JP2630032B2 - ボディサイドウエザストリップ - Google Patents

ボディサイドウエザストリップ

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JP2630032B2 JP2176389A JP17638990A JP2630032B2 JP 2630032 B2 JP2630032 B2 JP 2630032B2 JP 2176389 A JP2176389 A JP 2176389A JP 17638990 A JP17638990 A JP 17638990A JP 2630032 B2 JP2630032 B2 JP 2630032B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ボディサイド ウエザストリップに関す
る。
(従来の技術) 例えば、サッシュレス型自動車のドアは、その上半部
を構成するドアガラスを、車体側部の開口部周縁に装着
されたボディサイド ウエザストリップに押付けること
により、車体側部の開口部、殊にその周縁を閉塞するよ
うに構成されている。
この例を、第4図ないし第7図を参照して説明する
(例えば、特開平1−247213号公報参照)。
まず、第4図ないし第6図に示すものは、車体1のリ
ヤピラー2を、アウタパネル3とインナパネル4により
閉断面構造として構成し、該両パネル3、4の接合フラ
ンジ部5にウエルト6を嵌着し、リヤピラー2のアウタ
パネル3の前側面(第5、6図)に、シール材7を介し
てリテーナ8を装飾用モール10と共に取付け、前記リテ
ーナ8にボディサイド ウエザストリップ9を嵌着した
もので、このボディサイド ウエザストリップ9の中空
シール部12の外側壁部に、ドアガラス15の端縁部15aを
押付けることにより、車体1側部の開口部周縁の水密性
を確保するものである。
なお、13、14はウエザストリップ9の中空シール部12
の分割された中空部で、該中空部13、14は中空シール部
12に充分な可撓性を確保するため、両図に示すように同
部に当接される当該ドアガラス15の後端面に略々直交す
る方向(同図では左右方向)の仕切壁により、離間する
よう構成されている。
また、第7図に示すものは、車体1側部のリヤピラー
2を、アウタパネル3とインナパネル4とにより閉断面
構造として構成し、該両パネル3、4の接合フランジ部
5にウエルト6を嵌着し、リヤピラー2のアウタパネル
3の前側面に、リテーナ8を装飾用モール10と共にシー
ル材7を介して取付け、前記リテーナ8にボディサイド
ウエザストリップ9を嵌着したもので、このボディサ
イド ウエザストリップ9の中空シール部12の外側壁部
に、ドアガラス15の端縁部15aを押付けることにより、
車体1側部の開口部周縁の水密性を確保する(この点で
は前記第5、6図に示した従来例と略々同様)外、ドア
ガラス15の端縁部15aにプロテクタ18を設けと共に、こ
のドアガラス15を移動させてその端縁部15aをウエザス
トリップ9に当接させた際、前記プロテクタ18の先端部
18aと中空シール部12の外側壁との密接部の間に水路19
を形成させるようにしたもので、このウエザストリップ
9の外側部に放水される洗滌水等の強圧水Wがプロテク
タ18に当接して分散され、ドアガラス15の端縁部15aと
ウエザストリップ9の外側壁との当接縁部に直接放水さ
れるのが防止され、また、仮に、このプロテクタ18の端
部(第7図では右側縁部)の内側(車室側、同図では上
側)と、ウエザストリップ9の外側(同図では下側)壁
との当接部間に強圧水Wが侵入しても、同部に構成され
る前記水路19の下方に排出され、ドアガラス15の端縁部
15aとウエザストリップ9の中空シール部12の外側壁と
の密接点には到達せず、洗浄水等の強圧水Wの車室内へ
の侵入阻止を計ったものである。
(発明が解決しようとする課題) さらに、図示しないが特開昭62−34812号公報には、
車体側部の開口部周縁に、ドアガラスの端縁部に押圧さ
