾性突起が突設されていることを特徴としている。
このような構成によれば、上方及び下方緩衝部材はソケットホルダー本体内に隣接する外側弾性突起の隙間に、嵌合突起が嵌合することによって回転不能に保持されているので、外部からの振動等によってソケットを保持する上方及び下方緩衝部材がソケットホルダー本体に対して周方向に回転しようとした場合に、この回転は隣接する外側弾性突起の隙間に嵌合突起が嵌合することによって阻止され、これによりランプへの振動伝達をより少なくすることができる。さらに、ソケットホルダー本体の内周面と上方及び下方緩衝部材の外周面との間を外側弾性突起によって振動伝達性の低い点接触状態とすることができるので、ランプへの振動伝達をより一層少なくすることができる。且つ、ソケットホルダー本体と上方及び下方緩衝部材との組立てが容易になる。
また、請求項記載の発明は、請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の照明器具に関連して、前記上方緩衝部材の嵌合溝の内周面に、多数の内側弾性突起が突設され、前記下方緩衝部材の嵌合凹部の内周面に、多数の内側弾性突起が突設されていることを特徴としている。
このような構成によれば、上方緩衝部材の嵌合溝の内周面とソケットの開口端側外周面との間、並びに下方緩衝部材の嵌合凹部の内周面とソケットの底部側外周面との間を、内側弾性突起によって振動伝達の低い点接触状態とすることができるので、ランプへの振動伝達をより一層少なくすることができる。
また、請求項記載の発明は、請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の照明器具に関連して、前記上方緩衝部材に、この上方緩衝部材の厚さ方向(軸線方向と平行)に貫通する緩衝孔が当該上方緩衝部材の周回方向に沿って多数形成され、前記下方緩衝部材に、この下方緩衝部材の厚さ方向に貫通する緩衝孔が当該下方緩衝部材の周回方向に沿って多数形成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、上方及び下方緩衝部材に緩衝孔を形成することによって振動伝達をより低い状態とすることができるので、ランプへの振動伝達をより一層少なくすることができる。
また、請求項記載の発明は、請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の照明器具に関連して、前記上方緩衝部材の上面に、前記ランプのネック部を保持するランプ保持部が当該上方緩衝部材の挿通孔の孔縁に沿って立設されていることを特徴としている。
このような構成によれば、ランプは、そのネック部が上方緩衝部材のランプ保持部によっても弾性的に保持されているので、外部からの振動等によってランプがソケットに対して上方及び下左右に振れ回ろうとした場合に、この振れが上方緩衝部材のランプ保持部の弾性力により吸収され、これによりランプの振動をより一層抑制することができる。
本発明の耐振動用ソケット体を備える照明器具に関して、ソケットホルダー内に緩衝部材を介してソケットが保持され、該ソケットに前記ソケットホルダーの一端から挿入されるランプの口金部が保持されていることにより、外部からの振動等をランプに伝達させ難くすることができ、よってランプの振動を効果的に抑制し得て、ランプの破損を防止することができる。
以下、この発明の好適な一実施の形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る照明器具の要部を断面で示した側面図である。図2は、前記照明器具の耐振動用ソケット体の構成を示した分解斜視図である。図3は、図1のA−A線による前記耐振動用ソケット体の横断面図である。図4は、前記耐振動用ソケット体の上方緩衝部材を示す斜視図である。
この実施例による照明器具の形態は、灯具本体1と、この灯具本体1内に固設される耐振動用ソケット体2とに大別して構成されている。
灯具本体1は、図1に示すように、ほぼ有底筒状をなし、開口端に脱着自在に取り付けられた反射鏡1aを備える通常のものであって、内部には、ランプ3の口金部3aを嵌め込んで当該ランプ3を保持すると同時に、電源に接続する耐振動用ソケット体2が設置されている。
耐振動用ソケット体2は、図2に示すように、ソケットホルダー本体10Aと蓋体10Bとからなるソケットホルダー10と、前記ソケットホルダー本体10A内に保持されるソケット20と、前記ソケットホルダー本体10Aと前記ソケット20との間に介在される上方緩衝部材30Aと下方緩衝部材30Bとからなる緩衝部材30とで構成されている。
ソケットホルダー本体10Aは、図1乃至図3に示すように、円筒状をなし、ランプ3の挿通側の一端に、このソケットホルダー本体10A内に挿入された後述する上方緩衝部材30Aが上方に外れないようにするためのフランジ11が、内方に向かって形成されている。
また、ソケットホルダー本体10Aの内壁には、このソケットホルダー本体10Aの長手方向の全長にわたって突設される嵌合突起12が当該ソケットホルダー本体10Aの内周面に沿って所定の間隔で複数(この実施の形態では4個)形成されており、これらの嵌合突起12の下端には、蓋体10Bを結合するためにボルトBなどの締結手段を取り付ける締結孔12aが各々形成されている。
蓋体10Bは、図1及び図2に示すように、前記ソケットホルダー本体10Aの他端を閉塞するものであって、ほぼ逆円錐台状をなし、開口端に、前記ソケットホルダー本体10A内に挿入された後述する下方緩衝部材30Bが下方に外れないようにするためのフランジ13が外方に向かって形成されている。
