JP2631322B2 - 板端測定装置 - Google Patents

板端測定装置

Info

Publication number
JP2631322B2
JP2631322B2 JP1303558A JP30355889A JP2631322B2 JP 2631322 B2 JP2631322 B2 JP 2631322B2 JP 1303558 A JP1303558 A JP 1303558A JP 30355889 A JP30355889 A JP 30355889A JP 2631322 B2 JP2631322 B2 JP 2631322B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
measuring
measuring device
laser
plate edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1303558A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03163302A (ja
Inventor
昭宣 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SERUTETSUKU SHISUTEMUZU KK
Original Assignee
SERUTETSUKU SHISUTEMUZU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SERUTETSUKU SHISUTEMUZU KK filed Critical SERUTETSUKU SHISUTEMUZU KK
Priority to JP1303558A priority Critical patent/JP2631322B2/ja
Publication of JPH03163302A publication Critical patent/JPH03163302A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2631322B2 publication Critical patent/JP2631322B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鋼板等の板の長さを測定するのに適した板
端測定装置に関する。
〔従来の技術〕 板の一例である鋼板を所定長で切断する場合には、所
定位置にシャーリング装置を配置すると共に、その前後
にテーブルロールを配置して鋼板を載せ、該鋼板の上部
に載せたメジャリングロールを作動させながら、テーブ
ルロールを回して位置合わせを行い、前記シャーリング
装置を作動させて鋼板を切断することが行われていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、前記装置においてはメジャリングロールの
スリップ、及びロール径の変化等の要因で測定精度が悪
く、結果として切断した長さがバラツクという問題点が
あった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、
測定精度が良い板端測定装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕 前記目的に沿う本発明に係る板端測定装置は、板の端
部の位置を測定するための装置であって、測定部の近傍
に配置され基準軸から該測定部までの距離を測定するレ
ーザー距離計と、該レーザー距離計を前記基準軸または
基準軸に平行な軸を中心にして測定長さ方向にスキャニ
ングするスキャニング機構と、前記レーザー距離計から
の距離信号及び該レーザー距離計のスキャニング角を入
力とし前記板の端部を測定する信号処理手段とを有して
構成されている。
〔作用〕
本発明に係る板端測定装置においては、測定部の近傍
にレーザー距離計を配置し、該レーザー距離計をスキャ
ニングさせて基準軸(または基準軸に平行な軸)から板
端を含む板端近傍までの距離を測定しているので、スキ
ャニング角とレーザー距離計との距離出力との関係は、
例えば、板端が鋭く直角となって、板の表面部を測って
いる場合には略直線状となり、板の端部から急激に変化
するので、この時の距離とスキャニング角とを検出する
ことによって板の端部の位置を測定することができる。
〔実施例〕
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化
した実施例につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、第1図は本発明の一実施例に係る板端測定装
置の概略構成を示す側面図、第2図は該板端測定装置を
構成するレーザー距離計の概略断面図、第3図は該板端
測定装置の測定方法を示すグラフ、第4図は該板端測定
装置の概略構成を示すブロック図、第5図は該板端測定
装置の測定長のバラツキを表すグラフである。
第1図、第2図及び第4図に示すように、本発明の一
実施例に係る板端測定装置10は、測定対象物である鋼板
11の端部上方に配置されたレーザー距離計12と、該レー
ザー距離計12に付設されたスキャニング機構13と、前記
レーザー距離計12からの距離信号及び前記角度検出セン
サーの角度信号を入力とする信号処理手段14とを有して
構成されている。
前記レーザー距離計12は第2図に示すようにレーザー
発振源15と、該レーザー発振源15からのレーザー光を測
定対象物である鋼板11に集束させる集光レンズ16と、該