れる細長い弾性変形可能な雨よけシールの本体部材を設
けると共に、該本体部材の中空シール部のフレームと係
合する平らな脚部の端部から逆S字状に突出し、上昇す
る窓ガラスの端縁に当接する一方、ドアの閉塞時に上昇
した窓ガラスの端部内側が当接する脚部を有し、かつ、
該逆S字状脚部の内側に、V字形の保持部材の第1のフ
ラットフレームが前記脚部に埋設され、中空領域内に位
置する第2のフラットフレームの傾斜する端部を配した
もので、閉塞状態のドアの窓ガラスを上昇させた際、逆
S字状脚部の端部が上方へ圧接される一方、窓ガラスを
上昇させた状態のドアの閉塞時における同窓ガラスの上
縁部内側により、前記逆S字状脚部の中央部が中空領域
側へ圧接される際、同逆S字状脚部の中央部がその内側
に位置する前記V字状保持部材の第2フラットフレーム
端部の傾斜部との当接により同部の過度の湾曲(変形)
を阻止して、その気密性を確保するようにした中空の雨
よけシールについて記載されている。
しかしながら、前記第4図ないし第6図に示す従来例
にあっては、車体1のリヤピラー2が、アウタパネル3
とインナパネル4とにより、閉断面構造として構成さ
れ、両者の接合フランジ部5にウエルト6が嵌着され、
リヤピラー2のアウタパネル3前側面に、リテーナ8を
装飾用モール10と共にシール材7を介して取付け、前記
リテーナ8にウエザストリップ9を嵌着し、このウエザ
ストリップ9の中空シール部12に対して押圧されるウイ
ンドウガラス15の端縁部15aとの水密性を確保する構造
になっており、中空シール部12にドアガラス15の端縁部
15aの内側が面接触するため、ドアガラス15の端縁部15a
のみが、ウエザストリップ12に線状に接触する構造とな
っていた従来例(図示省略)に比較すれば、その水密性
がかなり有利になる。
ところが、このものにあっては、例えば、洗車時等に
ドアガラス15の端縁部15aとウエザストリップ9の中空
部12の外側壁との当接部に、洗車水等の所定圧以上の高
圧水Wが放水されると、その放水圧によりウエザストリ
ップ9の中空シール部12が第6図のように大きく変形
し、同中空シール部12の外側壁とドアガラス15の端縁部
15aの内側(第6図では上側)との間に、隙間16が発生
し、この隙間16から高圧水Wが漏れて、車室側へ流入す
る恐れがあった。
また、第7図に示すものにあっては、洗浄水等の高圧
水Wが当該ウエザストリップ9の外側壁部に放水された
際、ドアガラス15の端縁部15aに設けられたプロテクタ1
8により、ドアガラス15の端縁部15aとウエザストリップ
9の外側壁との当接縁部に高圧水が直接放水されること
がなく、また、仮に、このプロテクタ18の端縁部(第7
図ではその右側縁部)とウエザストリップ9の中空シー
ル部12の外側壁との当接部の間から高圧水が侵入して
も、ウエザストリップ9の外側壁とプロテクタ18との間
に形成される水路19の下方に排出され、ドアガラス15の
端縁部15aとウエザストリップ9の外側壁との密接点に
は達せず、したがって、車室側への高圧水Wの侵入を阻
止できる。
しかしながら、このものにあっては、ドアガラス15の
端縁部15aにプロテクタ18という別部材を設ける必要が
ある外、ドアガラス15をウエザストリップ9の中空シー
ル部12に圧接させた際、同プロテクタ18とウエザストリ
ップ9の中空シール部12の外側壁との間に形成される通
路19を確保するため、両者の取付位置精度を向上させる
必要があり、その製作工数が増し、コスト高を招く等の
課題があった。
さらに、前記特開昭62−34812号公報記載の雨よけシ
ールによれば、V字形保持部材を埋設しない従来例に比
べて高い気密性を期待できるものの、このものにあって
は中空雨よけシールの平らな脚部内に第1のフラットフ
レームを埋設したV字形保持部材の第2のフラットフレ
ームとその端部の傾斜辺とが、中空領域内に配設される
ものであったため、この雨よけシールの中空領域をかな
り大きく構成する必要性があるばかりでなく、V字状形