また、このフランジ13には、前記の複数の嵌合突起12の締結孔12aに各々対応する位置に、ボルトBなどの締結手段が挿通する挿通孔13aが形成されており、これらの挿通孔13aを介して前記ボルトBなどの締結手段を前記締結孔12aに各々取り付けることにより、前記ソケットホルダー本体10Aと蓋体10Bとが結合される。
さらに、蓋体10Bの底部14のほぼ中央には、電源供給用の配線コードが貫通する貫通孔14aが形成されている。また、符号14bは、蓋体10Bを灯具本体1の底部に固設するための締結孔を示す。
ソケット20は、図1乃至図3に示すように、前記ソケットホルダー本体10A内に後述する上方及び下方緩衝部材30A、30Bを介して保持されるものであって、有底筒状をなし、底部21に電源供給用の配線コードが貫通する1対の貫通孔21aが形成されている。
またソケット20内には図示しないが、配線コードが接続される接続端子が電気的に配置されている。
上方緩衝部材30Aは、図1、図2及び図4に示すように、前記ソケットホルダー本体10Aの一端側の内周面と前記ソケット20の開口端側の外周面との間に介在されるものであって、ゴム等の弾性を有する材料でほぼ環形の板状に形成され、中央にランプ3が挿通する挿通孔31と、下面に前記ソケット20の開口端を嵌合するため、前記挿通孔31の孔縁に沿って凹設された環状の嵌合溝32と、上面にランプ3のネック部を保持するため、前記挿通孔31の孔縁に沿って立設された円筒状のランプ保持部33とを有している。
また、上方緩衝部材30Aの外周面には、前記ソケットホルダー本体10Aの複数の嵌合突起12を各々嵌合するために複数(この実施の形態では4個)の切欠部34が所定の間隔で形成されている。
さらに、上方緩衝部材30Aには、この上方緩衝部材30Aの厚さ方向に貫通する緩衝孔35が、当該上方緩衝部材30Aの周回方向に沿って所定の間隙をあけて多数形成されている。
そして、前記上方緩衝部材30Aの緩衝孔35の形状は、図2及び図4に示した形状(円形と長円形が順に配列された形状)に限らず、例えば、図5(a)〜(f)に示すような各種形状に形成しても良い。
また、上方緩衝部材30Aには、図5(g)に示すように、緩衝孔35の代わりに環状の緩衝溝35’を形成しても良く、図5(h)に示すように、緩衝孔35と緩衝溝35’を一緒に形成しても良い。
下方緩衝部材30Bは、図1乃至図3に示すように、前記ソケットホルダー本体10Aの他端側の内周面と前記ソケット20の底部側の外周面との間に介在されるものであって、ゴム等の弾性を有する材料でほぼ円板状に形成され、上面にソケット20の底部21が嵌合される嵌合凹部36を有している。そして、この嵌合凹部36の底部には、電源供給用の配線コードが貫通する1対の貫通孔36aが形成されている。
また、下方緩衝部材30Bの外周面には、前記ソケットホルダー本体10Aの複数の嵌合突起12を各々嵌合するための複数(この実施の形態では4個)の切欠部37が所定の間隔をあけて形成されている。
さらに、下方緩衝部材30Bには、この下方緩衝部材30Bの厚さ方向に貫通する緩衝孔38が当該下方緩衝部材30Bの周方向に沿って、所定の間隙をあけて多数形成されている。
そして、前記下方緩衝部材30Bの緩衝孔38の形状は、図2及び図3に示した形状(円形と長円形が順に配列された形状)に限られず、例えば、図示しないが、前記上方緩衝部材30Aと同様に、各種形状に形成しても良い。また、下方緩衝部材30Bにも、図示しないが、前記上方緩衝部材30Aと同様に、緩衝孔38の代わりに環状の緩衝溝を、或いは緩衝孔38と緩衝溝を一緒に形成しても良い。
このように構成された各構成部材が、図1に示すように、組み立てられて使用される。以下に各構成部材の組み立て過程について説明する。
先ず、ソケットホルダー本体10A内に、このソケットホルダー本体10Aの複数の嵌合突起12を上方緩衝部材30Aの複数の切欠部34に各々嵌合した状態で、上方緩衝部材30Aを挿入する。
次に、ソケットホルダー本体10A内に、前記上方緩衝部材30Aの嵌合溝32にソケット20の開口端が嵌合されるように施しながらソケット20を挿入する。
続いて、ソケットホルダー本体10A内に、このソケットホルダー本体10Aの複数の嵌合突起12を下方緩衝部材30Bの複数の切欠部37に各々嵌合した状態で、前記ソケット20の底部21が下方緩衝部材30Bの嵌合凹部36に嵌合されるように施しながら、下方緩衝部材30Bを挿入する。
更に、ソケットホルダー本体10Aの他端を、ボルトBなどの締結手段によって蓋体10Bを取り付けることにより、耐振動用ソケット体2が組み立てられる。
最後に、このように組立てられた耐振動用ソケット体2をボルトBなどの締結手段によって灯具本体1の底部に固設することにより、本発明の照明器具の組立てが完了する。
そして、このように組み立てられた本発明の耐振動用ソケット体2を備えた照明器具は、ソケットホルダー本体10Aの一端からランプ3を挿入して、上方及び下方緩衝部材30A、30Bにより保持されているソケット20にランプ3の口金部3aを嵌め込むことにより、ランプ3が保持される。
このような構成により、ソケット20はソケットホルダー本体10A内に上方及び下方緩衝部材30A、30Bによって弾性的に保持されているので、外部からの振動等によってソケット20がソケットホルダー本体10Aに対して上方及び下左右に振れろうとした場合でも、この振れが上方及び下方緩衝部材30A、30Bの弾性力により吸収され、それによりランプ3への振動伝達をより少なくすることができる。つまり、ランプ3の振動を抑制することができる。
さらに、ランプ3は、そのネック部が上方緩衝部材30Aのランプ保持部33によっても弾性的に保持されているので、外部からの振動等によってランプ3がソケット20に対して上方及び下左右に振れ回ろうとした場合でも、この振れが上方緩衝部材30Aのランプ保持部33の弾性力により吸収され、それによりランプ3の振動をより一層抑制することができる。