鋼板11からの反射レーザー光を受けて基準軸m方向に反
射するミラー17と、ミラー17からの反射レーザー光を集
束させる受光レンズ18と、集束されたレーザー光を検出
する受光素子の一例である一次元CCD19と、該一次元CCD
19と受光レンズ18との間に配置された干渉フィルター20
とを有し、レーザー発振源15からのレーザー光を集光レ
ンズ16を介して鋼板11に照射し、この反射光の一部をミ
ラー17が受けて基準軸m方向に反射し、受光レンズ18が
受光して一次元CCD19の上に結像させ、基準軸mから鋼
板11までの距離を測定するようにしている。
このレーザー距離計12にはサーボモーターからなるス
キャニング機構13が取付けられ、この実施例においては
基準軸mを中心として第1図に示すようにφ=53度スキ
ャニングするようになっている。なお、該レーザー距離
計12の直下には校正基準点となる受光センサー22が配置
されている。
第4図に示すように、前記レーザー距離計12の距離信
号及び受光センサー22の信号は信号処理手段14に伝達さ
れ、更には該信号処理手段14には前記スキャニング機構
13を駆動するサーボモーターを制御するサーボコントロ
ーラーが配置されて、レーザー距離計12の測定値及びそ
の測定位置を内部のマイクロコンピュータに伝達するよ
うにしている。
なお、前記鋼板11はテーブルロール26の上に配置され
て横方向に移動可能となっていると共に、レーザー距離
計12から一定の距離(L)をおいてシャーリング装置24
が設けられ、該鋼板11を切断できるようになっている。
続いて、該板端測定装置10の動作について説明する
と、まず前記サーボコントローラーを動作させてスキャ
ニング機構13を作動させ、レーザー距離計12を基準軸m
を中心にして鋼板進行方向にスキャニングさせる。
これによって第1図に示すようにテーブルロール26の
上に鋼板11が載置されていると、基準軸mから鋼板11の
表面までの距離が連続的に測定できる。
一方、スキャニング角度θは、受光センサー22の信号
を基準としてサーボモーターの回転角によって検出する
ことができる。この回転角の測定方法は該サーボモータ
ーにロータリエンコーダーを取付けて測定することも可
能であり、パルスモーターを使用して入力パルスをカウ
ントすることによっても可能である。
この様子を第3図に示すと、鋼板11の点aからbまで
を測定する場合には、測定距離lとスキャン位置との関
係は第3図(B)に示すようにa−bとなり、板端bか
らcの位置を測定する場合にはb−cに示すようにな
る。そこで、スキャニング角度の変化分Δθに対する測
定距離の変化分Δlを表示すると、第3図(C)に示す
通りとなり、bの部分が急速に変化するので、この時の
スキャニング角θと基準軸mから板端bまでの距離lを
測定すれば、シャーリングされる鋼板11の長さyは、 y=L−l sinθとなるので、前記信号処理手段14内
に配置されたマイクロコンピュータによって処理できる
ことになる。
なお、ここで、鋼板11が受光センサー22の上を通過す
る場合には、受光センサー22からの基準信号が得られな
いことになるので、レーザー距離計12の直下の部分では
なく端の部分に受光センサー25を配置することも可能で
ある。
また、この実施例においては受光センサー22あるいは
25によって基準位置を測定したが、例えば、基準位置に
丁度角度を有する板あるいは突起等を配置し、この位置
をレーザー距離計によって検出し、その時の検出角度を
基準角度とするように全体を構成することも可能であ
り、更には、該受光センサー22あるいは25を使用せず、
サーボモーターに付設されているロータリエンコーダー
の出力によって基準点を決めることも可能である。
第5図に該板端測定装置10を使用して測定した実施例
を示すが、図に示すように10〜15mの切断長に対して切
断誤差は2mm以内であることが分かる。
なお、前記実施例においては、片側にシャーリング装
置を用いた例について説明したが、一定の距離位置に二
台の前記板端測定装置10を配置し、板の両端を検出して
板の全長を測定する装置に応用することもできる。
更にはスキャニング機構の回動中心は必ずしも基準軸
である必要はなく、補正を行うことによって基準軸に平
行な軸を中心に回動(スキャニング)することもでき
る。
〔発明の効果〕
本発明に係る板端測定装置は以上の説明からも明らか
なように、レーザー距離計を板長さ方向にスキャニング
させることによって、そのスキャンニング角と、レーザ
ー距離計の測定値から板端を正確に測定し、これによっ
て板の端部を検出しているので、極めて正確に板の端部
の位置を測定することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る板端測定装置の概略構
成を示す側面図、第2図は該板端測定装置を構成するレ
ーザー距離計の概略断面図、第3図は該板端測定装置の
測定方法の動作説明図であって、同図(A)は鋼板の端
部側面図、同図(B)及び(C)は動作状態を示すグラ
フであり、第4図は該板端測定装置の概略構成を示すブ
ロック図、第5図は該板端測定装置の測定長のバラツキ
を表すグラフである。 〔符号の説明〕 10……板端測定装置、11……鋼板、12……レーザー距離
計、13……スキャニング機構、14……信号処理手段、15
……レーザー発振器、16……集光レンズ、17……ミラ
ー、18……受光レンズ、19……一次元CCD、20……干渉
フィルター、22、25……受光センサー、23……テーブル
ロール、24……シャーリング装置、25……受光センサ
ー、26……テーブルロール