保持材の回動中心部である接合部は、ウェザーストリッ
プの平面状の脚部に設けられており、支持剛性が低く、
窓ガラスにウエザストリップを十分強く密接することが
できないという問題点があった。
この発明は、前記のような従来例における課題に着目
してなされたもので、車体側部の開口部周縁に、ドアガ
ラスの端縁部に押圧されるウエザストリップを設けると
共に、該ウエザストリップの中空シール部の外側壁部の
ドアガラスの端縁部の当接部位に、逆V字状心金を前記
ドアガラスの端縁部が受容される方向をなすように埋設
することにより、ウエザストリップの中空シール部の外
側壁とドアガラス端縁部内側とを、前記外側壁に埋設し
た逆V字状心金により強密接させる外、車体側部の開口
部周縁のウエザストリップまわりに放水される洗浄水等
の高圧水の水圧を、当該ウエザストリップとドアガラス
との水密性確保に積極的に利用可能にし、前記のような
課題を解決できるボディサイド ウェストリップを提供
しようとするものである。
(課題を解決するための手段) この発明は、前記のような従来例の課題を解決するた
め、車体側部の開口部周縁に、ドアガラスの端縁部によ
り押圧される中空シール部を有するウエザストリップを
設け、該ウエザストリップの中空シール部の中空部が前
記ドアガラス方向に形成され、かつ、該中空部の前記ド
アガラスの端縁側が、当該ドアガラス面の外側面を越え
て延びるように構成されると共に、その外側壁を押圧す
るドアガラス面とほぼ直交する仕切壁により分割され、
前記中空シール部の外側壁の前記ドアガラス端縁部の側
面及び端面の当接領域に、中央突部を有する逆V字状心
金を、前記ドアガラスの端縁部が受容される方向に埋設
し、前記逆V字状心金の中央突部を前記仕切壁部に位置
するように配置したものである。
(作用) この発明は、前記ような構成を有するから、このドア
ガラスを通常の操作要領でボデイサイド ウエザストリ
ップに密接させると、ドアガラスの端縁部内側が、ウエ
ザストリップの中空シール部の外側壁に当接すると共
に、該外側壁に埋設された逆V字状心金の一片が押圧さ
れて、同逆V字状心金がその中央突部まわりに回動し、
その逆V字状心金の埋設された外側壁部の弾性復元力に
より同外側壁部がドアガラスの端縁部内側との弾接状態
が確保され、また、この逆V字状心金の埋設された外壁
部が、同逆V字状心金の中央突部まわりを2分された前
記中空シール部の仕切壁部に連設されて強固に支承さ
れ、このような状態のウエザストリップの中空シール部
の外側壁部に、雨水、洗浄水等の高圧水が放水される
と、その放水圧により前記中空シール部の外側壁に埋設
された逆V字状心金の他側片部が、その中央突部まわり
に前記回動方向とは逆方向に回動し、該逆V字状心金の
一片部をドアガラスの端縁部内側面に一層強く圧接し、
同部の水密性を向上させる。
(実施例) 以下、この発明に係るボディサイド ウエザストリッ
プの一実施例を、第1図ないし第3図を参照して説明す
る。なお、第4図ないし7図に示した従来例と共通する
部分には、同一名称及び同一符号を用いる。
第1図ないし第3図において、2は自動車の車体(第
4図の符号「1」参照)のリヤピラーで、このリヤピラ
ー2はアウタパネル3とインナパネル4により、閉断面
構造として構成され、両者の接合フランジ部5にウエル
ト6が嵌着され、リヤピラー2のアウタパネル3の前側
面に、リテーナ8が装飾用モール10と共にシール材7を
介して取付けられ、前記リテーナ8にはウエザストリッ
プ21が嵌着される。15はドアガラス、15aはその端縁部
である。
22はウエザストリップ21の中空シール部、23、24は中
空シール部22の左右(第1、2図)の中空部で、これら
の左右中間部23、24は前記ドアガラス15と略々直交する
仕切壁25により、両該中空部23、24がドアガラス15の面
方向に直列状をなすように配設される。26は略々逆V字
状をなす心金で、該逆V字状心金26はその中央突部26a