このような作用によって、灯具本体1からソケット20への外部振動に対して充分な緩衝力を持たせることができ、また、ランプ3がソケット20に対して上方及び下左右に振れ回ろうとした場合でも、この振動を抑制することができるので、ランプ3の破損を防止することが可能となる。
前記した実施の形態では、上方緩衝部材30Aの外周面に、ソケットホルダー本体10Aの複数の嵌合突起12を各々嵌合するために複数の切欠部34を形成する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図6に示すように、上方緩衝部材30A’の外周面に、ソケットホルダー本体10Aの嵌合突起12を嵌合するために隙間をあけて配置した半円形(若しくは、三角形等)の多数の外側弾性突起39aを突設する構成としても良い。この場合、上方緩衝部材30A’の嵌合溝32の内周面に、ソケット20の開口端側の外周面に点接触する半円形(若しくは、三角形等)の多数の内側弾性突起39bを突設することが望ましい。
このような構成によると、上方緩衝部材30A’は、前記の上方緩衝部材30Aとほぼ同様に、ソケットホルダー本体10A内に嵌合突起12を、隣接する外側弾性突起39a、39aの隙間に嵌合することによって回転不能に保持されているので、外部からの振動等によってソケット20を保持する上方緩衝部材30A’がソケットホルダー本体10Aに対して周方向に回転しようとした場合に、この回転が前記の嵌合により阻止され、これによりランプ3への振動伝達をより少なくすることができる。さらに、ソケットホルダー本体10Aの内周面と上方緩衝部材30A’の外周面との間を、外側弾性突起39aによって振動伝達の低い点接触状態とすることができるので、ランプ3への振動伝達をより一層少なくすることができる。また更に、ソケットホルダー本体10Aと上方緩衝部材30A’との組立てが容易になる。
さらには、上方緩衝部材30A’の嵌合溝32の内周面とソケット20の開口端側外周面との間を、内側弾性突起39bによって振動伝達の低い点接触状態とすることができるので、ランプ3への振動伝達をより一層少なくすることができる。
また、前記した実施の形態では、下方緩衝部材30Bの外周面に、ソケットホルダー本体10Aの複数の嵌合突起12を各々嵌合するために複数の切欠部37を形成する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、下方緩衝部材30B’の外周面に、ソケットホルダー本体10Aの嵌合突起12を嵌合するために隙間をあけて配置した三角形(若しくは、半円形等)の多数の外側弾性突起39aを突設する構成としても良い。この場合、下方緩衝部材30B’の嵌合凹部36の内周面に、ソケット20の底部側の外周面に点接触する三角形(若しくは、半円形等)の多数の内側弾性突起39bを突設することが望ましい。
このような構成により、下方緩衝部材30B’は、前記の下方緩衝部材30Bとほぼ同様に、ソケットホルダー本体10A内に嵌合突起12を、隣接する外側弾性突起39a、39aの隙間に嵌合することによって回転不能に保持されているので、外部からの振動等によってソケット20を保持する下方緩衝部材30B’がソケットホルダー本体10Aに対して周方向に回転しようとした場合でも、この回転が前記の嵌合により阻止され、これによりランプ3への振動伝達をより少なくすることができる。さらに、ソケットホルダー本体10Aの内周面と下方緩衝部材30B’の外周面との間を、外側弾性突起39aによって振動伝達の低い点接触状態とすることができるので、ランプ3への振動伝達をより一層少なくすることができる。加えて、ソケットホルダー本体10Aと下方緩衝部材30B’との組立てが容易になる。
さらには、下方緩衝部材30B’の嵌合凹部36の内周面とソケット20の底部側外周面との間を内側弾性突起39bによって振動伝達の低い点接触状態とすることができるので、ランプ3への振動伝達をより一層少なくすることができる。
なお、上方及び下方緩衝部材30A、30Bが、前記した実施の形態のものに限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することが可能である。
また前記した実施の形態では、緩衝部材30が、上方緩衝部材30Aと下方緩衝部材30Bとからなる構成としたが、これに限られず、単一又は三つ以上の緩衝部材からなるように構成しても良い。
また、前記した実施の形態では、灯具本体1内に耐振動用ソケット体2を固設する構成としたが、ソケットホルダー本体10Aを灯具本体1として使用しても良い。即ち、ソケットホルダー本体10Aのフランジ11に脱着自在に取り付けられた反射鏡1aを備える構成としても良い。
本発明の一実施の形態に係る照明器具の要部を断面で示した側面図。 前記照明器具の耐振動用ソケット体の構成を示す分解斜視図。 図1のA−A線による前記耐振動用ソケット体の横断面図。 前記耐振動用ソケット体の上方緩衝部材を示す斜視図。 前記上方緩衝部材の変形例を示す平面図。 前記上方緩衝部材の他の変形例を示す底面図。 前記下方緩衝部材の変形例を示す平面図。
符号の説明
1 灯具本体
2 耐振動用ソケット体
3 ランプ
10 ソケットホルダー
10A ソケットホルダー本体
10B 蓋体
12 嵌合突起
20 ソケット
30 緩衝部材
30A 上方緩衝部材
30B 下方緩衝部材
31 挿通孔
32 嵌合溝
33 ランプ保持部
34 切欠部
35 緩衝孔
36 嵌合凹部
37 切欠部
38 緩衝孔
39a 外側弾性突起
39b 内側弾性突起