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板の端部の位置を測定するための装置であ
    って、測定部の近傍に配置され基準軸から該測定部まで
    の距離を測定するレーザー距離計と、該レーザー距離計
    を前記基準軸または基準軸に平行な軸を中心にして測定
    長さ方向にスキャニングするスキャニング機構と、前記
    レーザー距離計からの距離信号及び該レーザー距離計の
    スキャニング角との関係から前記板の端部近傍を検出し
    て、該板の端部を測定する信号処理手段とを有してなる
    ことを特徴とする板端測定装置。
JP1303558A 1989-11-22 1989-11-22 板端測定装置 Expired - Lifetime JP2631322B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1303558A JP2631322B2 (ja) 1989-11-22 1989-11-22 板端測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1303558A JP2631322B2 (ja) 1989-11-22 1989-11-22 板端測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03163302A JPH03163302A (ja) 1991-07-15
JP2631322B2 true JP2631322B2 (ja) 1997-07-16

Family

ID=17922463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1303558A Expired - Lifetime JP2631322B2 (ja) 1989-11-22 1989-11-22 板端測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2631322B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6166904A (ja) * 1984-09-10 1986-04-05 Sumitomo Metal Ind Ltd 非接触エツジ位置検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03163302A (ja) 1991-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6040903A (en) Electro-optical measuring device for determining the relative position of two bodies, or of two surface areas of bodies, in relation to each other
US4136949A (en) Method for optically measuring a distance
EP2110078A1 (en) An optical device for measuring the height of a person
JP2631322B2 (ja) 板端測定装置
JP2526546B2 (ja) 位置合わせ装置
KR0131526B1 (ko) 광학식 측정장치 및 그 측정방법
JP2799492B2 (ja) 位置または長さの測定装置
JPH06297175A (ja) レーザ加工装置用ギャップセンサ
JPH06258040A (ja) レーザー変位計
JPH05215528A (ja) 三次元形状測定装置
JPH0474913A (ja) 表面形状測定センサ
JPH07286845A (ja) 三次元形状測定方法及びその装置
JPS62804A (ja) 表面形状測定方法および装置
JPH09113234A (ja) 2次元形状計測センサー
JPS6313447Y2 (ja)
JPS61189405A (ja) 非接触形状測定装置
JPH0419455Y2 (ja)
JPH08122312A (ja) アレイ型探傷器におけるアレイ探触子及びこの入射角制御装置
JPH07318454A (ja) レーザ光走査精度の測定方法及び測定装置
JPH0552707U (ja) 光学式寸法測定装置
JPS61234306A (ja) 光学式測定装置
JPS5832103A (ja) 非接触測定装置
JPH02251706A (ja) マーキング線検出方法
JPS62269007A (ja) 光学式変位測定装置
JPS6044817A (ja) 光学距離計