が左右の中空部23、24の仕切壁25に位置するように、中
空シール部22の外側壁のドアガラス15の端縁部15aの当
接部位に埋設され、同逆V字状心金26はこの状態におい
て前記ドアガラス15の端縁部15aが受容される方向をな
している。
次に、この実施例の作用を説明する。
まず、自動車の車体1のドアを閉めると、そのドアガ
ラス15が第1図の一点鎖線位置となり、その端縁部15a
の内側(第1、2図では上側)により、ボディサイド
ウエザストリップ21の中空シール部22の外側壁部が上方
へ押圧力Faで押圧される(第3図参照、ただし、同図で
は、逆V字状心金26への押圧力、又はその中空シール部
22の外側壁の弾性による復元力の作用方向を示し、その
作用点については、逆V字状心金26の中央突部26aの左
右何れかであることのみを略示する)。
この押圧により、その外側壁が、同外側壁部に埋設さ
れた逆V字状心金26と共に、その中央突部26aまわりの
時計方向に回動し、同逆V字状心金26が、第3図の1点
鎖線位置26Aから実線位置26、すなわち、その一片(第
1図では左側片)26bが、ドアガラス15面と略々平行す
る第2図の状態になり、ウエザストリップ21の中空シー
ル部22が、同図のように大きく変形して、ドアガラス15
の内側面に圧接する。
なお、中空シール部22のこの変形により、その外側壁
部には、同外側壁部に埋設された前記逆V字状心金26の
中央突部26aまわりの反時計方向(第3図)の復元力Fb
が発生し、しかも、この逆V字状心金26は前記中空シー
ル部22の外側壁の広域に旦って埋設されていので、同外
側壁の略々全域の変形に基づく復元力Fbが、ドアガラス
15の端縁部15a内側(同図では上側)に作用し、同当接
部の高い水密性が確保される。
次に、第2図のようにドアガラス15をウエザストリッ
プ21の中空シール部22に密接させた状態において、この
ウエザストリップ21部に洗浄水等の高圧水Wを放水する
と、このウエザストリップ21の右中空部24の外側壁(第
2図ではその下側壁)に、同高圧水WによるFcが作用
し、第3図の実線位置にある逆V字状心金26が、その中
央突部26aまわりの反時計方向に回動して同図の2点鎖
位置26Bとなる。
この際、ドアガラス15は定位置に静止するので、高圧
水Wの放水圧による力Fcを受けて、ウエサストリップ21
の中空シール部22の右中空部24の外側壁が変形し、この
変形、すなわち、炊圧水Wによる同外側壁部の変形によ
り、同外側壁に埋設された逆V状心金2がその頂部26a
まわりの反時計方向への回動し、この回動に基づく押圧
力Fdとして、ドアガラス15の端縁部15a内側を積極的に
押圧し、同部の水密性が一層向上する。
なお、中空シール部22の左右の中空部23、24の外側
(第1、2図では下側)壁に埋設した逆V字状心金26
の、両側片26bと26cとの交又角(頂角)は、図のように
通常のV字(逆向き)の頂角と略々同様に構成する外、
通常のV字(逆向き)の頂角より鈍角に形成してもよ
く、また、その一片26bと他片26cとを略々等長に形成す
る外、その一方を他方より多少長目に形成しても差支え
なく、何れの場合にも前記実施例と略々同様なシール作
用をする。
(発明の効果) この発明は、前記のような構成を有し作用をするか
ら、次のような効果が得られる。
(1) ウエザストリップの中空シール部の外側壁に逆
V字状心金を、そのドアガラスと略々同方向となるよう
に埋設したから、このウエザストリップの中空シール部
にドアガラスの端縁部を当接させることにより、当該ウ
エザストリップの中空シール部の外側壁の略々全域が、
前記逆V字状心金の中央突部まわりに回動するように変
形してドアガラスの端縁部内側に当接し、したがって、
中空シール部の外側壁全域の弾性変形に基づく反力によ
り、逆V字状心金の一側片の埋設された前記外側壁部
が、ドアガラスの端縁部内側に当接し、同部の高い水密
性が確保される。
(2) ボディサイド ウエザストリップの中空シール
部の外側壁に逆V字状心金を埋設するという簡易な構造