Claims (6)

  1. 灯具本体と、前記灯具本体内に固設される耐振動用ソケット体とを備え、
    前記耐振動用ソケット体が、ソケットホルダーと、このソケットホルダー内に保持されるソケットと、前記ソケットホルダーと前記ソケットとの間に介在される緩衝部材とから成り、
    前記ソケットホルダーが、ランプの挿通側の一端に、内側に向かって形成されたフランジを有するソケットホルダー本体と、前記ソケットホルダー本体の他端を閉塞し、開口部に外側に向かって形成されたフランジを有する蓋体とを備え、
    前記緩衝部材が、ソケットホルダー本体の一端側の内周面とソケットの開口端側の外周面との間に介在して、中央にランプが挿通する挿通孔と、下面に前記挿通孔の孔縁に沿って凹設されて、前記ソケットの開口端を嵌合するための嵌合溝とを有する上方緩衝部材と、ソケットホルダー本体の下端側の内周面とソケットの底部側の外周面との間に介在し、上面に前記ソケットの底部を嵌合するための嵌合凹部を有した下方緩衝部材とから成ること
    を特徴とする照明器具。
  2. 前記ソケットホルダー本体の内壁に、このソケットホルダー本体の長手方向の全長にわたって突設される嵌合突起が、当該ソケットホルダー本体の内周面に沿って複数形成され、
    前記上方緩衝部材の外周面に、前記ソケットホルダー本体の複数の嵌合突起を各々嵌合するための複数の切欠部が形成され、
    前記下方緩衝部材の外周面に、前記ソケットホルダー本体の複数の嵌合突起を各々嵌合するための複数の切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記ソケットホルダー本体の内壁に、このソケットホルダー本体の長手方向の全長にわたって突設される嵌合突起が、当該ソケットホルダー本体の内周面に沿って複数形成され、
    前記上方緩衝部材の外周面に、前記ソケットホルダー本体の嵌合突起を嵌合するために隙間をあけて配置した多数の外側弾性突起が突設され、
    前記下方緩衝部材の外周面に、前記ソケットホルダー本体の嵌合突起を嵌合するために隙間をあけて配置した多数の外側弾性突起が突設されていることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  4. 前記上方緩衝部材の嵌合溝の内周面に、多数の内側弾性突起が突設され、
    前記下方緩衝部材の嵌合凹部の内周面に、多数の内側弾性突起が突設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の照明器具。
  5. 前記上方緩衝部材に、前記上方緩衝部材の厚さ方向に貫通する緩衝孔が当該上方緩衝部材の周方向に沿って多数形成され、
    前記下方緩衝部材に、この下方緩衝部材の厚さ方向に貫通する緩衝孔が当該下方緩衝部材の周方向に沿って多数形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の照明器具。
  6. 前記上方緩衝部材の上面に、前記ランプのネック部を保持するランプ保持部が当該上方緩衝部材の挿通孔の孔縁に沿って立設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の照明器具。
JP2005262028A 2005-03-21 2005-09-09 照明器具 Expired - Fee Related JP4304177B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20050023278 2005-03-21
KR20-2005-0017051U KR200394239Y1 (ko) 2005-06-14 2005-06-14 등기구용 진동방지형 소켓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006269401A JP2006269401A (ja) 2006-10-05
JP4304177B2 true JP4304177B2 (ja) 2009-07-29