変更により、例えば、ドアガラスの端縁部にプロテクタ
のような水密性確保用の補助部品を設けることなく、高
い水密性を確保できるから、部品点数及び製作工数増、
製造コスト高等を招くことなく、高水密性のボディサイ
ド ウエザストリップを提供できる。
(3) ウエザストリップの中空シール部の外側壁部に
逆V字状の心金を埋設したから、ドアガラス等を閉めた
状態で、洗浄水等の高圧水を放水した際、その放水圧が
逆V字状心金を介してウエザストリップの中空シール部
の広領域に伝達され、外側壁の極所的変形を抑制できる
外、高圧水等の放水により変形したウエザストリップの
弾性復元力が、その外壁部に埋設された逆V字状心金を
介してドアガラスの端縁部内側に伝達され、同部の面圧
が上昇して水密性が向上する。
(4) ドアガラスの端縁部をウエザストリップの中空
シール部へ当接させた際、その中空シール部の外側壁
が、同外側壁部に埋設された逆V字状心金と共に、その
中央突部まわりに回動し、ドアガラスの端縁部内側との
当接面圧が上昇するから、このウエザストリップの中空
シール部の外側壁とドアガラスの端縁部内側との当接位
置が多少ずれた場合にも、その水密性が確保され、しか
も、その構造が簡易であるから、その組立作業性も向上
する。
(5) ウエザストリップの中空シール部を、その外側
壁を押圧するドアガラス面と略々直交する仕切壁により
左右に分割される2個の中空室として構成すると共に、
前記逆V字状心金の中央突部が前記仕切壁部に位置する
ように同逆V字状心金を埋設すれば、ドアガラスの端縁
部を当接させた際、左右の中空部が略々均一に変形し、
その水密性が一層向上する。
(6) 逆V字状心金の中央突部を前記支切壁部に位置
するように配置した構成を有するから、逆V字状心金の
回動中心である中央突部周辺が同仕切壁部により強固に
支持でき、ウエザストリップをドアガラスに強く密接で
きるため、水密性が向上すると共に、ウエザストリップ
を小さく構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るボディサイド ウエザストリッ
プの一実施例の要部縦断説明図、第2図はそのウエザス
トリップにドアガラスを押圧させた状態における要部縦
断説明図、第3図はその逆V字状心金埋設部の作用説明
図、第4図は自動車車体の側面説明図、第5図及び第6
図は従来のボディサイド ウエザストリップを、そのウ
エザストリップにドアガラスを押圧させる前後の状態に
おける要部縦断説明図、第7図はドアガラスの端縁部に
プロテクタを設けた、他の従来例の要部縦断説明図であ
る。 15……ドアガラス、15a……端縁部、 21……ウエザストリップ、 22……中空シール部、 22a……中空シール部の外側壁、 23……左中空部、24……右中空部、 25……仕切壁、26……逆V字状心金、 26a……中央突部、26b……左側片、 26c……右側片。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側部の開口部周縁に、ドアガラスの端
    縁部により押圧される中空シール部を有するウエザスト
    リップを設け、該ウエザストリップの中空シール部の中
    空部が前記ドアガラス方向に形成され、かつ、該中空部
    の前記ドアガラスの端縁側が、当該ドアガラス面の外側
    面を越えて延びるように構成されると共に、その外側壁
    を押圧するドアガラス面とほぼ直交する仕切壁により分
    割され、前記中空シール部の外側壁の前記ドアガラス端
    縁部の側面及び端面の当接領域に、中央突部を有する逆
    V字状心金を、前記ドアガラスの端縁部が受容される方
    向に埋設し、前記逆V字状心金の中央突部を前記仕切壁
    部に位置するように配置したことを特徴とするボディサ
    イド ウエザストリップ。
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