Family

ID=37205113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005262028A Expired - Fee Related JP4304177B2 (ja) 2005-03-21 2005-09-09 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4304177B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100982945B1 (ko) 2009-02-17 2010-09-17 한국단자공업 주식회사 벌브 홀더

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006269401A (ja) 2006-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7889491B2 (en) Shockproofing module and assembly of the shockproofing module and an electronic device carrier case
WO2016103931A1 (ja) スピーカー装置
KR100536566B1 (ko) 완충기능을 갖는 조명기구
JP4304177B2 (ja) 照明器具
JP2006351654A (ja) リアクトル装置
JP6583834B2 (ja) オーディオ機器用防振装置および防振装置を備えたオーディオラック
JP2008182452A (ja) スピーカシステム
CN207555516U (zh) 一种防震高亮度投光灯
CN101852398B (zh) 一种灯具减振器
KR100881785B1 (ko) 조명등용 방진소켓
CN103851563B (zh) 光源减震安装结构及使用该光源减震安装结构的助航灯
KR20120128491A (ko) 등기구의 소켓 지지장치
CN101660723A (zh) 具有减振装置的投射灯
KR100954272B1 (ko) 조명램프 지지장치
JP2010003565A (ja) 報知装置の取付構造
KR20100001958U (ko) 천정 매입등의 부착구조
CN104421872A (zh) 一种锁紧装置及具有该锁紧装置的灯具
JP6432823B2 (ja) 照明器具
JP2009281513A (ja) 緩衝構造及びこれを備える表示装置
CN103672751B (zh) 防振灯具
CN104515030A (zh) 减震灯座及具有该减震灯座的灯具
CN104421853B (zh) 减振结构及灯具
KR100535532B1 (ko) 스텝램프 장착구조
KR20140037453A (ko) 완충 기능을 갖는 조명램프
KR200447640Y1 (ko) 조명램프 지지장치

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080430

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080806

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090115

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090401

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4304177

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130501

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140501

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees